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2008年6月25日 (水)

無濾過という芋焼酎「もぐら」「たなばた無濾過」

素人芋焼酎呑みシリーズ、今回のテーマは「無濾過」です。

過去、麹の種類、芋の種類、蒸留方法での芋焼酎の
味わいの違いを書きました。
今回は濾過をどうするかです。

蒸留した焼酎の原酒には、フーゼル油と呼ばれる油が含まれます。
コレがどうも変質したりして焼酎の風味に悪さをするらしいのです。
なので、一般の焼酎は濾過をしてこれを取り除くわけです。

しかし、このフーゼル油の中には、香りや旨味などの風味も沢山含まれているそうで、
それを上手に残してやることで旨味の濃厚な芋焼酎を作り出すことも出来るのです。
そこでフーゼル油を濾過フィルターなどで取り除かず、貯蔵原酒表面に浮いたフーゼル油を手作業で掬い取ったりしたものが「無濾過」焼酎なのだそうです。
全く濾過しないわけではないのですが、雑味と旨味のバランスをとってフーゼル油を適度に残すことで、その残し加減が蔵の腕の見せ所、味を決める部分なのでしょう。

私は、より芋の風味が濃厚な焼酎を求めた時期があり、手元には何本かの無濾過芋焼酎があります。
今回は2本をご紹介。

Mr1_3 「 もぐら(土竜)」

さつま無双(株)(鹿児島市七ツ島)

原材料:薩摩芋(コガネセンガン)

麹:米麹(白麹)

無濾過

どうも、都会的なウケを狙ったようなラベルとネーミング・・。
詳しくないのですが、「酒職人ギルド」という酒屋集団のプロデュースで大手のさつま無双との共同企画品らしい。

酒の中身うんぬんの前に、なんか企画物の香りを感じてしまいます。和紙のラベルに毛筆書体で焼酎と関係がなさそうなネーミングを描くパターン。名前とラベルのお洒落さで話題を作って売っていこうという。一連のさつま無双のこの企画品は皆同じ感じの見た目です。

では、味はどうでしょうか?フーゼル油をよく振って混ぜてから注ぎます。
生で飲みます。
香りはとてもよい。甘い感じ。
口に含むと芋のホクットした風味とやや甘み、同時に荒々しい辛さ。アルコール感。かなり刺激ありです。刺激が遠のいた後ふわっと旨味が拡がります。
後味は芋感豊富です。

ロックで飲みます。
刺激感はやや少なくなります。芋の風味がその分感じられる。
ただすぐに渋み、酸味が出てきて後味に残ります。
ロックにしても呑みやすくはなりません。後味は渋みの中に芋のホクッとした香りあります。

お湯割です。
あ~旨い。荒さが無くなり、マイルド。黄色くほくほくしたお芋を想像させるようないい香りです。
芋焼酎臭さより、芋の香りが引立ちます。それでいながら辛さも残るのが無濾過なのかな?ちょっと薄めに割るといいかも。若干酸味を感じますが。まろやかになって美味しいです。

Mr2 無濾過をうたっていない芋焼酎でもこのくらいの濃厚な芋感の物はありますので、刺激的な感じの中に芋の風味が濃厚なのが特徴かなあ。

しかしこのワイルドな和紙のラベル。ちょっとなあ・・。こういう個性を出さないと、目立たないんだろうなあ。
裏のラベルを読むと、
「今回、まるまると太った良質の黄金千貫が手に入った。・・・芋を見た時、もぐらを思い出した。そして、これが酒名の由来となった」
そうです。
生やロックではガツッと濃厚、お湯割りでふくよかな芋らしい味わいです。

続いて。

Mr3 「たなばた無濾過」

田崎酒造(株)(鹿児島県いちき串木野市大里)

原材料:薩摩芋(コガネセンガン)

麹:米麹(白麹)

無濾過

「七夕」という焼酎は、スーパーやコンビにでも売っていて、かなりポピュラーな焼酎です。
しかし、「たなばた」という平仮名表記の焼酎は、プレミアムな商品を目指して作られているようです。七夕は呑んだことがありますが、それほどインパクトは感じませんでした。老舗の蔵が送り出した無濾過のたなばたはどうでしょうか?

生で飲みます。
おお甘い。かなり上品です。非常にまろやかで洗練されています。どことなく果実感を覚える風味。ホクホク感はあまりありませんが、芋の濃厚さはあります。後味に辛さを感じます。香りはちょっと複雑・・。

ロックで飲みます。
ほっくりした芋感が出ました。けど濃い。後味に渋みというか酸味を感じる。コレが無濾過の特徴なのかなあ?最後に辛い。

お湯割です。
こいつは甘い。旨いです。それでいて後味は辛く切れる。濃厚でいながら呑みやすい。
酸味は薄くなり、芋の風味がまろやかに出てくる。
濃いのに綺麗。丁寧な造りをしてるからなのか。上品で甘く旨い。

無濾過の焼酎2本、濃厚ながらクセも少なく、旨味の多い焼酎です。

では、また。

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コメント

こんばんわ。
下戸(体質的にアルコールが合わないようでビール中ジョッキ+ウーロンハイで充分なのです)なのでお酒の話題にはなかなかコメントしづらいのですが・・・
親類の呑み助に聞いた話では、胡麻焼酎が旨いと申してました・・・
僕は独身時代は「雲海」をウーロン茶で割ってよく飲んでました。
(独身時代は体質的に合わなくても営業職だったので仕事で苦労しないように無理して飲んでました・・・今は無理しません)

投稿: 羽ぴょん | 2008年6月26日 (木) 22:58

羽ぴょんさん、こんばんは~。
おおっと、羽ぴょんさんはお酒が苦手ですか。体質に合わないってありますよね。
けど、ビール中ジョッキ&ウーロンハイが呑めれば下戸じゃありません(笑)。
立派に酒飲めてますよ~。

私も最近は、中ジョッキ2杯に焼酎で、もうダウンです。日に日に弱くなっております。

焼酎っていろいろな材料で出来るのですね。ニンジンとか牛乳とかもあります。家の地元じゃ長ネギの焼酎もあります。
胡麻ですか。旨そうですね。体にも良さそうなので呑んでみます。
その前に部屋中に転がっている芋焼酎を何とかしないと・・。

雲海は蕎麦焼酎でしたか?
接待は大変ですよね。辛かったことでしょう。
私は接待は無かったのですが、若い頃残業の後、上司に付き合って深夜まで呑むのが辛かった・・。
おねいさん達のいる飲み屋で真夜中まで。夜中の2時まで仕事して5時まで呑んでタクシーで帰宅して8時に出社して会議、ってのがあったけど上司もおかしくなってたんだろうなあ・・。
若い頃って自分の時間を妙に大事にするじゃないですか?辛かった。
今じゃそんな状況ウハウハですよ!何であの頃ノレなかったのだろうと後悔です。

お酒は程々がよいです・・。

投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年6月27日 (金) 00:25

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