佐渡ロングライド参加レポート・その3・わかめ蕎麦編
2007佐渡ロングライド210への参加レポート第3回目です。
さて、いよいよスタート、その前に今回参加したわが「チーム負け組」のメンバーと乗っている自転車です。
まずはS田さん。新車のバイクフライデー、ポケットロケット。20インチの小径車ですがこれで210キロにエントリー。
黒いフレームにゴールドパーツがイカス。ヘッドパーツ、チェーン、ニップル、ボルト、ワイヤーアウターなどをゴールドで統一。コンポはシマノ105で、チェンリングのアウターは大きくしてあります。
クロモリフレームなので結構柔らかく、振動吸収性もあり、バネ感もあってよく進むロングライド向けだそうです。
スケルトンは彼の乗っているタイムのロードバイクと同じサイズにオーダーしてあるので、700Cロードと全く同じ感覚で乗れるそうです。ただ、見下ろすといつもある場所にタイヤが無い、というだけだそうです。
S山さんは、いつものロード、カレラのアルミ・ダブルカーボンバックです。
前回のツールド・草津のヒルクライム仕様から、ロングライド用へ変更。ホイールをニュートロンからシロッコへタイヤはチューブラーからクリンチャーに替えています。
負け組みジャージが見えるように、パールイズミの透明レインジャケットを着用。
M氏のバイクフライデー。ポケットパイロットかな?似たような名前なのでわからん。どう違うのかも私にはわかりません・・。
シマノ105で組んで、チェンリングのアウターはデュラの56Tと大きくしてあります。
バック3つにボトル2個。ドロヨケも装着し、ツーリング仕様です。ケロロ軍曹のマスコット付いているし・・。
これで210キロ走るんですかあ?700Cロードに比べると圧倒的にタイヤが小さいです。
mk2さんのバイクフライデー・ポケットロケットです。
S田さんと全く同じフレームですが、こちらの方がすっきりしている。長身のmk2さんに合わせたフレームが美しいシルエットです。ティアグラで組んでいます。
しかし、タイヤが見れば見るほどに小さい、これで210キロも、走るんですよねえ・・。
アップダウンのあるコースなので、のぼりの加速では有利かも。しかし下りじゃあ慣性がつかないのでは?タイヤが小さい分空気抵抗が少なくてロングライドで効果発揮でしょうか?
最年少のAのさん。デローザ・マクロです。このデローザは最近まで私が乗っていたバイクで、詳しくはこちらで解説しております。
美しいフレームです。安く売ってしまった・・。実はまた買い戻したいのですがねえ・・。
Aのさん、いつもおやぢどもと遊んでくれてありがとう。
今回、紅一点のmk2さんと一緒に参加してくださったSさんです。
80キログルメライドにエントリー。私と一緒に走ることになりました。私も女性と一緒にツーリングするんなんて初体験なのでウキウキです。
バイクフライデーのポケットツーリスト。鮮やかなグリーンのフレームはとても可愛い。バイクフライデーっておやぢよりも女性の方が圧倒的に似合います!
フラットバーにトリプルのワイドギヤで、初めての長距離ランだそうです。
リヤディレーラーのプーリーが地面すれすれですね・・。
私ですね。テスタッチのコンサイス2です。大人の渋いクロモリロードです。フォークもクロモリ、まったり行きますよ。
シマノティアグラ&105で組み、リッチーのコンパクトドライブは46×33Tで、12-27Tのスプロケットを組み合わせワイドレシオを実現。ホイールはカンパのベント、レッドストーム25Cタイヤでどっしりと走ります。
今回は仕事の都合で、この日の午後早い便で帰宅のため80キログルメライドにエントリー。
この他に、最年長のY田さんの青いバイクフライデーがあります。チーム負け組みメンバー8名中5人が20インチのバイクフライデーで参加。小径車ブームですなあ。
このイベント、4つのカテゴリーから選べます。詳しくはこちらの主催者ページをご覧ください。
本気で走る人は勿論Aコース210キロです。本気だけど、ちょっと自信ない人や翌日仕事のある方はBコース130キロ。A,Bでギリギリの人は迫り来る回収車との戦いになるので、あまりエイドステーションで休めず、走りを純粋に楽しむ方向けです。景色を楽しみながらのんびり行きたい人、補給食を沢山食べたい人はCコースの80キログルメライド。女性同士のグループ、カップルやお父さんと息子がチャレンジする姿も良く見ました。40キログルメライドは、体験版でしょうか。地元のママチャリの方、ファミリーでご両親とお子さん二人なんていう姿も見ました。
