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2008年11月の記事

2008年11月30日 (日)

冬の日はMTB。

冬が来ましたね。
霜も降りたし、氷も張ったし、空っ風がピューピューです。寒~。
暖かい格好をしたって、もう長時間自転車に乗っていられません。
そんな寒い冬は、短時間でも負荷が掛かって乗った気分になる、MTBはいかが?

久しぶりに登場。
フルサスXCのトレック・フューエル80です。
08at1
















1年ぶりでしょうか・・。

部屋でほこりを被っていました。
綺麗に拭いてやって、油を差して。
だって、ロードバイクのほうが楽ですから・・。
最近、チームも小径車ブームで、オフロードを走ろうって話も少ないし。

08at2 3年くらい前のフューエル。
フルサスにしては、ロスが少ないらしい。普通はエンド付近にある可動リンクがこいつは無い為、余分な動きが少ない。それをカーボン製のチェーンステーをしならせリンクの替わりに・・、ってそれは上位機種の話で、この下位機種はアルミのチェーンステーなんですけど、耐久性は大丈夫なんでしょうか?

パーツは随分変えて軽くしましたが、それでもロードに比べれば圧倒的に重い。
この前サス、コイル式を軽いエアサスに換えればなあ・・。

何故冬にはMTBかというと、この車重に抵抗の大きい太いタイヤで、負荷を掛けようと。

だって、最近すごく太ってきた・・。寒くなって、外に出るのがおっくうで。毎晩お酒飲むし。
それじゃあイカン!体が冷え切る前にトレーニングが仕上がるように、この負荷の大きいMTBで短時間で鍛えるのです!

とにかく寒い。
ここ群馬は、冬に空っ風という、物凄く冷たい強風が吹きます。
雪国に雪を降ろした後の風。
北国の人が群馬に来ると、こりゃ雪国より寒いよと言う。
最高気温5度の真冬の日中だって、この突風が吹けば体感温度はマイナス10度より低いんじゃないかと思ってしまう。

今日も風が強い、いよいよ本格的な冬に向かいます。
まだ冷たさも風速も真冬よりはマイルドですが。
防寒はしっかりやります。

08at3 中綿入りのサイクルグローブ。かなり年季入り。
モンベルのフリースニット帽、耳あてつき。

結構暖かい。














08at4 ユニクロのエアテックパンツ。薄い中綿入りで暖か。

シューズはシマノのSPDシューズ。
これが隠れた名品。
レーシングタイプのSPDシューズは通気性重視でメッシュになっていて、とても冬には辛い。
このスニーカータイプのツーリングSPDシューズは、通気性があまりよくない分暖かい。
特にこのツマサキ部分が皮でカバーされており、足先がとても温かい。
しかも、先日のキャンプツーリングで、雨の中レインシューズカバーを付けないで走ったけど、つま先は濡れませんでしたし。
今もこのタイプは売ってるのかな?

08at5 タイヤは、以前もうチューブレスはやめた~!と、チューブドに戻した奴。
一度XCレースイベントで走ったきり。

ミシュランのXCRなんとか。2・0。
まだヒゲが生えてます。
泥がついているので、オフロード走ったっぽいのが救い。




08at6 冬っぽい風景を走ります。
晴れているんだか曇っているんだか。

おお、すごい楽!流石はトレックフューエル、漕ぎが軽い。

いや・・、背中からかなりの空っ風アシストをもらっています。帰りが辛そう・・。




高崎の街と榛名山を望む。

08at7

















このからっとした冷たさが、群馬の特徴。

是非、映画「包帯クラブ」のDVDを見て欲しいなあ・・。
この風景が、なんとも効果的に出てきますから。お正月にレンタルして観てね!

08at8 田んぼの脇を走れば、こんな未舗装も沢山ある。
折角MTBなんだから走ってみます。
けどタイヤが汚れちゃうと、部屋に持ち込むときに大変、程ほどにします。

やはりMTBは楽に走れます。
路面状況に気を使わなくても良いから。
ロードバイクなら無理そうなところもへっちゃら。
歩道の段差も斜めに入って行けます。

うーん、街乗り用の太目のスリックを履かしたMTBがあると便利だなあ・・。
スリックに替えちゃおうかな?
いや、またいつオフロードを走ろうって事になるかわかりませんから、その時面倒くさいのでこのままで行きます。高負荷はどうした?

08at9 公園に冬桜が咲いています。
狂い咲きじゃありません。
冬と春の2度花が咲く品種なのです。
鬼石町の桜山公園が有名です。









08at10 高崎はだるまの街。
橋にも達磨がついています。














予想通り、帰りは向かい風でちっとも進まず。
ちょっとしたヒルクライムをやっているような負荷を頂きました・・。

08at11 荒涼とした風景の中、榛名山を望む。

右側の尖がった山が榛名山のシンボル相馬山。
今年の6月にこの相馬山に登ったときのレポートはこちら。

今年の榛名湖は凍るのかなあ?凍ったら今年こそは、ワカサギの氷上穴釣りをやってみたい。

1時間ほどの走りでしたが、結構走った気になりました。
思ったとおりの高負荷な走りでした。
これで痩せるか?毎日やらなくちゃダメですかねえ・・?

では、また。

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2008年11月28日 (金)

Cafe&石釜パン「かぼちゃとやぎ」

先日の自転車キャンプツーリングで 長瀞への行き帰りに、立ち寄って昼食を食べたお店
 「かぼちゃとやぎ」さんです。

08ky1 長瀞方面にツーリングへ行くと、必ず寄るお店です。
ウッディーなお店です。薪ストーブの薪が積んであります。

住所は埼玉県本庄市児玉町ですが、児玉から皆野へ抜ける道の途中、谷あいの集落にぽつんとあります。「カレー」と書いてあるのぼり旗が無ければ、通り過ぎてしまうような小さなお店です。

はっきり言って山の中。この街道沿いにはご飯が食べられるお店が殆んど無いので、自転車乗りには重要なお店です。

我々は群馬の高崎から走って、鬼石町から杉ノ峠を上って下って、児玉~皆野線に合流。そこから皆野方面に走ってすぐです。

ホームページはこちら。
野菜は自家製有機無農薬野菜、お米は新潟産有機無農薬コシヒカリだそうです。
 
08ky2 石釜で焼いたパンが自慢です。
入り口のところで販売しています。

生地を手ごねして、石釜で薪で焼いて作っています。
詳しいパンの説明はこちら。

発酵も温度で調整し、手間がとても掛かるので、沢山は作れないそうです。

ここで好きなパンを選んで買うと、店内で食べることが出来ます。温めてくれますので、コーヒーなどとどうぞ。

08ky3 S田さんが選んできたパンはこちら。
ナッツが入っていたのかな?
とても美味しい。










08ky4 11時半よりランチが始まるようですが、我々は11時前には到着してしまった。
なのでまずはパンを食べ、そのあとこのピザを食べました。

薄い生地の素朴な食感のピザです。サクサクパリパリとおいしく頂きました。
直径20センチくらいなので、自転車に乗って来た男性なら一人一枚オッケー。



08ky5 11時半にお米が炊けましたので、エッグカレーを食べました。

玄米と白米が選べるので、玄米にしました。

意外に玄米がカレーに合います。
コーヒーも頂きました。

我々5名で、結局13時頃まで粘ってしまいました。



ここまでが、ツーリング初日、土曜日のお昼です。

08ky6 翌日、日曜日、キャンプの帰りです。

雨の峠を走って、体も冷えてしまいました。
早速コーヒーで体を暖めます。
マスター(女性)が薪ストーブに火を入れてくれたので、とても暖かくなりました。






08ky7 今回は、ご飯が炊ける時間に到着です。

迷わず、日曜スペシャルランチを注文。

なかなかヘルシー。
こちらも白米と玄米を選べます。















08ky8 ランチが出来るまで、コーヒーを飲みながら「おからのドーナツ」をつまみます。

外側はカリッと、中はしっとり。
コーヒーに良く合いますね。









08ky9 日曜スペシャルランチの「秋鮭のねぎマヨみそ焼」です。こちらは白米。

お吸い物から優しいお味。
体によさそうな感じ。










08ky10 私は「鶏ときのこの和風チリソース」の玄米です。

鶏はしっかりと味がついています。
この玄米も旨いなあ。

油ギッシュの濃い目なお味が好きな方には向きませんが、ヘルシー志向の方には良いのでは。

量はこんな感じで、女性向かな?自転車をガッシュガッシュと漕いできた男性には少なめなので、パンと組み合わせることをお奨めいたします。

08ky11 日曜は6名で入店。
楽しくお食事。

このあと、6名の女性のお客さんが来ました。若い女性に人気のようです。
しかし、良くここを知っていますね・・。あまり車通りも無い道ですし。

児玉の方から自転車で来ると、ずっとだらだらの登りで、じっくりヒルクライムトレーニングに良いですね。秩父の山を走って帰りにこの店に立ち寄るのも良いかも。

本庄の上里町にも新たに2号店をオープンさせたそうです。こちらは街中ですね。
なんだかカップリングパーティーも催され、カップル誕生の実績があるとか(笑)。
少人数のパーティでも貸切可能なようです。
こちらも自転車で行ってみましょうか。

では、また。

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2008年11月26日 (水)

前割り焼酎をお燗で飲む。芋焼酎「鉄幹」

以前書きましたが、焼酎を水で割って、1日以上置いておくと旨くなるという。これを前割といいます。もう冬が来ましたので、今夜はそれをお燗して飲みます。

08t1 飲む芋焼酎は「薩摩 鉄幹 古式甕壺仕込み」

原料:コガネセンガン
米麹(白麹)

最近は、白麹が好き。
黒麹はキレがあって、辛口の焼酎になります。
白麹は昔ながらの口当たりのよいマイルドな焼酎になる気がします。

結構な数の芋焼酎を飲みましたが、甕で仕込んだものに旨いものが多いと思う。白麹の甕仕込が自分はうまいと思います。

生で飲みます。
実はこの焼酎、ノーマークでした。定価ですんなり買えたので、それほどの期待は無かったのですが・・。

旨いね。
すっと柔らかい口当たりで飲めて、すぐに甘い芋の香りが口に広がります。もっと昔っぽい芋焼酎臭さがあると思ってましたがそうじゃなく、黄色いほくほくした薩摩芋を思わせる味です。その後少し香ばしく、辛くキレます。

 

ウラのラベルを読みますと、前日に5:5で割り水をするともっと旨いという。

08t2芋焼酎は、そのままストレートで飲む(生(き)で飲むといいます)のが最も芋焼酎らしさを味わえ、ロックや水割りより私は旨いと思う。

そしてさらに旨いと思えるのがお湯割りで、焼酎6のお湯4で割って飲む(先にお湯を入れてやや冷まし、それから焼酎を注ぐ)と、人肌ほどの温度で、飲みやすい度数、風味と甘みの増した美味しい芋焼酎が出来ます。芋っぽい焼酎は臭みが取れて芋の甘い香り満点の旨さです。地元薩摩の人もこの飲み方がポピュラーだといいます。夏は辛いですが、これからの季節これが主流になるでしょう。

で、もっと旨いのが、前日以前に水で割っておいて、それを温める(お燗)したものだといいます。水と焼酎が馴染んで旨くなるのだという。


 

ならばお奨めの5:5で前割りをします。

08t3軽量カップでちゃんと量ってみる(笑)。
ミネラルウオーターを使ってみる。
南アルプス天然水です。







 

焼酎100mlに水100mlをボトルに入れます。

08t4

で、翌日飲もうと冷蔵庫に保管。
その後忘れて、一ヶ月が経ちました(笑)。

ひと月馴染ませた前割り焼酎、まずはそのまま飲んでみます。

うーん、薄い・・。
そりゃ半分の濃さだもの。
6:4のほうが良かったかなあ?
大変柔らかい。
それなのに芋の香りと香ばしさを十分感じます。
これだとスイスイ飲んでしまう。
普通に水割りをするより旨いことは確かです。

 

次に、お燗をしてみます。
08t6久しぶりに黒じょかを出してみます。
本場薩摩では、直接火に掛けられなかったようですが、最近では直火もオッケーなタイプが多いのです。


もう冬ですね。

08t7まわりの山々も雪化粧しています。
我が家も石油ストーブを今年も出しました。
やはり昔ながらのこういうストーブが、ファンヒーターより暖かいと思うのです。
これが出ると、お燗が楽です。保温もそのまま可能。

やや遠火にして、じっくり温めます。






さあ、どうでしょう?

