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2007年5月 8日 (火)

別府選手の2位に感動

世間ではほとんどニュースにならず、自転車競技の日本でのマイナーさを痛感しましたが、嬉しいニュースです。レース通の方はもうご存知でしょうが、日本人で唯一UCIプロチームに所属し、欧州で戦っているロード日本チャンピオンの別府史之選手が、世界最高峰の自転車ロードレースシリーズUCIプロツールの一戦、「ツール・ド・ロマンディ(スイス)」の第3ステージで2位に入りました。日本人初のプロツアーポイントを獲得!やりましたね~。

こちらに記事  動画もどこかにあったので探してください・・。雨の中で、3人の逃げに入って、ゴールスプリントで惜しくも2位。ステージレースの一ステージでの成績ですが、これは快挙です。

別府選手(愛称フミ)は昨年度より、世界トップクラスの選手のみ所属できるUCIプロチームのディスカバリーチャンネル(アメリカ)に所属、あのツール・ド・フランスを7連覇したアームストロング選手がいた、以前はUSポスタルだったTREKに乗るチームです。スポンサーのアジア戦略もあったのでしょうが、実力も十分評価されています。これからの活躍も期待したいですね。このステージ、フミが最初に逃げたそうで、3人の逃げた選手は皆優勝を争うには届かない順位だった為、集団も雨だし無理をしなかったのでしょう。それだけにステージ初優勝のチャンスだったのですが惜しかったですね。

日本人選手が海外で活躍するのって、私は大好きです!今は松坂ですが(もう少しピリッとして米国人を驚かせて欲しいですが)、イチローは、メジャーリーガーとして歴史に残る活躍をしています。なんと言っても野茂でしょう。今の彼らが活躍できるのも野茂選手が頑張ったからです。ノーヒットノーランやってもクールな彼に、米国人は驚いたでしょうね。

私が過去やっていたスポーツでも、私の若かりし頃80年後半から特に1990年代にその当時海外で活躍した凄い日本人選手がいました。20代前半にやっていたスキーならば岡部哲也選手。スラロームでワールドカップで日本人初の2位表彰台に上がった選手です。世界トップの15位以内に与えられる第一シードで6位以内入賞を何度も果たしています。

20代後半にやっていたテニスならば伊達公子選手ですね。引退した今ではご存じない方もいるかもしれませんが、世界プロツアーランキングで日本女子選手初のベスト10入りし、最高世界4位までなった選手です。凄いところまで上っちゃった選手です。ボールがバウンドした直後の頂点に上がる前に叩くライジングショットを武器に、グランドスラム大会でも活躍。全米でベスト8を2回、全豪、全仏、全英はベスト4に進出しています。特に1996年は全英ウィンブルドン準決勝でのシュティフィ・グラフ選手との試合で、第一セットを奪われながら、第2セットを圧倒して奪い、このまま逆転かと思われたところで日没順延。翌日第3セットを奪われ負けてしまい、決勝進出は残念ながら出来ませんでしたが、あのまま前日第3セットにいってたらなあと、非常に悔しかったのを記憶しています。その数ヶ月前の国別対抗のフェドカップのワールドグループ1回戦でドイツと対戦、伊達はグラフに死闘の末初めて勝ち、日本はドイツを勝ち抜き初の準決勝進出を果たしたのです。まさに伝説の一戦でした。私は感動の涙を流しました・・。しかし伊達はこの年燃え尽きたのか、世界ランク8位での引退となりました。ああ、もう少しやっていてくれたらなあ。

フミはこのあとのステージでリタイヤしたようですが、頑張って是非3大ツールに出場して活躍して欲しいですね。ジロ・デ・イタリアは出場リストに入っていませんが。

で、何が言いたかったというと、このフミが2位になったステージで勝ったのはランプレのボノ選手。ランプレといえば私が乗っているウィリエールを使っています。トレックに勝ったウィリエール、素晴らしい!ジロはクネゴに期待です。ウィリエールが日本で流行る日はいつ・・・?

では、また。

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