自転車ツーリング

2007年6月11日 (月)

碓氷川サイクリングロード

Usui1_1 週末、自転車に乗るときは、やや本気モードの場合は利根川サイクリングロードですが、まったりと散歩走りをする時は、碓氷川サイクリングロードを走ります。

利根川は先日掲載しましたので、今回は碓氷川の道をご紹介します。

群馬県高崎市から、安中市を碓氷川沿いに遡り、このように後半は田園風景の中を奇岩で知られる妙議山を見ながら、のんびりと走れるサイクリングロードです。

周辺に交通量の少ない農免農道があるので、ローディーの方もトレーニングに使えます。安全でご家族連れやスポーツサイクルに乗り始めた方にもお薦めの道です。ただ狭い箇所が多く、ローディーの方が下ハン持ってもがくのは広い道に出てからでお願いしたいところです。おばあちゃん散歩してますから・・。

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高崎市乗附(のつけ)町にあります乗附緑地の広い駐車場。ここはゲートボール大会がなければ空いています。もう少し上流に無料の釣堀もあり、そこにも駐車場があります。

ここをスタート地点に設定しました。

この撮影時は、15時半あたりのスタートでしょうか。夕方に向かう時刻です。

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ちょっと距離を稼ぐコースならば、駐車場から道に出て、高崎方面に走ります。すぐにここで左折です。

反対向きに安中方面に走ると、達磨でおなじみの少林山達磨寺がありますので観光にお薦めです。

鼻高橋でサイクリングロードに合流できますが、自転車道でもある歩道部分を走ったほうが良いでしょう。交通量も多く車はスピードをかなり出しているので車道は危険です。今日も自転車でバンクを走るのを職業とされている方がピストで自転車道歩道をまったり走っていましたから、無理せず見習いたいですね。

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で、こちらのコース、碓氷川の堤防を下流へ、緑色の舗装を辿ると最初の大きな橋、八千代橋があります。高崎市役所庁舎のビルを前に見ながら左折してこれを渡ります。高崎方面から自走の場合は、和田橋などから烏川を渡り、この八千代橋を渡ります。

橋の上は結構狭いので、気をつけてください。

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八千代橋を渡ると道なりに左折。ここからいよいよ碓氷川を上流へと走ります。

ラグビー場、野球場を左に見ながら、国道18号沿いをしばらく走ります。

Usui6こんな昔ながらの木製の橋が掛かっていたり、のどかです。

その橋を左に見ながら、さらに直進。

自転車もあまり走っていないし・・。

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実はこのルート、以前ならご家族連れにはあまりお勧め出来ないコースで、少林山コースをお薦めするところでした。

なぜならこの先で、車道と合流し、ここが大変狭い難所で危険でありました。

しかし最近、前方の橋の下をくぐる迂回路が完成して、大変安全で快適になったのです。

以前はここを直進していたのが、このようにぐるッと曲がって河原に下るわけです。ブレーキかけてスピードに注意してください。

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この先しばらく国道18号を右下に見ながら走ります。右に国道の休憩所がありトイレが利用できます。そこを過ぎると国道の高架のトンネルをくぐりすぐに左折、堤防に戻ります。JR信越線の鉄橋をくぐりますが、急な下り坂上り坂に注意。また堤防に戻り、この場所に出ます。

この石井橋の交差点は交通量もあるので横断には気をつけてください。交差点を直進し、しばらく堤防を走ると鷹巣の崖を目の前に、鷹巣橋がありますので、左に橋の下をくぐる迂回路があります。くぐってすぐ右の坂を上って車道を爆走するもよし、公園内をまったり走るのもよし。交通量の少ない広い道になり、大きな運動公園の横を通り、テニスコートを過ぎたところの左にある橋を渡りすぐ右折です。

Usui11 再び堤防の道です。左手に中学校があり、私の母校です。

この辺りは道も狭く、私の後輩が部活の帰りで、道に広がって歩いたり自転車に乗っていることがあるので、抜く時は後から声をかけてあげてくださいね。

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中学の向こう岸に、湯沢温泉という旅館が見えます。沸かし湯の鉱泉旅館ですが、最近は通常の営業はやってらっしゃらないみたいです。夏休みの高校合宿とかは賑わっています。

私の母も元気な頃はここが好きで、友人とカラオケを楽しんで何度か宿泊していましたが。その縁で、私も結納をここでやりました。静かな日の、良い思いでです。

Usui13 城下橋という広い道の交差点に出ます。ここで3つのルートが選べます。

ローディーの方は迷わず右折し橋を渡り、最初の広い道を左折すれば、ここからは農免農道コースでLSDモードから開放され一気に飛ばせます。ご家族連れのサイクリングならばやはり橋を渡りきって、すぐ左折の安全なサイクリングロードをお楽しみください。まったり散歩派の私は、ここを直進、歩いている人も少なく、車もほとんど通らない快適な道です。

Usui14 この道は碓氷川の支流の九十九(つくも)川沿いを走ります。

上流にダムもなく、流域の人口も少なく工場もないので、清流の趣があります。もう少し上流に行くと大きなカジカが泳いでいます。

この先に見える橋(安妻間橋)の左に出ますが、橋を渡らず左折し、葬儀ホールと公園の間の道を行きます。

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右手の米山公園はトイレもあり休憩できる東屋もあります。

公園を過ぎて、この十字路、セブンイレブンがあって補給が可能です。

ここを右折すると橋(米山橋)の右下をくぐるとサイクリングロードです。サイクリングロードで走ってきた方は、米山橋の右側に出ますので橋を渡って公園の間から橋をくぐります。

私は直進します。やや車は通りますが快適です。とにかくドンドコ直進です。

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この先は、こんな感じで、フラットな自転車天国。ローディーの方は右手山際の農免農道からこの辺を周回してトレーニングしているのでしょうか。

ずっと直進すると大きな道に合流。右折し、花の木橋を渡り、すぐに左折するとサイクリングロードに戻ります。

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この先のサイクリングロードは狭くなります。右手に田んぼの中にも快適な農道があります。

正面に妙義山を見ながら、田んぼの中の堤防を走ります。

Usui18この先、後閑小学校手前で、サイクリングロードは終点になります。

農免農道を走ってきたローディーの方は、この横切る大きな道を直進し、後閑川沿いに上れば長源寺で行き止まり、手前の上後閑小学校の十字路を右折すれば秋間方面、左折すれば増田方面に抜けます、両方上りですが、熊の出没エリアです。この春も何度も道に熊が出てます。ゴルフ場前の歩道に熊が座り込んでいたという目撃も。

増田から地蔵峠に上るコースは、私も3年前まではヒルクライムレース前のトレーニングコースでしたが、今は脚が向きませんな・・。何故か、あまり走っている人がいないのですが、車も少なく練習向けの手頃な峠なので、このあたりを周ってる方は是非走ってみてください。倉渕に下りると交通量の多い国道を走る破目になりますから、峠で戻るのが正解です。熊にお気をつけて・・。

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この後閑の辺りは道も広くて快適です。

いろいろ散歩してみると何かあるかも。ないかも・・。

ここまででルートによりますが、15キロ前後の走行距離です。信号は確か一箇所、車道との交差点も5~6箇所でしょう。ここから元来た道を戻りますので、往復30キロ前後の走行距離は途中の疲労具合で引き返せば調節できるでしょう。途中休憩場所もあるのでお子様連れのサイクリングにもよいと思います。

