雨のもてぎエンデューロ2007年参加記その1
深夜2時に出発・・。朝8時半スタートのイベントなのに、隣の県で開催なのに、何故こんなに早く出発するの・・・?と思いましたが、前回大会経験者の言う事に、素直に従うことにしました。
前回の記事で結果をお伝えしましたが、我々「チーム・負け組み」が参加しました、サーキット自転車ロード耐久レースもてぎエンデューロの詳細をレポートいたします。
私は深夜1時に起きました。正確には、前日お昼まで寝ていたので寝付けず、一睡もせずに集合場所のS田さんの家に2時前に到着。なのに、S田さんの家は真っ暗。「いや~、目覚まし時計1時55分にセットしたんだよね~。」と言いながら2時にS田さんは出て来ましたよ・・。
自転車は前日に積んであったのですぐに出発。トランポはいつもお世話になっているS田さんのエスティマハイブリッドです。4人乗っても荷室にロードが4台積めます。
真っ暗な道を走ります。もてぎはお隣の栃木県、宇都宮のあたりです。4時半の会場駐車場の開門時間に間に合うように、自宅の高崎をこの時間に出発しました。4時半に会場に着いていないと、ピットの近くに駐車出来なかったり、ピットの良い場所が取れないと、前回参加者の経験を活かします。
高速道路がまだ繋がっていないエリアなので、結構時間が掛かりましたが、ちょうど4時半に、茂木に到着。山間部のサーキット入り口に近づくと・・。
渋滞が発生!
サーキットへの入り口のT字路から入り口まで繋がっています。まだゲートが開かないからでしょう。
暗い4時半に山の中で渋滞に並ぶのも変な感じです。
右折なので入れてもらえないと嫌なので、先のコンビニでUターンして列に並びます。ほどなくして、渋滞が動き出しました。ゲートオープンです。
ピット裏の第1パドックには入れませんでしたが、並びの第2パドックに駐車できました。
ここならば、ピットまで歩いて数分です。椅子やクーラーボックスを移動しました。
ピットはエントリーの受付票に場所が指定されています。しかし、大まかにこの3箇所の内どれかっていう感じです。奥行きはテントで延長されていて結構長いのですが幅が狭い。モーターサイクルレース用の規格なのか?車だと狭いでしょう。フォーミュラーカーとか入れるときは間の仕切りを外すのでしょうか。
指定されたピットの中の場所は早く着いた人から好きなところを確保できます。今回途中から雨が激しくなり、テントの下の場所は床に水が流れていましたから、奥の場所をキープで来てラッキー。やはり4時半到着が肝です。落ち着ける壁際で水道のある場所、8人が快適に過ごせるスペースを確保しました。
結局ここはぎっしりになり、面積は縮小しましたが・・・。
うちらはADVANチームか・・。なんかレースっぽくってカッコイイ。
自転車のラックはピットレーン沿いと、奥のテントの下にあります。
このピットロードで選手交代をしてコースに出て行きます。
私はもう、だめ。寝不足で、こうなるだろうとシュラフとエアマットを持参しました。
自転車もセットしたし、試走まで2時間ありますから、仮眠です・・。
皆さんはチームジャージにゼッケンを付けます。場所と付けかたは指定されています。ヘルメットにゼッケンステッカーを貼らないので、撮影業者さんの写真を見つける時に苦労しそうです。
外は明るくなってきました。天気は悪そうですね・・。予報では曇り時々雨なのですが。
私はまだ寝ています・・。
買ってきた食糧で朝ごはんを取ります。
コンビニにはあらかじめ寄って買っておくと良いでしょう。
コースに慣れる為に試走は必ずしましょう。
雨が落ちてきました。天気が心配になります。S田さんは雨具を着用。
S田さんとmk2さんの黒のバイクフライデーが2台、ピットロードを出て行きます。
私と4時間ファミリーでエントリーのAのさんもデローザ・マクロでスタート。
コースは流石にサーキット、走り易いです。
けど、たまにボルトとか路面に落ちているので注意。
うーん、S田さんのバイクフライデーはやはり車輪が小さい。20インチですから。小径車部門でエントリーです。
