おやぢの殿堂入り

2009年3月23日 (月)

福山っぽいの・・。

久しぶりに理容室へ髪を切りに行きました。
いつものお店。ここの店長さんとの気さくな会話はこのカテゴリーに過去書きましたが、やはりお楽しみはアシスタントのギャル。既に若い女性との接点は全く失われている私にとって、ここでの、彼女から受ける積極的な私に対するボディータッチ(髭剃り&肩マッサージ)、そして私からのセクハラすれすれの小意気な会話が、人生での最大の喜びとなっているのです。

「こんにちっはー。おひさしぶりです~」
「ああ、電動おやぢさん、いらっしゃいませ!4ヶ月ぶりのご来店ありがとうございます!」
「もうそんなに経ったのね・・。あれ、アシスタントギャルさんは?今日はいないの?」
「ええ、すみません、女性はみんな社内研修でして。けど、男性スタッフが女性に成りすまして接客いたしますから・・」
「いいや、帰るわ・・」
「ああー!待って下さい、髪の毛切りにいらしたんでしょう~?まあ、お座りください。今日はどんな髪形にいたしますか~?」

「福山っぽく・・・」
「へ?」
福山雅治っぽくしてください・・。」

「はあ・・。どうしたんですか?」
「いや、ちょっとモテ度を上げたくてね。今までは、ちょい悪おやじを目指したんだけどね・・。」
「ああ、ちょい悪おやじはひげを生やさないとねえ。で、なんで福山さんで」
「ええ、やはり中年になっても若者っぽいほうがうけるんじゃないかと。ターゲットの20代おやぢ大好きギャルとか、30代の訳ありの人妻とか、40代のすっかり子供が仕上がって冒険したい人妻にモテたいんだよね。ならば福山系かなと。」
「また手広いですねえ。電動おやぢさんの髪質って素直すぎるんですよ。真っ直ぐで癖が無いから、どうしてもボリューム感の無い、普通の横分けになってしまうんです。どうですか、この際パーマでもかけて、クシャッとした感じで仕上げませんか?髪形なんてセットで何とかなりますけど、パーマかけるとセットが楽ですよ。」
「うーん、若い頃パーマかけて、完全におばさん化したことがあるんだよねえ。パーマなら朝起きたらもうバッチリそのまま髪形が決まっているわけ?」
「いや・・・、むしろ寝癖でもっと酷いことに・・。」
「それならカットでいいや。上手にセットして福山っぽくしてください。」

実はこの時、店内で誰も福山雅治がどんな髪形をしているのか知らなかったのでした。
その結果、どうなったのかというと・・。

「電動おやぢさん、起きてください。セットできましたよ。」
「え?これ?これって福山っぽいの?なんか、頭のてっぺんにコブが出来ているんですけど?」
「これが福山っぽいのですよ、かな?ねえ?福山だよねえ?」「ええ、福山っすよ、それっぽいっす。」
店のほかのスタッフも福山だと言うので、これが福山なのでしょう!
「そっかー、これが福山ヘアなのかー。どう?いい?よーし、福山!」
「ありがとうございます、じゃあ次回はパーマもお願いしまっす!」「そうっすよ、パーマで毎日が福山っすよ!」
「おおー、じゃあ、次回はパーマやるからねー。ありがとーう!」
「またよろしく願いしまっす!」



で、問題の髪形は・・。

これです。

01aa1













福山?はともかく、お?いいんじゃない?これって若者っぽくない?
いけるんじゃない?
人妻にモテモテなんじゃない!?


けど、2時間後には・・。


こうなりましたね。

01aa2













いつもの横分けね。

やっぱ、パーマか・・。

では、また。

| | コメント (4)

2008年6月24日 (火)

理容室でマッサージ。

3ヶ月に一度しか行かない理容室。

その理由はここで何度も書いているように、
①椅子にじっとしているのが苦手、
②自分の意思で動けないのが恐い、ので生まれつき理容室嫌いだからですね。
けど、現在通っている隣町の理容室は結構好きでして、このカテゴリーで何度も楽しい出来事をレポートしてきました。

昨日、月曜日も営業している掟破りのその理容室に、仕事の調整休暇を頂いて行って来ました。
ええ、③待つのが嫌い、という理由で、理容室の駐車場に2台以上車があると前を素通りしてしまうのです。ですから休日なんて行けません。平日の空いていそうな時間を選んで行くのです。

駐車場に1台も車がありません。ラッキー。
車を入れるといつもの店長がドアを開けてお出迎えです。コレは相当暇なんだなあ・・。

「電動おやぢさん、お久しぶりです!きっちり3ヶ月、お待ちしていました!」
「あ~、なんだか混んでるみたいだから帰るわ・・・」
「イヤイヤ、待ってくださいガラガラですよ。さ、ここにお座りください。今日はどうされますか?」
「うーん、4ヶ月経っても伸びたふうに見えない髪形で・・。」
「え?いや、いつもの感じですよね?」
「今回はもっとさらにアヴァンギャルドにね!今っぽい感じ全開で頼みますよ、っていうかビジュアル系で!」
「・・・。じゃあ、前回の様なアシンメトリーでやりますから!」

「出来上がりです。コレでどうです?あ、メガネかけないと見えないんですよね?」
「ああ、いいっすよ、もうどうだって・・・」
「なんですかー!?あれだけこだわり見せたのに、髪形どうでもいいんですか!?
じゃあ、鏡を目の前に出しますから!」
「おー、よく見えるね、うん、こっからさ、もこみち風にしてよ。」
「無理っすよ・・。じゃ、じゃあ、このコがヒゲ剃りますから。」

「宜しくお願いしま~ス」
おお、この店は店長と一名の20代前半のアシスタントギャルで営業しているのです。
「私、いつもは本店なんで、ここにヘルプで来るの久しぶりなんですよ。
けど、電動おやぢさんのこと憶えてますよ!1年くらい前にお会いしましたから・・。私のこと憶えていますかあ?」
(ええ!沢山来るお客の中から、私を憶えていたなんて!
う~ん、誰だろう?ボクシング好きなコかな?いや、待てよ・・。)

