自転車機材&ウェア

2007年4月22日 (日)

イタリアンブランドの台湾製ロードっていいかも・・。今季新ロードバイク購入記・コルナゴ、チネリ、ピナレロを検討しつつ買ったのはウィリエール。

最近、イタリアのメジャーロードブランドの台湾生産化が進んでいますね。これってきっと、自転車通の方々は、いかああああーーん!それじゃあイタ車じゃないぞっ!と怒るでしょうが、安くいい物が出来るのならば、仕方のない流れなのでしょう。

私は、最近自転車の本気度が薄くなっていたのですが、今年は久しぶりにややレーシーにやってみたいなあと。ロードバイクにまた乗ることにしました。

けど本気レーサーのデローザは売ってしまったし・・。新たにロードレーサーを購入する事にします。前みたいにイタリアンブランド乗りたいけど、もうお金をあの頃ほど掛けられないなあ・・。カーボンが主流になっているけど、私は以前、カーボンのTIMEってのに乗っていて、馴染めなかったんです。なんか、繊維の上に乗っているっていうのが不安で。さらに炭の糸を編んだものを樹脂で固めたって、そりゃ樹脂の硬さなんじゃないのって?あのペダルのゴムをグミグミ踏んでいるような感覚も嫌いで。乗り心地も微細な振動は結構拾うし。私って古い人間?その前に乗っていたアンカーのマグネシウムみたいなスカッと踏める感じが欲しいの。

あと、走っている時は頑丈でも、落車したとき踏んだら・・。アルミの薄いのもダメでしょうが、カーボンが、ばきっと折れるのを見るのかと思うと。以前、こけそうになって、踏みそうになる直前に横っ飛びして腰を痛めました・・。一月自転車乗れませんでしたから。

ですから、今回は頑丈そうなフルアルミかアルミカーボンバックにします。しゃきしゃき走るし最近じゃあ振動吸収もいいみたいだし。そしてお得な台湾製イタリアンブランド完成車で考えます。

Tai1 今回は値段は身内にばれないように伏せておきますので、興味のある方は調べてみてください。結構安いものばかりです。

まずは憧れのコルナゴです。ラマロの白です。これで決めちゃうか?コルナゴがこの値段ってすごい。ティアグラ仕様ですが、コルナゴのフレーム単体よりも安いのです。丸チューブっていうのが好きじゃなくって、扁平なひらべったいのに次回は乗りたかったのですが、そんなに太くないし、いっかあ。白綺麗だし。よし!これのシートステーにキャノンデールみたな書体でmade in taiwan てシールを貼ろう!トップチューブには「powered by GIANT」と貼りましょう!カコイイ。

http://www.colnago.co.jp/products/road/ramarro_tiagra/index.html

台湾製イタリア車には賛否両論ですが、イタリア製じゃなきゃコルナゴじゃない!とか言うのは言い過ぎの気がします。確かに、ロマンとか憧れっていうのは減少しますが。趣味の世界には必ず付いて回る、「~でなきゃ~じゃない」という発想。これってジャンルの中にさらに限定するジャンルを作り出すことによって、趣味を追求する喜びの効用を増加させようという考え方です。この発想を使えば簡単に喜びを倍増でき、他のことを考えずに一つのことを追及できて労力を軽減できるので、趣味人を自覚する人はまず陥るのです。~でなくとも~でもいいんじゃない?とか、~も~としてありだな、って思った方が私は趣味の楽しみが広がっていいと思うのですが。

むしろ、台湾で作っておきながら生産場所を内緒にしたり、台湾で作れば安く出来る程度の発想で、全面委託したものにブランド名をつけたりするほうが危険です。例えばコルナゴは、かのGIANTに生産を委託しています。それなら品質も間違いないですし、スケルトンの設計はコルナゴでやっていますので、コルナゴならではの乗り味を安価で味わえるのです。

どのメーカーもトップグレードはイタリア生産ですし、お金さえ出せばロマンと憧れも手に入れる道は残されていますし。しかし、イタリア製がそんなにいいかといえば、どうでしょう?ショップの方がよく口にするのには、かのD社でさえ、入荷したものに難のあるものが存在するそうですし、完成車にはこの組み方って?て思うものもあるそうです。品質管理がイタリアンなのです。デザインもイタリアンなカッコよさがありますが、そのフレームデザインの走りへの実際の効果は?と聞くと「カッコいいから」とイタリアンな返答だそうですし、納期も当然イタリアンです。

さて、ラマロを近所のショップに問い合わせると白で私のサイズの在庫があるそうです。雑誌のインプレでも評価が非常に高いし。安くてもコルナゴの乗り味かあ・・。フルアルミは良く進む、そうでしょうそうでしょう、インプレライダーは最近カーボンばっかり乗っているでしょうから、たまにアルミ乗るとシャキシャキ感にびっくりするのでしょう。カーボンって結構マイルドなのよ、フルアルミに比べると・・。

う~ん3日考え発注。がああーー!、もう在庫無しです!次回入荷は6月です・・。やっぱ大人気ですね。青ならあるそうですが、う~ん。青も綺麗なんですが、なんかこの色、メタリックが強くてクロスバイクを連想してしまうのですよね・・。残念、諦めます。

ネットで調べると通販は安いですねえ。在庫も納期もわかるし。けど、今回は新たなショップと仲良くなりたいので、通販はやめて店で買います。やはりアフター、必ずやる改造にはお店との付き合いが必要ですから。

GIOSエアロライト、安くていいなあ・・。GIOSブルーはやっぱカッコイイ。ビアンキも安いが、ちょっとチェレステは昔と色が違う気がして・・。オルベア・アクアはスペイン製で安いけど完成車あるのかなあ?白がカタログ落ちしているし。

おお!これは、ピナレロ、憧れのピナレッロも台湾生産があるのですか!

Tai2 黒のアングリル。カッコイイ!値段も安いです。以前は硬かったフレームもマイルドに。台湾生産にしてシマノパーツになってお買い得さ抜群です。ピナレロがこの値段で買えるなんて信じられません。ホリゾンタルも好き。

どうせなら上のガリレオがいいか?と思いましたが、あのぐにゃッとしたオンダフォークが嫌い。やっぱ自転車はシュッとしてなくちゃ。

ちょビット高いけど、よしこれにしよう!

あの店に行って「ピナレロください」というと、あ、うちでは扱ってないんで・・・。あ・・、そうですか・・。ははは。

途方にくれました。な、なんか、アルミでヨーロッパブランドで、安いのないすか?と店主さんに聞きました。

チネリなんてどうっすか?おお!チネリ!憧れのチネリ!お洒落派ナンバーワンのチネリ!

