休暇
もむー。
午後から調子が良くなってきましたので、
自転車に乗ってビックカメラまで。
カメラのカタログをもらってきて、うん、また写真を撮る気が沸いて来ました。
途中、綺麗なおねいさんが紺色のルノールーテシアに乗っていたのを見て、
ルーテシアが欲しい・・・、と思ってしまった。
さて、ネタがないので、復刻版小説第2弾やります。1年半も前のだから誰も覚えてないだろうしね~。
連載探偵推理小説
「金田一事件簿2」その1
金田一があの村の便所で死んだ15年前、
時は明治から大正に移る頃の話である。
処は東京、赤坂の鹿鳴館倶楽部では、夜毎、貴族の子弟たちが
華やかな舞踏会を繰り広げていた。
その夜、鹿鳴館倶楽部の便所で、綾小路伯爵の長男、君麻呂が
死んだ。頭から黒いパンストを被った姿で。
騒然とする中、警察が検視に訪れた。
「御不浄警部、これは病死ではないですよね?」
「うーむ、そうだな、事故死、か?
誰か、被害者の知り合いはいないのかね?」
「私は有栖川男爵の長男、公輝です。綾小路君とは
学習院の同級です。普段から彼と遊んでいますが、
この倶楽部のマドンナ、西園寺桜子さんをめぐって、二人で
奪い合いをしていたんです。で何時かは殺してやろうと恨んでいたのですが・・・。」
「む、有栖川君、お気の毒だが、これは事故死だな・・。」
「ちょーっと待ったー。これは事故死ではないぞ。
殺人事件だ。」
「ん?君はいったい誰かね?」
「警部、私は金田一(かねだはじめ)、探偵の見習いです。
まずこのパンストを頭から被った姿、
いかにも不自然。死因は窒息死、誰かから
背後より被せられ、殺されたんだ。」
それを聞いた有栖川は言った。
「はっはは、金田一さんとやら、貴方はパンストを甘く見て
いるようですね。綾小路君はパンストフェチだったのですよ。
私は偶然西園寺さんのパンストを手に入れたので、
綾小路君にあげたんです。それを便所で被って楽しんで
いるうちに窒息して死んだのです。」
「むう、そんなにパンストがいいものなのか・・。」
「ははは、金田一さんもまだお若い。ほら、あそこで
踊っているのが西園寺さんですよ。あのパンストに包まれた
脚をよく見てください。いいですか?じーっとね。」
「な、なんだと・・・。」
有栖川に促され金田一はその脚を見つめた。
つづく・・。
では、また。
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