「うん、あれだ、○○町のマンションで一人暮らしをしてるコでしょ?」
「ええ!憶えていてくれたんですかあ!嬉しい!そうなんですよ。今は△△町に引っ越したんですけどね!」
(ウオオオオい!ビンゴかよお!やったぜ、適当に言ったら当たったよ~、コリャいけるぞ!)
「それで、え~と、確か××村出身だよね?そこの鉱山の側に家があるという・・・」
「ええ!凄い~。憶えててくれたんですね!電動おやぢさんて記憶力抜群ですう!」
(おいおい、憶えてたよ。俺って神?今日は凄いぜ、これで掴みはオッケーだぜ!)
「うふふ、さらに私の情報を加えると5人兄弟なんですよ!」
「へ~、じゃあ、家族みんなで賑やかなんだね!?」
「それが・・・、両親は今別居中なんですよ・・・。」
「え?そうなの?う、うん、けど、きっとまた仲良くなれるよね!」
「はい、ありがとうございます!。じゃあ顔剃りますね!」
「え?顔を剃っちゃうのお?それじゃ、顔が無くなっちゃうよお~、わっはっはあ!」
「え~?いやだあ、じゃあ髭を剃りま~す、ですよね!うふふふふ!」
「あはははははー」
ああ、このまま時よ、止まってくれ・・。

「じゃあ、シャンプーしますね!」
うおおお!な、なんて凄いシャンプーテクニックなんだ!
まるで指が生き物のように私の髪を頭皮を刺激していきます!
「凄く洗うのが上手なんだね・・。」
「ええ・・、私、父親と小学生まで一緒にお風呂に入っていたのですけど、
いつも父を洗ってあげてたんですよ!その時父は背中だけ流してって言うんですけど、私、つい全身洗ってあげちゃうんですよ~」
(ええええ!、ま、まさか、このコは、父親の姿を私に重ねて、中年のおやぢが好きなのでは?おやぢ大好きギャルなのではあああ?これは、いける?いけるぞお!)
「そっかあ、だからこんなにシャンプーが上手なんだ。」
「ありがとうございます!どこか痒いところがありますかあ?」
「脳ミソだな・・。いや心だ・・。私の心をかきむしってくれよ!」
「ええ?いやだあ、電動おやぢさんたら、面白いですね!」
あああ、このまま時よ、止まってくれ・・。

その時電話が鳴りました。
「はい、店長です、お疲れ様です。え?ええ、今月は厳しくて、あっ、ちょっと売上目標に届きそうも・・ええ、わかってます、ハイ、頑張りまっす!」電話を置いて店長すかさず小声で、
「あー○○君、マッサージ・・、そうマッサージ。」
「あ、はい!あっと、電動おやぢさん、この前やった顔面マッサージなんていかがですか?」
「うーん、あれって、きゅっポンきゅっポン音がして恥ずかしいんだよねえ・・。」
「えっと、それじゃあ、そう、トリートメントどうですか?別料金ですけど今ならキャンペーンで安いんですよ。」
「それって頭がピカピカになる奴かい?」
「ええ?いやだあ、頭がピカピカじゃあスキンヘッドじゃないですかあ!」
「ああ、そうだねえ、面白いこと言うねえ、あはははは!じゃ、トリートメントだけ頼むよ!」
「ありがとうございます!じゃあ、これしゅわしゅわっとしますよ~。それで軽く頭皮を揉みますよ~」
おお。頭が気持ちええ!すごいマッサージテクニックです。
「うおおお、首筋まで?揉んでるの?凄いよ、気持ちいいよ、もっと~もっとー!」

「うふ、ここから先は頭皮マッサージになっちゃうんですよ~。どうしますか?別料金ですが。頭皮マッサージで続けますかあ?」
「た、頼むよ!揉んで下さい・・・。」
「ハイ!ありがとうございます。」
くうう、なんて上手なんだ、緩急をつけ、頭を刺激し、首筋をもみほぐし、体が弛緩して行きます・・。

「あっと、電動おやぢさんてこの前マッサージしたとき、肩とかスゴイこってましたよね。このまま肩マッサージまで行きますかあ?別料金で。」
「うんうん。頼みます。肩も揉んでください!」
「はい、ありがとうございます!じゃあ、この抱き枕を膝の上に置いて抱っこしてくださいね~。」
「はーい、抱っこ・・・。」
「じゃあ、首、肩、背中を揉みますけど、どこがいいですか?どこでもマッサージしますからね~!」
キラーン!
「ど、どこでもマッサージしてくれるのかい?」
鏡越しに店長と目を合わせアイコンタクトを交わし、お互い激しくうなずきあいます・・。
「んもう、やだ!首肩背中のどれかです!じゃあ、肩いきますよ!」
うおおおお!効くう!小さな指先に全体重をかけてマッサージです!
「すごいテクニックだ!どこで覚えたの?お店で教えてくれるの!?」
「いえ、先輩と勉強会でマッサージしあうんですよ。けど、私、小さいときから父親にマッサージさせられていたんです・・。それで、どんどん出来るようになって。1回1000円のお小遣いがもらえたんですけどね!これ、殆んどが私のオリジナルの技なんですよ!」
ウオオオオ、すごい!やはりこのコはおやぢが好きなんだ!だからこんなに熱心な揉み方が出来るんだね!くう、肘を使って、そんな、そこをグリグリするなんて~!
も、もう、もうもう!」
私は、おやぢ大好きギャルとの初めての一体感を得たのでした・・。
「はい!10分です!お疲れ様でした~。」
はあ、はあ、はあ・・。

「じゃあ、髪形をセットしますね。何か髪におつけしますか?」
「ええ、エバラ焼肉のタレを」
「・・・、じゃあドライワックスで仕上げますからね。店長、コレでどうですか?」
「う~ん、こうきたか。むしろ、ここをこうやって、こうしたほうが・・。
出来ました。電動おやぢさん、メガネかけて見てください。」

