自転車レース

2007年4月16日 (月)

第12回ツールド草津

2007年4月15日、群馬県の草津温泉にて開催されましたヒルクライムレース、第12回ツールド草津に参加しましたのでレポートします。

地元群馬県で開催されるこのイベント、私の所属する「TEAM-MAKEGUMI(負組み)」の恒例行事になっています。Turu1 有名な草津温泉から、志賀草津高原ルートを草津白根山まで目指します。雪で閉鎖されたルートの開通直前に走ります。

8時半、天狗山レストハウス脇の駐車場にて自転車を組み立てます。今回もトランポはS田さんのエスティマハイブリッドです。自転車4台と4人が乗れる優れもの。

私は、ファンライドコースで殺生ゴールエントリー、都合で早めに山を降りますので、一人で愛車VWポロで到着です。

温泉街の閑散期の誘客としてのイベントですから、前日に宿泊してもらおうと、基本的に前日受付制です。魅力的な温泉旅館が沢山ありますので是非宿泊されまして、草津温泉の素晴らしさを堪能してください。

Turu2

チーム負け組、今回参加のメンバーとマシンを紹介いたします。

S田さん。

愛車はTIMEのえー、名前は忘れたのですがエッジなんとかです。カーボン地の細身パイプでかなり凝った造形のフレームです。タイム製カーボンステムとピラー付きのお得なモデル。

パーツはカンパのケンタウル、ハンドルは3Tカーボン、ホイールはキシリウムSL、タイヤはゴミタリア22Cです。

Turu3

M氏です。最近小径車にはまっています。

前回同様バイクフライデーで参戦。ヒルクライムに小径車は有利とも言われますが、20インチですから。こんな小さな自転車に抜かれたら悔しいです・・。けどこの人なかなか速いですから抜かれる人もいると思いますが。

バイクフラーデーの、ん~、ポケットなんとか、です。どうも名前が皆同じようで思い出せない。105で組んであります。チェンリングアウターはデュラエースの56Tに交換してあります。でかい。

Turu4

S山さん。前回大会ではチーム内で一番速かった。

もう随分長くこの自転車に乗っているなあ、物持ちのいい人なんです。

カレラの、素性のわからない数年前のプロトタイプ。当時はカタログに無かったダブルカーボンバックのアルミ。結局市販されずにサンプルとして店にあった奴を中古で購入。フォークは細身のタイム。

9速アルテグラ。ホイールはカンパのニュートロンでタイヤはビットリアのチューブラー。チーム内で唯一のチューブラー愛好者です。

Turu9

彼は意外な軽量マニアでした・・。今回のカレラはヒルクライム仕様。なんと、クランクセットはスギノのコスペアコンパクトドライブの、アウターを外してインナー34Tのみです。

ボトルケージも取り外し、ボトルはペットボトルにストローを刺し、ジャージのポケットに入れるという、そこまでやる?

なんか、ヒルクライムっぽくってカッコイイです。けど、早くカーボンフレーム買ってくださいよ。

Turu5 A野さん。前途のある20代の若者。

本来はMTB乗りでしたが、負け組み加入後にロードも乗り始めました。

愛車は、以前私が所有したデローザ・マクロです。お買い得品に満足そうです・・。

デダッチャイアルミカーボンバックのフレームは、溶接痕は全く無い滑らかさ、塗装の美しさは素晴らしいです。パーツはカンパレコード、ホイールはベロマックスアセントⅡ、タイヤはプロライト20Cと軽量パーツ満載で7キロ台です。・・手放さなければ良かった。あの頃はお金に困っていたんだよおおー。

Turu6 私です。良くわからない表情していますが・・。

このジャージを着ると乳首が大変見苦しいので、恥ずかしい部分にモザイクを掛けさせてください。

愛車は新車のウィリエール・エヴァーション・チームです。ランプレチームカラーです。イタリアの王子ことダミアーノ・クネゴが乗っているマシンと同じようなカラーリングです。私も王子に見えます。筆記体のロゴがおなじみのウィリエール、購入記、スペック、特徴などを後日詳しく解説いたします。

頑丈そうなアルミにカーボンバック、フレーム同色のフォーク、105のコンパクトドライブ仕様。ホイールは標準のR500から、以前より所有するFRM製の軽量手組みホイールに変更です。しかし、何故デローザを手放したのに同じようなスペックのフレームにスペックダウンのパーツなのか・・・?目立ちたくなかったからのはずなのに、目立つカラーです・・。

あと、黒いバイクフラーデーで参戦のmk2さんは、彼女とペンションで前泊。う、羨ましい・・。なのでこの後合流しました。

Turu7 組みあがった自転車にセンサーを取り付け、ヘルメットにゼッケンステッカーを貼って準備完了。

集合までに1時間あるので、自転車を眺めては品評会です。じっくり眺めております。やっぱ、カーボンかなあ・・と。

トイレに行って体の軽量化も忘れません。スキー場のレストハウスなのでトイレは沢山ありますが、レースイベントはトイレの大混雑が常、どこも行列です。抜け目無い我々は、秘密のトイレを発見!並ばずに快適に思いを遂げることが出来ました。

Turu8

ようやく集合時間が来ました。

広場に集合します。1200人以上が参加しました。列の真ん中よりも後ろに並びますが、先頭が見えません。いろいろ挨拶が続きますが、ぽかぽか暖かくて、緊張感がありませんね~。

Turu10 これが列の後ろの方を見た図ですです。いろいろな方がいますねえ・・。

今回、ずっと外国のおっさんが、なんかたどたどしい英語でアナウンスしていたのですが、誰?またグレッグ・レモンが来たのか?との噂もありましたが、どうも変です。英語も良く聞き取れないし、数少ない日本語も「クサツイチバーン!」とか意味わからんし。ずっとクイーンの曲が流れていて、一緒に歌うし・・。

あれはきっと、ミネソタの自転車屋のボブだ、アメリカに来たときは店によってくれと言っているに違いない、とか、ミズーリのフライドチキン屋のハンスだ、うちの秘伝の味付けのスパイシーなチキンを是非食べてくれと言っているに違いない、とか勝手なことを言ってました。

Turu11

こんなダースベーダのコスプレの方を発見!マスクもちゃんと装着し、走れるのでしょうか?頭の上にちゃんとヘルメットをかぶっているのが可愛い・・。

Turu12

うーん、チームジャージも人数増えてきて、決まってきました。

3種類目は紫色に決定?

