2009年4月24日 (金)

ワインを冷蔵庫に保存する。

ワインは3月頃までの限定的な趣味にするはずでした。
それは、ワインを保存できないから。ワインはデリケート。特に高温は苦手で味が落ちてしまいます。
ワインセラー(電動のワイン保存庫。一定の適温と湿度を保てる)は持っていません。

Ah1 このように、プラスチックの衣装ケースに保存、埃が付かないようにしていたくらいです。
なので室温が高くなってくる4月以降は保存が難しいため、3月中に手持ちのワインはすべて飲みきってしまおうと考えました。

けどね、4月になってもワインがあるのですよ。





Ah2 それはね、やっぱりワインにはまってしまったため。飲んだらまた買い足すので、いつまで経っても減らないんですよ・・。

飲んだのに、増えているんです。
不思議だなあ・・。

ワインセラーが欲しいのですが。
熟成可能な本格的なワインセラーはン十万円しちゃう。ワインセラーとは名ばかりの湿度が調節できないワイン冷蔵庫ならば数万円で可能。これなら買えそうですが、もう我が家に置く場所などありません。

そこで、今持っているワインは夏頃までには飲もうと。それまで持たせる方法を考えます。
4月中旬、既に室温は20度に達しています。

ワインの保存。コレは熟成とは違います。熟成は作られてから若いワインを美味しく育てるもの。一定した適温と湿度の管理が必要。コレはワインセラーがないと無理。
私がやるのはあと3ヶ月ほどワインの品質を保たせる保存です。

ワインの品質を落とさないで保存する為には。
1)光を遮る・・紫外線はワインを酸化させるそうです。
2)高温を避ける。適温は15度前後だそうで。コレを保てば熟成も可能。コレ以下でも短期なら保存は可能。
3)一日の温度変化が少ない。安定した環境が良いという事か。
4)湿度70%前後。コルクが乾燥すると縮んで隙間が出来て空気に触れる。コルクが千切れやすくなる。
5)振動がないこと。振動があると熟成が早まるそうな。
6)匂いがないこと。ワインに香りが移ってしまうそう。コルクが密閉できていれば平気なんだろうけど。

全て条件をそろえるには、やはり高価なワインセラーが必要。けど無理。
ならば一部の条件を冷蔵庫なら満たせそう。暗いし高温ではないし温度は一定だから。
冷蔵庫の問題点は冷えすぎ、乾きすぎ、モーターの振動がある、中身の匂いがある、です。

ネットでかなり調べて、冷蔵庫での保存方法にたどり着く。

Ah3 まず、ワインを新聞紙でくるみます。コレで冷えすぎを防止。けど新聞紙の匂いが付かないかな?












Ah4 こんな感じでみっちり包む。もっと新聞を沢山使ってやったほうがよかったかな?
















Ah5 さらに匂いが移らない様に、ビニール袋に入れて口をしっかり閉じる。

中身が何のワインかもうわからないので、ワイン名を書いた紙を入れておきます。









冷蔵庫の中でワインの保存に適した場所。それは最も温度の高い野菜室です。
野菜室の問題点は、中に野菜が入っていること。
しかし、我が家では妻が出て行った別居状態のため、冷蔵庫は私一人が自由に使えるのです。
Ah6 野菜室から野菜に出て行ってもらいました(笑)。

ネギとかの匂いがあるので、良く内部を拭きます。
トレーも取ってさっぱりと。

一人暮らしなんで、自分のために凝った料理なんてしないしね・・。
ホカ弁も旨いし。




Ah7 そこに先ほど包んだワインを寝かせます。ワインは横に寝かせないとコルクが乾いてしまう。

これらは私にとっては結構高価なワイン。何とか劣化は防げたか?
やはり冷えすぎなので熟成はしないけど。
3ヶ月くらいは大丈夫だと考えます。





Ah8 さらにすぐ飲もうと買った安いワイン。これはひと月以内に飲みそうなのでビニール袋だけの簡易包装。

赤ワインは冷えすぎているので、飲む前に出して室温に近づけてから飲もう。

ワインは楽天の通販で買うことが多い。
けど、これからの季節は高温なのでクール宅配便になります、送料がかさむので、まとめ買いだなあ。ポイント10倍や送料無料の時にですね。

野菜室にあと5本は入るなあ・・。
やっぱり減らない、ワイン。

コレで暑い日が来ても、一安心ではあります。

では、また。

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2009年4月 1日 (水)

安ピノ・ワイン。イエローテイル ピノ・ノワール

最近のわたくし、フランス産ブルゴーニュの赤ワインにはまっていますが、お値段が高くてなかなか飲めません。

そこで、フランス以外の国で造っている、ブルゴーニュと同じピノ・ノワールというぶどうから作られた赤ワインを探しています。ブルゴーニュっぽく甘酸っぱい、薄くて旨い可愛らしい味わいの赤ワインがお手頃値段でないかなあと・・。

以前、チリ産のコノスルというワインをご紹介しましたが、うちの近所では売っていなくて、通販サイトから購入しますとやはり送料が掛かってしまうのです。何とか近所でも安いピノ・ノワールのワインが売っていないものか、と思っていたら、あった・・。スーパーのワイン売り場で発見。

Yt1 イエローテイル・ピノ・ノワール。900円。

カンガルーラベルのオーストラリア産です。以前安くていけてるワインとご紹介しましたが、シラーズをもっぱらよく飲んでいます。今回、数量限定商品として新発売したようです。詳しくは輸入元のサッポロビールのサイトから。

初めて作ったみたいで、45000箱の生産の内、日本に12000箱輸入されるようです。少ないんだか多いんだか判りませんが、ブルゴーニュに比べれば多いよねえ・・。ここは米国輸入ナンバーワンメーカーですから、この数じゃあ少ないんでしょう。

2本まとめ買い。ピノにしては安いです。まさにカジュアル・ピノ。メーカーのキャッチコピーは「フルーティーでチャーミング」だそうで。

早速飲んでみます。スクリューキャップで便利。 
ピノの香りはわずか、かな。

Yt2 口当たりは若干甘く、酸味はあるよなあ。けど抑えてはあるかなあ。

やや埃っぽく苦い後味は土のニュアンスなのか、乾いたオーストラリアの大地をぼんやり想像。
やはりピノの酸っぱさはありますから、イエローテイルの他の赤ワインより個性的でしょう。

30分後。
香りは相変わらず開かないけど、かすかにいちご、こんなものなのでしょう。味も香りもコンパクトな感じ。
ラベルにはチャーミングとありますが、ニュアンスは感じます。
甘酸っぱさで、ピノ的な感覚が希薄ながら存在。

Yt4 対して、コノスルはどうでしょう?飲んだのは2日目のやや冷した状態。

ピノ系の香りは健在。口当たりは酸味のインパクト。イエローテイルより強い酸味が拡がる、爽やかなすっぱ系のピノ。けどちょっと濃いなあ。ピノの可愛さが無いんだよな・・。安さではコノスルが勝っていますが。



Yt3イエローテイルに戻って。ピノを飲みなれない人には、最初は酸っぱさがちょっとつらいかもしれませんが、軽く冷せば酸味ももっと抑えられ飲みやすくなるかも。味も香りも薄いけど、ピノ・ノワールのカジュアルワイン。82点。

気軽なピノ。酸っぱさに馴染めたら、ブルゴーニュに行ってみましょう。もっと旨いよ~。

では、また。

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2009年3月18日 (水)

ブルゴーニュワインを村別に飲むシリーズ。モレ・サン・ドニ村「デュジャック」

ブルゴーニュワインの赤ワインメインエリア、コート・ド・ニュイ地区のワインを村別に飲んで行くという企画。

はたして村の個性、テロワール(土地の持つ特性)を味わうことが出来るのか?村名ワイン(その村の畑で採れたブドウのみを使ったワイン)を飲む第2弾。シュヴレ・シャンベルタン村に続いて今回は、モレ・サン・ドニ村です。

01ad1 「デュジャック・フィス・エ・ペール、モレ・サン・ドニ2006年」を飲んでみます。モレ・サン・ドニといえばデュジャックと呼ばれるほどの人気ワイン。村名でもお値段が高いので、ドメーヌ(自家栽培のブドウで仕込む造り手)ではなく、ネゴシアン(買ったブドウで仕込む)のデュジャック・フィス・エ・ペールです。これなら少しお安いです。つくりはデュジャックですから。

モレ・サン・ドニ村は、以前は地味な存在でした。

濃く力強い男性的ワインのシュヴレ・シャンベルタン村と、繊細でエレガントな女性的ワインのシャンボール・ミュジュニー村に挟まれて位置し、モレ・サン・ドニはその中間の味、とか言われて目立ちませんでした。

しかし、このデュジャックが80年代から素晴らしいワインを作り出してから評価が上がり、濃く力強いながら柔らかな繊細さをあわせ持つワインとか言われるように。

実業家から転身したジャック・セイス氏が、当時は流行っていなかったノンフィルター製法を導入して注目を浴びました。

01ad3 では、モレ・サン・ドニ村を代表するデュジャックのその名も「モレ・サン・ドニ2006年」を飲みます。

色は美しい明るいルビー。
香り ふわっとピノの香り 果実と土のような匂い。

飲みます。「おお、おおおお・・・、デュ、デュデュッ!デュ~ジャ~ック・・。モレサ~ンド~ニ~・・。

お、旨いです。甘さは来ないけど、程よい酸味と旨味の連続。余韻のホロ苦さ。バランスのよさ。飛び出たところが無い綺麗さ。果実と軽めの樽の風味。なんか大人のブルゴーニュって感じです。

01ad4 30分後 香り開く!ピノ、イチゴ。

徐々に甘さ拡がる、甘酸っぱさ。旨いな~。 落ち着いた酸でそれ程酸っぱくない。飲みやすく親しみやすい。綺麗で澄んでいます。

やっぱりブルゴーニュは純粋で素晴らしいと思わせてくれる。

1時間後 もう香りにうっとり。
長い余韻。うっとり!91点。

綺麗なブルゴーニュ。

01ad2若いので熟成すればもっと深みが出るかも。けど今飲んでも旨い。尖ってはいませんから。

ドメーヌデュジャックも飲みたいですね、定額給付金が入ったら買おうかなあ・・。

まあ、モレ・サン・ドニ村の個性って?はわかりませんでしたけどね・・。

次回のブルゴーニュは、シャンボール・ミュジニー村です。

では、また。

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2009年3月13日 (金)