このサーキットの名物オーバルコースです。ここを自転車で走れるのはこのイベントだけだとか。
インディーカーが爆走するバンクです。そんなに傾斜していないし幅も思ったより狭い。自転車で無理なく走れます。けど登っても下って加速とか労力のわりに意味なさそうですから、レース本番では登らないで下の平らな部分を走るでしょう。ならば試走で一番上までどうしても走ってしまう。高いところ好きですから・・。記念になりました。
さて、いよいよレーススタートです。8時半に7時間グループがスタート。ウィダーガールがチェッカーを振っていっせいにスタートです。
凄い数の選手です。ギャラリーもピットロードに押し寄せたので入る隙間がなく、ピットの屋上に登れたのでそこから撮影。雨が本降りになってきて、水しぶきが上がります。
我々4時間部門は3分後にスタート。
それにしても凄い自転車の数。スポーツサイクル店は儲かっているのでは?ブームになってますよね。
これだけ混んでいると、接触の落車が恐いです。スタートはこれだから、辞退しました。Aのさん頑張って。
今回、我がチーム負け組みは2チームで参加。豪脚で普段乗っている、S田さん、M氏、S山さん、mk2さんの4名が小径車の「リカンベント&ミニ」カテゴリーで出走。小径車はこのところチームで最も流行の活躍マシンです。ロードよりマジモードの方の参加が少ないだろうと入賞狙いです。
さらには休日に自転車乗ってばかりでは家族に申し訳がない、主催者のお気遣いに甘えて、家族サービスとして参加のS山さんファミリーに合流。ちょっと弱気な私とAのさん、S山さんの美しい奥様、小学校4年生の元気なTる君とでファミリーカテゴリーで参加です。
群衆の中からやっとAのさんを発見しました。
Aのさんが2週を走って戻ってきました。
緊張がほぐれたのか、爽やかな笑顔です。アチコチで落車が発生、とても危険な状態だと報告を受け、チームに緊張が走ります。
まだお若いのに、いつもおやぢどもと遊んでくれてありがとう。私たちみたいなおやぢにはなるなよ・・・。
君の乗っているデローザな・・、カンパのレコードで組んだ素晴らしい自転車なんだよ。私が苦労して買ったんだけどね、お金に困ってしまって君に売ったんだよ・・。そろそろ買い戻したいんだけど、売った時の値段でどうかなあ?え?70万!?それは私が買ったときの値段だろうが!
ちきしょうー・・。
さて、2番手は私です。自転車は105で組んだウィリエールですが、今の私にはぴったりのマシンさ!
これが今回、いい走りをしてくれました。自転車って年々進化しているんですね。素晴らしい。
試走でもうずぶ濡れになっていて、いくらハイテク素材とはいえジャージは服としての機能を果たしていません。そこで、ドライテックの下着の上に、今回いや~な予感がしたので持って来たゴアテックスのレインウェアの上着を着用。これで完全防水を狙います。汗をかいても優れた透湿性で蒸れ知らず。その上から単なる飾りのチームジャージを着用します。凄くモッコりしました・・。ヘルメットの下にもゴアテックスのキャップを被り、頭も濡れません。下半身はもう濡れてよし。アソスのレーパンは乾くのも早いから大丈夫でしょう。
さあ、行くぞ!今回チョイスした14-25Tのスプロケットは効果を発揮するのか?その走りと、果たして入賞は出来るのか?次回、豪雨の疾走!負け組み涙の入賞の巻、に続きます。
では、また。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
一応、お知らせしておきます。
大会HPの正式リザルトを確認したところ、
ファミリーカテゴリーの3位か4位のチームが順位外になっており、
繰上げで我々負け組ファミリーチームが、
6位入賞を果たしてましたよ!(笑)
投稿: mk2 | 2007年10月 4日 (木) 13:28
mk2さんこんばんわー
確認しました。これでダブル入賞ですね~。
投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2007年10月 5日 (金) 00:26