ちちフェス2007秋・参戦記その2
秩父サイクルフェスティバル、MTB2時間耐久XCレース参戦記の最終回です。
我がチーム負け組み、今回の参加者は4名でした。各マシンのご紹介。いい歳して恥ずかしげもなく赤っぽいMTBに乗り、おやぢの赤バイク隊と呼んでいます。
S田さんのGIANT・アンセム2です。2年ほど前のモデル。S田さんはこれで大滝100キロを完走しています。
軽量なフルサスアルミXCモデル。FサスはマニトウのR7。
フレームは細部にこだわったデザイン。メタリックレッドが綺麗です。
リアサスペンションシステムは、よく動きながらもロスが少ないシステムだそうです。
今年の新型はフレームのデザインが変わりましたね。
S山さんのアンカー・ネオコットクロモリプロフェッショナル。細身のクロモリ・ハードテールXCレーサー。かつて鈴木雷太選手がシドニーオリンピック出場を決めたマシンと同型。とても形の凝った美しいフレームです。現行モデルですとXNC7という奴です。
もともとは私が所有していましたがS山さんに買ってもらいました・・。
XTR,ロックショックスSID,マビック・クロスマックスSLホイールと、軽量パーツ満載で10キロ台です。
振動吸収性がよく、しなやかなのによく進みます。
M氏は、ルイガノのバートPROです。アルミのハードテール。Fサスをリーバに交換しています。そんなに軽くないですが、耐久性は抜群、M氏のハードな走りを支えます。
彼は小さいフレームが好きなので、ワンサイズ小さい女性サイズのフレームなのですが、その分剛性は高くなっているはずです。
私のTREK・フューエル80です。フルサスアルミXCモデル。
クランクとホイールをXTに交換。チューブレスタイヤでしたが、チューブドに最近戻しました。ノブの高いミシュランXCRエクストリームタイヤはグリップ良好でした。押すのにね・・。
トラッドな縦置きリヤサスの4バーリンケージデザインは私の好みですが、こいつはリアエンド付近にリンクが無いのでオリジナルなシステムらしい。おかげで下りではよく動き登りでロスが少ないそうです。
さて、いよいよ私の出走です。選手交代で手間取りスパートをかけます。
えー・・・、ですが、この後失速、のぼりでほとんど押しが入りました・・。
最初の下りポイントでカッコよく?走ってきたら、誰もチームメンバーがいない!写真撮ってよー!
なのに悲惨な上りでカメラを構えて待っていて・・。悲しい自転車を押している写真しかないため、アップできません・・。
最後の登りで、口の中に酸っぱいカレーの香りが!こ、これがカレーが出ちゃう現象なのか!やっぱりスタート直前のカレーパーティーは大失敗でした!
何故最初の下りポイントで誰もいなかったと言うと・・。
また輪投げをやっていたそうです!
まったく、後で子供達が列に並んで待っているというのに、そんなポーズをとっている場合じゃありませんよ、S田さん。
息も絶え絶えで、1周で勘弁してもらった私。ふらふらでピットイン。交代したM氏が復活して、再度挑戦し走り出します。挽回なるか?
その時、時間を持て余したS山さんは、調子に乗ってこんなことやっています。まだ若いですな・・。
しかし、M氏も調子が上がらず、苦しみながらピットイン。絶好調のS山さんとタッチ交代。
さあ、2時間耐久もラスト10分をきりました。最終ラップです。
S山さん、激しくスパートです。
そしてゴール!アンカーのマシンでアンカーのフィニッシュラインをくぐりました。
えー、成績は・・。誰も興味が無いみたいで、未だにわかりません。
ま、いっか。
走って楽しければそれでよし、です。
続いて、キッズレース。S山さんのご子息、小学校4年生のTる君が出走します。スコットの24インチMTBに乗ります。
昨年のこの大会では3位に入っています。
スタート直後からダッシュ、2位につけます。
この鋭角コーナーでは足を出してクイックに曲がります。2周目ではブレーキングスライドターンで直角に曲り、観客をどよめかせます。いつの間にそんなテクを身につけていたのか?!
そのまま2位でフィニッシュ。3位以下を大きく引き離しての2年連続入賞です。1位の選手は26インチMTBでしたのでマシンの差か?ギヤがインナートップで、それ以上シフトアップできなかったそうな・・。次回はフロントはミドルギヤで走りましょうね・・・。
この前の茂木4時間耐久でも、私と一緒に走ったファミリークラスで6位入賞に貢献した鋭い走りを見せてくれましたね。将来が楽しみな成長ぶりです。
ああ、憧れのシャンパンファイトです。私は一度もやったことがないというのに・・。その若さでもう経験してしまうのですか・・。飲み物はペリエでしたが。
お父さんのS山さんが「こっちは結構乗っているのに勝てないっていうのに、息子は全然乗っていないのにヒョッとレースに出ると入賞するんだよな・・・。」とぼやいています。
キッズクラスといっても、メンバーの入賞です!チーム負け組み、2位入賞です~。
さて、表彰式も終わると、辺りは薄暗くなっています。結構な山の上なので寒いのです。地面はところどころ凍っています。
自転車のホイールを外し、車に搭載します。
無事帰宅いたしました。
やっぱ、MTBのレースは、体力も技術も必要で、練習しないとまともに走れませんね・・。
年内今後は、年末の和みツーリングで年越しです。
では、また。
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