自転車ラベルの安旨チリワイン・コノスル

これを飲んでチリのワインは安いのに旨いなあと実感しました。コノスル。中途半端な1000円台のフランス物を飲むよりお奨めかもしれません。

01ac1 ラベルの自転車が可愛い。働く農夫さんたちが畑へ乗っていく自転車を描いたそうです。自転車乗りの皆さんも是非、プレゼントにも喜ばれそう。

栽培するブドウの種類が非常に豊富、世界で栽培されるメジャーな品種の殆んどを網羅しています。ブドウごとの飲み比べが可能なのです。そして、仕込みのやり方でシリーズがいくつか分かれています。

今回まとめ買いをしましたので、何日か続けて飲んだのをまとめてレポートします。

まずは最もお求め易い価格のヴァラエタルシリーズ。品種の個性を味わうのに最適。とにかく安い!ラベルに書かれた品種を85%以上使用。残りはなんだかわからないけど・・。

01ac2 「コノスル・ピノ・ノアール」
税込み698円!おそらく世界で最も安い部類のピノ・ノワールでは?スクリューキャップ、ブルゴーニュボトルになっているのが嬉しい。

ピノにしてはやや濃い目の色。透明感が無いですな。香りはあまり立たないけど、かすかなイチゴ。
飲みます。
「薄いけど、ジャムっぽい味。甘い、苦い、やや酸っぱいけど強烈な酸味じゃない。

ブルゴーニュとはかなり違う感じですが、ピノの片鱗を感じます。結構口当たりは柔らかい。う~ん、奥行きは無い感じ。」

けどこの甘酸っぱさと、かすかなイチゴの香りは紛れも無くピノノアール。後味はちょっと苦い・・。食事には結構あいますね。

 

30分後、香り、イチゴの香りが結構出てきた。まさにピノノアールです。

01ac3

程よい酸味と甘み。余韻に苦味とアルコール感が目立つのが残念ですが、この値段なら納得。もう少し寝かせば苦味がまろやかになるのか?

スーパーで売っている1000円前後のワインと比べればかなり良いワインでしょう。

飲みやすいピノ。82点

「コノスル・カベルネ・ソーヴィニヨン」 税込み698円。

かなり濃い色で、インクのよう。ちゃんとボルドーボトルが憎い。スクリューキャップ。香りは黒果実系で軽め。甘い香りです。

01ac4飲みます。「お、華やかな香りです。う~ん、酸味は結構あります。果実味は豊富。うん、これは美味しい。ちょっと酸っぱいけど。非常に華やか、チェリーだ。チェリーのコンポートみたいな感じ。面白い風味。余韻は短いが、華やかさを感じます。」

渋味はそれ程でもないけど、やや酸っぱすぎるかなあ。普段気軽に飲めるように、もう少し酸味を抑えてまろやかさが欲しい。食事と合わせるといいかな?安い。この値段なら良い。 83点。

 

「コノスル・メルロー」税込み698円。

あー。もう飲み疲れた(笑)。

かなり濃い目の赤紫色。香りはあまり感じないかな。

01ac7飲みます「華やかな香りとコクが特徴。ちょっと渋いかな?タンニンが多くて酸味もある。ボディーは重めに感じますので、しっかり飲みたい日にむいているか。2日目、ちょっと甘みが出て飲みやすくなります。3日目、かなり甘くなる。余韻は少ないけど滑らかなタンニンとプラムの香りが楽しい。」

普段ワインを飲まない方にはちょっと重いので、軽く冷して2日目からが飲みやすいです。81点。

 

「コノスル・シラー」税込み698円。

もう飲み飽きたよ・・・(笑)。

01ac8甘い口当たりと軽い飲み口。スパイスとフルーティな余韻。黒果実系の味わいが楽しめます。結構酸味があるけど割と呑みやすいですね。ただ、シラーとしての個性は乏しいかな?80点。

濃い目なのはもういいや・・。やっぱりピノ・ノワールが飲み疲れなくていい。

なので、ピノの別シリーズを2本飲みます。まずはオーガニックシリーズ。有機栽培物です。

「ピノ・ノワール・コンバージョン」 税込み1029円。税抜き980円で100%生粋のピノ・ノワールが飲めちゃう。コルクキャップですが、先端に赤い蝋封らしきものが乗っかっている。キャップシールは環境に良くないと天然素材を使う。

有機栽培、オーガニック畑にただいま転換中。なのでコンバージョン。

TV版「神の雫」にも登場。確かワインバーのモノポールのカウンターに並べられたピノの一本。お、ピノの香りだ~。甘酸っぱい赤果実の香り。

01ac5飲んでみます。「イチゴ。まず口に甘さが拡がって、酸味が追いかける。甘酸っぱさ。割と濃い目のピノ。ちょっと酸味がまだ強いなあ。安いヴァラエタルシリーズよりもやや複雑味。オーガニックの効果は良くわからないけど・・。グイグイ飲めちゃう。これで1000円。デイリーワインにお奨めです。

30分後、イチゴの香り。口当たりは柔らかく、どんどん甘くなる。ジャム系か。酸味が引き締めて、飲み口は爽やか。」

ピノを飲みなれていない人には酸っぱさだけが強調されそうだけど、慣れれば甘みを感じるはず。なんとも爽やか。ブルゴーニュとは違うけど、ピノ好きならデイリーワインにいけそう。ポイント85点。

次のピノは、樽熟成されたちょっとプレミアムバージョン。

01ac6

「ピノ・ノワール・リゼルバ」 税込み1047円。

畑の中でも選んだ手摘みのピノノワール100%を仏産オーク樽で熟成させたワインです。けど値段は安い。

香りはブルゴーニュに近い香り。イチゴ。色は綺麗なルビーだが、ピノにしては濃い色。

飲む。「これは可愛い控えめな甘酸っぱさ。甘い口当たり、無いかのような滑らかなタンニン、切ないような酸味。好バランス。かすかな苦味。余韻は短いが樽香が残る。爽やかさを感じます。旨い。

エレガンスさ、奥行きはそんなに無いけど、わかりやすいピノ。飲みやすい。

30分後。香りはまさしくブルゴーニュのそれとなる。甘みがどんどん出てきて樽の香りと苦味が交じり合う。しっかりとしたピノ。」

これはブルゴーニュ・ルージュの代わりになるかも?ブルゴーニュ好きにお奨めでは?まさに安旨ワイン。げ、1本空きそう。クイクイ飲めちゃう旨さ。コルクをぬいて1時間頃がお奨め。良く出来たピノ・ノワール。86点。

コノスル、安くて普段呑みに旨いですよ。ブドウの個性が楽しめていろいろ飲み比べたり、デイリーワインにお奨めです。自転車ラベルが可愛いです。

では、また。

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2009年3月10日 (火)

神の雫最終話・関係ないけど村名ブルゴーニュを飲むシリーズ開始。

もはや低視聴率が話題のワインドラマ「神の雫」。とうとう、最終話。
これ、面白いと思うのですが、ドラマとしてはやはり無理があったのか。
漫画もじっくり読めば、コリャないよなあ、漫画だよな~と思うことあり。
それを実写化すれば訳わからないですよ。

最終話、良かったよ~。兄弟がわかりあう瞬間。雫は一青に「ありがとう兄さん」。

みやびちゃんとも仲良くなれたし、一青はマキとの間に子供が生まれてあのキャラのままお父さんになってるし。最終回らしい終わり方でしたね。面白かったよなあ、このドラマ。視聴率だけが残念。ワイン好きの方はDVDが出るそうなので是非レンタルして見てね。

漫画ではまだ出ていないのに、最終話にとうとう出た究極のワイン「神の雫」は「シャトー・ル・ピュイ2003年」。ボルドーワインです。ボルドーですが、究極にテロワールが表現されたワインだといいますが・・。ン万円の使徒ワインが連続したのに、まさか神の雫ワインが5000円のワインだったなんて!
はたして入手できるのか?放映五分後、楽天市場から全て姿を消してしまいました・・。漫画版の神の雫ワインは違うワインにするのかなあ?

もちろん手元にもそんなワインは無いので、何故かブルゴーニュを飲みます。
神の雫の影響でブルゴーニュを飲み始めたようなものなので、感謝の意味を込めて今夜は、ちょっと良いブルゴーニュワインを飲みます。

01gf1 「ロベール・グロフィエ シュヴレ・シャンベルタン 2005年」です。

グロフィエは近年評価が高く人気のドメーヌ、05年という最高の年なのでお値段は高かった。今まで地域名のブルゴーニュルージュばかり飲んでいましたが、村名ワインの実力はいかに?

おさらいですが、ブルゴーニュの赤ワインは、ピノ・ノワールというブドウ単一で作られます。なので畑の土地の持つ特性が味わいの個性となる。畑の場所に対して格がつきます。
特級畑→1級畑→村名畑→地域名畑の順番に格付けされます。

畑の名前がついているワインはとても高くて手が出ないので、今回下から2番目のグレードである村の名前のついているワインを飲んで、村の個性を知ろうという企画。それでも十分に高いですけど。

01gf3 ひい、こんな平日にお高いワインを開けちゃうとは。ちょっぴり贅沢。
まあ、来月には定額給付金も入るので思いっきりいっちゃえ!

ブルゴーニュの中でも赤ワインの産地といえばコート・ド・ニュイ地区。コート・ドニュイ地区の村は北から、マルサネ村、フィサン村、シュヴレ・シャンベルタン村、モレ・サン・ドニ村、シャンボール・ミュジニー村、ヴージョ村、ヴォーヌ・ロマネ村(フラジェ・エシュゾー村を含む)、ニュイ・サン・ジョルジュ村です。
お金の都合もあるので、マルサネとフィサンをはしょって、核心部分のシュヴレ・シャンベルタン村から南方向へ、村名ワインを飲んで行きますからね。もう揃えてあるんだから!

