恋愛

2007年11月 3日 (土)

トーキョー思い出ツアー・その2

前回の続きです。今回もスーパープライべートな記事です。金欠解決のために上京、中野にてカメラを売却。その後、過去に暮らしていた都内の思い出の場所を辿ったツアー、2回目です。うれしはずかし私の東京時代の過去が暴かれる・・・、って女性関係ばかりか?老後に思い出せるように記録してるだけですから!

To11 桜上水を泣きながら後にし、京王線に乗り込み次に向かったのは調布です。府中と稲田堤に住んでいた時、頻繁に通った街。

ここはあまり変わってないなあ・・。京王線の主要駅では、今ひとつ開発が進んでいません。駅舎もそのままだし。もっとも、このパルコが出来た時にかなり変わったのですが。私が社会人になってまもなくの時かな?これ出来たのは。ここの裏手に渋い商店街がありましたが、今はどうなっていますか。

パルコの内部はかなり変わっていましたが、はじめて一眼レフカメラを買ったカメラ屋はそのままありました。

さっと見ただけで出てしまった。これが出来た時は、パルコはお洒落の先端を行っていたのに、調布パルコは地下食品売り場があって大根売ってるパルコ、庶民的な感じでした。2階にイタリアンの店があって、友人S山さんとそこに一緒に行って、雑誌HANAKOが紹介する以前にティラミスを食べたのが自慢(笑)。上の階のレストランで、すっごく片思いの大好きな人と一緒に食事したのが一番良い思いでですな・・。ワインのボトルなんか頼んで頑張ったのにな、押しても引いてもだめで、お付き合いしてくれませんでした。ぐすん・・。

To12 調布は・・・、彼女Dさんとの思い出が。会社員時代後期にお付き合いしていた彼女Dさんは、この街に住んでいて、もう私はこのとき西浦和に引っ越していました。週末に車でここまで来たり、会社帰りに彼女のアパートに泊まったりしてました、まあエッチ・・。

彼女Dさんは、派遣の仕事をしていましたが、あまり長続きせずにすぐ職場が嫌になってしまう・・。この線路沿いの細い道を私が泊まった翌朝は二人でよく歩いて駅まで行きました。二人同じ新宿で働いていたので、通勤電車に向かう道。彼女は会社に行きたくないので憂鬱な気分になっていて、あまり言葉少なく歩いたなあ。

To13 あの時の彼女のアパート、まだあるかなあ・・。ちょっとストーカー気分で調査。周囲に家が増えていて迷ってしまいましたが、見つかりました。

ああ、ここここ。
入る道が変わっていましたが、それ以外はあの時と変わらないままです。

その後、二人で京王稲田堤に引っ越して一緒に暮らしましたが、そこが東京周辺生活の終わりの場所でした・・。その時も週末は調布に来ていました。

すっかり涙ぐんで、調布の駅に戻ります。ここで乗る電車を選べばその稲田堤にいけますが、やっぱり楽しい思い出がたくさんの府中に向かうことにします。

To14 東府中駅下車。府中駅とこの東府中の中間位置にアパートがあったのでどちらもよく利用しました。ここには、あのドンキホーテの最初の店1号店があります。今はこんなビルですが、甲州街道沿いにこの店が出来た時行ってみて、なんか平屋の小屋みたいで、中は倉庫みたいでした。ドライバーセットを買いに行ったのですが、おもちゃみたいな安いのしかなくて、コリャダメだと思ったのでした。まさかこんなに大規模なチェーン店になるなんて、その時は思いませんでしたが。

甲州街道沿いの歩道をしばらく行くと・・。

To15 この角を曲がって、そうそう、ああ、ありました!大学3年から社会人3年目まで私が住んでいたアパートを発見。


このアパートで知り合ってお付き合いした彼女Cさんが出勤してこの道を行くのをアパートから眺めて、それから自分も出勤していました。




To16 う~ん、周りの畑が全く変わりませんよ・・。もう20年もたってしまったのに。

ただ、隣に家が建ってしまって、私が住んでいた102号室が見えなくなってしまっている・・。






To17 当時にしては、結構お洒落な作りのアパートですな。東向きですが、手前の家があの頃は無くて駐車場でしたから、午前中は日当たりが良かった。1階の2番目の部屋です。家賃5万4千円。バストイレ・エアコンつきのリッチな生活。学生の時は家賃が厳しかった・・。