パールイズミのオーダーは少ない数量でも作ってくれるからいいんですが、ちょっと単価が高いのですよね。次はレーパンと、ウィンドブレーカーも同じデザインで作りたいです。

あ~しかし人ばっかり。けど乗鞍よりはましでしょうか。

Turu13

もう、チャンピオンクラスがスタートし、もうすぐ出走というのにS山さん、いきなりバーテープを巻き直し始めます・・。余裕というか、そんなのは前の日にやっておいて下さいよ!

Turu14 いよいよスタートです。最初は温泉街を1周回するパレードランです。ここはタイムを計測しませんのでのんびり走ります。最初は激しい下り坂なので、ブレーキが大変、結構混んでいますから。

Turu15 

走りながらmk2さんを撮影。まだくだりで余裕。レースが始まればこんなピースなんて出来ませんから。

温泉街に入ると道が狭くなり、ギャラリーが増えて、渋滞し止ってしまします。

写真を撮りたかったのですが、下り坂でブレーキから手が放せずに断念。沢山の方が湯畑周辺で応援してくれます。

手を振って声援をくれる人には必ず手を振り替えし笑顔でお礼を言う、愛想のいい負け組みのメンバーです。まだ下りで余裕ありますから。

Turu16

パレードランの後半は、一転して激しい登り坂になります!ああ、体力が・・。何で、レース前にこんなにひーひー言わせるの。

集団がバラけます。早くも押しの入る人が。

インナーローで走ってウォーミングアップ、っていうかいっぱいいっぱいです。

負け組みは皆揃ってスタートラインを目指します。

Turu17 私はスタート前にバイクを降り、ロングタイツを脱ぎトイレによってまた戻ります。チームの皆が待っていてくれていて、迷惑をかけてしまいました。すみません。

さあ、スタートです!いっけえええ!やってやるう!やってやるぞおお!

あ、ああ・・・・・。

あっという間に、あっという間にチームメイトが遠ざかって行きます!待って、行かないでええ!あああ・・・、見えなくなりました。後は知っている人もいない、孤独な戦いです。私以上に太っている人を見つけては勝負しますが、結構太っていても速い人は速いのね・・。

あとは、はーはー、もうだめ、もういいや、はーはー、まだ?まだ?で写真を撮る余裕もありませんでした・・。

Turu18 はーはー言っているうちに、あっという間の殺生ゴール。30分も走っていないのだもの。もっと走りたかった、いや、いいや・・。

シーズン初めだから、今年3回しかちゃんと乗っていないんだから、これくらいで勘弁してくださいよ・・。4年前の白根まで走った時より体重が10キロ重くなったんだから、こんなもんだよね。あの頃はトリプルでもっとギヤ軽かったよね。と言い訳ばかりで、殺生クラス完走者の真ん中くらいのタイムでした。

皆走れそうなのに、ゴールでぶっ倒れている人もあり。ものすごい速い人も多数いて、なんで白根ゴールでエントリーしないのでしょうかねえ?

他のメンバーはやはり速いなあ。皆、私以外は白根ゴールまで無事完走。チーム内最速はS田さんで、一般ロードでも60位と自己記録更新です。

Turu19 ツールド草津は、シーズン初めのイベントなので、冬場にどれだけ走ったかが問われるのでしょう。私は寒くて、冬に自転車まったく乗れませんから・・。

私は追い込んだ走りが出来ずに、不完全燃焼でしたが、もっと頑張れば走れそうな予感もしてきましたので、これからの季節徐々に乗っていこうと思います。

新車のウィリエール・エヴァーション・チーム。よろしく頼みますから、速く走ってください・・。え?やっぱエンジンね、ごめんね、遅くて。

うーん、ランプレが活躍すれば、今年こそウィリエールが流行するかも?

と、言うわけで、ゴールで温かく甘くて美味しいココアを頂き、チャンピオンクラスより先に下山させていただき、到着したスタート地点で拍手で迎えられて仕舞いました。さっと参加者は無料で入れるベルツ温泉センターに突入、草津の湯をゆったりと空いている湯船で満喫しました。戻ったらうどんとバナナの配布に長蛇の列が出来ていたのでしまったっと思いながらも諦め、1時半には帰路につき、明るいうちに帰宅できました。

では、また。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2007年4月15日 (日)

ツールド草津で完走・ファンライドしました~。

温かい日差しの中、第12回ツールド草津へ行って来ました。草津温泉街から、草津白根山までを登るヒルクライムレースです。

1200人を越える参加者で、とても賑やかです。今年最初のレースイベント参加です。

はー、疲れました。私はもう立派なぐうたらおやぢですから、ファンライドと呼ばれる距離の短い殺生コースにエントリー。30分は走っていないのでは?あっという間でした。はーはー言ってちっとも登ってくれませんでしたが。タイムは相当下のほうのはずです。ゴール後、下山の合図と共にサーッと下って、温泉に直行。まったり草津温泉を堪能、ぽかぽかに温まり、明るいうちに帰宅できました。

Kusa3 この人数と自転車ですもの。下に置いてある自転車、ひと踏み30万円?高級車が無造作においてありますが。いろいろな自転車を見られる、というだけで、こういう大きなイベントは面白いですね。

我が「TEAM-MAKEGUMI・チーム負け組み」は、6名が参加。チームジャージ姿が揃うと、なかなか嬉しいです。

Kusa4 これだけ人数がいると、なかなかスタートの順番が来ません。先頭はずっと先ですからね。

この段階で、もうお腹空いちゃいましたよ。

今回私はファンライドですから、首からデジカメをぶら下げての参加です。

ううう・・・、なんだか移動で疲れました。今日はもう寝させてください・・。次回画像入りで詳細をリポートします。

私以外のメンバーは白根山まで走りましたが、全員が無事に完走。さっさと帰った私はレース結果がわかりませんが、楽しかったからそのへんはいいです~。

では、また。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年11月28日 (火)

