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2009年1月20日 (火)

「神の雫」第二話を見た。そんでブルゴーニュを飲む。

亀梨君!いいぞ~、面白くなってきた!TVドラマ「神の雫」第二話、ご覧になりましたか!?

見たでしょう?亀梨君ファンの綺麗なおねいさんは見ましたよね?けど、ワインのことは難しくてわからなかったんじゃないですか?大丈夫!このおやぢが教えてあげますからね!

いや~、みやびちゃん、突飛なキャラでどうなることかと心配しましたけど、うん、あれは必要なキャラですね。みんながワインに入れ込む中、ナニそれ?的なスタンス、視聴者を代表するポジションじゃないのかな?あれは。

亀梨君もまた踊って欲しかったなあ~。

カオリさん役の人、綺麗で素敵だったなあ・・。遠峰一青、良い役だなあ、原作に近く見えてきましたよ。彼も良い。

さて、TV版神の雫第2話、原作漫画では4~6巻での話です。今回いよいよワインの第一の使徒(漫画では12使徒、ドラマでは6使徒)が登場ですね。原作どおり、フランスはブルゴーニュ地方のワインでした。

使徒はシャンボール・ミュジニーでしたね。ここでブルゴーニュワインのおさらいです。シャンボールミュジュニーとは、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区の村の名前です。そう、ブルゴーニュの赤ワインは、ピノ・ノワールという、栽培が難しく繊細な味わいのぶどうのみを使うだけに、土地の土壌、気候といったテロワールと呼ばれる土地の性質が重要になります。なので、どこの畑とか、どこの村で作ったぶどうなのかが重要なのです。だからラベルに造り手の名前よりも畑や村の名前が大きく書いてあるのです。で、同じ畑にいろいろな造り手のワインがあるので膨大な種類のブルゴーニュワインが存在します。

Ab1 私も今夜の番組のテーマワイン、ブルゴーニュのシャンボール・ミュジニーはマイ・セラーにあります。
ちなみに私のセラーはコレ・・。プラスチックの衣装ケースです。夏は越せませんね、これじゃあ(笑)。
春までに飲みきります。

 

Ab2私のセラーにあるのは、シャンボール・ミジュニー村名畑名ワイン。アンヌ・グロ "シャンボール・ミジュニー ラ・コンブ・ドルボー"。

折角だから飲もうかな・・いや、もったいなくって飲めない。う~ん、村名ワイン特集する時に飲みます。

で、使徒ワインは「恋人達」という名のワインです、とドラマで言っていましたが、正確には「恋人達」という名前の畑でとれたぶどうで作ったワインです。

シャンボルは石灰質の多い土壌から繊細でエレガントなワインが出来ます。最上級の特級畑(グランクリュ)ミュジニー及び、ボンヌ・マールのワインは素晴らしい(らしい)。しかし、その格下になる1級畑(プリミエクリュ)レ・ザムルーズ(恋人たち)という名の畑でとれたぶどうのワインは、それら特級畑を時として凌駕する実力があります。何故恋人達という名の畑なのか?確そこには泉があって、そのほとりで女性たちが恋話をしていたから、だったんじゃないかなあ、とおぼろげな記憶・・。

というわけで、今回の放送で言わんとしたことは、グレートヴィンテージ(質の高いぶどうが実った年)のワインは素晴らしいが、ぶどうが良く実らなかったヴィンテージも人の力で頑張っていいワインを造ろうとして、また味わい深いワインが出来る。今流行の「天地人」という言葉が出てきましたが、天=優れた気候(グレートヴィンテージ)、地=優れた畑(テロワール)、人=優れた造り手(ドメーヌ)が揃って素晴らしいワインが出来る。しかし、ワインは完璧なだけが全てじゃない。ぶどうの欠点を補う為に人が努力して造ったワインも不完全ながら魅力的なワインになるという、ワインの奥深さを父親は雫に教えたのですね。そして天才評論家の一青はその知識ゆえにグレートビンテージの罠にはまってしまったのです。

ショップにある不作の年の在庫ワインがコレで売れるといいですね・・。

泉に桟橋をかけたのはTVドラのオリジナル設定。原作だと裸の恋人達が出てきますからねー。それは放送は無理。桟橋があるから近づける、という説明はわかりやすくてよかったんじゃないかな?

近年では2005年が物凄いグレートヴィンテージで価格も高騰しました。旨いのですがまだとっつきにくい。熟成に時間が掛かるのです、偉大な年は。難しい年のほうが若いうちから楽しめるといわれています。

わかりましたか?奥が深いですね、ワイン。

じゃあ、今回は番組にあわせて、ブルゴーニュワインを飲んでみます。亀梨君ファンの綺麗なおねいさんも、いきなり村名シャンボール・ミュジニーといっても5000円くらいからしますから。第一の使徒、ジョルジュ・ルーミエのレザムルーズは定価で4万円前後、ヴィンテージによっては10万円を越えますので買えませんよ。だいいち物が無いです・・。安いACブルゴーニュから飲んでみてください。

TVドラマでは全く登場しない安いブルゴーニュを飲みます。しかし、グレートヴィンテージの2005年です。それでも若いうちから飲めるグレード、そう格下のブルゴーニュ・ルージュ(ACブルゴーニュ)ですね。もうテーブルワイン的なポジションですから若いうちからたのしめます。

結構有名なドメーヌ(造り手)モンジャール・ミュニュレのブルゴーニュ・ピノ・ノワールを飲んでみます。

ここは、シャンボルの隣の村、ヴォーヌ・ロマネ村に拠点を構える老舗ドメーヌです。ロマネ村といえば、あの百万円するDRCロマネコンティのある村ですね。

Ab3 モンジャール・ミュニュレのブルゴーニュ・ピノ・ノワール2005年。2580円で購入。
ブルゴーニュワインって、ぶどうのブレンドでごまかしが効かないから、価格は高めです・・。コレはまあまあ安価。

30ヘクタールもの畑所有する大ドメーヌです。日本がメインの輸出先とか

Ab4 このラベル、当主は農民であり、自分で作ったぶどうでワインを造る誇りとして、この手からぶどうが飛び出ているマークをつけているとか。

では、飲んでみます。めざめよ、バッカス!

「お・・・、おおお・・、おお・・。、見えた!

イチゴ畑だ!」

やや酸味はあります。しかし、こなれている酸味。それ程酸っぱくない。
赤果実、いちご、可愛い甘酸っぱさ。

安いけどいい。老舗だけど何故かコルクが人造コルクなので驚き。

30分後。徐々に味、香りが開く。 
近寄りやすい優しさ。飲みやすい。穏やかな酸味。これはいいぞ。酸味は、果実味、甘さとのバランスが取れているので酸っぱく感じない。程よい甘酸っぱさです。

追記して2日目、全てのバランスがまとまる。何の抵抗もない。酸と渋みが溶け込む。甘い~。液体が口にすっと入り込んで甘さが拡がって酸味に包み込まれる甘酸っぱさ。舌の上で甘く、口の中で酸っぱい、喉で苦い。イチゴ風味だコレは。

気に入りました。飲みやすく、最初に飲むブルゴーニュとしてお奨め。ポイント87点。

こういうブルゴーニュ・ルージュ、いろいろ飲んでみて、安くて旨いのを探してみます。

では、また。

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