さあ、シュヴレ・シャンベルタン村、あのナポレオンが愛したシャンベルタンを産する村です。濃くて強くて男性的で土っぽいワインを造る村とか。

01gf4 ロベール・グロフィエ シュヴレ・シャンベルタン 2005年。

色は、ピノにしては濃い目のルビー。
ピノ・ピノワールのワインはイチゴの香りを感じますがこれはなんか違う、引き込まれそうな・・・、花のような、ミント、バラ、土っぽい香り、熟した果実、そして皮、動物っぽい香り。沢山出てくる。

飲みます。
おお、おおおお・・・。グッ、グロロッ、グロ~フィ~エ・・・。

舌先に乗せた瞬間の甘さ、
透明感と甘酸っぱさ。余韻は長い。
気品溢れる。香りも味も複雑さを感じるが、本質は軽やかな旨味。
やや酸が残るので、もう少しの熟成が必要だったのか?
若干の渋みとほろ苦さ。

01gf5 今回、リーデルのブルゴーニュ・グラスを使ってみました。
しかし、でかい!物凄い量を注いでしまった。
確かに香りが溜まっていい感じ。
縁のデザインが素晴らしく、自然に口の中にワインが注ぎ込まれる感じ。
ただ、ガラスが薄くて、洗うのも恐いです。

30分後、イチゴのアロマ。とてもよい甘い香りとスパイス。
可愛らしい甘みと酸っぱさ。口の中で流れるように滑らか。余韻は肉っぽくちょっと癖があるか。旨味は沢山ある。

 

1時間後。滑らかに柔らかく、甘酸っぱさ全開の綺麗なワイン。後味の皮のような複雑なアロマは個性。

01gf2_2 ブルゴーニュ・ルージュのキュートさと違うのは、複雑性。もう、いろいろな香りと味が混ざっている感じ。村名はやはり一歩踏み込んだ深さがあります。ポイント91点。

では、また。

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2009年3月 5日 (木)

ワイングッズを揃える。

楽天ショップって面白い。ほんとピンポイントな物を扱っている店があります。
そんな店、地元の高崎辺りで始めたらあっという間に潰れてしまいそうでも、
全国区で、ネットで検索されれば商売になるんだから凄い。

最近使った楽天ショップは、ワイングッズの専門店です。
01b1 ざらっと揃えてみた。
なんたってこの店はワインを売っていない(笑)。ワインにまつわる商品だけを売っています。
Wine Accessories Creation 

という店。
ワインに興味のある方はのぞいて見て下さい。








01b2 まずは、以前ご紹介しました、プルタップスのソムリエナイフ。

これは良いよ~。
なんといってもレバーが2段になっていて、長めのコルクでも無理せずに抜けます。

値段も一番安いのならばかなり安い。
これは903円でした。







ワインというのは、グラスでかなり味が変わる。
グランクリュだの格付けシャトーだのと高級ワインを飲み出したら本格的なグラスが必要。
グラスの中で香りを開かせたり閉じ込めたり、舌のどの部分にワインを当てたら美味しく感じるのかワインの種類ごとに計算された縁の形状やガラスの厚みを持っている、というのが本格的なワイングラス。

01b3 リーデルというのを買ってみました。
これはなかなか凄い。
今回は、最近凝っているブルゴーニュワインに特化したグラスを購入。ブルゴーニュだけは良いワインが手元に揃ってきたから。

このお店は、あのドラマ「神の雫」の番組内で使われているグラスを提供している。それがこのリーデル社のグラス。なるほど主人公の雫が働くオフィスでこのロゴを良く見る。
最高峰はソムリエシリーズという1個ン万円のグラスシリーズ。これは高くて買えないし万が一割ってしまったときのショックは酷いので無理。
普及版だがややこだわりのあるヴィノムシリーズにしました。


01b4 ブルゴーニュなど、ピノ・ノワールで造られたワイン専用グラス。

「リーデル・ヴィノム・エクストラ・ラージ・オレゴン・ピノ・ノワール」

ブルゴーニュワインの特徴であるぶどう、ピノ・ノワールの繊細な香りを下部のファットなボールの部分で開かせ、そして内部に閉じ込め、上部の煙突状な部分でワインが口に流れ込む量をコントロールしやすくしているという。

高級グラスは高級なワインのポテンシャルを最大に引き出せるが、劣るワインの欠点をさらけ出してしまう。普及グラスは高級ワインのポテンシャルを引き出せないという。
そこでこのモデルは、両方の長所をあわせ持ち、村名ワインからプルミエクリュ、一般的なグランクリュまでをカバーできるという。詳しくはこちらに書いてありました。

これならばきっと旨く飲めるはず・・。
01b5 しかしデカイ・・。800mlも入るという。ワインのフルボトル1本入っちゃうじゃない。
いや入れないけど。
隣のボトルと比較すると、むちゃくちゃでかい。
髭男爵のよりデカイか?ゆうたろうのブランデーグラスには負けるだろうが・・。

こんなの持ってるだけで、笑いが取れそう。
ルネッサンス~、とかやればね。

いや、味を追求する為にこの形なんですよ。
いつか良いブルゴーニュワインを飲むときに登場します。







01b6 これは、飲み残したワインの鮮度を保つ道具。ワインセーバー。

ボトル内の空気を吸い出して真空にし、飲みかけのワインを新鮮なまま保存することができます。

私、一人きりでワインを飲んでおりますので、なかなか1日では飲みきれません。時間を掛ければ一晩で飲めそうですが、翌日残るよね・・。通常2~3日掛けて飲みます。翌日の方が美味しくなっているワインもたまにありますが、だいたい味は落ちます。
なのでこれを使えば、翌日もあまり味が落ちないとか・・。

01b7 こんな大きさね。

飲み残したイタリアワインで実験。
ウマニ・ロンキ・ヨーリオというワイン。漫画版の神の雫で出てきたワインですが、そんなに美味しくなかったので特にご説明しません・・。1500円くらいでちょっと期待したのに。以前飲んだファルネーゼ・カサーレ・ヴェッキオがやはり旨かったなあ。






01b8 この付属のゴムキャップをはめます。

コイツのスペアを用意すれば、平行して何本かのワインを同時に楽しめる。そんなに飲めれば。











01b9 ポンプをゴムキャップに差込む。

















01b10 あとはポンプをシュッコシュッコする。段々重くなって、キューっと引っ張られるくらい重くなったら終り。10回ちょっとポンピングすればよい感じです。これで内部は真空に近いはず。

ま、やってみましたけど、うーん、あんまり良くわからないや。
ワインは日が経って味が変わるのもまた味だしねえ・・。
漫画ソムリエールに書いてあったけど、あまりこれを使うと香りや風味も吸いだして薄っぺらいワインになるとか、だっけな。

最初が凄く美味しく感じたワインに使ってみます。
誰かと二人でワインを飲めば、夜が更ける頃には飲みきっちゃってこんなポンプいらないのにね。

奥さん・・・。一緒にワイン飲みませんか?
すっごいの1本、奥さんのために、コルクを抜いちゃいますよ・・。

では、また。


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2009年3月 3日 (火)

神の雫の激安ワインを飲む・イゲルエラ

おお、おおおお・・・。と叫んで遠峰一青はとうとう倒れてしまった!

TVドラマ「神の雫第8話」を観ました。使徒に辿りつきながらも光を失い倒れた一青カコイイ!今回は脇役がよかったですね。セーラちゃんのセリフ棒読みも楽しみです。

いよいよ次回は最終回。原作でも明かされていない「神の雫ワイン」は果たして何なのか?次回お見逃し無く。

今回の使徒、シャトー・ラフルールの94年ですか。5万円位しますよね。それは買えない。

お金のない私はそんな高価なテレビの方はいいとして、漫画版の安いワインを今夜も飲みます。

定価1000円という、神の雫に登場するワインのなかでも最安値クラスのワインです。

01i1 このワインのあらすじ 17巻に登場。

新たなる使徒ワインは「マッターホルンのようなワイン」であるという。
ヨーロッパアルプスの高峰マッターホルンをイメージするワイン、ならばマッターホルンに登ればわかるのでは?とスイスに渡る雫。

飛行機のエコノミークラスで出される3種のワインを雫は飲んでみた。
イタリアの泡、南アフリカの白は今ひとつ。3杯目に飲んだ赤ワインを飲み雫は「おおっ、こいつはいいね!グルナッシュ?一言で言ってスパイシー、それでいて果実味は豊かでジューシー。喩えて言うなら、極彩色のトーテムポール」
そのワインの名はスペインの「イゲルエラ」05年。

同じ飛行機のファーストクラスに乗る遠峰一青も、エコノミークラス用のワインを飲みだした。「このイゲルエラは素晴らしい。エコノミークラスで01i2このクラスのワインが飲めることはほとんど無い。喩えて言うなら、そそり立つトーテムポールだ」

さあ、青空を突き抜けるようにそそり立つトーテムポールのようなワインとは一体どんなもの(笑)。開けてみましょう。

イゲルエラ07年。(スペイン)

購入価格:税込み1050円。
ぶどう:ガルナッチャ・ティントレラ(グルナッシュ交配種)

04年物は評論家ロバート・パーカー氏が90点を付けたそうですが、ならば一口目にインパクトのある濃厚系なのかな~?

コルクを抜く。1000円でコルク栓はえらい。香りは・・。ん?紫芋焼酎のような(笑)。黒果実と軽いスパイス。色は濃厚赤紫。


飲みます。「おお、おおお・・・。ん、酸っぱい。割と軽めでした。深みは無い。
01i3香りも薄いし酸味が目立ってしまいますね。甘みは全く無いし。
果実の感じはありますが、奥行きも余韻も無いです。
トーテムポールは見えないなあ(笑)。
飲み口は滑らかで、渋みも無くすっきりしているので料理には合うかな?」

うーむ、04年は評価が良すぎたのか?07年は酸味ばかりで旨味の薄いワインです。それ程高評価できるワインではなさそうですが、味が落ちたのかなあ?
トーテムポールの意味がわからん・・。

30分後。お、香りが出てきた。甘い香りはピノのよう?
お?酸味がちょっと後退して口当たりに若干の甘みあり。そして後味にスパイシーさが少し。
01i5 飲みやすいしデイリーワインとして良いかもしれません。1000円にしては。
ただ、1000円ならもう少し美味しいワインを見つけたんだよね~。それはまた後日ご紹介します。
ローヌほどのスパイシーさは感じませんでした。むしろ何かが足りないブルゴーニュみたいなニュアンス。

コルクを抜いて30分~1時間からお飲みくだされ。飲みやすくてキュートな酸っぱさ。
ポイント81点。

では、また。

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2009年2月25日 (水)

神の雫・第7話を観た。けど、飲んだのは漫画版イタリアワイン。

TVドラマ、神の雫の第7話。前回の視聴率が消費税率を下回る4,9%でしたが今回はどうでしょうか?