ちちフェス参戦記・その4

25日に参加して来ました「秩父サイクルフェスティバル2006・秋」略してちちフェスのレポート最終回です。

この日、この秋一番の冷え込みとなりました。

Titi41 2時間耐久レースの後、15時を過ぎて陽が傾くと急に寒さが襲ってきました。この朝は霜が下り、日陰ではずっと霜が溶けずに白いままでした。

標高1000メートルは無い山なのですが、とても寒いのです。ジャケットを着込みますが、寒さで震えが来ました。

この後は、キッズレースです。何故最後にキッズレースがあるのかわかりませんが、ご家族で参加の方々にはメインイベントに間違いありません。

Titi42 チームのS山さんのご子息が参加する年長組みがスタートです。お父さんお母さんがビデオやデジカメを持って撮影するのは運動会でもおなじみの風景ですね。

先導するのは、あの片山梨絵選手です。キッズの2レースの先導を全周回走っていました。この後の表彰式もコメントしたり、商品を手渡したりと大忙し。レースもシクロクロスと2時間MTB耐久をソロで走った後なのに、大変ですね。プロ選手はトレーニングやレースだけではなく、スポンサーの仕事や、イベントのスタッフにと頑張っています。片山選手も爽やかな笑顔でずっと大会を盛り上げてくれました。来季も頑張って下さいね。TREKに乗ってる姿ですが、ワークスTREKは私のフューエルとほぼ同じ(色)でしたね!今回は、フューエルじゃなく、カーボンのハードテールでした。このコースならフルサスは要らないのかなあ・・・?それとも上り重視なのか?カッコよいです。前サスに白いSIDを装着、XTRに、軽そうなボントレガーのホイールを履いていました。

Titi43

キッズ年長組みは、周回コースと僅かに林間コースを走ります。

S山さんの息子さんTる君の走りです。決まっていますね!負けジャージも一番小さいサイズを着こなしています。

目線もコースの先を見て、上手なコーナリングですね。全体の雰囲気がやっぱりお父さんに似ています。

前半はギヤが重くてうまく進まず、後ろのほうを走っていたのですが、最終週のバックストレートでシフトダウンしたところいきなり加速。数台を抜きさり、最後のゴール前スプリントで、車輪の差で抜いて3位でゴールしました!やりましたね。チーム負け組み始まって以来、初めての表彰台です。おめでとう!Tる君もメンバーだもんね。

Titi45 感動の表彰式です。周りは興奮していますが、本人はいたって坦々としています。

牛さんから3位S山Tる君負け組み!とアナウンスされました。レース中も牛さんから、負け組みのTる君です!とアナウンスされ、この若さで既に負け組みと呼ばれて・・・。本人は何も感じていませんが。

片山梨絵選手から表彰状をもらいます。羨ましいです!悔しいです・・・。この時写真を撮っていた私が「Tる君笑って~」といった時に、ほらほらと私を指差した片山選手と一瞬目が合ったのが唯一の関係でした・・。

Tる君、おめでとう!いい思い出が出来ましたね。君の活躍で我々も最後まで盛り上がれました。

Titi46 陽もすっかり落ちて、ますます寒くなります。ピットエリアも薄暗い中、撤収です。

ちちフェス、アットホームな運営で、とても楽しめたイベントでした!今回はメンバーの予定の都合で土曜日の2時間耐久の参加でしたが、メインの3時間耐久に出てみたいですね。1週約15分で走り一人2周(私は1周)でしたので走り足りないメンバーもいましたし。

あとは、このおやぢどもは喰わせるイベントが大好き。乗鞍のヒルクライムも飯が出ないことを理由に1度で見切りましたから。若干参加費がアップしてもいいから、暖かい豚汁か富士山ヒルクライムのような煮込みうどんを出して欲しいです・・。だって周りに店無いし。ツールド草津のホットココアも旨かった・・。もしくは開催を3週間ほど前にしていただけるともう少し暖かいでしょうし・・。

それと、S山さんの奥様におにぎりと唐揚げなどをご馳走になりまして、ありがとうございました。帰ってからS田さんの奥様にカレーをご馳走になりまして、ありがとうございました。

久しぶりのイベントでしたが、こういう勝ち負けに熱くならず、走りを楽しめるイベントはいいですね。そーんなに頑張らずに笑えるようなイベント、歳なもんで、探してみましょう。

帰宅後、泥だらけのMTBをどうやって洗おうかと考え、結局ホイールは外してホイールバックの中です。来週河原まで走って洗いましょう。泥だらけのMTBはかっこいいなあ・・・。やっぱり自転車は遊び道具、乗って走って楽しければいいんですね。今は気軽に遊び倒せる自転車だけが手元に残っていますから、マイペースで遊びましょう。

うー寒い、冬はギターの練習しなくては。あと温泉で暖かく過ごしましょう。年寄りに無理はいかんです。

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月27日 (月)

秩父サイクルフェスティバル参戦記・その3

う、ううっ、牛っ!牛さんからああ!牛さんからああっ!コメントを頂きましたあああ!本物の牛さんだああ!生牛だああっ!

土曜日に我がチーム負け組が参加いたしました、秩父サイクルフェスティバル2006・秋、の主催者代表の牛さんから当ブログにコメントをいただいちゃったのです。ありがとうございます!お世話になりました~。楽しいイベントをありがとうございます!来年も自転車に乗れる体を維持できてたらぜひ参加させてください!牛ってなに?と思われた方、このブログの画像を見れば、直立した牛がいますから。全国のMTB乗りの皆様、ナイスコースの楽しいイベントです、来年も秋に開催されるそうですからぜひご参加を!

Titi31 さて、ちちフェス参戦レポートの3回目です。

3番手走者はS田さんです。

下りもかなりの急傾斜でぶっ飛ばせます。ぶっ飛ばすと木にぶつかりますから、ブレーキングテクも要求されます。ガンガン上ってガンガン下る、前半はそんなコースです。いかにスピードを殺さずに下って、トリッキーな林間コースを駆け抜けるか、度胸とテクニックが要求されます。

S田さんはスキーレーサー経験から、研ぎ澄まされたバランス感覚で下りも速い!