08t8とろーりと・・。

ああ、良い香り。
甘い~。
もう違う飲み物のよう・・。
とても上品です。

んー、もうちょい濃いほうがやはり良かった。
7:3くらいかな?次にやるなら。

くうう、滲みる~。
そしてホカホカと温まります。
この冬はやはりお燗の芋焼酎。小さなお猪口でちびちびとやれば、しみじみと旨い。
冬の夜のお楽しみです。
では、また。

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2008年11月24日 (月)

ロードバイクを洗車する。

3連休ということで、どこかに行こうと思いましたが、先週のキャンプツーリングの後片付けがまだなのです。

08s1 雨中を走ったテスタッチ号の洗車をしなくては。クロモリだけに錆が心配。

まっとうな社会人なんで、日曜の午後まで遊んだら、後片付けは翌週の土曜日までは無理だなあ。キャンプは後片付けがなあ・・。

土曜日はひたすらキャンプ道具を干す。シュラフは帰った翌日の夜中干しましたが、残りのテント、フライシート、グランドシート、シュラフカバーがベランダでヒラヒラとなびいています。
1週間放置した為、まだ濡れていたそれらは、酸っぱい臭いを放ち、焚火の煙で燻製のような酷い状態・・。雑巾で拭いてやりました。

で、日曜日は洗濯4回と自転車の洗車ですね。

ロードバイクを洗車するのはどうやるのか?
今月号のサイスポには洗車方法がありましたが、自宅が一軒家じゃないと、上からバシャバシャホースで水をかけた洗車なんて無理。以前、MTBのエンデューロ会場に洗車のウォーターガンがあって、水を噴射するあれは良く泥が落ちた。けど、BBとか大丈夫なのかな?
アパート住まいの私は、まずは新聞紙の上で泥を部屋に落とさないように保存してあったテスタッチ号を慎重に階下へおろします。
排水が良くて住民が通らないこの場所で作業開始。
ホースは無いので、バケツにお湯を汲んできました。

08s2 まあ、汚れた汚れた。

後片付けが嫌だし、バイクも傷むので雨の中は極力走りたくないのですが。
お泊りの翌日、帰らなくちゃならないので仕方なく・・。









08s3 うぎゃあああ・・。

砂を噛んじゃってるなあ。
こういうのはやはり高水圧じゃないと隙間は難しそう。








08s4 うへえええ~。

もう一気にやるしかない。












08s5 バケツのお湯の中に、台所用洗剤を溶かし、雑巾で拭く。
お手てが荒れない様にビニール手袋も装着だよ。











08s6 汚れているところは、まず雑巾を絞って水で流し、砂を落とす。
それからあわ立てるように拭きます。











08s7 カンパのG3スポークは、リムとスポークを拭きやすい。
とても便利なホイールです。









08s8 クランクセットは長年の汚れが溜まっています。
BBに水が入らないように・・。
脂汚れは、後でクリーナーで落としましょう。









08s9_2 よっしゃー、輝いてきましたよ~。





バケツの水を新しいお湯に変えて、すすぎます。雑巾も新しいものにします。
雑巾を絞りながら、お湯で泡を洗い流す。仕上げに拭きとってね。







08s10 完成。
おお、汚れが落ちて輝きましたよ。












08s11

















おお、なんだか新車の輝きです!
テスタッチのオーダーカラー、バンフブルーってこんな色だったのか・・。
ぴかぴかだ~。

この後、部屋に上げて、パーツクリーナーで油汚れを落として、注油します。
油分を側溝には流せませんからね・・。

08s12 部屋一面に新聞紙を敷く。
使うのはパーツクリーナとフィニッシュラインのドライルブ。
ん?新聞の広告に目が・・。

「恋人という名の夫婦へ戻る。
サントリー・マカ」

う~ん、効くのか?
いや、大丈夫、体のほうは現役ですから。妻とは気分の問題で・・。
お、奥さんとなら、きっとマカいらず・・。





08s13 そんなこと言っていないで作業開始。

パーツクリーナの噴射で細かい汚れを洗い流す。
その後、可動部にドライルブを注油。

他の部分に飛び散らないようにね。
ディレーラー、ブレーキの可動部、ワイヤーにも塗ってやる。アウターの入り口からも噴射。
チェーンはクリーナーでよく汚れを落として、乾いたら丁寧に注油。
STIレバーには注油しないと今月号のサイスポに書いてあったけど、知らんかったあー・・。じゃあ注油しない。

しかし、スプロケットの歯が錆びていたのはビックリ。クランクをまわして油をつけたチェーンをまんべんなく変速して回転。その後チェーンの油の余分はふき取ります。

08s14 そうだ、フレームの中に水が溜まっているかも。
以前、もてぎのエンデューロで雨に降られた後、シートポストを抜いてひっくり返したらえらい水が出て来た事がありました。
今回は出てこなかったので、それ程の雨ではなかったか?
しかしクロモリ、フレーム内部の錆が心配・・。
ああ、やっぱ少し錆びているう。
油を内部に噴射!
シートポストにグリスを塗ってグリグリと挿入してやりました。
こうやって、クロモリは腐食していくのね・・。

08s15仕上げは、フィニッシュラインのプロディテイラー。
微細な研磨とワックス剤です。

これで磨くとしつこい汚れも落ちて、ピカピカになります。

うおおお!輝いた~。

こうして天気のよかった休日は、過ぎていったのでございます。
日が落ちるのこの時期早すぎますよ・・。
今日は雨で、3連休はお終い、と。
3日休んで、人に会ったり外出する予定が無いと、いろいろとできるもんです。
古本屋で買ったコミックスも10冊以上読みましたし、んー、充実、かなあ・・。

では、また。

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2008年11月21日 (金)

ボボボッ、ボジョレーッ!ヌ、ヌ~ボ~ンヌ・・。

ボジョレー・ヌーボーが解禁になりましたね。
普段は飲まないくせに・・。今年は解禁日に飲んでみましたよ。
だってほら、この冬から私、ワイン通になりますから。

08b1 ジョルジュ デュブッフ2008年。

舌を噛みそうな名前ですが。
サントリーが輸入しているので広告で露出が多かったと思う。スーパーで山積みになっていました。
2000円くらい。
季節物で空輸品だからか、カジュアルなワインにしてはお値段高めです。縁起物だと思って飲むか・・。

ジョルジュ デュブッフ氏というのはボジョレーを世界に広めた名醸造家だそうです。
派手なラベルが多いですね。これは特にそう。

しかし、仕事帰りに寄ったスーパーでは、昨日から山積みになっていまして、布カバーがかけてあった。空輸といっても結構前から仕入れているんだよなあ・・。問屋の人なんて解禁前からヌーボーを飲んでいるでしょうね・・。

バブルの頃、日本が先進国で一番早く飲めるってことで人気になったのです。
何で鮎釣りみたいに解禁日があるか謎ですが。11月第3木曜日まで、ボージョレーで作られる新酒のワインは売っても飲んでもいけないという決まり。フランスではおとがめがあるのかしら?日本じゃ、きっと解禁日前に飲んでる人いるよね・・。
08b2 バブルの頃は、成田空港で午前0時に飲むのが一番早いとかやっていたそうですが、飛行機がその時間に着くわけでもなく、意味無くない?

日本が先進国で一番早いってのは、日付変更線に近い位置にあるってことですが、この先進国ってのがミソ。

ワインをありがたがって飲む習慣が無い島国がもっと日付変更線の近くにあるはず。

ワインは熟成感がウリだと思うので、新酒をありがたがって飲みブームになるなんて日本ならではの悪乗りかもしれません。

けど、今年のボジョレーヌーボー一番呑みは、日付変更線ギリギリではえ縄漁を操業していた「第7共栄丸」の乗組員さんたちで、チャーター機で運び上空から投下させて日本より早い午前0時に呑んだそうです(ウソ)。

08b3 冬の入り口の、年末に向けてのイベントとして、今夜私はボジョレーヌーボーを楽しむことにします。一人で・・。

このラベルにも書いてあるとおり、ボジョレーは、フレッシュな果実感が特徴です。

うーん、しかしこれを呑んでみましたが、いまひとつ中途半端かな?

以前飲んだいくつかのヌーボーのほうがフレッシュでフルーティーでした。まるでジュースのようなぶどう感があったのですが。

これは、ちょっと本格的な深みを狙ってしまったか。渋みがあって、フルーティーさが隠れてしまったような。味の薄い赤ワインという感じでしょうか。もっとぶどうぶどうした味を期待したのですが、これじゃ普通のワインっぽい。確かに呑みやすいですけどね。赤ワインは私、一人で1本は飲みきれないのに、こいつはもうすぐボトルが空いちゃうよ・・。

08b4 最近はスクリューキャップの気軽な1000円前後のワインばかりなので、コルクを抜くのは久しぶり。

折角のワイン。買ってきたチーズなどでワイン向きのオードブルを作ってみました。

十勝切れてるカマンベールチーズ。珍味コーナーにあったサラミとスモークチーズ。

虚しい皿。なんか、すっごく寂しいオードブルになってしまった・・。
いいんだ、一人で飲んでるんだから。

08b5 いえ、これで終りじゃありませんよ!
な、なんとチーズフォンデュです。

レンジで40秒。バケットがあれば良いのですが、スーパーで売ってなかったので食パンです・・。






08b6 さらには、お惣菜コーナーで、ローストチキンのサラダ、ジャーマンポテトを購入。
ワインバーみたいになってきたぜ~。

一人で飲んでいるのに、贅沢すぎますう!