うわ・・・、4,6%ということで、もう観ている人は貴重なものを観ていると思ってください・・。

内容は、まあ盛り上がりましたね。
一青は失明の危機。医者は脳内のレントゲンを見ながら、ストレスによって失明の恐れがある、もうこれ以上ワインを飲んではいけない!おいおい、どんな病気なんでしょうか?もう脚本がどんどんいい加減になってきて逆に面白いぞ!一青はワインを飲めないのか?

まさか神崎のお父さん、弁護士さんにまで手を伸ばしていたとは。雫とみやびはいい感じになってTVドラマっぽくなってきましたね。
一青はマキに追い詰められていくとは。さあ、フィナーレに向かって盛り上がって来ましたよ!視聴率がどうなるのか、観なきゃ損!原作とは違う話しに・・。

今回の使徒はイタリアワイン、「バローロ・カンビヌ・ホスキス」でしたか?何故これが使徒なのか全く説明がありませんでしたが、めちゃいい加減になってきたぞ!もともとワインを飲んで変な風景が見えるという漫画ならではの世界を実写でやるからおかしくなったわけで、そんなわけ無いじゃん、って皆突っ込みますよね・・。

この使徒ワインも高いです。そんな高いワインは飲めないんで、今夜も漫画版イタリアワインを飲んでみます。
 ファルネーゼ カサーレ・ヴェッキオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ’07
という舌を噛んでしまうような名前のワインです。

01ks1 漫画版神の雫18~19巻に出てきます。

単行本の「TVドラマ化決定!」の帯が悲しい・・。

このワインのあらすじ。

雫の所属する太陽ビール・ワイン事業部は、初のワインフェアのブース出品、隣の中華料理店とコラボすることになる。中華料理とマリアージュするワインとは?フランスワインではない。無数のバリエーションを持つイタリアワインこそ中華に合うのでは?

フェア開始。別の中華料理店が高級ワインを出し客を奪われ、雫のブースは閑古鳥。しかし、翌日新たな作戦で挽回を図る。そして様々なバリエーションのイタリアワインで見事な中華とのマリアージュを展開。ライバル店は最後の手段として16000円のワインを出すが、雫はあるワインを開けて対抗。そのワインを飲むとシンガポールのラッフルズホテルのイメージが浮かぶ!こんな旨いワインが2000円以下で買えるなんてまさに奇跡だ!「ま、イタリアのモン・ペラってとこです。」そのワインはファルネーゼ カサーレ・ヴェッキオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ06年!

01ks2 ということですが、16000円のワインに勝ったとされるその長い名前のワインがこれ。入手は07年。

ぶどうはモンテブルチアーノ。
アルコール濃度14%。
ファルネーゼという造り手はとてもコストパフォーマンスに優れるワインを造っています。税込み1890円です。

イタリアワインは20万種類以上あるといわれ、全く私は理解不能。とりあえずフランスワインをだいたいなんとなくわかってから進もうと思っていますが、今回はちょっと浮気。

コルクを抜いて香り。熟した果実、カシスの香り。甘い香りも混じる。
濃いインクのような黒に近い色。

飲みます。
「おお・おおお・・。おお?おおおっ!

ファ、ファファ、ファルネ~~ゼ! モ、モモモモンテプルチア~ノ~、ダ~ブルッツォッ!

濃いわ!濃厚。とても凝縮された果実味と甘みを感じます。
濃いけど重くない。酸味はあるが酸っぱいとは感じないし、タンニンはあるが渋いというほどではない。最初は固いけど徐々に出てきた

01ks3 甘い口当たりも嫌味ではなく、濃厚な口当たりとはウラハラに軽快に何故かくいくい飲めてしまう~。
余韻も長めの果実感。たっぷりとブドウのエキス感。舌の上で滑らかで飲みやすく、それでいて本格的な濃さ。美味しい~。」

ファルネーゼいう造り手は、イタリアのワイン雑誌で3年連続最優秀生産者に選ばれています。
通常1本のぶどうの木に8房実らせるところをこのワインはなんと!2房までに制限し栄養をブドウにたっぷりといきわたらせ、凝縮した果実味を出します。1本の木に2房しかブドウが実っていないなんて、贅沢すぎる。5000円クラス並の作り方。ボルドーでこんなことやったら、とんでもない値段のワインになるでしょうね。

01ks4 ラッフルズホテルは見えなかったけど、この値段でこの濃さはなかなか味わえないと感じます。ただ、私にはちょっと甘いかな?けれど薄っぺらな甘口ワインじゃないのでご安心。濃厚な果実感の中の甘さなのです。
華やかな香りもいい。コストパフォーマンスは抜群!1890円でこの濃厚さは素晴らしい。本格的なワインの味わいを身近に感じられます。
うまいよこれ。もう少し熟成させればもっといけるかも。ややアルコール感があったからね。

最近私が好んでいるブルゴーニュとは対極の存在だけど、濃いワインが好きな方にはお奨めです。ポイント88点。

ぱっと飲んで旨いし、ボトルもおしゃれなのでパーティに出せばウケルと思います。デイリーに飲むならあと500円は安くないと。それならファルネーゼのスタンダード品ならば、モンテブルチアーノも1000円ちょいなので次回はそれを飲んでみたいです。

濃くて本格的な味わいのワインを安く飲みたいならば、これはいいいかも。

では、また。

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2009年2月17日 (火)

神の雫・第6話を観た。で、飲むのはブルゴーニュで頑張る日本人「ルー・デュモン」

TVドラマ神の雫・第6話。低視聴率を知ってか、俳優さん達の演技はかなり気合が入っていたような気がしたのですが。

その反面、過剰な演出が抑えられたようで、一青の面白演技や、トリップシーンもなかったし。ちょっと普通のドラマになってきちゃったなあ。

雪山のシーンはカッコよかったですね。装備もバッチリだったし。あの山はどこでしょうか?雪も締まっていて素敵なコース。あんな天気なら行ってみたい。ピッケルは滑落したら使いましょう・・。雪山ではいつも手に持って。ザイルにカラピナにエイト環とはどこか懸垂下降したのでしょうか?亀梨君が使ったテント、ICI石井のゴアライトXでしょう。あれ欲しいのです。5万円以上しますけど。寒いならシュラフに入って寝ましょう。何であんなに良い装備持ってるんでしょうか?羨ましい・・。

結局、使徒が出るあたりでうとうと寝ちゃったよ(笑)。もう少し盛り上げてよ、一番のシーンなんだから!今回から次回も、原作と大きく変わってきそうですね・・。

さて、今夜もTVドラマと全く関係ないワインを飲みます。
漫画版「神の雫」とはちょっと関係がある。
第9巻に登場する「ルー・デュモン」です。

このワインが登場する神の雫の話の内容は、

01al9 雫の職場の同僚の娘さんがフランス人の彼ジャンと国際結婚するという。
しかし、彼の父親はその結婚に大反対。実はフランス人の父親には日本人の血が混ざっていることで逆に純血にこだわってしまうのだという。ワインもフランスもののブレンドをしていない純粋なものしか飲まないと。
そこで、雫はそんなジャンの父親の価値観を変え、日本人の血を呼び起こす事の出来るワインを探すことにする。
「天地人」にこだわれば日本の心が表現されるのでは?
その時ジャンの働く和食料理店で、外国の客がメニューの「天地人」の文字を見て、この文字が書かれたラベルのワインを飲んだことがあるという・・・。

で、その時紹介されたワインが白ワインの「メゾン・ルー・デュモン・ムルソー03年」でした。

 

01al1

んー、私は白ワイン(ムルソー)に5000円は払えなかったので、手元にあるルーデュモンの赤2本。
村名ニュイ・サン・ジョルジュとACブルゴーニュ。今回は、ベーシックな「ブルゴーニュ06年」を飲んでみましょう。鮮やかなオレンジのラベルに「天地人」の文字が描いてあります。2940円で購入。

この「メゾン・ルーデュモン」とは、日本人の仲田晃司氏がブルゴーニュで造っています。

仲田氏は95年に渡仏、ワイン学校で学び、ネゴシアン数社で経験を積み、00年にニュイ・サン・ジョルジュ村でネゴシアン(ワイン仲買人)としてワイン作りをはじめました。あのブルゴーニュの神様、故アンリ・ジャイエ氏に影響を受け、生前のジャイエ氏にアドバイスをもらい、エレガントなワインを造っているという。日本人の職人的気質をブルゴーニュに持ち込んだワインといわれています。

01al2

ネゴシアンは畑を持っていないので、畑を持つドメーヌ(ワインの造り手)に比べると劣るような印象がありますが、ブルゴーニュの畑で優れたぶどうを探し出し、ブレンドしたりしてワインを造るので、年による影響が少なく安定したワインが造れるメリットがあるそうです。
03年よりジュヴレ・シャンベルタン村に移転、ブルゴーニュでワインを造る日本人、頑張って欲しいですね。韓国やアジアの国でも人気だとか。

神の雫12巻に原作者と仲田氏の対談が載っていますが、仲田氏は「実はフランスで販売しているラベルの99%は、天地人の文字が入っていないんです。これは輸出用のラベルです。」しかもオレンジ色でもないらしい。これで漫画の設定は崩れてしまったよ・・。

 

先日買った新しいソムリエナイフ。01al3_3以前のスーパーモノは使いにくかったので、ちょっとメーカー物。けど最廉価の903円!

 

 

プルタップスです。

 

専用ケースは273円です。

 

人間工学にもとづいた01al4_2エルゴノミックデザイン。

そして革新的なダブルレバー方式によって、

長いコルクもレバーを掛け換えるだけで素早く抜けます。

まずは短いほうのレバーをビンの縁に引っ掛けて01al5_2

引き上げます。

この時レバーは真上に押し上げる感じで。

 

 

これで抜けなければ、長いほうのレバーをビンの縁に引っ掛けて持ち上げます01al6_2

 

すると抜けます。


スムーズ~。

01al7_3

う~ん、これは使いやすい。簡単に抜けますよ!

使いやすいソムリエナイフを探している方にお奨めです。
























では飲みましょう。色は鮮やかなルビー。うーんピノ・ノワール。香りは赤果実系。スワリングするとイチゴの香りが立つ。
飲みます。

「おお、おおおお・・・。ル、ル、ルルル、ル~デュモ~~ンッ。

あー、やっぱりブルゴーニュは好きだ~。力強さは全くないのに旨味がある。酸味も抑えられとても飲みやすい。アルコールを感じない、希薄な液体という感じ。

01al8_2

香りも味わいも少なめだけど、とても可愛いのです。苦味も僅か。

線の細さに、ややぼけてる感じがあったが、徐々に酸がやってきて、程よい甘酸っぱさ。
こういう繊細さをエレガントというのかな?

