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2008年12月の記事

2008年12月31日 (水)

私的5大ニュース・2008年も終り・・。

ああ、大晦日。
今年も終わりますね。

冬期休暇も半分が過ぎて、なにやってるんだろう?
大掃除もやらず、年賀状はやっと昨日書きはじめて、一気に印刷、深夜に投函。
元旦には届かなくってゴメンナサイ・・。
その後、妻の年賀状も手伝い。
彼女のリクエストは複雑なデザインで、もっとシンプルなほうがいいんじゃあ?インクも消費するし・・・、って言ったら「おめーは言われたとおりにやりゃあいんだよっ!!」と怒鳴られ、おとなしくパソコンで作って印刷してあげました・・。まだ妻は投函していませんけど。

今日は事務連絡で職場に行きました。冬枯れて寒々とした人の気配のない職場に年末を感じました。

ここ何年かは紅白歌合戦を見ています。
子供の頃は親と一緒に紅白を見るのが嬉しかった。年末ムードが盛り上がるし、どーでもいい今年はどっちが勝つかなあと盛り上がった。
若い頃は馬鹿にして見なかったけど、この歳になると面白さがわかってきた。
いろいろウラ舞台を想像しながら見るとね。
今回は、森山直太郎さんが良かったな。あの歌の歌詞が問題になったけど、通して聴けば意味がわかるじゃん、いい歌だよ。
ギターもちゃんと弾いていたし。マーティンD-35かな?独特のいい音出していました。
今のところ、お、っと言うアーティストも唄っている歌が地味で、もっと知っている歌唄えよという感じです。
ミスチルはNHKのカメラの意図と合わなかったね。立ち位置が決まらずに背中ばかりカメラが追ってしまった。エレピはCP80か。まだ使っているんだねえ。
天城越え。マーティ・フリードマンのギターかっこええ!演歌わかってるよこの人。ナイス粘るチョーキングビブラート!

さあ、おせち料理も作ったし。っていっても実家の親と姉からもらったものを重箱に盛り付けただけですけど。ありがとねー!
年越し蕎麦やお雑煮に入れるほうれん草もゆでたし、準備はオッケー。

ここで恒例?今年の個人的な五大ニュースランキング!今年は何をしたかなあ・・・?

5位・・・ワインがマイブームに。今までの芋焼酎から一気にワインが好きに。あっという間に部屋はワインだらけ。散財しています。漫画「神の雫」の影響ですが、コレ面白いっすよ。まだまだ飲みそう。問題は大量にある芋焼酎をどう片付けるか。

4位・・・ねずみの着ぐるみを着て人前でギターを弾く。着ぐるみいいわ。何でタナチューのねずみかわかりませんが、気に入った。着ぐるみをもっと着たい。人前に出たい。癖になりそう。

3位・・・登山をちょっと本格化。装備をずいぶんと買ってしまった、やっぱり凝ると道具を買い込んでしまう。県境の2000メートル峰をいくつか登り、とうとう北アルプスまで行った。来期は、身内に何もなければもっと北アルプスの核心に入って行きたい。尾瀬でキャンプもしたいなあ。

2位・・・妻が足を骨折。怪我をしたことない人なのに。しばらく動けずに、介護をしました。通勤通院、アパートの階段を下りるのも介助。大変でした。妻から特に感謝の気持ちは伝わらず・・。

さあ、堂々の第1位は!
だらららららららーーー、じゃんっ!

1位・・・妻が家事を完全に放棄。主夫になる、です。
もうこのブログでも語ってきましたね。大変ですよ・・。グルメクッキングのカテゴリーに作品がありますので見てください。
奥さん!奥さんの大変さがわかりましたよ!私も頑張りますから。奥さん、是非奥さんに会いたいです!

今年ももうすぐ終わりです。
いろいろありましたが、何とか乗り越えました。
来年はどうなることやらです。楽しく生きていきたいですが、身の回りでいろいろ起こりそうな予感がします。

Ts 年越し蕎麦、私が作りました。
なかなかおいしそうだぞ。
コレで今年はおしまいです。

紅白は白組が勝ちましたね。
どーでもいいですね。

元日の朝はここ群馬が舞台のニューイヤー駅伝。
9時半頃高崎を通ります。うちの川向こうを走る。
私がどんなところに住んでいるのか、9時半頃TVで駅伝をみるとわかりますから。寒そうですよ・・。

今年も、このブログをご覧頂きまして本当にありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします!
良いお年をお迎えください。

では、また。

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2008年12月29日 (月)

バイクフライデーで「年末恒例・年越し蕎麦ツーリング」

今日は、年末の恒例行事、年越し蕎麦ツーリングに行って来ました。

我がチーム負け組みでは、この時期、高崎をスタートして下仁田まで自転車ツーリングし、
いつも同じお店に蕎麦を食べに行きます。もう4年連続です。
MTBで山を抜けていったり、ロードで快走、小径車で輪行とスタイルは毎年変わる。
昨年の記事はこちら。

今回は、5名で全員が小径車の「バイクフライデー」で行くことに。
私は、チームの常連メンバーでは唯一バイクフライデーを持っていないのです・・。
結構高いのよ、これ。来年は購入予定ですがどうなるのか。

Bs1 なので、3台持っているM氏から借りることに。彼は4台目も今オーダー中。
自宅から、一番邪魔なMTBに乗っていき、年末年始は交換してしまおうという作戦。

高崎の隣の安中市にあるM氏宅までトレック・フューエルで出かけます。
碓氷川沿いのサイクリングロードは激しい向かい風で進まない!
朝寒かったので厚着をしたから暑い~。

Bs2 M氏宅に到着。

左側がお借りするポケットロケット。
20インチのロードタイプです。
M氏は右側のニューワールドツーリスト限定車。ランドナーっぽい奴。彼はこれ以外にポケットラマというオフロードもいけるキャンパー仕様車を所有。



Bs3 ポケットロケット。M氏が最初に購入したバイクフライデー。
クロモリロード。ロードとツアラーの違いはブレーキ。タイヤも細い。
こいつはシートポストの下部がチタンになっています。
しなり具合がよく、とても乗り心地が良い。

走りは快適!さっき乗って来たMTBより圧倒的に良く進む!
700Cのロードバイクと違和感はありません。タイヤを見なけりゃわからない。ハンドリングもビシッと安定、20インチとは思えないくらいハンドルはふらつきません。唯一弱点は、ツーリング車のVブレーキに比べれば、ブレーキの効きはかなり悪いこと。
カーボンロードの中級完成車が買えそうなお値段です。

Bs4 コンビニで高崎から合流のY田さん、Aのさんが合流。

現地で用事で輪行してくるS田さんが合流します。

お、Y田さんはフロントにサイドバックをつけていますね。






Bs5 さあ、スタートです。

妙義山と浅間山に向かって走ります。
さっきまでが嘘のように風がゆるくなっています。

交通量も少なく、雄大な景色を眺めながら走ります。







Bs6 丘をいくつか越えて、やや上って中野谷の台地に登って行きます。

まだ、真正面には妙義山。この山を目印に走って行きます。









Bs7 中野谷の台地上、コンニャク畑の中に1本の樹がポツリと立っています。
ここで一休みをすることに。

背後には榛名山と赤城山。








Bs8 並んだバイクフライデー。

高崎の小径車専門ショップ「サイクルテック・IKDさんでお世話になっています。
このIKDさんはバイクフライデーの輸入代理店。詳しくはこちらをご覧ください。

手前はM氏のニューワールドツーリスト。
初期のバイクフライデーを復刻したダイヤモンドフレームの限定車です。

このモデル、世界限定13台ということだった気がしますが、実際にはそこまでの台数作ったかどうかわからないそう。







Bs9 後のY田さんも同じ限定バイクのランドナー仕様。

この限定車、日本には3台のみ輸入されたそうですが、そのうち2台がここに(笑)。
もう一台も高崎にあるので、日本では群馬の片隅で走っているのみとは・・。

今回のバイクフライデーについて詳しくは、また後日書きます。









Bs10 さて、再び出発。
いいお天気。風も止んで暖かくなってきました。
この台地は風があったら悲惨だったでしょう。

予定していた下り坂が工事中で通れません。
さらに妙義方面へ走る。
こういう目印があると走りやすい。自分の位置が良くわかります。

浅間山も白く輝く。




Bs11 突き抜ける青空に、奇岩で有名な妙義山がそびえる。西群馬を代表する風景。

坂を下って富岡へ。
高田川沿いに少し下ります。

アップダウンを繰り返し、貫咲神社の裏手から、南蛇井へ。





Bs12 南蛇井の集落を走る。

群馬って感じの風景。

家々では大掃除やら餅つきやら。
年末ののどかな風景の中を走ります。








Bs13 おなじみの廃車の横を抜ける。ここまで来ると目的地はもう少し。












Bs14 ゴールが見えました。
上信電鉄の千平駅の側にある、手打ち蕎麦の「むとう」さんです。

集落の中に、民家と同じ見た目なので、なかなかわかり難い場所かも。










Bs15 知る人しか知らない。幻のお蕎麦やさん・・。

ここで、上信電鉄でバイクフライデーの16インチ車tikitを輪行してきたS田さんが合流。








Bs16 おじゃましま~す。
年末だけ自転車乗ってくる集団。ご主人も憶えていてくれてます。

お客さんが来てから鍋や油に火を入れます。

いつ来ても、他のお客様を見ないのですが・・。
のんびりと営業されているようです。

この土地に溶け込むような、静かな蕎麦屋さん。



Bs17 まずは天ぷらから。
野菜天ぷら1個60円と安い。一人4個揚げてもらいます。

揚げたては旨い。











Bs18_2 続いて、蕎麦がき。
素朴な味わいです。300円。











Bs19_2 メインの盛り蕎麦。700円。
大盛りを頼みます。200円増しです。

ここで、S山さんが登場。
今日はスキーに出かけた帰りとか。
親戚の方々と車で5名様来店。
10人もお客がいて賑やかな店内。








Bs20 いただきま~す。
チーム負け組み、1年間の活動の締めくくりです。
お疲れ様でした。
また来年もよろしく。

お腹すいた~。結構ヒルクライムが多かったのでお腹が空きました。

みずみずしく喉越しのよいお蕎麦。
蕎麦湯も頂いて満足。




Bs21 さて、お腹もいっぱいに。
蕎麦屋さんに置いたバイクフライデー。
なんだか、スクラップみたいですが。
この5台で、実は物凄いお値段ですよ・・。







Bs22 近くにある名勝の渓谷を見に行くことに。
上信電鉄沿いに千平の駅を抜ける。











Bs23 不通(とおらず)渓谷。

昔は通れないくらい、深い渓谷ということか?
確かに下を見ると・・。











Bs24
橋から見下ろすと・・、
かなり谷が深いのです。
遊歩道のアーチ橋。
谷の上を上信電鉄の「銀河鉄道999号」が走って行きます。










Bs25
さて、帰路につきます。
















Bs27 途中、M氏が知っているポイント。
なんとパーソナル踏み切り。
この先の1軒の家のためにある踏切です。













Bs28 畑の間を走る。

25~30キロで快調に走るバイクフライデー達。

奥の岩山の稜線には登山道が。数年前にはこのツアーでMTBで走ったコース。

山岳雑誌にも載っていたコース。今度歩いてみようかな。

Bs29 お約束の、宮崎公園の激坂。このコースだと交通量の激しい国道の狭い区間を迂回出来ます。
だけど、乗っては無理。押しが入ります。

この先国道の歩道を走り、富岡を抜ける。
普段は吉井から中山峠~高崎ですが、通称「一丁八丁」と呼ばれる坂を越えて安中へ。
この坂は疲れた体には辛かった・・。

安中でM氏とわかれて高崎へ。
M氏、すみませんがお正月はこのバイクフライデーお借りします・・。
購入を検討しているので、乗らせてね。






Bs30 碓氷川サイクリングロードを通って、夕暮れの高崎を望む。
この木橋で、みなさんとお別れして私は帰宅。

今回は夜の部もないので、明るいうちに帰ることが出来ました。

ふう~、今年も無事、年越し蕎麦ツーリングが出来ました。
これで正月を迎えることが出来ます。
他の4人は年明け早々自転車イベントがありますが、私しばしお休みです。

もういろいろ計画があるようですが、また来年もチームで楽しく走りましょう。

では、また。

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2008年12月26日 (金)

便利・簡単なワインのコルク抜き・ヂディーニ

ワインを飲むとき問題なのは、コルク栓を抜くこと。
あの酒屋でおまけにもらったT型のコルク抜きでは、むちゃくちゃ引っ張るのに力が必要で、スッポーンと抜けたときに中身が飛び散ったり、コルクがちぎれて抜けなかったり・・。
それで一時期ワインって面倒くさいと思ってしまった。なのでスクリューキャップのワインばかり飲んだりしました。

ならば、安くて簡単に抜けるコルク抜きはないものかと探しました。

Wn1 ヂディーニ・コルク抜き。

なんかおもちゃっぽいけど。

イタリア製。デザインはやはりカッコイイ。

コレがとてもよかったのですよ。こちらで購入できます

税込み892円です。ワインと一緒に購入してね。送料が掛かるから・・。







Wn2 やはりデザインはイタリアならでは。キッチュな感じですがコレがなかなか。












Wn3 ワインのキャップシールをはがして、このワイン抜きをまっすぐボトルに被せます。
コルクの中心にスクリュー先端を刺します。
コレは曲がっていますけど、真っ直ぐね・・。




















Wn4 本体を真っ直ぐ立つ様に回らないように押さえながら、ハンドルを時計方向に回します。

特に力は必要ありません。
スムーズにハンドルは回ります。

するとあら不思議。
スクリューがコルクにめいっぱい刺さったら、コルクが上がって来るじゃないですか!