Titi32

後半の林間コースはアップダウンの連続です。林の木々を縫うように、タイトコーナーと連続するギャップの応酬です。

複雑なコースレイアウト、見事にコースを作っていただきました。また路面状況もおそらくは木の枝を拾ってくださったのではないでしょうか?路面は大変滑らかで、思いっきり走れます。

時折現れる木の根っこにはひやりとさせられます。コーナーで根っこに乗っかるとずるっと滑りますからね。気が抜けません。

Titi33

そして突然現れる上り斜面。これが半端じゃなくきつい!パワー溢れるS田さんも押しが入ります。皆押します。トップの選手も押します。むしろ担いで走ったりしますから。

2回目参加のS山さんが、レースシューズの前部ピンをサッカー用の長いものに交換した訳がわかりました。押すのもこのレースの重要な戦略なのです。前半の急な上りは、足跡でほれていましたからほとんどの選手が押していたのでしょう。参加した全日本MTB女子チャンプの片山梨絵選手は乗って上がったのでしょうね。片山選手の走りはカッチョいいし、速いし、流石です。写真もビシバシ撮りましたが載せちゃまずいっすよね?M氏があっという間に抜かれたといってましたが、私は運悪く一緒に周回できなくて残念です。きっと1周する間に3回は抜かれたでしょう・・。抜かれたかったあああああ!

Titi34

さあ!私のビューティホーな走りです。このコースの先を読む目線がいいですね。後から迫る選手をぶっちぎる為に・・・、いやこの後ちゃんと降りてコースを譲り、抜かしてもらいました・・。いや、やっぱ皆に気持ちよく走ってもらいたいですから、ストッパーにならないように、勝ち負けよりも、後を気にしながら走りますよわたしは!

もうコース後半、息も絶え絶えな状況ですからね。え~まだ続くのおお?っていう感じです。

この辺はコースも広い方なんですよね・・。

Titi35

そして・・・。ああ悲しい。哀愁の後姿です。降りて押しですね。

急斜面は、もう押しちゃった方が速いもの。

今回SPDペダルを外してフラットペダルにして大正解。スパッと降りてずばっと押す!これがこのコースの極意と見た!いや、乗って上れればそれでいいんですけどね・・。

私、特に下りでSPDって怖いのですねー。足とっさに着けないと。今回もあまりにも急な下りはもうブレーキはフルロックで両足けんけんでしたから・・・。サドル下げててよかった!ディスクブレーキって最高!って本来の使い方じゃないですけど・・。

それにしても寂しい背中ですね。中年男の悲哀・・。たるんだでん部が情けないです。

Titi36

結局、私はシマノバイカーズに引き続き、1周で走りを終わりS山さんにバトンタッチ。今回チーム負け組みは、ちゃんと手でタッチして選手交代しましたからえらいですね。

さあ、2時間耐久レースも残り10分を切り、最終走者は、やはりこのコースを熟知しているS山さんです。猛烈にダッシュ、最後のアタックをかけます!

私5・6人ほどに抜かれたんですが、S山さんは3・4人抜いてくれたみたいですね・・・。すんません、皆さんほんとに・・。

Titi37

さああ!いよいよ感動のゴールです!S山さんが戻ってきました。私は思わずゴールラインまで駆け寄ります。すんごく寒かったのですが仕方ありません、このチームジャージをアピールする為上着を脱ぎました。手に上着を持ってますね・・。牛さんも絶叫です!

Titi38 やりました!チーム負け組みゴールの瞬間です!2時間耐久MTBレース、見事に誰も転ばずに完走を果たしました~。

牛さんに、ハイタッチで今ゴ~ルです!と実況して頂き、盛り上がりは絶頂ですうう!って他のメンバーはどこに?

Titi39

う~ん、連続写真でゴールシーンを動画のように楽しんでいただけましたでしょうか?この臨場感が伝わったらいいなあ。

牛さん本当にありがとう!

Titi310

ゴール直後、健闘をたたえ、肩を抱き合うS山さんと私です。

尚、私の乳首があまりにもリアルに描写されていた為、モザイク処理をさせていただきましたのでご了承ください。ジャージの生地って薄いですからね・・。

この負けジャージ・ニューカラーも好評でした。S田さんがわざわざ僕がデザインしました!と牛さんに伝えに行き、このジャージのカラフルな部分が好きです、と牛さんがアナウンスで無理やり言ってくださいました。ほんとすんません・・。

そんなわけで、2時間耐久はチーム順位で7位でしたね。総合順位は11位くらいでしたが、そう、一人で2時間走った人に負けているんですよ・・。世の中凄い人がいるんもんですね。最終結果は、主催者のホームページでいつかは発表されるのでしょうね。来年走りたい方、こちらをご覧くださいませ

関東サイクルスポーツ運営委員会

そして、我々チーム負け組みのメンバーから初めて表彰台に上がる選手が出たのです!次回、キッズレース編・・・。

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年11月26日 (日)

秩父サイクルフェスティバル参戦記・その2

昨日の続きです。秩父サイクルフェスティバル2006・秋(略してちちフェス)に11月25日、行ってきました。MTBのチーム耐久レースです。

ちちフェスだからなのか、牛、がいるんですよね・・・。全身牛の着ぐるみ着て(尻尾付き)実況アナウンスずっとしてるし・・。我がチーム負け組みは、昨年もメンバーのS山さんご一家が参戦しているので、牛さんも覚えてくださっていて、沢山場内アナウンスで負け組みを叫んでいただきました。ありがとうございます!

Titi21 会場はとんでもない山の中。周りに人家などありません。この秋一番の冷え込みの中、できるだけ暖かいひだまりを選んで、チーム負け組みのピットを設営しました。ブルーシート敷いただけですけどね。周回コース部分の真ん中の芝生が一面ピットエリアなのです。

おお!今回チーム負け組みは、な、なななんとゼッケン一番です!栄光の一番です。まるで招待選手みたいじゃないですか。

ナンバー1が付いた愛車たちを前に、お揃いのチームジャージに身を包み、レースの作戦を打ち合わせしております。

Titi22

メンバー紹介です。このちちフェスに今回が2回目の参戦のS山さん。ご家族で参加です。今回の幹事さんです。

某P社のエンジニア。愛車はもうこのブログではすっかりおなじみのアンカーネオコットクロモリMTB。かなりの軽量化を施してあります。このレースの秘策として、シューズの先端にサッカースパイク用のピンを増設して来ました。2度目の参加ならではの経験を活かし、これが威力を発揮することに・・・。