Tai3

フルアルミのエクスピリエンス。コリャイタリア製でしょう、フレーム売りで結構高いです。よそならカーボンバックフレームが買えちゃう。マットなブルーが綺麗で欲しかったのですがもう無い。とにかく入荷が少ないそうで。白で私のサイズなら日本中に1本だけあるとのことです。ひえ~。早速発注。カンパで組むべきところ、カンパ嫌いなのでシマノの105で組むということにして。土曜なのでfaxを代理店に入れてもらいます。早い者勝ちだそうで。結果・・・、売れ切れでした・・・。

うがあああああーーーー!いったいどうなってんだああ!なんで、アルミのロードってそんなに在庫がないのかよう!もうかな~リ嫌な感じになり、やっぱ通販で好きな奴選んで買おうかな・・、と思い始めたその時、その店からメールが。

「ウィリエール、なんてどうでしょう・・・?」

おお、ウィリエール。知っていますとも。あの筆記体のロゴマークでしょう。最近良く見かけますが、この辺では売っている店があまり無いのです。お洒落なイメージです。

フルアルミのエスケープTai4                 

ティアグラでコルナゴラマロと値段も一緒。なかなかシュットしたデザインでカッコよくお洒落です。この店ではまだ売ったことが無く、たまたま初めて代理店の人が来て、カタログを置いていったそうで、まだ取り扱うか決めていないそうです。

いいかも。ああ、もういいのさ、これにしようと店に行きます。

カタログを見せてもらうと、さらにいいのが。

Tai7

カーボンバックのエヴァージョンです。

wilier evasion です。

カーボンバックフレームにコンポが105になってエスケープの3万円アップはお買い得です。他社製品に比べてもなかなかお買い得。しかも、シマノのコンパクトクランクセットが標準で貧脚な私にもオッケー。

いろいろ調べたのですが、そういえばあのパンターニが乗っていましたね。以前付き合っていたショップに黄色と赤のウィリエールが飾ってありました。しかも05年のコフィデス、06年からはランプレという、トップチームにマシンを供給しているのです!

Tai5

そして、このevasionにはランプレカラーのチームレプリカモデルが存在するのです。

トップモデルにランプレチームは乗るのですが、このベースグレードのエバーションにもチームカラーがあるのって粋ですね!

ただ、ノーマルのエヴァーションより2万円高い・・。塗装だけで2万円は、以前の私なら払わなかったでしょう。しかし、見た目のカッコよさと、なりきり度を追求したい。もう乗っている自転車をかっこ悪いなんて他人にもう言わせたくないんだよおおお!

Tai6 発注して、あっという間に納車です。在庫たっぷりまだあります・・。家の前で記念撮影です。

まだ日本での認知度は今ひとつですが、イタリアでは創業100年の老舗です。ビアンキに次いで歴史があるイタリアではみんな知っているウィリエールです。トップチームに供給できるほど大きなメーカーです。

日本では代理店のこともあってか今ひとつの人気ですが、今年代理店が変わり、私の住む地方都市にも営業が来て、雑誌にも広告を出してやる気満々ですから、きっと人気が出るかな?

代理店のページhttp://www.hattori-sports.com/wilier/wilier-web.html

イタリアの王子こと、日本でも人気のダミアーノ・クネゴが乗っているウィリエール、ジロで勝てばなあ・・・、一気にブレークの予感です。それと同じカラーのエヴァーション・チーム。お勧めです。次回は、この自転車の詳細と、ノーマルのエヴァーションと塗装以外に違った点、その2万円の価格差は何故か?そして、メードイン・イタリーの文字が書かれていた!チームモデルに隠された真相が明らかになります。

では、また。                                      

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2007年4月14日 (土)

明日はツールド草津

今年の自転車趣味について掲げたテーマは「無理をしない・夢中にならない」、です。

もうすぐ誕生日、44歳になります。中年のおやぢとしては、もう無理は効かない体です。41歳までは若いつもりで走れたし、体も今よりは引き締まっていたし、無理がききました。しかし、厄年とはよく言ったもので、42歳の時から、がらっとおやぢモードに突入。すぐに息は切れる、無理できない、何よりも根気が続きません。昔の人は、こうやってこの歳くらいで体質がおやぢに変わることを厄年と表現したのかもしれません。個人差はあるでしょうが、私はまさに42歳でした。今元気なおやぢ殿も、急にその時は来ますから待っていてください・・。で、その歳に私は自転車で転倒、肋骨骨折で自転車は一旦お休みしました。まさに厄年。

もう、趣味に夢中になるのも、周囲の環境が許してくれませんよね、この歳になりますと。家を買えば住宅ローンでお金が必要、若くして子供を作った方はそろそろ教育費が掛かるでしょう。私はいずれも後回しにしちゃってますが、そろそろお小遣い制度の導入も近く、自転車にお金も掛けられなくなるでしょう。そして親も高齢、そろそろ介護が必要になってきます。家族のために時間を作っていかなくちゃなりません。自転車って時間が掛かるんですよ。イベントは一日がかりだし、練習も100キロ走るぜということならば半日以上掛かります。自転車を夢中で漕いでいて親の死に目に会えませんでした、じゃ洒落になりませんし・・。

と、言うわけで、私は一旦趣味をマイルド化し、お楽しみは老後に取って置こうと言うことで、今年は「無理と夢中」はお預けにしようと、心に決めたのです。

さて、明日は私にとって久しぶりのレースです。肋骨を折って以来、MTBレースは出たのですが、ロードのレースは何年振りでしょう。地元開催のヒルクライムレース、ツールド草津です。う~ん名前が大袈裟でいいイベントですね。歴史のあるレースです。

4,5年前、自転車に夢中だったあの頃、生まれて初めて参加した自転車レースでもあります。あの時は緊張と興奮でした。スタート前の集合した大量の軽量自転車を眺め、30秒前の合図にいっせいにクリートをはめるバチバチッという音に興奮し、湯畑を回るパレードで沢山の人が声援してくれる姿に感動しました。が、その後の苦しさといったら。しかも後輪のハブが壊れ、激しく振られながらのゴールでした。ゴール後の満足感、下山途中にまだ登っている人が沢山いて、おお、俺もそんなに遅くは無いぞと思いながらも、その人たちがホームセンターフルサスMTBとかで上っているのを見て、自分は恵まれた環境で遊んでいるのだなあ、とも思いました。