お、おお!まるで某メガネロックバンドのボーカリストみたいじゃないですか!?
漫画ハチクロに出てくるメガネ男子にも似ています!
「店長!グッジョブ!GJだよ!」
私は親指を突き出し叫びました!
「ええ、この髪形の特徴は、いつもの横分けにせず、前髪を全部左から右に流します。そして、トップの部分を右から左に流します。するとこう、わしゃわしゃした感じになるのです。」
「う~ん、で、この頭のてっぺんのコブはなんなの?」
「それはコブじゃなくって、トップにボリュームを持たせているんです!そうしないとぺちゃんこになりますから・・。ドライヤーとワックスで作ってみてください」
「そりゃ、忙しい朝には無理だよなあ・・。ま、やってみますよ。ンじゃあ、お会計を」

「はい!うふふ、いつもありがとうございます!えっと、カットが平日サービス価格で2730円ですね。それとお、オプションを各種加えますと・・・
6710円になります!」

「・・・・。」

店長と彼女は店の外に出て、私を丁寧に見送ってくださいました。
家に帰って鏡を見ると、モミアゲの長さが左右違いました・・。
そういえばモミアゲのこと一切触れなかったな・・・。これぞアシンメトリー。
自分で髭剃りで長さを整えました。
そして髪形は、翌日いつもの横分けになっていました・・。

では、また。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年3月14日 (金)

花粉症で理容室。

どーにも髪の毛が伸びてしまって、今日は仕事帰りに世界で一番苦手な場所、理容室に行きました。
度々書いていますが、じっとしているのがダメな私には過酷なひと時です。
しかも花粉症。例年発症する前に行くのですが、今年は忙しさでなかなか行け無くて、仕方なくぐじゅぐじゅの状態で行きました。

いつもの気さくな店長のいるチェーン店です。

「あれ、電動おやぢさん、久しぶりじゃないですか!浮気してたのね・・・。」
「イヤイヤ、前回来たときに違う人が切ってくれたので、店長クビになったのかと思いましたよ。」
「最近居ない事が多いんでよく言われるんすよ・・・。今日はどう切りますか?」
「あー、じゃあこの、美白顔剃りコースお得セット。って奴をお願いします。」
「いや、それ女性用なんです。ってどこで覚えたんですかうちのメニュー!じゃあ、いつもどおりですね。あれ?なんか前髪アシンメトリーですよ、これ。」
「ああ、前回左右違った髪形にしてもらったのよ。アヴァンギャルドに!今回はお任せしますから。あ、私花粉症になってますから、マスクしていい?」
「い、いや、それじゃあ髪の毛切れませんから!」
「大丈夫、マスクの紐切らないでくれればいいから。ヒゲ剃る時はマスクの横からカミソリ差し込んでさ。」
「そんな器用なこと出来ませんから!くしゃみする時は合図してください!いきなりされると眉毛無くなりますから・・。」
「わかりました、けど鼻水が出そうになったら、上向くので処置してくださいネッ。店の中はスギ花粉が無いけど、これから来る客が花粉を持って来たら嫌だよねえ・・・。林業の人がさ、おう、杉を今日は10本切ったぜ!とか言いながらチェーンソー持って店に入ってきたらくしゃみ止まらなくなるよ!」
「その前にチェーンソー持って入ってくるお客は帰ってもらいますから安心してください・・。」

「髪形どうですか?こんな感じで。」
「あー、いつもどおりに今っぽいね。けどどうしてこれが伸びると普通の横分けになっちゃうんだろう?」
「・・・、仕上げに何かつけますか?」
「んじゃあ、ビーフカレー。」
「あー、いーですよ、何でもつけますからねー。もう好きにやっちゃっていいっすよね?!」
「もー好きにして!今っぽくして!あれ?それは何をつけてるの?指先でつんつんやって凄い!この髪形、なんか、少女漫画に出てくるメガネ男子みたいだ、カコイイ!!」
「ふふふ、これはワックスなんですよ!」
「ワックス?床に塗る奴?」
「・・・・。いや、車に塗るワックス!一度塗ればコーティングされて6ヶ月間シャンプー洗車だけでいいんですっ。」
「そりゃいいや、わはははは!メガネ男子だ、これこそメガネ男子だ!どう?アシスタントのおねいさん、この髪形今っぽい?」
・・・・・・・・・。

「はい、今っぽいです。電動おやぢさん、カッコイイです。」
「そーか、わはははは。じゃあ、また4ヵ月後ねっ!」
「ありがとーござーまっす!」

とても今っぽい髪形になりました。

では、また。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年2月16日 (金)

頭皮マッサージ

最近、床屋さんに行くのがイベントになって来ました。昔は人生の中で嫌いなものベストスリーに入っていた床屋さんですが、なんだか楽しみなんです。私は、1時間以上椅子にじっとしていられない男、映画館で映画を見ることも不可能なのです。ですから、床屋さんも長引けばいけません・・。

しかし、現在通っている床屋さんは大丈夫です。店長とのシモネタ満載のトークも面白いのですが、アシスタントのおねいさんとのさりげない会話がいい、そう、もはや私にとって若いおねいさんと肌を触れ合って会話できる場所は床屋さんしかないのですから・・。

さらに最近その店はオプションに力を入れだし、各種マッサージを導入しています。顧客拡大が見込めないなら、客単価を上げてしまえと、商売の常道です。この店は店長以外はおねいさんが日替わりで入ってきます。今回は前回とたぶん同じおねいさんだったと思いますが、顔面マッサージは以前レポートいたしましたので、この前は店長がやってくれた頭皮マッサージをそのおねいさんが習得し、今回やってくれましたのでレポートいたします。

この店、平日行くといつも空いているので大好きです。私は待つのも嫌い。今日は、私の職場のスタッフが研修で午後は出かけてしまい、裏方の私は時間休を頂き床屋さんに来たのです。髪型はいつもの奴ね、っと告げると店長は、いつものコースですか?とキラーンと目を光らせます。前回より顔面&頭皮マッサージをやってもらっているのでメニューに加えられてしまった。この前はスタートキャンペーン中で安かったのですが、今回は定価ですので迷いましたが、たまに来る楽しいイベントです、フルコースでお願いいたします。ただし、じっとしていられないんで早めにね!

