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2009年3月 8日 (日)

BROOKS

ブ、ブブブッ、ブルーーーックスッ!

01br1 とうとう手に入れてしまった、憧れのBROOKS。

おお、ロゴもカッコイイ。

1866年から作られている、英国の伝統。

英国紳士の御用達。




01br2 こんな箱に入っています。
くうう、英国の香りがプンプンだ。

箱を開ければ陶磁器のティーカップセットでも入っているような雰囲気。






01br3 そう、ブロンプトンに装着するBROOKSの皮革製自転車サドル。

予算の都合もありまして、まずは皮サドルがどんなものかとお試しということで、お求め易いモデル、「B17 STANDARD HONEY」にしました。
白ブロンプトン茶色パーツ化計画推進です。グリップの次はサドルです。

今日、地元高崎の誇るブロンプトンの神殿サイクルテックIKD さんに行って来ました。

手持ちの茶色サドルを装着する為に必要なシートピラーのヤグラを買いに。

店内は、国内中から押し寄せるマニアックな小径車ファンの皆さんの熱気に溢れています。スタッフの皆さんは接客に修理にと大変。私はテーブルで、常連のFrogおじ様とキャンプやツーリングの話で盛り上がりました。また、店先に停めた私の白ブロンプトンを見た別の常連さんに「白ブロンプトンでブログを書いている方ですよね?」と話しかけて頂き、世間は狭い、もう悪い事は出来ないと実感。
ここに来ると常連さんからもいろいろな情報をいただけますし、皆さん親切でフレンドリー。

01br4 店内で見つけた柔らかそうな茶色サドルが気に入ってしまい、これにしようかな?と思った時・・。以前からブルックスのサドルを勧めてくださるK岡さんが乗ってみれば?とブルックスを試乗出来る事に。

それは、おお、あのIKDさんのHPに掲載されているK岡さんが普段乗っていらっしゃる「72スピード・カスタムモデル」
フロント3速×リア外装8速×内装3速の72速仕様のブロンプトン。

ブルックスには興味があったのですが、皮のサドルは慣らすまでが硬く、お尻がデリケートな私には鬼門。ケツから火が拭くサドルのイメージがあって避けて来たのです。この新品、確かにカチンコチンです。ベンチのよう・・。

しかし、K岡さんのブルックスは「半年熟成物」で、お尻の形にくぼんで馴染んで来たところだとか。
乗ってみると、おお、柔らかい。皮全面がしなる感じでとても快適。しかも座面が広くてとても座り心地がいいのです。これは気に入りました!クッションの厚いプラサドルでも結局底のプラの固さは感じるもの。皮はどこまでも柔らかくしなる感覚。

ちなみに店長manさんのブルックスは、全体重加圧型長熟成物でぶにょんぶにょんに柔らかく慣らしたサドルでした・・。
乗り込めば快適になるのか・・。まさに自分で慣らす、育成型サドル。
今年ものんびりと乗るのでじっくり育ててみようかな・・。

01br5_2 豊富なブルックス商品の中から探していただき、この最もスタンダードで伝統的で安いB17の茶色を購入。最初買おうとしたサドルの3倍の値段になりましたが、定額給付金も来月にもらえますし、麻生さんもパーっと使えと言ってるので。

このバッチがカッコイイ。
シックで、英国車のブロンプトンには似合います。


気品のあるお姿。裏側は?気どった英国淑女の01br6_2 裏側もどんな感じなのか気になるところ。おお、裏も、上品なんだね・・。

レールとベースが末端にあって、あとは皮だけで支えているのか・・。皮が柔らかくなればコッチのものですね。皮のテンションがボルトを回すと調整できるので最初は緩めにしておけば良いとのこと。

Frogおじ様に、ブルックスの慣らし方を伺い、裏側にも専用オイルをしみこませると良いとのこと。

うーん、登山靴用のオイルでもいっか、と思ったのですが・・。

01br7 こんなにお洒落なお手紙風の取説を読んでみます。

やはり手入れは専用のサドルオイルを使ったほうが良いみたいです。手入れの仕方が丁寧に書いてありました。
これはお手入れする喜びも味わえるサドルなのですね。

しまった!やはりサドルオイルを買ってこなくちゃ!

