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2007年12月28日 (金)

芋焼酎・海

夏ならではの、ロックでグイグイいける爽やか焼酎をご紹介するシリーズ、ってもう12月ですよ!
焼酎シリーズも随分書いていないので、またお湯割りも旨くなる季節ですから、これからは頑張ります、呑みたいし・・。いくら焼酎が日持ちするとはいえ、風味が変わってしまう前に飲みきりましょう。

爽やかシリーズも季節がずれたのでこれで最後、〆はこの「海」です。女の子にモテモテの芋焼酎だそうです・・・。

Umi1_2 だってこんなに爽やかな、芋焼酎のイメージを変える清涼感溢れるボトルです。

この焼酎は芋臭さを感じない爽やかな味わいで、芋焼酎のいも臭さが苦手な人、芋焼酎を飲みなれていない初心者、芋の香りに馴染めなかった女性に大人気とか・・。

じゃあ、そんな人は芋焼酎呑むなよ!と思った方、私もそう思いますから。スッキリした麦や米焼酎を飲めばいいと思いますが。

しかし、芋焼酎の本場薩摩の方々は、自分達の焼酎が芋臭いと呼ばれ、呑みやすい酒を求めて客が麦や米焼酎を飲むのを見ているだけでは商売になりません。手元にある芋を使って何とか爽やかな焼酎を造れないか、そして徐々に芋の香りの濃い焼酎を好きになって欲しい・・・。そんな思いから頑張ってこんなに爽やかな焼酎たちが出来たのです。

芋焼酎・海(うみ)

蔵元・大海酒造(鹿児島県鹿屋市)

麹・黄麹

原料・ベニオトメ・高系14号

購入・ネット通販で購入

私の地元での入手困難度・ネット通販で定価で買えました。

では、呑んでみます。
うーん、キャップも紫色でお洒落。ボトルは大吟醸酒を思い起こさせる爽やかさです。
甘い香りがグラスから来ますが爽やかです。ややアルコールっぽいか。
生で飲みます。
甘さと透明感です。鼻こうに辛さと甘さが抜けます。芋の香りは全くありません。ただ、旨味も感じないので甘さとアルコール感が残ります。

ロックで飲みます。
香りはほんの僅かに甘い爽やかな香りが漂います。
甘く辛い。爽やかに透き通ります。大変に呑みやすいです。ちょっと苦味と独特の香りが口に残ります。辛さと甘い香りが明確に口の中に残るところが芋焼酎の片鱗でしょうか。

これは旨味溢れる芋焼酎が好きな方には全くお薦めしませんが、ロックでグイグイやるにはいけます。仲間でワイワイ飲むときにこんな酒があれば盛り上がるでしょうね。ジン等のスピリッツが好きな女性にもお薦めです。

これは1升瓶でしか手に入らなかったので、最初呑んだ時は残りをどうしようと思いましたが、夏の熱い盛りの風呂上りにロックでグイグイやっていたら一瓶終わってしまうところです。なんとも爽やかです。旨味は感じませんが、喉で味わう芋焼酎でしょうか。

そしてロックグラスに注げば、ジンのように香りと爽やかさを楽しめる酒ではないでしょうか。

芋臭くなく爽やかな芋焼酎をどうやって造るのか?前々回の山ねこ ではジョイホワイトという新しく開発された芋を使いフルーティーな焼酎になり、前回の富乃宝山 では仕込む麹菌を従来の白麹や黒麹ではなく清酒用の黄麹を使うことによってフルーティーで爽やかな風味を生み出しました。

Umi2_2 この海は、黄麹を使っていますが、決め手は蒸留方法が減圧蒸留ということです。芋の風味が濃厚な焼酎は常圧蒸留といって100度近辺で加熱して蒸留するので、芋の成分や不純物が出て、旨味がある芋臭い焼酎が出来ます。対して減圧蒸留は圧力を下げて50度近辺で蒸留するので不純物が出にくく同時に風味も少なくなりますのでスッキリした焼酎が出来上がります。
麦焼酎は減圧が主流です。「いいちこ」なんてすっきり呑みやすくてかすかに風味がありますよね、それが減圧蒸留です。チューハイ用の甲類焼酎はまた別で、あれは風味がないです。前回の富乃宝山は常圧と減圧を組み合わせています。

黄麹と減圧蒸留、芋も従来のコガネセンガンではなく2種類の芋を使用したり、数々の工夫を凝らしてこの味を作り出しました。
最初呑んだ時は、何故芋焼酎でこの味を?芋じゃなくていいじゃない?と思いましたが、夏場に爽やかに呑みたい時、芋焼酎を飲みなれていない友人に奨める時にお薦めです。

女性をほろ酔わせてこういう会話を・・・。「酒が好きなら芋焼酎も呑めるだろう?」「え~、ダメなの~、芋臭いのって私。男もね・・・。」「ふふふ、なら、この「海」を飲んでご覧よ。」「だって芋焼酎でしょう?クセがあるのって苦手なの・・。ボトルの見た目は素敵だけど、味はどうなの?え・・・?うそー!美味しい!信じられないー。これが芋焼酎だなんて。甘辛くてくせがないし呑みやすい・・。意外なものね、呑んでみなくちゃわからない・・・。」「ああ、男だってそうさ・・。クセがあったって味わってみなくちゃわからない。そして、もっと好きになることもあるのさ・・。さあ、行こうか。」

なーんてね。「海」。期待してますぜ。

では、また。

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