冬の日はMTB。
冬が来ましたね。
霜も降りたし、氷も張ったし、空っ風がピューピューです。寒~。
暖かい格好をしたって、もう長時間自転車に乗っていられません。
そんな寒い冬は、短時間でも負荷が掛かって乗った気分になる、MTBはいかが?
久しぶりに登場。
フルサスXCのトレック・フューエル80です。
1年ぶりでしょうか・・。
部屋でほこりを被っていました。
綺麗に拭いてやって、油を差して。
だって、ロードバイクのほうが楽ですから・・。
最近、チームも小径車ブームで、オフロードを走ろうって話も少ないし。
3年くらい前のフューエル。
フルサスにしては、ロスが少ないらしい。普通はエンド付近にある可動リンクがこいつは無い為、余分な動きが少ない。それをカーボン製のチェーンステーをしならせリンクの替わりに・・、ってそれは上位機種の話で、この下位機種はアルミのチェーンステーなんですけど、耐久性は大丈夫なんでしょうか?
パーツは随分変えて軽くしましたが、それでもロードに比べれば圧倒的に重い。
この前サス、コイル式を軽いエアサスに換えればなあ・・。
何故冬にはMTBかというと、この車重に抵抗の大きい太いタイヤで、負荷を掛けようと。
だって、最近すごく太ってきた・・。寒くなって、外に出るのがおっくうで。毎晩お酒飲むし。
それじゃあイカン!体が冷え切る前にトレーニングが仕上がるように、この負荷の大きいMTBで短時間で鍛えるのです!
とにかく寒い。
ここ群馬は、冬に空っ風という、物凄く冷たい強風が吹きます。
雪国に雪を降ろした後の風。
北国の人が群馬に来ると、こりゃ雪国より寒いよと言う。
最高気温5度の真冬の日中だって、この突風が吹けば体感温度はマイナス10度より低いんじゃないかと思ってしまう。
今日も風が強い、いよいよ本格的な冬に向かいます。
まだ冷たさも風速も真冬よりはマイルドですが。
防寒はしっかりやります。
中綿入りのサイクルグローブ。かなり年季入り。
モンベルのフリースニット帽、耳あてつき。
結構暖かい。
ユニクロのエアテックパンツ。薄い中綿入りで暖か。
シューズはシマノのSPDシューズ。
これが隠れた名品。
レーシングタイプのSPDシューズは通気性重視でメッシュになっていて、とても冬には辛い。
このスニーカータイプのツーリングSPDシューズは、通気性があまりよくない分暖かい。
特にこのツマサキ部分が皮でカバーされており、足先がとても温かい。
しかも、先日のキャンプツーリングで、雨の中レインシューズカバーを付けないで走ったけど、つま先は濡れませんでしたし。
今もこのタイプは売ってるのかな?
タイヤは、以前もうチューブレスはやめた~!と、チューブドに戻した奴。
一度XCレースイベントで走ったきり。
ミシュランのXCRなんとか。2・0。
まだヒゲが生えてます。
泥がついているので、オフロード走ったっぽいのが救い。
冬っぽい風景を走ります。
晴れているんだか曇っているんだか。
おお、すごい楽!流石はトレックフューエル、漕ぎが軽い。
いや・・、背中からかなりの空っ風アシストをもらっています。帰りが辛そう・・。
高崎の街と榛名山を望む。
このからっとした冷たさが、群馬の特徴。
是非、映画「包帯クラブ」のDVDを見て欲しいなあ・・。
この風景が、なんとも効果的に出てきますから。お正月にレンタルして観てね!
田んぼの脇を走れば、こんな未舗装も沢山ある。
折角MTBなんだから走ってみます。
けどタイヤが汚れちゃうと、部屋に持ち込むときに大変、程ほどにします。
やはりMTBは楽に走れます。
路面状況に気を使わなくても良いから。
ロードバイクなら無理そうなところもへっちゃら。
歩道の段差も斜めに入って行けます。
うーん、街乗り用の太目のスリックを履かしたMTBがあると便利だなあ・・。
スリックに替えちゃおうかな?