ここで、桜上水から引っ越してきた時に手伝ってくれた彼女Bさんとの楽しい思い出が沢山出来ました。週末は一緒にいて、あんなことやらこんなことやらで、青春していたなあ・・。この頃のことは今もはっきりと思い出せるのです。楽しいことが沢山あり過ぎて書ききれないし、たぶんずっと、死ぬまで忘れないでしょうから書きません。私の宝物です。

社会人1年目の正月に彼女Bさんとはお別れ。とても悲しかったス・・。

しばらく一人身でいましたが、仲の良かった105号室のOLさんが引っ越して、そのお友達の女性が引っ越してきて、お付き合いしてしまった。その彼女Cさんとは、それより以前にそのOLさんの紹介でユーミンのコンサートに一緒に行ったり、かなり気になっていたので、引っ越してきた時はラッキーでした。けど、なかなかきっかけがつかめなくって。

To18 ある休日の夕方。彼女Cさんのお部屋(突き当たり)からカレーのいい香りが・・。ああ、Cさんの作ったカレーが食べてみたい!と、いてもたってもいられなくなった私は、近所のほか弁に行ってライスだけ買ってきました。それを持って彼女の部屋のドアを叩き、あの~すみません、これにお作りになったカレーをかけてもらえないでしょうか・・・?とやったのです(笑)。今の時代なら一発で警察を呼ばれたでしょうが、17年前の世の中は今よりおおらかでした・・。Cさんはにっこり笑って、どうぞ、と私を部屋の中に入れてくれました。そして、お皿に炊き立てのご飯にカレーをかけてご馳走してくれました。今も忘れないシーフードカレー。それがきっかけで、Cさんは洗濯機を持っていなかったので私の、この手前から2番目の位置の洗濯機を一緒に使うようになって、部屋を行き来するようになってお付き合いが始まりました。なんか漫画みたいな話し。しかし、現在のここ汚いな。野郎ばかり住んでいるのか、もっと綺麗に住んでくれよ~。

To19 で、その後、車が買いたくなって、駐車場が安そうな西浦和に引っ越しました。すぐにあの、忌まわしい温泉卵事件が起こり、彼女Cさんとは、お別れしました。ぐすん。

号泣しながらアパートを後にし、府中駅に向かいます。

この道も思い出深いなあ・・。府中駅に行く道。
大学の帰り、バイトの帰り、会社の帰り、一人で歩いた記憶はアパートへの帰り道。府中駅へ向かう思い出は、彼女と歩いた記憶です。

To20 かなり賑やかだなあ。    甲州街道を渡ると府中の商店街に入ります。よく行った喫茶店は違う店になっています。この辺りはまだそんなに変わらない。

けど、背後の高層マンションはなんなんだ・・。いつの間に・・。





To21 うひゃ~。駅は全然変わってしまった!

高架になっている。昔は踏切があったのに。
さくら食品館は、よく行ったなあ。スーパーが近所に無かったのでここで食品を買っていました。3階に酒屋があって、バブルの頃はたまに高価なワインを買っていたっけ。

それが・・・。全く変わっていた。中はパチスロ店。食品は全く売っていないようです。中に入るのをやめてしまいました。彼女と買物に行った思いでもパチスロ・・。街は変わる。皆昔のことなんですよねえ・・。

To22 けど、変わらない場所もあるはずです。
よく行っていた中華屋チェーン店の東秀。
京王線沿線によくある店。最初はバイト先の八幡山店に行っていました。そこは他に無いシューマイ定食があった。それから下高井戸店に行き、最後は府中店に落ち着きました。駅のロータリーの反対側の地下にあります。

ラーメンギョーザチャーハンセット、なんてのを最初に食べたのがここ。いつもカウンターで一人。たまに友人と行きました。大阪の友は王将の方が旨いと言っていましたが。

To23 ここで一番良く頼んだのがこれ。
ホイコール定食598円。当時はもう少し安かったかな。回鍋肉のことね。ここで開眼した味です。普通のよりちょい甘めかな?当時はホイ定ね!とかオーダーしてました・・。
今も回鍋肉は大好きですからね。

うん、今の私なら生ビールも同時注文ですな。あの頃は、今に比べたら全然お酒飲んでませんでした。家に酒無かったもの。家でビール飲まない。イベントがあるときワイン買ったくらい。なーんとなく、会社帰りに缶ビール買うようになって、からだなあ。居酒屋もあまり好きじゃなかったし、何でかなあ?どうして今はこんなにお酒飲むんだろう?

