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2008年6月 8日 (日)

榛名山・相馬山(1411m)に登る。

今年最初の山登りです。やっと登山靴が買えたから・・。
2008年6月7日(土)

最近書いています新しい登山靴のガルモント・ピナクルGTX の慣らしと、その性能を確かめるために、近所の榛名山に出かけました。
靴が馴染むか心配なので、往復2時間以内、岩場やハシゴの急登がある、家から近い山、ということで榛名の外輪山である相馬山に登山。

As1_2 自宅の高崎から車で、天神峠~榛名湖経由で沼の原へ。

前方のトンガリ山が相馬山です。なんか凄そう・・。私、尖がった山が好きなんです。

榛名山(200名山)はカルデラを形成する火山だった山。真ん中に榛名富士と榛名湖、周りを外輪山が囲む。最高峰は掃部ヶ岳(1449m)ですが、相馬山(1411m)のほうがその山容からシンボル的な存在です。

地元の高崎からは大きく裾野を広げた榛名山が見えますが、相馬山はその中でも尖がった目立つ山です。

As2 榛名湖畔から沼の原と呼ばれる平らな原っぱへ。ちょうどツツジが満開で綺麗です!沢山の観光客が訪れていました。

この直線道路行き着く画面左端にあるヤセオネ峠から入山します。
なだらかに右方向の相馬山直下まで登って、尖がった山頂まで登りあげます。

この山の角度、どんな登りよ・・。

As3 ヤセオネ峠駐車場。
漫画「頭文字D」をご愛読の方なら有名な駐車場。

榛名湖方面なら峠左手。バス停横から入る。伊香保方面からなら峠右手です。
結構広い。

路肩にも止められそうですが、遠くないのでこちらにどうぞ。バス停に止めちゃダメよ。
ここでもう、標高1170メートル。素人おやぢ登山はアプローチで楽できる山ばかりです。

As5 入山口。駐車場の反対側。赤い大きな鳥居が目印。
登山道の工事中。通行止めっぽかったですが、挨拶すると快く通してもらえました。

11時15分登山開始。









As6 スタートすると、最初の鳥居。

榛名山は榛名神社への信仰の山。
シンボリックな相馬山へも信仰として古くから登られているようです。
頂上に黒髪山神社があります。








As7 鳥居が続き、神聖な場所に来た感じ。

ツツジとの赤の競演。










As8 いい時期に登りました。
登山道のいたるところ、ツツジが咲き誇っています。

ここまでは、樹林帯の穏やかな登り道です。








As9 お地蔵さんのある、分岐の広場。
「ヤセオネ峠・スルス峠分岐」ここまで20分。

左手階段を登った赤い鳥居が相馬山への急登の始まり。相馬山への看板は無いので、階段登って看板のスルス峠方向の逆側にある鳥居にいきます。
右手方向はスルス峠への道。上で繋がってますけどね。






As10 鳥居をくぐると、急登。

岩場ですが、流石は信仰の山、岩が階段状に整備されています。
相当の昔からこうなっている感じ。ここまで整備するのは大変だったでしょう。

はあはあ言いながら、立ち休みを繰り返します。














As11 おおっと、鎖場だ~。
これこれ、良いですね。

そんな垂直な斜面じゃないので、特に鎖は使わなくても登れますが。
手がかりが無い時はお世話になります。
なんか大きめでとても重くて、持ち上がりませんから。

右側に緩い斜度があるので、足がかりを探してジグザグに慎重に上がれば大丈夫。

コケがあるので滑らぬように。

靴の性能試し・・。
うん、足の裏は痛くならないですね。
ソールが硬いので、曲がることを期待しちゃいけません。中途半端な足の置き方は足に負担。確実にホールドさせれば、登りやすい。

As12 うわあっと、ハシゴだあ~。
この山は面白い要素が沢山。アトラクション感覚の山登り。

本格的な岩場登山への練習になります。
このはしごをここまで持ってくるのは大変だったでしょう。感謝です。

向かって右側のはしごは途中までだし、木が覆いかぶさるので、画像左側のハシゴがお薦めです。












As13 この靴、「北アルプスのハシゴで安定して登りやすいですよ」という店員さんのお薦めが決め手となって買ってしまったのです。

安定してるかな?靴底が厚くて硬いから、足裏が痛くならないことは確か。

このように岩がハシゴに飛び出ているところはご注意。ハシゴに靴がつま先までしか掛からなくて、ん?という感じ。
こういうときこの靴は安定しますな。

As14 このハシゴを登るとまたハシゴ。
今度は手すり付きの親切設計。

ただ、こういう橋みたいなハシゴほど踏み外すと大変なことになるので、ご注意。
















As15 もう一回鎖場。

最大斜度は瞬間的に一番キツイ。

右手側に迂回して小まめにホールドしていけば大丈夫。

けど面白いので鎖のある場所を直登。
3点確保の練習。両手両足でよじ登り「アルプスはこんなもんじゃないんだ・・・」とぶつぶつ呟きながら何度か往復。
これがずっと続く山だったら嫌だなあ。
ここはすぐ終わり。



