信州白樺高原MTBツーリング・箕輪平自然散策路
7月23日、シマノバイカーズの翌日、イベント会場から離れて白樺高原をレースで使ったMTBでツーリングしたレポートをお届けします。随分前の話で恐縮ですが、画像を飛ばしてしまって、メンバーからお借りしてアップしております。
さて、自転車カテゴリーの7月の記事をご覧いただきますとわかるのですが、XC4時間チームエンデューロを途中でやめて宿に向かった我がチーム負け組みです。レースのゴールよりも宿の夕食の方が大切なおやぢどもです。今回もメンバーのS山さんの会社P社の蓼科高原保養所にお世話になりました。といってもさすがは大企業、高原のリゾートホテルの趣です。
鮎の塩焼きやら、すき焼き鍋やら、もうビールが進む!さらには地ワインも堪能して、う~んレースを途中でやめて来ただけのことはありますね。
呑んだ呑みました。
その夜は、久しぶりでチーム全員で盛り上がりました。
さすがはP社、カラオケシステムは自社製品で完備です。
もともとバンドメンバーから立ち上げた自転車チームです。ピアノの生演奏からカラオケまで、エンドレスに盛り上がりました!
もう、懐メロヒットパレードです!
70~80年代ばかり・・。
ユーミンから、佐野元春、矢野顕子。
BOOMが一番新しい曲です。
ああもう覚えてないや・・。
実はこんなに広いリゾートホテル並みの保養所、今回宿泊者は私たちのチームのみです。もう貸し切りですからやりたい放題です!流石は大企業、余裕あります。
温泉から運んできたお湯の大浴場も堪能して、ほんといい夜でした・・。
乱痴気騒ぎから一夜明けて我に返りました・・。
窓の外には爽やかな高原の朝日が差し込んでいます。
それなのに部屋の中で、ブルーシートを畳んでおります・・。
朝食はパンやジュースはバイキングで食べ放題。お客さんは我々しかいないのに、こんなに並べて、係りの人も付いて、なんともゴージャスな気分を味わえました。これで経営やっていけるんだから、日本の企業はまだまだたいしたものですね!
さて、いよいよMTBツーリングに出発です。
車で白樺高原の女神湖まで移動し、湖畔の駐車場に車を置いて自転車を下ろしました。
そこから、白樺高原国際スキー場方面に舗装路を走ります。上り基調の道です。
今回のコースは、ヤフー地図上の女神湖から辿って小松川寮前付近から、ビーナスライン白樺湖方面線の箕輪平方面に抜ける自然散策路を走ります。距離は短いですが、森の中を抜ける自然たっぷりのコースです。ここが入り口で駐車場があります。
途中、諏訪大社の有名な御柱祭(大木に乗って崖を滑り落ちてけが人が良く出るお祭り・・)で使用する御柱の巨木を切り出した跡地があるのです。
トレッキングコースとして整備されております。
http://www.shirakabakogen.jp/trekking.htm
こちらに地図がありますね。これと同じ地図が上の画像の看板に書いてありました。「箕輪平・堰・清流・巨木への道」です。このHPの写真は我々のコースと逆に辿っています。しかし我々の辿ったこちらからだと、ずっとトレールは下りになりますので面白いのですよ。
上の画像の入り口からは、木道がありますので、押していきましょう。あくまでもトレッキングコースですので、ハイカーさんには十分気をつけます。我々は誰にも会いませんでしたが。
木道を抜けると、堰に出ます。
塩沢堰という、江戸時代に作られた遺構です。現在も、とうとうと水を運んでおります。昔の一大土木工事だったのでしょう。この堰沿いに遊歩道があり走りやすくなっています。森の中のなんとも涼しいコースです。途中、岩盤に作られた祠がありました。説明の看板があって、歴史散策のコースとしても楽しめます。
堰が森の中に消えて、いよいよ道は本格的な林間コースとなります。
道案内の看板があってとても親切。楽しい下りのコースになります。
御柱の巨木の森です。
森の中は薄暗いのですが、見上げるような木が沢山あります。
なんとも山の中を走っている感じが味わえます。
こんな切り株があちらこちらにあり、いつのお祭りで切り出したものか看板がつけられています。
神聖な感じに包まれた森です。
そんな巨木を一体、この深い森からどうやって運び出したのでしょうか?!謎です・・。
この御柱を諏訪大社まで運ぶのも神聖な儀式なのです。
御柱の森は、木を切ってあるせいか、日が差し込み明るい広場のようになっています。
これがS田さんの愛機、ジャイアントのアンセム2です。純粋なXCレースマシンですが、MTBは森の中でこそ美しいと思いました。
御柱の森から、箕輪平に向かう道です。また道は深い森に吸い込まれて行きます。
今回偶然にも、おそらく地元の方々でしょう、このようにコースの草刈をされた直後だったのです。ありがたいです。おかげでとても走りやすかったのです。草刈がなされていなかったら、きっと膝丈の草が生い茂ってとても走れなかったでしょう。
コースを守っている方々のおかげで気持ちよく走れました。感謝です。
こういうコースはやはり夏は難易度が高いんですね。きっと秋、雪が降る間まで走りやすくなるのではないでしょうか?
清流沿いのコースを下ると急に道が開けます。少しここのコースは道が荒れて石が多く急な下りで難しい箇所がありました。ここが、ゴールの箕輪平です。広い駐車場になっています。
到着しましたが、なんか走り足りないのです。後半のトリッキーなコースで写真も撮っていないし・・。
この先に宇山堰というもう一つの江戸時代の堰の遺構があるようで、そこからまた御柱の森に戻れそうです。
別コースなので面白いだろうと、しばらくビーナスラインを女神湖方面に下ったところに入り口を発見しましたので、その宇山堰を上ることにしました。
しかし、このコースがとんでもなかったのです。宇山堰は、塩沢堰と違って水は既に流れておらず、完全に遺構になっていて、堰沿いの道も整備されておらず、道もはっきりしていません。恐ろしい藪コギが始まりました。困難を極めたアドベンチャーな後半の走りは次回に続く・・。
では、また。
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