府中の駅の向こう側がどんなに変わってしまったか、見たかったけどタイムオーバー。もう歩けないくらい歩いたので、18時新宿始発の特急に乗りたかったので帰ります。京王線で帰る途中、飛田給からJリーグ観戦の客が大量に乗って来て、大混雑のラッシュに!ああああ!これだよ、これで、もう、東京嫌になったんだよ。わたしは、混んでいる電車に乗っていられないんだよオおおおお!だから田舎に帰ったんだよオ!ううう、ゲロロ、ホイコーローが、で、で出ちゃう。もう無理。東京なんて、住めないよおおお!

To24 はあはあ。やっとの思いで新宿到着。

ちょっと贅沢ですが、新特急あかぎに乗りました。快速と到着時間は変わりませんが、もう疲れたので、確実に座ります。

いつもこの電車空いていますね・・。デジカメで撮った画像を見ながら、思い出を反すうして、帰宅しました。

何度も、涙が、頬を濡らしました。
あの頃は、いろいろあったけど、今思えば、楽しかったなあ・・。けどな、これから帰る田舎で、ずっと生きていくんだ。今を楽しく生きようぜ・・。ガラス窓に写る自分に、そう語り掛けました。到着した高崎駅は、下高井戸駅より人が少なかったですけどね・・。

では、また。

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2007年10月31日 (水)

トーキョー思い出ツアー・その1

東京じゃなくってトーキョーね、そのほうがオシャレだから。

今回は思いっきりプライベートな内容です。私を知らない人は、この人何を書いているんだろう?って何のことやらさっぱりわからないと思います。
私が今後、道を歩いていてバナナの皮に滑って転んで後頭部を強打し全ての記憶を失くした時に、これを読んで昔のことを思い出せるように、青春の甘酸っぱい、私の宝物の若かりし頃を思い出せるようにするだけのために今回は書きます。

To1 久しぶりのトーキョー行きです。新幹線に乗るお金なんかありません。湘南ライナーという快速電車に高崎駅から乗ります。これだと新宿へ直通でいけます。その先は私のふるさと小田原まで行けてしまうので、いつかは行こう。普通料金だし。

ただし、もう大人なので無理してグリーン車に乗ります。最近在来線普通電車にもグリーン車が接続されています。横座り座席と比べれば快適度が全く違いますので、750円の贅沢です。

To2 新宿で乗り換えて中野に到着。今回のメインの目的は、資金繰りのためカメラ&レンズを売却すること。この路地の先が中古カメラ有名店Fヤカメラさんです。写真撮影にはまっていた頃、ここへ何度通って、びっくりするほどの数のカメラ&レンズを買って売ったことでしょうか。

もうこれが最後でしょうね・・。
恐ろしいほど安く買われてしまい、失望感でガックリうなだれて新宿に戻ります。

このままでは帰れないな・・。この心の隙間を埋めるために、トーキョーで楽しいコトをしていかなくちゃ・・。けど、予定より遙かに少ないお金しかゲットできず、買物もNGです。
ならば、20年前頃に暮らしていたこの街を思い出しながら散策しよう。そう思い、京王線に乗りました。

To3 桜上水駅着。駅は工事中で、駅前の感じがかなり変わっていました。この街は大学2年生の時、1年とちょっとだけ暮らしました。大学は八王子の山の中でしたが、1年生の時は大学近くの多摩センターに住み、この大学の学生が良くやるのですが、やはり23区に住みたいと、無理して世田谷区に引っ越したのです。

駅から少し歩くと桜上水団地があります。ここは全く変わらない。なかなかいい場所です。


To4 桜上水の名に恥じない、素晴らしい桜並木が団地の中にあります。

いつか、桜の咲く頃に訪れてみたい場所です。

そう、ここは、桜上水時代に付き合っていた、彼女Aさんとのお別れの場所です・・。

詳しいことは、当ブログ恋愛カテゴリーのこのページをご覧ください・・・。

To5 ちょうどこの場所。左手が桜並木で、風でそこから桜吹雪が舞って来ました。私はこのあたりに立っていた。

悲しいお別れだなあ・・。彼女Aさんとは、もう2度と会うことは・・、いや会ったな。居酒屋で呑んだな。何でか私は別れた彼女とまた会ってしまう・・。
けど、何も始まらないのですけどね。