08b7 さあ、一人ボージョレー・パーティーの始まりさ・・。

切った食パンが、なんか貧相ですが。
いいの!チーズフォンデュっぽいじゃないですか~。







08b8 うーん、ワイングラスが我が家には無い。コップに注げばカジュアル感満点です。そもそもフランスじゃ、がぶ飲みワイン。気どらずに飲むのが正解。

飲みやすいので、くいくい飲めちゃう。
ああ、こんなの女性と飲みたいなあ・・。

今まで飲んでいた芋焼酎は、やはり女性にはうけなかった。美味しいけどね。
ワインのほうが女性にはうけるよね。

フランス人のような発音で、
「今夜このルビー色のワインのように美味しく熟成されたくないんヌ?君というコルクを開けて飲み干してみたいんヌ・・。」
う~ん、だめか?
いや、いける!きっといける!

08b9 ワインバーでおしゃれにワイン飲みたいよ、貴女と。そう貴女ですよ、奥さん!
ああっ!お、奥さん!
いや、違う、この記事はそれじゃない。

まあ、パンにチーズを絡めて、ひとりでまた絡めて、糸引いて絡まりきった夜を過ごしておりますよ。
ボジョレー・ヌーボー、ンヌで・・。

では、また。

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2008年11月20日 (木)

長瀞キャンプツーリング・雨の帰宅編

前回の続きです。

恒例秋のキャンプツーリング、埼玉県の長瀞オートキャンプ場で一夜を過ごしました。

夜の2時半頃から雨がテントのフライを叩きます。
出発前から予想された雨ですが、普段なら中止にするところを今回は何故か実行してしまった。帰りは雨の中を走ることになるのに、どうしてなんだろう?勢いがあったのでしょうか?

08ac4 朝のテント。私のモンベル・クロノスドーム2。
すっかり濡れて落ち葉が貼り付いています。

夜中、うとうとうとしていると、テントの周りでガサガサと足音が・・。

私のテントの前で止まったり、宴会場の食器を倒したりしています。
誰だ?
たぶん猫(笑)。宴会中にも何度かやってきて、追っ払ったのですが、食べ物の臭いがするのでまたやって来たのでしょう。
追い払わなければ、朝食の食材がたべられちゃう。けどシュラフからは出たくない・・。またうとうとと・・。

次に、雨がフライを叩く音で目が覚める。
うーん、なんだか湿っぽい。ああ!テントの内壁がすごく結露しています。びっしょり。
ベンチレーションを閉じたのがいけなかったのか?あまり気温も下がっていませんし、メッシュのジッパーを開けます。

08ac1 うーん、まだなんだか冷たいような感触。
今回のシュラフのセッティング。
モンベル・ULストレッチダウンハガー♯4.
モンベルのウォームアップシーツとポルカテックス・シュラフカバーを組み合わせますが、予想外に暖かく、シュラフだけで十分だったのです・・。

シュラフの表面とカバーの間がびっしょりに濡れている!うひゃあ、すごい結露です。
コレは気持ち悪い。シュラフカバーを外してしまいます。
ポルカテックスという素材は撥水性は高いけど透湿性は今ひとつなのかなあ?ゴアテックスのカバーが欲しい・・。

08ac2 結露が理由なのか結構寒くなって、もぞもぞうとうとしているうちに朝になりました。

木の下にテントを張ると、落ち葉の音もがさがさします。








08ac3_2 ああ、やはり雨です。夜中はかなり降ったようですが、朝はしとしと。

おっと、焚火のまわりの落ち葉が無い。燃やしてしまったから(笑)。

皆も、もそもそとテントから起きだして来ます。







08ac5 早速、焚火に火をつけて暖をとります。
やはり猫による被害は甚大でした。
用意したS田さんが焼いてきてくださった手作りパンが全部食べられていました。
量があったので1匹ではないかも。
うどん3玉袋のうち1玉が食べられています。

猫が来ていたのに気が付いていた私に非難集中!

だ、だって、起きられなかったんだもーん!

2玉は残ったので、昨日の鍋に入れてうどんを作ります。

08ac6 同時に紙パックのコーンスープも鍋で温めます。パンが無いので虚しい・・。

うどんとスープを別々に食べていましたが、コレを一緒に摂取すれば旨いんじゃない?おお、そうそう、クリームうどんだよ!

うどんにコーンスープをかけて軽く塩コショウ。

旨っ!

これ、この味はまるでカルボナーラですよ!
キャンプの食事は、日常生活じゃあ食べないものも平気で旨く感じますから・・。

08ac7 食事中に雨が強くなりました。
タープに雨がたまって、滴り落ちています。

この雨の中、自転車に乗るなんて嫌だなあ・・。

けど、打ち合わせもしていないのに、全員雨具を持って来ていたのは流石。雨を予想したのに何でここまで走ったかなあ?いまだに謎です。以前の我々なら中止だったろうに。




08ac8 予報どおり、9時頃に雨雲が一旦切れて雨は止みました。
みんなの自転車もびっしょり。サドルにはコンビニ袋被せたのでそこは乾いています。
S田さんのtikitも濡れています。

さあ、雨が止んだこのチャンスを逃さずに、テントを撤収します。

テント類は何もかも濡れているので、もう適当に畳んで袋に突っ込みます。

10時に出発することが出来ました。

長瀞の野上から、秩父児玉線に抜ける峠道を登ります。
だらだら坂がかなりの距離続きます。
急坂でなければ私も登れるので、皆について行けます。

08ac9 峠を下って、11時頃、行きに寄った「「cafe&石釜パン・かぼちゃとやぎ」に再び寄ります。
女性のマスターが出迎えてくれました。
雨はポツリポツリです。

11時半にならないとご飯が炊けないのを知っていたので、まずは温かいコーヒーで体を暖め、おからのドーナツでカロリー補給。

その後、スペシャルランチでお腹を満たしました。

再度雨具を着用し、出発。
ここからは、杉ノ峠はもう嫌なので上らず、児玉までずっと下ります。
快適な下り道ですが、雨で濡れているので慎重に走ります。
児玉でS山さん親子とはお別れ。

畑の中を走り、国道254に合流。
歩道を走りますが、街路樹が邪魔なので車道をひた走ります。
道の駅「道のオアシス神川」に立ち寄ります。
ここは広くてよい。
食堂もメニューが充実していてがっつり食べられそうです。
いつか飯を食べに来よう。

雨が強くなり、濡れた自転車たち。
08ac10_2
















荷物が多かったので心配しましたが、無事走ってくれています。

藤武橋を渡って群馬県へ。神流川沿いに下りますが、舗装路はすぐに終り側道へ。
雨がかなり強くなってきます。ゴアテックスの雨具のおかげで濡れずに快適。
道はいろいろ迷いましたが、北藤岡駅前に出ます。国道17号に入り解散。

倉賀野経由で無事帰宅できました。
帰りはやや時間が掛かってしまいました。

帰ってきたテスタッチ号。
行きと同じように見えますが、激しく汚れています。
08ac11

















08ac12 汚れれば洗えばいいや、と積んだ荷物はもうドロドロ。

結局、ロードレーサーでもちゃんとキャリアが付いていれば1泊2日のキャンプツーリングは問題なく出来ます。

25Cのタイヤも、カンパのG3ホイールのスポークも大丈夫でした。

クロモリフレームの良さも実感しました。荷物を積んだ為か、いつもより柔らかくしなった感じでした。振動もフレームがたわんで吸収してくれて、乗り心地もホント素晴らしい。
心配したヒルクライム性能も、かえってペダルを踏み抜きやすく、回してゆっくり上がるのにはむいています。
この乗り味は気に入りました。

08ac13 ああ、こんなに汚れてしまった・・。
早く洗ってあげたいのですが、週末まで無理ね。クロモリだから錆びちゃいそう。
じっくり綺麗にしてあげましょう。

うーんフロントバックも装着してツアラーに仕上げたい。
もう少し遠くへ、宿泊ツーリングがしたいな。

秋の長瀞キャンプツーリング。高崎から自走で近い。ずっと恒例行事にしたいですね。

では、また。

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2008年11月18日 (火)

長瀞オートキャンプ場で自転車キャンプ・炎の宴編。

前回の続きです。

高崎からキャンプ道具を搭載した自転車で自走し、到着した長瀞オートキャンプ場。
早速テントサイトを設営。

08nc1 このキャンプ場を利用するのは2度目。
以前と同じ、一番上流にある紅葉の木々の下にテントを張ります。

この場所は、管理人の方に聞くと、ここで一番人気の場所だそうです。
オフシーズンなので空いていると思ったらここに車が2台あり、さすがは人気スポット。どうしよう?と思ったらその方々はデイキャンプでお帰りになるそうで、ならばとここに決定。



08nc2 私のテント、モンベルのクロノスドーム2を設営。

もう組みたては慣れてきました。

コレが本体部分。
この状態じゃあ、雨が降ったらびしょぬれ。

ポールに吊り下げる方式。簡単で、フライとの距離があるので雨に濡れ難い。



08nc3 コレがフライを被せた状態です。

今回はピンと張れたぞ。

ペグもちゃんと全部打ちました。
雨が予想されるので、フライを本体と離すためにも必要。

通気性が自慢のテントですが、もう寒いのでベンチレーションは全て閉じる。コレが後に裏目に・・。

もう少し小さいテントが欲しい。隣はAのさんのモンベル・ムーンライト1です。


コレが中央の宴会場。周りをテントで囲む。

08nc4






















S田さん所有のアライのタープがぴっちりと張られ、不意の雨でも大丈夫。
この下に焚火台を囲み宴会です。
また、隣の車できた方が、石を積んで作った焚火の炉を使う?とそのまま譲ってくださった。コレで2箇所で焚火が楽しめます。

我々が長瀞のこのキャンプ場を愛用するわけは・・・。
広大でオフシーズンは予約が要らないほど空いているので静か。フリーサイトの気軽さ、そして、焚火オッケー、しかも今時直火での焚火もセーフです。
直接地面で焚火をするのは地面を痛め、地球に優しくないということで、最近殆んどのキャンプ場で禁止ではないでしょうか?
しかし、ここはもともと河川敷の砂地です。大雨の後は冠水しキャンプ場の様子が変わってしまうほど。そのたびに地面のリセットがされるので直火オッケーなのかもしれません。

我がチームは、キャンプの達人揃いなので、キャンプ場をあまり好みません。何故キャンプするのにお金を払うの?という感覚の野宿派。
しかし、人の土地でキャンプしてはブログ的に後々まずいので、キャンプ場の利用をメンバーにはお願いしています(笑)。
キャンプ場なら堂々と焚火も出来ます。他人様の土地で火を焚いて万が一のことがあったら・・。お金を払って思いっきり焚火を楽しみます!

自転車での利用ならば、一人1000円也。
最初来た時、管理人さんが自転車利用時の値段がいくらかわからなかったほどで、やはりオートキャンプ場、自転車での利用はあまり無いのでしょう。

08nc5 食材を買出しに出かけます。

荷物を降ろしてバックだけになった自転車は軽い~。

橋を渡って国道に出て野上方面に行くとスーパーが有ります。フジマート。ホームセンター・コメリもあります。
自転車で10分ほど。この近さもこのキャンプ場の利点。

かなり多めに食材と飲み物を調達。
夜が楽しみです。






08nc6 買物から帰ると、M氏がブロンプトンで到着。仕事で遅くなったのですが、まさか安中からブロンプトンで自走!?
いや、藤岡駅まで自走、すぐそこの野上駅までは輪行したそうです。

隣のデーキャンパーは車でお帰りのようです。広大なこのエリアは我々だけの場所に!