Wn5 あらあらあら、どんどんコルクが抜けてくる!
コルク抜きをボトルの首の部分で抑えて、回すとどんどんコルクが上がって来る仕組み。コレは良く考えた!不思議と思った方は是非試してみてください。











Wn6 最後はスッポンとコルクが抜けます。
力は特に必要ありません。

コリャ楽だわ。ワインのコルク抜きに苦労されている方は、是非お試しくださいませ。
ワイン好きな方へのプレゼントにも最適!パーティーで使えば注目の的ですよ。

ちょっと造りが華奢なので何個か買っておこうかな?

色違いのバリエーションがあるので是非。ごっついコルク抜きもありますが、こいつは安くて見た目も良いです。

もっともコルク栓とは、別にワインを空気と触れさせるために通気性があるわけではなく(ワインを横にして保存するのは、コルクの乾燥を防ぐ為だけです)、 単に密閉するだけ。ならばスクリューキャップでも同じなのです。昔はコルクしか栓が無かっただけ。コルクの腐敗によってワインが傷むこともあるので、今の 時代メリットがあるわけじゃない。
けど、なんかワインってコルク栓でないと高級ではいないというイメージがあります。ですから今後もコルク栓は無くなりそうもありません。

Wn7 今夜も赤ワインを一本抜きました。

安いテーブルワインです。
ムートン・カデ・ルージュ’05。
近所のスーパーで1500円くらいでした。こういう気軽なワインも楽しめます。
フランスはボルドーですが、酸もタンニンも軽めで、くいくい飲めちゃう。2005年物で、ボルドーはこの年気候が良くて大当たり。2005年物のボルドーは安い奴でも品質は良いのです。

バロン・フィリップロートシルト社製。あのボルドーの偉大なる五大シャトーの一つ、シャトー・ムートンを所有する会社のワインです。

カマンベールチーズをヴィクトリノックスのナイフで切ってつまみに。



Wn8 コルクを見れば、ボルドーの名門、ロートシルト家系の五本の矢のマークが。

いつかは偉大なボルドー、シャトー・ラフィット・ロートシルト、もしくはシャトー・ムートン・ロートシルトを飲んでみたいのですが、今はこんなテーブルワインでも満足です。





では、また。

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2008年12月25日 (木)

ブルゴーニュワイン・グロ・フレール・エ・セール

昨夜のおうちクリスマスパーティーで開けたブルゴーニュワイン。

Gf1 「グロ・フレール・エ・セール」の造る「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイルージュ06」 です。

なんだかもう舌を噛みそうな名前ですが、フランス語ですから。ちゃんとフランス人が喋れば美しい響きなのでしょう。ケツクセケセコソケソソ~ンという感じで。ワインが好きになってからお洒落なフランス語を学んでみたくなってきました。誰か教えて・・・(女性に)。

フランスワインといえば、ワインに詳しくない方でもボルドーを思い出すでしょう。ブルゴーニュはそれに匹敵するワイン生産地。むしろワイン通にはマニアックな魅力もブルゴーニュにはあります。その特徴は後に語るとして、まずは飲んでみましょう。

お、なんとも果実な香りがします。ワインの香りじゃなく黒果実の甘酸っぱい香り。

色は美しいルビー。ボルドーのように黒くなく、宝石のように綺麗。飲むぞ~。

「お・・・、おお、おお・・・・。

酸っぱあああーーーい!酸っぱっ、酸っぱっ!

けど旨い!酸味が良い。ボルドーの渋さと一緒の酸味は口の中が酸っぱいだらけで一本飲むのが大変のもありますが、これは爽やかさ、輪郭を与えています。ですからビールじゃないけど喉越しが良くて、さっぱりとグイグイ飲める。酸味がとげとげしくない。コレも少し寝かせるともっとまろやかになるのかな?まだ若いのでしょう。
その中に広がる黒果実の香り。
酸味の中の甘さ。
遠くにスパイスの香り。飲み込んだ後にふわっと果実香。
酸っぱいけど飲みやすい。透明感のある綺麗さ。」ポイント83点。

Gf2 このワインを造っているのは、ベルナール・グロさん。お髭のおじさん。ブルゴーニュの名家、グロ家の人。お兄さんのミシェル・グロ、妹?のアンヌ・F・グロさん、親戚?のアンヌ・グロさんとか複雑ですが、皆さん有名な造り手。

素敵なラベル・・。

ここでブルゴーニュの特徴。ここからはワインについてあまり知らなくて知りたい方、お読みくださいませ。

ブルゴーニュワインで有名なものは?

あのボジョレーはブルゴーニュです。生牡蠣に合うというシャブリもそう。先日デパ地下のワイン売り場では、フランスワインは殆んどがボルドーで、ブルゴーニュはボジョレーしかなかった。まだ日本では一般的ではないのかもしれません。ワインが好きな人はお気に入りです。ブルゴーニュの赤ワインのメインはやはりコート・ド・ニュイ地区。ここには有名なロマネ・コンティを生み出すヴォーヌ・ロマネ村があります。

有名なボルドーでは、シャトーという醸造所で現地のブドウを使い作られる。ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、もしくはメルロー、それらにカベルネ・フランをブレンドして造られます。重厚で渋みとコクのあるワイン。一つのシャトーにシャトー名の看板ワインと、それに選ばれなかったぶどう、もしくは若い樹のぶどうを使ったセカンドワイン、サードワイン、といったラインナップ。

それに対してブルゴーニュは、ドメーヌと呼ばれる造り手がいます。多くは家族などの小規模。そのドメーヌが所有するぶどう畑で作る、ボジョレーなどを除いて赤ワインはピノ・ノワールというぶどう単一から造られるワインです。ここからはおもにコート・ド・ニュイ地区の赤ワインを中心とした話です。

酸味と豊かな果実味が特徴のピノ・ノワールのみを混ぜずに仕込むことから、どこの畑のぶどうから作ったのかが重要になります。その畑のテロワール(その畑の持つ土壌・地形・気候などのぶどう畑の置かれている自然環境のこと)の個性がワインに現れるのです。ですから、地域の畑の中の、道一つ向こうの区画の畑と味が違うなんてこともあります。米でいえばコシヒカリの魚沼産、それも魚沼の何とか村の大字何とか字、その中の齋藤さんちの田んぼの東の川沿いの区画が旨い、みたいなレベルです。それにドメーヌの技量が加わります。

多数のドメーヌ×畑の数だけのワインがあるのです。すごく複雑でマニアック。その畑の持つテロワールの個性を楽しむ世界なのです。さらにはネゴシアンと呼ばれるワイン商が、ぶどうを買ってワインを仕込んだり、ドメーヌが造ったワインを樽で買って、熟成やブレンドをしたワインも存在し、さらに複雑化しています。

最近では、テロワール主義から脱却し、複数の畑のワインをブレンドし、美味しさを追求したワインも造られています。

Gf3 しかし綺麗なルビー色ですね。

で、今回飲んだこいつの「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ」とは何か?

コレがワインのグレードです。ブルゴーニュワインはちょっと高い。というか安いワインが少ない。ピノ一種から造るので安いぶどうを混ぜて使えないから。最近ブルゴーニュとボルドーはすごく価格が高騰しています。

ブルゴーニュ地方のどこかのピノぶどうを混ぜて造った「ブルゴーニュ」地方名ワイン。

その中でもコート・ド・ニュイ地区の西側の丘の上に広がるオート・コート・ド・ニュイ地区のピノぶどうで作った「オート・コート・ド・ニュイ」地区名ワイン。それがこれ。どちらも2000~4000円くらい。庶民に手が届くレベル。

ここまではベースグレード。コレが旨いとそのドメーヌは旨いらしいし、造り手の個性があらわれます。

ちょっと上質な村名ワインがその上。「ヴォーヌ・ロマネ」「シャンボール・ミュジニー」「シュヴレ・シャンベルタン」などの村の中でとれたぶどうで作られます。村の個性が出ます。5000円~10000円くらい。さらにその中の一般畑のぶどうを限定した「村名畑名付きワイン」もあり7000円~13000円くらい。この辺はワイン通の世界。

この辺りからは高級ワイン。村の中に1級畑(プリミエクリュ)と呼ばれる格の付いた畑のワイン13000円くらい~ン万円。さらに特級畑(グランクリュ)と呼ばれる最高格付け畑でとれたぶどうのワイン「エシェゾー」とか「リシュブール」とか15000円~ン十万円。

畑の区画が狭くなるほど高級になる世界です。畑名からはお金持ちやワインマニアじゃないと飲めないよね・・。しかし複雑。さらにコート・ド・ボーヌ地区とか白いワインのことを加えるともうマニアックすぎる。

そんな、複雑なブルゴーニュワインの魅力にはまっていきそうな私です。

そろそろ、ワインセラー、買いそう・・。

では、また。

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2008年12月24日 (水)

おうちでクリスマス・イブーッ。

もう年末ですねえ・・。
クリスマスイブが来ましたよ。

我が家も結婚前後は、お洒落なレストランを予約してディナー、なんてやっていましたが、もうねえ・・。そういう勢いが無くなって。
段々おうちでディナーになって、ツリー飾って、二人で料理したり、なんてのも昔の話し。
妻の仕事が忙しくなってイブも深夜まで帰ってこなかったりで、イベントもなくなってねえ・・。
クリスマス廃止運動をこのブログでも叫んだりしていましたが。

今年は脱力ね。
妻もなんかぐったりしていて、昨夜「ところでイブは?」とか言い出すし。
もう店も予約無理だろ?デパ地下で惣菜買ってきて用意しておくよ、と。私も台所の洗い物を片付けた段階で料理する気力はゼロ。
25日になってスーパーの売れ残りの揚げ物オードブルを食べる時代もあったので、これでも今年はちょっと進化。

職場の事業所も今日から操業停止。有給休暇が半分以上残ったので今日とあさっては休みをもらいました。
なので今日は午後、混雑している高崎市内のデパート地下食品売り場に突入!
そんなにたいしたものも売っていないのね。以前はレストラン系の惣菜を売っていたのに。
しかし、値段がいいねえ。街中にお住まいの皆さんは、こんなの普段から召し上がっているの?