Titi25

S田さんですね・・。

こう見えても考古学のお仕事しています。

今回のチームジャージのカラーデザインしています。

愛車は、ジャイアントのアンセム2です。買った時から超軽量なフルサスです。

サスはかなり柔らかめにセットされていたので、このレース対策なのかと聞いたところ、最近MTBまったく触ってなくて・・、とのことです。

Titi23

M氏です。最近自転車遊びにもう夢中です。小径車に完全にはまっています。

MTBは山の中で倒したり落としたりするので、傷だらけにしても惜しくないもので十分との事。

もう4年ほど乗っているルイガノのBARTです。機械式ディスク仕様。フロントサスはリーバに換えて少し軽くなっていますが、ハードテールにしては重いですな。丈夫なんでしょう。ホイールは新しくしたいそうですが。

Titi24

久しぶりのレースに参加の私です。何故か髪型が8:2分けになっていますが気のせいです。

うーん新チームジャージもバッチリと似合ってますな。

ゼッケン一番のよく似合う、愛車はトレックフューエル80です。軽量化を施し、レース用にポジションを変更して来ました。秘策はデカペダルです。ビンディングペダルはクロカンレースじゃ無理。こけないように、さっと降りて押す!これが全てです。

今回参加した、チームTREKの片山梨絵選手と同じ(色)のマシンです!初めて片山選手の実車を見ましたが、そっくりでしたよ。全日本MTBチャンピオンと同じ(色)でした!

なかなか会場の場所がわからず、ナビにも載っていなかったので、勘で山を走り、到着したら1時を過ぎていました。先に来ていたS山さんが受付を済ませてくれたので、ギリギリセーフ。焦って準備して、午後2時過ぎ、いよいよスタートです。

Titi26 MTB2時間耐久クロスカントリーレースのスタート位置に。

やっぱり、牛さんが全てを仕切りますから。このイベントは牛さんがほんとに仕切ってます。だって主催者の代表さんなんだもの。

で、最初に走るのはM氏ですね。

牛の説明を聞いてます。前走者さんの後を付いて、一周してからのローリングスタートです。Titi28_1

コースは林間の本格的なクロカンコースです。このレースのためだけに設営されたスペシャルコース。

普段は県営のキャンプ場の中なのでMTBは走れないようです。このイベント限りなのです。2キロ以上あって結構走り応えがあります。林の中の道じゃない部分ですから、まさに木の間を縫うようなタイトなシングルトラック。上りも下りも半端じゃありません。

おなじみSIMANOマークのコーステープで仕切られたコースを走ります。一周目、耐久レースではこれまたおなじみの渋滞が登りでは生じます。そこをかわし前に出るM氏の走りです。

スタートダッシュでは、いつものマイペースで後の方でしたが、順位を上げてきます。

Titi27_1

おお、逆光の中、下りを豪快に攻めるM氏です。

下りも結構斜度あって怖いです。オーバースピードは木に衝突しますからね。ただ、そこを攻めればタイムは縮まります。

落ち葉と、霜が溶けてややスリッピーな黒土の路面に正確なハンドリングが要求される中、M氏はスピードを上げます。

Titi29

2番手の選手はS山さんです。このコースを熟知しているだけあって、ハシリは軽快です。空いてきたコースをハイスピードで攻めます。

林の中、木を縫うように設定されたコース。この部分はまだ道幅が広いほうです。しかし最速のラインは限られた一本のラインです。

Titi210

周回コース手前の最後の難関部分です。瞬間的にコブを超えるので、非常に斜度のきつい上りです。一周を走って消耗した選手にとてもきつく、ほとんどの選手が足を付いたり、降りて押してしまう中、S山さんは一気に上りあげます!

前輪が浮き上がるのを抑えて力強くペダリング!マビッククロスマックスSLが一瞬空転した後、駆け上がる!

Titi211

S山さんは2週目に突入!ピット前の周回コースを快調に飛ばします。おおお、彼の愛車と同じアンカーの旗の前を通過します!

実況の牛さんも「お!チーム負け組み通過です!」と絶叫!

さあ、負け組みどもは、いったいどこまで順位を上げられるのか!?

次回は、続いてS田さんと私の走り。そして感動の、涙のゴールです!

では、また。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2006年11月25日 (土)

「秩父サイクルフェスティバル2006・秋」にチーム負け組み・参戦!

秋晴れの爽やかな土曜日、ちょっと寒かったのですが、我がチーム負け組みは埼玉県に遠征、「秩父サイクルフェスティバル2006・秋」に参加しました。

埼玉県青少年総合野外活動センターという相当山奥の森の中で、MTBクロスカントリーとシクロクロスのレースが11月25日と26日の二日間開催されます。チーム負け組みは、土曜日25日のMTB2時間耐久レースにチーム4人参加、キッズレースにS山さんの息子さんが参戦しました。

伝統のあるレースですが、今回はシクロクロスが関東シクロクロスの公式戦になったことと、ゲストにMTB全日本選手権05・06年チャンピオンの片山梨絵選手もTREKに乗って参加されましたので、なかなか盛り上がりました。

先程帰宅しましたので、今夜はとりあえずざっとリポートを。また後日詳細をお伝えします。

Titi5 会場は、キャンプ場内のサッカー場をピットに、そこから周回コースを経て、森の中を結構長い距離、アップダウンも激しく狭くトリッキーなシングルトラックを走ります。

チーム負け組みとS山さんのご家族。新しいチームジャージを着用しての初レースです。

Titi4

S山さんの激走!

林間コースの落ち葉の中、上りを攻めます。

Titi2

スタート時のM氏。クロスカントリーのチーム耐久にはつきものの渋滞をかわし、じっくりと走ります。

周回をかさねるとコースも空いてきて自分のペースで走れます。人数的にちょうどよかったのではないでしょうか?

Titi3

下りはかなりテクニカルです。

スキーで鍛えたバランス感覚で攻めるS田さん。

コースは長く、ほとんどが林間のシングルトラックで、走り応えがありました。よく整備されて素晴らしいコースでした。下りはスピードも乗り、とても楽しく走れるレースです。

Titi1

2時間をメンバー全員でリレーし、感動のゴールシーン!