08nc7 メッシュ焚火台に点火。夜の部の開始です。
周りは落ち葉だらけだし、S山さん親子が小枝を沢山拾ってくれたので、すぐに着火。
その後薪を燃やします。

薪は事務所の売店で購入できます。
4束購入。燃やすぞ~。

これから料理の下ごしらえをするS田さん。









08nc8 陽も落ちて暗くなった5時、宴会がスタート。

長い夜になりそうです。













08nc9 いつもS田さんにシェフ長をお願いしています。
しばらくキムチ鍋が続いていたので、S田さんも考えました・・。

今回は、水炊き鍋!

豚と骨付き鶏で出汁をとって野菜を煮込みます。
それを胡麻だれ、おろしポン酢だれに各自つけて食べるのです。

旨い!

やはりキムチも買いましたが、それはお好みで・・。

調理はガスストーブがメインです。

炭は使う予定ではなかったのですが、やはり焼き物には必要。売店で木炭を買って来ました。

08nc10

















焚火台で炭火をおこして、ネイチャーストーブにセット、焼き鳥を焼きます。
竹串にさしているのは、銚子名物の濡れ煎餅。
濡れ煎餅は、火で炙ると乾いて固い煎餅に戻るか?という実験。
結果、濡れて柔らかいまま熱い煎餅になる(笑)。

しかし、一面落ち葉だらけのワイルドな宴会場です。
自転車キャンプは積める荷物に限りがあるため、オートキャンプのように道具は充実しません。
やはり、椅子とテーブルが無いのが一番の違いでしょう。
大き目の石を集めて椅子にします。ソロテーブルに載らない物は、地面に直接置く。
M氏は、小型のすのこを持参。安かったようですが、コレをテーブルとして、使い終わったらばらして焚火で燃やしてしまおうという作戦、コレで帰りの荷物が軽くなります。

08nc11 隣の炉も焚火開始。こちらはかなりの火力が期待できます。

竹串に刺したソーセージを遠火で焼きます。

この竹串、前回も購入し役に立ちました。同じスーパーで最後の一束を購入。







08nc12 何でこんなに焚火が好きなんだろう?
やってみればわかります。
火を見ると、心の中から何かが湧き上がってくる。
周りは落ち葉だらけ。
どわーっと落ち葉を大量投入。

うわ!煙が酷いって。
風むきでテントの中に煙が入ってしまう。
もう燻製状態です。









08nc13 イカの一夜干も買って来ました。
ナイフで切って、ネイチャーストーブの炭火で焼くと旨い。これぞおつまみ。















08nc14 水炊き鍋でうどんを煮込みます。上州名物の極太うどん、おきりこみ。

焚火とガスランタンのほのかな明かりに照らされ、しばし談笑。









08nc15S山さんの息子さんTる君はもうお眠。
ビニールシートを掛けられてお休み。

ここからはおとなの時間さ~。










08nc16 宴会場と焚火の間を行ったり来たり。火が弱まると皆で木の枝を投入し火力を保ちます(何のため?)。














焚火の中の枝がはぜて、大きな火が上がり火の粉が飛び散ると、皆自然に笑顔になる。
やはり焚火は良い!

08nc17 真っ暗なキャンプ場を赤く染める。







俺たちも赤く染まり、ただ火を見ている。
それだけで楽しいんだ。

皆で自転車で走ってここまで来て、食べて飲んで笑って。

そして、火を眺めている。










08nc18

夜の寒さが急に降りてくる。
蝋燭の炎がランタンの中で揺れる。













08nc19 皆かなり酔ってしまった。
酔い醒ましにコーヒーを飲む。

だれもがふと黙り込んでしまう瞬間がある。

それが長かった宴の終りを告げるサインだ。









08nc20 さあ、もうテントに戻ろう。

そんなところで寝てないでさ。

焚火の始末をして、一人、また一人、自分のテントに潜り込む。










08nc21 テントの中。ここからは自分だけの世界。

ダウンシュラフに包まれる。
スントの気温計は12度を示す。
昨年に比べればかなり暖かい夜。

明け方は冷えるだろうと、ダウンベストも着込んで、シュラフのジッバーを上げる。

LEDランタンを消せば、暗闇が訪れる。川の瀬音が聴こえる。

おやすみなさい。

次回は、朝が来た、そして雨、の巻です。

では、また。

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2008年11月17日 (月)

恒例長瀞キャンプツーリング・08年秋・出発~到着編

チームでは、春夏秋とキャンプツーリングをやっていますが、最近は長瀞が流行。
高崎からそこそこ近く、静かで景色も良く、近所のスーパーで食材が買えて、大好きな焚火オッケーで料金の安いキャンプ場がいくつかあるので、長瀞は我々のお気に入りです。

08an1 さあ、キャンプ装備を搭載したテスタッチ号を部屋から出します。

ロードレーサーのテスタッチをキャンプ仕様に改造した記事は、
このあたりから有ります。







さらに、フロントには、以前購入したモンベルのフロントバックを装着。

08an2





















08an3

このバック、見た目的にはアレですけど、なかなか良いです。

ハンドルから2本のベルトでぶら下がっているだけ。
ヘッドチューブにもう一本ベルトで止めます。
ワンタッチではありませんが、ベルトを外せば取り外せます。

円筒形なのでやや使い難いですが、容量はあって、工具類、CO2ボンベ、携帯食、ワイヤー錠、バンダナ等が真ん中、左右のポケットに財布と携帯電話が入りました。

ぶら下がっているだけなので、STIワイヤーが押さえになって固定されています。シフトには問題がありませんでしたが、あまり重たいものを入れるとどうなるかわかりません。

さて、朝8時20分に自宅を出発。いつものコースで集合場所の群馬の森駐車場に9時到着。

08an4 ここで待ち合わせたのは、S田さんとAのさん。
ん?二人とも小径車ですかー。

Aのさんはバイクフライデーの20インチ。

S田さんは、いつものキャンパー改GIOSピュアではなく、ええ?
バイクフライデーのtikitじゃないですか!

それでキャンプ装備積めるの!?




このブログでも何度かご紹介している、バイクフライデーの16インチ折り畳み車tikitです。
08an5
















とても素早く折り畳めてコンパクトになり、小径車ジャンルでは人気上昇中です。以前ここでも書きましたが、
ブロンプトン並みのコンパクトさと、外装変速の軽快な走りが特徴。折り畳みスピードはブロンプトンよりも速いという・・。
S田さんのtikitは、さらに快速仕様の「express tikit」です。ブルホーンバーのハンドルにシフトレバーはバーコン。タイヤは16インチ。かなり細身のタイヤです。それにバック3個の重装備。
コレでこの小さい自転車が持つのか?
このtikitキャンパーは、また後日詳しく書きます。

この3台で高崎を出発します。他のメンバーはこの後合流。
08an6













チーム負け組みの、秋キャンプツーリングが始まります。
このチームはやはり小径車のチームなのか?

コースはいろいろありますが、私は坂が嫌いなので利根川沿いを走り、児玉か寄居から長瀞に行くコースが良いのですが、S田さんはそれでは自転車が持つか心配なので、なるべく最短距離で走ろうとのこと。
藤岡から鬼石、峠を越えて長瀞コース。確かに距離は近いですが山があります。
しかし、私の自転車も長時間持つかわからないので、一番近いそのコースに渋々同意します。

08an7_3 藤岡市街を抜けます。

Aのさんの赤いバイクフライデーに赤いオルトリーブのバックが似合います。

結構交通量が多いので、歩道をまったり走ります。

700Cで小径車と一緒に走るのは楽です。
他の皆も700Cだったらもっとアベ高いのでついていくのがやっとですから。このパターンはいいかも・・。

08an8 狭い道に歩道があると助かります。
装備を積んでのツーリングですから、無理をせずに安全第一で。
幅があって走りやすい。

神流川沿いに走ります。









08an9 ダム方面には行かないで、鬼石の町中を抜けます。

目の前に山が近づいてきました・・。

嫌だなあ。
長い登坂は佐渡ロングライド以来です。










08an10 神流川を渡って、いよいよヒルクライム開始。

杉ノ峠です。












08an11 途中急坂の狭い場所があるので、住宅街を抜ける道を探します。
冬桜が咲いていました。

鬼石は冬桜で有名。桜山公園の冬桜は名勝。狂い咲きではなく、10月~12月ごろ咲く種類で、紅葉と桜の花が楽しめます。
春にもまた咲くという2度咲きの桜です。






08an12 しかし、道に迷ってしまった!
こんな立派なお屋敷の前で行き止まり。

群馬の特徴ある養蚕家屋です。
なかなか最近は見かけなくなり、コレは文化財クラスです。

この家の裏手から元の道の戻りました。
狭い区間はショートカットできず・・。




08an13 杉ノ峠の登りが始まります。

標高差も距離もたいしたことは無いのですが、私には辛い。
最初のヘアピン部分は斜度が急です。

くうう、荷物が重いぜ。

にじり上がりますが、コーナーでは立ち漕ぎでなんとか・・。




08an14 ヒルクライムトレーニングにはよさそうな峠ですが、ローディーが走っていない訳は、路肩が狭いのです。

おまけに大型トラック&ダンプが非常に多い。交通量も多く、すれすれに走り抜けて行きます。
かなり恐い峠道なのです。

ヘアピンが終ってもだらだらと上っていきます。
はあはあ・・・。


08an15 到着・・。荷物が無ければもっと楽なのに。
私は長く感じた峠ですが、速いS田さんは短く感じたそうです・・。

tikitは負荷をかけるとしなって漕ぎ難いようでした。特に長いフォークコラム部分が見ていてもしなっているのがわかります。
私もクロモリですが、いつもよりさらに柔らかく、フレームがしなる気がするのは重い装備のせいでしょうか?

下りは慎重に・・。急な下り坂です。

08an21 下ると、小山川沿いに皆野町方面に少し走ります。

太駄という所の最初の目的地、何度かツーリングでおじゃましています喫茶室「cafe&石釜パン・かぼちゃとやぎ」さんです。ここで昼食としますが、11時前に到着してしまった。

S山さん親子とこのお店で合流予定なので、しばらくくつろぎます。

ちいさなお店ですが、手作りのパンと自家農園の有機無農薬野菜を使った優しい料理の店です。

08an16 店内は明るくウッディー。

薪ストーブがあります。
やぎのミルクもあるのね・・。

S田さんが見ているのは、新しいチーム負け組みのチームジャージ・通称負けジャーのデザイン画です。
新ジャージはデザイン一新、佐渡でも一緒に走ったプロのデザイナーさんにデザインを頼みました。

11時半までご飯が炊けないので、手作りパンを頂きます。
さらに美味しいピザを。そしてご飯が炊けたので玄米カレー・・。
お店の詳しい記事はまた後日書きます。

S山さん親子も無事合流。お腹いっぱい食べてまた走ります。
次の登りは少しでしたが、下りが長かった。コレを帰りに上ることを思うと憂鬱です・・。

08an17 長瀞の野上に下り、第二の目的地、モンベル長瀞店に到着。

モンベル製品はチーム内でも流行中。皆モンベラーです。

荷物になるのにお買い物・・。
私はニットの帽子一つに止めました。頭が寒かったので。

秋冬物のウェアでいいのがあったので、また車で買物に来ましょう。



08an18 さて、いよいよキャンプ場に向かいます。
この歩行者自転車専用の細い橋を渡ります。
金石水管橋です。

紅葉が出迎えてくれました。











08an19 結構高い橋なので恐い・・。
この橋の下にある川原がずっとキャンプ場。
かなり広いのです。そして空いている・・。
オフシーズンですから。

高崎から近かった。

実際走ったのは2時間半くらい。

早めに到着してキャンプを楽しむのですからコレで良し!