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終点付近の見所は、歴史が好きな方はヒルクライム覚悟で後閑城跡と、道から見えるこの古墳でしょうか。両方とも、我が自転車チーム「負け組」のメンバーで考古学者の顔も持つ男、S田さんが発掘、復元したものなので、是非ご覧くださいませ。

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このマッタリ散歩サイクリングロードなら、鉄のテスタッチコンサイス2です。夏場は夕方から夜に走りたいですね。

トップが46×14Tというギヤなので、スピードはもともと出ませんから、散歩です。

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来た道を戻ります。あの木の橋は、歩行者自転車専用です。ここを渡ればショートカットして、側道を通り乗附緑地の敷地内にすぐ入れますので、帰りを急ぐ時はこちらをどうぞ。

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家の近くまで帰って来たら、ちょうど日が沈むところです。

カメラを構えて、しばらく撮影します。

すると前方から、自転車に乗ったおばちゃんがやってきて、私の前で止まりました。

Usui24

その見知らぬおばちゃんは、私に話しかけました。

「私ね、こっち帰り道じゃないんだけど、あんまり夕焼けが綺麗なもんだから、遠回りしてここがよく見えると思って走ってきちゃったのよ。綺麗よねえ・・・。」

「そ、そうっすね、綺麗な夕陽っすねえ・・。」

なんだか、ほのぼのとするひと時でした。噴煙たなびく浅間山がシルエットになり、夕陽が山の端に消えたのを見届け、家に帰りました。

碓氷川サイクリングロード、ファミリーサイクリングや、田舎道で脱力した走りをしたい方にお薦めです。

では、また。

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2007年4月11日 (水)

GIANT・MR-4で初輪行ポタ・その4・りんりんロード爆走&列車での輪行袋の置き場所

MR-4を輪行して、つくばりんりんロードでのお花見ツーリング、レポートの最終話です。Rinko1

お花見も終了し、再び走り出したわがチーム負け組みです。

前回まではここまで走りました。

筑波鉄道の廃線跡を使ったサイクリングロードだけに、このような直線区間が後半増えてきました。

スタート時には遠くかすかに見えた筑波山。やがて山麓右側を回りこみ、筑波駅跡の先でこのような位置に筑波山を見ます。筑波山をバックに記念写真でも撮ろうじゃないかと、初めて駅跡の休息所以外で自転車を停めました。あまり走ってくる自転車も午後になり少なくなってきました。

Rinko2 M氏が記念撮影用のカメラをセットします。フジの中版645カメラです。どこでも固定できるようにクランプを装着していましたが、橋の欄干は太すぎて装着できず、愛車ブロンプトンのハンドルにカメラを固定し始めました。

便利なものですね自転車も三脚代わりになるとは。

mk2さんが興味津々にM氏の作業を見守ります。

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思い思いのポーズで、筑波山を背に記念写真に写ります。

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そしてまたスタート。風が無ければ最高35キロ以上にもなりました。ブロンプトンは16インチとは思えないくらい速いです。私のMR-4のアウタートップ(52×12T)よりもハイギヤードかも。私はペダル回りきりそうでしたから。

直線道路の両側に桜の若木が植えられています。一本一本に個人の名前の札が付けられ寄贈されたようです。こうやっていつかは立派な長大な桜並木が出来上がるのでしょう。

Rinko5 天候の悪化とともに、向かい風が激しくなりスピードが落ちます。

それでも集団を形成したチーム負け組みは空気抵抗を極力避け、20~25キロで巡航を続けます。先頭交代どころか一旦前に出たらずっと引かねばならない過酷な集団です。

16インチに皆さんはこの向かい風で25キロとは、まさに激しい走りとなりました。

途中、小田城という城の遺構の中をこの道は走ります。いいのかな・・。かなり規模の大きい城跡です。まだ発掘の途中で、観光地、公園化がされていないので、そのままの城の遺構を見ることが出来ます。山城ならばこの規模のものは地元にもありますが、平城でこの規模の遺跡はなかなか見たことがありません。土塁は削られていたようですが、掘割はかなり良く残っており、城跡マニアの方は必見だと思います。

Rinko6

藤沢駅跡に到着。ここもよく整備されています。芝生を貼ってあったり、ベンチを設置したり快適な休息所です。駅跡を利用した休息所はどこもトイレが大変きちんとしております。

駅近くの、生ビールが飲めるという酒屋さんは、この日お休みでした。

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やはり相当無理な走りだったのか・・。ブロンプトン組みは皆ばったりと倒れこみます。

16インチで向かい風の中、あのスピードは無理だって・・。ほぼ全開だったのでしょう。

MR-4はまだ若干の余裕がありました。私の体力はきつかったのですが、走り自体はそんなに無理をした感じではありませんでした。この辺が16インチと24インチの差なのでしょう。逆に私も16インチだったら付いていけなかったかも。

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今回の私の輪行仕様MR-4.途中暑くってウィンドストップジャージを脱いで、バックとサドルの間、アタッチメントの上部に挟みこみ、マジックテープで固定しました。アタッチメント下のはオーストリッチの輪行袋です。

コンポは全てシマノ105に交換してあります。

ペダルはSPDです。外さなくともコンパクトなので、輪行時に邪魔になりません。サドルはスペシャライズドのミラノチタン。大変クッションが厚く、快適な割にはチタンレールで軽量化されています。今回は鉄道に乗る時間が長く着替えも面倒くさいのでレーパンを着用しませんでしたが、お尻は全く痛くならずに快適でした。

Rinko9 

藤沢休息所を出発してしばらく行くと、徐々に市街地になってきます。途中、蓮根畑が両側に広がり、池の中を走るようです。

街中の走りは、信号もあり慎重に進みます。難しい分岐点には標識があるのでそれに従います。

最後、終点付近は車道になりますが、車に気をつけて。

土浦駅に到着。早速自転車を折り畳み、袋に入れます。ブロンプトンはあっという間に折り畳み完了。私とS山さんは時間が掛かります。しかし駅前で折り畳み作業をやると、ギャラリーが集まってきますね。へ~そんなに小さくなるの?とか話しかけられたりしますし。

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土浦駅からはJR常磐線の普通電車上野行き、グリーン車に座ります。最近高崎線や首都圏の普通列車に導入されてきたグリーン車です。乗車前にグリーン券を650円ほどで購入すれば、空いていて快適な空間があります。僅かなお金でこれだけ贅沢な空間が利用できる交通機関もなかなか他には無いでしょう、お薦めです。スピードは各駅停車ですけどね・・。

このドアの向こうは、普通の車両、つり革に摑まって混雑した日常の空間がありました。こちらはゆったり・・。1時間以上乗るならばお得な気がします。ただ自由席なので乗車はお早めに。この通路を通る人はほとんどいません。

普通列車に輪行袋を大量に持ち込むならば、もはやこの形態の座席のグリーン車です。2階建て車両の両端にある平屋の部分、座席を向かい合わせにします。壁際と、回転させた座席の後ろ側にも空間が現れます。そこに、輪行袋を滑り込ませます。右がMR-4,左がS山さんのトレックロード。700Cロードとは折り畳めばこれだけ大きさの差があります。

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これが横から見た図。実はこのMR-4の下に、ブロンプトンが2台置かれています。すみません、上に乗せてもらいました。しかしブロンプトンの畳は小さい。この空間に2台入るのですから。