私とハイタッチしてゴールを決めたS山さんです。右端はこのイベントの名物、実況アナウンサーの牛さんです!実は主催者の代表さんです。確かサイスポ誌で広告の漫画を描いてますね。何度も負け組みの名前を叫んでいただいたので嬉しかったですね。ちょっとは有名になったかなあ。

チーム負け組みの2時間耐久レースの成績は、チーム順位が7位でした!6位まで表彰されていたので、頑張りましたね。

詳細はまた後日記載します。

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月25日 (火)

シマノバイカーズ参戦記・その3・激走編

さて、いよいよレースはスタートしました!4時間の間、2~5人組みのチームが、ライダーを交代しつつ4時間後の周回数を競うクロスカントリーレースです。足首に計測センサーを巻き、一番ライダーのS山さんがスタートです。かなり気合が入っております。

06xc1 今回撮影したのはスタート地点から反対側、テントエリアの上部ゲレンデを横切るコースです。

一眼レフデジタルのキャノンEOSD60に80~200ミリ望遠レンズを装着して撮影しました。

S山さんが一周15分ほど掛かり、2周を30分で走りました。

S山さんのMTBは、ブリヂストンの銘車アンカーネオコットクロモリMTBです。XTRとXTのコンポに、クロスマックスSLホイール、サスはロックショックスSIDレース、と軽量パーツてんこ盛りで、重いクロモリフレームにもかかわらず11キロ前半で組まれたマシンです。

タイヤはユッチンソンのパイソンチューブレス。このマッドコンディションでは苦戦しそうですが、ぬかった場所は渋滞していたので、画像のドライ路面で速かったようです。

坂で心拍が上がっても渋滞で休めるので楽だったとの事・・・。差が開いてもそこで追いつけるから無理しなくてもよかったそうです・・・。序盤からビッグイベントならではのレース展開です。渋滞中、担いで路肩を抜いていった選手がいて、大ひんしゅくをかったようです。イベントレースでそこまでしなくてもねえ・・。

06xc4 

2番手ライダーのM氏です。カメラを構える我々ギャラリーの前で「もうサイクリングだよこれは・・・・!ゆっくりやるよ」と笑顔でコメントを発し、楽しんでいる模様です。見ているみんなも苦笑。

M氏のMTBはルイガノXC/BART・PROです。ハードテールでも楽しそうですね。

06xc2_1 3番手ライダーはS田さん。

おお!前輪をジャンプさせ、余裕の激走です!

MTBはジャイアントのアンセム2です。超軽量なフルサスXCバイクです。

このあとカメラを意識して路肩に近寄りすぎ、下りでギャラリーに突っ込みそうになり、爆笑ものでウケていました。

06xc9

さて、わたしですね・・・。

もうなんかびびって、ますね。この前にちょっと怖い目にあっていたもので・・。けどコケなかったよ、ちょっとだけしか。

MTBはトレックのフューエル80。ストローク量の少ないフルサスのXCバイクですが、そのぶんロスも少ないのです。ややリヤサスのエアを抜いて、柔らかくしました。タイヤはドライ用のミシュラン・コンプSライトなので、ギリギリエア圧を下げましたがマッドコンディションではズルズル滑ってどうにもなりませんでした。ま、いいっか。

このグレードはXCよりも山遊びに少し向いているので、前サスも100mmトラベルで、ハンドルも幅広いライザーバーで、他の3人とはポジションがかなり違いますね。

06xc3 さて、2回目の走りになり、私は辞退しまして、もう、まあ、このへんで、ということになりまして、最終走者のS田さんがスパートを掛けます!

この日の宿が、6時からの夕食厳守で、蓼科高原の一番上にあるため、そろそろ帰らないとご飯が食べられなくなってしまいます!レースとご飯ならやっぱご飯でしょう!生ビールが待っている!これ以上走ってもやってることは後は同じです。混む前に撤収するため、3時にレースを途中で上がり、勝手にゴール!

06xc8

てきぱきとテントを撤収します。まだレースが続いているなか、荷物を担いで会場を降ります。

わがままおやぢは飽きるのも早いです・・・。

レース結果はここに出ています。http://c114hi5o.securesites.net/result/06bikers/result023-1.html

おお!MAKE-GUMIは凄いぞ。ビリから3番目です・・。しかし、走った時間と平均速度に注目です。ははは、4人組み唯一のリタイヤです。完走していればそこそこだったのにねえ。おやぢは我慢が嫌いですから。

06xc6

もうルイガノはこんな状態。泥と草が混ざった奴が固まってびっしりです。

車の洗車場にあるのと同じ高圧洗車機で一気に洗います。100円で3分間洗えます。丁度DH競技が終わっていたので少し並びましたが、エンデューロが終わればこんな並びじゃすまないでしょう。この泥だらけのMTBを車に積むわけにも行きませんし。

06xc7

私のフューエルも酷い感じ。もうリヤサスのリンクの間にびっしりと泥が詰まっています。

タイヤは溝が埋まってスリック状態です。これを高圧洗浄で弾き飛ばします。BBとかハブに入らないように・・・って無理ですねこの水圧じゃあ。まあしょうがないでしょう。こうしなきゃ汚れ落ちないし。MTBの寿命ってロードより永くないなあ。走る場所も過酷だし。

と、いう訳で、全ての作業が終了すると、レースは終わったようですね。各メーカーの販売ブースを見て、私はルイガノブースで、ウェルゴのデカペダルを1000円で買いました。やはり怖いコースはビンディングペダルじゃ走れないから・・。

プロの選手の走りもバッチリ見たし、楽しいイベントでした~。渋滞も無く会場を後にしました。

とても涼しい蓼科高原の、横岳ロープウェイ駅の横をさらに奥に入った場所の宿に到着。大宴会の始まりです~。

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月24日 (月)

シマノバイカーズ参戦記・その2・スタート編

7月22日早朝5時30分。06年度シマノバイカーズフェスティバル・4時間MTBチームエンデューロに参戦する為、S田さんの車は私の家に到着、A市のM氏を迎えに行きました。

A市の国道18号沿いの歩道橋の下で、ぽつねんと我々を待つM氏を発見しました。これがその時の映像です。

06shima7_1   

私の向けたカメラにカメラで応えてくれたM氏の姿を車内から撮影。早朝、国道沿いでこんな人が立っていたら怪しいですよね・・。

M氏を乗せ、3人と3台のMTBを搭載した車は、妙義インターから上信越自動車道を走り、佐久インターで高速を降り清里方面へ。

06shima8_1

八ケ岳公園道路沿いの道の駅で休憩しました。

この車が、S田さんの愛車、我がチーム負け組の強力なトランポ、エスティマハイブリッドです。自転車の前後輪を外せば4台をトランクに納め同時に4名がくつろげる広い車内。大柄なボディーをモータで加速、燃費も優秀です。ルーフのケースは4人分のバッグを収めます。