味に複雑さが足りなくて、物足りなさを感じる寸止め感満載だけど、これはこれでとても親しみやすいワイン。薄いけど旨い。」

きっと誰でも飲める。普段白ワインしか飲まない女の子にもウケそう。料理にも合う。ポイント87点。

ブルゴーニュの、「ど、どうです?お、美味しいですかあ?」みたいな遠慮がちな旨さは好きです。スルスル飲んでしまう。気が付いたら一人でぼてっとした下膨れのボトルの7割飲んだ。二人で 飲めばあっという間に空いちゃうワイン。こういう疲れないワインが、こんな時代に似合うのでは?んー、あと500円安ければ言う事なしです。

では、また。

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2009年2月13日 (金)

ドラマ「神の雫第5話」を見た、録画で。飲んだのはボルドーだが漫画版のシャトー・ピュイゲロー

もはや低視聴率が最大の話題となったTVドラマ「神の雫」。第五話を録画したビデオでやっと見ました。だって火曜日はボーリングしていたから・・。

前回の4話の視聴率はとうとう消費税率と同じという記録的なものに。内容もワインの解説が難解でした。
5話では、これまでのあらすじを冒頭で放送。亀梨君も当日番宣で出まくったようで
頑張った。その結果視聴率は6%に上がりました~!良かった・・。
これだけ見ている人が少ないと、かえって見なきゃ損?

一青役の田辺誠一さん、やっぱりいい~。素晴らしい。遠峰一青に見えてきたもの。やりすぎ感もドラマなんだからよし!今回は上半身裸は見られなかったけど、「おお、おおおお・・・」は相当突っ込んできて原作を超えたね。あの唸りが遠峰なんだから、田辺さんの役作りは正解。今回の、ワインをだらだらこぼす、という演出は見事。もっと激しくやって欲しい!もう田辺さんが見所だ。

前回わからなかった「セパージュの罠」も、みやびの解説でありましたが・・。カベルネソーヴィニヨンとメルローの比率はわかったけど、何故それが罠だったのかは原作漫画を読まないとまだわからないね・・。

今回、雫が何故ワインを飲むと変な風景が見えるのか?ということがやっと解説されました。父親にワインを飲まないで英才教育を受けたことを。
そしていよいよ、雫と一青が異母兄弟ということがワインを飲んだことで暴かれた!なんという残酷な使徒ワイン。
最後のシーンは、このドラマ始まって以来の感動的シーン。父親の愛人に子供がいた、それが一青だということを知った雫は怒り、「皆知っていたのか・・」ワインのボトルを父の写真にぶつけようとしたが、一青は雫の腕を掴みビンタ一発「何も知らなかったのは君だけじゃない!」と叫ぶ。
あの~、一青さん、アレだけワインを記憶しているのに、子供の頃に会った父親の顔を今まで忘れていたなんて、どういうこと?
いや~、いよいよ盛り上がりですね。次回は雪山に登るとなると使徒はあの白ワインか・・・?使徒ワインは原作どおりで頼みますよ。

さて、使徒のボルドーワイン、シャトー・パルメは高価すぎるので、漫画版のボルドーを飲んでみます。

シャトー・ピュイゲロー01年。

漫画の7巻に出てくる65話と66話のショートストーリー。
「このワインのあらすじ」

Abp1 雫の行きつけのワインバー「モノポール」のマスター藤枝さんは、ダンディーないい男。なのに独身おぢさん。店が雑誌に紹介され、そこそこ繁盛している。
閉店間際の店に帽子を被った女性が訪れる。自分の名前を知っていたその女性を見ると「秋絵か?」。
「久しぶり、雑誌で見たのよ」30年ぶりに再会する、若い頃交際していた恋人だった。

フォークコンサートで出会い、大学時代は同棲していた二人。しかし、藤枝は荒み大学を中退、バーテンダーとなる。ワインに興味を抱き、フランスでソムリエになる為の修行を決意する。二人で一緒に行こう。飛行機のチケットを渡したが二人は別れた。

捨てられなかったチケットを持ってきた秋絵は、離婚したことを藤枝に告げる・・。

藤枝は1本のワインを注ぎ、秋絵に飲ませる。あの頃の思い出がセピア色に蘇った・・。ワインの名はシャトー・ピュイゲロー。

という話しなんですけど。
私の大好きな、昔の恋人と再会する話です(笑)。

Abp2 01年は手に入らなかったので、02年を飲んでみます。
このワインのぶどう畑は、かつて荒廃した土地だった。
それをあの人気で高価な「シャトー・ル・パン」の所有者ティエポン家が買い取り、30年かけてゆっくりと再生させ、ワインを造った。気の長い話・・・、そう、30年ぶりに再会する二人のドラマのように。

ワイン専門誌でも五つ星を獲得するなど評判の良いボルドーワインです。2800円くらい。
セパージュは年で違いますが、メルローが半分以上、カベルネフラン、カベルネソービニヨン、マルベックの順でブレンド。カベルネフランが結構多くブレンドされているのが特徴かな?はたしてシャトー・ル・パンの片鱗があるのか?

では、開けてみます。

抜栓直後はあまり香らない。徐々に黒果実の香り。濃厚な色合い。

飲みます。

「おお、おおおお・・・。ル、ルル、ル・パアア~ン・・・。いや、私ル・パンなんて飲んだこともないし一生飲めませんからわかりません。けど、おおボルドーらしいお味。
若干の華やかさが。柔らかな口当たり、酸味は強くはない。飲みやすいです。
Abp3 最初は軽いかな?と思ったが段々と重厚な果実感。
徐々に酸も出てくる。
同時に甘みも。真ん中のボディーで、重くもなく軽くもなく。スパイスの華やかな香り、樽の香りが短めに残る。
バランスの良さ。価格から見ればお得。素直に美味しい。

1時間後。酸味とタンニンが出てきて、甘さとの高バランス、力強さが出る。それなのに口の中で滑らか。これもまた美味しい。」

なかなか良いんじゃないでしょうか?ボルドーって感じだし。気軽に飲めて親しみやすく、重くないのにぐっと来る。香りを楽しみながらするする飲めます。

ポイント88点。

新しいヴィンテージは探せば2000円ちょいで入手可能なので、それならばお得感倍増。お勧めです。

Abp4 「このラベル、セピア色の写真みたい・・。思い出の中の光景みたいな・・。」

いいね。神の雫を読みながら飲むといいっすよ~。

私もセピア色の思い出を見たかったよ・・。

では、また。

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2009年2月 3日 (火)

神の雫第4話を見た。けど飲むのは漫画1巻の「グロF&S・ヴォーヌ・ロマネ2001年」

TVドラマ「神の雫」もいよいよ第4話。低迷する視聴率は上がるのか?
ま、夜の10時からドラマを見る人ってそんなにいないよねー。
純粋にワイン好きな人と、亀梨君ファンの綺麗なおねいさんが見ていればいいんだよねー。

今夜の第4話、盛り上がりましたが、後半わかりにくかったですね・・。
やっぱ、一青の人面白いわ。迫力あるね。「モナリザ」をイメージするワインに近づく為にモナリザをキャンバスに描こうって、粘土細工まではじめて違ーうう!はないだろう(笑)。無理。いきなりシャツをはだけて半裸になって本物そっくりのモナリザを描きあげるなんて凄い才能ですね・・。

テイスティング表現もやっと妄想の中に入り込んで原作に近づきましたね。そして二人同じ人物に出会うとは・・。
解り難かったですが、神咲豊多香の愛人ほのかの息子が一青、セーラと一青は兄妹ということが今回わかったわけです。ということは父親は・・。

セパージュの罠、というのも難しいですが、使徒と思われたシャトー・パルメの00年。これはセカンド、アルタ・エゴ00年を飲んで決めたのですが、セパージュというブレンドするぶどう品種の割合がこの二つでこの年はかなり違っていて、セカンドを飲んでもパルメはその味じゃなかったのですね。詳しくは次週説明があると期待したいですが、ロベールが抽象的に最後語ったので、解らないですよね・・。
あの説明じゃあ、ワインに興味がない人はついて来れないよ・・。亀梨君がかっこいいのが救いだけど、この辺で殻を破って、一青並にぶっとんだ笑いを取れるギャグをやらないと視聴率は・・。内田有紀ええ女や、おぢさん好み・・。

さて、もう今回のTVドラマとは関係なく、今夜飲むワインはブルゴーニュです(笑)。もうテレビは良いです。パルメ00年は3万円くらいから、アルタ・エゴは7000円くらいから、結構売ってます。私、ボルドーは今気分じゃないので・・。
ワイン飲み記は漫画版のほうでもうやらせていただきます。今夜は長い話になりますので、ここからはワイン好きな方はどうぞ。

Abr1 グロ・フレール・エ・スール・ヴォーヌ・ロマネ2001年

この2001年というのが今回のミソ。

まずはここで、ブルゴーニュワインのおさらい。
フランスはブルゴーニュ産の赤ワインは、基本的にピノ・ノワールという、甘酸っぱく繊細な味わいのぶどう単一から作られます。
なので他の産地の様に多種類のぶどうをブレンドしないため、ぶどう畑の持つ気候や土質の個性(テロワール)が味わいに出る。もちろん優れた生産者(ドメーヌ)がそのテロワールを引き出してこそですが。
その結果、ワインの格付け(ランク付け)は、ボルドー地方では醸造所(シャトー)につけられますが、ブルゴーニュでは畑に付けられます。

畑の格付けとして、特級畑(グランクリュ)→1級畑(プルミエクリュ)→村名畑→地域名畑です。
以前飲んだ造り手グロ・フレール・エ・スール(以下グロF&S)の地域名ワインはこちらに書きましたが、上記のことを詳しく記載

で、このグロF&Sヴォーヌ・ロマネは村名ワイン。ヴォーヌロマネ村の村名畑で穫れたぶどうを使って造られます。地域名ワイン(ブルゴーニュ・ルージュなど)の上にランクされます。

ここからはワイン業界に多い「噂話」。
ドメーヌ(造り手)は、例えば特級畑で獲れたぶどうの出来が気に入らない、仕込んだワインが特級畑の味わいに達していないと判断すると、格下げとして下のランクに下げたワインとして売ることがあります。安く売るので儲けは減りますが、造り手のプライドなのでしょう。

Abr2 この、グロF&S村名ヴォーヌ・ロマネの2001年までは、所有するエシェゾーという有名な特級畑で獲れたぶどうで造られながら、まだ若木であるとの理由で2級格下げの村名ワインとして造られていたのです!