To6 私の住んでいたアパートは、団地を通り過ぎて、都立高校の横にありました。築30年以上の風呂なしアパートです。この新し目の家が建っている場所にありました。ボロボロなのに家賃3万8千円した。彼女Aさんと週末は過ごしていました。

2階のこちら向きの角部屋。南の窓から高校のグランド、西の窓からは日大のラグビー部の寮が見えた。6畳間と3畳ほどの台所とトイレ。玄関入るとすぐ台所で、そこには今のようにロードレーサーを置いていました。洗濯機をどこに置いていたか記憶が無い。1階が謎の店舗で、いつもシャッターが閉まっていてたまに開け閉めする音が聴こえた。不動産やに聞くと、大家さんが仲間と趣味で焼き芋屋をやっていて、その屋台が入っているとか。

To7 銭湯は近かったので、風呂付と変わらない感覚です。月見湯。奥の角がアパートの位置。見たら月見温泉になっている!温泉を採掘したのか、タンクで買って循環しているのか、凄い。もっともあの頃は風呂無しのアパートは数多くありましたが、今じゃ銭湯だけでは難しいのでしょう。当時から料金は高かったけど、瓶に小銭を貯金して、ピッタリ支払って一度もお釣りをもらわなかったのが自慢。だって番台に料金を一人ね、っとチャリーんと置いていくのが粋だと思っていたから。彼女Aさんは、「商店街の八百屋の2階の下宿に住んで銭湯に通う」のが憧れだったそうで、ここへ通うのを楽しみにしていました。

結局このアパートは引っ越してすぐに取り壊された。彼女Aさんとお別れして3ヶ月ほどたったある夜、スーツ姿の男が二人やってきて、「このアパートは壊すことになった、来月までに出て行って欲しい、大家とは話は付いている」と言われました。当時流行の地上げという奴です。確か半年以上前に、引っ越させる場合は告知しないといけないので契約違反ですが、そのかわり家賃の何か月分だったでしょうか?50万円くらいの現金を違約金として支払うといったので、快諾。貧乏学生がそんな大金を突然入手できるとは夢のような話です!人生のベスト3に入るラッキーです・・。エアコン付き新アパートの契約金とベットとコンポステレオとロードレーサーを買い、飲み屋にボトルを入れまくったらあっという間にお金は無くなりました・・。

To8 当時から気になっていたお店。アパートのすぐ隣の南側にありました。いつも閉まっていた印象があるのですが。どう見ても民家ですが、入り口に当時「ミルクホール」と書いてありました。当時は怪しくて行かなかったのですが、今なら通っていたでしょうね。張り紙を見たら現在も営業しているようですが、10月で今年の営業は終わったそうです。
張り紙を見てはじめて正式な店名がわかりました「ミルクホール石川」その名でググッてみたら・・、なんと有名な店でした!カキ氷が得意で、歌手の渡辺美里さんが高校時代に通っていて、曲の中にも歌われているとか、今もファンが集う店だとか。そっかー、焼きそばも旨そうなので来年の夏にまた来たいな。

To10 ミルクホールの先の角を曲がると、下高井戸の商店街です。日大の学生さんで賑やかだった思い出。当時はコンビニはまだ普及したてで、一軒この辺にあったきり。はんてんを羽織った姿で通いましたが、女子大生のおねいさんがいると恥ずかしかったな。

フォルクスは居酒屋に、スーパーマルエツは地場のスーパーになっていた。
このあと登場する彼女Bさんと最初にデートしたマックも場所が変わっていた。ヘアスプレーを渡した場所。

引越しの日に、まだ付き合っていなかった彼女Bさんが手伝いに来てくれました。バイト先で出会った彼女が何で手伝ってくれたのかは謎ですが、その日、桜上水の駅まで迎えにいくと、駅のカレー屋の前でちょこんと小さな彼女Bさんが待っていた姿を今も忘れません・・。残っていた引越し荷物を車に積んで、二人で府中の新しいアパートに行きました。それから彼女Bさんとの日々が始まりました。

さて、下高井戸から再び京王線に乗って府中に行きます。その前に、調布で下車します。ここは人生の辛酸をなめた街ですね・・。
次回は、調布~府中編です。

では、また。

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2006年10月 8日 (日)

旅は人を感傷的にさせるね・・。

前回の記事の続きなのですが、九州旅行の帰り、熊本から東京に向かう私の乗った寝台特急はやぶさ号は、朝起きてしばらくして静岡駅を過ぎた後、とある駅に到着しました・・・。

Numa1 こ、ここは!