Kusa1

先日届いた受付カード。

そうです、今年の「無理をしない」第一弾!最後までゴールしません(笑)。コース中腹でゴールしちゃう殺生河原コース11キロ(そのうち4キロくらいはパレード)。種目にファンライドって書いてあるんですから!レースじゃないです。楽しんで走ります。

確か初めて参加した時、前日にコースを試走して、走れるのがこの殺生ゴールまででした。早速走ってみてその時はすぐに到着しまいましたが・・。実際はここから先が長かったのですから!この殺生ゴールを横目で見ながらここでゴールしてえ・・と呟いたものです。無理はしませんよ、今年は。今の私にはかなり時間が掛かってしまうと思いますが。

この時期の草津はまだ寒い。近年は比較的暖かい日のレースが続いているようですが。初参加の前年は、吹雪の中のレースになり、ディレーラーが凍って変速できなかったと、スタート前の挨拶でどなたかが言っていましたが。残雪の中です。後半は森林限界を超えるというか、亜硫酸ガスの影響か立木がほとんど無いので、風が吹くと非常に辛いのが、ツールド草津の特徴です。晴れていれば眺めもよく、硫黄の香りに巻かれる箇所もありますが、自然を感じられるレースです。私はまだ木がある辺りでゴールですけどね・・。天気は予報では穏やかなようですね。

Kusa2 草津温泉といえば、やはりお楽しみは温泉ですね。酸性が強く、薬効の高いお湯です。湯量がものすごく多いので大浴場でもどこだって掛け流しです。

このイベント、温泉センターの無料利用券が付いてきます。うれしいですね!冷え切った体を温めます。

しかし、最後までゴールして下山後入浴しようとしても、ものすごい人数の参加者が殺到、ゆったり入るわけには行きません。そこで、殺生コース。早めに下山して、入浴してしまおう!という作戦です。自転車プラスαの楽しみがイベントの醍醐味ですからね。最近、走っている時に食べ物が出ないイベントにはもう出ませんからね。

で、入浴後に、私はひとり山を降り、母の入院する病院へ向かうのです。今年は「夢中」も抑えていかないと、立派なおやぢにはなれませんから・・。

今年に入って、まともに自転車に乗ったのは3・4回です。ほとんど坂も上っていませんからおそらく全く漕げないでしょう。明日はのんびりと楽しんできます。昨夜は職場の送別会で呑んだ呑んだ。本日、職場に置いてきた車を取りに自転車で出発。ものすごい向かい風で疲れてしまいました。通常レースの2週間前からクールダウン、直前は体をほぐす程度にしなければいけないのに無理しちゃった・・。脚がパンパン。くうう、無理を抑えていたのにここに来て調整に失敗?全然走れていない証拠ですな。

そして、新車のロード、デビュー戦です。このロードバイクについては、今後ご紹介いたします。カッコいいんだ、見た目は。え?新車を買うなんて夢中になってる?いや、夢中な時のロードより3分の一の価格に抑えましたから・・。

では、また。

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2007年3月30日 (金)

MR-4にサイコン装着

あれば楽しく便利なサイコンをMR-4に装着。サイクルコンピュータとは大袈裟なネーミングですが、メーターですね。これでトレーニングやレースに出るわけではないので、MR-4には付けるつもりはなかったのですが、速度や走行距離が解ればツーリングも楽しいし、1個ずっと余っているサイコンがあったので、ツーリング前に装着してみました。

Saikon1 キャットアイのワイヤレスモデルでCC-MC100Wです。タキザワさんで税込み4200円で結構以前に購入してあったもの。

やはり折り畳み自転車にはワイヤレスです。日々MR-4の折り畳みを練習中ですが、ブレーキワイヤーの取り回しとか、結構折り畳み中にはケーブル類は障害となりますので、ワイヤレスが良いでしょう。ワイヤー切れたら大変ですから。

メーターといえば、他にもおしゃれで高性能なメーカーもありますが、値段が安くて、信頼性があり、補修部品も手に入れ易いキャットアイを愛用して来ました。カンパのエルゴブレインやシマノのフライトデッキは、レバーブラケットで操作できるのでレースに出るロードレーサーには装着して使ってきましたが、MR-4にはそこまではしなくても・・。だってフライトデッキは1万円以上するし、ケイデンスとかはいらないので。

Saikon2

キャットアイの初期モデルCLー200はテスタッチに装着して現在も愛用中。コレは前面にボタンが2つあって操作性が良く、センサーの感度も良好。この次のモデルも買いましたが、確かセンサーの不具合が発生しクレームになっていました。私はCL-200のセンサーを部品で購入し使ったら直りました。

で、MC100Wの内容物は、本体、センサー、取り付けアタッチメントやタイラップ類。

何に付けようと思ったのか忘れてしまうほど以前に購入したものですが。次期ロードにはフライトデッキを装着するつもりなので、MR-4に装着します。

Saikon3

取説を見ながら作業。装着は以前のモデルより簡単でした。

センサーをフォーク左側に装着。私は左手のほうが器用で本体も左側に装着しますので。以前モデルよりセンサーにジョイントが増えて、スポークに近づけやすくなっているように感じました。メーカーも工夫しているのですね。

マグネットを装着し、感度を合わせます。すぐに本体が反応。感度良好です。

Saikon4

デザインもシャープになりました。クリスタルな感じで、以前の丸っこくて野暮ったいデザインから随分おしゃれになったものです。

表示されるモードもずっと変わらないので、操作は今までどおりでオッケー。とても解り易い操作性です。バックライトがついていたのには驚き。便利です、滅多に夜には乗らないとは思いますが。

タイヤ長を24インチ×1・0に合わせて設定完了。

Saikon5

ハンドルに本体を装着。

え?この前付けていたフロントバック(カメラポーチ)はどうしたって?