造り手のベルナール・グロさんがこのエシェゾー畑のぶどうの木を植え替えたのですが、若い木のぶどうはまだグランクリュの味わいのワインにはならないとして、エシェゾーという特級畑ワインは造らず、ずっと村名ワインのヴォーヌロマネとして造っていました。(エシェゾー畑はフラジェエシェゾー村ですがワインの区分としてはヴォーヌロマネ村になります)。エシェゾー畑の村名ワインです。特級物とは新樽比率も違うだろうし、仕込みも違えば特級畑のぶどうを使ったってグランクリュ物にはならないとは思いますけど・・。

2002年からは樹も成長したので、良い区画のぶどうを選んでエシェゾーを造ったそうです。さらに、造ったワインから納得いかないものを1級(プリミエクリュ)として売りました。で、2002年以降の村名ヴォーヌロマネは、残りのエシェゾー畑のぶどうと他の村名畑のぶどうをブレンドしているとの噂です。ちなみにここのエシェゾーは13000円前後、ヴォーヌロマネ・プルミエクリュは8000円前後、村名ヴォーヌロマネは5000円前後。どれでも高け~。

Ak1 これを元に「神の雫」での話し。1~2巻のアンリジャイエの関係者ワインの中で、エピソードとして出てきます。1巻の終わりのほう。
「このワインのあらすじ」

みやびが割ってしまったアンリジャイエのワインの代わりを探す雫。ワインバーの藤枝はこの人物に会うように雫に伝える。公園で寝泊りするロベール爺さん。こんな爺さんがワインの達人?神咲豊多香の息子に反応したロベールは雫をテストする。公園の地中から掘り出した2本のワイン。グロF&S村名ヴォーヌ・ロマネ2001年。グロF&S特級畑エシェゾー2002年。この2本を飲み、何故わしが飲み比べさせたか謎を解いてみせよ。そうすれば探し物に手を貸してやる・・。
2つのグラスを飲み比べる雫。それを飲み「ど、どういうことだ、これは・・。」
「この小僧・・・」ロベールの目が光った。

という話ですけど。で、テロワールという感覚をロベールは雫に教えたわけですが。

そんな話しなので、これは2001年以前じゃないと漫画どおりになりません。今回ばかりはビンテージにこだわります。
ネットショップを見ても05年や06年ばかりで01年は売り切れてありません。

は、っと思いつきました。近所にある素敵な酒屋さん。日本酒は八海山、久保田が定価で買え、芋焼酎もレア物ありの店。ここはワインもやってたよな・・。行ってみました。
店長はワインアドバイザーの資格を持っている実はワイン通な人でした。気が付かなかった。ここはワインが凄い店だったよ。セラーを覗くと、あった。しかも2001年と2000年。

Abr3 早速レジの店長に質問。
「あのー、このグロF&Sヴォーヌロマネ、どっちが美味しいですか?」
「うーん、今飲むなら00年かな?熟成して味がこなれてますよ。」
「けど01年は漫画に載っていまして・・・。」
「あー、あれね、ははは・・・。」
「で、本当の話、これエシェゾーなんですか?」
「ははは、そういう話ですけどねー、うーん、このドメーヌは生産量が相当多いですから、全部が全部そういうわけじゃないと思いますけどねー。」
「あー、やっぱりねー。けど、話の種で飲んでみますよ。ネタとして、漫画と同じこっち01年買っていきます。」
「毎度ありがとうございますー。」

というわけですが・・。
長い前ふりになりましたが、8年熟成のブルゴーニュワイン、飲んでみましょうか。

Abr4 「香りは・・。おお複雑。ピノのイチゴの香りと、なんだろう?他に何かある、ハーブか?

色は深いルビー。そして縁取りに僅かな褐色。

飲みます。おお、おおお・・。

甘い口当たりから柔らかな酸味がふわっと拡がる。イチゴから赤果実。余韻はほのかながら長い。渋みはないかのように。

エ、エシェゾ~・・。これはエシェゾー?いやわたしエシェゾー飲んだことないのでわかりませんよ・・。

やっぱ高いワインはなんか味わいが複雑です。」

30分後。甘い香り、イチゴジャム、花のような香り。酸が溶け込んでいるかのよう。嬉しい甘酸っぱさ。やや苦味が来るが、余韻は濃い果実味がある。

1時間後、香りは沢山の果物のよう。突出するものがないバランスのよさ。ぐっと深まりはしないが、沢山の香りと味わいが凝縮されて口の中で広がる感じ。ポイント89点。

村名ワインはやはりACブルゴーニュと違って、深さ複雑さを感じました。この上のクラスになると・・。いやもうこれで十分です。

Abr5 ブルゴーニュを知るために、コート・ド・ニュイ地域の村名ワインを村ごとに飲んでいこうと思います。これだけ集めましたので、村の個性を感じられるかどうか、またレポートします。

漫画「神の雫」もこの1~2巻面白いですから、ワイン好きな方なら是非読んでね。

では、また。

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2009年1月30日 (金)

漫画「ソムリエール」&オー・ボン・クリマ

最近ワイン漫画「神の雫」について書いていますが、他にもワイン漫画が連載中です。

Ass1 ソムリエール 1~8巻(続刊)
集英社・ビジネスジャンプ連載。
原作:城アラキ 漫画:松井勝法

ワイン漫画というイメージで見ると、とても可愛い画です。

「あらすじ」

主人公「樹(いつき)カナ」は、幼い頃両親を亡くし、スイスアルプスの麓にある孤児を集めた施設で暮らしている。その施設は、ジョンスミスという、会ったことも無く誰なのかもわからない人物から援助を受けていた。カナはその人物の援助によって大学の醸造科を卒業、施設のファームでワイン作りを行い、フランス語英語が堪能、ワインの深い知識を持っている。
謎の足長おじさんジョンスミス氏より手紙が届く。東京のとあるレストランで働いて欲しい。そうすれば施設の援助は続ける。
カナは東京のレストラン「エスポワール」のフロアで働き始める。かつて天才ソムリエと呼ばれた支配人片瀬の元で、ソムリエール見習いとして。そこに来る一癖ある客たちに、これはというワインを勧める日々。

Ass2 一話読みきりで一つのエピソード。そこにメインのワインが1本紹介されます。人情話、恋愛話と、なかなか泣かせる話も。けど客はなんか屈折しているんですねえ。
そして、カナちゃん。可愛いのですが強情。ワインのことになるとむきになる。そして、お客様に飲んでもらいたいワインがありますと、頼みもしないワインを飲ませます。そのワインについてうんちく、上から目線の説教と、ちょっとやりすぎなのでは?熱心なのは解りますが、客は引いちゃうよなあ。レストランで若い娘さんに説教されたくないよなあ・・。何故か客は旨いワインとカナの話に感動しますけどね。

カナの亡き父親の謎。ジョンスミス氏は誰なのか?1巻でジョンスミス氏と思われる人物が出てきますが、後に片瀬の本棚から「足長おじさん」の本とカナがニューヨークのジョンスミス氏に宛てたエアメールがあった・・。

各話の終わりに、テーマのワインの詳しい解説が載っていて、ワイン好きには嬉しい限り。また、そのワインも買えそうな価格の物が多いのです。さらには巻末に、話のテーマに沿った用語説明、解説が詳しく書いてありますので、ワインの読み物としても楽しめます。

Ass3 さて、ではこの漫画に出てきたワインを今夜は1本飲みましょう。
オー・ボン・クリマ ピノ・ノワール サンタ・マリア・ヴァレー 2005年
私は2007年を飲みます。3000円くらい。

カリフォルニアのワインです。ブルゴーニュで使われるぶどうピノノワールの赤ワインです。

ピノノワールはブルゴーニュ以外の場所での栽培、醸造が難しいといわれていますが、カリフォルニアでどうでしょうか?

飲んでみます。

お、いい香り。イチゴの香り。ピノノワールの香りです。
「お・・、おおお・・・。う、旨い。
ブルゴーニュワインの味だ。けどそんなに酸味が来ないし、素晴らしく柔らかい口当たり。口に含むと薄いのに果実の旨味が拡がります。赤果実、サクランボ。渋みも強くなく、余韻も短いながら綺麗に拡がります。

これは飲みやすいし、旨味があります。

30分後。うー、甘い。イチゴのニュアンスが強くなる。酸味、甘み、渋み、苦味のバランスがとても良い。近づきやすい。これは美味しい・・。」ポイント89点。

Ass4 ソムリエールの4巻の第20話「華やかな味わい」に登場。

この話のあらすじ
旅客機のCA・礼子は仕事に疲れていた。友人カナにレストランの予約とワインを2本オーダーする。「エスポワール」に礼子は妻のある不倫相手と訪れる。カナは2本のカリフォルニアワインを用意した。それをブラインド(ボトルを見せない状態)で飲んでもらう。不倫相手は1本目は強烈に旨いが2本目は平凡だという。しかし、再度飲んでみると、1本目は最初のインパクトが無い、2本目は最初より美味しく感じるという。

1本目はメルヴィル。2本目は今回飲んだオーボンクリマ。
メルヴィルは華やかだが長く付き合うタイプじゃない。オーボンクリマは地味だけどゆっくり良さが伝わる。カナは、メルヴィルは完熟したぶどうから高アルコールのワインを造る。飲むと最初にインパクトが強くコクを感じる。オーボンクリマはアルコール度数を抑えて、食事と楽しめる飲み飽きしないワインを造っているのだと。カナは美味しいワインには畑が幸福であることが必要であるという。礼子は不倫相手との別れを決意する・・。

そんな話ですけど・・。

Ass5

このオー・ボン・クリマ、「ソムリエール」によると、造っているジム・クレンデネンという人は、以前に書いたことがあるブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエが師匠だとか。このボトルは最も安いけどジャイエのスタイルが感じられる・・。おお、これがジャイエスタイルなのか!

