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2008年6月24日 (火)

理容室でマッサージ。

3ヶ月に一度しか行かない理容室。

その理由はここで何度も書いているように、
①椅子にじっとしているのが苦手、
②自分の意思で動けないのが恐い、ので生まれつき理容室嫌いだからですね。
けど、現在通っている隣町の理容室は結構好きでして、このカテゴリーで何度も楽しい出来事をレポートしてきました。

昨日、月曜日も営業している掟破りのその理容室に、仕事の調整休暇を頂いて行って来ました。
ええ、③待つのが嫌い、という理由で、理容室の駐車場に2台以上車があると前を素通りしてしまうのです。ですから休日なんて行けません。平日の空いていそうな時間を選んで行くのです。

駐車場に1台も車がありません。ラッキー。
車を入れるといつもの店長がドアを開けてお出迎えです。コレは相当暇なんだなあ・・。

「電動おやぢさん、お久しぶりです!きっちり3ヶ月、お待ちしていました!」
「あ~、なんだか混んでるみたいだから帰るわ・・・」
「イヤイヤ、待ってくださいガラガラですよ。さ、ここにお座りください。今日はどうされますか?」
「うーん、4ヶ月経っても伸びたふうに見えない髪形で・・。」
「え?いや、いつもの感じですよね?」
「今回はもっとさらにアヴァンギャルドにね!今っぽい感じ全開で頼みますよ、っていうかビジュアル系で!」
「・・・。じゃあ、前回の様なアシンメトリーでやりますから!」

「出来上がりです。コレでどうです?あ、メガネかけないと見えないんですよね?」
「ああ、いいっすよ、もうどうだって・・・」
「なんですかー!?あれだけこだわり見せたのに、髪形どうでもいいんですか!?
じゃあ、鏡を目の前に出しますから!」
「おー、よく見えるね、うん、こっからさ、もこみち風にしてよ。」
「無理っすよ・・。じゃ、じゃあ、このコがヒゲ剃りますから。」

「宜しくお願いしま~ス」
おお、この店は店長と一名の20代前半のアシスタントギャルで営業しているのです。
「私、いつもは本店なんで、ここにヘルプで来るの久しぶりなんですよ。
けど、電動おやぢさんのこと憶えてますよ!1年くらい前にお会いしましたから・・。私のこと憶えていますかあ?」
(ええ!沢山来るお客の中から、私を憶えていたなんて!
う~ん、誰だろう?ボクシング好きなコかな?いや、待てよ・・。)

「うん、あれだ、○○町のマンションで一人暮らしをしてるコでしょ?」
「ええ!憶えていてくれたんですかあ!嬉しい!そうなんですよ。今は△△町に引っ越したんですけどね!」
(ウオオオオい!ビンゴかよお!やったぜ、適当に言ったら当たったよ~、コリャいけるぞ!)
「それで、え~と、確か××村出身だよね?そこの鉱山の側に家があるという・・・」
「ええ!凄い~。憶えててくれたんですね!電動おやぢさんて記憶力抜群ですう!」
(おいおい、憶えてたよ。俺って神?今日は凄いぜ、これで掴みはオッケーだぜ!)
「うふふ、さらに私の情報を加えると5人兄弟なんですよ!」
「へ~、じゃあ、家族みんなで賑やかなんだね!?」
「それが・・・、両親は今別居中なんですよ・・・。」
「え?そうなの?う、うん、けど、きっとまた仲良くなれるよね!」
「はい、ありがとうございます!。じゃあ顔剃りますね!」
「え?顔を剃っちゃうのお?それじゃ、顔が無くなっちゃうよお~、わっはっはあ!」
「え~?いやだあ、じゃあ髭を剃りま~す、ですよね!うふふふふ!」
「あはははははー」
ああ、このまま時よ、止まってくれ・・。

「じゃあ、シャンプーしますね!」
うおおお!な、なんて凄いシャンプーテクニックなんだ!
まるで指が生き物のように私の髪を頭皮を刺激していきます!
「凄く洗うのが上手なんだね・・。」
「ええ・・、私、父親と小学生まで一緒にお風呂に入っていたのですけど、
いつも父を洗ってあげてたんですよ!その時父は背中だけ流してって言うんですけど、私、つい全身洗ってあげちゃうんですよ~」
(ええええ!、ま、まさか、このコは、父親の姿を私に重ねて、中年のおやぢが好きなのでは?おやぢ大好きギャルなのではあああ?これは、いける?いけるぞお!)
「そっかあ、だからこんなにシャンプーが上手なんだ。」
「ありがとうございます!どこか痒いところがありますかあ?」
「脳ミソだな・・。いや心だ・・。私の心をかきむしってくれよ!」
「ええ?いやだあ、電動おやぢさんたら、面白いですね!」
あああ、このまま時よ、止まってくれ・・。

