リクセンカウル・フリーパックメタ1購入・その3・リクセンバック3種比較
リクセンカウルのザック型リアバックを購入しまして、詳細をレポートしています。今回で最終回。私は以前よりリクセンバックを利用、全てリアアタッチメントにて使用しています。今回の購入で3個目となりましたので、それらはどんな特徴で、どういう使い方が出来るか、全て私の主観のみですが、書いてみます。
何故リアバックばかりなのかというと、ドロップハンドルにシマノのSTIレバーですから、シフトワイヤーが干渉して大型フロントバックが装着できないのです。カンパのレバーだったら装着できますが、あまりそういう人もいないですね。ワイヤーの出ている部分に下向きに金属チューブを付けてワイヤーの向きを変えてやればいいんですけど。大きなバックはハンドルもふらつくし面倒くさいのでやりません。Wレバーにすれば格好もいいんですけどSTIはやめられませんし。前はつけても小型のフロントバック、後に素直に大型バックをつけます。
テスタッチに装着した画像。サイズ的な部分はこの画像で判断してください。
オールラウンダー。カタログを見るとフロントバックシリーズに属します。フロント用のアタッチメントも付属してきました。見るからにフロントバックの形だし。
けど、カタログのリア用アタッチメントの写真にこの組み合わせがのっているのを見た時、ときめいてしまったのです。こりゃいける・・。
サイズは26×22×16.中型のフロントバックくらい。これでマップケースが上部についていたらリアに付けようとは思わなかったでしょうが。全体にパッドが入っているしっかりした作りで、上部にはグルット一周補強ステーがはいっていて、底部と接続側にはしっかりとした板が入っていて強度は抜群。
が、そのおかげで、中の容量は外見ほど大きくありません。カタログに容量が何リットルか書いていませんが、たいした物は入りませんね。工具類、携帯、財布、ウィンドブレーカーなら余裕ですが、これに雨具はぎりぎり、冬季用ジャケットとか無理か。お弁当なら入りますね。
日帰りツーリングならこれを使いますね。工具類と身の回り品、補給食、薄手のジャケット、カメラくらいでしょうか。
デザインは、かなりおやぢっぽいです。フックの皮の止め具や丸っこい反射素材、ぱっと見、カメラバックっぽいです。いや、これ内部に仕切りを作れたら完全にカメラバックですよ。パッドも厚いし。ストラップも付属、肩当の付いたこのタイプのバックの中ではちゃんとしたストラップです。これを肩からかけて持ち歩けば、まんまカメラマンっぽいです。カメラ用品店にあるバック用仕切りの内側を買って入れれば、一眼レフカメラ1台交換レンズ3本オッケー。自転車で撮影ポイントに行き、じっくりと撮影。もしくは町へ自転車に行き、バックを肩にかけて散策スナップ。そんな使い方がはまりそうです
荷物が少なければ通勤にもいけます。小型のフロントバックを併用して旅館の浴衣を期待して下着のみを入れての一泊二日の旅行ツーリングも可能でしょう。ぎりぎり。買い物なら、DVD5枚とかTシャツなら入りそうですね。価格は税込み定価13440円です。作りが良い分、高いですね。一番の利点は乗り降りがしやすい。脚がひっかりませんから。見た目もすっきりしています。
おなじみのマッチバックです。これの特徴は、なんと言っても沢山荷物が入るのに、リクセンカウルにしては価格が安いということです。
税込み定価8190円。容量は20リットルということですが、この形からか、余計なポケットが無いからか荷物が入れやすく思った以上に入ります。
容量は大きいですが、アタッチメントの許容重量は確か6キロだったと思います。米とか漬物石とか入れないほうがいいでしょう。こういうの、何キロくらい入るのだろうか?と気になりますが、このプラスチックのアタッチメントでそんなに重さに耐えられないでしょうから、無理はしないものです。
ショートツーリングに必要なものなら大丈夫な大きさなんでしょう。衣料がメインでしょうし。ロングツーリング、キャンプツーリングする人なら、こんなプラスチックアタッチメント最初から使いませんから。キャリアタボのある丈夫な自転車に乗って、もっと頑丈な金属キャリアはいくらでもありますし。
私は買い物に使いました。ポタりながら隣町の自転車屋に通ったとき、こいつを装着し、ヘルメットやシューズとか、小物をまとめて購入した際、便利でした。
デザインはあからさまな布袋で、剣道の胴着入れみたいな。街で使いたくなるデザインじゃないですねえ。ストラップが付属していますので肩掛けできます。フックから丸く一周金属ステーが回り込んでいます。上から見るとまん丸なのです。へらぶな釣りのビク(フラシ)みたいで、格好よくは無いですねえ・・。ただ、上部は荷物が少ないときは畳めますのでコンパクトにもなります。その時の格好も・・。
輪行袋を入れて1泊2日のツーリングなら最適、2泊3日もいけると思いますが、重量には気をつけましょう。
で、これが今回のスポーツパックメタ1です。ビジュアル的には面白いですね。ザックがこんな風に自転車に装着できるなんて。ウケは取れると思います。
まだ電車旅行でしか使ってませんが、一番なんでもいけそうです。通勤、通学でも違和感無いですし。街での買い物もオッケー。旅行なら一泊2日で輪行帰りとか。
自転車バックに見えないところが、最大の利点なのかもしれません。
まとめとして、私の勝手な主観で利用方法一覧。
通勤・・・オール○、マッチ△、メタ◎ 買い物・・・オール△、マッチ○、メタ◎
日帰りツーリング・・・オール◎、マッチ・・・△、メタ◎
1泊2日ツーリング・・・オール△、マッチ◎、メタ◎
2泊3日ツーリング・・・オール×、マッチ○、メタ△
あと何か使い方ってあるんですかねえ?けど、自転車ってのは、ある程度満足したものに乗れてくると、バックとか興味を持ってしまうようです。私のチームメートは、ロード、MTBと一通り乗ってツーリング、レースと楽しんだら、次は小径車に行きました。この小径車って言うジャンルは、ランドナーみたいにバックにこだわるジャンルだったのですよ。ブロンプトンには純正バックがあるようですが、それが不必要に大きいのに、皆いつも装着しているのです。そんなに荷物が必要な走りじゃないぞ、中が見てみたい、と思いますが、それも美学なのでしょうか。私は不必要に大きなバックは嫌いで、むしろ荷物全部入るのか?というギリギリ感を楽しみたい。以前このテスタッチには、キャラダイスという英国製の帆布サドルバックを装着していましたが、いつもそんな荷物ないし、中に物が入っていないとしぼんでいるので、タオルを何枚も詰め込んだりして、そのうちこれはおかしいと気がつき、リクセンカウルに辿りついたという訳です。
ちょっと以前、折り畳み車GIANTのMR-4で輪行日帰りツーリングに行ったときの画像。
オールラウンダーを使用しました。朝寒かったのに、日中は汗ばむほど暑くなりました。衣服を脱ぎましたが、フリースをバックの中に入れたら全て収納できなくなりました。しかし、アタッチメントの上下部分を活用。上に冬用ウィンドブロックジャケットをマジックテープで縛り、下にオーストリッチの輪行袋をくくりつけました。輪行袋ってコンパクトですが自転車に装着すると大きく感じますから。アタッチメントの下にサドルバックをつければ容量を追加できますし。
やっぱり私のお気に入りはこのオールラウンダー。こうやって後につけている人はこれまで見たことないし、ちょうどいい大きさのすっきり感がいいです。荷物が多いときはこのように工夫が必要ですけどね。メタ1もこれから気に入ってくるでしょう。
では、また。
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