どうやらこの人は評論化ウケをするワインが嫌いらしい。

ワイン業界にはロバート・パーカーという評論家がいて、この人が100点満点でつける点数がそのワインの価格や1年間の売り上げを左右するという。

うへえ、物凄い数のワインがあるのにたった一人の点数でワインの評価が決まってまうのか。確かにネットショップを見ると「パーカー92点!」とかそんなのばっかだし。この百点満点採点私も真似してやってますけど、何の影響力も無いよ(笑)。

で、その結果どうなってしまったかというと・・。ワインの造り手たちが、パーカーさんが旨いと思うワインを造るようになってしまった。パーカーさんは一日に何十本ものワインを連続して口に含んでクチュクチュしてぺっと吐き出して○○点・・・。とやるわけです。

だから一口含んだ時にインパクトのある味を目指した。高アルコールで旨味感があって複雑実を与える樽の香りが効いたワインです。1杯目はインパクトがあるが呑み続けると飽きるらしい。このままじゃあ、世界中のワインがその方向の同じ味になってしまう。

Ass6 このジムさんとかがそれに気が付いて、アルコール度数を抑えて、呑み飽きのしないワインを造った。ブルゴーニュも一時期そういう濃厚なワインを造りましたが、最近は過ちに気が付いて薄くて旨いワイン作りをしているそうです。

オー・ボン・クリマのピノ・ノアールは普及品でも5年間はボトル熟成してから楽しみたい、って書いてあるけど2年目で飲んじゃった。それでも旨いよ、これ。

この漫画、ためになるなあ・・。

では、また。

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2009年1月27日 (火)

神の雫の第3話を見た・今夜はローヌワイン。

全国の亀梨君ファンの綺麗なおねいさん達、今夜もTVドラマ「神の雫」を見ましたよね!?

前回はサッカー中継で開始時刻が遅くなり、視聴率は今一歩・・。それって、まさか、亀梨君のファンなのに見てないおねいさんがいるってこと?
「だって~、亀梨君超イケテるから~、演技もマジやばいしー、全然大好きだけどー、ワインの話しウザクねっ?わけわかんないですけどお。ワイン出るとイラッと来るしー、ワイン好き系っておやじ入ってるしー、おやじってきしょいから~、まじうざいし~、超むかつくから、もう見ないしー・・。」
そんなこと言っていないでしょうねえっ!
ワインのことなら、このおやぢにおまかせだ・・。

Aks1 今夜の使徒はコート・デュ・ローヌ地方のワインでしたね。使徒のテーマは「団欒」。そしてそれはローヌワイン、ここは原作どおりでした。高杉君が出てくる6~7巻と、団欒の10~11巻の内容を1話で繋げてしまったよ。しかも団欒は第3の使徒。第2の使徒「モナリザ」は予告によると次回ですね。

もう原作と変わってきちゃったかな・・。漫画に無いワインが出てきてしまったし。原作だとこの団欒で、一青の過去の秘密、父親の謎が出てくるのですがそれは後回し。コレはドラマだけ見ている人にますます解らなくなる展開では?

しかし一青の「団欒、団欒、団欒!」には笑いましたね。TVで雫が出したローヌワイン「ユッセリオ・コート・デュ・ローヌ」はネット通販ではここで売っていますから、 欲しい方はどうぞ。原作では出てきませんから通販各社もノーマークでしたね。明日から各社争奪戦でしょう。

私は漫画版のローヌワインを・・。この使徒ワイン「ドメーヌ・ペゴー」は高いので、高杉君編に出てきたコート・デュ・ローヌを飲みます。

ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス・コート・デュ・ローヌ2007年です。

Aks2 ジャナスのあらすじ。6~7巻に出てきます。

みやびの幼なじみ高杉君は高級スーパーチェーンの御曹司で部長さん。販売するワインはブランド志向でボルドー5大ワインが良いと言う。何故そこまでのブランド志向を貫く?みやびは初恋の人だけに、救いの手を。取引契約の為、ワイン事業部の雫は動き、五大シャトーに負けない格下ワインを選び出す。70年のシャトーマルゴーにぶつけたのはシャトー・シャススプリーン70年。それを飲んだ高杉君はペガサスの背に乗ってとび、懐かしい友達の下に降り立つのだった・・。ボルドー1~5級のワインの下に位置するブルジョワ級のワインが何故マルゴーより優っているのか?みやびは格下にも素晴らしいワインがあることを教える。

その後出てくるのがこのジャナス。

急遽中学の同窓会が同級生の焼き鳥やで開かれる。みやびと高杉君、そして雫も呼ばれ1本のワインを選んでくる。焼き鳥にピッタリ合うワイン。それが、

Aks3 ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス・コート・デュ・ローヌ2003年。
これは2007年ですけど。

コレを一口飲んだ高杉君の脳裏には「中学のサッカー部の試合でゴールを決めた瞬間」が描かれる!
これはゴールを決めたあとの高揚感だ。「仲間」って感じがする・・。

そっかー、私もゴール決めたいなあ。飲んでみます。2000円くらいで購入。詳しい説明はこういうショップに書いてありますが 売り切れてますね。そのうち08年が入って来るでしょう。

まだ若いのか、抜栓直後は香りがたたない。色は濃い目。濃いのに光を通すような綺麗なルビー。

グルナッシュ 、シラー 、ムールヴェードル 、カリニャンなどがブレンドされているようです。

コート・デュ・ローヌ地方とは、フランスの地中海寄り。ブルゴーニュからローヌ川沿いに下流へ下ったところ。グルナッシュ種をメインにした、華やかでスパイシーな香りと、甘く感じる果実味の口当たり、アルコール度数が高く、コクのある力強いワインが主流です。ドラマでも言っていましたが、ボルドー、ブルゴーニュに負けないワインを造ろうと生産者が頑張っているエリアです。以前飲んだサンコムもここですね。

Aks4 さあ、飲んでみます。めざめよ、バッカス!
「お、おおお・・・。やや酸味が立つ。滑らかなタンニン。とても飲みやすい。おとなしいけど、旨い。

30分後。香りが出てくる。甘いベリー。酸みが溶け込みほんのり甘さが前面に。渋みタンニンも出てきたが滑らか。

焼き鳥にあわせる。ああ、コレはいける。確かによく合うな。けどこのワイン何にでもあっちゃうかも(笑)。何で焼き鳥にコレが合うのかというと、焼き鳥のタレの甘みや肉のニュアンスがこのワインにはあるからだって。あるかなあ・・。

甘い香りと、酸味と、果実感溢れる濃厚さを出しながらも飲みやすいです。結構濃いね。1杯目は旨いけど、ちょっと飲み飽きしちゃうかな。ポイント83点。

漫画どおりの1500円ならスゴイだろうけど・・。やはり値上がりしちゃうのか。2000円でこの果実感、濃厚さは良いかもしれませんが、もう少し安いと良いなあ。

では、また。

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2009年1月22日 (木)

神の雫のワインを飲む・ル・オー・メドック・ド・ジスクール

さて今夜も漫画版「神の雫」に登場するワインを飲んでみました。

TVドラマのほうはストーリーを高速で飛ばしているので、亀梨君ファンの女性の皆様は内容がわかるのか不安ですけど。そんな時はマンガのほうを読みましょう。それでもわからない時はワインを飲んで興味を持ってみよう!

さて今回開けるのは、ボルドーワインです。

フランスのボルドーという地名ね。最近同じフランスのブルゴーニュワインばかり飲んでいるので、今夜は気分を変えて。

ブルゴーニュワインはピノ・ノワールというぶどう単一で造られ、甘酸っぱく、薄いながら旨味のあるキュートなワインです。対してボルドーワインはカベルネ・ソービニヨン、メルローというぶどうを使い、それにカベルネ・フランなど数種をブレンドして造られます。重厚で渋みがあるため熟成が必要、まろやかで濃厚なワインです。

神の雫は、使徒と呼ばれる偉大なワインを探しますが、そのストーリーとは関係なく、ちょこっとエピソードとして語られるワインがあります。値段もお手頃なので、私が飲めるのはそっちのほう。今夜もその系統のお手軽ワインです。

Aj1 ル・オー・メドック・ド・ジスクール 1998年です。

おお、10年前のヴィンテージ(ぶどう収穫年)です。このブログにしては古いワイン。ボルドーワインは熟成が不可欠なので期待。どんな感じに熟しているのか気になります。2520円で購入。10年物にしてはイヤに安い・・。

漫画の中では1760円と紹介され、このワインの魅力は価格、3000円の価値はあると言われましたが、やはり紹介されて値上げしたのかな・・。しかし漫画で出るまでは、そんなに売れていなかったみたいで、どこかのセラーにあった各年の在庫がざらざら出てきたのでしょう。

「このワインが出てくる神の雫のあらすじ。2巻に登場。」

雫はワイン事業部に異動。ここの社員イタリア長介と呼ばれる本間さんとの、イタリアワインとフランスワイン勝負が勃発。雫とみやびは、千円、二千円、三千円のイタリアワインに勝てるフランスワインを探すことに。しかし、フランスワインは他の国より割高なのでは?特に2000円以下ではなかなか良い物がないのでは?
いきつけのワインバーの藤枝から1本のワインを飲まされる。

Aj3 ル・オー・メドック・ド・ジスクール2000年。
それを飲んだ雫の脳裏には「回転木馬」がっ!「ゆっくりと短いけれど、ちょっと楽しい旅に連れ出してくれる」みやびも「次の一杯をすぐ飲みたくなる素敵なワインだわ。それこそもう一度乗りたくなる遊園地の回転木馬みたい」

なんか美味しんぼみたいだな・・。

よし!回転木馬に乗せてもらおうじゃないか!