Xd1 で、夕方妻が美容室(今はヘアサロンというらしい)に行っている間にテーブルをセット。

デパ地下惣菜セット。
ローストチキン、中華9品オードブル、ローストビーフ、帰りに寄ったスーパーで買ったピザ、ソーセージとチーズの盛り合わせは自分で盛り付け。
ハーフのスパークリングワインと、最近凝っているブルゴーニュワイン。
う~ん、二人で食べ切れるのか?
まあ、クリスチャンでもないので、一年のお仕事ご苦労様会ということで。

Xd2 中華9品盛り。中華専門店があった。
コレが一番安かった。二人ならコレで十分。

ローストチキンは、群馬県民にはおなじみの「登利平」。鶏の専門店だからね。安かった。焼き鳥のタレが付いてきた(笑)。
ローストビーフは下に玉ねぎがびっしり敷いてあってかさ上げ。4枚だった。

結局、食べきれないよね・・。
ピザは明日の朝食。
ケーキは別腹。

Xd3 デパ地下で一番行列が出来ているケーキ屋に並ぶ。
行列は嫌ですが、そこが評判良いのでしょう。
FLOという店。風呂じゃないよ。そんなレストランがあったね。






Xd4 妻のリクエストのイチゴショート。
こんな小さいの4個でコンビニのデコレーションケーキより高いよ・・。

と、いうわけで妻は酒を飲めないので、一人でワインをのんで私はぶっ倒れました。

さあ、次は年末イベント。年賀状を書かなくちゃ。

では、また。

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2008年12月22日 (月)

18切符でブロンプトン輪行その2・熱海ツーリング

前回の続きです。

各駅停車でどこまでも行ける青春18切符を使い、高崎から少ない乗換えで遠くまで電車に乗ろう。そしてブロンプトンに乗ろうという企画・・、だっけ?

At17 とにかく、熱海に到着した我々は、ブロンプトンを組みたて始めました。

シートポストを上げる→フレームと前輪を戻す→ハンドルを戻す→後輪を戻す。
あと、左ぺダルを戻すのも忘れずに。

とても簡単に素早く組みあがります。
慣れれば1分掛かりません。
これがブロンプトンの良いところ。



At18 熱海の町を海に向かって走り出します。山育ちの群馬県民はまずは海が見たい!

急な下り坂ばかりです。こ、これは、駅はずいぶんと山にあったのか?
海辺の駅だと思ったら坂ばかり。

交通量も結構多い。観光地らしくタクシーが走っています。

んん?帰りに駅まで戻るには、この坂を上がるのか・・。


At19 海はまだか・・。
温泉ホテルとマンションが多い町。結構賑やかですよここは。
新幹線も停まるのでベッドタウンでもあるのでしょう。

川沿いに走ると、磯の香りが・・。








At20 海だっ!
とうとう海まで来たぞ~。
この感動は、山で生活している者の特権です。

綺麗だ。ここはやはりリゾートです。
意味不明なポーズ。
海の男のイメージ?





At21 すげえ。熱海を私、過小評価していましたよ。
ここはモナコみたいだ。
クルーザーやヨットがごろごろ。
金持ちのリゾートなんだ・・。

トンネルやヘアピンカーブがあって、F1のモナコGPのコースを小振りにしたみたいな街です。
F1やったらクラッシュの連続でしょうね・・。



ブロンプトンを置いて、しばし散策。

At22 今回のブロンプトンども。
全員ブロンプトンてのも初めてかな?
以前はtikitが混ざっていたから。

ブロンプトンは、こうやって後輪を畳んで駐輪させるのです。
なんか可愛い。

皆さん純正のフロントバックを装着。
高崎の小径車ショップ、サイクルテックIKD さんでお世話になっています。


At23 さて、大島行きジェットホイルの出航シーンを眺めたり、海を満喫した我々は、熱海といったらアレだろう?のアレを見に行くことに。

走る国道にはフェニックス並木。
南国のようです。









At24 さあ、着いた。
これだ!熱海といったらコレ。
「寛一&お宮」の像です。

明治の人気小説、尾崎紅葉の金色夜叉の熱海を舞台とした有名シーン。
ダイヤモンドに目がくらんだお宮を寛一が足蹴にする場面。
まさに、元祖DVだっ!

明治の話は良くわかりませんが、有名ポイントなので、観光客気分で記念撮影。



At36 M氏は相当に気に入ったよう。
お宮を触ってご満悦ですね!

いや、どんなすごいものかと、来てみたらこれかって・・。
熱海は見所満載!か?











At25 ついやってしまうのが、同じポーズをとっての再現記念撮影。

コレ撮影している時、前の道路に観光バスが止まりまして、バスガイドさんがこの像を指して解説をしているよう。我々の姿を見てガイドさんが笑い出してしまい、とうとうバスの中の皆さんから爆笑されてしまった・・。恥ずかしかった。
きっと「ああやってポーズをとって撮影する方が多いのですね~」とかガイドしたのでしょう。


At26 さて、コレで熱海の見所は終り(笑)。
ホントは美術館とか秘宝館とか芸術に触れることも出来たのですが、なんかもういいや・・。
温泉も今入ると風邪ひくよね~、ということで、もう少し走りましょうと。

駅まで走るんじゃあまりにも短い距離なので、電車もまだ早いし、小田原方面に走り出すことにします。





At27 見上げれば、南国気分。
青空の下、冬にしては暖かい陽気に包まれ、我々は軽快に走り出します。

いや~ワイハーに行ってきちゃって、と言ってもわからないような風景。







At28 しかし、海辺に山が迫っている地形。
激しいヒルクライムの開始です!
車道は海辺の有料道路がメイン。
自転車は旧道。
ヒーヒーいいながら登ります。

海は見えないね・・。たまに林の間から見える海はずいぶん下のほうです。

案外ブロンプトンは良く登ります。
3速ですが、ローギヤはちょうど良い軽さ。もっと激坂だとさらなるローが欲しくなりますが。前を走るM氏のクランクギヤは、オプションの44Tに軽くしてあるので、ペダルがクルクル回って良いな・・。
立ち漕ぎをしてもフレームはしっかりしていますが、ハンドリングがクイックで、少しふらつきますが。

At29 途中アップダウンがあって、反対からローディーさんが何台か来ましたが、この坂に結構きつそうです。小さい自転車を連ねて上ってくる我々を見て苦笑い状態。クロスバイクのお兄さんは押してましたし。

ようやく峠に到着。

こんな小さな自転車でよく上ったものです。




At30 ここからは快適な下り。
しかし、下りは小径車の苦手な走り。
高速になると、ハンドルがふらついて恐い。


おお、前方に海が見えます。
真鶴半島も。









At31 途中、みかん狩り園を発見。
どうする?みかん狩りやる?
そもそも今回の旅は、みかん狩りってことだったんじゃないの?

ん~、もう今日はいいっか。

先に走ろう!

坂を下りきると開けて街に出ます。
湯河原のようです。
どうする?真鶴まで走る?
いや、湯河原の駅もここからあんなに高いところだから、結構大変かも。
ここで、電車に乗るか?
そうだな・・。うん、そうそう・・。

At32 湯河原駅到着。
距離は短かったけど、激しいアップダウンで汗をかいてしまいました。

10分後に電車が来るので、ささっと折り畳んで袋に入れます。






At33 駅のホームで突然皆携帯をいじりだす。なんだ?女性にメールなのか?
いやそんなはずはない。スイカがついている携帯なんで、グリーン料金をチャージしているところなのです。
で、座席の頭上にあるセンサーに携帯をタッチすれば、グリーン料金を支払ったことになるのです。

便利な世の中になったねえ・・。



At34 帰りも飽きるほど電車に揺られて、6時過ぎに高崎駅に到着。もう真っ暗。
クリスマスイルミネーションが輝く高崎は寒かった・・。

ちゃっとブロンプトン組み上げて、いつもお世話になっているショップのIKDさんに立ち寄ってツーリングの報告、解散となりました。

結局、電車に乗っていたのが7時間、現地にいたのが3時間の旅でした。
鉄道マニアのM氏に電車旅のプランを立ててもらうと、こうなるのです。18切符の元を取る、というのが彼の全てですから!
まあ、もうしばらくは電車はいいやってくらい乗れましたから。

次回電車の輪行旅は、も少し近いところでね、電車より自転車メインでお願いしますよ、M氏・・。

では、また。

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2008年12月21日 (日)

ブロンプトンで18キップ輪行その1・熱海に行く。

年末は青春18キップの季節。
旅好きな方ならご存知だと思いますが、この切符を使えば、各駅停車に乗ってその日限りどこまで行っても、お一人2300円(販売は5回分で一枚ですが)。
いつものチーム負け組みのメンバーにて、高崎から18キップで快速湘南ライナーに乗って、行けるところまで行って、持って行くブロンプトンに乗ろうという企画です。

昨年のこの時期は、ここに書きました根府川~真鶴みかん狩りツーリング でしたが、今年はどうなることやら。

At1 愛車の純白ブロンプトンが久しぶりの登場。16インチの小さく折り畳めて、なかなか良く走るやつ。
皆からは安そうに見えると言われますが、現行にはない絶版カラーのオールホワイトは密かにレアカラーと思っています。

リヤキャリアをつければ少しは高級そうに見えるのだろうけど・・・、コイツは輪行専用なので、少しでも軽量化したいのでいまだに未装着。
フロントバックは、ここに書きました純正のクロスパニアバック です。これは便利なので、ブロンプトン乗りの方には是非お奨めします。

At2 12月20日朝7時、高崎駅まで自宅から走ります。
寒い!気温は2度くらい。
あたり一面が霜でまっ白な世界です。











At3
ダウンジャケットにグローブと防寒装備で出かけます。

久しぶりに乗るブロンプトンは軽快。ホームセンターで売っている一般的な折り畳み車より軽く走る。
思うにハブの回りがとても良い気がします。



At4 高崎駅に到着。いつもの場所でブロンプトンを折り畳み開始。

あの自転車が、こう折り畳まれまして・・・、











At5 こんなに小さくなってしまう。
自転車を持っての電車旅にはこの小ささが嬉しい。

ブロンプトンはローラーが付いていて、折り畳んだ状態で転がせるのですが、私は担ぎ派なので、カバーを掛けてトートバックに入れて運びます。
専用キャリングバックもそろそろ欲しいなあ・・。






この日、都合の付いた4人で快速湘南ライナー小田原行きに乗車。今回の旅を企画したM氏より、グリーン券を伊東まで買っておくように言われる。
そう、18キップは普通~快速のグリーン車にも追金して乗れます。最近は在来線にもグリーン車両が増えて、土日割引で乗ることが出来ます。
At6 始発駅なので、最初に並んでいつもの2階建てグリーン車両の車端部にある8座席のみのコンパートメント状の席を確保。

そう、自転車を電車内に持ち込むときに一番困るのが置き場所です。
在来線の普通車は横座りシート。
グリーン車ならこういうシートなので車端部の座席裏にこのスペースがあります。
4人なら対面にシートを動かせば、前と後の2箇所にこのスペースが出来ます。
そこにブロンプトンならこのように置けます。
グリーン券は伊東まで750円ですから、この楽さと引き換えに安いもの。

At7 小田原まで約3時間半・・。新幹線なら大阪まで行けそうですが、18切符の旅はのんびり。電車に乗るのも楽しみのうちです。
しかし、早々とお休みなさい・・。

私も前日忘年会で深夜まで飲んでいたため、テンションがなかなか上がらず。
ぼんやりと電車の揺れに身を預けます。

At8 電車の旅に飽きた頃、小田原に到着。ここまで途中乗換えがないのは楽で良いのですが、ずっと座っているのはちょっと辛いところ。

後の車両がグリーン車。
ホームに4人のブロンプトンが並ぶ。

さあ、M氏、ここからどこへ行って何をするんだい?このプランを企画したM氏から爆弾発言が!

「実は、この先、何するのか考えてないんだよね~・・・。」

ええええーっ!またかい!
それって、前回の勝沼へ行って電車に乗っていただけツーリングと 同じ展開じゃないか!

「まあ、18切符の時期は電車に乗ってどこまで行けたか、元を取れたかが重要なイベントだからね・・・」
う~ん、鉄っちゃんのM氏ならではの発言。
伊東までのグリーン券があるので、宇佐美まで電車で行って、そこでみかん狩りをしようということに。大丈夫か?

