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2008年6月15日 (日)

黒斑山(くろふやま・2404メートル・浅間山系)に登る。その1・登頂編

梅雨の晴れ間に、山へ行ってきました。

K1 群馬と長野県の県境にある浅間山の外輪山、黒斑山(標高2404メートル)です。
いきなり先週の登山から標高を1000メートル上げてみました。

画像の一番左の山が黒斑山。全ての画像はクリックすると拡大します。長野と群馬の国境エリアでは浅間山の次に高い山です。

なんだか、日本じゃないような風景・・。
前回の榛名は、新しい靴に慣れる、鎖場ハシゴ体験がテーマでした。今回はご覧のような絶壁の縁を歩いて高度感に慣れる、がテーマです・・。ちょっとビビってます。

K2 自宅の高崎を朝7時に出発。上信越自動車道を小諸ICで降りて、チェリーパークラインを登り登山口の高峰高原・車坂峠に8時30分頃到着。
快晴だった前日に比べるとやや雲が多い。浅間山は雲の中。

車坂峠から、これから登る山を望みます。




K3 今回も、素人おやぢ登山恒例、車で楽して登山です。
出発点が標高1973メートル・・・。

いや、コレでいいんです!
このシリーズ続けますからね。楽して高い山を登ろう!
けど、楽じゃないんですよ、コレだけの高い山になりますと・・。





車をどこに駐車するか?
峠の横には高峰高原ホテルの駐車場がありますが、ここはホテルに用がある方の駐車場。

K4 少し進むと、「高峰高原ビジターセンター」があります。かなり新しい建物で綺麗です。
この2階がとても2000メートルの高さにあるとは思えない洒落たメニューのレストラン、1階がとても2000メートルの高さにあるとは思えないウオシュレットつきの快適なトイレです。

この右手から建物の裏に回ると広い駐車場があります。


K5 しかし既に満車状態です。なんか広いスペースを余裕で使いすぎ。
帰りには中央に登山ツアーのバスも止まっていました。









K6 建物の左手を高峰温泉方面に行く道の両側に駐車スペースがあります。

私はここにとめましたが、もう満車。朝8時半に一杯になってしまいました。みんな登山者のようなので、なかなか人気の山ですな。

ここも一杯なら、少しはなれたところにアサマ2000スキー場の駐車場があるようです。

装備を整え、ビジターセンタのトイレをお借りします。この行為が帰路に感動のドラマを生みます・・。
K7 ビジターセンターの反対側にある登山口より、9時に登り始めます。

表コースと中コースがあります。どちらでも行けますが、行きに表、帰りに中コースにしました。
裏コースというのもあるようですが、整備不十分で荒れているようです。




K8_2 徐々に急な登りになります。














K9 赤いのは火山灰質なのでしょうか?ほんと真っ赤です。

砂礫でちょっとザレています。
軽石が沢山転がっていて、歩き難いのです。
樹林帯に入って行き、いつの間にか車坂山のピークを越えます。





K10 急な下り坂になります。
折角登ったのにこんなに降りるとは・・。

しばらくすると鞍部に降り切ります。
またそこから登りが始まります。
樹林の中の急登。







K11 樹林帯の中は花が咲いています。
素敵な白い花・・。

読者様のえーじさんより、コメントで花の名前を教えていただきました。
これは「ハクサンイチゲ」だそうです。








K12 ガレ場には素敵なピンクの花・・。

これは「イワカガミ」










K13 木にも可憐なピンクの花・・。


 

これは「アズマシャクナゲ」

えーじさん、ありがうございました!








K14 開けると、急坂のガレ場です。
ガスが出てきて流れていました。
晴れていれば景色がよい場所でしょう。

ケルンが積んであったり面白い場所。
ザックを下ろして休憩。







K15 今回のザックもグレゴリーのジャクスト27リットル。ボトルもキャメルバック500㎜L。

ストックは有効。モンベルのTグリップシングルポール。アンチショック付き。

バランスの保持に使えました。かなりふらついていたもので・・。





K16 樹林帯の中を階段状の急登。ジグザグに登り上げると、槍ヶ鞘の避難小屋に到着。この場合の避難は火山からの避難。
活火山の浅間山は頻繁に噴火します。
その時この中に避難すると、この鉄板に火山弾がゴンゴンと・・・。生きた心地がしないでしょう。

ここでしばし休憩。




K17 槍ヶ鞘を先に進むと、断崖絶壁になります。ここで直角に曲り、外輪山の縁を進みます。
ここでまた休憩。

これから先に進むルートです。
なんか凄い・・。
右側は切れ落ちている感じですが、ガスで良く見えません。
ここから先は、高所恐怖症の人は注意です。




K18谷底を恐いですが下を見ると・・。

う~ん、ガスで見えませんが、一体どこまで落ちているのだろう。









K19 この先がちょっとした岩峰「トーミの頭」です。
人が沢山登っているのが見えますね・・。クリックして拡大してみてください。

右側はばっさり切れ落ちていますが、道から崖までは若干の距離があるので危険はなさそうです。

晴れていたら恐いかも・・。












K20 トーミの頭へ行く道はこんな感じ。ややガレている場所もあります。岩と階段です。





















K21 右側の崖に近づいた場所で下を見ると・・。

まだガスでよく見えない・・。








K22 トーミの頭に到着して、ややガスが晴れてきたので、岩峰から身を乗り出して下を覗き込むと・・。

あっ・・・。

ひいい!

