諏訪湖でワカサギ釣り・その2・これがドーム船。
前回の続き、諏訪湖でのワカサギ釣りレポートです。
総勢11名で車にて群馬からやって来ました。
うち3名が初対面の女性という、楽しい合コン★フィッシングです~。
朝6時半に諏訪湖畔に到着。民宿「みなと」さんのドーム船に乗ります。
これがそのドーム船です!
ドラム缶を組んで板を渡した船(イカダ?)の上に、なんとビニールハウスが乗っかっています!
これならば、雨や寒風を防げますので、寒い湖上での釣りも快適でしょう。
デッキの右側にある小部屋はトイレです。おお、これは安心です。
ワカサギの釣れる湖では最近良くあるそうですが、ここ諏訪湖がドーム船発祥の地だそうです。
受付をして頂き、早速乗り込みます。
これ自体はエンジンが無くて自走せず、モーターボートに押してもらいます。
7時半に出航、この時期は13時半まで釣ります。途中で帰りたい場合は携帯で呼ぶと迎えのボートが来てくれるようです。
時期や料金など、詳しくは民宿「みなと」さんのこのホームページをご覧ください。
500メートルほど沖合い、湖の真ん中あたりまで行きます。結構沖で釣るのですね。
ブイがあって、ロープでドーム船は固定されますので、もうその場所からは動きません。船頭さんはこれで帰ってしまいますので、客だけになります。
さて、ドーム船の内部です。
このように船底に穴が空いています。浸水して沈んだりはしません(笑)。いや激しく時化たらわかりませんけど・・。
ドラム缶の間が開いているわけです。
この穴から湖底へ仕掛けを降ろしてワカサギを釣るという仕組みです。穴の列は4列。前の列と向き合わないように座ります。座布団か折り畳み椅子を持っていくと良いでしょう。
私の勤務する事業所からは4名参加。そのうち3名は初心者。ベテランのY崎さんから竿をお借りし、釣り方を親切に教えていただきました。ありがとうございます。
私は、若い頃結構釣りをやっていたので、どこかの湖でたまたまワカサギを釣ったことが有っても、本格的にワカサギ釣りをやるのは初めてです。ワクワクします。
これが私の目の前にある釣りスペース。幅は90センチとのこと。椅子を持ち込んで座ります。
これが諏訪湖の中で、私に与えられた専用釣り場です(笑)。個人用と考えれば大きい?いや諏訪湖全体から見れば小さい・・。
しかも移動しないので、これだけ大きい湖で本日の釣り場はここだけ。
けど、ワカサギは回遊魚のようなので、回遊ラインならば待っていれば向こうからやって来ますから、大丈夫。
ポイントをマメに変えたいゲームフィッシャーには向いていないかな?ヘラ釣りのように一箇所に腰を下ろして釣る人向きかも。
沖合いに停泊。釣りの開始です。
出発時には激しく寒かったのが、陽が差してくるとポカポカして来ます。
結露した水滴が屋根からポタポタ落ちてきますから、帽子を被ります。
これが道具。
竿はこんなに短い。あの枡の中で釣るのですから長い竿は不要です。
グラスの穂先を削って作ったY崎さんの手作り品。繊細で感度抜群です。
グリップに糸が巻いてあり、湖底まで仕掛けを下ろし、糸の長さを先端にゴムキャップをつけて固定。釣れたら手で手繰り上げるのです。
水深は3~4メートルなので、それ程大変ではありません。
道糸は黒くてよれ難いもの。黒い糸のほうが仕掛けが絡まった時にわかりやすい。
仕掛けは、がまかつ製のドーム船仕様5本針。仕掛け自体は短いので扱いやすい。
餌は紅サシ。赤く染めた養殖のウジ虫君です。慣れていない人はこれビックリでしょうね。私は中学生時代、釣りといえばこの餌がメインでしたから平気。良く見るとピンクでとても可愛い(笑)。
さあ、ポイントに到着。Y崎さんに詳しく教えていただき、仕掛けを投入します。
釣れるかな~。
ドキドキ・・。
ワカサギは数を釣るという楽しみがあるので、目標100匹。条件がよければ釣れる数です。仕掛け先端の錘が着底して、数回竿を上下させ、餌を踊らせワカサギを誘います。錘を底すれすれにして竿を止めてアタリを待ちます。
するとすぐに、竿先が僅かにプルプルッと震えます。とても小さいアタリ。
え?もう来たの?
普通のミャク釣りのように手元にブルッとアタリの感覚が来ないのでわかり難いのです。
えっと、軽くあわせるんだっけ?
今度はぶるぶるッと震えます。。
よっシャア!竿を軽く持ち上げ、ラインを手繰り上げます。
手ごたえあり!
やった!初体験ワカサギ釣り、初ヒットは2匹です!
うひょー。むこう合わせみたいな感じで、結構簡単じゃ~ん。
よしこれでいける。周りの人もバンバン釣り上げています。
やはり早朝が食いが最も良い時のようです。
仕掛けが底につくとすぐにアタる状態で、続いて何度かヒット。
しかし・・。調子っこいて仕掛けを絡ませてしまいました・・。これが直らず。Y崎さんご迷惑をおかけしてしまいました。結局仕掛けを交換。一番釣れる時を逃してしまった!
隣では、同じ職場のOK原さんが絶好調、おお!激しくアタッています!
バンバン釣り上げ、その数は20匹を越えました。
私は絶好のチャンスを外して10匹止まり・・。
この早朝爆釣モードは20分ほど続いたのです。
後にこのペースで最後まで釣れれば200匹は越えた釣れ具合だったと聞きました。
しかし、この後事態は急変・・。
ああ!何故こんなことに~!
次回に続きます。
では、また。
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コメント
もう少し釣り座と穴の位置が遠いかと思ってました、意外と近いのですね・・・
竹ヒゴに火入れしたもの、ポリカの波板を切り出して整形したものなんかも竿に使えそうですね、以前どこかで見ましたが凄い人はレントゲンのフィルムを使っているとか・・・
繊細なアタリをわかり易くすれば、釣果は伸びるでしょうね・・・
投稿: 羽ぴょん | 2008年12月 9日 (火) 11:05
羽ぴょんさん、こんばんはー。
ええ、目の前に側溝がある感じです。何でこの細い溝で釣ってるんだ?と思いましたが、よく考えるとでかい湖なんですよ。
ワカサギ釣名人達は、竿はこだわっているようですね。
竿が短くて、釣れる魚は小さいけど、錘はしっかり付けたい。
胴の腰があって、先端の柔らかいものが良いようです。
入れ食いの時は、魚からフッキングしてくれますが、食いが止まるとつつくだけ。餌を吸い込みやすいように、なるべく抵抗が少なくなるような素材が良いですね。食い渋った時はあたったら瞬時に合わせて、唇ギリギリが多かったです。
後は釣りのセオリーで、糸を細く、錘を軽く、針と餌を小さくですか。
釣れない時は繊細で奥が深い釣りだと思いましたよ。
数が釣れる時は、単純作業ですね、釣りじゃなくって・・。
投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2008年12月10日 (水) 00:19