Rinko12 こちらが700Cロードのトレックをおいた状態。これも下に2台のブロンプトンが置かれています。

シートはここまでリクライニングさせられますので、快適です。

常磐線では、最近になって普通車にグリーン車が導入されたようです。試用期間中はグリーン券が要らなかったようで、間違えて乗り込んでくる人が後を絶えません。すぐにアテンダントさんの制服女性がやってきて、グリーン券を拝見ときます。すると皆普通車に案内されて移ってしまいます。そんなにすごい料金じゃないのですが・・・。やはりびっくりしてしまうのでしょう。車内でグリーン券を買うとちょっと高いかもしれません。あらかじめグリーン券をチャージしたスイカや支払い機能付き携帯電話なら、天井のセンサーにタッチするだけで良いのでスマートです。

アテンダントのおねいさんは、制服をびしっと着こなし、ちょっとした会話なら気さくにしてくれますし。車内販売を何度もやってくれます。飲み物お菓子が買えて、ちょっとリッチな普通列車の旅です。時間はたっぷり掛かりますが、自転車付ならここがお勧めです。

上野駅で乗り換え。駅弁を買い込み、次は高崎線の各駅停車のグリーン席へ。快速でもグリーン車はあるのですが、なぜか接続が悪く各駅停車の旅になってしまいました。

Rinko13 ようやく高崎駅に到着です。長い旅でした。随分と電車に乗ってしまいました。

駅前で輪行袋をといてMR-4を組み立てます。

無事に破損部分もありません。

このように折り畳まれています。後輪が外した前輪部分に位置しています。前輪は後輪に重ねて、垂直ステムから外したハンドルをフレームの横に置いて、赤いマジックテープでフレームとまとめて縛ってあります。サドルはポストを抜いて横においてあります。自立せずに不安定なので、背後に壁面があると組み立てやすいのです。

Rinko14 どっぷり夜の高崎駅前でMR-4を組み立てます。一緒に帰ったY田さんのブロンプトンはあっという間に組みあがり、写真を撮ってもらいます。

MR-4の輪行は後輪を外さなくて済むので、エンド保護金具を付ける必要も無いので楽です。そのぶん組み立ても早いですし、折り畳む分コンパクトなのです。

自宅まで走り、帰宅と同時に雨がザーザー降って来ましてギリギリセーフ。疲れましたが楽しいツーリングでした。1日がかりの割には走った距離は45キロほどでしたが・・。

今後のMR-4の記事は、折り畳み方法の検討と、タイヤについての悩みです。空気抜かないとブレーキアーチに引っかかってホイールを外せないタイヤに遭遇・・。タイヤは今後の検討課題です。まだまだ悩みの多い自転車ですな・・。皆のブロンプトンについてもいつか書きますから。

では、また。

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2007年4月 9日 (月)

GIANT・MR-4で初輪行ポタその3・雨引駅お花見~筑波駅跡

Rinrin1 久しぶりに自転車です。前回の続きですが、GIANT・MR-4を輪行袋に詰め込んで電車に乗り、つくばりんりんロードを走行しました、って言うよりお花見して来ました。

岩瀬駅から走り出し、すぐに到着したのが、この雨引駅の跡です。筑波鉄道の廃線跡にあるホームの遺構です。

コンロを組みたて、炭火を起こし、焼けるものなら何でも焼きます。

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焼き鳥のタレ、塩。さつま揚げ各種、唐揚げ、ししゃも。特大おいなりさんとマカロニサラダ、チーズもあります。

これで、ノンアルコールの宴です。アスリートにはスポーツドリンクがよく似合いますね!

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焼ける間、M氏は流石は鉄道マニア。この線路跡にかつてはどんな列車が走っていたのか、当時の資料を持ってきて解説をしてくれました。なるほど、ここをこんな列車が走り、賑わっていたのですね・・。なんだか、自転車専用道になった今は寂しい感じもします。

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もうししゃもを沢山並べます。旨いです~。ししゃもって呼べるのは北海道の日高のある河口で採れる種類の奴だけなんですよね?ノルウェー産の似ている奴が最近は主流で、確かカペリンという魚でした。これはどっちでしょうか?どっちでも旨いです。

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焼き鳥もありったけ焼きます。地元のスーパーで作っている奴でしたが、これがウマイのなんの。タレも塩もニンニッキーな香りが染み込んで絶品です。ちゃんと作ってあります。思いもよらないところからヒットが生まれるのが旅の食事です。

さつま揚げもこんがり焦がして旨いです~。

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ここで、私のMR-4の試乗会が始まりました。ロード乗りのS山さんと元祖小径車乗りのmk2さんには、折り畳みを意識せずに普通のロードとして乗れる、700C並に普通に走る。ただ、ハンドル幅は広すぎる、という評価。概ね好評でした。

MR-4の走りを堪能するmk2さんです。

バイクフライデーを2台所有するM氏は、バイクフライデーと比べて得る物は全くない、BB位置が前過ぎて設計がおかしい、思ったより走りが重い、という評価。う~ん、MR-4にもバイクフライデーにもそれぞれのいいところがあると思うのですが・・。

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MR-4とブロンプトンのサイズ比べ。mk2さんのブロンプトン。シックな赤が素敵ですね。流石に16インチはコンパクト、これで結構スピードが出るんですよ。かなりハイギヤードな設定なのです。こうやって後輪を折り畳み駐輪します。

一番左はS山さんのトレックロード。700Cタイヤに比べれば、やはりMR-4の24インチは小さく、小径車なのですね。

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宴も終わり、後片付け。ゴミは分別します。

雨引駅跡の桜並木。いい思い出になりました。

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そして、出発。お腹が一杯で、走りも重いです。

路面はグリーンになり、遠く右手に筑波山が見えてきました。

結構この道、横切る道が多いのです。ほとんどが車の通らないような、昔は警報機もない踏切だったのでしょう、細い道なのですが、こちらサイクリングロード側が止まれになっています。たまに車通りの多い車道が横切りますので油断できません。

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途中、いくつかホーム跡を通り過ぎます。このように、特に休憩所化されていないホームがあり廃線跡マニアの心をくすぐります。

他にも桜の咲いているホームがあって、花見が盛んに行われていました。ほとんど地元に人が車でやってきて花見をしています。駅前跡に駐車場があるのです。自転車で走ってきて花見をやっているのは我々くらいでしたが・・。

Rinrin11 こんなトラップが・・。居眠り防止なのでしょうか?スピード出しすぎ防止か?わざとアップダウンが作られています。面白いです。丘の頭でジャンプできれば。

他にもジグザクになっているところもありました。

ロードのグループは先頭交代しながら飛ばしている人がいますから。トレーニングの人と家族でのんびり走っている人が混在していますからスピードの出しすぎには注意したいものです。あと、横断道路がある箇所はポールが立っていて間隔が狭いので、通りにくいです。ストップ&ゴーが意外に多い道なのですね。トレーニングで走っている人は、並走する一般道が交通量も少なく走りやすそうでトレーニング向きなのでは?と感じました。

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筑波山の真横の筑波駅跡に到着。ここは整備がよくされています。

mk2さんもブロンプトンで到着です。

この辺から走りのペースが徐々に上がってきております。

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筑波駅跡休憩所で記念撮影です。

コースも半分来ました。が、この先が恐ろしい走りでした・・。

天気は次第に下り坂。日もかげり、遮蔽物が何もないサイクリングロードを強い向かい風が襲います。

そこをチーム負け組みは集団を形成、16インチのブロンプトン組が信じられないスピードで集団を引いていきます。

次回激走編に続きます。

では、また。

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2007年4月 2日 (月)

GIANT・MR-4で初輪行ポタその2・出発~岩瀬駅~お花見編

折り畳みロード・MR-4での輪行ツーリング、茨城県は筑波りんりんロードでのお花見走行レポート、先日に続き第2回目です。出発は群馬県高崎市です。JRで輪行して、水戸線岩瀬駅下車、土浦駅まで走行しました。廃線跡マニアの方も楽しめる内容です。

