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2009年1月22日 (木)

神の雫のワインを飲む・ル・オー・メドック・ド・ジスクール

さて今夜も漫画版「神の雫」に登場するワインを飲んでみました。

TVドラマのほうはストーリーを高速で飛ばしているので、亀梨君ファンの女性の皆様は内容がわかるのか不安ですけど。そんな時はマンガのほうを読みましょう。それでもわからない時はワインを飲んで興味を持ってみよう!

さて今回開けるのは、ボルドーワインです。

フランスのボルドーという地名ね。最近同じフランスのブルゴーニュワインばかり飲んでいるので、今夜は気分を変えて。

ブルゴーニュワインはピノ・ノワールというぶどう単一で造られ、甘酸っぱく、薄いながら旨味のあるキュートなワインです。対してボルドーワインはカベルネ・ソービニヨン、メルローというぶどうを使い、それにカベルネ・フランなど数種をブレンドして造られます。重厚で渋みがあるため熟成が必要、まろやかで濃厚なワインです。

神の雫は、使徒と呼ばれる偉大なワインを探しますが、そのストーリーとは関係なく、ちょこっとエピソードとして語られるワインがあります。値段もお手頃なので、私が飲めるのはそっちのほう。今夜もその系統のお手軽ワインです。

Aj1 ル・オー・メドック・ド・ジスクール 1998年です。

おお、10年前のヴィンテージ(ぶどう収穫年)です。このブログにしては古いワイン。ボルドーワインは熟成が不可欠なので期待。どんな感じに熟しているのか気になります。2520円で購入。10年物にしてはイヤに安い・・。

漫画の中では1760円と紹介され、このワインの魅力は価格、3000円の価値はあると言われましたが、やはり紹介されて値上げしたのかな・・。しかし漫画で出るまでは、そんなに売れていなかったみたいで、どこかのセラーにあった各年の在庫がざらざら出てきたのでしょう。

「このワインが出てくる神の雫のあらすじ。2巻に登場。」

雫はワイン事業部に異動。ここの社員イタリア長介と呼ばれる本間さんとの、イタリアワインとフランスワイン勝負が勃発。雫とみやびは、千円、二千円、三千円のイタリアワインに勝てるフランスワインを探すことに。しかし、フランスワインは他の国より割高なのでは?特に2000円以下ではなかなか良い物がないのでは?
いきつけのワインバーの藤枝から1本のワインを飲まされる。

Aj3 ル・オー・メドック・ド・ジスクール2000年。
それを飲んだ雫の脳裏には「回転木馬」がっ!「ゆっくりと短いけれど、ちょっと楽しい旅に連れ出してくれる」みやびも「次の一杯をすぐ飲みたくなる素敵なワインだわ。それこそもう一度乗りたくなる遊園地の回転木馬みたい」

なんか美味しんぼみたいだな・・。

よし!回転木馬に乗せてもらおうじゃないか!

飲みます。めざめよ、バッカス!
「お・・・、おおお・・・、おお・・・。

おお?旨い!いいんじゃない~。
香りはそんなに凄くないけど、口あたりは柔らかく、酸味も、タンニン(渋み)も溶け込んでいる。
優しく、静かな味わい。とても飲みやすい。
コレが熟成の成果か?
小さく拡がるナッツのような香り、なめらかな舌触り、口の中に残る果実味に高そうなワインの片鱗。余韻は短め。

ゴージャスな雰囲気をそのまま小さくしたような。回転木馬は見えなかったけど。上品でなめらかでまろやかな味わいを気軽に楽しめます。若いボルドーは酸っぱかったり渋かったりするけど、コレは飲み頃という感じがしました。ポイント84点。

Aj2ジスクールは、マルゴー村の3級格付けの老舗シャトー(醸造所)です。看板ワインのシャトー・ジスクールは1万円位しちゃう。けど、ボルドーのシャトーは、看板ワインのほかにセカンドラベルという、若木のぶどうや規準に満たないぶどうを使った2番手のワインも造ります。で、今回のコレはどうやらサードワイン的な位置。(セカンドはシレーヌ・ジスクールというのがある。)ジスクールが持つマルゴー地区と地続きのオー・メドック地域の畑の葡萄を使って、ジスクールの設備で造られています。気軽なテーブルワインというところ。

ボルドーはジロンド川を挟み、大西洋に向かってカベルネソーヴィニヨン種がメインな濃厚渋みの強い左岸、メルロー種がメインのコクとまろやかさの右岸があります。 コレは左岸のマルゴー村。
ル・オー・メドック・ド・ジスクールのセパージュ(ぶどうブレンド品種)は年度によって違いますが、この年はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが半々のようです。マルゴー村にしてはメルローの比率が高いのでまろやか。

これは、日々飲みたくなるワイン。そうなると価格が。漫画どおりの安さなら説得力があるのですが。1700円くらいでね。

では、また。

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