リクセンカウル・フリーパックメタ1購入・その1・ザック型リヤバック装着
ちょっと以前に、リクセンカウルのバックを購入しましたのでレポートします。
この前の佐渡ロングライドに参加する際、ゴール後、チームの皆さんより一人先に帰宅するので、着替えをバックに入れて装着しての走行になり、自転車はチームメートの車で持ち帰ってもらい、バックはそのまま背負って新幹線で帰るために購入しました。が、結局着替えはメンバーの車から合鍵を借りて出せたので、当日は使用しませんでした。
これです。リクセン&カウル・フリーパックメタ1(リヤバック)です。
自転車に装着できるバックって、なんか昔からのフロントバック、サドルバックの面影のあるような、普段使いには抵抗あるモノが多いのです。今回、新潟から新幹線で帰宅するので、これは普通のバックだぞ、自転車イベントの帰りじゃないぞと主張する為(?)ザック型のバックを選択しました。
普通のザックと見た目は変わりありませんが、これが専用アタッチメントで自転車に装着できるのです。リクセンカウルでは以前から何種類かザック型がありましたが、これは最近出たのかな?数年前は無かった種類です。
リクセンカウルはこれで3個目。こいつは、街中での買い物走りとかに良いかも。次回、3個を比較して用途をどうするのかレポートします。
今回はこいつの装着方法です。
サイズは、27×22×40cm、重さ1300グラム、容量21リットルです。
定価は、税込み14490円。リクセンカウルはドイツ製ですか、作りは非常に良いのですが、値段が高いのが難点です。
私が以前出入りしていた店でもリクセンカウルは定価販売、ネット通販でも定価販売が目に付きますが、このご時世、探せばちゃんと安く買えます。楽天市場でリクセンカウル10%OFFの店を発見し、さらにこのバックは2種類あり大きい方メタ2(26リットル)と迷っていたのですが、メタ1が現品処分で15%OFFで出ていたので決定、購入しました。楽天は一度登録すればどこの店でもカードでサクサク買えるので便利ですね。
自転車業界は、未だに定価販売が多いと思うのですが、パーツなんかは工賃込みとか販売店でサービスしてくれれば定価でも納得できるのです。
けど、こういうバックとか装着品は、通販でなるべく安いところから買ってしまいます。昔はメーカーや商社が輸入品とかのブランドイメージとか値崩れを防ぐ意味で、定価販売の圧力を小売店に掛けたりしていたのでしょうが、消費者が保護されているこの世の中、そんなことすれば独占禁止法の再販売価格維持行為に引っかかってしまうので、探せば安く買えるのです。
背面から見た図。私の普段使っているドイターのバックのように、背中が蒸れないようになるべく背中に触れる面積を少なく、バックとの間に空気が流れる工夫がしてあります。背負ったまま長時間歩いたりする時に効果を発揮か?自転車で麓まで行っての登山とか。
で、自転車に装着する時、アタッチメントに接続する金具が見当たりませんが・・。
なるほど~。カバーが付いていました。マジックテープで開閉できます。これなら背負った時に背中に金具が当たって痛くならないでしょう。
こういうところはなかなか凝ってますな。
この金具もザック内部をサイド部分まで回りこんでいる大きなもので、強度を出しています。またベルトで着脱できるので、まんま普通のザックにすることも出来ます。
背中と底部には硬いパネルが入っていて、荷物を入れて自転車に装着した時に変形しないようになっています。これが無いとお辞儀してきて、タイヤに擦ったりするのかもしれません。ただ背負った時に硬すぎて違和感があるのですが・・。
で、バックのこの金具の部分を、専用リヤアタッチメントに装着します。これは別売り。私は以前から持っていましたが、税込み3465円です。
リクセンカウルはKLICKfixという独自の企画で、ワンタッチで着脱可能、アタッチメントも軽量シンプルで、トピークのようなごっついアルミのキャリヤを装着しなくて良いので気に入っています。
フロントバックとリヤバックのシリーズがあって、どちらも同じ接続部ですから前後ろどちらにつけても良いのですが、やっぱり見た目が変な場合があります。ザック型は後が良いですねえ・・。リヤアタッチメントの装着は、シートポストを抜いて、アタッチメントの金属製のワッカを通し、アーレンキーで締め付け再びポストを入れればオッケー。簡単です。
自転車に装着。鉄のテスタッチです。ツーリング車ですから。
なかなかすっきり。自転車にいきなりザックが付いているのもおかしな光景ですが、面白い。
が、この装着方法は間違えであることが判明。
どうも、ストラップとか、邪魔です。
紐がぶらぶらするし、ホイールに巻き込みそうなので結んでみましたが・・。
なーんかお尻に当たってしまいます。
ポケットのファスナーを開けると中から取説を発見。
しかし、ドイツ語と英語じゃないですか・・。日本語の取説も付けて欲しいですね。英語を読みながらイラストを見るとどうやら・・。
どうやらこうするんじゃないかと・・。
ストラップをバックの表側に回して、胸部分で固定するバンドを利用して左右を止めます。ああ、これでいいんでしょう、たぶん。
見た目はさっきよりカッチョ悪いですが、こちらの方が邪魔な部分が後部に行ってすっきり。
ただ・・・、この金具のカバーの部分をどうしましょう。これじゃあ、邪魔ですな・・。
結局金具の上部に隙間があるので、そこからバックの内部に押し込むことにしました。
うーんすっきり。
サドルとバックが随分近いような。最近意識して後ろ乗りをやっているので、サドルを後に引いているのですが。通常のサドル位置なら、もう少しバックは後方に行くはずです。私の身長172センチでのポジションですが、タイヤとの間隔は十分にあります。
これでもアタッチメントに、オプションのエクステンションアダプター(税込み1050円)を追加し、4・5センチ後方に伸ばしています。これは本来、フロントアタッチメントに追加してブレーキワイヤーを干渉させない物らしいのですが、リヤにつけてもオッケー。以前、マッチパックという大型のリヤバックを装着した時、サドルが邪魔なのに無理してはめた為、アタッチメントを折ったことがあるので追加したのです。それが無ければこのサドル位置では装着できないかも・・。
自転車通勤する人にはかなり良さそうですね。駐輪場からさりげなくオフィスに入っていけそうです。ノートパソコンが入るか、寸法は調べて見てください。私はパソコン積んで自転車乗りたくないですけど。
カラーもなんか渋くて、地味な自転車にマッチしました。何にでもあわせやすい大人のバックでしょうか。けど、バックとしてはもう少し派手でも良かったかも。
まだちょっと乗っただけですが、乗り降りに注意が必要です・・。これだけ背が高いのですから、サドルの上を足が通る時に当たってしまいます。立ちゴケに注意です。一旦両足を着いて、ハンドル部分まで体を前進させてから降りないとね。
以上装着方法です。次回は、バック本体の装備詳細と、他のリクセンカウルバックとの比較です。
では、また。
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