あれは、もういいや・・。いや、便利ですよ。ちょっとした走りには最適なサイズです。サイコンもバックを付けても邪魔にならずに電波も問題なく届きます。

けど、輪行袋に折り畳んで入れるときに邪魔なんですよ、フロントバック・・・。

ですから、ツーリング用に外してしまいました。

Saikon6

現在はこんな感じになりました。リクセンカウルを装着しています。バックは小径車の美学のようなので、今後もこだわってみます。

次回は試行錯誤中の折り畳んで輪行袋に入れる作業、です。

では、また。

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2007年3月24日 (土)

MR-4にフロントバックを装着(ホントはカメラポーチ)

サスペンションを交換し、ようやく走れるようになったGIANT MR-4です。しかし、私のインフルエンザ後の回復が遅く、いまだに咳が酷い状況です。なので今日も外は穏やかな天気なのですが無理は出来ません。自転車に乗らずに自転車いじり。フロントバッグを付けてみました。

小径車は、バッグに凝る人が多いようで。専用バッグも各ブランド用意されているし、フェンダーとか特殊な美学があるようです。なんだか昔のランドナーの流れが小径車に来ているような気がします。

とは言っても、MR-4のハンドルは特殊な形状のステムと繋がっていて、オーストリッチのフロントバッグ用のアタッチメントが付けられません。リクセンカウルのアタッチメントはぎりぎり付けられましたが、かなり上向きに付いてしまうし、STIのワイヤーが邪魔で、今もっている大型バッグが付かないのです。小型バックは調べたら6000円もしちゃう・・。Bag1

そこで、以前から気になったものを買いに行きました。

近状のビッグカメラでゲット。

しかし、このビッグカメラの紙袋、昔から変わりませんが、後で使いようが無いデザインなんですよねえ・・。

Bag2

これです。実はカメラ用のウェストポーチなんですね。

ロウプロというバックメーカーのもの。3500円くらいです。

デジカメ用の小型バックで、コンパクトデジカメがすっぽり入るようになっていて、衝撃吸収材が入っています。

前から、お、これは使えると思っていました。実は、3年ほど前に、コレの前のモデルをアンカーのロードに装着したトピークのフロントバック用アタッチメントに付けていました。その時の様子はこのアンカーマグネシウムの私のHPにあります。

Bag3

なんでこのロウプロじゃなくちゃだめなのかというと・・・。

ウェストポーチとして、ベルトに付ける部分って、普通は輪になっている部分にベルトを通すのですが、このロウプロはマジックテープになっていて、このようにベルトを挟んで取り付けられます。

つまり、ハンドルバーを挟んで簡単に装着できるのです。ただし、普通のハンドルはステムが中心にありますから付けられません。MR-4のステムはこのように2分割されていますので、真ん中に装着できるのです。アイデア~。

Bag4

おお、このように見事に装着できました!

STIワイヤーの手前にすっぽりと納まっております。

ロウプロのデジカメ用ウェストポーチは数種類あって、これがピッタリ来ました。

肩からかけられるストラップも付いています。

Bag5

前から見るとこんな感じです。

ちょっとコンパクトですが、STI用のワイヤーがあるので、そんなに大きいのは無理ですから。もう少し横幅があるバッグでもよかったですね。

Bag6

緩衝材が入っていますので容量はそんなに大きくはありません。ふかふかの肌触りの内張りで、かなり高級感があります。

もともと、財布、携帯、デジカメ、家の鍵、が入ればいいと思っていました。いつもそれらはジャージのポケットに入れていて結構邪魔でしたから。

でも、コレだけ入れると意外に重たいんですね・・。

Bag7 

マジックテープで挟んだ部分が回転して、バッグが段々お辞儀してしまうんですよ・・。

そのままでも使えるのですが、ブレーキワイヤーに干渉してしまう。ブレーキの効きに問題はありませんが、振動でバッグが当たっていますので、アウターが押さえつけられた上に常に震えている、徐々に影響がでて、アウターの破損に繋がったら大変です。

そこでまず、バッグが付いていた台紙を使います。厚紙ですが、コレを二つ折りにして、バッグの後ろ側にあるファスナーつきのポケットに挿入します。コレでこのポケットは使えなくなりましたが仕方ありません。こうすれば背面に強度が出て、装着部分の固定さえしっかり出来れば、バッグがしなっと膨らんだりせず、ワイヤーに干渉しなくなるはずです。

Bag8 さらにバッグをハンドルバーにしっかり固定する必要があります。

そこでホームセンターに行き、自転車に乗る時、ズボンの裾を縛るバンドを買って来ました。

通常ゴム入りの伸縮性のあるものですが、それだとしっかり固定できませんのでまったく伸びないタイプ、この商品だけでしたので購入。3本セットで1000円の痛い出費です。が、後に裾止めとして使えるのですから、良しとしましょう。

Bag9

この裾バンドでハンドル部分にしっかり固定。ストラップを通すためのリングと、ハンドル部分をしっかり縛りました。

マジックテープで簡単に外れるようにしたかったのですが、やはり固定が優先と、かなり厳重に縛ります。

結んでいるわけじゃないので解けば解けますから・・。

コレでバックはそんなにワイヤーを押さずに触れている程度の位置に固定できました。裏の厚紙と相まって、びしっと固定されています。

Bag10 午後は風も無く、雨はまだ降りそうも無いので、ちょっとなら走れそうかも、とMR-4に乗って軽く出かけました。

フロントバックに財布類、サドルバックにチューブと工具です。このサドルバックの中身を上手にフロントバックに収めれば、コのサドル下に輪行袋を装着できます。

安中方面に走り、後閑で折り返し。メーターがまだ付いていないのでわかりませんが、このコースなら距離は20キロちょいでしょう。まだ咳き込むので無理はいけませんから。

気になる交換したサスペンションですが、う~ん・・・。以前のより調子はいいのですが、サグが安定しない。乗っていて、サスの初期縮みの大きさが変化してしまうのです。サドル位置も微妙に変化し、腰の位置が低くなると違和感を覚えます。ダイヤルを回して作動量を大きくすると元に戻ったりします。しばらくするとまた縮んで、立ち漕ぎをすると戻ったり。結局サドルの高さを若干上げ気味にしてしまいました。腰の位置がびしっと決まらないと、乗りにくいんですよね。ペダリングロスも作動感もほとんど感じません。サスじゃなくても良かったと思うのですけどね、この部分。MR-4の特徴でもありアキレス腱でもあるのです。

乗っている感覚は700Cのロードと変わりませんが、やはり思ったよりスピードが出ていませんね・・。時間がかかって、思いのほか疲労します。タイヤは細くて路面抵抗は少ないのですが、24インチは車輪がやっぱり小さいの・・。進んでいる量が少ないの。

Bag11 じゃあ、小径車のメリットってなんだろうと考えてしまう。やはり気軽に乗れる感覚でしょうか。ならばやはり16~20インチのフラットハンドルがベストでしょうね。このロードタイプのメリットは、簡単に折り畳めてコンパクトになって輪行がやりやすいということに尽きると私は思います。

電車に乗って自走では行けそうも無いところに行って乗る、景色を楽しみ旨い物を食う。コレに限ります。MR-4はそんな状況で活躍してくれるでしょう。

今日は、夕方さらにトレックのMTBにホイールを装着。実は秩父フェスティバル以降、MTBには乗っていなくてホイールは外したまま。泥だらけのタイヤがホイールバックに入っています。

ホイールを履かせて近所の川まで走って、河原でタイヤを洗いました。

なんだか私の部屋はすごい状況になってきましたね。けど、実はコレにさらに一台加わるんです、近日中に・・。今季の決戦ロードレーサーが。このマシンについては、また報告いたします。ご近所ではあまり走っていない、良いロードですよ~。ど、どこに置けるんだろうか・・・?