2007年4月1日、朝6時に自宅を出発、高崎駅に自走で到着。

Rinb1 今回の輪行仕様のMR-4です。

シートポストにアタッチメントを取り付け、リクセンカウルのバック、オールラウンダーを装着。本来はフロント用バックですが、このようにリヤにも装着が可能です。アタッチメントのステー部分に、オーストリッチの輪行袋を固定します。

Rinb2 朝6時半、駅の入り口にて、MR-4を折り畳み輪行袋に収納します。

純正専用収納袋ではなく、オーストリッチのロード320輪行袋を使用します。

大きめの袋なのでかなり余裕の収納です。

MR-4の折り畳み&収納のコツは、後が壁面であることと見ました。いろいろ研究した収納方法は後日またレポートします。

ハンドルバーは、分割せずに垂直ステムから二股ステムを外す方法を選択。前輪と後輪とハンドルを市販品の赤いマジックテープで固定します。付属のベルトをヘッド部分と、BB上部のジョイント部分に掛けて背負います。輪行袋はあくまでカバーであって、実際持ち上げるのはフレーム本体なのです。

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袋に入れた後、市販の黒いマジックテープのベルトで全体をくくり、袋の余ってたるんだ部分をまとめます。

バックは別に背負います。

収納の大きさは大きい?

700Cロード以下、小径車以上でしょうか?実際袋は結構余っていますから、700Cロードよりは小さいのです。

もっと小さくなる方法を考え中です。純正収納袋にすっぽり入れるのが一番小さいはずです。けど入れ難いらしい・・。

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7時に高崎駅改札口に他の4名と集合。高崎から7時ちょい過ぎ発の両毛線小山行きに乗車。

今回、いつものように青春18切符を使用しました。春、夏、冬休みに発行されるこの切符。今回は何十周年記念との事で5枚つづりが8000円と格安。これで1日乗り放題で全国どこへでもJR線で行けます。各駅停車のみですけどね・・。

両毛線の車内は休日の早朝で、ガラガラに空いています。私以外の4名は全員英国製の16インチ折り畳み自転車、ブロンプトンを持ち込みます。わがチーム負け組みはただいま小径車ブームで、このブロンプトンとバイクフライデーをこの4名は所有します。私は、皆と同じじゃなくって個性を発揮ということでMR-4。何でみんな同じ自転車に乗りたがるのだろう?ご覧のように、小さいですねブロンプトン。座席横のベストポジションにすっぽり納まります。

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この小ささです。このバックというかすっぽりかぶせるケースなのですが、布製で、メンバーのS田さんの奥様の手作りです。四名ともそうです。

M氏のバックは牛柄です・・・。ネーム刺繍入り。

キャスターつきのキャリアが付いていて、転がして移動します。その際は袋から飛び出ているサドルを伸ばして押したり引いたりします。

今回の両毛線は空いていたのでこのような大人数でも持ち込めましたが、こういうローカル線で混雑した場合の自転車の置き場所は考えさせられました。大人数で持ち込む場合は、相当気をつけなければなりません。帰りは普通車のグリーン車ボックス席を取りましたので、座席裏に収納し、あまり迷惑を掛けずに済みました。若干お金はかかりますが、この方が良いと思いますので後半でまたレポートします。

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栃木県の小山駅で水戸線に乗り換え。やや混雑しましたが、10時頃に岩瀬駅に到着、下車します。3時間掛かりましたよ・・・、ちょっと遠いですね。

駅の横で、自転車を組み立てます。

収納サイズの比較。中央の青いのが私のMR-4.左右がブロンプトンです。やはり小ささでは負けます。タイヤが24インチですから。けど幅は若干MR-4の方が薄いかも。

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組み立て開始。ブロンプトンはあっという間に組みあがります。

カバーを外してぱちんぱちんですもの。

わたしのMR-4は、畳みを元に戻して、ハンドルつけて、サドルを付けて、タイヤを付けて、と工程が多いのですから・・。

それでも後輪を外さないので、普通のロードバイクよりは早く組みあがりますし、リヤ変速機、エンドは安全です。

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全員無事自転車が組みあがり、岩瀬駅駅前で記念撮影です。

MR-4はブロンプトンよりかなり大きいですね。そのぶん走りは楽なはずです。

Rin10 岩瀬駅そばのスーパーで、お花見用の食料を購入。その時、本庄市の自宅から100キロ近く自走で やってきたS山さんが合流しました。M氏が迎えます。

コンフォート系のトレック1000で走って来るとは、相変わらず剛脚です。

小径車は頑として要らないと700Cロードに乗るS山さんです。硬派ですね。

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再び岩瀬駅に戻り、駅の裏手に走ります。そこに、今回走行する、筑波自転車道、通称つくばりんりんロードの起点があります。

この道は、筑波鉄道の廃線跡で、単線の線路だった場所を走ります。カーブやアップダウンも線路らしく穏やかで直線基調、途中駅のホーム跡が休憩所でトイレも完備され快適な自転車専用道路です。

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駅裏手のスタート地点。無料駐車場もあるので車で来ても走れます。トイレも完備されます。

筑波鉄道の岩瀬駅構内の跡なのでしょう。結構広い場所です。

この赤い道路がりんりんロード。ここが始まり、いよいよスタートです。

Rinb13 序盤は赤い道を行けばよいので迷わず走れます。やや丘陵地帯を走り、切通しの道、いかにも線路の跡といったカーブを走ります。

登り坂も列車が上がった道です、急坂はありません。

途中高速道路の工事現場がありますが、現在はそのままくぐって通れます。

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走ってすぐに、ホーム跡を利用した休憩所に到着。雨引駅跡です。ここは複線になって両側にホームがあったようです。引き込み線のホームもあり、当時は大きな駅だったようです。駅名案内もあるとよかったのですが。

両側のホームには桜の大きな木があり、ほぼ満開に咲き誇っています。既に花見もいくつか始まっていました。予定では、桜の咲くホームがこの先にもあるので、もう少し先まで走ってから花見をする予定でしたが、ちょうどお昼で、もう辛抱たまらず、ここではじめることにしました・・。まだ4キロくらいしか走っていないのですが。

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桜がとても綺麗です。春です。自宅の高崎ではまだ3分咲き暗いですから、一気に張るが着た気分です。この日はとても暖かく、もう上着を脱いでジャージ姿、風もなく花見には最適です。

ホームに自転車を立てかけて、花見のセッティングを開始します。

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今回はY田さんがキャンプ用品を持ってきて下さいました。

岩瀬駅近くのダイソーで炭を購入。

焚き火台は、とてもコンパクトな巾着のような物体を広げると出来上がります。

それに、スティック上の物体から細い棒を取り出し穴に差していくとあら不思議、炭焼き用の網が出来上がりました。キャンプ用品って、コンパクトになる工夫がされているのですね。炭もミニ練炭のようなもので簡単に着火します。

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さて、買い込んだ食材を炭火で焼きます!

お花見の始まり~。

アスリートだから、飲み物は100%フルーツジュースとノンアルコールビールなどです・・・。

ししゃもから焼きましょう!楽しいです~。

次回は筑波山麓の激走編です。

では、また。

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2007年4月 1日 (日)

MR-4で初輪行ポタ・つくばりんりんロードの廃線ホーム跡でお花見・その1

GIANT・MR-4をネットオークションで落札してから5ヶ月。様々なトラブルを乗り越え、改造、修理を施した結果、ようやく走れるようになり、今回初めて折り畳み、輪行袋に納め電車旅ツーリングに出かけました。今までの苦労を思い起こしながら、行って来ました茨城県は筑波自転車道、通称つくばりんりんロードにて激走!