08an20 到着したのは、「長瀞オートキャンプ場」。
オートキャンプ場というか、広場というか・・。最近の区画がビシッとしたコンセント付きのオートキャンプ場ではなく、ゆるいフリーサイトです。

車一台に付き一区画で、とありますがどれが区画ははわかりませんから・・。

前回の「長瀞キャンプ村」とは同経営のようです。
ここは昨年の秋にお世話になりました。
前回と同じ、紅葉の綺麗な場所にキャンプサイトを設営します。
長瀞の川をバックに良い雰囲気です。

次回は、おやぢだって焚火大好き!キャンプファイヤー編です。

では、また。

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2008年11月14日 (金)

自転車キャンプの装備・1泊2日分。

う~ん、秋の恒例、自転車キャンプの予定があるのですが、装備に悩む。
車で行く時のように、あれもコレも持って行けないのです。
なるべく軽くコンパクトに。

椅子やテーブルはまず却下。
食材は現地調達。
大鍋や焚火台などは他のメンバーが持ってきてくださるので助かります。

09cn1 個人装備に、皆で使うもの若干。

久しぶりに見たテントは大きかった。水色の奴。
やはりツーリングテントはでかい。
山岳テントが欲しいなあ。

いつもこのくらいの装備。
ここからどれを削るか。

コッフェルをワンッセト止める。
ガスランタンもいいや。焚火が明るいから。

ボルドーワインと赤霧島も重過ぎるのでやめました。

結構寒いので防寒着は必要。
雨が降ったら自転車は濡れるので雨具も。

翌日の着替え。
着ていくものは除いています。







こんなにバックに入るのでしょうか?
テントやマットはキャリアの上。

09cn2 今回持って行くコッフェル。
チタンコッフェルは軽くて、こういう時にこそ威力を発揮。

スタッキングといって、組み合わせてコンパクトに出来る。
メーカーもスタッキングできるように考えてあって、同じメーカー品を組み合わせるとしっくりいく。

スノーピークのチタンシリーズ。
チタントレック900。
ソロセット極。
蓋や下部がカップや食器になります。
EPIのガスストーブREVO。
ガスボンベ(小)2個。
他にチタンマグカップ。
シェラカップは今ひとつ使いにくいのでもって行かない。

09cn3 ソロセット極には、ボンベ2個かボンベ1個&ガスストーブが入ります。
今回はボンベを2個入れます。













09cn4 ソロセット極は、チタントレック900の中にすっぽり入ります。

















09cn5 専用の網袋に、ガスストーブと一緒に入れて出来上がり。
結構コンパクトになってくれます。
















09cn6 自転車に気になっていた、後部のリフレクターライトを装備。
キャットアイのLED灯。
SL-LD100-R
タキザワで1180円。
ゴムひもでいろいろなところに装着できます。
自転車のフレームやバッグ、ヘルメットの後部にも付けられる。
これが一つあると便利です。
赤と白がありますが、後部灯は必ず赤にしましょう。

09cn7 キャリアの後部に穴の開いたライト装着部分がありますが、ここにはゴムひもは通りそうも無い。
キャリアに直接しばります。
コレでオッケー。
紐の先端にあるマグネットを本体に触れさせると点灯します。いくつか点灯モードがあります。








09cn8_2 コレで準備はオッケー。
バッグに装備を入れて、キャリアにテントをくくりつけます。

ゴムひもやネットはホームセンターで100~200円くらい。

もうバックはパッツンパッツン。









テスタッチもこんなことになってしまった。

09cn9 全体図。
















ロードレーサーの面影なし。
はたしてキャリアは大丈夫?フレームは?
スポークは?リムは?タイヤは?
そして私は大丈夫なんでしょうか~?

しかし、自転車が重くて持ち上がりませんよ。
コレじゃあ、アパートの階段が降ろせません。
一旦装備を外して、自転車を下に降ろしてからまた装着します。
以前のブロンプトンキャンプのように計画倒れにならないように頑張ります。
やはり峠越えコースのようで・・。
上れるのかなあ?

では、また。

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2008年11月12日 (水)

昔撮った紅葉の写真。

一時期、写真の撮影に熱中していた事がありました。
30歳の頃からの数年間、まだデジタルカメラなんて普及する以前です。

もう、十数年前になります。当時独身の私は紅葉の写真が撮りたくて、京都まで一人旅をしました。
純粋に写真を撮る為に旅をするなんて、今では考えられない情熱がありました。

重たいジッツオの三脚を担ぎ(結局持てなくて、途中で駅のコインロッカーに放置、撮影は手持ちになってしまいました)、大口径レンズを駆使し、リバーサルフィルムで撮影しました。

当時京都で撮った紅葉の写真は、以前私がやっていた野の花のホームページの中で、更新されずに埋もれてしまった。その画像を転載します。

09k1





















09k2





















09k3





















09k4











曼殊院










09k5























09k6










南禅寺










09k7



















カメラ:Nikon F801s

レンズ:AF-Nikkor ED80~200mmF2.8s
                         24~50mmF3.3-4.5s
                         35mmF2s
          Ai-Nikkor   50mmF1.4

フィルム:フジクローム ベルビア(ISO50)  プロビア100(ISO100)

おもな撮影場所は、南禅寺、永観堂、赤山禅院、鷺森神社、曼殊院。

山の紅葉もそろそろ人里に降りて来そうです。
京都の紅葉も、これから11月下旬までが見頃のようです。

うーん、また写真をやりたいです。

軽くて小さいペンタックスK100Dに、明るい単焦点レンズをつけてスナップでも。純正のDA21ミリとか、FA31ミリなんて使いたいなあ。冬のボーナスはもう無いかなあ(笑)。

では、また。

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2008年11月11日 (火)

パニアバック・オーストリッチP115を装着。

前回書きました、ロードバイクのテスタッチ・コンサイス2にリヤキャリアを装着しました。
ロードレーサーですが、何とか付きまして、次はバックの装着です。

09o1 今回買ったのはこれ。
オーストリッチP115パニアバックです。
左右振り分けで2個一組、くっついています。

定価6825円のところネット通販で5460円で購入。
色は、青、グレー、黒がありますがグレーを選択。

このダチョウ?マークはご愛嬌ですが・・。いや、いいんだ。自転車に詳しくない人なら何コレ?でしょうが、本物の自転車乗りならば、思わず微笑む信頼のマークさ!

 

結構お手軽価格で、今回の装備は揃えられました。
コレがNITTOキャンピーに1個づつのサイドバックでも付けたらすごい値段に。
そういうのはいつか本格的なランドナーを入手したらやりたいので、今回は簡易型ということです。容量も小さめにしました。そんなに重い装備もつめないし。
チームのメンバーが皆使うオルトリーブなんてのも気になりますが、資金の節約・・。

09o2 装着は簡単です。反射テープがあるほうが後。キャリヤに乗っけて、前1本、後2本のストラップでキャリアに留めます。

バック下部のストラップをキャリアの穴部分に入れて左右バックルで固定します。結構コレがアバウトで揺れるのですが大丈夫?
ま、簡易型だから・・。
ストラップの長くて要らない部分は切って短くします。

外せば上にハンドルがあって2個同時に運べます。

上部にはバックルが4箇所あって上に荷物を縛り付けられます。

結局、スプロケットも本番用に12-27Tに交換しました。ギヤ&チェーンとの干渉はぎりぎりセーフ。

09o3 早速、外へ出して試乗。

内部には、タオルやら靴下やらパンツやらをとりあえず詰め込んで形をリアルにします。

お。割とマチがあって、上部も袋状になって蓋のストラップも長めなので、思っていたよりも沢山入りそう。
単体のサイドバックよりは小さいですけど。





おお、なかなかいいんじゃないですか?ツーリングっぽい雰囲気ありますよ~。
09o4



















もうロードレーサーの面影は無い・・。かといってランドナーでもない。
コレは一体何?ツーリングロード?

うーん、恐ろしく後荷重になる予感が・・。登り坂でウィリーしないか?下りの安定感は?

前にバックをつけるのを好む方もいますね。直進安定性が増すとか。ハンドルは重くならないのかなあ?下りが恐そうですが。

ちょこっと走りましたが、踵がたまにバックに当たる・・。少し取り付け位置を後にずらしました。

旅に出るって感じが盛り上がってきました。1泊2日だけど・・。
フロントバックがあればもっと決まるのですが。STIワイヤーが邪魔なのね。
モンベルのハンドルバックをつけましょうか。

昔読んだ、漫画「サイクル野郎」の記憶が蘇ります。
今の自転車漫画は皆ロードレースものでツーリング漫画なんてないなあ。
確か高崎の観音山でヒルクライム競争するシーンがあったけど、また読んでみたい。復刻版みたいなの、高いのですよ~。

09o5






















先ほど、チームのM氏からメールが。「今回のキャンプツーリングはどうやって行くの?」
また車で来るんだろう?的なニュアンスを感じましたが、「キャリアつけたました!、バックもつけたよ~ん。
テスタッチで参加するので、平坦なコースでお願いしますm(_ _)m」
と返信。

微妙な顔文字の返信が来ましたよ・・。
すみません、足手まといで。
重い自転車で峠なんて登れません~。迂回して、どこまでも迂回して川沿いに走ってください!
どんなコースになるか心配です・・。

では、また。

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2008年11月10日 (月)

ロードバイクにリヤキャリアを装着・ミノウラMT-800N

秋も深まり、我がチーム恒例のキャンプ自転車ツーリングの季節。
しかし、私は過去のキャンプは、他のメンバーたちとは別行動で、車や電車&徒歩で参加しました・・。
何故ならば、キャンプ道具を積載できる自転車を持っていないからです。

コレではイカ~ンと、今回愛車のクロモリロードバイク、テスタッチ・コンサイス2に荷物を搭載できるように、リヤキャリアを装着することにしました。

先週の団子ツーリングの記事で 走りましたこのテスタッチ。

09ct0 細身の昔ながらのクロモリ車ですが、生粋のロードレーサー。

高グレードではないのでパイプは薄いものではないですが、軽量化のために華奢な細いパイプを使っています。

荷物を積むことは考えられてはいません。

コイツは散歩&ツーリング用なので、荷物を積める様にと、リクセンカウルのリヤアタッチメントを装備、この時はザック型のリヤバックを装着してあります。

1泊2日程度の荷物は装備できますが、キャンプ道具となるとこのバックの容量や、プラスチックのアタッチメントの積載重量を越えてしまい、無理です。

なので、リヤにキャリアを付けようと計画。

09ct1 いろいろと調べて、ネット通販で購入。

週末に届きました。









09ct2 中身はこんな感じ。










09ct3 購入したのは、ミノウラMT-800Nというリヤキャリア。
ネットの通販サイトでは、MTB,700Cのクロスバイクに装着可能とのこと。
ならばロードでも着きそうな予感がしたので注文。2800円。結構ごつくて重いけど頑丈そう。

ミノウラのメーカーサイトはこちら。

見たらおもいっきり「MTB用リヤキャリアです」と書いてありビビル。ロードに装着できるのか?

