シマノバイカーズ参戦記・その3・激走編
さて、いよいよレースはスタートしました!4時間の間、2~5人組みのチームが、ライダーを交代しつつ4時間後の周回数を競うクロスカントリーレースです。足首に計測センサーを巻き、一番ライダーのS山さんがスタートです。かなり気合が入っております。
今回撮影したのはスタート地点から反対側、テントエリアの上部ゲレンデを横切るコースです。
一眼レフデジタルのキャノンEOSD60に80~200ミリ望遠レンズを装着して撮影しました。
S山さんが一周15分ほど掛かり、2周を30分で走りました。
S山さんのMTBは、ブリヂストンの銘車アンカーネオコットクロモリMTBです。XTRとXTのコンポに、クロスマックスSLホイール、サスはロックショックスSIDレース、と軽量パーツてんこ盛りで、重いクロモリフレームにもかかわらず11キロ前半で組まれたマシンです。
タイヤはユッチンソンのパイソンチューブレス。このマッドコンディションでは苦戦しそうですが、ぬかった場所は渋滞していたので、画像のドライ路面で速かったようです。
坂で心拍が上がっても渋滞で休めるので楽だったとの事・・・。差が開いてもそこで追いつけるから無理しなくてもよかったそうです・・・。序盤からビッグイベントならではのレース展開です。渋滞中、担いで路肩を抜いていった選手がいて、大ひんしゅくをかったようです。イベントレースでそこまでしなくてもねえ・・。
2番手ライダーのM氏です。カメラを構える我々ギャラリーの前で「もうサイクリングだよこれは・・・・!ゆっくりやるよ」と笑顔でコメントを発し、楽しんでいる模様です。見ているみんなも苦笑。
M氏のMTBはルイガノXC/BART・PROです。ハードテールでも楽しそうですね。
おお!前輪をジャンプさせ、余裕の激走です!
MTBはジャイアントのアンセム2です。超軽量なフルサスXCバイクです。
このあとカメラを意識して路肩に近寄りすぎ、下りでギャラリーに突っ込みそうになり、爆笑ものでウケていました。
さて、わたしですね・・・。
もうなんかびびって、ますね。この前にちょっと怖い目にあっていたもので・・。けどコケなかったよ、ちょっとだけしか。
MTBはトレックのフューエル80。ストローク量の少ないフルサスのXCバイクですが、そのぶんロスも少ないのです。ややリヤサスのエアを抜いて、柔らかくしました。タイヤはドライ用のミシュラン・コンプSライトなので、ギリギリエア圧を下げましたがマッドコンディションではズルズル滑ってどうにもなりませんでした。ま、いいっか。
このグレードはXCよりも山遊びに少し向いているので、前サスも100mmトラベルで、ハンドルも幅広いライザーバーで、他の3人とはポジションがかなり違いますね。
さて、2回目の走りになり、私は辞退しまして、もう、まあ、このへんで、ということになりまして、最終走者のS田さんがスパートを掛けます!
この日の宿が、6時からの夕食厳守で、蓼科高原の一番上にあるため、そろそろ帰らないとご飯が食べられなくなってしまいます!レースとご飯ならやっぱご飯でしょう!生ビールが待っている!これ以上走ってもやってることは後は同じです。混む前に撤収するため、3時にレースを途中で上がり、勝手にゴール!
てきぱきとテントを撤収します。まだレースが続いているなか、荷物を担いで会場を降ります。
わがままおやぢは飽きるのも早いです・・・。
レース結果はここに出ています。http://c114hi5o.securesites.net/result/06bikers/result023-1.html
おお!MAKE-GUMIは凄いぞ。ビリから3番目です・・。しかし、走った時間と平均速度に注目です。ははは、4人組み唯一のリタイヤです。完走していればそこそこだったのにねえ。おやぢは我慢が嫌いですから。
もうルイガノはこんな状態。泥と草が混ざった奴が固まってびっしりです。
車の洗車場にあるのと同じ高圧洗車機で一気に洗います。100円で3分間洗えます。丁度DH競技が終わっていたので少し並びましたが、エンデューロが終わればこんな並びじゃすまないでしょう。この泥だらけのMTBを車に積むわけにも行きませんし。
私のフューエルも酷い感じ。もうリヤサスのリンクの間にびっしりと泥が詰まっています。
タイヤは溝が埋まってスリック状態です。これを高圧洗浄で弾き飛ばします。BBとかハブに入らないように・・・って無理ですねこの水圧じゃあ。まあしょうがないでしょう。こうしなきゃ汚れ落ちないし。MTBの寿命ってロードより永くないなあ。走る場所も過酷だし。
と、いう訳で、全ての作業が終了すると、レースは終わったようですね。各メーカーの販売ブースを見て、私はルイガノブースで、ウェルゴのデカペダルを1000円で買いました。やはり怖いコースはビンディングペダルじゃ走れないから・・。
プロの選手の走りもバッチリ見たし、楽しいイベントでした~。渋滞も無く会場を後にしました。
とても涼しい蓼科高原の、横岳ロープウェイ駅の横をさらに奥に入った場所の宿に到着。大宴会の始まりです~。
では、また。
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