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2007年7月30日 (月)

白馬クロス参加記その2・激走(?)編

昨日に続き、白馬クロスMTB10時間耐久レースの参加レポートです。2007年7月28日に開催され、セルフディスカバリーアドベンチャーの名のとおり、過酷なイベントでした。

Kuro1 前夜は試走の後、青木湖畔の北村キャンプ場にてテント宿泊でした。管理人のおばちゃんが夕方帰ってしまい、我々の他には離れた場所にもう一組の団体が激しく盛り上がっていたので、こちらも11時過ぎまで宴会が盛り上がってしまいました。この宴会がまた楽しくって、すっかり満足してしまったのです。これが失敗その一。

さらに日が当たりだした5時半に、このように起床したのですが、睡眠不足の上、やや二日酔い状態です。これが失敗その2。

朝食を食べた後、会場に直行。昼飯はどうするか?と相談しましたが、テント撤収に時間が掛かった為昼飯を途中で買えず、レースの間に走り終わったメンバーでお昼を食べに行けばいいや、ということになりました。これが失敗その3。

こういう失敗の積み重ねが、あの事件を招いたのです・・。

Kuro2

会場に到着すると、早速大型テントの設営です。このイベントはテントが必ず必要と見た。外周の内側の芝生の端にチームピット(テントエリア)が設定されます。日陰が全く無く、真夏の太陽が照りつける中、10時間もメンバーや家族が待機するのは不可能、テントは必須です。我々はテントエリアの一番端に建てました。

車を停めた場所からピットまで距離があり、そこに機材やクーラーボックスを歩いて運び込みます。設営が終わった頃にはもうぐったり・・。すっかり眠くなってこんな感じでです。

Kuro3

準備をしている間にスタート直前に。慌しくスタート位置につきます。

S田さんは最初にMTBをスタート位置に置いてしまった為、かなり先頭の方からのスタートです。普段、我がチーム負け組みは最後尾あたりからスタートするのが通例なので、S田さんはかなり緊張しておりますな・・。きりっと引き締まった表情です。

今回は全員負け組みジャージ・グレーヴァージョンを着用しての参加です。

S田さんの愛車はGIANTのアンセム2。軽量なフルサスXCマシン。

Kuro4

スタートです!

やっぱ先頭に並んでいる人たちは速い!

チーム負け組みX(エックス)のS田さんもパワーでついて行きます。

参加は80数チームというところでしょうか。

1周15キロ、長野オリンピックのスキークロスカントリー競技に使用されたこのコースでMTBを駆使し、チームリレーで10時間走り続ける旅に出発します。

Kuro5

続いて、いつもどおりのポジション最後尾付近からスタートした、チーム負け組み×(バツ)のM氏です。愛車はルイガノのバート・プロ、アルミのハードテール。前サスをリーバに交換してあります。

今回はキャンプがメインでレースはおまけ、と豪語するM氏、余裕の表情でのスタートです。

そうなんですよね・・。このレースを申し込んだ時はやる気満々だったのですが、次第にキャンプの企画のほうが盛り上がってしまったので・・。

そして前夜キャンプの盛り上がりで満足し、また前日の試走で、もうこのコース勘弁してよ状態になっていて、全員実はモチベーションがかなり下がっていたのです、これが失敗その4。

Kuro6

快調に飛ばしてS田さんがAコースを走りきり、スタート周辺に戻ってきました。順位はやや落としましたが、まだくらいついています。かなり気合が入っています。秋の王滝100キロに向けての準備も意識しているのでしょう。一番のやる気を見せています。Bコースへと走り去ります。

Kuro7

これはBコースを走りきり、M氏がスタート周辺の最後の急な下りに戻ってきました。路面も微妙に荒れていて、刈った草にタイヤを取られ滑ります。

これスキーのXCコースなんですよ・・・。ここはスキーは下ったんですよね?コース上、ほんとにここをスキーで上ったの?ていう急な登りがいくつもあって驚きです。オリンピック選手って凄い。

この下りのスピードで、本気でMTBやっているかいないかが解ってしまう、と感じました。走りなれている人はサドルから尻を上げ、後輪に体重を乗せ突っ込んできます。慣れていない人は、サドルに腰を下ろしブレーキをかなりかけながら降りてきます。

ほとんどの参加者がすっ飛んで降りてきます。

Kuro8

S田さんが1週走りきり戻ってきます。1時間とちょっと、かなり速いタイムです。ただS田さんはテントに戻るなりぶっ倒れます。もうだめ!もう走れない、これ以上走るなんて無理!と絶叫。耐久レースなのに最初から全力で走ったのね・・。これが失敗その5。

続いてY田さんにリレーします。かなり陽気にスタートしていきました。愛車はスペシャライズドFSR/M5です。

Kuro9

M氏がS田さんよりやや遅れて1周してきました。

2番手はチーム負け組みで今回唯一のやや若者、Aのさんがスタートです。仕事の都合で当日早朝から群馬より車を飛ばしての参加です。

もともと落ち系MTB乗りで、オフロードのスキルはチームで一番あるはずです。今回の愛車はコメンサルのハードテール。仏製のコメンサルをフルサスとこれとの2台を所有するAのさんですが、今回は軽さ優先でハードテールを選択しました。

Kuro10

Y田さんも苦しみながらも、慎重に走ります。

このスペシャのMTB、カッコイイです。とても乗りやすそうで、欲しい・・。

Kuro11

その時私は・・・。なんだか調子が上がらず、テントでお休みです。寝ているのにぽっこり出たお腹が恥ずかしい・・。

Aのさん次に走るのですが。昨日の試走で胸が苦しくなった所為か、不安です。

それにしても、私はきっと延々と坂を押すのです。長いハイキングになりそうです。今の私にはちょっとこのコース辛い・・。ああ、走るのどうしよう。いっそ雨でも降らないかなあ。雨が降れば濡れるのだけは嫌なの、って理由でお休みして・・・・。

Kuro13

アルプスの方から暗雲立ち込めてきました。おお、雨よ、神様どうか私に雨を!