最悪の事態を想定して、オプションの装着金具を全て購入。後から買うと送料が高いから・・。
タイヤにキャリアが当たったらイカンので、2センチ高さを上げられるFB金具。補助ステーがフレームに届かない場合の延長ステー。補助ステーをシートポストに装着できるクランプ金具。です。コレでどんな場合でも対処します。

09ct4 標準で装着用金具類がコレだけ入っています。

うーん、何とかなるかな?








09ct5 早速装着します。
まずはこの、リクセンカウルのリヤアタッチメントを外します。
シートピラーにクランプではまっています。







で、今回このキャリアを装着する、大前提です。

リヤエンド部分に、ダボ穴があることです!

コレがないと装着できません。ここを間違わないでくださいね!
この穴が有ると無いとでは大違いです。
昔ながらの自転車には装備されていますが、今時のロードバイクには、殆んど付いていないでしょうね・・。ダボ穴はツーリング車には必ず付いています。ロードレーサには付いていないことが多いのです。シクロクロス車には付いていることがあります。

09ct6 私のテスタッチにも穴がありました、一応。ツーリング車では、穴の開いたダボ穴部品が溶接されたり頑丈そうですが、こいつはエンドに穴が開いているだけ。

このテスタッチはロードレーサーですが、スポルティーフとしても使えるようにドロヨケを装着するためのこの穴があるのでしょう。

ハードテールのMTBやアメリカンバイクの普及グレードは、ツーリング愛好者が使うのでダボ穴があったりします。シティーバイクにも付いていると思います。

このダボ穴が無くても装着できるキャリアをNITTOのサイトで見ましたが、このリヤバックサポーターのR15ですが、
このステーの位置と大きさから強度的にはどうかなあ?って思いますけど。

このテスタッチのダボ穴はなんだか部材が薄くて、強度的にはクラックが入りそうで不安ですが、日本一周する訳ではないので、隣の県までの1泊2日のキャンプ装備を支えてくれれば・・・。はたして持つのか!?いや、無垢の鉄なんだから強いはずです!

09ct7 ダボ穴に、付属のネジが合うか確認します。

スプロケットがすぐ裏側にあるので、一番短いボルトの一番細い奴を挿入します。

ん?は、入らない!焦れば焦るほど入り口で弾かれてしまう・・。コレで全ての計画はパ~なのか?

おそらく一度も挿入されたことの無い部分です、入り口付近が固くなっているのでしょう。
グリスを先端に塗って入り口にあてがい、グリグリ、回しながら馴染ませます。
出し入れを繰り返し、全体を湿らせ、慎重に挿入すると、しゅっと奥まで吸い込まれました・・。ああっ、は、入った~!
穴の中に塗料が付いていた様で、何度か回転させて取れたようです。

09ct8 ここで問題発生!エンドの幅がこの薄さっていうのも問題ですが・・・。
タボ穴を貫通したボルトの先端がスプロケットに迫る!

いつもの14-25Tなのですが、トップギヤの14T、までの距離は数ミリです。
キャンプ場はいつも山なので、12-27Tを装備するでしょう。
するとトップギヤ12Tの位置はもっと下部ですから、より幅のあるチェーン部分とのクリアランスはどうなる!?

ま、その問題は先送りにします。
14-25Tでは、問題はなさそうです・・。


09ct9 ふう、第一関門突破。
仮止めしてこんな感じです。
ただ、補助ステーが付いていないので、ぐらぐらな状態です。

取り付けステート呼ばれるその部品は、この細いシートステーのダボ穴に装着するようになっています。ツーリング車ですと、カンチブレーキやVブレーキなので、このブレーキキャリパーの位置にダボ穴が付いています。
しかし、このテスタッチにはご覧の通り無いのです・・。

09ct10 しかし、このキャリアには付属部品としてゴムバンドで装着できるクリップバンドがあります。それをつけられる場所を探します。

メーカーでは、この取り付けステーが車体と平行に付けないと強度が確保できないと記載されています。

車体に平行って?トップチューブに平行って感じかなあ?
ならばこんな感じ?
う、ここでは、反対側はブレーキ本体に当たってしまいます。だめです。というか、ステーをキャリアの一番後ろに付けてもこの位置、延長ステーなどいらなかった・。

09ct11 ならば、オプションで買った、
シートポストにはめるクランプを使ったらどうでしょう?

なかなかスマートに付きそうな予感が・・。









09ct12 ちょっと上向きになりますが・・。
ごちゃごちゃした画像でスミマセンが・・。

あー、だめだ。ステーを一番手前に出してもキャリアにステーが当たってしまう。
クランプも届いていません。

うーん。今時のスローピングフレームならいけたかも。コイツは正統派のホリゾンタルフレームです。
やはりMTB用なのか?!



09ct13 フレームに平行に装着する、というのを諦めます。
ブレーキよりも下方のシートステーに装着しました。

付属部品の、ゴムバンドを内側にはめたクリップバンドで装着が可能です。
シートステーにダボ穴が無くてもこのように付けられました。

強度はどうでしょうか?出来るだけシートステーの上方に頑張りましたが、かなりしっかりしている気がします。


09ct14 反対側もこんな感じで。

このステーは、エンド部分のダボ穴よりも荷重が掛かっていない気がするので、ぐらつかないような安定させる部分だと言いきかせます。だ、大丈夫・・。
日本一周じゃないんだから!きっとやれるはず~。







09ct15 付属部品のクリップバンドのアップ。
結構しっかりはまっています。
細身のクロモリだからか。
アルミのシートステーだったら強度的にどうなんでしょう?
真円じゃないと安定しないでしょう楕円とかじゃ。
カーボンバックステーにはもちろん無理。

装着の注意点は、ボルトの長さが多種類あるので、スポークに当たらないようにとか上手に組み合わせてみてください。細いのは2本余りますから・・。


09ct16 キャリア全体図。
んん!いいんじゃないですか?!

すっきりと付きましたよ~。

キャリア自体の強度は、18キロまでのお荷物の搭載がオッケー。自転車本体の耐荷重はわかりましぇーん!

















09ct17 装着のおさらい。

リヤエンド部はダボ穴に装着。
この部分にダボ穴の無い自転車への取り付けキットはミノウラさんでは取り扱っていないので、このダボ穴が付いていることが装着条件です。

ううーん、エンド部の強度が不安。荷物の軽量化が迫られます。




09ct18 ステーの取り付け位置。付属のクリップバンドで装着。

キャリヤ自体はかなり頑丈そうです。

しっかり付いています。ぐらついていません。







09ct19 すっきり装着。こう見るとロードバイクには見えないですね・・。

結局、オプションで購入した補助金具類は一切使用せず、付属部品だけで装着できました。

オプション部品も価格的にはそんなに高くないので保険だと思えば。トホホ・・。





09ct20 元ロードレーサーがこんな姿に!まさにツーリング車です。

そもそもタイヤは太くしてますが所詮25C。私の体重と荷物を受け止めるとなると辛いでしょう。このG3スポークの強度は?

キャンプ道具は厳選して、相当軽量化をしないと・・。
私も辛くなりますからね(笑)。
いつものあのキャンプ場なら峠が2本あるなあ・・。

キャンプまで時間が無く、ぶっつけ本番になりそう。荷物を満載しての耐久試験をしたいところですが、本番が試験を兼ねるということで・・。やってみないとわかりませんから。その前に、人間のほうも耐久試験をー。

次回は、パニアバックを装着です。
では、また。

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2008年11月 9日 (日)

チャットモンチーの新DVD・「メインディッシュ」が届く。

来た来たー!チャットモンチーの新ライブDVD!

09cm1 アマゾンのメール便で本日届きました。
1枚だけ買うと、こんな紙梱包のメール便で届くのです。
ポストに刺さっていたよ・・。

発売日を過ぎても届かず、メールで「人気商品のため入荷に遅れが生じており、現在もAmazon.co.jpに未入荷の状況となっております。」なんて来たけどさ・・。私より先に注文した職場の人には発売日前日に届いていたぞ。まだ未入荷とは何故?


09cm2 梱包を開けますと。
チャットモンチーの新DVD「レストラン・メインディッシュ」!
アマゾンですと結構割り引いてくれますよ。

しかし、このジャケット、店で見つけても買う気を促さないよなあ・・。

もう、レストランシリーズじゃなくてもいいよなあ。

内容は、08年4月1日に行われました、初の武道館ライブ「すごい2日間」の2日目の全映像です。もうベスト曲集と言っていいほど入っています。



09cm3 しかも今回は2枚組み!コレはお得だ。2枚目は、07~08の「生命力みなぎりTOUR」のライブ映像です。

地方の小さなライブハウスのライブはすごいよ。えっちゃん可愛いしパワフル。音も音圧があって良いや。リラックスして演奏しているし、こちらはファンなら必見だよ~。

「真夜中遊園地」のあのリフを弾きながら歌うのは神業だ!アルペジオじゃないんだよ、殆んどソロみたいなのを深いディレイ掛かっているのに弾きながら良く唄えるものです。
ちょっと練習してみようかな・・。きっと出来ないぞ。
彼女達はよく練習しているんだろうなあ・・。

09cm4 コレだけの曲が入っていますので、ファンの人は買いましょう!チャットモンチーを知らない方は、コレで入門できますぞ!是非観てね~!

ZEPPのライブはすごい盛り上がりで、演奏もテンション高いぞ!この1月下旬は、えっちゃん風邪気味なのかちょっと鼻声なのが可愛いぞ。メイクは濃すぎるけど。
会場によって衣装や髪形メイクも各種楽しめますから。衣装といってもえっちゃんTシャツだけですから・・。

最後はピアノを弾きながらのバラード2曲。コレは珍しいぞ!
やっぱりコレだけ鍵盤出来るということは、小さい頃から音楽やっていたのだな。高校生まで管楽器やってたし。しかもライブの一番最後にメンバー紹介・。かなりずっこけて笑えるぞ~。

最後のオフショット映像も可愛い。
素晴らしい!買ってよかった!

アコースティックバージョン

是非是非DVD買ってね!