では、また。

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2007年3月15日 (木)

MR-4に「負け」組シールを貼る

前回で、サスペンションを無事交換し、蘇ったGIANT・MR-4ですが、ドレスアップにシールを貼ります。

私の所属する自転車チーム「MAKE-GUMI(負け組)」はシールが大好き。メンバーのM氏がこういうことにとっても凝り性で・・。以前より会社のネームランドで負け組みステッカーを作成し、皆さん自転車のフレームにべたべた貼っています。M氏はこの他に、レースでは主催者がジャージ用ゼッケンをくれますが、フレーム用のゼッケンを名前入りで勝手にメンバー分作ってくるという凝り様です。

お揃いのグッズといえば、チーム負け組みジャージ(通称負けジャー)も2パターン作成、合わせて秋にはヘルメットもお揃いにしてしまったため、誰のメットなのかわからなくならないように、前回のツーリングでM氏より負け組みシールが再び配られました。

その中に、新作「負け」シールがあります。

Masi1 これです。今回初の試み、自作ではなく、ステッカー作成業者さんに発注したもの!オリジナルシールです。

安くないでしょうに・・・、メンバー全員に頂きました。

この漢字「負」の部分が抜けていて、下のフレームのカラーが出るようになっています。シールの色はかなりの種類を用意してありました。M氏っていったい何者?

私は金と銀をゲット。

Masi2

では、MR-4に貼ります。アルミのポリッシュカラーなので、下地が今ひとつ目立たないかも。けど今回装着したエアサスの金帯部分とカラーコーディネートします。

まずは、裏紙をはがします。

Masi3 フレームのダウンチューブ、サスが付いている場所に貼ります。

スペース的にここくらいしかない。結構大きいシールなのです。

Masi4 よーくシールを密着させます。

そして今度は表紙をはがしていきます。

Masi5 完成です!

おお、いいじゃないですか。サスの金部分と色があってるう。

あまり目立ちはしませんが、ポリッシュカラーとのメタリックな装いが素敵。渋い大人の装飾といえるでしょう!

ゴールドに輝く「負」の一文字です。

さあ、チーム負け組みのメンバーのフレームには、各自この負けシールが輝いています。そう、我々は勝てないんじゃないんだ、勝たないんだ!負けたっていいじゃないか、勝ちにこだわって辛くなるより楽しんで負けて笑おうよ!今日を笑い飛ばし明日を強く生き抜こうよ!というチームスピリットを明確に表現しております。来月の今期初レース、この負けシールが輝く負けバイクたちが坂を駆け上りますから!

では、また。

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2007年3月14日 (水)

GIANT MR-4 故障サスペンションを交換

GIANTの折り畳み24インチロードバイクMR-4が、故障したサスペンションを交換し、ようやく走れるようになりました。

以前ここで書きましたが、MR-4のサスペンションにトラブルが発生、その後ステムを交換したりしながらも、GIANT社よりサスペンションはお近くの取り扱い自転車店に問い合わせて欲しい、とのことで行って来ました、市内のGIANTプレミアムショップさんへ。

そして先日完成しました!ネットオークションでやられた状態で購入し、地道に磨き上げ、今回は新品の専用サスペンションに交換し、ますますピカピカ度をアップしたお姿です~。

Gia1 以前のサスペンションは黒色でしたが、今回はシルバーボディーに金メッキの帯巻き。なかなか高級感があります。

土曜日に、車で10分くらいのところにあるSG田サイクルにMR-4を持ち込みました。GIANTのHPで確認したところ、結構近所のそこに、GIANTの高級機種も扱える資格を持つプレミアムショップがあったのです。以前から気になっていた店なのですが、外側から見るとママチャリ指数がかなり高く、スポーツ車の存在に気が付かなかったのです。

スポーツ車を担当する若旦那がインフルエンザでお休みなので、ママチャリ担当のご主人が快く引き受けてくれました。店内は、ママチャリの中に混ざってコルナゴ、チネリなど、なかなかいい物が置いてあり、若旦那が積極的にスポーツ車を扱い、メンテナンス技術を磨いているとか。クラブチームもあり、かなり頼りになりそうです。GIANTも沢山置いてありました。ご主人と自転車談義に花を咲かせました。

ご主人はスポーツ車には詳しくないのですが、私が「サスは純正のおそらく専用品じゃないと入らないのでは?」というと「う~ん、フレームは市販のパーツに合わせて作るから、汎用品でいけるのでは?いい物を付けたほうがいいんじゃないか?」とのことなので付くならロックショックスとかのロックアウトもできる奴でも、と頼んでおきました。

月曜日に、病み上がりの若旦那から電話を頂きます。「問い合わせたら、やはりGIANTのMR-4専用サスペンションじゃないと入りませんね!」う~ん思ったとおり。MTB用のリヤサスは165ミリからですが、このMR-4用は160ミリ。入らないはずです。流石はまずそのデザインありきのMR-4です。GIANTという巨大メーカーはフレームデザインに合わせて専用サスペンションを作っちゃうんだからやることが巨大です。

「お客様のMR-4と同じサスか、現行モデルのエラストマータイプが部品で取れるのですが、どちらが良いですか?」と聞かれましたので「いや、その中間にもう1機種あるんです。初期型の黒いタイプ、銀ボディの金帯エアサス、エラストマー、の3タイプがあるんですよ。初期型はまたトラブルが怖いし、現行エラストマータイプは動作を調節できませんから銀の金帯タイプで。」と取り寄せ取り付けをお願いしました。

水曜日に若旦那より電話がありまして、希望通りの部品が取れて、取り付け完了とのことです。はやっ!またもや素早いご対応です!GIANTさん、ステムの件から再び迅速なご対応をして頂き、ますます信頼度アップです!さすがは巨大自転車メーカー、素晴らしい~。そしてSG田サイクルさんも流石はプレミアムショップらしく仕事が早い。