その時電話が鳴りました。
「はい、店長です、お疲れ様です。え?ええ、今月は厳しくて、あっ、ちょっと売上目標に届きそうも・・ええ、わかってます、ハイ、頑張りまっす!」電話を置いて店長すかさず小声で、
「あー○○君、マッサージ・・、そうマッサージ。」
「あ、はい!あっと、電動おやぢさん、この前やった顔面マッサージなんていかがですか?」
「うーん、あれって、きゅっポンきゅっポン音がして恥ずかしいんだよねえ・・。」
「えっと、それじゃあ、そう、トリートメントどうですか?別料金ですけど今ならキャンペーンで安いんですよ。」
「それって頭がピカピカになる奴かい?」
「ええ?いやだあ、頭がピカピカじゃあスキンヘッドじゃないですかあ!」
「ああ、そうだねえ、面白いこと言うねえ、あはははは!じゃ、トリートメントだけ頼むよ!」
「ありがとうございます!じゃあ、これしゅわしゅわっとしますよ~。それで軽く頭皮を揉みますよ~」
おお。頭が気持ちええ!すごいマッサージテクニックです。
「うおおお、首筋まで?揉んでるの?凄いよ、気持ちいいよ、もっと~もっとー!」

「うふ、ここから先は頭皮マッサージになっちゃうんですよ~。どうしますか?別料金ですが。頭皮マッサージで続けますかあ?」
「た、頼むよ!揉んで下さい・・・。」
「ハイ!ありがとうございます。」
くうう、なんて上手なんだ、緩急をつけ、頭を刺激し、首筋をもみほぐし、体が弛緩して行きます・・。

「あっと、電動おやぢさんてこの前マッサージしたとき、肩とかスゴイこってましたよね。このまま肩マッサージまで行きますかあ?別料金で。」
「うんうん。頼みます。肩も揉んでください!」
「はい、ありがとうございます!じゃあ、この抱き枕を膝の上に置いて抱っこしてくださいね~。」
「はーい、抱っこ・・・。」
「じゃあ、首、肩、背中を揉みますけど、どこがいいですか?どこでもマッサージしますからね~!」
キラーン!
「ど、どこでもマッサージしてくれるのかい?」
鏡越しに店長と目を合わせアイコンタクトを交わし、お互い激しくうなずきあいます・・。
「んもう、やだ!首肩背中のどれかです!じゃあ、肩いきますよ!」
うおおおお!効くう!小さな指先に全体重をかけてマッサージです!
「すごいテクニックだ!どこで覚えたの?お店で教えてくれるの!?」
「いえ、先輩と勉強会でマッサージしあうんですよ。けど、私、小さいときから父親にマッサージさせられていたんです・・。それで、どんどん出来るようになって。1回1000円のお小遣いがもらえたんですけどね!これ、殆んどが私のオリジナルの技なんですよ!」
ウオオオオ、すごい!やはりこのコはおやぢが好きなんだ!だからこんなに熱心な揉み方が出来るんだね!くう、肘を使って、そんな、そこをグリグリするなんて~!
も、もう、もうもう!」
私は、おやぢ大好きギャルとの初めての一体感を得たのでした・・。
「はい!10分です!お疲れ様でした~。」
はあ、はあ、はあ・・。

「じゃあ、髪形をセットしますね。何か髪におつけしますか?」
「ええ、エバラ焼肉のタレを」
「・・・、じゃあドライワックスで仕上げますからね。店長、コレでどうですか?」
「う~ん、こうきたか。むしろ、ここをこうやって、こうしたほうが・・。
出来ました。電動おやぢさん、メガネかけて見てください。」

お、おお!まるで某メガネロックバンドのボーカリストみたいじゃないですか!?
漫画ハチクロに出てくるメガネ男子にも似ています!
「店長!グッジョブ!GJだよ!」
私は親指を突き出し叫びました!
「ええ、この髪形の特徴は、いつもの横分けにせず、前髪を全部左から右に流します。そして、トップの部分を右から左に流します。するとこう、わしゃわしゃした感じになるのです。」
「う~ん、で、この頭のてっぺんのコブはなんなの?」
「それはコブじゃなくって、トップにボリュームを持たせているんです!そうしないとぺちゃんこになりますから・・。ドライヤーとワックスで作ってみてください」
「そりゃ、忙しい朝には無理だよなあ・・。ま、やってみますよ。ンじゃあ、お会計を」