Rin1 これが今回のMR-4,輪行仕様です。所属するチーム負け組みのメンバーと走りました。

春の穏やかな温かい日、関東平野の桜も満開を迎えています。

今回走った「つくばりんりんロード」は、80年代に廃止された筑波鉄道の廃線後を利用した快適なサイクリングロードです。鉄道マニアならば垂涎の遺構が保存される、趣き深い道です。

残されているホームの跡には、運用されていた当時からの桜の木に花が咲き誇り、まさにお花見に最適。鉄道に往復6時間乗り、自転車で2時間半走り、桜の木の下で2時間バーベキューを楽しみました。く~、朝7時集合、夜8時解散の久しぶりに1日フルに使ったお遊び、疲れも出ましたので、今日はざっとツーリングの概要まで。

Rin2 早朝の高崎駅まで自宅から自走。

ここ数日練習した折り畳みテクを発揮。スムーズに輪行袋に納めます。

ちなみに、輪行袋はGIANT純正専用袋ではなく、オーストリッチのロード輪行袋です。MR-4には、ちょっと大きめです。

結構コンパクトになるとは思うのですが・・。

Rin3

JR水戸線の岩瀬駅からスタート

廃線跡らしく、なだらかなアップダウンと、ちょっとした土手の上、いかにも線路といった緩やかなカーブか続きます。

当然自転車しか走っていませんので、安全です。

今回は、私がMR-4,S田さん、Y田さん、M氏、mk2さん達のブロンプトン4台、自走で本庄市から走ってきたS山さんのトレックロードという構成。鉄道での輪行なので小径車がメインになります。

Rin4

到着した最初の駅ホーム跡で、もう辛抱たまらず、花見の準備です。

まだ走り出して数キロなのに・・・。

出発前の岩瀬駅周辺のスーパーで食材を買い込んで来ました。炭火を起こし、焼き鳥やらさつま揚げやらシシヤモやらを炙り、おでんを温め、ノンアルコールのアスリートならではの健康的なお花見です。

桜もほぼ満開。無風の温かい日差しに包まれた、至福の時です。

このホーム跡の段差がいいベンチになるのです。

お腹一杯食べました~。

Rin9 そして出発。景色ものどかで、田園風景の中、ゆったりと走り・・・、いや、負け組みの中でも気合十分のメンバー、とても16インチの小径車とは思えないスピードで走ります。私は24インチなので、何とかついて行けるのですが、ちょっとペースが速すぎます~。おまけに後半は、遮る物が何もない一直線のサイクリングロードで結構な向かい風なのに・・。思いがけない激しい走りとなりました。

堂々たる筑波山をバックに、記念撮影です。

Rin6

もういい年のおやぢどもが、小径車でかなりの無理をし、結構疲労しながらも、終点の土浦駅に到着。

距離は45キロほどでしたが、小径車ならではの走り応えがありました。

で、再び輪行袋に自転車を納め、上野駅経由で高崎までの帰路につきます。

Rin7

なにがあったのか・・。帰りの普通電車グリーン車内にて、みんなに土下座する私・・。

所詮ブロンプトンには敵わなかったのか!?小径車はコンパクトに折り畳めることこそ正義だというのか!?

MR-4だって、小径車なんだ!折り畳み自転車なんだ!たとえ折り畳んだサイズが大きくとも、折り畳みに手間がかかっても、いいじゃないか!

Rin8

夜8時の高崎駅に到着。

すぐに組み上がるブロンプトンユーザーになじられながら、必死にMR-4を組み立てる私・・。目にはうっすらと涙が・・。

いったい、この輪行ツアーはどうなってしまったのか?!

詳細は次回より、連載いたしますのでお楽しみに!

は~、もう、疲れた・・・、ね、寝ます~。

では、また。

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2007年2月20日 (火)

利根川サイクリングロード(高崎伊勢崎自転車道)ぐるっとツーリングその3

前回からの続きですが、群馬県内の利根川沿いのサイクリングロードをメインに走り、尾島町の東照宮に到着したチーム負け組みのメンバー8名です。

Tone15 到着した東照宮前の参道に駐輪。

チーム負け組みメンバーのこの日の自転車を紹介します。皆、何台も自転車を持っていますが、この日は快適ツーリング車を選んだようです。

先頭からM氏のバイクフライデー・ポケットラマ、mk2さんの同じくポケットロケット、私のテスタッチ・コンサイス2、S田さんのGIOSピュア、AのさんのコメンサルのリジットMTB,です。                                                       Tone19_1 こちらは、先頭からY田さんのGIOSコンパクトプロ、Tる君のGIOS・EAZY、S山さんのカレラの日本未発売モデルです。

Tone16 正式名称は、世良田東照宮。東照宮とは全国に沢山ありますが、徳川家康を祀った徳川家ゆかりの神社です。

ここ尾島は、家康の先祖発祥の地で、徳川という地名があり、この地から徳川家は始まったそうです。まさに由緒正しい徳川家ゆかりの地です。

拝観料300円でこの囲いの内側に入れますが、けちな負け組みのメンバーがそんなことするわけもなく、外から眺めるだけです。まあ、外から丸見えなんですけどね。

Tone17

コレが拝殿。国指定の重要文化財です。

三代将軍徳川家光が、日光東照宮の奥社拝殿を移築したものなのです。桃山様式の建物。この奥の唐門も日光東照宮から移築されたもの。その奥にある本殿はここからは見えなくて300円払うと見られるのですが、この東照宮のために当時建設され、左甚五郎作と伝わる彫刻が施されている重要文化財です。

う~ん、地元にこんなすごい物があったとは、知らなかった・・。

Tone18

東照宮の歴史に重みに圧倒されたチーム負け組みのメンバー。

楽しく記念撮影です。

Tone24

付近を散策すると、駄菓子屋さんを発見。近くに小学校があるので結構人気のお店。

ところが、駄菓子屋さんなのに、おでん、のちょうちんや看板が出ています。

たまご入り・一皿450円、おでんくんのイラストが書かれたその看板。

コレは、そそる!

Tone23 すかさずS田さんが店内に突入。おでんください!と注文するものの、ちょうど売り切れた直後。次にできるのは夕方とのことで、断念しました。

すぐに仕込み開始か、あたりにはおでんの出汁の香りが広がります。

う~ん、次回はこのおでんを食べてみたい、また走りに来たいですね。

Tone25 さて、すっかり東照宮を楽しんで、再び走り始めます。メンバーが愛車を持って記念撮影です。

う~ん楽しそう。

Tone27 一般道を若干走って、上部大橋の利根川沿いのサイクリングロードに戻ります。

今度は橋を渡らずに、上流に向かって利根川の右側を走ります。この画像は上武大橋北交差点付近です。

Tone26

この交差点で、S山さんとTる君親子とはお別れです。彼らは本庄に住まいがあるため、上部大橋を渡って帰ります。

GIOSに乗る小学生のTる君、おやぢどもの走りによくぞついて来ましたね。しかもペダルは、な、なんとSPD-SLです。ナイキのビンディングシューズを履きこなしております。おやぢどもはSPDのスニ-カータイプやフラペなのに・・。

利根川沿いから分岐して広瀬川沿いを走り、中島橋を渡ると前橋、伊勢崎方面から来る、高崎伊勢崎自転車道に合流します。

タイムリーなことに、本日発売の月刊サイクルスポーツ(サイスポ)誌の別冊付録の「全国サイクリングロード実走ガイド」の16~17ページに、この道が掲載されておりますので、購入された方は早速見てみてください。