では、また。

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2008年11月 8日 (土)

ワインをはじめました。

芋焼酎に飽きた(笑)。
と、いうわけではないのですが・・。
芋焼酎は沢山飲み続け、理想の1本に最近出合ってしまったのです。
しばらくはそれを飲み続けようと思っています。
それが何かは、また後日記事に書きますね。

それでワイン。
たまには飲んでいたのですが、最近はまりだしました。
焼酎などの蒸留酒のほうが体によさそうと感じ好んでいたので、
ワインとかの醸造酒は、原料のエキスが濃厚な分ハイカロリーで糖分も多そうな気がしたために、ちょっと敬遠していたのですが。

09wi1 結構好きなのがこれ。
オーストラリアワインの「イエローテイル」。
大手メーカーが扱っているので、スーパーで売っています。
値段も980円。特売なら900円とお得。

以前、この酒カテゴリーに書きましたが、500円くらいのワインの飲み比べをやったのですが、やはり美味しくない(笑)。紙パックのワインも、ジュースを加えた甘さがありありですが、アレはよく冷してビールの代わりに飲めばジャンルとしてアリでしたが。
で、1000円ほどになると、なかなか美味しいワインに出会えます。

右の赤。カベルネ・ソ-ヴィニヨンは、果実感が濃厚なのに飲みやすい。カベルネ種はボルドーのメドックなどで重厚なワインのベースとなりますが、こいつは渋みも抑えられ飲みやすいのです。シラーズというのもよく飲みますが、これも香りがよいのです。

左の白。シャルドネ。これも果実の香りが爽やかに感じられ、すっきり飲みやすい。安い白のスッキリしている奴は香りも薄いのですが、コレは良い香り。味は薄いですけど・・。

実は昨日、近所のスーパーで職場の外国人女性(カナダの若いおねいさん)にバッタリ出会ってしまい、どうやらワインを選んでいる様子。悩んでいるようなので、ハ、ハハ、ハワユ~、と声をかけ、私の拙い英語で、この中ではコレが旨いよ~と、このシャルドネをお奨めしました。
彼女はとても喜んで即決、このボトルを片手にサンキュウ~っとレジに走って行きました・・。
う~ん、コレでよかったのかな?と責任を感じて自分も買って飲んだのですが、まー、凄いワイン通でなければ気に入ってもらえるんじゃないかと・・。

09wi2 で、最近ワインをネット通販でも買ってしまったのですね。

いろいろ検討して、この「京橋ワイン」さんがなかなか充実の品揃えで、解説もわかりやすかったので購入。

ネットのワインショップは、解説がかなり大袈裟なので、話半分に読むと良いかも。仕入れた物は売りたいですからね~。むしろユーザーレビューのほうが役に立つと思う。




09wi3 こんな風に入ってくる。5本購入。6本買うと送料399円が無料になりますが、んーもう1本が選べないので5本。








09wi4 中に入っていたのはこれ。
実はこのワインたち、凄くミーハーな理由で選んだもの。
美味しかったら後日記事に書きますね。

1本1000円前後の物ばかりです。










09wi5 なんとおまけが入っていました!
イタリア製のパスタソースが2本。トマト&バジルとアラビアータ。嬉しい。
楽天でおまけをもらったのは久しぶり。以前、焼酎の瓶が割れていたときに焼酎の専門誌を、キャンプ道具をまとめ買いしたときにショップの手ぬぐいをもらいましたが。
こういうサービスはなんか嬉しいです。





09wi6 しかも、ワインウラ新聞という読み物、買ったワインの解説が付いてくるのがさらに嬉しい。
このショップは良いと思いますぞ。

自分が買ったワインの情報がわかるのは、飲む喜びが増えますね。




09wi7 さらにもう一箇所、「タカムラ」さんから購入。
これもミーハーセレクション(笑)。
そのうち1本は、ボルドー2005年もの。2005年のボルドーは稀にみる当たり年なので、品質が良くボルドーらしさが味わえるということなので、今後いろいろ飲んでみたいのです。







09wi8 で、これらの殆んどが何故ミーハーかというと、雑誌「一個人」のワイン特集号で、ワインベスト200~300のベスト1のワインなのです(笑)。

先日、コンビニでたまたま買った一個人。結構面白く、私の中でくすぶっていたワイン熱が再燃、去年、一昨年の特集本も買い揃えてしまった。

この特集は2000円以下のデイリーワインの中から旨いワインを複数のソムリエさんが試飲して選ぶという企画です。
この2000円以下というのが気に入りました。今の財力じゃあ高いワインなんて買えないしね・・。価格なりだとは思いますが、解説を読むと高いワインに迫る旨さがあるという。本当かな?

で、こういう雑誌を頼るのは、こういう評価を鵜呑みにするのではなく、自分の中にワインの旨さの基準を作りたいのです。
芋焼酎の時もやりましたが、どういうものが旨いワインなのかがまだ良くわかりません。

バブルの頃、私は気どってワインの本などを読み、収入も良かったのでやや高級なワインも飲みましたが、全く印象が残っていません。ちょっといきがっていたのでしょうね。貧乏な今、むしろ安いワインから旨いものを探すのが楽しい。

ところが、私のワインのルーツは「赤玉ハニーワイン」(笑)。凄く甘くて、大きな声ではいえませんがとても若い頃から飲んでいました。家の冷蔵庫に入っていたから・・。
で、大人になって本格的なワインを飲んでびっくり、甘くない!
だから今でも甘い風味、果実の感じがするワインの方が好きなのです。
そんな私にワインの旨さがわかるのか?

ならば、プロのソムリエが旨いといったワインを飲んで、自分がどう感じるか知ってみよう、というのが今回の企画。ワインシリーズのスタートです。

09wi9 今年の一個人でベストワンはこれ。
買いました(笑)。

コレが自分が飲んで旨いと思えるかどうか、楽しみです。

けど、この雑誌の広告に出ているワインが結構入選しているので、まあ、いろいろあるのでしょう。鵜呑みにはしないことです。
このワイン業界、世間の評価がとても売り上げを左右するようですし。

ただ、一般的な評価がわかっているワインを飲んで、気に入ったものがあれば、評価を読めばそれがどんな傾向なワインなのかがわかります。カシスの香りだとか、凝縮感だとか、共通項目があれば、 今後その傾向のワインを飲めば自分的にアタリが見つかるのではないかと。

けど、ワイン通の人たちみたいな評価は出来ないなあ・・。凄いもの。「開栓すると芳醇なブーケが漂う。飲むとまずはバニラ香、桃のコンポート、湿った土などが次々に現れる。だがまだ固い。デキャンタして4時間でようやく開く。タバコ、コーヒー香から、ブラックベリー、甘草のスパイシーな香りと変化し、ビロードのような舌触り、口の中がいっぱいになるようなウツボカズラの内液の感覚、ラフレシアの花びらが1枚舞い散り、濡れた子犬がまとわりつくような余韻が楽しめる・・・」楽しくないよ、それ。後半嘘ですが、ワインの種類によって表現の決まりがあるそうで、ちょっと自分には無理なので自分なりにやりますから。

今後は、一個人シリーズの後、ワイン漫画「神の雫」シリーズ、「評論家ロバートパーカー」シリーズなど続けてやってみたいです。だってわかりやすいから。旨かったもののみ、記事に書こうと思います。

やっぱ、酒好きなんだな・・。

では、また。

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2008年11月 4日 (火)

本日のタワー系ラーメン。

奥さん!
毎日忙しい奥さん!

夕食作るのがめんどくさい・・。ご飯炊いておかず作るのは大変だから、おかずがくっついているご飯を作りたい・・。
そんな時ってありますよね?奥さん。
そういう場合は、やっぱりラーメンですよ!

またラーメン?なんて言わないでください。
私ね、先日凄いラーメンをお店で食べたのですよ、奥さん!

09f これなんですけどね・・。
携帯で撮影したので画像は今ひとつですが、
「ふじ麺」っていうんです。

私の住む高崎郊外に出来た「大黒屋本舗沖町店」に行って来ました。
ここは、つけ麺でおなじみ大勝軒の流れを汲むグループ店なのです。

つけ麺が定番ですが、このふじ麺も有名。
コレで普通盛りなんですけどね・・。
「腹がへったらうちに来い!!」って店の表に看板出ているんだもの、盛が良い。

メニューはこちら
なのですが。
つけ麺系は普通盛りも有るのに、このふじ麺は麺の量が200グラムだそうで・・
スパゲティーでも150グラム食べるとお腹いっぱいなのに。
その上に大量のモヤシ&キャベツ&玉ねぎが載っています。
決め手は頂上に載っている茶色の奴。これ、ニンニクの醤油漬けをきざんだものです。
玉ねぎは生っぽかったけど、ニンニクの香りも強烈です。

コレだけの野菜が沈まないわけは、その下に大量の麺がぎっしりあるわけで、これが、うどんかと思うような極太麺で、しかも茶色です。硬めの茹で具合で食べ応えあり。
でも普通盛のつけ麺と同じ700円なら、こっちを頼みますよね・・。

スープは、あっさりとこってりが選べます。
私はこってり系が好きなので「じゃあ、こってりで」と注文すると周囲の客がこちらを向きます・・。え?やばい?
そう、このふじ麺は、魚系スープに大量の豚の背脂を投入するので最初から凄くこってりしているのです。こってり好きにはたまりませんが、あっさり好きは玉砕が待っています。
こってりしてこの量です、奥さん。
しかも店の壁に物凄くそそり立っているふじ麺の写真が。うわ?量多すぎ、コレは食べきれないかも、と青くなりました。しかしそれは大盛りの、トッピングの野菜タワー(笑)100円にチャーシューを増量した姿。
画像の、出てきたふじ麺を見て、これなら完食できそうとホッとします。

食します。
あー、もやしが、多くて麺にたどり着けません・・。
兎に角、野菜をまず食べなくては。しかし、この野菜に味が付いていない・・。
テーブルにふじ麺のタレなるものが置いてあって、それをかけて味をつけながら食べる。
言えば別皿がもらえて、一旦野菜を移してから食べられるとの噂ですが。
何とか半分野菜を食べましたが、あのニンニクが口に入ると凄くニンニッキーです。

おお、スープはこってりして、コクがあります。
麺も歯ごたえがある。
ニンニクと玉ねぎが終盤スープと溶け合って、香りと甘みのある味に変貌します。
ですから途中で食べ飽きません。麺も太いので、ひとすすりで大量に食べるので意外と速く食べられました。チャーシューも炙ってあって肉厚で美味しいです。
最後スープに大量に浮かぶものが・・。揚げ玉?いえ背脂です。凄く最後はこってりします。まさに豪快ラーメン。ごちそう様でした。完食しましたよ、奥さん!
翌日は一日口の中がニンニッキーでした。

このラーメンが食べられる場所は、こちらの地図をご覧ください。

さて、奥さん前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
このふじ麺を自宅で作ろうと。
材料が無いので同じには出来ませんが。
こういう野菜がそそり立っているラーメンを勝手に「タワー系ラーメン」と命名。
高崎の街中に「東竜」というラーメン屋さんがあり、そこの「サッポロ」というミソラーメンが以前、このように野菜がそそり立っているラーメンだったのです。高校生の自分はそれを食べて感動。以来タワー系ラーメンには愛着があります。しかし「サッポロ」の野菜の量は年々減ってしまいました・・。ですから今回久しぶりのタワー系ラーメンだったのです。

ならば、タワー系ラーメンの作り方。

09f2 生ラーメンはいつものやつ。
本当はふと麺が良いのですが売っていなかった。









09f3 野菜炒めを大量に作ります。
もやしを2袋投入しました。1袋19円ですけどね。キャベツと玉ねぎと炒めます。

けど奥さん。こちらは味をちゃんとつけましょう。あまりしょっぱくすると最後スープが濃くなりますので薄味に。
軽く塩コショウ。決め手はやはり「中華あじ」ですね、奥さん!だしの風味はしっかりつけますよ。


09f4 麺をゆでます。
仕上げの野菜の盛り付けに時間が掛かりそうなので、硬めにゆでます。1分くらいです。

その間、ヤカンに沸騰させておいたお湯を、スープと刻んだネギを入れたどんぶりに適量注ぎます。後でコショウをかけられるかわからないので、先にどんぶり内に一振りします。



麺の湯をよく切ってどんぶりにいれ、野菜をタワー状に盛り付けます。お玉が良いです。
あ、しまった、奥さん!チャーシューを買い忘れましたよ・・。諦めます。代わりにギョニソを入れてもねえ・・。煮卵を買ってきたので入れます。

09f5 完成!