で、受け取りに・・・と思ったら私がインフルエンザでダウン!ようやく週明けに起き上がり、受け取りに行ったわけです。

Gia2

これが、取り寄せてもらった部品です。品名はどこにも書いて無いのでわかりません。ただ金帯のエアサスと注文しました。

価格は16000円の税込み16800円でした。工賃は無料でした。すごく良心的なお店に出会ってしまった~。定価で販売して工賃はサービスという方針なのかもしれません。

ただ、部品自体はなかなか高価ですね。現行のエラストマータイプはもっと安いという噂ですが。

Gia4 コレが、最初から付いていたサス。初期型のMRー4についています 。ボディーが金帯より小型ですね。金帯はこの1・5倍くらい大きいです。やはり容量不足だったのでしょうか?トラブルの発生例がやはりあったようですね。

ボディーにリモートロックアウトとか書いてあるけど嘘ばっかし・・・。

何かに使えないかなあ?椅子につけるとか・・。

で、早速、試乗してみました。うん、調子いいですね。フアフアせずサドルがしっかり固定されている感覚があります。空気圧はどうしたらよいか?取説も無いのでお店に聞いたら、150PSIくらいでどうですか?とのことなのでそんな感じで。もうちょっとサグ(初期の沈み込み)が少ない方がいいので180PSIに上げます。入れすぎると壊れちゃうのでちゃんとGIANTに聞いたほうがいいのですが、めんどい。MAXがどのくらい入るのかわからないので、MTBサスもこの辺までだろうとこれ以上はやめます。かなり固めの感じです。

サドルに座った時は1センチ沈み込みますが、その後はあまり動きません。いい感じです。

Gia3_1

サスは初期型とは前後逆の向きに取り付けてあります。こういうダイアルが付いています。

私のMTBのTREK/FUEL80のリヤサスはリバウンドのスピードを調節するものが付いていたのでそれかな?と思いましたが、どうやらコンプレッション調節かも?FUEL80のフロントサスのマニトウはTPCロックアウトという機能が付いていて、縮む量を加減できて一番少なくするとほとんどロックアウト(固定)が出来ます。この金帯サスも同じようです。13段階でノッチが付いていて、マイナス側に回すとサスが柔らかく(作動しやすく)なって行きます。プラス側に一番まわした状態で、ほとんど作動しないくらい動きが抑制されます。下からの衝撃には作動しますが、ペダリングにでは動きません。こりゃよく出来ています。MTB用の高級機種並じゃないですか。

ただ・・・・。やっぱりサグが安定しないんですよ・・。ちょっと乗っていると、ん?なんかサドルポジションが変わった感じ?あれ?サグが増えてる・・・?立ち漕ぎすると元の位置に戻ります。結局設計は変わっていないのか?それともエアを入れすぎてもう壊しちゃったのか?ただ、以前のようにへなへなとフルボトムして元に戻らないなんて事は無かったので、こういうクセがあると理解して乗っていくしかありませんね・・・。一番確実なサスはエラストマータイプなのでしょうか?けど先日、固着して壊れてしまったとコメントが寄せられていましたが・・。MR-4の最大の弱点はこのサスにあるようですね。デザインもコンセプトも走りもいい自転車だけに残念です。市販品が使えればいいんでしょうね・・・。壊れたら塩ビのパイプでも入れて固定しますか(笑)。

ダイアルを調節すると、ほぼロックアウト状態から、ヘコヘコ動く状態まで変化させられますが、4ノッチほどマイナスにまわしてよく動く状態は向かい風や登り坂で面白い!動くサスってペダリングロスがありそうですが、これは上手く使うとペダリングアシストになりそう?!ペダリングのリズムをサスの動きに合わせると反発して押し出されるような感じで推進力になっているような気がする・・・。そんなバカな、気のせいかもしれませんが、ものは試し、ヒルクライムで次回山で試してみましょう。

Gia5

う~ん、新車っぽくなってきましたよ!しかし価格は既に新車の定価を超えてしまいましたよ、とほほほ・・。

4月の頭にチーム負け組みのお花見輪行ツアーがあるようなので、いよいよこいつのデビューになるでしょう。

それまでにスムーズに折り畳めるようにしなくては。輪行袋は、専用品はキャスターが付いていて携行性が最悪なので買わずに、普通のロード用輪行袋を持っているので、それを使うつもりです。20インチ折り畳み小径車用のちび輪バッグにも入っている画像を見たことがありますが飛び出ているパーツがあったので、普通の輪行袋に入れて余った部分を縛っておく方が良い気がするのです。週末に実験してみますので、また報告いたします。

では、また。

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2007年3月 2日 (金)

GIANT/MR-4・ステムを対策品に交換完了

最近連載していますGIANT/MR-4対策品のステム、やっと今夜交換しました。(詳しい情報は前回、前々回をご参照ください)GIANTより無償にて宅配便で送られてきたステム、付属してきた取説を読みながら、その通りに取り付けをやってみましょう。

Sute1

コレが取説です。まずは工具セット(購入時付属)から6ミリアーレンキーをご用意くださいって、このMR-4はネットオークションで購入したので付属してません。自前の工具箱から用意します。

まずはハンドルを取ります。同時にV型ステム(二股に分かれているステム)と一緒に外します。

Sute2

垂直ステムのクランプ部分(ここがは締め過ぎると破損の恐れがある部分ですね)を6ミリアーレンキーで緩めて、クランプを外し、ハンドル部分を外し、タイヤの上にぶら下げます。

で、ステム下のクイックを緩めて、ヘッドチューブからステムを引き抜きます。

が、硬くて引き抜けない・・・。一番下げた位置で使っていたから、食い込んだのかな?プライヤーで挟んで無類やり引き抜きます。

Sute3

そして、送られてきた対策品ステムをヘッドチューブに挿入。ステムには、固着防止、防水の為、グリスを塗っておきます。防水ワッシャーも付いていませんでしたから・・。

なんだか頭でっかちでゴツイ・・。

デザインよりも強度優先なのでしょう。

高さはちょっとだけ上げた状態、ここを低くしておくと、ハンドル型ステムを上げた角度に出来るので、ブラケット位置を近くにすることが出来ます。タイヤとハンドルの位置をちゃんと合わせてクイックをしっかり締め込みます。Sute4

ボルトを緩めクランプを外し、ハンドル部分を挟んで、再びクランクを止めるボルトを締め込みます。ボルトには最初からグリスが付いていました。

V型ステムの角度を決めて、しっかり締め込みます。

Sute5

なんだかとっても逞しい部分って感じになってしまいましたね。

錆びていたクランプやボルトがピカピカに変わって、嬉しい美しさです。ちょっと新車っぽくなりました。

Sute6 うーん、徐々にピカピカ度を増して来ましたMR-4。

チーム負け組みのオリジナルステッカーも貼り付けて、あとは、後はサスペンションさえ交換すれば、やっと走れるようになるのですよっ!