Tone28

再び利根川沿いを走ります。ずっとやっていた工事も終わり広々とした見通しの良い堤防です。コレが噂のスーパー堤防でしょうか?半端無く幅の広い堤防です。公園になっています。

サイスポ誌の別冊17ページの地図では4、の位置ですね。やや荒れた路面、と書かれていますが、その旧道に右手に快適な公園内の新道が出来て、並走しながら撮影しました。

この先、板東大橋の下をくぐると、サイスポ誌に出ている河川敷の草むらにマムシ注意との看板がある道はすでに使われていなくて、堤防上に新道が出来ています。

五料橋(サイスポ別冊17ページの5番位置。)を渡り、サイスポ記事のように玉村ゴルフ場方面に行くと目的地の群馬の森に近いのですが、高崎方面に帰るメンバーが多いので、反対の利根川沿いの県央自転車道を上流方面の前橋方面に行きます。

Tone29

サイクリングロードは周辺に店が無く、水分の補給が難しいのですが、五料橋の先にある東部スポーツ広場に自販機があります。

有名な竹やぶの中も、以前よりも伐採され路面も改修されて走りやすくなっています。

玉村町内のロードで2箇所ほど改修工事をやっていましたが、このように迂回できますので、またもとのロードに戻れます。

そのまま走れば、この先前橋、さらには渋川市までこのサイクリングロードは繋がっています(一部若干一般道や住宅街を走ります。)ので、往復すればかなりの距離を走れるます。

Tone30 北関東自動車道の下をくぐる手前で左折、少し一般道を走り、車道脇の自転車専用道を走ります(サイスポ別冊P17の地図の写真8の下にある利根川、のあたりです)。

井野川に架かる橋を渡ったら、反対車線に横断し橋に戻ると、再び高崎伊勢崎サイクリングロードに合流します。ここで、高崎・安中方面へ帰宅する他のメンバーとこのようにお別れして、私は車の置いてある群馬の森に、井野川沿いに走ります。

群馬の森の内部にも、まったりと走れるサイクリングロードが完成し(サイスポ別冊9番)、のんびりと駐車場にゴールしました。

Tone31 ポロにテスタッチ号を搭載し帰宅いたしました。

キャリアは、ここで紹介しましたサリス・ボーンズラックキャリアです。

MTBを搭載した時はこいう感じでしたが、やはりスローピングのフレームよりも、このテスタッチのようなホリゾンタル(水平)フレームの自転車の方が見た目が良いですね、安定感があって。慌ててキャリアを装着したので、自転車がやや斜めに搭載されてしまいましたが、もう少し車両に近付けたほうがいいと思います。

やはり、平地でまったりツーリング、しかも車が走らないサイクリングロードでのツーリングはお気楽で、寒いこの時期にはよろしいですね。今シーズンはここをメインに走りましょう。

次回は、今回のツーリングで2台登場した20インチ折り畳みプレミアム小径車・バイクフライデーをご紹介いたします。

では、また。

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2007年2月18日 (日)

利根川サイクリングロードぐるっとツーリングその2

さて、昨日走ってきました利根川サイクリングロードで、ぐるっと群馬県の真ん中あたりを一周して、仲間達と安全快適なツーリングを楽しんだ詳細レポートです。

Tone4 10時に高崎市の公園「群馬の森」駐車場に集合。車で来た私が遅れたのと、自転車談義に花が咲いて10時半過ぎに出発。

新たにメンバーの増えた「チーム負け組み」初となる、全員参加のツーリングです。この段階では6名、途中S山さん親子2名を追加し、総勢8名という負け組み始まって以来の大ツーリングとなりました。相変わらず私、ヘルメットが浮いて見えますね・・。

安全にまったりとサイクリングロードを走り、目的地は尾島町世良田にある東照宮、昼食には尾島名産の大和芋料理・麦とろを堪能する計画です。そして利根川両岸をぐるっと回って帰って来ます。

自転車はアルミロード3台、クロモリロード2台、クロモリ小径車2台、アルミMTB1台という構成です。会話を楽しめるスピードで走ります。

Tone5 群馬の森から柳瀬橋を渡り高崎伊勢崎サイクリングロードを走ります。走り出してしばらくは車止めが進路をふさぎちょっと走り難いです。大変狭く危険ですので、もう少し考えて欲しいですね。

岩倉橋で玉村方面に行くルートもありますが、橋の下をくぐりそのまま通過し、一旦、神流川沿いに走ります。再び烏川に戻り、利根川と合流。3年ほど前はこの辺でこのサイクリングロードは途切れていたのですが、整備され繋がっています。このコースはトレーニングに使えますね。

Tone6

このブログの常連さんのmk2さんです。20インチマシン、バイクフライデーのポケットロケットで参加です。

mk2さんは長身なので小径車がさらに小さく見えますね。とてもレーシーなポジションで乗りこなしてかっこいいです。

走りも小径車とは思えない速さです。mk2さんは他にもブロンプトン、BD-1も所有する小径車通なのです。

Tone7 これはM氏のバイクフライデー。チーム負け組み小径車ブームの火付け役のM氏はコレが2台目のバイクフライデーで、昨日組みあがったばかりの新車、ポケット・ラマです。

ツーリング仕様だそうで、キャラダイスのサドルバックを装着。

しかし、何故このツーリングにこんなにバックが必要なほど荷物があるのかは謎です。

Tone8

M氏はもう一台レーシング仕様の赤いポケットパイロットを所有しております。

このポケットラマはとても太いタイヤを履いていますね。ドロヨケとキャリアを装着し、かなりの重装備です。

値段も相当なロードレーサーが買えそうなほど高価ですが、なんだか軽快感がなくってグリーンの色も相まってか、口の悪いメンバーからはホームセンターで売っていそうな、とか言われる始末です。しかし、彼の小径車熱は冷めることはなく、他にブロンプトンも持っているのですが、さらにBD-1が欲しいとかこのツーリング中に口走りだしました。どうやらBD-1を走りながら見たようです・・。

Tone9

途中途切れるところもありますが、海まで続く利根川サイクリングロードです。近年開通した区間でしょうか、路面の舗装がとてもよい状態です。

周りは遮る物もなく開放的な景色です。圧倒的に広い河川敷と田畑が広がっています。この日は風も無く穏やかな天気でよかったのですが、強い北風が吹いていれば行きはよいよい帰りは怖い状態です。

上武大橋を渡ります。

Tone10

橋から先は、寄り道して一般道を走ります。交通量が多く道も狭くて注意が必要です。世良田交差点を過ぎ郵便局の先、八坂神社付近にこのお店、朝日屋があります。

尾島町名産大和芋料理のお店です。麦とろごはんを食するのです!