うーん、今ひとつタワーが高くないなあ・・。やはりもやしは3袋だったか・・。
いや、これでも凄い量ですから。

あっちのふじ麺はどんぶりがもう少し小さかったかな。
やはり大量の麺が土台になっていたのでしょう。





09f6 おお、この角度から見るとそそり立っていませんか?奥さん!

これならば、本家ふじ麺に匹敵するタワー系ラーメンなのでは?
ちょっと細身で迫力不足ですが・・。
いえ、サイズじゃないんですよ、奥さん!そんなこと奥さんならもうお分かりですよね?
勢いですよ。そそり立つ勢いが大切なんです!

さあ、食べましょう!
うま!
野菜にも味が付いて、スープに野菜の甘みが出て旨いですよ!

ああ・・、けど野菜がすぐにスープに沈んでしまった・・。なかなか麺が出てこないあの感覚は味わえなかった。ふにゃふにゃっと・・。

いえ!奥さん!大丈夫、ちゃんとそそり立っていますから!
まだまだタワーですよ、奥さん!
一緒にタワー系ラーメンをすすりたいです!
え?もうそんなの無理?お腹いっぱいで?
何てこと言うんですか?!大丈夫ですよ。
これね、ニンニクを入れると本家に似て来るんです。生ニンニクパワーですよ。
生ニンニクで、そそり立つんです!
さあ、タワーをどうぞっ!

ああっ!お、奥さんっ!!

では、また。

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2008年11月 2日 (日)

団子を買って実家まで走る。

3連休2日目、相変わらず秋晴れです。
洗濯は昨日やったし、今日は布団干しと掃除と思っていましたがこの天気。家にいるにはもったいないと、家のことは簡単にちゃっと済まして、自転車で午後から走り出しました。

09d1






















チームのメンバーは、明日の県民マラソンを走るので、この連休自転車活動はお休み。
ならば一人でクロモリ車のまったりツーリングと、テスタッチ・コンサイス2にバックを装着。

隣町の実家に行くのですが、手土産を買っていきます。
最近洋菓子が続いているので、今日は和風で。
おおそうじゃ、去年も実はこんなことをやったのですが、富岡市に旨い団子屋さんがあります。団子を買って実家に持って行こう。
昨年は団子を買ってまた自宅に戻りましたが、今日はそのまま実家まで走ろう。
午後にちょうどいい、高崎~富岡~安中~高崎の西上州お手軽ツーリング。間の山が邪魔ですが。

09d2 午後1時半、のんびりと走り出します。
富岡方面は最初にちょっとした峠道があるので、最近なかなか脚が向きませんが、今日はなんとなく上って下る。
鏑川もすっかり秋の景色。







09d3 吉井方面の国道は狭くて恐いので裏道を迂回。
富岡に久しぶりに来たら道の様子が変わっています。
細かった農道が広く。富岡バイバスが延長されています。

自転車でも走りやすそうに。
けど、一段高い歩道に自転車専用道を作らなくても、車道の並びでいいんですけどねえ・・。




09d4 装備したリヤバックは、リクセンカウルのザック型フリーパックメタ1です。

容量はありそうですが、装着用のフレームが内部にあってそこそこの大きさ。
帰りは夕方になるので防寒用上着、工具チューブ一式をサドルバックごと入れ、ライト2本。コレに団子を入れればいっぱいかな。

リヤアタッチメントは延長ステーを接続してあります。そうしないとお尻にバックがあたるし、装着し難いのです。

ザックのショルダーベルトは後ろ側に回してチェストベルトのフックで止めると邪魔になりません。

09d5 富岡バイバスは車も結構多いので、歩道の赤い部分の自転車専用レーンをまったり走る。ローディーさんなら車道を爆走されるのでしょうが、私は車恐いですから。

けど、こんな植え込みいらなないですよね?綺麗に剪定していますがお金も掛かるし。その分車道の路側帯を広げて、自転車が走りやすいようにしてくれるとよいのですが・・。

ま、だ~れもいないので走りやすいのですけど。

09d6 富岡駅方面へ曲り、踏み切りの手前に「並木だんご・並木屋」さんがあります。
自転車をとめて店内へ。1本68円のみたらし団子を10本購入。10本でワンパックにちょうど入る。
人気の店で、私と入れ替わり女子高生3人組が入店。団子を食べながら「これ超うまくね↑?」とか言うのでしょうか?



09d7無事団子をゲットし、安中の実家に向かいます。

ここを直進しますが前方は山。地元で一丁八丁と呼ぶ激坂があります。距離は短いけど斜度が嫌なので、途中で左に迂回、久しぶりに黒岩方面へ。





09d8 静かな山間の道。
道端に大きな山門が。

大日堂です。なかなか立派。
見学していきます。














09d9 静かなお堂。












09d10 自転車をとめて、手を合わせお祈りしました。

細身のクロモリ車は日本的な風景によく似合うなあ。

















09d11 道は細くなりますが、静かなところです。

上州の昔ながらの家は、2階にこんな小さなベランダが付いてるのが特徴。
かつて2階部分では蚕を飼っていました。養蚕の盛んなところでした。




09d12 この先、結局坂を登ることになり、33×25Tでエッコラ上って安中市に。

中野谷の台地ではこんにゃく芋の栽培が盛ん。

このあたりはひろびろとした畑が広がります。前方は妙義山。




09d13 東横野から下って、下磯部に。

安中も最近家が建ってきましたが、このあたりはまだ土地があるねえ。

田んぼの中に直線道路。この道が出来た頃、私は免許取りたてで、親父の車で深夜ぶっ飛ばしてたなあ・・。


                                                    

09d14

              車が通れない踏み切り。

信越本線も横川から先が廃線となり、行き止まりとなった。本数も減った。貨物もないし、特急も寝台も無くなった。廃線の日に、この反対側あたりで列車を撮影したなあ。



09d15

               この橋も、私が中学生の頃は無かったけど、いつの間にか出来た。
上流の堰堤の下でよく釣りをした。大きなハヤが釣れたなあ。

20代前半、付き合っていた彼女と東京からドライブでここに来た。どうしてここに来たのか記憶に無いけど、ちょうどこのあたりで彼女が何故か大きなトトロのぬいぐるみを抱いて立っていたのを憶えている。20数年前の出来事。

09d16 ここに住んでいたのは、中学生の時の3年間。実家の裏道。ここを歩いて碓氷川に行って釣りをしたり、友達の家に遊びに行った。

なんかなつかしい風景探しのツーリングになっちゃった。
ここに来るのは久しぶりです。





09d17 当時の実家の跡地。

右の一段高い石垣の上に実家があった。
細い石段が続いて。けど、通り抜けることも出来なくなった。
あたりの家が皆壊されて空き地に。
誰も住んでいない場所になってしまった。






09d18 私が生まれた産婦人科医院。

けど、随分前に廃業して、今では荒れてしまっている。

なんだか寂しい場所になっているなあ・・。

ここから10分も山のほうへ走ると、今の実家があります。



09d19 到着。早速団子の包みを広げます。

うまそ~。
1本食べてみますと・・。

旨い!
焼いてあるのでとても香ばしいのです。
甘しょっぱい濃厚なタレがグ~。
この辺の人むきの。濃い目の味付けですね。




09d20 姉が、サトイモを煮て山椒味噌をつけたのを作ってくれました。
コレも旨い!

このあたりの名物。コイツを串に4つほど刺して、炭火で炙って山椒味噌を塗ると、「芋串」とよばれるものに。
春先に秋間梅林の茶店で食べられます。

素朴でうまいっすよ!



09d21 実家で飼っている猫のクーちゃん登場。
人見知りが激しいので、たまに来る私には警戒モード。
抱っこされてもいつでも逃げられる体勢に。

広げた手が可愛い・・。








09d22 けど、猫用かまぼこをもらったの。大好物なのでもう夢中。
そうしたらなついた。餌に釣られるなんて・・。

なでなでしてもらって、もうご満悦のクーちゃんです。



09d23 さて、クーちゃんにすっかり癒してもらったので帰宅。

秋の陽は岩石落とし、でしたっけ?薄暗くなってきたので、キャットアイの明るいLEDライトを2個セット。

いつものサイクリングロードを暗くなる前に帰らなければとダッシュで走ります。







09d24 けど帰ったらもう暗い。
ホント陽が暮れるのが早くなりましたね。

まったりとした秋の日のツーリングでした。のんびり出来てよい連休です。

では、また。

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2008年11月 1日 (土)

染まるよ。

いよいよ、私の愛するスリーピースバンド、チャットモンチーの新譜のシングルCDが発売です!

09c1 11月5日発売「染まるよ」

なんとプロデューサーは、私の愛するもう一人のアーティスト椎名林檎のプロデューサー、東京事変のベーシストの亀田誠治さんです!

是非買ってくださ~い。

しっとりしていて、素敵・・。シンプルなアレンジで、大人っぽさが出てきましたよ。

今までと一味違うぞ。渋い曲。前より歌上手くなったなあ。
「大人だから一度くらい煙草を吸ってみたくなって・・・」
大人の恋をしてしまったのか!?えっちゃん・・。
そしてその恋は終ったの?まだ続いているの?
えっちゃん、教えて・・。

2番のサビの直前のジャジャッってはいるギターの音に痺れた。

そ、そして、久しぶりの新ライブDVDも同時発売です!

「レストラン・メインディッシュ」

4月の武道館ライブでの模様が収められています。

これは買います!すぐに買いますったら。

3人で武道館まで登りつめました。ガールズバンドでの単独武道館ライブデビュー最短記録だそうで。
場数こなしているのにまだ初々しい・・。ライブ名「すごい2日間」

是非DVDを買ってご覧ください!

私はもう予約しましたぞ!
早く届かないかな。

では、また。

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