チームで佐渡ロングライドのトレーニング。高崎~羽生・往復
世間様はGWにもう入っているらしいですけど、私は今日が初日。
といっても明日また仕事ですけど・・。
給料以外は景気に左右されない業界なので、GWはカレンダーどおりなんです。
16連休なんて羨ましすぎますよ~。羨んでいいのかは微妙ですけど・・。
さて、そんな休日、もう3週間後に迫った「佐渡ロングライド」の練習に出かけました。
乗ったのは本番でも使う予定のウィリエール。
これ。
段々慣れなければね。
今日は、我が「チーム負け組」の9名。東京組みも参加してくれました。
そして、女子部がメイン。
今回の佐渡は、やはり210キロを走るメンバーが多いのですが、女子部&佐渡当日帰宅部は130キロコースでエントリー。
女子は特に100キロ越えを走った経験がないので、一度経験してみようと本日練習。
原宿でデザイン会社をやってらっしゃるデザイナーのYみさん、高崎でデパガをやってらっしゃるTもと君の彼女のお二人。
頑張って。
高崎の群馬の森に8時集合。ちょっと朝が早い。
高崎~伊勢崎サイクリングロードから利根サイを下流に走り、埼玉県の羽生あたりで折り返すと100キロになるらしい。
ずっと平地なので、アップダウンのある佐渡の練習にはならないと思うけど、100キロを走りきる経験が重要。
柳瀬橋を渡り、岩倉橋を渡らずに神流橋方面へ。
ロード乗りは岩倉橋を渡って対岸に行く人が多いけど。
今回は小径車にロードバイク、いろいろな自転車が走りました。
一番目をひいたのがコレ。
Y田さんのバイクフライデーのエアフライデー。
20インチとは思えない迫力。
シートチューブが途中無いのは心霊写真じゃありません。
チタン製のトップチューブがしなって優れた乗り心地を発揮。
カーボンディープリム・・。TTバイクです。
色もオーダーカラーで鮮やか。
坂東大橋から途中、サイクリングロードの幅が広くなったところで、女子部にロードバイク教室。
ブレーキの掛け方から始まる。
ロングライドに欠かせないテクニック、ドラフティングの説明。
早速やってもらって効果を解ってもらえました。
行きは気持ち向かい風でしたが、体の幅の広い私が前にいると走りやすいらしい・・。
130キロチームは「電動おやぢチーム」と命名、私がリーダーに。って風除けかよ!
上武大橋から先、左手に利根川を見ながら下流へ走るとその先は、私がロードでかなり走っていた頃は未舗装でした。
しかし最近舗装されたよう。これで楽になった。時代は変わったねえ・・。
綺麗な路面を走る。
しかし、新上武大橋の少し先で行き止まり。少し戻ると、小さな橋を渡る正しいルートを発見。
ここまでいいペース。平均25~27キロ、ドラフティングを身につけてからは30キロ巡航も。やるねえ。
刀水橋を過ぎ、グライダー滑空場を左手に見ながら、利根大堰に到着。
ここで何故か、メカのわかるメンバーが自転車の調整を始める。
サドルの高さや、ステムの高さ、ブレーキの引きしろの調整をやってみる。
長い距離を走ると、今までわからなかった違和感が大きくなってくるのだ。
買ったままの自転車は走りやすくなってくれる。
お腹がかなり空いたので、まずは昭和橋の側にある、道の駅「はにゅう」に行くことにします。
ここまで50キロちょい走行。
途中殆んど舗装、ちょっとだけ未舗装(ロードでも走れる)。ここは、数少ない一般道との交差点なので緊張。
道の駅は賑わっています。
中の食堂で昼食。
やはり炭水化物がメイン。
ラーメンチャーハンセット。
ちゃんとチャーハンが作ってあるので嬉しい。
コレだけ食べてもお腹が空いているので、名物の「いがまんじゅう」を買ってみる。
なんと、あんこの入ったまんじゅうのまわりに赤飯がついている・・。
コレはまた、エネルギーになりそうね。
まんじゅうに赤飯が入っているのは見たことがある気がするけど、コレは初めて。
なんか食べたらけだるい。
昭和橋をバックに談笑。
とても天気が良い。
まさにサイクリング日和。
皆ウィンドブレーカーを脱いで、夏の装い。
道の駅は立派な建物。
M氏は地面に座り込む。
どうやらハンガーノック状態で(またかよ)到着し、必死に食べて食べ過ぎて苦しいらしい・・。
今回乗ってきた自転車は、次回また特集します。
バイクフライデーのポケットロケット3連発。
カコイイ。
鮮やかなオレンジ、オーダーのブラックダイヤモンド、ブラック&ゴールド。
20インチの小径車なのに走りは700Cロードとあまり変わらない速さ。
私もオーダー中。乗るのが楽しみです。
お腹もいっぱいになったので、帰路につきます。
すぐ側の利根大堰に立ち寄ります。
利根川をここでせき止めている。
なので魚は遡上できないので、この堰の手前にある網の掛かっている部分に魚道がありそこを上ります。
じゃあ、コレだけ広い堰に当たってこの魚道が見つからなかった魚はどうなるのだろうと、一同疑問に。
この魚道は地下から様子が見られるのです。
早速行ってみます。
おお、水中に向かって窓があります。
ここから魚道の様子が見られる仕組み。
シーズンには大きなシャケが上るのが見られるそうです。
ちょっと段差がついているところを10センチくらいの魚がジャンプして乗り越えていく。
鮎だそうですよ。
利根大堰の上は湖のようになっています。
ジェットスキーが盛んです。
M氏は今回も買ったばかりのチキットで参加。
しかし、100キロとなると辛そう・・。
16インチだし、内装ギヤ、ハブダイナモ、太目のタイヤによる抵抗がじわじわとM氏の体力を奪っていく・・。
グライダー滑空場で、しばしグライダーの着陸離陸シーンを眺めます。
音も無く飛ぶグライダーは気持ち良さそう。
ワイヤーで引っ張って離陸。
エンジンも無いのに、上手に着陸するものです。
皆、なんかぼーっと眺めてしまう。
途中記念撮影をしようということに。
土手でポーズを取っていると、下の道を小径車で走って来たおじさんがシャッターを押してくれました。いい人だー。どうもありがとう。
はい、ポーズ!
帰りはかなりの向かい風。行きの風向きから帰りは追い風だと思ったのに・・。
遮るものの無い土手の上はきつい。
自然と集団の列車が出来ます。
負け組み列車・・。
上手い引き方だねえ。
だって、鉄道マニアのM氏が引いているから、列車も綺麗・・。
そんなことを言いながら走りますが、ますます風は強くなり、ペースはガックリ落ちます。
そこで、風を避けられそうな対岸へと、坂東大橋を渡ります。
こちらは昔走りなれたコース。
玉村ゴルフ場からは林の中なので風もかなり弱まりました。
もう少しでゴールだよ~と女子部を励ましながら、新緑の中を走ります。
やった~、群馬の森に帰って来ました!
群馬の森からの往復走行距離は104キロでした。
コレで佐渡への自信が付いたかな?
やはり100キロ走るのが大事。
本番はあと30キロ長いよ・・。
山道だよ・・。
何とかなるでしょう!
群馬の森で解散して、私は一人で倉賀野経由で高崎市内の自宅に到着。
走行距離120キロというところ。
久しぶりにロードで長距離を走りましたが、平地ならね・・。
来週は山道をもう少し走らなくては。
今回のチームメンバーの自転車は、次回に詳しく解説します。
では、また。