« VWポロ限定車対決・Polo felice VS Polo SE。 | トップページ | 今年の抱負 »

2008年1月19日 (土)

ブロンプトンを折り畳む。旅のお供にぜひ。

このところ書いてます新車のブロンプトンですが、こいつの一番のウリは、やはりあのコンパクトな折り畳み性能だと思います。

Ori1 小径車の車輪は、20インチ(ダホン、バイクフライデーなど)がポピュラーですが、折り畳みを追求すると18インチ(ご存知BD-1)、このブロンプトンの16インチと車輪が小さくなります。走りも考えると14インチのトレンクルあたりが小ささのギリギリでしょうか?

小さいのに走りもいい感じですが、ブロンプトンを折り畳めば、小さく、突起の少ない持ち運びやすい形状になるのです。しかも素早く簡単に。

鉄道旅のお供に、期待がつのります。
ちょっとお洒落な英国車として、街乗りや散策にも気持ちよいですが、やはりあの折り畳み具合を知っていただきたいので、今回は、折り畳みについて書きます。

私が解説するより、以前もご紹介したここにオフィシャルな折り畳み動画があります。 (このケンケン乗りはクランクが痛むのでロード乗りの禁じ手ですが、公式にやってるんだから耐久性があるのでしょう。)これを見ると、なんとまあ、スムーズに素早く畳むこと!私はここまでには達していませんので、コマ送り状態でお届けします。補足ということで・・。

Ori2 まずは停車。サドルをちょいと持ち上げると、このリヤフレームの接続部分が自然に離れます。

2007年まではここ繋がっていないんだから・・。
フレームが簡単に離れるって、とんでもない気がしますが、こういう発想が凄いのでしょう。乗ってるときは影響ないですし。段差越える時は畳まないで持ち運ぶほうが大変という自転車です・・。

Ori3

で、この時ブロンプトン乗りの皆さんがやっているのは、足で軽く脚払いのように後輪をけりながら、こう車体の下に後輪を持ってきます。ドロヨケをこすらないように要練習です。

チェーンテンショナーが付いているのでチェーンの長さが変わっても外れません。



Ori4 この状態で自立してます。なんか可愛い・・。

ブロンプトンはスタンドを装着しません。
これが、駐車する時の停め方なのです。
リアキャリア付きのモデルならもっと安定すると思います。

この時クランクをまわして、左側のペダル位置を前方斜め上にしておきます。

あと、この時前輪と後輪はぶつかるので、前輪は右側に逃げておきます。この微妙な重なりは、何年か前にメーカーで改良されロングホイールベース化したのが原因なのでしょうか?


Ori5 次にフレームを折り畳みます。1本の太いフレームにジョイントがあります。

黒いハンドルをくるくる回して緩めると、シルバーのクランプ部分が離れてロックが解除されます。

折り畳んだら黒レバーを戻しまわしてまた締めないと、走行中にクランプごと脱落するそうなのでご注意。

Ori6 ここが私まだ上手に出来ないんですけど・・。ダホンに乗ってたクセで先にハンドルを畳んでしまう。すると上手くいきません。さらに、前輪を前方向に向けたままフレームを折るのですよ。ダホンはフレーム折ると前輪が後ろ向きになるので、なかなか慣れません。ハンドルポストをしっかり持ってやるといいみたい。

で、重ねる時にちょい前輪側を持ち上げてやると・・。




Ori7 フロントフォーク下部に、フックが付いていて、それが後輪のチェーンステーに上からストンとはまるのです。

これで重なったフレームは離れません。









Ori8 次にハンドルを折り畳みます。
根元のクランプを先ほどのように緩めれば、すとんとこの位置に折り畳まれます。

ハンドルの位置を体のポジションに合わせるために傾けたりブレーキレバーの位置を変えると、このあたりで引っかかったりするみたい。今は折り畳み重視で、ハンドルポジションはいじらないようにしておきます。





Ori9 で、ハンドルもここでフックが接続されます。

ハンドルに突起があって、フォークに受けがあります。

カチッとくっついて、強く引かないと離れません。固定されてぐらぐらしないのです。これは持ち運びの時に大切ですから。

こういういちいち固定する箇所があるのが偉い所です。


Ori10 それで、シートポストの根元のレバーをワンタッチで解除してサドルを下げます。こうすると重なった前後輪がロックされてびくとも離れなくなってしまうのが不思議。そしてまたロック。
さらに、前回解説しました世界一内側に畳める左ペダルを折り畳み、右ペダルがタイヤに当たる位置に左クランクを前に出せば完成です。

小さくて真四角。これぞコンパクト。



Ori11 右手でサドルを持って運ぶ方は、この位置で持ちます。体側がこちらです。突起が無くて持ち易そうですね。

サドルの先端を持って持ち上げます。キャスター付きなのでこのまま転がすことも出来ます。ただ押す時の位置も低いので、転がし方は今後研究課題です。






Ori12 上から見た図。

ぴったり前後輪がくっついています。ダホン等の単純な二つ折りだと、この車輪の間が結構開いていて、幅が広かったりしますが、ブロンプトンはスリムです。

折り畳みを解除する時は、前後輪を開く前にシートポストを上げないと離れませんからそこは注意です。


Ori13これなら持ち運びやす い。体の横にぴたっと寄せられますね。サドルを持つのがセオリーのようですが、ロード輪行袋に付属しているストラップなどをフレームに付けても、持ち易そうですね。車体の向こうに手をまわして抱えるようにして。

これなら電車内での置き場所も困らないでしょう。トートバックに入れれば普通の荷物ですし。網棚は危ないからダメですけど。

これを持ち運ぶ時のカバーや、家での収納ケースについては、また後日書きます。

では、また。

|

« VWポロ限定車対決・Polo felice VS Polo SE。 | トップページ | 今年の抱負 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ブロンプトンを折り畳む。旅のお供にぜひ。:

« VWポロ限定車対決・Polo felice VS Polo SE。 | トップページ | 今年の抱負 »