「はい!うふふ、いつもありがとうございます!えっと、カットが平日サービス価格で2730円ですね。それとお、オプションを各種加えますと・・・
6710円になります!」

「・・・・。」

店長と彼女は店の外に出て、私を丁寧に見送ってくださいました。
家に帰って鏡を見ると、モミアゲの長さが左右違いました・・。
そういえばモミアゲのこと一切触れなかったな・・・。これぞアシンメトリー。
自分で髭剃りで長さを整えました。
そして髪形は、翌日いつもの横分けになっていました・・。

では、また。

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コメント

こんばんわ。
床屋は1年以上行ってないです・・・髪の毛は自分で切ってます。
会社帰りに寄れた店が閉店を早めたものだから・・・といって休みの日を髪切りでつぶしたくないし・・・なので今はサボとダイソーハサミで風呂場で散髪してます。
襟足と耳の上だけは自分でやりにくいので、ある程度形を整えたら嫁を呼んで仕上げてもらってます・・・
年に4回床屋に行っていた時でも1260円のコースを選んでいたので浮いた金は5000円程度ですが、待たされる事も無いので自分的には有りです。

投稿: 羽ぴょん | 2008年6月24日 (火) 21:42

羽ぴょんさん、こんばんは~。

おおっと、羽ぴょんさんは私に似ていますね。私も実は自分で切る派だったのですよ!

床屋がホントに嫌いなんです。
学生時代から自分で切っていました。やはりサボは愛用です。あれは便利ですね!
カミソリで自然な段カットが出来ます。カリスマ美容師がやっていたテクニックを20年以上前に習得していました。トップは短く切って、当時流行っていたパイナップル風カットにしていました。
風呂なしアパートに住んでいましてね仕上げのシャンプーは、ヤカンとポットにお湯を沸かして、流しで髪を洗っていましたよ。

就職活動もその髪形で行きまして、重役面接で、その髪形を何とかしろと言われまして、内定くれたら床屋に行きますと答えました。しかし働き出してもずっと自分で切っていましたね。カットハサミとすきハサミも買って。後ろは鏡を2枚合わせて見ながら切りましたが、勘です。かなり失敗していましたが、自分では見えないので良しです。
耳を切った時はOLさんに笑われましたが・・。

ここ10年は同じ床屋に行っています。ただ混んでいて待つのはいやなので、仕事を休んで平日に行くという、大袈裟なことになっています。
また自分で切る日が来ると思います・・。

投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年6月24日 (火) 22:27

散髪ネタはどこまでが妄想なのか全く不明ですが、爆笑鉄板ネタですね(笑)
実は自分の実家、床屋なんですよ!大学に入って家を出るまで、家で切ってもらってました。なので、初めて家以外で散髪してもらうときはスゴク緊張しました。どのような髪型に?と聞かれるのはわかっていたので、スラムダンクの単行本を持って行き『この髪を切った後のミッチーにしてください』と頼みました。しかし『マンガはちょっと…』と断られたので、思わず『じゃあスポーツ刈りに…』と言ってしまい、30分後には大門になっていました。
現在は富岡と吉井の町境にある『タミーズヘア』という小さな店に行ってます。関西系で祭り好きなオジサン、一人でやっている店です。楽しい店ですよ!

投稿: ecotech | 2008年6月24日 (火) 22:31

ecotechさんこんばんは~。

いや~、散髪ネタは実話です!
ほんととんでもない床屋さんですよ。あの店長はかなりおかしい・・。私もつい悪ノリしてしまいますが。
毎回違った女の子がアシスタントをしてくれるところも魅力です。
やってもらってる時は妄想全開ですけどね!
今回は、他に誰もお客がいなかったのでかなり好き放題に店長とおふざけしてしまいましたよ。ここでは書けないくらいのシモネタ全開でしたから。他に客がいるときは流石にここまでは出来ませんけど・・。

おお、ご実家が床屋さんとはすごいですね。カットモデルになってみたりして。
スラムダンクの単行本とは冒険しましたね~。漫画の髪形ってやっぱ漫画ですから!「明日のジョー」なんて真正面から見るとどうなるんだろう?
やっぱ店も断るのか・・。

私も学生時代初めてパーマをかけた時、ロンゲのアクション俳優の写真を持っていったのに、おばさんパーマにされてしまいました!

タミーズヘア、って民雄さんなのかしら?吉井で関西系って?
やはり面白い床屋さんは良いですね!


投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年6月24日 (火) 22:47

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