なんか下のほうに道が見えます・・。
崖であることは確か。



K23 コレがトーミの頭。上にいる分には普通の岩。
横から見ると凄い場所。
ガスが晴れた帰りの画像をお楽しみに。











K24 トーミの頭を出発するとすぐに分岐。右が崖の下に降りる道「草すべり」です。もう滑って落ちるような道なんでしょうか?さっき下に見えた道がそうです。
当然左の黒斑山方面に進みます。








崖からやや離れて樹林帯の笹の中を歩きます。
K25 ガスが晴れてきました。樹木の間から、外輪山が見えました!

凄い風景・・。黒斑山から先の仙人岳方面ですが、ここもあんな感じの崖の上なのか・・。

とんでもないところを歩いている予感。





スピーカーと監視カメラのある鉄塔の場所に出ます。
K26 ここからは、黒斑山の山頂が見えました!

なんか、崖の上に人がいます。
くつろいでいるので山頂なのでしょうね。
けど、くつろげそうな場所じゃないですね・・。

赤いシャツの人、もう少し先に進んだら、大変なことになりますね・・。

さあ、もうすぐ山頂です!









K27 ガスの間から、初めて浅間山がその雄大な姿を見せ始めました!
おおお、でかい!










K28 11時、黒斑山山頂に到着。標高2404メートルです。
浅間山が完全に姿を現しました。素晴らしい。
天気が好転しました。晴れる予感です。

ふう。
3回ザックをおろしての大休憩を入れて2時間の行程です。












K30 ああ、高い。高さは十分だあ。












K29 高度感の訓練には十分ですね・・。

崖ギリギリにいる人はチャレンジャー。ああ、さっきの山頂の画像の赤いシャツの人たちはこの位置だったのですね。

私は近づけません・・。

次回は、下山編。
晴れ渡った崖はスリル満点。
そして、またいつものハプニングが・・。
悲劇が待っていたのです。

では、また。






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コメント

なんか凄いところを登ってますね~!ソロでの登山は求道者みたいでストイックですね!仲間と一緒ならもっと楽しいのでは?
以前、黒部ダムに行ったとき、フェーン現象で珍しく晴れわたった室堂平から、剣岳へと続く尾根を歩く登山者がアリンコみたいに見えたことを思い出しました。あそこで突風でも吹いたら確実に滑落だ~と思ってました。
いつかは剣岳…と思っていましたが、富士山の七合目ですでに高山病と闘わなければならないような自分にはキビシいですね…。ちなみに草津のヒルクライムでは心肺より先に脚が終わりました(笑)

投稿: ecotech | 2008年6月16日 (月) 18:10

ecotechさん、こんばんはー。

近いのになかなかいいお山でした。
まだまだご近所には楽しい山がありそうなので、今後ご紹介いたします。

単独行はストイックさが良いのですよ~。一人になるために山に行くのです。
山の厳しさと対峙し、自然の豊かさに抱かれて、心洗われて帰って来れるのです・・。
自分のペースで登れるので気楽というのもありますね。
自転車は仲間とワイワイやるのが楽しいです。坂は一人が良いですけどね!

剣岳は憧れですね~。一般登頂ルートとしては最難関といわれています。
落ちたら終り、みたいなところが沢山あります。標高は3000メートルに僅か満たないので、富士山ほど高度障害は出ないと思いますから、チャレンジ!
私はやめておきます・・。
縦走なら奥穂高岳~ジャンダルム~西穂高岳とか、槍ヶ岳~大キレット~北穂高岳が難しいと言われています。落ちたら止まりません。ここは私は近づきたくないです・・。


今回の山も落ちたら・・・。
気をつければ大丈夫でしょう。稜線で突風が吹いたら、それは運?

山はヒルクライムレースより楽ですよ。休めるので無理しませんからね!
来年、乗鞍か富士山のヒルクライムに出走してみてください~。なんかゴール間際、息しても空気が入ってこない感じで脚が回らなくなった気がしましたよ・・。疲れですかね(笑)。

投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年6月16日 (月) 22:55

こんにちはっ。テスタッチコンサイスのオーナー、えーじです。

昨年の湯の丸に続き、浅間山山系に行かれたのですねっ。私にとって、ここら辺は毎年自転車で登るだけでなく、自転車にどっぷりはまる前、自然観察ガイドをやっていたので懐かしいです。黒斑に登られるとはすごいですっ。私はトーミの頭すら行けずに退散した思い出があります。

高山植物も綺麗ですね。お花の名前、上からハクサンイチゲ、イワカガミ、アズマシャクナゲだと思います。特にイワカガミはその名前の由来の通り、葉っぱが鏡のようにピカピカしている所が分かる写真で良いですねぇ~。

下山ではどんなことが起こったのでしょうか?続きを楽しみにしてます。

投稿: えーじ | 2008年6月16日 (月) 23:06

えーじさん、こんばんはー。お元気ですか?

車坂峠まで自転車で登っている方を何人か見ましたが、この坂は大変ですよ!コレを登るとは流石ですね。

おお、自然観察ガイド。カッコイイですね!私もやってみたい憧れの仕事ですよ~。

黒斑山は途中息が切れて3回もザックをおろして休みました。のんびりと時間をかければ登れますよ~。おばちゃんに抜かれながら、もうマイペースでやってます。

高山植物の名前、教えていただきましてありがとうございます!
早速前回の記事に記載させていただきました!助かりました。
高い場所の植物は見慣れないものばかり、未知なる植物です(笑)。
イワカガミは岩場に咲いていて可憐で可愛いですね。
あの辺りはアズマシャクナゲの名所らしいので、ちょうど出会えてよかったです。

これからの季節、高山植物の素敵な花たちとの出会いが楽しみです。また撮れたらアップしますね。

下山は本日の記事のようなことが起りました・・。今後対策を考えます!

投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年6月17日 (火) 22:50

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