いや~、こんな暇な日に○○さんが来てくれて良かったっすよ~、と店長はご機嫌です。私は単価高いですから。髪はこんな感じでいいですか?と聞かれますが、もう私の気持ちはマッサージヘ期待でいっぱいですので、髪形なんかもうどうでもいい、早く揉んでええ!

さて、おねいさん登場。まずは頭皮にスペシャルオイルを染み込ませます。なんだか毛穴の脂分、汚れを取り去るそうです。シュワ、っと冷たい感触です。頭皮に摩り込む様に軽くマッサージ。うーん、まだジャブですがたまりません・・。ああ、いつ本格的に揉んでもらえるんだろう?と期待が高まったその時、おねいさんは私の頭にラップを巻き始めました!えええ?!そんな、薄皮を装着してから揉むの?なんでええ?ナマで!ナマで揉んで下さいっ!と私は哀願します。「これはオイルを頭皮に染み込ませる工夫なんですよ。」とおねいさんは説明します。なるほど、その後さらに蒸しタオルを巻きつけ、暖めながらオイルを浸透させます。

しばらくしてからオイルを洗い流します。さらにシャンプー。このシャンプーも通常とは違いスペシャルな成分のものです。コレは座ったままの状態でわっしゃわっしゃと洗われます。コレが気持ちいい!おねいさんの指が縦横無尽に生き物のように私の頭を這い回り、時折右手の指の爪が微妙に伸びていて、それがひっかかる度になんともいえない痛痒いような感覚に痺れます。思わず口が半開きになり「はうううう~ん」と声を上げてしまいます。「あ?これ、気持いい、ですかあ?」「え、ええ!とっても気持ちいいですよ!」「ええー!ありがとうございます!気持ちいいなんて、嬉しいです~!」・・・あああ、こちらこそ嬉しいです!おねいさんに気持ちいい?なんて聞かれるのは何年ぶりのことでしょうか?!もう幸せです。

シャンプーを洗い流す時も素晴らしいマッサージテクニックで、私はもう興奮状態です。優しくタオルで拭き拭きしてもらいます。「耳の中は大丈夫ですか?」っと耳の中まで念入りに拭いてくれたのは嬉しかったです「そう、耳の中に結構お湯が入っても拭いてくれなかったりするんですよ、細やかな配慮ですね」「ええ、だって耳の中濡れてると嫌ですよねー。」といいながら顔中を優しく拭き拭きしてもらいました。

最後は、すきっとするローションを良く摩り込んで激しいマッサージ開始です。もうぐいぐいと両方の親指で押してくれます。「ええ?そんなに強く押して、指は骨折しないの?」「あはは、大丈夫ですよ~、よくお客さんに言われるんです~指大丈夫って、けど平気ですよ!」「でも、コレって体浮いちゃってるんじゃないの?」「はい、もう全体重を指にかけてるんですから、そうしないと効かないですから。」素晴らしい。これってかなり大変ですよ。ううう、気持ちええ・・。首筋に指を這わされると、また思わず声が出ちゃうう・・・。

「○○君って・・・、あ、ごめんなさい!やだ、間違えちゃった、○○さんって、マッサージお好きなんですね、スッごく気持ち良さそう・・。」ああ、○○君なんて、学生時代ぶりですよ、そんな君付けで呼ばれるなんて、当時の彼女に呼ばれたような気がして、、ドキドキとときめいてしまいました。しかし、そんな間違って君付けして呼ぶなんて、かなり私に気を許している証拠ではないでしょうか?私はもう興奮のピークです。「ええ!好きです!マッサージ、大好きなんです!マッサージが大好きなんですうううう!」私は叫びました。隣で別の客の髪を切っている店長が鏡越しに私を見て、お互い爽やかな笑顔で見詰め合って、うなずきあいました。見事なアイコンタクトです。

首から肩背中と、激しいマッサージはフィニッシュを迎えます。はううう、素晴らしい!「最高ですよ、素晴らしいマッサージテクニックでした!」私はねぎらいの言葉をおねいさんにかけましたが、何の返事もありませんでした・・。

「分け目は横ですか?こっちから?それとも真ん中ですか?」「面白いから真ん中にしましょう!」「え?普段は横なんですよね。面白いっていったい・・。」「いや、真ん中分けってやってみたかったんですよ、おねがいします。」「・・・仕上げに髪に何かお付けしましょうか?」と聞かれましたので、「じゃあ・・・、タルタルソースで・・。」

「お。おいしそう、ですね・・・。」違うでしょ、そこの突っ込みは「牡蠣フライかよ!」でしょ!真ん中分けでいつもと違う面白い髪型が出来上がり~。

6500円です・・。最初この店に来た時に比べると倍以上になりましたね・・。ま、コレだけのサービスを受ければ仕方ないでしょう。まんまとお店の作戦に乗ってしまってますが、私に新たな喜びを与えてくれて感謝しています。もう、おやぢにはこんな喜びしかないのですから・・。いままで4ヶ月に一度のペースで切っていたのが今回2ヶ月の間で切りました。この深い喜びを知った以上、もう我慢できない、っと床屋さんに行く間隔が短くなるかもしれませんね。そして、さらに新しいマッサージを期待してしまいます・・。

では、また。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年2月14日 (水)

チョコ無し

ははは・・・。今日は巷ではバレンタインデーだそうで、おめでとう。

私は、今年、チョコ、無いね・・・。ははは。身内からも無しか・・。

私にとって、小学校3年くらいの時からこの風習は始まって、話題の不二家製のハートチョコ(ピーナツ入り)をもらったものでした。お返しにホワイトデーにはパイン飴(黄色のわっかのやつ)をセロテープでネックレス状にしたものを自作して、チョコをもらった気になるあの子にお返しに首から下げてあげたという、おませな小学生でした。

それ以来、30数年の間、義理でもいいからチョコは頂いてきましたが、とうとう今年、一つもいただけませんでした・・。職場で、皆さんどうぞ召し上がれと書いてあったチョコクッキーと、年上の方からバラになったチロルチョコみたいのを頂きましたが・・・バレンタインチョコっぽくないや。

私はマメな男、こだわりな男ですから、私のホワイトデーのお返しはそれはすさまじいもので、ゴディバにフォションのチョコ、くるくるキャンデーをセットに自分で深夜までラッピングしたものです。コンビニのバレンタインチョコでもあげておけば、元が取れるどころか豪華な思いができると評判になり、女性達の投機の対象に沢山のチョコを頂いたものですが、もうそれは過去の話です・・・。

これが、おやぢになったということでしょうか・・。こうやって歳を取って、男としての魅力がどんどん無くなっていくのですね・・。もう去勢されたようなものでしょうか?