At9 小田原で熱海行きに乗り換えます。
短い距離ですが、グリーン車両が付いているのでそちらに乗車。途中下車してもグリーン券は継続可能です。

左手には海が広がります。
群馬の山にいると、海を見るだけでウキウキします。
確かに海を見ただけで、もう今回の旅は元を取れた気分になります。







At10 熱海駅に到着。
物凄く暖かい!
群馬より確実に暖かいが、小田原よりもさらに暖かく感じる。旅に来た感じが盛り上がります。

S田さんとM氏はブロンプトンを転がす派です。カバーを掛けた状態で、サドルを押したり引いたり。
そのために、やや大きめで転がりの良いローラーに改造してあります。

Aのさんと私は担ぎ派。
ローラーが無改造のノーマルなので転がし難い・・。



At11 しかし、駅の階段では結局担ぐことに。
エレベーターが近くにあれば乗るのですが。

輪行時の畳んだ状態での移動は駅構内のみと考えてよい。
東京駅で京葉線に乗り換えるのでなければ(笑)、駅の移動はそんなにたいした距離ではないので、持てる力が有るならば担いじゃったほうが世話がないかもしれません。肩パットのついたキャリングバックがあるならば。
力のない人は転がしたほうが楽なので、転がしやすいようにローラーを工夫すると良いかも。

At12 伊東行きに、ここで乗り換え。
改札前でメンバーがトイレに行っているのを待っていると、初老のご夫婦に話しかけられます。

「これ、欲しいのですよ。軽いのですか?」とおっしゃるので持ち上げてもらって「いや、重いですけど、こうやって転がせるので案外楽なんですよ」と実演。
感心されて、いくらくらいで買えるの?と聞かれるので答えても、ご夫婦とも驚いた感じでもないので、リッチなご隠居なのでしょうか?
ブロンプトンを複数人で持ち歩くと、興味のある方から声を掛けられることが結構あるのです。

さあ、乗り換え、と思ったらメンバーから「お腹すいた」発言!
そういえばもうすぐお昼です。
なので、熱海でなんか食べない?ということになったので、熱海駅で改札を出ます。
18切符は途中下車オッケー。

At13 駅前の第一ビルかな?ビルの地下の食堂街に行きます。

うおー、なんともこれはレトロな感じ。昭和で時が止まったような。
知らない街に行くとこういう風景と出会えるので嬉しい。

ピカピカ光っている赤い床、天井の空調吹き出し口の形、何故か電気が付いているメニュー看板。
子供の頃に見た雑居ビルの感じ。



At14中の店は、観光客向けの地元の魚を食べる店が2・3軒、地元の人向けの大衆食堂が2・3件でしょうか。
当然魚が食べられる観光客向きの店に行きますが、お昼時なので結構混んでいます。
普通は並ぶのでしょうが、我々は「負け組み」を自称しているので、気持ちが後ろ向き、並んでまでして食事はしません。
空いていた大衆食堂に入ります。

旅先で名物が食べたい人は、チーム負け組みと旅行しない方が正解(笑)。


At35 う~ん渋い。
こういう感じ好きだ~。












At15_2 全員ミックスフライ定食にしました。
洋食屋さんらしく、さくっと揚がったフライ。付け合せのスパゲッティーも渋いぜ。

ホタテと魚フライのミックス。
熱海じゃホタテは獲れないでしょうけど。

お腹がいっぱいになると、けだるい気分に。



地下だと思ったら、廊下の向こう側に外が見えました。
ここから走り出してもいいんじゃない・・?
そうそう、熱海も面白そうだよね・・。

At16_2 早速、我々はブロンプトンを組みたて始めました。

やっと走り出します(笑)。

え?みかん狩りは?みかん狩りはどうなったの!?

熱海ツーリングに急遽変更でございます。

熱海にどんな見所があるのか?そこは壮絶なヒルクライム地獄だったのでございます・・。

こんなところで次回に続く。

では、また。

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2008年12月16日 (火)

ポロに今年もスタッドレス。

ここ群馬もすっかり冬モード。
平野を囲む榛名山、赤城山、妙義山はうっすらと白い。
私の住む高崎に雪こそ降りませんが、雨上がりの早朝は路面が凍結しています。
そろそろスタッドレスタイヤの出番です。
日曜日にディーラーに行って履き替えてきました。

買ってから4シーズン目のスタッドレス。山は十分にありますが、そろそろ性能が劣化しているかなあ?

夕闇に佇むポロ。

Ps1















う~ん、渋いね。
サイズがばれなければ、なんか高級車みたい(笑)。
ノーストロボ手持ちで撮影。

Ps2 このアルミのほうが純正よりもデザインの評判がよいのです・・。
14インチの5穴というのがなかなか無くて、結構探しました。この時は外車は大変と思いました。やっと物があった店にはこれしかなく、デザインは選べず。

タイヤは、ヨコハマのアイスガードブラックで、セット価格は高かった・・。

交換作業は自分で出来るでしょうが、悪戦苦闘し2時間くらい掛かっちゃうし、場所も無いし、盗難防止キャップとか付いているので面倒臭い。DUOさんにお願いします。
以前スタンドで作業してもらったら、ボルトが走行中1本抜けたことがあったので、何かあっても保証してくれるしディーラーが安心。

値段は高いけどね・・。

Ps3











履き替え工賃は3780円。
スタンドは確か2000円でしたねえ。
前2本はバランス取りしたとのこと。それは安心。
日曜日の2時間をこの値段で買ったと思えば・・。
作業は30分ほど掛かりましたが、その間近くの古本屋「ほんだらけ」に行って、欲しかった漫画本が安く買えたので満足。

ここ数日の寒い朝にエンジンをかけると、水温異常のアラームが出ます。
去年もあった症状ですが、昨年は冷却水がギリギリの量まで減っていて、寒いと下限量以下になってしまうから、ということで冷却水を補充してもらいました。そうしたら完璧に治りました。
今年は、冷却水は十分に入っていたそうです。水量センサーの汚れでは?ということで、冷却水タンクに刺さっているだけの棒状のセンサーを清掃、配線コネクターの清掃をして頂きました。無料です。
えー、今年は治りません(笑)。今朝もアラームでましたから・・。

ついでにオイル交換もお願いしました。
まだ交換時期には走行500キロ程早かったのですが、交換する頃はディーラーの正月休みになるので、やってもらいました。
最近、オイル半額券くれなくなったので、ちょっと高いかな?
全部あわせると、なかなかの出費になってしまいましたよ・・。

これで、真冬の準備が出来て安心です。
雪が降ったからって仕事は休めませんから。

群馬の冬は乾燥していて、東京よりもむしろ雪は降らないのですが、通勤路が山際でずっと日影なもんで、一度雪が積もるとなかなか溶けないんですよ。これで今年も大丈夫。

最近、車で遠くには出かけなくなったのですが、ガソリンが随分安くなったので、ドライブに行きたいものですね。
給油料金の変遷。

Ps4





ハイオクを入れています。
左から、8月7日、リッター181円、32・84リットル給油で5944円。
9月24日、リッター172円、39・13リットル給油で6730円。
一番最近の12月14日は、リッター115円で37・96リットル給油し4365円。
一番高いときに比べて、38ℓ給油すれば今なら2500円も安いのです。

ホント安くなりましたね!一番遠出した夏が最も高かったのです。今の安さなら何処かに行こうという気分になりますね。
何でガソリンの値段てこうも変わるのでしょう?あの高さはなんだったの?

ちなみに燃費は、1リッターあたり13・2キロ走行と、まあ満足です。
この調子で冬も頼むよ、ポロ君。故障しないでね・・。

では、また。

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2008年12月15日 (月)

本日のおっきりこみ。

奥さん!
毎日忙しい奥さん!

また寒くなってきましたね・・。
こんな夜はどうでしょう?奥さん、煮込みうどんなんて、体も心も温まるのじゃないですか?

今夜の私、上州名物「おっきりこみ」を作ってみしたよ!
上州っていうのは、ここ群馬県の昔の呼びかたね。
群馬の名物の幅広~い麺を使った、野菜のどっさり入った煮込みうどんなんですよ。おきりこみとも言いますね。

え?なんですか奥さん?それって「ほうとう」じゃないかって?
イヤイヤ違いますよ。かぼちゃなんて入っていませんから。

Ok1 これがその「おっきりこみ」の麺です。
どうです?太いでしょう~、ね、奥さん?この太さ、どうです?

最近うどんが安くて、一袋30円なんてのもありましたが、これは一袋2人前で118円するんですよ。

本来のおっきりこみは、自分の家で麺を打ちましてね、打ち粉が付いている生麺状態のまま、野菜と一緒に煮込むんです。ですから粉のとろみが付いて、温まる美味しさなんですね。けど、これはもう茹で麺なんで、とろみは付かないのが残念ですけどね。まあ、おっきりこみ風うどんです。やはり自家製麺にはかないません。
冷凍でもおっきりこみがありましたが、それって全国発売?けどそれはあまり太くなかったなあ。

さあ、作りますよ。
おっきりこみはたくさんの野菜と一緒に煮込むのが美味しいのです。
サトイモがメインなんですけどね・・。私、ほら、野菜の皮むきが出来ない男ですから、今回は省略ですね。
Ok2 で、登場するのがいつものこれ!
けんちんの素。
既に切って水煮してある根菜ですね。
便利ですよ~、奥さん。
今回は国産にこだわったので、やや高価ですけど。
けど、うちね、大根だとかニンジンだとか買ってきても使い切れないんですよ。ですから結果的にこちらのほうが経済的だったりします・・。

以前買った安いのは酸っぱかったけど、これは大丈夫。



Ok3 煮込みうどんといえば欠かせないのが、キノコ類でしょう。素朴な感じも演出です。
しめじですね。舞茸も。最近じゃあしめじより舞茸のほうが安いんですね。







Ok4 ネギも良いですね。長ネギはこんな感じに切ります。
ネギって煮込み料理や炒め物に必ず入れちゃいますね。
体にも良いんですよー、奥さん~。







Ok5 さらに味わい深くするためには、油揚げですね。これを入れると何故だか味に深みが出ますよね。

しかもこれ、切ってあるのですよ。
最近は切って売っているの多いですよね。
手間賃込みでやや高いので不経済かな?って奥さん今思ったでしょう?わかるんですよ。
けどね、余ったらこういうの冷凍保存するでしょ?で、使うときに解凍して切るじゃないですか?切ってある奴なら解凍しないでこのまま味噌汁の鍋にぶっこめちゃうんですよ!奥さん、レンジでチンする電気代の分助かるんですよ~。

Ok6 さあ、まずは具から煮込みますよ。
ぐつぐつとね。
今回の作り方は、麺の袋に書いてあったやり方にしましたよ。

いや~、具沢山ですね。







Ok7 具が煮込まれたら麺を投入。
どうです!?この太さですよ奥さん!
きしめん、ほうとうよりも圧倒的に太いんじゃないですか?
もうワンタンじゃないんですから、常識破りの太さですね!家庭によってはもっと太いですから。

え?こんなに太いとは思わなかった?
太くて、太くて・・。も、もう、もう・・。
まだまだ!まだですよ、奥さんっ!
沸騰してから3分間は煮込んでくださいね。

Ok8 ここで味付けです。
うちの実家は西上州なんですが、味噌だったかな?
ええ、群馬の中でも味噌派と醤油派に分かれるのですよ。
今夜は醤油気分なので、めんつゆで味付け。
出汁を濃くしたかったのでほんだしも追加。みりんと酒で一味加えます。
あまり多量にめんつゆを入れると甘くなるので、最後は醤油と塩で味を調えます。


Ok9 おおお、煮込んでる煮込んでる!
ぐつぐつですよ、奥さん!