いや、またいつオフロードを走ろうって事になるかわかりませんから、その時面倒くさいのでこのままで行きます。高負荷はどうした?
公園に冬桜が咲いています。
狂い咲きじゃありません。
冬と春の2度花が咲く品種なのです。
鬼石町の桜山公園が有名です。
高崎はだるまの街。
橋にも達磨がついています。
予想通り、帰りは向かい風でちっとも進まず。
ちょっとしたヒルクライムをやっているような負荷を頂きました・・。
荒涼とした風景の中、榛名山を望む。
右側の尖がった山が榛名山のシンボル相馬山。
今年の6月にこの相馬山に登ったときのレポートはこちら。
今年の榛名湖は凍るのかなあ?凍ったら今年こそは、ワカサギの氷上穴釣りをやってみたい。
1時間ほどの走りでしたが、結構走った気になりました。
思ったとおりの高負荷な走りでした。
これで痩せるか?毎日やらなくちゃダメですかねえ・・?
では、また。
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コメント
最近ロードが人気なせいか、MTBの影が薄いですね。サストラベルが適正なMTBでシングルトラックを軽くダウンヒルしたら最高に楽しいんでしょうけど、日本では舗装された道をロードバイクで『山登り』するのが人気です。自分もGTのフルサスMTBは売却してしまいました。
フューエルはBB部分のリンクが無いタイプのフルサクバイクなんですか?そうなら、チェーンステイの根元に全体重がかかるような気がします。しかもアルミ…。サスユニットの設定がガチガチなんでしょうか?
ロードに乗ると距離を稼がないと、という脅迫感(?)に駆られますが、MTBなら烏川の土手を登ったり下ったり市ながら、お楽しみ的に乗れそうですね!
投稿: ecotech | 2008年12月 1日 (月) 10:21
ecotechさん、こんばんはー。
そうですね、近年のスポーツ自転車ブームもフルサスMTBからだった気もしますが、このところはロードが大人気ですね。
昔のロードレーサーは敷居が高かった気がするのですが、やはり軽さと速さで人気なんでしょうね。MTBのメカっぽさより、ロードの軽快さのほうがカッコよくなっちゃったのでしょう。
私はメカっぽさに憧れてフルサス購入(笑)。
やはりシングルトラックの下りですよね!
オフロードの登りはホント辛いです。そういうMTBヒルクライムレースがありましたが、もう2度と嫌・・。
車2台で行って、山まで車、MTBで下って麓で車に乗る。そんなパターンをやってみたいです。
GTはBBまわりのリンクが複雑でしたね。ロスが全く無いと評判でした。独特のカッコよさでしたね。BBハイトは高そうでしたが。
フューエルは、エンド部分のリアピポットが無いんですね。伝統的な4バーリンクはスィングアームの2箇所とBBの所とリアエンド直前の4箇所にピボットがあります。けどトレックはリアエンド部分には無いんです。後三角が一体で動く感じ。ロスが少ないようですが、ねじれた時に負担もあるような気がします・・。
MTBはこれから寒い季節、緩くて良いと思います。
ecotechさんはまだ30代でお若いですけど、私のようにもう40台も後半になると、寒さは知らずに体に負担をかけていると思うのです。血管とか飲みすぎで老化しているだろうし・・。
山登りの世界でも、若さを過信して中高年が事故を起こします。60~70代男性は昔登れたからと、難しいコースでバランスを崩して滑落するケースが多いのですが、40~50代は疲労から凍死、発病して突然死っていうのが結構多いのですよ。ちょっとした体のトラブルが激しい運動で一気に拡がったら・・。
あと、寒い時に負荷を掛けると、膝を故障します。暑い時は平気だったことが寒いといきなり来ますから、これはお気をつけください。
投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年12月 1日 (月) 22:54
おやぢさん、こんばんわです。