もうちょい、もう少しです!

では、また。

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2007年2月28日 (水)

GIANTからMR-4の交換ステムが届く

はやっ!おとといの夕方FAXして、昨日の昼過ぎに返事のFAXが来て、本日夕方に品物が届いてしまいました。MR-4の対策交換ステムが、大変に早くGIANTさんから届いたのです。いろいろ四苦八苦して、未だに走ることが出来ない私のMR-4シマノ105で10速化したこれですね。

Sutemu1 なんと迅速な対応なのでしょうか!流石は世界一の自転車メーカーです。巨人自転車と名乗るだけのことはあります。素晴らしい。顧客サービスの手本のようなご対応、誠にありがとうございました。

コレが送られてきました、対策品ステムです。従来のステムに破断の恐れがあり安全のための交換対策です。

本文には「誠に勝手ながら同封のステムと交換お願い申し上げます。」「本来ならば訪問し交換、お詫びを申し上げなければならないところをご容赦いただき厚く御礼申し上げます。」と丁寧なお詫びの文章が添えられております。大変素晴らしい丁寧な対応です。直接新車で買ったわけじゃないのに、済みませんね~。

やはり、PL法施行以来、消費者に危険を及ぼす可能性が僅かでもあれば、このようにきめ細かく対応しなくてはならないとは、メーカーも大変な時代になりました。新品買うと「重大な危険が生じます」とか色紙が何枚も付いて来ますもんね。車メーカーじゃあ、リコール出したエンジニアは飛ばされてもう浮かび上がれないとか言う噂が・・。厳しい世の中です。

Sutemu2 コレが今までのステムです。MR-4の初期型についているタイプのようです。このボルト2本で止まっているクランプの下側に亀裂が入り破断の恐れがあるとのことですが、そういわれれば細い気もしますが、事故の可能性は大変低いけど念のためということです。

ステムが上部の二股の部分と、下部の垂直部分に分かれます。その垂直ステムはヘッドチューブに刺さって、シートクランプと同じバンドで固定されます。上下高さが変えられ、上部の二股の角度も変えられるので、調整幅の大きい可変ステムといえます。大変ポジションの調節に役立ちます。そもそも折り畳む時、ハンドルをステムから抜いてよりコンパクトにする為にこうしたのでしょう。ハンドルも左右二分割できます。

ボルトが錆びていたので、見た目もアップの交換です。シートクイックは錆びていたのでTRANZ-Xに交換してあります。そもそもがっちり固定しなくちゃならないステムをクイックレバーで取り付けるところにも問題はないのかなあ・・。

Sutemu3

コレが送られてきた対策品のステムです。クランプ部分が大変太く逞しくなっており、コレならば破損しないでしょう。以前のより、ここまで入れてねサインが上部にあり高さをあまり上げられないような気がするのですが。安全マージン?

パイプも肉厚で頑丈です。標準装備の防水ゴムワッシャーを付けろと取説に書いてありますが、そんなものは最初からついていませんよ・・・ゴムのパッキンなんてすぐ劣化しますから、付けなきゃならないんだったら付属して欲しいですけどねえ・・。

ふう、もう夜も遅いので、明日以降取り付けます。このステム、なんかに使えないかなあ?とか、どなたか思いついて問い合わせてもらっちゃだめですよ。シリアルナンバー伝えて、対策が必要な場合のみ送られてくるようですから。完全な専用品だけに、だいいち何に使えるのでしょうか?直径22・2φなんて無理。無理やりシムを作ってシートピラーに差し込み、ハンドルを装着しタンデムの後ろの人用のハンドルを取り付ける。って前の人はずっと立ち漕ぎですが。

それよりもサス、サスペンションをどうにかして欲しかったよう、GIANTさん。週末の自転車ショップ行きが楽しみなってきましたよ・・。後はサスさえ交換できれば、走れます。よ~やく走れるのですよ。もう少し、頑張るんだ。

では、また。

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2007年2月27日 (火)

MR-4のトラブル問い合わせ・GIANTからのお返事

私の所属する自転車チーム「負け組」は、今シーズンは折り畳み小径車がブームです。バイクフライデーやブロンプトンが何台も並ぶ中、走りに自信の無い私は、ちょっと走りで差をつけようと、24インチとやや大きいタイヤの小径車、GIANT・MR-4をオークションで落札。しかしこれが、やられた物件でした。まず錆びそうなパーツはほとんど錆びて(おそらく屋外で保管)、コンポは作動が怪しく、ホイールは振れてハブはがたがた、とても乗れる状態ではありませんでした。そこで、シマノ105で10速化し、ホイールをオーバーホールしました。パーツは後に使えると奮発し、これで快適に走れるかと思ったら、リヤサスがトラぶって走れませんでした。

ネット上では、この初期型のこの型のサスにトラブルが頻発しているようです。現行のサスに交換されている方もいるようです。そこで、GIANTに問い合わせて、どう対処したらいいのか聞いてみる事にしました。

まずは問合せ先を調べる為に、GIANTのホームページを検索。そこでとんでもないものを見つけてしまったのです!

一部のMR-4になんとステムに破断の恐れがあるので無償で交換しているのです

私のMR-4はまさにこの形のステムがついています。初期型のようですね。そんな緊急な欠陥ではないようですし、それならば、ここに載っているMR-4ステム係にステムの件で問い合わせて、ついでにリヤサスの件も質問することにしました。電話番号とFAX番号が書いてあったので、私も精密機器メーカー勤務時代はお客様クレーム対応をした経験から、文書でやり取りした方が時間はかかっても確実と思い、FAXを選択しました。住所氏名と私のMR-4のシリアルナンバーを記載しました。

で、本日GIANTからFAXにて返答が来ました。昨日の夕方FAXして、今日の14時にはFAXで返事が来ましたので、迅速なご対応を頂きましたね。

まずはステムの件から。

初めてご連絡を差し上げます。表記の件、御社HPを拝見いたしまして、私の所有します下記MR-4のステムが交換対策品に該当する可能性がありますので、ご連絡差し上げました。店舗にて購入したものではない為、交換品入手方法につきまして、折り返しFAXにてご連絡を頂きたいのですが、宜しくお願いいたします。」

GIANT様「お客様のお使いいただいておりますステムは交換対象品に該当する可能性がありますのでお手数ですがステムの交換をお願いします。(中略)交換方法のマニュアルを同封いたしますのでお手数ですがご自身で交換をお願いします。」

う~ん、いいんじゃないですか?住所など書いてFAXしたので、宅配便で発送してくれるそうです。ありがたい。ステムのボルト激しく錆びていたので見た目がコレでよくなりますね!