さあ、私のお尻の形に馴染んだ世界に一つのサドルが出来上がるか、楽しみです。

では、また。

01br8


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コメント

革サドル。良いですよね。FUJIのランドナーも革サドルでしたが、手入れも悪かったせいか、すぐにヘタってしまいました。そこでBROOKSチャンピオンを買って30年乗りました。残念ながらカビさせてしまいひどい状態になりましたがその後も日々通勤に乗ってます。34年目になりますね。Proも持ってますが、最近の自転車に似合うものが少なく、眠ってます。サドルは結構好きで、BG関係数種、SMP、BROOKS他と其々味わいがあって良いです。BROOKSは勿論ですが、ジャガーやローバー、ラーレー等、ブリティッシュグリーンを含めてイギリスものは好みですね。性能は二の次で何か雰囲気が好きなんですね。

投稿: JUN | 2009年3月 8日 (日) 23:10

構想どおり、カスタムが進んでますね~。
ブロはどっしりと座るタイプの自転車だと
思うので、サドルが良いと気分が良いですね!

それにしても72段の自転車って…。唖然。

投稿: ecotech | 2009年3月 9日 (月) 15:35

JUNさん、こんばんはー。
お、ずいぶん皮サドルを使い込んでらっしゃいますね。素晴らしいです。
皮サドルはやはり雰囲気が良いですね。
お尻に合うのか心配でずっと避けていましたが、晩年にかけてこれしか無いだろうと買ってみました。大事に育てていきます。
しかし、ブルックスの値段、ビックリするほど値上がりしていますよ・・。

サドルは私も一時期凝りました。
やはり快適性でBGをずいぶん使いました。ヒルクライムで軽量化を始めて、セライタリア、サンマルコのカーボンの板に皮が乗っかっている奴まで行きましたが、尻から火を吹くほど合いませんでした・・。結局重くても快適なサドルが一番ですね。

FUJIって、また海外ブランドで復活して、今期のUCIプロツアーで参戦するみたいですね。ツールドフランスを走りそうですよ・・。
カーボンバイクで、以前とは別物ですが、名前が復活して嬉しいので活躍したら来期は買っちゃいそう?


ecotechさん、こんばんはー。
ブロンプトンは可愛くお洒落させてやろうと思っています。性能はそこそこで良いですから・・。走りはバイクフライデーに頑張ってもらって、ブロはお散歩輪行用です。

ポジションがどっかりサドルに座るのでサドルは大事ですね。ちょっと心配ですが、皮サドルを育ててみます。

ブロンプトンは改造すると凄い世界まで行きそうです。リヤ変速をいじるには後三角フレームをワンオフで作ったりするみたいで、相当大変です。
だからマニアにはたまらないのでしょうね。私は純正オプション取り付け程度で満足です。

投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2009年3月 9日 (月) 23:23

こんにちわ、ぼくもブルックス党です。
B17ですが、茶色と黒色の2個を愛用しています。
お尻の骨?の窪みがうっすらできて、愛用の一品です~。

オイルは、柔らかくなっては逆効果なので、ほどほどがいいそうです。ふだん乗りの人間の脂+から拭きで十分らしいですよ。革サドルは硬い方が持ちますので。

もちろん、雨の日は、絶対のりません(笑)。

投稿: れん | 2009年3月11日 (水) 11:47

れんさん、こんばんはー。

お、ブルックスをお使いですか!
私もようやく仲間入りです。
自分のお尻にあったサドルなんて素晴らしいですね。
それまでどう慣らしていくのか・・。

オイルはやらないほうが良いのですかー。
私のお尻から脂が出ますかねえ(笑)。
とりあえずテンションで調整してみます。あとは耐えるのみですか。

雨が降ってきたら、折り畳んでタクシーで帰るしかないですね・・。

投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2009年3月11日 (水) 23:14

のっていれば、自然になじみますよ~。
今のブルックスは、まだ革が柔らかい(=保たない?)そうです。
雨の時は乗らないのであれば、テンションとかは変にさわらないほうがいいのではないかと。

自転車を片寄せる時に気をつけないと、サドルの肩がささくれてくるんです。そっちの方に気をつけないと…。ぼくのはささくれてます(泣)。
でもガシガシ使い込んでいます。手のひらでなぜたり、乾いた布でこすったりしています。


投稿: れん | 2009年3月13日 (金) 15:39

れんさん、こんばんはー。

アドバイスありがとうございます!
よーし、乗ってみますよ!
馴染みますように~と拝みながら乗ります(笑)。
ささくれるのですか・・。それも愛着が湧きますね。楽しみです。

今までサドルは消耗品だと割り切っていましたが、育ててずっと使い続けるサドルって素晴らしいですね。

使い込んでみます!

投稿: 管理人(電動おやぢ) | 2009年3月13日 (金) 22:05

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