まだ8時前・・。レースは12時30分スタートです。会場はここから1時間も掛からない場所なのですが。我々は時間を潰すことにしました。

06shima9 付近を散策すると・・・、

戦国時代の武将武田信玄が当時作ったという「信玄棒道」を発見!戦国時代のダブルトラック、MTBトレイルに最適の遺構です。蓼科まで続いているそうで、いつかはMTBで走ってみようと。

かなり走りやすそうですね。けど、ほとんど直線で飽きそうですか・・・。

まあ、そんなことやっててもしかたないので、少し早いですが会場の富士見パノラマスキー場に到着しました。

しかし、駐車場が第13駐車場とかでスタート位置まで遠い!昨年は2段目くらいの駐車場だったのに。ゆっくり着きすぎたか・・。

こちらはテントとクーラーボックスを積んだ代車を引っ張っていくので大変です。先にご家族と一緒に会場入りして受付をしてくれたS田さんと合流、ゼッケンを受け取り、組み立てたMTBとジャージにつけます。

どうやら駐車場からシャトルバスが出ているらしい。車の外で大胆にレーパンとジャージに着替え、MTBも乗せられるバスなので、荷物を全て乗っけて会場入りしました。台車でスタートよりゲレンデを登った位置のテントエリアにテントを運び、設営しました。

06shima13

これがS山さん宅のテント。ここがチーム負け組みの拠点です。テントはあったほうが楽しいですよ。晴れると日差しが強いですし、アブやブヨが多いので、このようにネットが付いていると快適です。標高が高く風は涼しいのでテント内は過ごしやすいのです。

06shima10

テント内部でくつろぐS田さん。クーラーボックスには、水、スポーツドリンク、補給食、パン、おにぎり、きゅうりの漬物、梅干、チョコレートなど冷たく冷えてます。

さらにコンロでお湯を沸かし、カップラーメンも食べまして、キャンプ気分も盛り上がります。

06shima11

11時15分から4時間エンデューロの試走が行われ、XCコースに皆繰り出します。我々はカップラーメンを食べ終わり、ゆっくりと試走をスタートします。

スタート付近のバイクラックに置いたMTBを取り出し、スタートラインに行きましたが、すでにスタート順番待ちの選手が並んでいるので途中からスタート。

コースは狭いシングルトラックが増えていますね。レースじゃなければ楽しそうなコースですが。ぬかるんでいる場所もかなりあります。あっという間にタイヤは泥でスリック状態に・・。マッドタイヤが欲しいですが、スピードが遅いので泥が取れずあまり変わらないかも・・。狭い上りは乗っても押してもあまりスピードが変わらないので、こけないように押します。

06sima12 森から出て、開けたらゲレンデ途中に出ます。ここで大渋滞発生!列がなかなか動きません。この先、また森の中に入ってからのシングルトラックが相当ぬかるんで、急な下りと上りをひとりずつ走っているようです。仕方ないので記念撮影。

この森を抜けるとゲレンデの上部を横断し、急坂を下ります。ここに酷い段差がありました。一つ目でバランスを崩し、二つ目の段差を座ったまま落っこちた瞬間、ボギャと音とともに、私のMTBのサドルが空を向いてしまいました!カーボンピラーが折れたかと一瞬思いましたが助かりました。サドルが動かないのでコース途中からテントに戻り、工具で治しました。壊れなくてよかった・・・。

06shima12

試走中に気合が入ったS山さんが1番手に走る事になり、良い位置でスタートする為、試走途中からスタートラインに向かいます。

我々はテントに戻ってのんびりと下のスタート位置で選手ミーティングしているのを眺めていましたよ・・・。しかし凄い人数ですね。テント内にも選手がいますから、スタート走者がこの人数なんでしょうか?ビックリ。

なんだか試走しているうちに、この人数とあのコースじゃ、走るより待ったり押したりばかりで、レースになんないね・・・、と緊張感の無いままテント内でおやつを食べ、いよいよレースは始まりました!スタート!

次回に続きます。

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月23日 (日)

シマノバイカーズ参戦記その1・無事帰ってきました!

ここ数日の悪天候が嘘のように晴れ渡り、06年度シマノバイカーズフェスティバルはいつもの長野県の富士見パノラマスキー場にて開催、盛り上がりました!私の所属する「チーム負け組み」も昨年に続き、4時間チームエンデューロ4人組みに参戦、先ほど無事帰りましたのでレポート致します!

結論から言うと、いや~押し押した、倒れた、並んだ、泥だらけになった、というレースでしたね・・・。

国内最大級のMTBイベントです。人は多いですね~。

06shima4

ここが、ピットロードからの眺めですね。青空ですよ。なんだか信じられないような暑さになりました。4時間レースは、ここ左手がピットエリア、右手がスキー場のゲレンデ方向で、バイクラックに選手の沢山のMTBが並んでいます。その上部がテントエリアで沢山のテントが設置されました。我がチーム負け組みもテントを設営いたしまして、クーラーボックスも担ぎ上げ、じっくりと楽しみましたよ。

今日は帰ってきたのばかりなので、ざっと概要を報告しますね。チームエンデューロでの私の激走りです。

06shimma6

今回のXCコースは昨年とかなり変更されました。いろいろ賛否両論が聞かれましたね・・・。昨年と同じ雰囲気と予測した我々は面食らったのは事実です。私達のレベルでは、難易度は高かったといえます。

昨年までの意見を取り入れ、スタッフが相当の工夫を凝らしたのは、素晴らしいことです。ただそれが、全ての人に楽しさを与えたかは、いろいろな感じ方があったかもしれませんね・・・。主催者の「初心者にも走りやすい設計で、MTBレースビギナーでも安心です。」というコメントは、う~んどうかな?初心者は怖かったのでは?MTBレースが好きになれるかな?という点では考えさせられますね。

我々もTEAM-MAKEGUMIとしてエントリーしましたが、MTBのトレーニングは普段ほとんどしていないため、苦戦もしました。そんな中皆頑張りました。一番手に走ったS山さんの鋭い走りです。上手い選手に負けないくらい速いです。