Tone11

民家風の外観です。

内部も民家の座敷のようです。麦とろの里・尾島とのぼりがはためいていますので、町を上げての名物料理なのでしょう。

気さくなおばあちゃんが出迎えてくださいます。お昼なので他に4組ほどお客さんがいました。

Tone12

コレが麦とろ御膳(抹茶つき)1500円です。かなり豪華でした。

とろろ芋に麦ご飯。おイモ入りの煮物(温かかった)、ほうれん草のおひたし、大根の煮付け(よく味がしみています)お新香に味噌汁です。脂分がなくてヘルシーで炭水化物が取れるという、まさにサイクリスト向き料理ですね。

とろろ芋も量があり、つるっと食べてもう一杯麦ご飯をおかわりしたかったのですが、誰もしないので断念。結構コレでお腹一杯になりましたし。

Tone13

デザートの抹茶と羊羹です。お菓子はお饅頭と選べました。

なかなか渋いデザートですね。徳川家の三つ葉葵の紋入りの湯飲みが、東照宮の雰囲気を伝えます。

かなり満足、美味しかった~。

Tone14

すっかりお腹も一杯になり、目的地の東照宮へ。ここ尾島町は徳川家発祥地なのです。

東照宮については、資料を調べますので、この続き、激走!サイクリングロード・バトル編は、また次回です。

では、また。

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2007年2月17日 (土)

群馬県・烏川~利根川サイクリングロードでぐるっとツーリング・その1

久しぶりに自転車ツーリングです。2月でまだ寒いって言うのに、さらに花粉が飛散し始めるという状況の中、走ってまいりました。気温は低いものの、ここ数日の空っ風も吹かず、快適なツーリングでした。今日は、ヘロヘロなのでコース概略まで・・。

Tone1 まずは、10時に群馬の森駐車場に集合。

今回は、な、なんと我が自転車ツーリング&レーシングチーム「チーム負け組」のメンバーが全員参加するという快挙!いつのまに、こんなに立派なチームになって、うう・・、嬉しいです!

左から、このブログの常連mk2さん、S田さん、M氏、Y田さん、Aのさん、この後S山さんとご子息のTる君が合流、私を入れて合計8名のツーリングとなりました。

今回は、この画像にあるM氏の緑色の新車、バイクフライデーのポケットラマの記念すべき初ツーリングになります。彼のバイクフライデーはコレで2台目。mk2さんも今回ポケットロケットで参加されましたので、バイクフライデーの詳細もお伝えいたします。

Tone3 私が車で駐車場まで遅れて行ってしまったため、ちょっとゆっくりめにスタートとなりました。

VWポロに、キャリアはサリスボーンズラックを装着。だいぶ慣れてきて装着も早くなって来ました。

愛車テスタッチコンサイス2です。バンフブルーの渋い大人のクロモリレーサーです。ツーリング仕様でオストリッチのミニフロントバックを装着。バックを付けたまま車で走ってきたわけではなく、この状態で装備を装着すると楽なのです。

まあ、自転車談義に花が咲いて、なかなかスタートしないのですが・・。

Tone2 広々としたサイクリングロードは気持ちいい。

風がほとんど無いのが嬉しい。空気は冷たいですが、陽も差してやや厚着をしているのでちょうど良い暖かさです。

今回はサイクリングロード、自転車専用道をほとんど走行した、安全&快適ツーリングです。平均速度20キロ前後のポタリングといった、会話を楽しみながらの走行です。

烏川~利根川サイクリングロードは、群馬県が自転車道の整備に非常に力を入れているので、路面も快適、かなり繋がってきました。しかし、整備のため新たに繋がったり路面が改修されたところがある反面、前は通れたのに現在工事中のエリアもあります。神流川合流~利根川右岸~上部大橋区間は3年ほど前、私の自転車全盛時代には工事中で繋がっていませんでしたが、今回路面もよく走れました。

地図を見ていただくと解り易いのですが、下流に向かって見て右岸か左岸かを表記します。今回は、群馬の森から出発~下流に向かって柳瀬橋から高崎伊勢崎サイクリングロードを走り、烏川右岸~神流川左岸&17号神流川橋を渡り右岸~烏川合流から右岸~利根川合流右岸~板東大橋を過ぎて~上武大橋を渡り~広瀬川左岸を上流へ中島橋を渡り~上流へ利根川左岸~五料橋を渡り~利根川右岸~北関東自動車道手前を一般道自転車エリアを走り、下滝町の橋を渡り井野川サイクリングロード右岸下流へ~群馬の森内のサイクリングロードから駐車場へ到着です。五料橋の先から前橋方面に走って、玉村~高崎区間に工事中の場所がありましたが迂回可能です。そのほか全面舗装路面です。

サイクリングロードメインで、このコースは同じ道を通らずにぐるっと一周できます!うーん思い出せば、ほぼ、99%は自転車専用道路です。東照宮付近の寄り道と工事区間を除けば、北関東自動車道をくぐる付近に僅かに一般道を走りました。それ以外は全て車道とは区別された赤く着色された自転車専用エリアを含むサイクリングロードです。

走行距離は60キロほどですが、尾島の名物麦とろご飯に舌鼓を打ち、世良田の東照宮に参拝するイベントありの安全快走ツーリング。お勧めコースですので、次回画像満載で詳細レポートいたします。

では、また。

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2007年1月 4日 (木)

コールマンが行く・高崎初詣ツーリングその2

本日も、コールマンであります。私もこの自転車のなにが良いのか、さっぱりわからなくなってきましたが、書き始めてしまったのでしょうがない、エンディングまでもっていきます。

Kol10 高崎城跡からさらに高崎公園を目指します。これがお堀と土塁の跡です。お堀は近代に改造していますが、土塁は良く保存されています。

今回はツーリングと呼んでいますが、自宅から直径5キロ以内のエリアをうろうろしているに過ぎません。しかし、大変に気分はツーリングなのです。それがコールマンの長所なのかもしれません。

Kol18_1

漕いでも漕いでも進みません・・・。おおよそツーリング向きではないのです。16インチにローギヤード。そして抵抗感が大きい・・。得に前輪のハブがいただけません。手で回すとすぐに止まります。ゴリゴリとした感触もあります。これだけは何とかしないと。やや振れていますし。比べて後輪はまだましで、涼やかなラチェット音を何故か漕いでいる時も聞かせてくれます・・。

と言うわけで、こいつで何時間も走ると、距離は乗っていなくとも十分にツーリング気分を味あわせてくれます。発進加速はいいので街中では有効です。

シートピラーが結構伸びます。折り畳み自転車を購入する時は重要視します。自分のいつものポジションが取れ、いつものペダルへの距離が取れるほどサドルが上げられるかです。以前ビアンキのノビタというもっと小さい奴を買おうとしましたが、ピラーが短くてポジションが取れずに断念したことがあります。こいつはこんなに伸びます。実はこれ以上伸ばさないでねラインを超えているのですが、ギリギリ大丈夫だと判断。あと2センチは上げたいのですがこれ以上は危険です。ホームセンター店内でこれが一番サドルが上げられたので購入したのです。私身長171センチですが、案外自分のポジションまでサドルが上がらない自転車が、ホームセンター小径車には多いです。

ハンドルも遠くてやや前傾できますし。このクラスにしてはホイールベースが長くて安定して走れます。さすがはプジョーの見た目コピーです。リヤキャリアは倒立しておく時に便利なように付いているようですが、重そうだし取りたいくらいです。が、輪行のときは荷物と袋をくくりつけられて便利でした。サドルの後にボトルケージを装着し、ステムにはポンプも装着でき、長距離も走れる仕様にしましたが、疲れるし、走らないですそんなに・・。

Kol11

高崎公園です。昔より整備されてさっぱりしましたね。春は桜の名所でもあります。

Kol12 高崎公園には小さいながら動物園があります。動物コーナーかな・・。

元日もこの扉は開いていました。管理の方が住み込みでいらっしゃるのかな?中も清潔で整備されています。この公園全体がとても手が行き届いていて綺麗です。

私も晩年は、こういう公園に住み込みで、働けたらなあ・・・とか妄想してしまいました。

Kol16 以前は、熊がいました。結構でかい奴が。そいつがここのメインでしたが、何年か前に亡くなりました。6年程前か、私が熊の小屋の前でじっと寝ているそいつを眺めていると、通りかかった住所不定っぽいおじいさんが、そいつはもう歳だから動かねえんだよなあ・・・。と呟いていたのを思い出しました。そのおじいさんはその後熊に話しかけていましたけど、友達だったのかもしれません。