As16 最後のこの鎖場を登ると、あと10分の看板。

あとじゅうぶん、とか書いてありますけど。
ここから先は楽になっていきます。







As17 岩場が無くなり樹林帯の道。鉄製の鳥居をくぐればもうすぐ山頂です。

このあたりからガスが出てきました。









As18 さあ、山頂です!
と思ったら、家かよ・・・。

いや、社務所のようですね。

中では信者の方でしょうか?いや登山者のようでしたがくつろいでいるグループがありました。

この横を通ると山頂。
12時到着。



As19 山頂は狭い。しかも人で一杯でしたよ。
仏像やら灯篭や祠が沢山並んでいます。
三角点は見つからず。この灯篭のあたりが一番高いか?

人が祠や仏像の間で休んでいる感じ。

画面左で側の眺望は無し。右手側は切れ落ちているので眺望が期待できそうですが、ガスで何も見えず。右手下へ降りるルートがいくつかありますが、通行禁止。

ガスが無ければ高崎方面の関東平野が見えるでしょう。富士山も見えるそうです。
今回は何も見えなかったので、あのトンガリ山のてっぺんにいるんだと想像して満足。

As27 奥まで進むと、一段高い場所が。ここが最高点か?ピークハンターな方は高そうなところをいくつか踏んでおきましょう(笑)。私はどうでもよいので昼食。

尚、この先にオンマ谷への下山ルートがありますが、現在は通行禁止です。

この後、混んでいる人たちと仏像に挟まれるようにシートを敷いて休みました。
お湯を沸かしてカップラーメン&コーヒー。この模様はまた次回。


As28 12時55分下山開始。
頂上直下は穏やかな道。

たまに両側が切れ落ちているので、ロープが張ってあるところはお気をつけて。







As29 山頂の下に簡易トイレを発見!
これは凄いトイレだ・・。
登山道から谷をやや下りて、急斜面に入り口を引っ掛け、足場を組んで設置されています。下は崖。

なんか「ドッキリ」みたいに入ったら斜面を滑り落ちていくんじゃないかと・・。

排泄物はどこへ行くのかはご想像にお任せします・・。中を見ましたが想像通り(笑)。

As30 さあ、鎖場の下りが待っています。
靴紐をきつく締めなおします。
靴ズレが心配だったので、登りはちょっと緩めてしまったのです。
ここまでは大丈夫だったので、靴の中で足が動かないように締めます。

途中岩場で30名程の団体さんとすれ違う。バスツアーのようですが、リーダーがちゃんとしていて指示、皆マナーよく避けてくれました。
あと少しで頂上ですよ、と声をかけお礼を言って下山続行。
しかし、山頂はすごいことになっただろうなあ・・。