次にサスペンションの件です。

追記:このMR-4のサスペンションにトラブルが発生しております。空気圧を上げても走っていると突然空気が抜けたようになり、サスペンションが底つき(フルボトム)した状態になり戻らなくなります。降りると回復しますが、元の空気圧より低くなってしまいます。また何度もこの症状が発生し、走行中にサドルが下がったような状態に突然なり、体のバランスを崩してしまいます。サスは、DNM(AO-25AR)が装着されています。現行品とは逆向きについています。

交換品、代替対策品、があれば入手したく発送をお願いしたいのですが、その入手方法を合わせてご連絡ください。その際、自分で交換することになりますので交換作業の手順の記載もお願いいたします。代替品が無ければ、市販のサスペンションでどんなものが使用可能か、規格、及び推奨される具体的な商品名のご連絡をお願いいたします。」

有償で手に入りますか?合うものなら紹介してもらえれば買ってつけます。というニュアンスです。

GIANTの返答は

「リヤサスペンションユニットが縮んでしまうという現象につきましては保証対象外とさせていただきます。恐れ入りますがお近くの弊社製品取扱店で有償にてお買い求めください。価格はオープンプライスとなっております」

う~ん、惜しい!実に惜しいご対応です。有償でいいから商品送って欲しかったんだな~。販売店じゃないとものやお金のやり取りが煩雑になるんで、個人客との取引は、どこのメーカーも嫌がるんですけどね。店で買ってないから、お店に行けないんじゃな~い。っそこんと頃をわかって欲しかったんですけど、ま、しょうがないですよね。

GIANTのHPから販売店リストを調べると、おお、近所で気になっていたショップがプレミアムショップになっているじゃありませんか!早速、週末にでもMR-4を持ち込んでみます。そこで買った自転車ではないのですが、どんな感じで対応してくれるでしょうか。対応が気に入れば、今期レースイベント用に購入予定の、今年ブレイクするであろう、カッツンアルミフレームのティアグラ仕様で台湾製のヨーロピアンブランドロードの見積りをして入手してしまいましょう。

じゃあ、この後MR-4は修理されるのか、動きがあり次第、今後ご報告いたします。

では、また

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2007年2月25日 (日)

タキザワ・カタログ本に萌える

私の地元、群馬県が誇る自転車通販ショップ「タキザワ」さん。大変便利です。通販での自転車部品売り上げ日本一だとか、なんとか。

実際の前橋の店舗は、広くて明るいのですが、まあ、普通。自転車店は暗くてごちゃごちゃしていて、ごそごそ探すとマニアックな掘り出し物がある、って言うほうが楽しいですから。たまにバーゲン会場になる通販センターは広大ですが。

このタキザワさん、何がすごいって、無料でもらえる通販カタログです。

Taki1 コレが今年のカタログです。郵送で送られて来る前に店舗でもらったので2冊ある。一冊を見て、もう一冊は保存用か(笑)。

バーゲン時期ならば同時に背後のこのようなチラシも送られてきて、お買い得な商品が載っていたりします。まあ、サイズが合わないものが多いのですが・・。

バーゲンのときは10%オフになるので年に数回あるその時期がまとめ買いのチャンスです。店舗ではルーレットを回して最大50%オフ、外れると3%とかになります・・。

とっさに必要な時も、結構発送が早いですし、梱包もしっかりしているので使えますね。FAXかメールでやり取りしていますけど。基本的にカタログに載っているものは在庫があるということで、無いものは連絡してくれるという感じです。注文して連絡無しに商品が送られてくる、こともあります。

無料カタログはこちらでもらえます。タキザワさんホームページ

ネットショップも開設されていて、いつの間にかこっちも充実してきていますね。

今年のカタログは、175ページあってちょっとした雑誌のようで読み応え十分。コレが無料なんて、結構自転車屋さんではメーカーのカタログを有料で売っている所もあるので、コレはすごい。

パーツが主で完成車は少ないのですが。店ブランドのHARPのロードフレームの値段には驚くでしょう。ブランド志向じゃない方にはお勧めです。実際、大手メーカーと同じ台湾工場で作っているもの、イタリアで作っているものもあり、品質は十分です。地元群馬ではHARP乗りは速い方が多いです。真剣に走り屋の方ばかりです。

パーツは、まんべんなく大手メーカーのものがありますが、やはり何でもあるというわけでもありません。マニアックなものよりも質実剛健なものでしょうか。あれやコレで探すよりもあるもので使う、という考えでいいんじゃないでしょうか?お値段の安さの判断は個人差がありますから、見て判断してください。内容はお見せ出来ませんから、メール送ってもらってください。

Taki3

我が家のバックナンバー。5年分あります。2003年は115ページですから随分ボリュームアップしましたね。

カタログに挟まっている紙は、注文書やチラシ、検討する時のメモ用紙です。もう随分と買ったなあ・・。パーツばかりですけど。ホイールも手組みで組んでもらいましたが、良かったですよ。

フレームメーカーは毎年変わりますねえ・・。今年はHARP以外はスペシャ、ロッシン、フォンドリエスト、スコット、サーベロですか。ピストはアンカーも載っています。けど店で聞いたら、ルイガノ、GT,ジャイアント、ビアンキ、ピナレロ、なども取り寄せできるみたいです。ロード、トラックがメインですがMTBもあります。ロッキーマウンテンやってます。

2003年度のカタログを見ると、おお、コルナゴ、デローザ、ルック、を扱っています。今より値段がすごく安いなあ。見た目も綺麗だし、この頃の自転車の方が今より性能はともかく味があって安くって良かったんじゃないかなあ。

主要なパーツにはほとんど重量が載っていますから、フレームにパーツを組み合わせ、おおコレだとこんなに軽くってこの値段かあ~、と電卓片手に夜は更けていきます。実際にはワイヤーとかあってそんなに軽くならないんですけどね・・。お酒を片手に夜のお供に、自転車好きの方は、是非読んでみて下さい。脳内で今夜も一台、スペシャルマシンを組んでみますか・・。

では、また。

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