・・・、学生時代にお付き合いした彼女が、現在住んでいる街です。東京生まれの東京育ちの彼女が、この海沿いの町でどんな風に暮らしているのでしょうか・・?

楽しかった学生時代の彼女との思い出が一気に噴出してきて、頭の中が一杯になってしまいました。

今、俺は君に、あの頃の俺はだめ人間で、君に申し訳ないことばかりしてしまったんだと、謝りたいんだ!折角君が持ってきてくれた「すあま」を食べてあげなかったことも、みんな謝りたいんだ。

卒業後の年末、君が旅行の準備をしてくれて、予約してくれた北海道のトマムスキー場のホテル。年末で仕事が忙しくていけないよ!と冷たく断ってしまい、友達といった彼女。それがきっかけで、正月過ぎに喧嘩して、僕らは別れてしまいました・・。

ゴメンよ、今なら全てを白状するよ。一緒に北海道旅行に行かなかったのは、仕事が忙しかったんじゃないんだ。今、全てを告白します・・・。

ひひ、飛行機が怖かったんだよおおおおおおーーー!ひいいイ、そんなこと、旅慣れしてて一人でヨーロッパに行ってしまう君に恥ずかしくて言えなかったんだよおおお!だって乗ったこと無かったし、あんな鉄の塊が飛ぶわけ無いじゃないかああ!初めて飛行機に乗ってぶるぶる震えているところを君に見られたくなかったんだよおおおおおーーー!!

その後、仕事の出張で何度も乗って飛行機は平気になりましたが、当時は真剣に怖くて乗れなかったのです。飛行機のせいで、君に悪いことしてしまった。二人で旅行、凄く行きたかったんだよ・・。君がわがままじゃないんだよ。僕が臆病だっただけなんだ。今なら君に言える・・。

Numa2 列車が駅に停車しました。行かなくちゃ、ここで降りて君に逢うんだ、全てを打ち明けて君に謝るんだ。そうだ、降りて行くんだ!慌ててバックを掴み寝台個室のドアを開けた瞬間・・・。

しまった・・。まだ浴衣姿でした・・。これじゃあ、外に出られない・・。ホームには制服姿の女子高生や美しいOL様たちが列を作って並んでいます。

・・・あああ、列車が出てしまう。着替えるまもなく、はやぶさ号は軽い衝撃を伝え、するするとホームを滑り出していきます。私は窓をこぶしで叩きながら、彼女の名前を連呼し、叫び続けました・・・。窓の外に、彼女の住む街が遠ざかって行きます。

こうして、私の長い旅は終わりを告げました。そして現実の待つ、山の中の田舎町に帰って、いつもの暮らしがまた始まったのです。また、いつもの日々が・・・。

では、また。

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2005年4月21日 (木)

冷し中華始めました。

なーんか、夕食があんまり食べたくないので、
さっぱりと麺をと、今年初の冷し中華を食べました。
年々旨くなるね、セブンの冷中は!

さて、昨日の続き。

そんなこんなで、彼女はもう私のエッチ攻撃に耐え切れず、
お別れです。
私も残念だったけど仕方ありません、
エッチにはかえられません。

私の記憶が確かなら、夜だったと思います。
桜が綺麗というより、怪しい美しさだったのです。
風に何度も桜の花びらが舞っていました。

桜上水の駅の途中の団地の桜並木。
駅まで見送られると、悲しくて泣いちゃうかもしれないから、
この桜並木で別れましょう、と彼女は言いました。
私は、別れの舞台は駅だろう?と思い込んでいたのですが、
そうすることにしました。

「じゃあ、お別れだね。私、もう決めたから、駅まで歩くから、
振り向いたりしないから。だから、あなたも振り向かないで、
もう、ずっとの別れにしましょう・・。」
そうして二人は別れました。
けど、私は、また、あとで会えると思っていたのです。
だから、またね、って彼女に言おうとして、振り返ってしまったのです。
その瞬間、風がさっと流れてきて、沢山の花びらが舞って、
彼女の姿が消えてしまいました。
花吹雪が去った後、もう彼女の姿は暗闇の中に見えませんでした・・。