ああ、おやぢになんか、おやぢになんかはなりたくないんだよおお!!ああ、いったい何度「奥さんいる癖にいい・・・」と言われたことか・・。この語尾のにいい、を聞く度に感じてしまうのですが、いいじゃないか、ちゃんと私を一人の男としてみて欲しいんだよおおお!

ま、もう、だめなんですね。これが、おやぢ、なんですよ。もう加齢臭が出てるんだろうな、自分じゃ気がつかないですけど・・・。

へへへーーーんだ、ホワイトデーに散財しなくて済んで良かったよよよよーーーいっ!

ぐすん。

・・・では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年12月 8日 (金)

床屋さんで初!顔面マッサージ・・。

床屋さんに行って来ました。以前も書きましたが、私は床屋さんが大の苦手。待つこと、ジットしていることが苦手な私にとって人生最大の試練なのです・・。

約4ヶ月ぶり、かなり伸びてしまったので、年末忙しくなる前に行きました。ええ、嫌いなので年に3回くらいしか行きませんから。

12月なのに休暇を半分残してしまっています。休暇消化率を上げよう!と組合で運動をしている手前、残すわけにはいきません。今週は午後に結構ゆとりがあるので、2時間ほど早めに休みをもらって床屋さんに行きました。

前回の醜態をまだスタッフが覚えているのではないか?と不安がありました。

床屋でおやじギャグ炸裂!

これですね・・。酷いことをしたものです。

前回のおねいさんはいませんでしたが、さらに若いおねいさんがいらっしゃいませと、笑顔をくれました。20歳くらいでしょうか、今っぽい、私には一生縁のなさそうな彼女です。

一人切っている客がいたので5分ほどまって椅子に案内されました。店長はその客を切っているので手が離せず、そのおねいさんがいきなりヒゲを剃ってくれました。このおねいさんはどうやら髪を切らせてもらってないようです。おねいさんにひげを剃ってもらうのは大変に嬉しい。手や腕が鼻先をかすめるたびにうっとりとしてしまう。至極の喜びです。

ヒゲを剃りながらおねいさんは言いました。「ただいまキャンペーン中ですので、お顔のマッサージはいかがですかあ?」へ?何ですそれ?いや、私、芸能人じゃないですし、そんなエステみたいな事もうしなくっても・・。「ええ?マッサージってやったことないんですかあ?」「え?ええ、接骨医に掛かった時以外は、いろんなものを含めてマッサージは経験ないっす。プロに体いじらせたことないっす、素敵な彼女に良くしてもらったから、そのへん経験ないっす。」「じゃあどうですかあ?今ならキャンペーン中で480円で出来るんですよお!」まあ、その値段ならいっか・・。

私はおねいさんに勧められると断れないんですよ。先日も年金保険を月2800円追加して75歳まで延長できる特約を契約してしまった。ほんとは解約したかった保険なのですが、保険のおねいさんが職場まで来るなんてずるいや!え?あと何十年も月2800円の支払いを追加するとものすごい額ですよ!しまったーー!私、おねいさんに勧められると高価な壺だって買っちゃいそうですから・・・・。

「ア!あと顔のマッサージに頭皮のマッサージはいかがですかあ?セットだとさらにお安くて、キャンペーン価格で1260円なんですよお!」はあ・・。もうどうでもいいっす。結局高くなるんですね。何でもやって頂戴よ!

顔面マッサージが始まりました。まず、いつもよりぬるぬるしてるクリームを顔に塗りたくります。ああ、ここのクリーム私の肌に合わないんですよね・・。いつも赤く腫れちゃう。けどもうしょうがない、塗ってよ!あああ、ぬりぬり、擦って擦って、何かがはがれるような感覚・・。そして激しいマッサージが始まりました!もう、プルぷるぷるぷるぷるううううーーー!おねいさんのどこで覚えたのか激しいフィンガーテクニックが炸裂!私のほっぺは彼女の指でもうもうぶるんぶるんと痙攣しています。あああああああー!凄い!おねいさん、凄すぎる!そして円を描くように私の顔中をおねいさんの指がまさぐります・・。くるくるくると、執拗に指先が顔面を這い回ります。はあはあ・・。そして容赦なくおねいさんは何か器具を私の顔面にあてがったのです。

きゅっぽん!きゅっぽん!恥ずかしい音が店内に響くわたります!吸引です!器具をしゅぽしゅぽしながら私の毛穴に溜まった垢を吸い出しているのです。ああああ!何か取れてるの?何か取れてますかああ?「あ、茶色い物が取れてますねえ・・」え?それって血が混じってるんじゃあ?やりすぎてないですかあ?「え?大丈夫ですよ、ほらここも!」きゅっっぽん!

はあはあ・・。もうお顔はテカテカですー。店長があっというまに髪を切ります。後髪こんな感じでいいっすか?ああ、もう任せたよ、いいよそれで。私はもうマッサージに夢中で髪切りはどうでも良くなってしまいました。

続いて頭皮マッサージ。これは店長がやってくれました。頭皮の脂分をすっきりと落とす薬品を塗ってマッサージ。ああああ、いい!なんだかとっても、頭って意外にこっているんですね。き、気持ちいい・・。そのまま彼の手は私の肩をそして背中を刺激し始めたのです!もう、もうもう、あうあうあうあう、思わず声が出てしまいます。「ふふ、きょうの○○さんってテンション高いっすね!」ああ、これだけの刺激をもらえば声も出るさ・・。

「こんなこと○○さんに言うのもなんなんだけど、言ってもいいっすか?」え?なに?私って彼に告られるの?どうしよう?けど、こんな世界も悪くはないかも・・・。

「僕、最近、彼女出来たんっすよね・・。人生我慢すればいいことあるんですよね・・!」

おいおい!そんなこといいじゃねえか!まあ、おめでたいけどね、いっか、おめでとう!。この店なんか変だ。だから合うのかなあ?