ポツポツ・・。

あっ、雨・・。

とうとう降って来ましたよ!S田さんの情報だと、この後、午後には本降りになり止まないという・・。それを聞いて一同さらにモチベーションが下がりました。

Kuro12

Y田さんがいつの間にか1周終えて戻ってきました。S山さんにバトンタッチ。S山さんも早朝車で走ってやってきました。余裕でスタートです。

そろそろお昼が近くなり、昼食をどうしようかと、みんなで相談。雨ならレースをしばらく中断して、また名物の地元豚をどこか食べに行かない?と興味は食べる方に移っていきます。

Kuro14

Aのさんが戻ってきます。かなり泥状態の路面に苦労した跡がMTBと体についています。雨が段々激しくなってきました。私は皆に、2時間は帰ってこないから、飯に行ってきてくださいよ、私には弁当でも買ってきてと言い残してテントを出ます。

選手交代エリアにAのさんが戻ってきた時。

んざあああああーーーー。

雨が本降りになりました。

んん・・・。ま、あと7時間以上あるから、無理して雨の中押さなくてもいっか・・。

センサーをMTBに付けて交代エリアを離れテントに戻り、私は言いました。

「(雨が降ってきたから止むまでの間)俺走るのやめるわ・・・。」

え?走らないの!?そうだな、もうなんか1周走って、辛くなっちゃったよな。腹減ったし飯食いたいよな、温泉入って泥落としたいよな・・。雨がもっと酷くなる前にテント撤収した方が楽だよなあ・・。

皆でそんなことを言い合っているうちに、タープから滝のように流れていた雨が、やや小降りになったその時・・。

「撤収!」

あわわわわ・・・!私の態度が呼び水になって、チーム負け組み途中リタイアが決定(笑)。ここまで積み重ねた数々の失敗がもういいっかという気持ちを生んだか。というか昨夜のキャンプとあわせてここまででもう十分満足してしまったようです。昨年のシマノバイカーズチームエンデューロの時の「宿の夕食に間に合わないので撤収」、以来耐久MTBイベント途中リタイヤが連続します。どうもMTBイベントと相性が合わない。走りが濃厚な分、嫌になるのも速いようです。どうも辛抱が出来なくなってしまったおやぢどもですよ・・。

Kuro15 

キャンプを楽しんでいないAのさんも賛同しましたし、テントを素早く撤収しました。

もう車に荷物を積み込んで、テントを張った場所にはなにも残っていません。そこにS山さんが1周を終えて戻ってきて唖然とします・・。

S山さんも朝から合流でMTBイベントを楽しみにしてきたので、もう1周続けて走る事になりました・・。愛車のアンカーネオコットクロモリは、SID,クロスマックスSLで軽量化され彼の鋭い走りを支えます。

Kuro16

皆でS山さんの背中を2周連続の勇気ある走りを見送ります。頑張れよ・・。君は美しい。

・・・さ、S山が走っている間に、温泉行って風呂入って地豚でも食べる?そうっすね・・。行きましょう!

Kuro17

じゃあ、木崎湖のゆーぷるにまた行きましょう。キャンプ場のおばちゃんからもらった割引券もう一枚あるし。あれって5人までだから、S山走って行って助かったな・・。しかし、Aのさんのランクル、凄い車ですなあ。

やっぱり、何でもやりたがるおやぢどもに、MTB耐久レースは過酷過ぎたようです。普段トレーニングもろくにせずに、ツーリングで走るくらいですが、ロードのヒルクライムやサーキット耐久レースは何気に走れてしまうメンバーです。

しかし、MTBの世界はそうはいかない・・。オフロードの走りの技術や、山走りでの経験と慣れが必要なのです。XCレースは山で走りこんだ生粋のMTB乗り達の聖域ではないのか?彼らの力強く危険を恐れない走りを見て、そんなことを思ってしまいました・・。

ただ、王滝100キロを完走したS田さんやY田さんは、このレースは王滝より楽なんだけど辛い。そして王滝より刺激が無くて楽しみが薄い、と言います。秋にまた、私以外の皆は王滝100キロを走ります。このおやぢどもは、やはり景色や企画が無いとダメみたい。王滝では、途中お湯を沸かしてレトルトカレーを食う、という企画を企んでいるようです。またリタイヤ覚悟なのか・・・?なんか主催者のアドベンチャーな意図を全く汲んでいないおやぢどもですが、楽しみ方はいろいろあっていいじゃない?

Kuro18 センサーを係りの人に返してリタイアを告げます。こんなに早く辞める奴なんていないですよね。主催者の方が飛んできて「ええ?!け、ケガでもされたんですかあ?!」い、いえ、時間の都合でもごもご・・・。

会場を後にした我々は天然温泉のゆーぷる木崎湖に到着。なんと得々プランで割引入浴料500円プラス400円で食事がつきます。安い!とくとくメニューに地元黒豚メンチカツ定食を発見!2名注文し、さらに2名が串かつ定食を注文。メンチ1枚と串かつ2本を交換して喜びも倍増!

やっぱり地豚は旨いぜ!

すっかり温泉と地豚を堪能し、S山さんと合流し帰路につきました。満足!

まさにチーム負け組みの真髄を見た、脱力・白馬クロス参加記おしまい。

次回は今回のメイン企画になった、とっても楽しかった青木湖キャンプ編をお届けします。

では、また。

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