さて、いよいよスタートです。Aコースから順番です。コースごとにスタートラインに並びます。タイムを競うわけではないので、一斉スタートではなく、車も走る公道なので安全面から数人のグループごとに間隔をあけてスタートです。
雨が時折ぱらつく、どんよりとした空、海からの強風、そして気温の低さ。春のイベントとは思えない過酷な条件の中、厚着をした参加者がスタートします。
ちなみにオフィシャルHPに公開された出走者数と完走率は、A1142人・76,9%、B564人、88,1%、C261人・93,1%、D150人、95・3%でした。やはりロングライドイベントA,Bコースが多く、気象条件からか完走率は厳しいですね。
A,Bとスタートして、ようやくCコースのスタートです。ぞろぞろと並びますが、私はのん気にかなり後からのスタートです。
これからは、80キログルメライドの参加レポートです。
スタートしました!運良くSさんと同じ列でスタートできましたが、運悪いと同じグループでも別のスタートになってしまいますから、列の後で周りの人と調整してください。もしくはスタート後待ち合わせるのでしょう。
ゆっくりめでスタート直後の窪田付近を走るSさん、小径車で80キロを完走できるのでしょうか?ドキドキです。真野湾は波も穏やかです。
向かい風が強いのですが、気持ちが高ぶっているので、普段どおりにペダルが回ります。この先は真ん中に見える岬を裏側に回りこみます。集落のある前後が結構なアップダウンがあります。
趣のある人見集落を抜け、岬を過ぎると外海に面し、海からの風が強い向かい風になります。面白い風景もあるのですが、記念撮影は折り返した帰りにしようねと走りながら打ち合わせをして、Sさんを後につけて引きます。
最初のエイドステーション・相川ASに到着。スタートから20キロです。ここでは、ワカメ蕎麦が食べられるのです!
ASは賑やかです。皆寒そうです。途中雨にも降られたので、自転車を降りると急に冷えます。
補給食は充実していますね。
まずは水をボトルに入れてもらいます。ボトルの口をあけて出すと、海洋深層水をペットボトルから注いでくれます。他にスポーツドリンクもあります。
オレンジです。甘くてジューシーで美味しい!喉の渇きも潤せるので好評です。女性に人気がありましたか。皮が薄くて食べやすい。これだけカットするのって大変だったでしょう。
パンとおにぎりです。こちらは男性に人気でしたか。パンはほんのり甘いミルクパンタイプ。
おにぎりは腹持ちもいいので良い補給食です。しかも消化に悪い海苔を巻いていないとは、自転車をなかなかわかってらっしゃる。
おにぎり。胡麻です。一つづつラップで包んであります。これだけの数を握るの大変だったでしょうに・・。一つ頂きました。
バナナです。これも自転車乗りには欠かせないですね。補給食の王様です。
美味しく頂きました。
しかしこの先の路上に、いくつもバナナの皮が落ちていたのですよ!先行した参加者がジャージのポケットに入れて、走りながら食べたのでしょう。バナナの皮ってマンガじゃないですけどホントに滑るんですから!事故がおきてなければいいのですが・・。
さて、メインのお蕎麦です!
流石に行列が出来ていました・・。けど2,3分でありつけました。
ここまで走る間に、蕎麦が冷たかったらどうしよう?と思っていました。ざる蕎麦とか、冷たい汁だったら、この寒さの中食べたくないよなあ、と・・。
それが温かい蕎麦だったのです。嬉しい!熱々の汁を掛けてくれます。旨い!冷えた体が温まります。これはいい企画でした。
手頃なサイズ。食べ放題企画なのでおかわりできますが、行列にまた並ぶのも大変なので一杯でおしまい。
帰りもここに寄りましたが、その時は空いていたので2杯頂きました・・。
また雨が降ってきましたので、休憩もそこそこに出発します。
岩場あり、巨岩あり、海岸線の景勝地を走ります。しばらくして雨が強く降り出します。風も激しくなりきつい・・。ずぶ濡れになったところで、宿泊先のファミリーオ佐渡相川の横を通ったので、雨宿りをしますか?と聞いたらSさんは、いや休むとかえって辛いので走り続けますとの言葉。素晴らしい根性です。私も力をもらいました。
40キロ折り返し地点の入崎ASはすぐそこです。次回、イカ・タコ飯&ゴール編に続きます。
では、また。
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