まあ、そんなわけで、さっぱりしました。肝心のヘアスタイルは、いつも伸びたぶん切ってねという割にはいつも違うし・・。

店長曰く、平日に仕事休んで髪の毛切りに来る人って、待てない人なんですよ!中には15分後に切れますがって言ったのにそれが待てない人いるんすよ!平日はそんな人ばかりっすよ、とのことですが。私大事なことを伝え忘れていました。待てないと同時にじっとしていられないこと・・。今回2時間半掛かりました、マッサージしたから。映画館で映画最後まで見られないんですよ私、ジットしていられないから・・。もう無理っす・・。マッサージは次回から遠慮しますよ・・・。はあ、辛かった・・。次回床屋さんは3月ですかね・・。

あ、最後に、仕上げに何か髪に付けますか?てやつ、今回は、「じゃあ、生卵で・・・・」でした。店長はおねいさんに言いました。「ああ、生卵スーパーで買ってきて!」この店やっぱ変。だから好きです。

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2006年12月 1日 (金)

12月はちょっと厚手のももひき

朝は5時50分起床。家を出るのは6時40分。仕事を始めるのは7時10分。そんな生活を毎日しています。

この頃は朝起きると外はまだ真っ暗です。秋から冬にかけて、この日が短くなるのはあっという間ですね。外が暗いうちに起きるはちょっと難しい。めざまし時計3台がじゃんじゃか鳴っても、ああ、まだ夜か・・・、と2度寝をしてしまうのです。おかげでこの頃は遅刻しそうです。やはり人間、明るくなってから起きるのが自然なのですね。これからもっと朝日が昇るのは遅くなって、そのうち車のヘッドライトを点灯して暗い中出勤するのです。

さて、12月です。不思議なもので、12月になって急に寒くなります。今朝は車が凍っていました。あれ?窓が曇っているのかな?と思いリヤワイパーを作動させたらガリガリガリーっと。霜が下りて凍っていました。まだこの時期の霜はガラスの熱線を作動させればすぐに溶けますが、真冬は霜取りスプレーを掛けてやらないと、外がまるで見えない状態で発車することになります。そんな季節ももうすぐです。

そして、おやぢのももひき・・、本日からちょっと厚手の、毛が混入している奴に替えてみました。あああ、暖かい・・。昨日までのスポーツタイツですと、玄関を出た瞬間足がヒンヤリしてしまいます。これなら大丈夫。このタイプは2本所有。後は去年より導入した遠赤外線ももひきです。これはハイテクで薄手なのに暖かいのです。これを3本所有でこの2タイプを組み合わせ12月中は行きます。

正月を過ぎて、さらに寒くなったら、毛糸編みのもこもこももひきにグレードアップします。あまりもこもこしすぎているタイプは逆に暖かくない。やはり適度にタイトでフィットするものが良いようです。

奥さん、中年の旦那様をお持ちの奥さん。是非旦那様のももひきライフをサポートしてあげてください。ももひきはおやぢには欠かせないものです。しかし、まだ中年になりたての、気持ちはまだ若いタイプの旦那様はももひきを嫌がったりいたします。ももひきを履いたら自分はおやぢになってしまうと・・。私も40歳になりたての頃まで抵抗はありました。そして、厚手のズボンをはいたりして老化に抗っておりました。しかし、それでは風邪をひいて、こじらせてします。事実ももひきを着用するようになってから、30歳後半は毎冬風邪をこじらせて寝込んでいたのが、風邪をひいても仕事を休まないで済む程度の風邪で納まっております。ぜひ、旦那様に暖かいももひきを履かせてあげてください!

ももひきで 夫婦円満 健康家族

ももひきの 包む喜び 夫婦愛

ももひきを 肌に重ねた 隠れ恋

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月14日 (火)

2006年度・ももひき★デヴュー!

うー寒いですうう。秋飛ばして冬が来たようですが、本物の冬はこんなものじゃないですから呆れちゃいます。もろ、おやぢの殿堂入りの話です・・。

もう、む、無理、絶対、無理無理無理ったら無理!寒すぎますよ。木枯らし一号が吹き、昨日の朝なんて浅間山と草津白根山が雪で白いんですから、紅葉本番前に冬が来ちゃいましたよ・・・。

そうなると、ええ、無理ですね。いくら若造り中年といえども立派なおやぢ、フードのついた服着て若ぶったって、下着はもう一枚追加です・・・。そう、とうとう、今年度ももひきデヴューの日が来ましたね!そう、無理ったら無理、ももひき無しじゃあ無理!

アンダータイツと呼んで欲しいですね!晩秋初冬は、まだ本格的なモコモコ毛糸ももひきは要りません。ユニクロ特製のタイツです。スポーツタイツと呼んでもいい。特に、このブラックの逞しい奴と来たら、ぴちーっと私の脚にフィットし、脚線美を強調してくれます。まさに欧州のオペラ座で乱舞する筋骨隆々とした男性バレリーナを彷彿とさせます!美しい・・・。うっとりと自分のタイツ姿に見とれてしまいますね!