As32 ハシゴの手前から下が見えます。

沼の原の直線道路沿いはツツジが咲き誇っています。








As33 はしごを降ります。
上部ではハシゴは3本あります。

画像一番右のハシゴは途中まで。ぐらぐらしているので下りないほうがよいです。

やはり真ん中がベスト。





As34 下を見ると結構高い。

足が揃って内股になっちゃってる(笑)。

一歩一歩慎重に下りましょう。
高所恐怖症の人は下を見ちゃダメよ。













As36 急な岩場が終って、お地蔵さんの広場に戻ります。

ここまでは足場の悪い岩場の下りだったので、上りとあまり時間が変わりませんでした。

右手の道をヤセオネ峠へと下ります。ツツジの樹林帯。







As37 愛用の水筒、キャメルバック0・5L。
ストロー状で歩きながら下を向いてても飲める便利なボトル。

水色のノズル(柔らかい)を噛むと水が吸えます。噛む向きがあるので、自分の好みの方向にします。

ただ、シーズン最初は何故か上を向いて飲んでしまう。すると水は出ませんね・・。



As38 本当にいい時期に来ました。
ツツジの道です。

静かな一人歩き。










As39 鳥居が連続する場所を通ると、車道の音が聴こえてきて、登山道も終ります。











As40 ヤセオネ峠に到着。
バスでもここまで来れます。
ただ、本数はご覧の通り少ないのでお気をつけください。
伊香保温泉からバスで行けます。

今回のヤセオネ峠コースは行程が短めです。
もっと歩きたい方は、沼の原手前の県営グランドからの入山口を登り、スルス峠の尾根道から、お地蔵さんの分岐に行けます。

沼の原も木道が整備され、この時期はツツジを楽しみながら散策が出来ます。







As42駐車場の愛車ポロの所まで帰ってきました。

今回使ったザックは、グレゴリーのジャクスト。もう廃盤モデルですが、27リットルで私は日帰り用として使用。雨具と昼食とお茶セットを入れてこんな感じ。

日帰りなら小さい20リットル以下のディパックでもよいのですが、背面がしっくり来ません。これは背面が30リットルクラスの長さがありますので背負いやすいのです。ベルトで荷物に応じて大きさを調節できますので、大は小を兼ねます。もともと山スキーなどのスポーツ用で細身のデザイン。荷物はそんなには入りません。あくまで背負い心地でチョイス。

As43 新しい靴は、良かったかな?岩場で安定していましたし、痛い所もありません。
やっぱりソールは硬いので、岩場では足の置き場をしっかり決めないと。靴の曲がりを期待してはいけない。ちゃんとホールドできれば靴は動かないので楽です。

この調子で馴染ませていきましょう。
軽いトレッキングでは、やっぱり大袈裟・・。


今回より、登山の記事は「2008年の山行」カテゴリーになりました。山の装備などは従来どおり「山のこと」カテゴリー に書きます。

~データ~

「榛名山・相馬山(1411m)」(単独)

標高差241メートル
2008年6月7日(土)晴れのち曇り

ヤセオネ峠(1170m)11:15~スルス峠への分岐11:35~相馬山頂上12:00
下山開始12:55~ヤセオネ峠13:35

装備
ザック:グレゴリー・ジャクスト27L
登山靴:ガルモント・ピナクルGTX
服装:モンベル・ウィックロンラガーシャツ(長袖)、ワイルドワンパンツ、
    パタゴニア・ベースレーヤー・キャプリーン1(半袖)
雨具:ノースフェース・レインテックスフライト(携帯)
水筒:キャメルバック0・5L、ラーケン1L

うーん、次の山は岩場の稜線、眺めの良い尾根歩きがしたいので、高度をもう少し上げましょう。

では、また。

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コメント

ニューブーツのシェイクダウンですね!オーバースペックなところ以外は順調なようでなによりです。
あ~あのトンガリ山は相馬山というのですか。ちょんと登山道があるのですね。知りませんでした。はっきりいって、富士山しか登ったことが無いので、山については全く素人なんです、私…。群馬県内にもたくさんの山があるので、機会があったら登ってみたいです。動機付けには道具を買うところからかな?(笑)

投稿: ecotech | 2008年6月 9日 (月) 08:55

高所恐怖症なので…はしごは難しいかも?でも鎖場はOKなんですよねぇ~。あれはあまり下見ることがないからか?鎖と、自分の足下でいっぱいいっぱいですもんね♪

はしごはイカン、はしごは(爆)。

あー登りたい!!

投稿: なごいく | 2008年6月 9日 (月) 15:15

>ecotechさん、こんばんはー。

ええ、ニューブーツ、実戦投入です。
やはりオーバースペックでした、もっと険しい山に登れって靴が言っていました。

相馬山、高崎から尖がって見えますよね。
実際尖っていましたよ・・。
このあたりの山は殆んど登山道があります。人が登ると道が出来てしまう。
裏妙義の高速沿いの岩山達もマニアな人たちが作ったルートがあるらしい・・。
超危険なようですが。

やっぱり、まずは道具ですよ!
もう道具を使わないスポーツ、趣味はやらないです(笑)。
実際使わなくっても道具が手元にあると満足・・。これがおやぢってもんですよ!
さあ、ICIで一式揃えましょう~。


>なごいくさん、こんばんはー。

おおっと、ハシゴはダメっすか!やっぱり高いところは、私も辛いっスよ。とある部分がきゅううーっとなってしまう感覚に襲われます(笑)。

やはりコツは、下を見ないことですね!
ハシゴは落ちたときは悲惨ですね・・。
鎖場はまだズッて落ちて止まるかもしれないしー。
やっぱり危険なところはなるべくは避けたいですね。

さあ、そちらもそろそろお山の雪が消えてきたのでは?
行きましょう、お山へ。
もうすぐお花畑のシーズンですよ~。

投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年6月 9日 (月) 22:34

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