その後、いろいろな方にお付き合いをしていただきましたが、
別れはいつもどろどろで、こんなに美しいお別れはありません。
だから、彼女との思い出は、美しく残っているのです。

けど、桜上水の彼女とのその他の思い出とか、会話の内容とかは、
他の彼女のはいまだにかなり憶えているのですが、
あまり思い出せません。
それはきっとエッチをしなかったからなんでしょうね。
そういうお話でした。



「桜上水」      作詞・管理人

あなたと暮らした僅かな日々を
僕は死ぬまで忘れないから

僕らの一番好きだった場所も
団地の間に続く桜並木の道を

「これ以上一緒にいると 自分が変わってしまう」
そう言うあなたを 苦しめたくなかった

「辛くなるのは嫌だから 振り向かないでね」
そう言ったあなたが 桜吹雪に霞んでいく

またね またねって
あなたの背中に言うよ

またね またねって
もう二度と会えないあなたに

花びらが舞い散る桜上水に
あの頃のままの僕らは いる 


・・・では、また。

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2005年4月19日 (火)

サクラチル2

あああ、昨日の続きね・・。

桜上水のアパートはぼろかったのです。
詳しくは「自己紹介」のページの一番下の「作者の過去」の
「引越し人生」をご参照ください。
そこで、昔の神田川の世界に憧れる彼女と、不思議な週末同棲を
しておりました・・。
二人で銭湯に行くまでは、いいシーンでした。
しかし、彼女は・・・、真面目で潔癖で、エッチだけはNGでした。
もう、脳ミソの99%がエッチの若かりし日の私は苦悶しました。

「こ、今夜こそ、どどどどうかな?君と○○○、許してくれる?」
「ええ?何言ってるのよ?私達、まだ学生なのよ、
そんなこと許されるわけ無いじゃないの!」
「けっけけけど、もう我慢できないよ、僕の×××がこんなに・・。」
「ぎゃっ!ひ、ひどい、やめてよ!だめよ、そんなことして
△△したらどうするつもりなの!?学生のクセにどうするのよ!?」
「い、いや、それはちゃんと、***を%%るから安心してよ。」
「だめ、雑誌に書いてあったの!***を%%ても成功率は
95%くらいなのよ!100回で5回は失敗するのよ!
△△したら・・・、怖いのよ・・。」
「じゃ、じゃあ、###を××るのならいいのかな・・?」
「ええ?###?普通男の人って!!!を☆☆のが
すきなんじゃないの?変なの。じゃあ、###だけなら・・。
もしそれ以上したら怒るからね!」
「う、うん、約束するよ。じゃあ、この===から・・・。
「あ、そ、そこは、だめだから、それ以上は、あ、その下はだめなのよ、わかってるの?」
「え、じゃあ、###から&&&を××して・・・、こ、ここは?!!!をやっぱり☆☆☆するからね!そ、それから、
###を××んじゃなくって△△△させてよ!」
「だめよ!何よ!約束したじゃないの!そこは@@@じゃない、
それを☆☆☆ちゃ、ダメだったら!」
「だって、もう僕の×××こんななんだよ?僕の×××を
君の@@@に$$させてよ!もうだめ我慢できない、$$るよ
もう、もうもう!ここれをおお!」
「いやあああー!」

気が付くと、彼女は、布団から飛び出して、部屋の隅で膝を抱えていました・・。
こんなことを1年繰り返したある朝、眼が覚めると布団が畳んであり、置手紙がありました。
「あなたとこれ以上いると、私エッチになっちゃう。」

桜上水で最後の週末になりました。
続く。

では、また。

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2005年4月18日 (月)

サクラチル

もみょーん。
ホリエモンと日枝会長と亀渕社長が笑顔で握手している
画を見て、「世の中ってなんだ、なんなんだ?」と思ったのは
私だけではないでしょう・・・。

ローマ法王を選ぶ選挙が「コンクラーベ」というって、
密室で何度も選挙して、過去には3年も繰り返したこともあるので、
「根比べ」かよ!っと突っ込んだのは私だけではないでしょう。