おおおおお!な、なんと、暖かい・・・。もう離せない脱げない・・。この冬はお前にぞっこんですよ・・。

「むほっ!今年も冬が来るねえ。さてと、モモヒキ今日も履くかな!お、これこれ!グレーもまた渋いね。よっももひき、今日も頼むよ、って、あれ?出てこないな、ん?なんだこりゃ?」「ふん!あんたなんかには履かせてやらないわよ!ふんふん、ふふんったらふん!」「おおお?なーんだよ、ももひき、あれえ?すねてんのか、おい?」「なによ、春からずっとほったらかしにして、見向きもしなかったくせに・・・、知らないわよ!」「おいおい、そりゃないよ、ばかだなあ、ええ?お前と逢える日をずっと待ってたんだよ・・なあ?やっと逢えたんだ、嬉しくないのかよ?」「ばかあ!あんな風に捨てられて、許せるわけないじゃないの!あんなに、お前がいなくちゃ冬は越せないよ、とか、お前のぬくもりから離れられないよ、とか言って散々私のこと寒い中連れまわして、なによ、暖くなったらタンスの奥に放って置かれて、今更なんなの、謝ったって許してあげないからね!」「へ?何で俺が謝るの?春になればももひきなんか、もういらないよなあ・・。」「あーもうやだやだやだ!絶対履かせない、履かせてなんかやるもんかあああ!」「おお?なんだよ泣いてるの?ゴメンゴメン、俺が悪かったよな!冷たくしてゴメン、もうさ、あー、あれだ、お前のこと絶対離さないからさ、な、頼むよ、履かせてチョンマゲ!」「・・・・ばか?全然反省してない!そんなんじゃダメダメ!」「うー、そうね、うん、そう、あれだ、そりゃ、夏の間お前をタンスの奥に仕舞っちゃったけどさ、俺にしてみれば、大切にお前を休ませていたわけだ、な、わかる?」「なによ。それ?」「そうさ、だから、あー、なあ?お前を大切に、そう大切にしてたって訳だ、なんだな、夏の間だってお前の暖かさ?肌触り?優しいぬくもり?って奴をだな、ひと時も忘れなかったぜ、ほんと。だからさ、今年の冬もさ、お前じゃなくちゃだめなんだよ、な?わかる?」「本当にそう思ってるの?ねえ?」「ああもちろん!あー、あれだ、なんだ、そう、お前の暖かさにぞっこんラブ?って感じ?なのさ、な、えー、そう、超愛してる?この冬はずっと一緒さ?!片時もお前を離さないぜ、そう、二人で俺たちは一つなんだ!な、そうだろう?」「うん、そう、二人で一つなんだよね・・・。やっとわかってくれたんだ・・。うれしい・・・。」「な、だからさ、そろそろさ、履かせてくれない?え?うん、急にはね、なかなか馴染まなくって、そりゃそうさ、半年も逢わなかったんだからさ、徐々に、そう、ゆっくりとさ、お互いわかりあって行こうよ、な?じゃあ、さ、最初は片足だけでいいから、ね?ホント片っぽだけだから?、大丈夫さ~、え?怖いの?大丈夫、俺が付いてるって、な?おーし、ほらほら、そう、いい子だな~、おーし、お!片足入ったよ、暖かいねえ!やっぱ、お前最高!世界一のももひきだよ!これを待ってたんだよ!」「ほんとに?!待ってたの!?暖かいのおお?!」「ああ!もう最高さ!じゃっじゃあ、もう片足もいいだろ?!な?!もう待てないよ!履くよ、履くからな!うひょおおお!暖かいーーー!最高!もっ最高!」「嬉しい!やっぱり私が必要だよね!?私じゃなくちゃだめなんだよね!?」「むひょおおお!もう最高でっすうううーー!暖かいよおおお!これで、これで!今年の冬はいただきですううう!むひょおおおーーー!」「ねえ?ね?ね?私じゃなくちゃだめなんだよね?ね、そうだよね?ね?」「むひょひょひょーーーーっ!暖かすぎますううう!最高ですうう!むひょおおおーーーー・・・・・・・。」

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月31日 (火)

男マン専用シャンプー

今夜突然、シャンプーを替えてしまいました。

別に、シャンプーなどにこだわりがあるほどお洒落ではないのですが・・。ずっと同居人が買ってくるヴィダルなんとかやらモッズなんとかやらのモイスチャー系シャンプーを使っていました。

しかし最近、風呂場の所定の棚にシャンプーを戻しておかなかった事が発端で「床に置きっぱなしにするならもう使わしてやんないもんね」発言を同居人よりくらい、よしそれならいいもん、とばかり本日仕事帰りに、シャンプーを買いに巨大スーパーへ行きました。

さて、自分用のシャンプーを選ぶとなると迷ってしまいました。そういえば、スーパーマイルドシャンプー登場以来、私はどっちかというと女性系のシャンプーを使い、フローラルな香りを髪から漂わしておりました。そんな軟弱なことではいかん!若かりし頃に愛用した男性専用シャンプーがある!若さゆえのほとばしる汗と分泌する脂分をもうそれこそ両手でごしごしやってさっぱりと洗い流したあの、そう、男マン系シャンプーです!

Syan 売り場はやはりモイスチャー系シャンプーに占拠され、男マン系シャンプーは隅でひっそりとしていましたが、数種類ありました。おしゃれ男系を蹴落として選んだのはやっぱりこれね。男マン系シャンプーの代表格、トニックシャンプーね。トニックですよ。懐かしいですね。

昔は汗を洗い、フケを抑えてさっぱりすれば良かったのですが、この時代、やっぱり頭皮、毛根、抜け毛をケアしなくちゃね。最近ちょっと毛が細くなって来たし、抜け毛も酷いし、気になっているんですよね・・・。「育毛剤が浸透しやすいシャンプー」ってのもありましたがそこまではきていないので、トニックのこのスカルプケアタイプを選びました。609円・・。

さあ、風呂から上がってまいりましたので、早速レポートしてみましょう!

やはり売りは「ナチュラルプレミアムメントール」の突き抜ける清涼感ですね!むひょー!これこれ!さっぱりするう、すうううーっとするうう!最高ですう・・・。

いや、風呂入ってね、これからぐっすり寝ようっていうのに、こんなにスキッとしていいんですか?目がバッチリ覚めちゃって、しゃきっとしちゃったじゃないですか!夜中にびしっとする意味ってあるんですか・・?

しかも、おでこと首筋がスースーしちゃって温まったはずなのに涼しいんですよね・・。夏場ならいいですけど、これから冬を迎えてこれでいいんでしょうか・・。

いやいいんです!私は毛穴の奥に詰まった皮脂や汚れを除去するクレンジング成分配合のこのシャンプーで、抜け毛をケアする立派なおやぢとなるのです。そしていつの日か、育毛剤を使うときに浸透しやすい頭皮を育てておかなければならないんですから!