私は昔人なので、MTBブームの頃は自転車から遠ざかってました。でもフルサスバイクが格好良く見えて、MARINの前後マニトウタイプ(後ろも前フォークのように二本のサスを使用したタイプ)を買いました。脇にTREKのY33が同じくらいの値段でありましたが、どうにもスタイル重視でMARINにしてしまいました。結果は良くなかったですね。特にリンクがオイレスブッシュのようで、磨耗した状態では後輪がヨレて危険でした。その後はすっかりハードテイル一本ですね(STP400は別ですが)。また、ブロックパターンは合わない(じゃあ何でMTBなんだ?と言われそうですが)ので、大概T-serbにしています。お散歩にはこれが一番です。安心感が違います。この間、あんまり安かったんでチタンフレームMTB2台目買っちゃいました。そろそろ家人の目がヤバイです。(^^;
投稿: JUN | 2008年12月 2日 (火) 23:54
JUNさん、こんばんはー。
おお、MARINのMTBですか。
私もハードテイルですが、MARINエルドリッジグレイドっていうのに乗っていましたよ。私は80年代後半の第一次MTBブームの時ですね。フロントフォークが極太のクロモリリジッドの時。
Y33なんてヴィンテージですね。
現在のフルサスは作動もロスも少なめですが、やはりオンロードでは違和感有り有りです。
散歩用にスリックのハードテールMTBってありですね。26インチは700Cより小径車という感じで乗りやすいです。細いスリックは軽快ですが、極太スリックもアリかなあと。2・0とかの。漕ぎは重いですけど、段差などの安心感はありますし、なにより見た目の迫力がかっこいいです。
チタンフレームを2台お持ちとは凄いです。チタンならば高いでしょう?TNIですか?
私もいつかチタンMTBが欲しいです。
人生の仕上げ自転車はやはりチタンです!
投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年12月 3日 (水) 23:20
チタンフレームは古い古い中古です。ラーレー(England)とMangooceです。当たり前に安いです。でも、確かにチタンは劣化が少ないと思います。カーボンはいきなり折れる怖さがありますが、チタンはその恐れが少なく安心です。それに、ラーレーで感じましたが、カーボンともアルミともクロモリとも違う感覚は私の好みです。ライトスピードやセブンはとても買えませんが、とりあえずそれなりの雰囲気は楽しめます。何よりサビを気にしなくとも良いのは嬉しいですね。生まれが海沿いなので、サビないというのはことのほか嬉しいものなのです。タイヤは1.5メインで1.75も使っています。軽さと価格のバランスで、現在ではT-serbぐらいしか選択肢がないのが寂しいですね。
投稿: JUN | 2008年12月 5日 (金) 00:18
JUNさん、こんばんはー。
ラレーの本物の奴ですね。マングースといい、当時の相当良いものだと思いますが、中古だと入手し易くなるなんて、お得ですね。チタンは劣化しないので、カーボンやクロモリより長く楽しめますね。
乗り味は乗ったことが無いのでわからないのですが、いつか体験してみたいです。
クロモリ、アルミ、アルミカーボンバック、フルカーボン、マグネシウムと所有して、後はチタンだけです。竹は買わないと思いますから。
いつかはチタンです。MTBで新品を買うならパナチタンかなあ?
ロードなら、デローザのチタニオ。これは人生の仕上げバイクにします。かなり高価です。
以前、コルナゴにもチタニオというフルチタンモデルがあって、これは比較的に安かったのですが、CT-2とともに絶版になってしまいました。
性能ならライトスピードですかねー。欲しいけど無理ですよね。
MTBのタイヤ。なんだか、ごく太いスリックが気になって。
シュワルベのビックアップル26×2.35なんて素敵・・。たぶん入らないですが。
IRCのメトロ2.0なら入るかも。
太いスリックカッコイイですよ。重いですけど。
投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年12月 5日 (金) 22:49