麺に御汁の味が滲み込んでいくんですよ。










Ok10 さらに夕食なので、天ぷらを加えてゴージャス感がアップです!
実際は、天ぷらは入れないんですけどね。お好みでどうぞ。

おお!12月だというのに、もうタラの芽の天ぷらですか!
春はまだ早いんじゃないですか~。ハウスで栽培しているのでしょう。
季節感ってこうして失われていくのですね・・。
期間限定っていうのに弱いので購入。
タラの芽じゃなくて「たらっぺ」と呼びたいですね。

Ok11 さあ!出来上がりですよ~。
おおー。
なんとも素朴で、そして太い麺が逞しい。

いただきます!

旨っ!
いける!良い煮込み加減ですよ~。
温まるなあ・・。旨いよ。

たっぷり4人前作りましたから。ええ、明日の朝もこれを食べるのです。
それが朝になるとね、一晩で麺が汁を吸ってね、グラタンみたいな感じの、なんか違う食べ物になっているのですよ。「立てっ返し」と呼ばれるコイツも旨い。七味唐辛子を混ぜてね、温まるよ~。この2日目のおっきりこみの味が欲しくなったら、あなたも立派な上州人だ!

いかがですか、奥さん?
食べてみたくなったでしょう?

是非今度、内緒で群馬まで来てみてくださいよ・・。
名物おっきりこみを食べさせて差し上げますよ。体も心も温まってくださいよ。
こーんなに太いの。こんな太いのをすすりこめば、もう、・・・ね?

お、奥さん!
ああっ、お、奥さんっ!

では、また。

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2008年12月14日 (日)

神の雫のワインを飲む・「シャトー・ド・サン・コム」

ワイン好きの人の間で話題のワイン漫画「神の雫」に掲載されたワインを飲むシリーズです。

漫画でアレだけ旨そうに飲むワインだけに、私が飲んでもきっと旨いに違いないと、買えそうな奴だけ飲んでみます。

サン・コム・コート・デュ・ローヌ レ・ドゥ・アルビオン 2006

08af1 フランスの赤ワインですが、コートデュローヌ地方産。

ここはフランス東部を流れ地中海に注ぐローヌ川の中下流域。あのブルゴーニュの下流にあたる場所です。

サン・コムは南部ローヌの生産者。ローヌのワインは、コクがあって力強いワインです。アルコール度数も高めで、このサンコムも14・5%あります。日照に恵まれ、数種類のブドウ品種をブレンドする為、華やかでスパイシーなワインが出来ます。

このワインは選別された畑のより樹齢の高い木から収穫されたブドウを使用したちょっと良いワイン。

しかし購入価格は、税込み1974円です。

漫画では2001年でしたが、購入できたのはラベルのデザインが変わってしまった2006年です。ブドウ品種はシラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、カリニャン、クレーレットです。知らないブドウがあるなあ。シラー主体です。

神の雫のストーリーは、以前ここに書きましたのでご覧ください。

08af2 このサンコムが登場するのは第3巻~4巻。

そのあらすじは、主人公雫の偶然知り合った街のレストランの主人が、雫のライバルであるワイン評論家・遠峰一青に料理を酷評され店を潰されされそうだという。どうやらセレクトしたワインに問題があった。料理とワインとの最高のマッチング「マリアージュ」を求めて、雫はワインを探し出す。メインの肉料理に合うワインは、主人の亡き妻が選び出し、地下室で忘れられていたこのワイン、サン・コムだった・・。

08af3 飲んだソムリエーヌ志望のみやびは「お、驚いた、なんてパワーなの、すごくスパイシーで独特なかおりがくらくらするほど強く上がってくる。けど、ツンツンしてとっつきにくい・・。」やはり千円台のワインだからだろうか?

が、サンコムの匂いを嗅いだ雫は「飲むのは30分待とう。このワインに棲む神様がオレの耳元でそう囁いている気がするんだ・・」「ワインは安かろう悪かろうって言う単純なもんじゃない。高級ワインを安ワインが上回る時もある。」

きっとこのワインの中で何かが起こる。目覚めよバッカス(酒神)。

30分後、香りの開いたサンコムを飲んだ雫の脳裏には・・。バリ島?

詳しくは読んでいただかないとわからないでしょう。1~4巻くらいまで一気読みして欲しいなあ~。まあ、この後は雫の脳裏に浮かんだ、ええ?というテイスティング描写が始まるんですけどね・・。1月から「神の雫」はTVドラマ化されるそうですが、こういう場面はどうやって撮影するんだろう?いちいち海外ロケとかしてたらお金掛かりそうだし。観るのが楽しみです。で、いよいよ再び店を訪れた遠峰一青に、サンコムを雫は身を隠して飲ませるんですけどね・・。

さて、実際に呑んでみます。雫のテイスティングを参考に、謎のワイン評論家「伝道 雄矢痔」さんにテイスティングしていただきましょう!

では、伝道さん、飲んでください。

08af4 「う~ん、素晴らしい香りだ。インクのような濃い色合い。さあ、飲むぞ。

お・・・おお・・お・・。

なんとも複雑な香り。そんなに酸っぱくは無い。渋みも思っていたより軽い。
スパイスの香りと様々な果実の香りが湧き上がってくる。
お香のような東洋の香りがする、エスニックなスパイスだ。

香りが主張しすぎで味わいを邪魔する感じだ。香りが暴れている。」

30分待って再び飲みます。

「お・・おお・・。

見える、見える。」

ええ!?伝道さん、な、なにが、一体何が見えるんですか!?

「東洋の寺院だ。ジャングルに眠る寺院が見える。様々な果実が祭壇に飾られている。そしてお香の煙がいくつも立ち昇っている。いや?本当の香りはここではない・・。

トロピカルフルーツの香りを振り払うように私は寺院の裏手に進む。そこにあったもの。こ、これは?ラーメン屋?とんこつラーメンの厨房の匂いだ!しかも桂花ラーメン新宿店の匂い?

いや、違う。店内に入ってラーメンを注文すると出されたものはトンコツじゃない。昔ながらの中華ソバだ。薄っぺらいチャーシューがのっているが・・。
その中の、メンマだ!メンマの香りがする。これはメンマの香りじゃないのか?

さっきのスパイシーな香りはそのままに、落ち着きをもたらす。
逆に酸味は出てきた。
ややタンニンの渋み。苦味が出る。独特の香りが妙に残る」

うーん、さすがは伝道さん、斬新なテイスティングですね・・。さっぱりわけがわかりません!

08af5ならばデカンタージュしてみましょう。別の容器に移すことによって空気に触れさせ、熟成を一気に進めることによって香りを開かせるのです。

でも、専用のデカンタは高価で買えません。似たような容器を探しました。

お徳用のカリフォルニアワイン1・5リットルボトルが使えそうです!購入し、中身を別のボトルに移して使ってみることにします。これは使えます。

デキャンタージュ。

開栓1時間経過。さらにまろやかになり、ほんのりと甘みが出た。
チーズとあわせる。

だんだん甘い。

あの果実の香りが、花の香りに感じられてきた。

08af6

重さ深みは無いが、デキャンタしたこれは旨い。
酸味も良いバランスで溶け込み、気に入った。心地よい酸っぱさなのだ。

これは面白いワイン。渋みもあるが気にならない。スイカズラの花びらも見出せるアロマってスイカズラなんて知らないよ・・。
わかるのは東洋的なスパイス。漫画ではナツメグといっていますが。私はメンマのような・・。

値段に不相応なほど、複雑な香りがあるので、旨く感じるのかも。クセはありますけどね。果実味豊富でエキゾチックな個性的ワインです。この値段にしてはぐっと来ます。ポイント83点。

このサンコムのワイン、種類も沢山あるのでいろいろ試してみましょう。

神の雫に掲載されたワイン、安いのだけ飲んでいきます。

では、また。

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2008年12月13日 (土)

tikit&ブロンプトンのキャンプ仕様。

先月行って来ました、08年秋・長瀞キャンプツーリングで使用したキャンプ道具が搭載できる小径車達をご紹介。
私は700Cロードを改造して参加、他の皆さんは全員小径車で走りました。
昨年までは、20インチでしたが、今回は16インチ車が登場。キャンプ道具積んでそんな小さな自転車が壊れずに帰ってこれるのか?心配でしたが、無事でした・・。

S田さんのバイクフライデーの16インチ・tikitです。快速仕様のエクスプレス。

08ab1

















これは積んだ・・。
リアアタッチメントにリクセンカウルのショッパーですかね。
思いっきり荷物がはみ出していますが、持ち手をゴムバンドで結んで搭載。
これだけ積めばリアアタッチメントの積載重量はとっくに越えているでしょうが、バックの下部はリヤキャリアで支えています。考えましたね~。
このブラックも良い色です。

08ab2
















フロントサイドバックは右だけ。
折り畳む時に左のサイドが干渉するからでしょうか。
おお、折り畳み椅子の装着の仕方が良いですね。サイズがピッタリ。
タープとテントのポールもサイドバックの上に。
フロントバックはリクセンカウルかな?
トップチューブ上の袋はシャワーキャップと呼ばれる輪行袋です。
ボトルはキャメルバックボトル。こんな位置に付くのか・・。
これだけ積んで、身長180センチのS田さんが乗っても壊れません。
流石はクロモリか。

08ab3


















キャンプ場にて。
全てのバックを外した姿。
キャリアとアタッチメントはこのようについています。
これで折り畳めばブロンプトンン並みの小ささです。しかもブロンプトン以上にワンタッチで速く折り畳める・・。
これは欲しいなあ~。
けどブロンプトン持っているしな・・。

続いて、M氏のブロンプトン・キャンプ仕様。

08ab4



















いつもはバイクフライデーのポケットラマでキャンプには来るのですが、今回は仕事の都合で遅れてくる関係で輪行する為、ブロンプトンを選択。
荷物はフロントのSバックとリヤキャリア上です。
キャンプ道具をコンパクト化することでブロンプトンでのキャンプツーリングが可能に。
特に今回からテントを大幅にコンパクト化。
アライのトレックライズ0という、幅が80センチしかない奴を新調し対処しました。
このテントはホントに小さい。いつかご紹介します。

ブロンプトンでもキャンプが出来るのか・・。
私もリヤキャリアを付けるかな~。
それともキャンパーっぽくしたバイクフライデーにするのか?

それなら20インチのほうがより安定すると思う。
Aのさんのバイクフライデー・キャンプ仕様。

08ab5
















お得な特別仕様車を改造。
前後にサイドバック用のキャリアを搭載。
フレームカラーに合わせたオルトリーブの赤いバックが素敵。
やる気になれば4サイドも可能な20インチです。

私は小径キャンプ車は持っていません。
そろそろ小径車キャンプがしたい・・。
これならtikitより安いし、買うならばこちらかな?

ブロンプトンにキャリアをつけるか?
けど、tikitのほうが外装変速で走りは良い。
20インチのほうが走りやすいし荷物も積めるし安い。
うーん、悩みますが・・・。
その前にお金がありませんな。カーボンロードか小径キャンパーか、どちらにしましょうか?

では、また。

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2008年12月11日 (木)

釣ったワカサギを天ぷらにする。

奥さん!
毎日忙しい奥さんっ!

奥さんは、揚げ物ってします?
私は苦手でねえ・・。あの油の処理に困っちゃう。缶に保存してまた使うったって、次いつ使うかわからないし・・。
ですから、学生時代から殆んどやっていないのですよ、揚げ物。
奥さんは、天ぷら揚げます?冷凍のコロッケくらい?
私、兼業主夫とか豪語しても、所詮揚げ物やらないレベル。
今回は奥さんに教えてもらうつもりで天ぷらにチャレンジしますね。

08ae1 前回の記事の通り、諏訪湖で釣り上げたワカサギ41匹。釣った当日に天ぷらにしたときの記事です。

サイズは小さめです。数匹大きな奴がいます。
綺麗な魚です。釣った時は透き通るようで、持ち帰るときらきらと銀色です。
釣りに使うルアーのプラグって奴に、ミノーというこのワカサギを模した奴があるのですが、ホントにそっくりですよ。

ワカサギ釣りに行くという段階で、釣ったものは天ぷらにするつもりでした。
100匹も釣れたら食べきれないなあ、とか言って取らぬ狸の何とかでしたが、事前に天ぷらを揚げるグッズを取り揃えていたのですよ。

08ae2 まずは油。天ぷらって油を大量に使いますよね。普段料理に使っている健康エコナだとか、コレステロールが付かない系の油は高価ですので、普通のサラダ油。

お鍋にどぼどぼ入れます。







08ae3 やはり揚げ物は廃油の処理が悩みますよね。
そんな悩める奥さんにご紹介したいのがこれ。
「かたづけポイ」

固める系の奴が欲しかったけど売っていなかった。
これは100円しないくらい安かったんですよ、奥さん。
この袋の中に油を入れると燃えるゴミとして捨てられるそうですが、どんな仕組み?