さて、職場の桜も見事な桜吹雪となって散りました。
桜が散る頃、毎年あることを思い出します。

もう、21年前。大学2年だった私は、世田谷区の桜上水の
安アパートに住んでいました。
当時お付き合いいただいてた彼女と、悲しいお別れとなりました。
理由は、彼女曰く「あなたとこれ以上一緒にいると
わたし、どんどんエッチな女になってしまう・・・。」
というものでした。
週末はアパートで二人過ごしましたが、エッチなことは
全く無く、今の私からは信じられない様な清い関係でしたが、
真面目な彼女には、十分過ぎるエッチな週末に耐えられなくなり、
私も沸きあがる若さゆえの欲望を抑えきれなくなり、
二人で決めた、悲しいお別れとなりました。

桜上水の駅に行く途中の団地に、素晴らしい桜並木があります。
4月初旬の日曜日、二人で最後の駅までの道のりです。
確か、夜だだったか、昼だったか、覚えが曖昧だったけど、
今思えば夜だったような気がするんですが。

・・・、今から、セブンのミニ牛丼食べますんで、
続きはまた明日。

では、また。

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2004年4月 2日 (金)

あなたからの手紙。

あなたは、突然私に手紙をくれますね。

何年かに一度、何度読んでも意味がわからないような
葉書を私に書いてくれます。
今日届いた葉書もそうでした。

どうやらあなたは今、東北の北上にいるらしいのですが。
何でそこにいるのか、文章からはっきりとはわかりません。
旅行なんだか、住んでしまったのか、わかりません。

ただ、桜はまだ咲いていないし、周りはふきのとうだらけとか。
ふきのとう?いくら東北でも、街ならばアスファルトに覆われ、
そんなふきのとうが出る場所など無いはず。土が露出している、
山に近い場所?にいるらしいのです。
どうしてそんなところにいるのか、わかりません。

花巻で買ったその絵葉書は、宮沢賢治っぽい絵が描いてあります。
その絵に意味があるのか、わかりません。
花巻といえば賢治。私も訪れたことのあるその街は、
かなり賢治っぽいのです。
ただ、賢治のお気に入りだった、「やぶそば」の天ぷら蕎麦にサイダーってのは、
あんまりお薦めできない組み合わせでしたがね。
まあ、素敵な絵葉書なんですが。

今、北上にいることを何故私に知らせたかったのですか?
それなのに、消印が熊谷なのはどういうことですか?
ああ、わからない。あなたはいつもそうだ。
私に不可解な謎を見せては、謎解きをする私を遠くから見ている。

どこに返事を書いていいのだかわからない。
特に住所も書いていないから、ホントは熊谷にいるんでしょう?

実は、私も最近あなたのことを急に思い出して、
懐かしい気持ちになっていたのです。
だから、あなたからの葉書を読んで、とても、とても
嬉しかったのです。

何年かに一度、あなたから来る、何度読んでも意味不明な葉書が、
ある日突然やってくる、あなたからのその手紙が、
実は、とても待ち遠しかったりするのです。

お元気そうで、良かったです。
私も元気です。
では、また。

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2003年10月27日 (月)

こんな淋しい一人の夜は、君の事を思い出す。

もこーん。
月曜日が終わりましたね。
ああ、今週も始まったー、と思う方も多いでしょうが、
私はこれで一週間何とかなるかなあー、と思います。
今週は平和に過ごせそうな気がするのですが、
どうなることやら。

最近、酒の量が俄然増えてしまって。
夏より多く飲んでいます。
このままでは、アル中一直線です。
どなたか酒の量を減らす方法を教えてください。
よく考えれば、この日記は完全に酔っ払いが書いている
文章なんですよねえ。

この、なんともやるせない寂しさを虚無感を
酒で紛らわす日々。
酒で孤独を癒し、心の中の虚しさを酒で洗い流しているのです。
酒が私の恋人です。酒が夜を語らう友です。
このまま酒に溺れて日々過ごすのでしょうか?
あさっての健康診断が心配です。

こんな寂しさを酒で忘れようとするのも、
君の所為かも知れないんだぜ・・。
永遠に続くような長過ぎる一人の夜を酒で誤魔化すのも、
君の所為かも知れないんだぜ。

君が僕のことを忘れようとして、僕に背を向けるから。
この日記を読んでいるのに、何も語ってくれないから・・。
僕は、今日も、酒に溺れているのです。

え?それってわたし?わたしのこと?
そう思ったあなた!そうです、あなたのことです!
だから、早く、メール、ください。
あー酔った。
では、また。

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