「翌朝の髪はふわっとした仕上がりになります」だそうで、あしたふわっとしているのかなあ・・。そしたらモテモテなのかなあ・・?しゃきっとしてふわっとして、もう男の中の男、男マンとしてもてるはずですから!

4日間日記かけなかったのは、ちょっと秋の寂しさを感じていたからなんです・・・。だからシャンプーを替えたのかもね、ふふふ。私を堕としたいならば、今がチャンスですよ・・・。

さあ、風呂場の床にどーんとトニックシャンプー置いてやりましたよ。ええ、どーんとね!もう文句なんか言わせませんよ。だって自分専用シャンプーですからね。これぞ男マンとしての男マンらしい態度ですね!わは、わははははー・・・。

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2006年8月25日 (金)

炸裂!床屋さんでおやぢギャグ!

あああ、今日は振り替え休日だったので床屋さんに行きました。ホントは去り行く夏を貪る様に楽しみたかったのですが、やっぱり暑いのでやめました。

私、床屋さんが苦手なんです。まず、あのエプロンみたいので首をぎゅっと絞められ椅子にジットしているのが苦手。だって鼻の頭をかく事も許されず、切った髪が鼻の頭に落ちてきたら・・・、痒いんだよおおお!

さらに待つのが苦手な私は、順番待ちの人がいるとプレッシャーに脂汗をかきだし、うわあああっと途中で店を飛び出してしまったことが何度もあります。おかげで30歳まで床屋に行けず、自分で髪を切っていました、ええ社会人なのにね。結構上手でしたが(櫛にカミソリの刃がついている奴でやるんです)さすがに後ろは見えないのでむちゃくちゃでしたね。耳切ったこともあるし・・。

で、群馬に帰ってきてから、ようやくいきつけのお店が見つかったのです!だけどやっぱり、客が何人も順番を待っていると店の前を通り過ぎてしまうので、平日に行くようにしているのです。

チェーン店なのですが、そこの店長のお兄さんのトークが面白くて、話題も合わせてくれるし、眉毛剃りますか?モミーはどうします?とか以前ブログで紹介したエピソードが生まれました。それなので何とか床屋さんが我慢ができるのです。

本日もお兄さんに切ってもらいましたが、、へルプで他店から来た20歳のおねいさんが髭剃りからシャンプー、セットまでをやってくれました。もう、お兄さんとの軽快なトークで盛り上がっていた私は、さらに舞い上がってしまい、とても恥ずかしいおやぢギャグをおねいさんにぶちかまし続けてしまったのです!

まず、お兄さんを昼食買って来なよ、と店から追い出します。じゃあ、あとは好きにしてください・・・、と言い残して店長が出て行きました。ええ、そうします。それでは髭剃りです。鼻の下を剃る時に鼻の下を伸ばし軽くウケをとります。え?こうする客他にいないの?「ええ、殆どの人はそんなことしないです・・・、けどそうしてもらえると剃りやすいですよね・・・。」よし!好感度ゲット!

さらに鼻の下を剃り続ける途中で、「僕って・・・、気を使う性質だから、鼻の下剃られる時息を止めているんですよ、いやなに、だって鼻息をかけたら失礼でしょう・・?」「いえ、そんな気を使われなくても・・・。」さらに好感度ゲット!

「ところでひげを剃っている間、目を開けている客っているんですか?」「ああ、たまにいますよ!なんでなんでしょうかね?目が合っちゃっていやなんですよ!なんか鼻の穴とか見られてる気がするし・・・。」おおお、可愛いじゃないか、おねいさん!

最近私スペシャルコースで切ってもらっているので、途中でお飲み物が出るんですよ。それでおねいさんがメニューを持ってきたのですが、メニューに無い「梅昆布茶・・・・。」「はい、梅昆布茶ですね!って、そんなのないです!」おおお、ノリ突込みとはおねいさんもやるなあ。私のギャグに突っ込んでくるとは、もう私の虜に違いありません!

お兄さんが「うちの子に何もしなかったでしょうね・・・」と戻ってきました。ええ、もちろん。

次にシャンプーですね。おおおお、優しくおねいさんが卓越したフィンガーテクニックで洗ってくれます。いや~、気持ちいい・・。ここで必ず洗髪中に聞くフレーズがありますよね?そこで待ってましたとばかりのギャグ!「どこかアタマ痒いところありますかあ?」「小脳」「か、かけません!」

「ところでシャンプーしている間、目を開けている客っているんですか?」「ええ、?そんなことしたら目が痛いじゃないですか!」「ええ・・今とっても目が痛いです・・。」「あああ、目は閉じていてくださいね!けどシャンプーしながらそんなに喋ったら口にお湯が入りませんか?」「ええ・・・どぶどぶ入って来てますよ、苦い・・。」

お返しに、おねいさんから面白い話が。長期出張で広島に行った人が、現地の床屋さんに入ったそうです。シャンプーしてもらった後、いくら待ってもタオルで拭いてくれないので、早く拭いてくださいとキレたら、うちはセルフサービスなんでそこのタオルで自分で拭いてください!って言われたそうです!所変われば違うものですね。広島ではそういう店が何軒もあるそうで、店からすればこの客なんで拭かないんだろうなあと思ったんでしょうね!

そんな軽快なトークを楽しみ、いよいよ3ヶ月間暖めてきた渾身のギャグを披露する瞬間が訪れたのです!髪をセットしながら「分け目はどうされますか?」「ナチュラル風で」「え、それってどういう・・・」と軽くジャブを入れながら、「セットするのに髪に何かおつけしますか?」

「んじゃあ、和風ドレッシングで・・・」

「・・・・和風ドレッシングで・・・」おねいさんが固まってしまいました・・。が爆笑ウケた!いや~よかった!マヨネーズと迷ったんだけど和風ドレッシングにして良かったよ!普段は「軽いムース」つけてくださいと言うのですけどね、意表をつきました。お兄さんも会計しながら「髪のセットに和風ドレッシングをつけてくれって言うお客は初めてですよ・・・。」

いや~おやぢギャグがこれほど通用するなんて、お客やってて本当に良かった。あれ?帰りなんか店員さんの視線が冷たくて痛いんですけど・・・。

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)