今は、鳥がメインです。白鳥がいましたが小屋が狭くって飛べないでしょうに。子供のとき小田原城のお堀に白鳥がいた気がしたのですが、お堀で放し飼いとか出来ないのかなあ。

Kol17 もう鳥ばっかり。しかもにわとりばっかり・・。チャボとか。インコもいます。檻が4箇所ほどありますが、どれもにわとりがいて、それに鳩とか孔雀とか組み合わされている・・。

そんな中でサルを発見。

これって、妙義とか碓氷峠に沢山いますけどね・・。

Kol13

公園の東側。私が高校生の頃は、この通りの辺にエッチ系の旅館がありました。ホテルじゃなくって和風旅館。もっと木が生い茂って暗い感じの通りだったのですが。

高校生の時に好きな子がいて、自分では彼女だと思っていたのですが、ある日、その子とマクドナルドでデートしている時、別の男とその旅館に行って初体験しちゃったの、と彼女に言われ、大変ショックだったのを思い出しました。あああ、初めてはこれから僕とじゃなかったのかよう!二人初めて結ばれる運命じゃなかったのかよう!と、私はその夜一人泣きました・・。当時純な私は傷つきました。若い頃っていろいろありますよねえ。ここを通るとその出来事を思い出してしまいます。甘酸っぱいなあ・・。

Kol19

街を後にし、橋を渡って護国神社に到着。

コールマンは乗り心地は良いですね。スチールならではのまったりした振動吸収性があり、またタイヤもケンダの16×1・75と小径の割には太いものが付いていて、エアボリュームがありクッションが効いてショックを伝えません。歩道の段差も楽々デス。おかげで安楽で楽しい、進まないですけど。

鳥居の手前にコールマンを置いて、参拝します。初詣です。

先の大戦での英霊を祀っているいるようですが、近所で一番でかい神社なのでいつもここです。

Kol20 木立の中の結構長い参道を歩くと開けて、また鳥居があり、その先に神殿があります。元日はかなり混雑しますが、3日ともなるとガラガラですね。

やはり神社と言えばおみくじですね。必ず引いてしまう。あの竹の棒を筒から出して巫女さんに引き出しから出してもらうタイプが好きなのですが、ここは百円箱に入れて勝手に箱から自分で引くタイプです。

Kol21

ここ数年、初詣で引くおみくじは大吉続きで、大吉ハンターと自分で呼んでいましたが、去年は中吉。今年は吉でした。年々運勢落ちているのか?

吉と言うポジションはどのランクなのか?ネットで知らべましたが、どうやら地方や神社で規準がまちまちらしい。一般的には、大吉、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶、のようです。

なに~、4番目か。いや、ビックだのハーフだのリトルだのよりノーマル吉が最高なのじゃ、と納得させました。おみくじの順番って実は大切じゃなく、書いてある戒めを守ることが重要なのだそうですが。

恋愛は恋敵に注意か・・。注意しよっと!

結構絶好調ではないですが、概ね良好って言う運勢、普通に安定してればいいんじゃない?という感じで、のんびりこの一年過ごせればいいやあ、と思ったのでした。

では、また。

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2007年1月 3日 (水)

銘車コールマンGT・高崎初詣ツーリングその1

この年末年始、大活躍の折り畳み自転車コールマンGT16。

Kol6  いや、GTは私が勝手に付けた名前です、なんかカコイイから。単なるホームセンター物の激安折り畳み16インチ自転車ですが、これが侮れません・・。

チェレステカラーでもビアンキじゃない。コールマン、コーールマンです!けどランタンでもツーバーナーでもありません。

こいつの一体どこがいいのか?本日も初詣を兼ねて、年賀状を出しついでに高崎の街を走りましたので、2日間にわたってレポートいたします。

Kol1

アパートの駐輪場に普段はこのように置かれています。結構錆びてきています・・。隣はスペシャライズドのクロスライダーです。

スペシャは先日の忘年会の帰りパンクしてしまいそのまま放置中。ですから散歩自転車は現在コールマンです。

Kol2

我が家から高崎市街に行くには川を渡ります。烏川です。

新年明けてから、風も無く穏やかな日が続きます。

遠くに見えるのが高崎市庁舎です。

Kol9

和田橋を渡ります。

Kol4

群馬音楽センター。高崎に来るアーティストのコンサートはここでやります。群馬交響楽団のホームステージです。

Kol14

こんな音楽っぽい電話ボックスがありました。

この自転車、見た目は完全に、絶版になってプレミアム化しているプジョーコリブリ16のパクリですね。こいつが凄いのは、本家プジョーがハンドルが折り畳めるだけに対して、こいつはフレームがダホン宜しく折り畳めるのです。相当コンパクトになります。設計は大丈夫?

しかも、本家プジョーが7005アルミフレームなのに、こいつはハイテンスチールなのです!アルミのデザインで鉄の自転車を作れば、そりゃ剛性の塊です。進みはいいですよ。ただイヤと言うほど重くなります。鉄なんだからもっとパイプ細くて十分なのに・・。

Kol3_3このビアンキもどきのチェレステカラーもいかす。これがなんと、ホームセンターで現品傷ありで17,800円でした!最近我が自転車チーム負け組みでは、ブロンプトンだのバイクフライデーだの10万円以上の折り畳みがブームなので、アンチテーゼとして見せ付けてやります。これで十分なのだと!

・・・しかし重量16キロは半端じゃなく、持ち歩きたくない・・。一回輪行したら輪行袋破けていましたから。

Kol7 16インチで外装6段変速というのも最近見かけない嬉しい装備です。このクラスたいがい内装3段くらいですから。

しかし、チェーンラインが凄いですね。プーリー部分地面に擦りそうですよ。相当無理しています。そこがたまらなくいいですね!

Kol15 シマノのグリップシフト。ギヤは軽いですね。この辺がブロンプトンなんかの高級小径車との決定的な違い。前のチェンリングを10歯くらい大きいの付ければ結構走ると思います。発進時に5速で6速にシフトアップすると言う感じの走りです。あっという間に足が回りきります。平地で4速以下は使いません。けど1速は相当なローなので激坂登りで威力を発揮するでしょう。案外都内向きかも。のんびり走るのです。

Kol5

高崎城跡に到着。音楽センターの隣ですが。このあたり一帯が城内でした。現在残っている高崎城の遺構は,この門と隣の乾櫓だけです。あとはお堀と土塁が当時の面影をしのばせるだけです。石垣は当時無かったもので、城っぽくする為に現代に作ったそうです。

Kol8 これが、乾櫓ですね。お城があった時の建造物で、県の重要文化財です。最近までこんなものあったの知らなかった・・。きっと復元したモニュメント的なものだと思ってスルーしていました。

私、以前にも書きましたけど、お城マニアなんです。生きているうちに現存する天守閣全部見たいんです登りたいんです。だからこんな櫓が本物だと思うとときめいてしまうんです。

廃城になった後、地元の名士に払い下げられ、蔵になっていたとか、となりの門も一緒に・・。凄い家があるもんです。

そんな城跡にときめいた私は、最近お気に入りの場所、高崎公園に再び向かうのです。そこで、高校生の時の甘酸っぱい思い出に、思わず涙してしまうのでした・・・。次回に続く。

では、また。

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