08ae4 袋の中を見ますと・・。
ええ?トイレットペーパーが入っています!
これに油を吸わせてしまおうというのか・・。エコなのかエコじゃないのかさっぱりわかりませんけどね。

これなら、自分で作れそうですよね。
この世には、いろいろなものを考える人がいるのですね、奥さん。





さあ、ここからは「ワカサギの天ぷら」のレシピですよ。

まず釣ってきたワカサギです。
これねえ、餌は例の赤く染めたウジ君ですよね。
これがワカサギの口の中に残っていると非常にやばいですよね。
釣っている時に、慌ていても餌だけはちゃんと口から取るようにしていました。丁寧に針と餌を一緒に外して。ですから餌は何回か使えますし。飲んじゃった奴も、バケツの水の中で泳がせておくと吐き出すそうです。
けど、心配なんで、料理する前にチェックしようと思ったら、ワカサギの奴、全員口をぴっちり閉じているんですよ・・。これには参った。釣る時はちゃんとアタリが合ったら合わせていたので餌は飲み込んでいないはずですから、ま、大丈夫でしょう!

08ae5 天ぷらの衣はね、小麦粉にコーンスターチや片栗粉や卵黄やら混ぜて、冷水でだまにならないように混ぜて、とかやりますが、初心者なのでみんな混ざっている天ぷら粉を買って来ました。

「日清・コツのいらない天ぷら粉・揚げ上手」です。

これを水でよく粘るまで溶いて、魚につけて揚げるだけ。さくっと軽い、っていう部分が天ぷらとしてどうなのだろうか?

まずは、ワカサギを塩水と流水でよく洗います。
諏訪湖はね、山にあるようだけどまわりはびっしりと人家。臭いほどじゃないけど予想以上に濁っていました。
なので、よく洗わなくちゃね・・。キッチンペーパーで水気を良く取ります。

08ae6 さあ、揚げますよ。
油の温度は、このコロモをちょっと油に落として、底に沈む前にすぐ浮き上がってきたらオッケー。

魚が小さいので、少しでも大きく見せようと、たっぷりとコロモをつけて油に投入。

じゅー。

ホントは軽く揚げたいのですが、ちょっといろいろ心配なんで、軽く焦げるくらいにこんがりと揚げました。これならば十分火が通っているでしょう。本来なら軽く揚げるべきです。揚ったら、準備した油とり紙の上に載せます。うーん忙しいので1匹づつ揚げたほうが良かったか・・。

08ae7 揚げている人間の特権です。揚げながら揚げたてを一匹パクッと食べてみます。

はふっ、はふはふ、熱い、ほふほふ・・。旨い!
あっさりして軽めに揚っていて香ばしい。これはいけます!

軽く塩を振って仕上げます。
小さい奴は何匹かくっついてかき揚げ状態に。それもまた旨そう。






08ae8 さあ、出来上がり!

う~ん、なにこれ?奥さん、ごめんなさい・・。
天ぷらとはちょっと見た目が違ってしまいましたが、揚げ物であることは確かです。コロモが大きすぎたんですね。だって魚が小さいから・・。

出来上がりをコタツでじっと待っていた妻と一緒に食べます。
妻は「ん?なにこれ?フリッター?フリッターだろ?これ」
「い、いや、天ぷらだよ~どっからどう見てもてんぷらでしょ」
「ふ~ん、「おっとっと」みたいだ、リアルおっとっと・・。」
「・・・、食べてよ!」

旨い!やはり旨い!淡白でさくっとしながら中はふんわりです。
やはり釣った魚は旨い。
ビニールに入れて氷の入ったクーラーボックスで持ち帰ってその日のうちに食べる。
売っているワカサギとは鮮度が圧倒的に違うと思います、見るからに痛みそうな小魚だし。
ワカサギの天ぷらって、売っているのも店で食べるのも臭いものが多いですよね、奥さん?ワカサギって川魚だから臭い、とか思っていませんか?
釣ってきたばかりの鮮度の良いワカサギは全然臭みがないんですよ~。

08ae9 もうビールが、よく合うんですよ奥さん!
塩味を効かせて炊き立てご飯のおかずにもグーです。

ふと妻が「これ、餌は何で釣ったの・・・?」
「え?あー、あのー赤い奴ね。そう、赤いそのー、む、むむ虫ね・・・。」
「え?虫?まさか虫入ってないでしょうね!?」
「だ、だだ大丈夫だよ、ちゃんと確認したから・・・。」
ふ~。

あー、美味しかった!41匹って二人で食べきるのにちょうど良い量でした。

自分で釣ってきた魚を自分で料理して食べるって、こんなに旨いんだ~。
う~ん、また釣ってきて次回はから揚げにチャレンジしたいです。釣に行くぞ~。

奥さんもどうですか?旦那さんが釣ってきた魚で夕食なんて。
そう、それは原始の頃、狩から帰ってきた男がもたらす獲物を家族で分け合う光景。人間の本能に訴えかけ、家族の絆が深まること間違いありません!
是非、旦那さんにワカサギを釣ってきてもらってくださいよ。
え?ご主人は釣りをやらない・・・。
それは残念ですね・・。
ならばどうです、私が奥さんのために釣りましょう。
そして私と天ぷらにして食べましょう、新鮮なワカサギを!
そうすれば原始の頃のように、本能のままに一夜を過ごすのですね、奥さん。
ああ、奥さんと一緒に釣ったワカサギを食べたいなあ・・・・。

奥さん。
ううっ!お、おっ、奥さんっ!

では、また。

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2008年12月 9日 (火)

諏訪湖でワカサギ釣り・その3・食い止まり・・。

ワカサギ釣りシリーズ、最終話です。

前回、竿を入れた途端に入れ食い状態になったところまで書きましたね。

しかし、この後ピタッとアタリは止まってしまったのです・・。
この日は晴天で風も無く全く波立たない凪状態。こういう日中は食い止まってしまうのです。

竿の先はピクリとも動きません。

やることも無いので10匹ほどのワカサギをざるで水を切ってジプロックの袋に移して、クーラーボックスに入れます。

あっ!ざるから跳ねて何匹か逃げてしまった!

08ad11 あー釣れない・・。
ドーム船内部は日が差し込み、暖かいを通り越して暑い状態に。
上着を脱いでシャツ一枚になります。

波も無く、湖上で日なたぼっこをしている気分です。
こういうのんびりした状態もまた良いです。最初は釣りというより、手作業を繰り返している感じでしたから。

前の席の女子の皆さんは、釣経験が豊富です。「あ、あああの、えええ餌を付けてあげましょうか、かあ?」と私が言ったら、全然平気ですと、より食いがよくなるようにハサミで餌の頭を切ってましたから。素晴らしい釣ギャルの皆さんです。

08ad12 あんまりにも暇で暑いので、ビニールハウスからデッキに出てみます。
ああ、湖面は鏡のように静かです。外も朝よりはかなり暖かくなっています。









08ad13 これがドーム船内部の全体図。
日曜日なので結構混んでいます。
奥にバスで来た20名ほどの団体。11人の我々、8人くらいの団体、カップル、個人客と並びます。

奥の団体さんは、食い渋った時に見回りに来る船頭さんに釣れないぞと文句を言ってしまい、逆に船頭さんから、餌の半切り、小まめな餌交換をしないから全体が釣れなくなっているんだ、と怒られてしまいました・・。

安全でトイレもあるし、女性でも安心して楽しめますので、カップルのデートにも良いかも。釣れればね・・。

禁煙じゃないので、煙草がお嫌いな方には辛いかも。
あと、湖の中は流れがあるのか、たまに背後の方とお祭りになることがあります。私の後には誰もいなかったので大丈夫でしたが、確かに仕掛けが後方に流れていくことがありました。

08ad14 やはりワカサギは回遊してくるようで、急にあたり出します。船の端の人が釣れると、段々隣へと釣れて来ます。群れが来るといっせいに船内が活気づきます。
するとこのように2匹同時に釣れたりします。
しかし、釣れる時になると、私はなぜが仕掛けを絡ませてしまってチャンスを生かせない(笑)。群れが小さいのか、端の人から釣れてきて、私のところに来る前に終ってしまう・・。途中までで皆釣られてしまうのか?
ある一列だけ釣れるという事もありました。思うに、我々がいた船の真ん中位置よりも、端っこのほうがコンスタントに釣れていた気がするのですが・・。

日中は食いが浅く、朝のようにむこう合わせで針掛かりはしません。穂先が震えてもすぐに止まってしまい、瞬間的な合わせが必要です。
その辺のコツが後半はわかってきたので、たまに来る魚群をポツポツと単発で釣り上げます。

今回私は椅子に座りましたが、床に座布団を敷いて座るほうが、仕掛けを床に置いて餌付けが出来るので楽だったかもしれません。餌つけの時に仕掛けを空中でぶらぶらさせて仕掛けを絡ませていたから・・。
あと、ズボンは、いらないウィンドブレーカーのズボンを履くと良いです。餌と魚で汚れるし、針を随分と引っ掛けました。針を外すのもちょうど魚群が来ているとき だったりして、ハサミでズボンを切りました(笑)。穴だらけでもう着れません。靴紐に針が掛かった時は流石に切れずに大変でした・・。

08ad15 11時過ぎに、受付時に頼んでおいたお昼ご飯がやって来ます。なんとボートで出前してくれるのです。凄い。
南国タヒチの水上コテージのようです!
カツ丼とカレーなどが選べて、私はカツ丼。

たまに売店船もやって来ます。飲み物や仕掛け、氷を売っています。
なんか楽しいですね。
別の団体の人が「釣れないからワカサギをくれ!」と言ってしまい、船の下に沢山いますから釣ってください、と言い返されていました。このセリフはよく言われるのか、店も馴れているんでしょうね。

08ad16 釣れる時と釣れない時の差が激しいので、飽きっぽくてじっとしていることが苦手な私は、またデッキに出てみます。
うー、体が痛い。何時間も竿先を見つめてじっとしているのだもの、結構疲れます。

おお、湖の向こうに八ヶ岳でしょうか、雪化粧した高山が連なります。
素敵な景色です。




08ad17 完全な凪。
ワカサギ釣には向いていない条件だそうです。

湖面はとても静かです。他のドーム船や屋形船が浮かんでいます。

自分の釣っている升を見ていると、なんか側溝で釣りをしているような感覚になりますが、実際はこんなに広い湖なのです・・。





08ad18 この個室がトイレ、これは助かりますね。カッチョイイ洋式トイレ。
簡易水洗でブルーの消毒水で流すアレ。
けど穴の下は湖面だよね・・?一応タンクらしいものがついているけど。
なので、トイレットペーパーは流せないので箱にお捨てください。
大をするとモロにバレそうなの・・。うっ、我慢。

おっと、ビニールハウスの中からリールを巻く音が激しくなったので、また群れが回遊してきたようです。OK原さんと中に戻って釣ります。

もうポツポツしか釣れない・・。背中側の一列が結構釣れているのは、真正面にある太陽で出来るドーム船の影が、その一列の真下にあるんじゃないかと推測します。また餌も赤虫を試していたみたいです。

終了時間の13時半が近づき、大きな団体客が諦め納竿すると、我々にアタリが増えます。同じ職場のU原さんが連続で釣り上げます。食わない時に釣るとは流石です。ベテランのY崎さんも我々のコーチをしてくれているのにいつの間にか60匹オーバーです。

私は結局、後半ちょっと盛り返して44匹釣って、バケツに入れたつもりが湖に入れてしまったり、ざるから逃げたりで3匹を放流、41匹お持ち帰りです。

やはりピークは10~11月のようで、先月釣りに来たメンバーは150匹ほど釣れたそうです。この日はやはり食い渋りの日でした。小まめな餌替えとハサミで餌を半切りするのがコツのようですね。面倒くさくてあまりやらなかったかも・・。餌切り用のハサミは必ず持っていったほうが良いですね。

このくらいが食べるにはちょうど良い量だし、なにより楽しかったので全て良し!