06shima1

今回のコースは、エキサイティングで、MTBでのオフロード走行を十分味わえる設計でした。100%ダートでしたし。ただそれは、中級以上の選手が40~50人で走った場合ならの評価です。しかもドライコンディションで。今回は前日までの豪雨でマッドコンディション、初級者も多いなか、数えたら約375人の選手がコース上に走っているのです。細いシングルトラックのテクニカルな下り上りが多く、泥沼と化した上りシングルトラックは大半の選手がタイヤを滑らせ渋滞が発生し押し上がり、ゲレンデ上部も下方向に傾斜がきつく転倒者が続出。結局コースは何箇所も渋滞で並んで・・。鈴木雷太選手が押している姿を見られましたね!と会場アナウンスが流れました。

結局、我々チーム負け組みは・・・、途中でやめて帰りました!十分楽しんで満足した結果、もういっか・・・、混む前に撤収して楽して帰ろう、という大人の選択をしました、やはりおやじならではですね!余裕でMTBを洗車できたし、テントもスムーズに撤収、買い物もして、空いている道を帰れました!

アンカー選手ののS田さんのフィニッシュシーンです!4時間のレースを2時間25分でおしまい!

06shima3

おやぢなりに、ゴールを勝手に早めにやってしまいましたね~。結果4人組136チーム中134位!平均時速8・93キロ。これは68位のチームのタイムと同じですね。全チームで途中でやめたのは12チームくらいでした。その中では5番目くらいの素早い見切りです。4人組では唯一の途中帰りですね・・。だって、早く蓼科高原の宿に行って生ビール呑みたかったんだもーん!あのコースなら一人2回も走れば十分楽しかったですから!まさに、チーム負け組みの名前に恥ずかしくない、見事な負けっぷりを披露できたのではないでしょうかっ!!これぞおやぢの王道、おやぢの殿堂入りに相応しいおやぢっぷりです!

で、翌日は、昨年は里山ツーリングにエントリーしたのですが、今年は何もエントリーせず、シマノバイカーズのイベントには行きませんでした。宿周辺の蓼科周辺を本日MTBで散策し走ってきました。これが結果としてレースイベントより面白かったので大満足!女神湖から、白樺高原のシングルトラックを走破、御柱御用地コースを開拓して、ダウンヒルあり、担ぎの藪コギありと、大笑いの走りでした。沢の橋を渡るM氏です。

06shima5

なかなかの秘境でした!アドベンチャラーな、こっちの走りのほうが我々は向いているのかな・・。

とにかく、2日間長野県でMTBの走りを楽しみ、怪我も無く無事に帰って来れました。イベントの詳細と、白樺高原の楽しいトレールは、これから数日画像を織り込みレポートしますね。

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年7月 6日 (木)

昨年のシマノバイカーズ

今年もシマノバイカーズがやってきます。国内最大のMTBイベントといわれております。富士見スキー場はとんでもない数のMTB乗りで埋め尽くされます。

http://www.shimano-event.jp/bikers/top.htm

これですね。凄い数の人ですねえ・・・。

もう今月でした。エントリーしてました。はっきり言って忘れていました。準備も何にもありません。MTBは一応買いました、フルサスを。もうそれで全て安心しています。昨年だってまったくそれまでオフロード走らずに、いきなりシングルトラックでめちゃビビリました。下り怖ええ~・・・。ダブルトラックだって皆尋常じゃないスピードで走っているし。

ま、フルサスあるから、大丈夫・・・・じゃないでしょう!あああ、練習しなくちゃ走らなくちゃ!全然走っていませんよ・・。

去年のXCコースより今年は距離が長いそうで。ああ、上記のHPでコースが発表になっていますが、くうう、上りがきつそう~!ゲレンデ登っているじゃないですか!シングルトラックも上っているのか?かなりやばそうです。100%オフロードか。フルサスにしてよかった・・・。

1周も体力持たないなあ。チーム耐久だから、チームメートにお世話になります!去年はお友達とチームエントリーしていた鈴木雷太選手がめちゃ速かったです。スタートして最後尾の選手がまだシングルトラック入り口で見えているのに一周して来て追いついて抜いていましたから・・。

初日の4時間耐久も盛り上がりますが、翌日参加した「里山ツーリング」も面白かった!とにかく食わせるイベントでした。エイドステーションがすぐに現れる。給水から、冷したトマトなどの地元野菜、シーフードマリネ風お蕎麦、巻き寿司、おやつにグレープゼリー。林道、丘を上り、明るい高原から、森の中のシングルトラック、畑の農道、と、なかなか楽しいコースでした。

と、いう文章を画像を5枚入れて説明しようとしたのに、最近の夜のココログのこの遅さは何?全然画像がアップできません!工事して改良するそうですが、ちょっと酷すぎますね。今月の11~12日はそのメンテナンスのため、ブログがアップできませんのでご了承ください。そのあとは速くなるんでしょうね?過去にブログが全部消えてなくなるなんてことはないですよね・・・?

画像アップは時間的に気が遠くなりそうなので、一枚だけ・・・。

私の恥ずかしいあの部分の生写真です・・。

ええ?何この遅さは?信じられない・・。これじゃブログ書けないでしょ?普段夕方アップしているから気が付かなかったけど、9時過ぎに書いている方、これじゃ怒りますよね!発狂しそうじゃないですかこの遅さは!Shimano1

この一枚アップするのに11分掛かってしまった・・。

それでこの写真じゃあねえ・・・。恥ずかしい・・。

下りのシングルトラックです。この先の急傾斜にビビって前輪ブレーキ思いっきり掛けていますね・・。かなり怖い。

それなのに、こんな狭い下りでぶち抜いていく選手が結構いるんですよ。右行きます!って右空いてないじゃん!

真ん中に立ち木があって左右にコースが分かれるところで随分抜かれましたが、皆さん神業ですね・・・。けど、私を抜いたあとオーバースピードで吹っ飛んで、熊笹の茂みに消えて行った方、ご無事でしたか?あんな激しいコケかた初めて見ましたよ!皆さん、安全運転でまったり楽しみましょう!

今年はフルサスですから、一味違う走りです、か、なあ?

では、また。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