08ad19 モーターボートがやってきて全て終了。ドーム船は押されて岸に向かいます。

おお、目の前の溝の湖水が、川のように激しく流れていきます!

いや、船が動いているんだよね・・。

 

無事に接岸。

08ad20

ドーム船、ありがと~。楽しかったよー。

まあ、この構造だと、晴れたら暑いよね・・。

下船して、ワカサギの臭いとウロコがくっついた手を石鹸でよく洗います。

 

 

 

ドーム船でお世話になった「みなと」さんを出発。

08ad21_4


















諏訪市内で酒蔵に寄ります。

08ad22_3 こちらで造っているのは清酒「横笛」。ちょうど新酒が出る時期で、「ふなくち無濾過初つくり」をお土産に購入しましたが、これは旨かった!後ほどリポートします。


帰りの車内も楽しく、無事帰宅いたしました。









ワカサギ釣は楽しい!ドーム船は快適で良いですね。また行きたい・・。

冬場のレジャーの行き先にお困りのお父さんや彼氏、ぜひドーム船がお奨めです。沢山釣れれば、男の評価アップ間違いなしです!諏訪湖「みなと」のドーム船や屋形船は貸切も可能なので、職員旅行にもよろしいと思います。

我が家の近所にも、ワカサギの釣れる湖は沢山あります。穴釣で有名な赤城大沼、榛名湖。もっと近くに、桟橋で気軽に釣れる鳴沢湖と丹生湖は車ですぐですから、ぶらっと竿でも出してみますか。

ちなみに釣ったワカサギは全て、私が天ぷらにして、妻と食べました。美味しかった~。

では、また。

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2008年12月 8日 (月)

諏訪湖でワカサギ釣り・その2・これがドーム船。

前回の続き、諏訪湖でのワカサギ釣りレポートです。
総勢11名で車にて群馬からやって来ました。
うち3名が初対面の女性という、楽しい合コン★フィッシングです~。

朝6時半に諏訪湖畔に到着。民宿「みなと」さんのドーム船に乗ります。

08ad1 これがそのドーム船です!

ドラム缶を組んで板を渡した船(イカダ?)の上に、なんとビニールハウスが乗っかっています!
これならば、雨や寒風を防げますので、寒い湖上での釣りも快適でしょう。
デッキの右側にある小部屋はトイレです。おお、これは安心です。

ワカサギの釣れる湖では最近良くあるそうですが、ここ諏訪湖がドーム船発祥の地だそうです。

08ad2 受付をして頂き、早速乗り込みます。
これ自体はエンジンが無くて自走せず、モーターボートに押してもらいます。

7時半に出航、この時期は13時半まで釣ります。途中で帰りたい場合は携帯で呼ぶと迎えのボートが来てくれるようです。

時期や料金など、詳しくは民宿「みなと」さんのこのホームページをご覧ください。

500メートルほど沖合い、湖の真ん中あたりまで行きます。結構沖で釣るのですね。
ブイがあって、ロープでドーム船は固定されますので、もうその場所からは動きません。船頭さんはこれで帰ってしまいますので、客だけになります。

08ad3 さて、ドーム船の内部です。
このように船底に穴が空いています。浸水して沈んだりはしません(笑)。いや激しく時化たらわかりませんけど・・。
ドラム缶の間が開いているわけです。
この穴から湖底へ仕掛けを降ろしてワカサギを釣るという仕組みです。穴の列は4列。前の列と向き合わないように座ります。座布団か折り畳み椅子を持っていくと良いでしょう。

私の勤務する事業所からは4名参加。そのうち3名は初心者。ベテランのY崎さんから竿をお借りし、釣り方を親切に教えていただきました。ありがとうございます。
私は、若い頃結構釣りをやっていたので、どこかの湖でたまたまワカサギを釣ったことが有っても、本格的にワカサギ釣りをやるのは初めてです。ワクワクします。



08ad4 これが私の目の前にある釣りスペース。幅は90センチとのこと。椅子を持ち込んで座ります。

これが諏訪湖の中で、私に与えられた専用釣り場です(笑)。個人用と考えれば大きい?いや諏訪湖全体から見れば小さい・・。
しかも移動しないので、これだけ大きい湖で本日の釣り場はここだけ。
けど、ワカサギは回遊魚のようなので、回遊ラインならば待っていれば向こうからやって来ますから、大丈夫。

ポイントをマメに変えたいゲームフィッシャーには向いていないかな?ヘラ釣りのように一箇所に腰を下ろして釣る人向きかも。

08ad5_2 沖合いに停泊。釣りの開始です。
出発時には激しく寒かったのが、陽が差してくるとポカポカして来ます。
結露した水滴が屋根からポタポタ落ちてきますから、帽子を被ります。









08ad6これが道具。
竿はこんなに短い。あの枡の中で釣るのですから長い竿は不要です。
グラスの穂先を削って作ったY崎さんの手作り品。繊細で感度抜群です。
グリップに糸が巻いてあり、湖底まで仕掛けを下ろし、糸の長さを先端にゴムキャップをつけて固定。釣れたら手で手繰り上げるのです。
水深は3~4メートルなので、それ程大変ではありません。

道糸は黒くてよれ難いもの。黒い糸のほうが仕掛けが絡まった時にわかりやすい。
仕掛けは、がまかつ製のドーム船仕様5本針。仕掛け自体は短いので扱いやすい。
餌は紅サシ。赤く染めた養殖のウジ虫君です。慣れていない人はこれビックリでしょうね。私は中学生時代、釣りといえばこの餌がメインでしたから平気。良く見るとピンクでとても可愛い(笑)。

08ad7 さあ、ポイントに到着。Y崎さんに詳しく教えていただき、仕掛けを投入します。
釣れるかな~。
ドキドキ・・。
ワカサギは数を釣るという楽しみがあるので、目標100匹。条件がよければ釣れる数です。仕掛け先端の錘が着底して、数回竿を上下させ、餌を踊らせワカサギを誘います。錘を底すれすれにして竿を止めてアタリを待ちます。

08ad8 するとすぐに、竿先が僅かにプルプルッと震えます。とても小さいアタリ。
え?もう来たの?
普通のミャク釣りのように手元にブルッとアタリの感覚が来ないのでわかり難いのです。
えっと、軽くあわせるんだっけ?
今度はぶるぶるッと震えます。。
よっシャア!竿を軽く持ち上げ、ラインを手繰り上げます。

08ad9

手ごたえあり!
やった!初体験ワカサギ釣り、初ヒットは2匹です!

うひょー。むこう合わせみたいな感じで、結構簡単じゃ~ん。
よしこれでいける。周りの人もバンバン釣り上げています。
やはり早朝が食いが最も良い時のようです。
仕掛けが底につくとすぐにアタる状態で、続いて何度かヒット。

しかし・・。調子っこいて仕掛けを絡ませてしまいました・・。これが直らず。Y崎さんご迷惑をおかけしてしまいました。結局仕掛けを交換。一番釣れる時を逃してしまった!

08ad10 隣では、同じ職場のOK原さんが絶好調、おお!激しくアタッています!
バンバン釣り上げ、その数は20匹を越えました。

私は絶好のチャンスを外して10匹止まり・・。
この早朝爆釣モードは20分ほど続いたのです。
後にこのペースで最後まで釣れれば200匹は越えた釣れ具合だったと聞きました。

しかし、この後事態は急変・・。
ああ!何故こんなことに~!

次回に続きます。

では、また。

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2008年12月 7日 (日)

諏訪湖でワカサギ釣り・その1

ワカサギ釣りに行って来ました。
いつかは氷上でワカサギの穴釣りをやってみたいのですが、今日はその予行練習?
08as5 場所は長野県の諏訪湖です。これがなんとも楽しかった!

ん?この短い竿は?
しかも何でこんな狭い穴で釣りをしているのか?
初めて経験するスタイルになりました。読むと徐々に明らかになってきますから・・。

今回、職場の釣り好きな方からお誘いいただきまして、我が事業所から男性4名、その方のお知り合いの西エリア事業所の方々7名様とご一緒させていただきました。しかも、美しいギャル3名様がいらっしゃいました!

うおおお!合コンフィッシングなのか!?
物凄くトキメキます!

釣りの朝は早い・・・。早朝4時半、群馬県松井田を出発。朝というより深夜ですね。
真っ暗な中を出発。
西エリア事業所の所長さんが運転されるエスティマハイブリッドは快適そのもの。
この冬一番の冷え込みで、和田峠の気温はマイナス8度と表示されていました。

08as1 6時半前に、諏訪湖畔に到着。ようやく空が明るくなりました。

久しぶりの諏訪湖です。自転車で走りには何度か訪れましたが、釣りは初めて。






08as2 早速荷物を降ろし、釣り船乗り場に移動します。
7時には船が就航するようなので急ぎます。









08as3 今回お世話になった釣り宿の「みなと」さんです。

んん?ドーム船?

一体ドーム船とはなんだ?









08as4 おおお!こ、これは?

台船の上にビニールハウスが乗っているぞ!
これがドーム船なのか!

一体ドーム船とはどんなものなのか?その内部はいったい?
そして気になる釣果は?

独特のドーム船ワカサギ釣りの全貌は次回に続きます。
だって、もう眠いから。朝が早かったですから・・。

では、また。

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2008年12月 5日 (金)

レーズンカスタードVSバタースコッチ

セブンイレブンで販売しているパンです。

08br1 焼きたて直送便って奴。

レーズンカスタードと、バタースコッチ。

この二つが今、私のお気に入りのパンです。

見た目は地味な二つ。形が似ている。特にクリームをはさんでいるわけでも無く、目立たない存在なのですが、どこのセブンでも沢山置いてあるし、結構売れている?

08br3最近出てきたバタースコッチ。135円。

バターのよい香り。ふんわりとした甘さ。
かめば咬むほど旨味甘みがにじみ出る。
後味も濃厚なバターの香りが残る。
パンとして旨い。
食事としてグー。

地味ですけど・・。

08br2_2

レーズンカスタード、155円。
これは名品。

結構以前からあるので、実はファンの方が多いのでは?

ほのかなカスタードの香り。レーズンのさり気なさ。楽しめる甘さです。

インパクトは薄いが、食べ飽きをしない。
おやつとしてグー。

地味ですけど・・・。

両方ともシンプルですが、外れなし。
体調や気分で、日によって旨かったり、何も感じなかったりする。
休日はこれと、落としたてのコーヒーがあれば、1日家でゴロゴロしていても幸せです・・。

地味な存在なので、まだ食べたことのない方もいらっしゃるのでは?

しゅっとちぎれて食べやすい。ぽそぽそちぎっては食べ、何気なく食べてしまう。

パン選びにお悩みなら、もう一品はどちらかを加えてみたらいかがでしょう?

では、また。

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2008年12月 3日 (水)

漫画「神の雫」を読んだ。ワインに夢中になりそう~。

前回、ワインについて書きましたが、ワイン好きならば見逃せないのが、このワイン漫画「神の雫」です。夢中になって読んでおります・・。

単なるワインうんちく漫画ではなく、「神の雫」と呼ばれた幻の1本のワインにたどり着くまで、ワインの持つロマンに出会い、謎を解き明かしていく、壮大なストーリー漫画なのです。

08ks1 現在、18巻まで発売されていますが、私が購入したのは11巻まで。続きが読みたい!

「神の雫」1~18巻
講談社モーニングKC
作:亜樹 直  画:オキモト・シュウ

モーニングを立ち読みして知ってはいたのですが、以前は、うーん、なんかワインを飲んで感動する描写が凄過ぎる、やり過ぎじゃないの?と思ってしまった。

ワインを飲むと、花畑やミレーの「晩鐘」やバリ島やら、遊園地、はてまたクィーンのライブ会場までが画面に現れる!ホントこんな風景が脳裏に浮かぶのか?と、あまり入り込めませんでした。
しかし最近、ワインがマイブームになったので購入、一気に読んでいます。

こ、これは面白い!楽しみながらワインの知識も得られるなんて、ワイン好きな方には是非読んでいただきたいのです。巻末のワインコラムもためになる知識がいっぱいですよ。

 

あらすじ。

08ks2 ←主人公はイケメンの太陽ビール営業社員、神咲雫。彼は世界的なワイン評論家、神咲豊多香氏の一人息子だ。だが厳しい父に反発し、ワインを一度も飲んだことが無く、ビール会社に就職した。

接待の席、ソムリエーヌ見習いの紫野原みやびの出した「DRCリシュルーブ」を雫は、父親に仕込まれた神業的なデキャンタージュ(香りの立たないワインを別容器に移し開かせる)で見事な味わいにさせたのだ。その後ワイン事業部へ異動となる。

父親の他界、遺された遺言状には神の雫と書かれていた。豊多香氏が所有した総額20億円のワインコレクションを相続する条件が示される。
それは、豊多香氏が選んだ12本の偉大なるワイン「12使徒」(エヴァンゲリオンかよ)と、その頂点に立つ「神の雫」と呼ばれた幻のワインについて、豊多香氏自身の言葉によって描かれた難解なストーリーが記される。その文章表現の持つ謎を解き明かし、そのワインと年代を1年後までに全て言い当てた者に遺産の全てを譲り渡す、という内容だったのだ。

08ks3 ←その時、もう一人の息子を名乗る人物、若手ワイン評論家・遠峰一青が現れる。父が亡くなる1週間前に養子縁組をしたというのだ。ワインコレクションを狙ってなのか?
一口飲めば、ワインの銘柄やヴィンテージ(ブドウ収穫年)がわかってしまう天才。
ワインを飲むときの口癖は「お・・・、おお・・・、お・・・」です。

この二人がワインを巡る、壮大な謎解きを勝負するのです。

しかしこの遠峰という男、謎が多い。ダブルのスーツを着込んでひとり遊園地の回転木馬に乗ったり、ワインのヒントを得ようと一人でタクラマカン砂漠を彷徨ったり・・。11巻で「第3の使途」を探す過程、遊園地での回想シーンで幼い頃の遠峰と回転木馬に乗っていたのは、あの豊多香氏であった・・。これの意味するものとは?

全くワイン素人の雫は、最初の課題のワインに恐怖し、グラスを落としてしまう。
途方にくれた雫は、
08ks4 ←紫野原みやびの所を訪れる。
ソムリエーヌ見習いのみやびが行きつけのワインバーのマスター藤枝は、もっと気軽にワインを楽しむことを雫に勧める。

初めて飲んだワインで雫は、独創的なテイスティング表現をする。
「君はワインを極めていく運命にある人間なのかもな」
藤枝の言うとおり、その後雫は驚異的なテイスティング能力を発揮し始める!そう、雫は幼い頃から父親により、様々な香りを嗅ぎ分ける嗅覚と、表現能力を身につける英才教育をワインを飲むことなく仕込まれていたのだ!
さあ、ワインの魅力に気がつき能力を発揮し始めた雫は、いよいよ遠峰との第一の使徒を巡る戦いを始める・・・。

というストーリーなんですけど・・。

全ての使徒を当てないとダメなのに、もう既に二人とも使徒を不正解している。いいのか、これで?

韓国ではこの漫画が200万部を越える大ヒット、ワインブームを巻き起こしているそうです。本場フランスでも読まれているらしい。
来月の1月から、日テレで亀梨君の主演でTVドラマ化されます。韓国でもヨンさまが主演でドラマ化の予定だとか。

うーん、この漫画の登場人物に、ここまで旨そうにワインを飲まれたら、この漫画に出てくるワインを飲んでみたいと思うのです!実際、この漫画に掲載されたワインは、すぐに売り切れてしまうそうです。
ホントに、飲めばいろいろな情景が見えるの!?

08ks7 これはワインを飲んで試してみなければ・・。ドラマ化すればまた売切れてしまう!早く飲むんだ!ということで、ネット通販で取り寄せたのがこのワイン(笑)。

まずはフランスワインを。

いや~、ネット通販では、もう神の雫コーナーが出来ていて簡単に探せます。
商売は繋がっているなあ・・。




この漫画に取り上げられればたちまち価格は高騰、売り切れ。
大手メーカーの営業は、作者と編集部のところに行っているかもなあ?
ストーリーの殆んどは、ボルドー五大シャトーだのすごいヴィンテージワインばかりで買えませんが、たまにワインは値段じゃないだろう?と私にも買えそうな安いワインも掲載されるので、その辺りを購入。またレポートします。

08ks6 18巻までいっても、第五使徒を探しているとは。話が壮大すぎていつまで続くのやら。最近では使途を求める旅が過酷になり過ぎ、苦行のレベルに。山岳漫画になっているもの・・。しばらくは読んでみます。

仕事帰りにスーパーでこんなものを購入。

ジャーン、ワイングラス。
やっぱコップじゃまずいだろうって・・。
テイスティングの為には、この形状も意味があるらしい。
割れ難いタイプを買ってみました。

さあ、今夜はどれを飲むかな?

では、また。



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2008年12月 1日 (月)

雑誌「一個人」頂上ワインを飲む。「ボルサオ・クラシコ・ティント」

ワインです。今回よりワインシリーズ開始です。

ワイン、好きなのですが、これって値段高いですよね?芋焼酎はちびちび飲めば1本で結構長く楽しめるし、開栓しても数日で味が劣化することも殆んど無い。ウィスキーは度数が高い分1本でもっと長い期間楽しめる。

なのに、ワインときたら、開栓したら飲みきり、もって2日。中には翌日のほうが香りが開くなんてのもあるようですが、コルクを開けたその日が一番旨いようです。それなのにン千円もしてしまう。コスパはかなり悪いお酒です。ン万円の奴を一晩で空けるなんてのを聞くとなんてセレブなお飲み物かと思う。旨い奴は高いんだろうな~と、庶民な私は手が出ませんでした。

なので、1000円以下のワインをたまに飲む感じでしたが、ちょっと最近興味が出てきた。

08bs1 先日、コンビニで芋焼酎の赤霧島を買ったとき、それだけじゃなんなので、レジにもっていった雑誌「一個人」。この2000円以下でも旨いワインをトップソムリエが選んで紹介している。

その値段ならば、いいんじゃない?

世界には星の数ほどのワインがあって、どれが旨くてどれから飲んでいいものやら、安い奴は特にわからない。

芋焼酎でもやった手法ですが、世間に評価の存在するワインを飲んで、自分も同じものを飲んでみてどう感じるのか?その味覚の差を把握したいし、評価の規準となるものを得たい。バカ高いワインの評価は良く見ますが、安い物となるとなかなかない。

こういう雑誌の情報も、商売だからいろいろウラがありそうですが、情報があるだけありがたい。ワインの本もいくつか読んだけど、毎年旬の物なので雑誌のほうが使える。

08bs2 掲載されたワインが近所で売っていなければ、ネット販売でかなり手に入ります。しかも「一個人」で紹介されたワイン、というコーナーがあって簡単に手に入る(笑)。便利な世の中。やっぱり商売は繋がっている。

で、その後一個人も過去3年分この特集号を揃え、掲載ワインもお取り寄せ。ミーハーですが、わかりやすい。

この後、ワイン漫画の奴も当然飲みますけどね・・。

ワインは、得た知識が飲む程に活かせるので、趣味としてははまりやすいでしょう。沢山いいワインを飲めるお金持ちおやぢほどいろいろ知っているという、あまりお近づきになりたくないかなあ。私は貧乏なので、安いワインでもワイン通の人が旨いといったものを飲んで、その方々との味覚の差を楽しみたい。ええ?これが旨いの~?なんてのを見つけたときはブログ的に楽しいし、本当に旨く感じたワインと出会えたらラッキーですし。

けど、「私の血はカベルネ・ソーヴィニヨン、涙はシャルドネなの。」とか言う、ワイン通のセレブなおねいさんならばお近づきになりたいぞ!そのためにもワインを飲む!

さて、それでは1本目。赤ワインです。

一個人2008年12月号で、世界6カ国、2000円以下のワイン298本から、日本のトップソムリエ6人が選ぶ旨いワイン。

08bs3 そのうち3人が国別に担当し、持ち点5点満点で採点した平均点が4・67点という、赤ワインの1位は、

スペインの「ボデガ ボルサオ クラシコ ティント 2007年」。

定価880円(笑)。

税込でも924円ですから。2000円以下なら1980円くらいのが選ばれそうですが、この激安さが面白い。

画像曲がってますけど。

輸入元が大手のメル○ャンってところがなんか勘ぐってしまいますが・・。
ブドウ品種:ガルナーチャ70%、カベルネソーヴィニヨン20%、テンプラニーリョ10%。

ソムリエさんは絶賛モード。
「ジューシーな果実味と、まろやかな酸味とのバランスがよい」「まったりとした果実味」




08bs4 ワイン評論家のロバート・パーカー氏も賞賛しているそうな。
ワイン業界では、このお方の評価でワインの価格も決まってしまうほどの権威。
そのパーカーさんがここ数年高評価し、偉大なお買い得ワインだとおっしゃっているそうな。
そんな権威のある方が、この安いワイン飲んでるって事がすごいですけど・・。
けど、メル○ャン、それをタグにしてワインに付けるとは、そういう評価も商売の一種と疑ってしまうぞ。
今回の票に、パーカーさんの評価もバイアスに働いている気もしますが。

08bs5_2 このワイン、スクリューキャップっていうのも嬉しい。
私、コルク開けるの苦手で。
コルクの劣化が原因の腐食も防げるそうで、熟成させないワインなら気軽で良いと思う。
楽だし。











08bs6 じゃあ私も、飲んでみます・・。

うん、果実のよい香りがします。確かになかなか味わいはジューシー。

うーん、やや酸味が強いかな?渋みは若干。
酸っぱいベリー系の果実の香りが楽しめます。

口当たりはこのクラスにしてはまろやかで、それ程とげとげしさは感じない。
ただ後味が酸っぱい。

このクラスにしては薄さを感じない程度の濃さがあると思う。

んー、旨いと思うが、私には酸っぱいかな?

08bs7
ちょうど買ってきた焼き鳥の塩とあわせてみる。後のカツ丼は夕ご飯(笑)。
ワインは料理との相性も大事。酒は単品でグイグイ飲んでしまう私には苦手な分野ですが、今後は考えてみましょう。

うん、焼き鳥を食べて飲むと、あの酸味が気にならなくなり、むしろちょうど良い。

きりっとした酸味が後味をさっぱりさせるので、焼き鳥はタレも良いかも。
テーブルワインとしては値段も安いし、何気に本格ワインっぽいニュアンスを漂わせているので良いのでは?ポイント80点。

赤ワイン好きな人って酸っぱいワインが好きですよね・・。赤玉ハニーワインがワイン原体験の私は赤ワインの旨さがわかるのはこれからか。 世のワイン通の方々は、赤ワインの旨さを香りとともに酸味と渋みとのバランスにおいているのかな?

この値段としては良いワインと感じましたが、期待はし過ぎないように・・。
あくまで評価は価格以上旨いという点なのでは?
1000円以下のワインって何もかも薄いって感じることが多いですが、これはしっかりと味わいがあり、気軽な値段でちゃんと飲めるワインという点が気に入りました。
うーん、ソムリエさんはこの酸味をまろやかと感じるのか・・。

値段にしては、ベリー系の香り、果実感があり、少しの甘さが口当たりの柔らかさを演出。酸味に慣れた赤ワイン好きな方で、お手ごろなものをお探しの方にお奨めでは?
では、また。

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