飲みます。めざめよ、バッカス!
「お・・・、おおお・・・、おお・・・。

おお?旨い!いいんじゃない~。
香りはそんなに凄くないけど、口あたりは柔らかく、酸味も、タンニン(渋み)も溶け込んでいる。
優しく、静かな味わい。とても飲みやすい。
コレが熟成の成果か?
小さく拡がるナッツのような香り、なめらかな舌触り、口の中に残る果実味に高そうなワインの片鱗。余韻は短め。

ゴージャスな雰囲気をそのまま小さくしたような。回転木馬は見えなかったけど。上品でなめらかでまろやかな味わいを気軽に楽しめます。若いボルドーは酸っぱかったり渋かったりするけど、コレは飲み頃という感じがしました。ポイント84点。

Aj2ジスクールは、マルゴー村の3級格付けの老舗シャトー(醸造所)です。看板ワインのシャトー・ジスクールは1万円位しちゃう。けど、ボルドーのシャトーは、看板ワインのほかにセカンドラベルという、若木のぶどうや規準に満たないぶどうを使った2番手のワインも造ります。で、今回のコレはどうやらサードワイン的な位置。(セカンドはシレーヌ・ジスクールというのがある。)ジスクールが持つマルゴー地区と地続きのオー・メドック地域の畑の葡萄を使って、ジスクールの設備で造られています。気軽なテーブルワインというところ。

ボルドーはジロンド川を挟み、大西洋に向かってカベルネソーヴィニヨン種がメインな濃厚渋みの強い左岸、メルロー種がメインのコクとまろやかさの右岸があります。 コレは左岸のマルゴー村。
ル・オー・メドック・ド・ジスクールのセパージュ(ぶどうブレンド品種)は年度によって違いますが、この年はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが半々のようです。マルゴー村にしてはメルローの比率が高いのでまろやか。

これは、日々飲みたくなるワイン。そうなると価格が。漫画どおりの安さなら説得力があるのですが。1700円くらいでね。

では、また。

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2009年1月20日 (火)

「神の雫」第二話を見た。そんでブルゴーニュを飲む。

亀梨君!いいぞ~、面白くなってきた!TVドラマ「神の雫」第二話、ご覧になりましたか!?

見たでしょう?亀梨君ファンの綺麗なおねいさんは見ましたよね?けど、ワインのことは難しくてわからなかったんじゃないですか?大丈夫!このおやぢが教えてあげますからね!

いや~、みやびちゃん、突飛なキャラでどうなることかと心配しましたけど、うん、あれは必要なキャラですね。みんながワインに入れ込む中、ナニそれ?的なスタンス、視聴者を代表するポジションじゃないのかな?あれは。

亀梨君もまた踊って欲しかったなあ~。

カオリさん役の人、綺麗で素敵だったなあ・・。遠峰一青、良い役だなあ、原作に近く見えてきましたよ。彼も良い。

さて、TV版神の雫第2話、原作漫画では4~6巻での話です。今回いよいよワインの第一の使徒(漫画では12使徒、ドラマでは6使徒)が登場ですね。原作どおり、フランスはブルゴーニュ地方のワインでした。

使徒はシャンボール・ミュジニーでしたね。ここでブルゴーニュワインのおさらいです。シャンボールミュジュニーとは、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区の村の名前です。そう、ブルゴーニュの赤ワインは、ピノ・ノワールという、栽培が難しく繊細な味わいのぶどうのみを使うだけに、土地の土壌、気候といったテロワールと呼ばれる土地の性質が重要になります。なので、どこの畑とか、どこの村で作ったぶどうなのかが重要なのです。だからラベルに造り手の名前よりも畑や村の名前が大きく書いてあるのです。で、同じ畑にいろいろな造り手のワインがあるので膨大な種類のブルゴーニュワインが存在します。

Ab1 私も今夜の番組のテーマワイン、ブルゴーニュのシャンボール・ミュジニーはマイ・セラーにあります。
ちなみに私のセラーはコレ・・。プラスチックの衣装ケースです。夏は越せませんね、これじゃあ(笑)。
春までに飲みきります。

 

Ab2私のセラーにあるのは、シャンボール・ミジュニー村名畑名ワイン。アンヌ・グロ "シャンボール・ミジュニー ラ・コンブ・ドルボー"。

折角だから飲もうかな・・いや、もったいなくって飲めない。う~ん、村名ワイン特集する時に飲みます。

で、使徒ワインは「恋人達」という名のワインです、とドラマで言っていましたが、正確には「恋人達」という名前の畑でとれたぶどうで作ったワインです。

シャンボルは石灰質の多い土壌から繊細でエレガントなワインが出来ます。最上級の特級畑(グランクリュ)ミュジニー及び、ボンヌ・マールのワインは素晴らしい(らしい)。しかし、その格下になる1級畑(プリミエクリュ)レ・ザムルーズ(恋人たち)という名の畑でとれたぶどうのワインは、それら特級畑を時として凌駕する実力があります。何故恋人達という名の畑なのか?確そこには泉があって、そのほとりで女性たちが恋話をしていたから、だったんじゃないかなあ、とおぼろげな記憶・・。

というわけで、今回の放送で言わんとしたことは、グレートヴィンテージ(質の高いぶどうが実った年)のワインは素晴らしいが、ぶどうが良く実らなかったヴィンテージも人の力で頑張っていいワインを造ろうとして、また味わい深いワインが出来る。今流行の「天地人」という言葉が出てきましたが、天=優れた気候(グレートヴィンテージ)、地=優れた畑(テロワール)、人=優れた造り手(ドメーヌ)が揃って素晴らしいワインが出来る。しかし、ワインは完璧なだけが全てじゃない。ぶどうの欠点を補う為に人が努力して造ったワインも不完全ながら魅力的なワインになるという、ワインの奥深さを父親は雫に教えたのですね。そして天才評論家の一青はその知識ゆえにグレートビンテージの罠にはまってしまったのです。

ショップにある不作の年の在庫ワインがコレで売れるといいですね・・。

泉に桟橋をかけたのはTVドラのオリジナル設定。原作だと裸の恋人達が出てきますからねー。それは放送は無理。桟橋があるから近づける、という説明はわかりやすくてよかったんじゃないかな?

近年では2005年が物凄いグレートヴィンテージで価格も高騰しました。旨いのですがまだとっつきにくい。熟成に時間が掛かるのです、偉大な年は。難しい年のほうが若いうちから楽しめるといわれています。

わかりましたか?奥が深いですね、ワイン。

じゃあ、今回は番組にあわせて、ブルゴーニュワインを飲んでみます。亀梨君ファンの綺麗なおねいさんも、いきなり村名シャンボール・ミュジニーといっても5000円くらいからしますから。第一の使徒、ジョルジュ・ルーミエのレザムルーズは定価で4万円前後、ヴィンテージによっては10万円を越えますので買えませんよ。だいいち物が無いです・・。安いACブルゴーニュから飲んでみてください。

TVドラマでは全く登場しない安いブルゴーニュを飲みます。しかし、グレートヴィンテージの2005年です。それでも若いうちから飲めるグレード、そう格下のブルゴーニュ・ルージュ(ACブルゴーニュ)ですね。もうテーブルワイン的なポジションですから若いうちからたのしめます。

結構有名なドメーヌ(造り手)モンジャール・ミュニュレのブルゴーニュ・ピノ・ノワールを飲んでみます。

ここは、シャンボルの隣の村、ヴォーヌ・ロマネ村に拠点を構える老舗ドメーヌです。ロマネ村といえば、あの百万円するDRCロマネコンティのある村ですね。

Ab3 モンジャール・ミュニュレのブルゴーニュ・ピノ・ノワール2005年。2580円で購入。
ブルゴーニュワインって、ぶどうのブレンドでごまかしが効かないから、価格は高めです・・。コレはまあまあ安価。

30ヘクタールもの畑所有する大ドメーヌです。日本がメインの輸出先とか

Ab4 このラベル、当主は農民であり、自分で作ったぶどうでワインを造る誇りとして、この手からぶどうが飛び出ているマークをつけているとか。

では、飲んでみます。めざめよ、バッカス!

「お・・・、おおお・・、おお・・。、見えた!

イチゴ畑だ!」

やや酸味はあります。しかし、こなれている酸味。それ程酸っぱくない。
赤果実、いちご、可愛い甘酸っぱさ。

安いけどいい。老舗だけど何故かコルクが人造コルクなので驚き。

30分後。徐々に味、香りが開く。 
近寄りやすい優しさ。飲みやすい。穏やかな酸味。これはいいぞ。酸味は、果実味、甘さとのバランスが取れているので酸っぱく感じない。程よい甘酸っぱさです。

追記して2日目、全てのバランスがまとまる。何の抵抗もない。酸と渋みが溶け込む。甘い~。液体が口にすっと入り込んで甘さが拡がって酸味に包み込まれる甘酸っぱさ。舌の上で甘く、口の中で酸っぱい、喉で苦い。イチゴ風味だコレは。

気に入りました。飲みやすく、最初に飲むブルゴーニュとしてお奨め。ポイント87点。

こういうブルゴーニュ・ルージュ、いろいろ飲んでみて、安くて旨いのを探してみます。

では、また。

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2009年1月15日 (木)

ソムリエ・ナイフを使う&雑誌「一個人」ボルドー1位・シャトー・ダマーズ

ワインのコルクをカッコよく開けたい。プロのソムリエさんのように・・。
以前、こちらの記事に書いたワインオープナー  ジディーニですが、
とても開けやすく、見た目もかわいいのですが、やはり素人っぽい。

ならばソムリエが使い、漫画やTVドラマ「神の雫」でも度々登場するワインオープナー
「ソムリエナイフ」が使ってみたくなりました。普通に使われているT字型のコルク抜きは、引っ張るのが大変ですし。

しかし、プロのお道具、値段も1万円以上したりします。そりゃ買えんわ。
似たような物はないかなあ?と近所のスーパーに行ったら、あった。

As1 もろ、ソムリエナイフ!

台所用品コーナーにぶら下がっていた。
お値段は、780円!

これが果たして使えるのか?しかもソムリエっぽく鮮やかにコルクが抜けるのか?検証してみます。


As2 ぱっと見は、なかなかカッコイイ。

メッキがピカピカで、780円には見えない?

コルクに刺すスクリュー、コルクを抜くテコ、シールキャップをむくナイフ、の3つのパーツが収納されています。


As3 まずはシールキャップをむくナイフ。
ギザギザの刃に、ボトルのクビに合わせたアールが付いています。

これをシールキャップの、ボトルの口の一段盛り上がった部分の下部にあてがいます。もっと刃の真ん中を使ったほうがいいでしょうね。

1周切れ目を入れますが、なるべくボトルは静かに扱います。たてにも1本切れ目を入れればくるっとむけます。





As4 お、なかなか綺麗にむけたじゃないですか。この位置でキャップをむけば、ワインがキャップに付かない。

ん・・・、コルクが乾いているなあ。







As5 次にスクリューをコルクに差し込みます。コルクの真ん中に真っ直ぐに入れるのがコツ。

ああっ!ちょっと端に差しちゃった・・。
しかもコルクが乾いてて、ボロボロと真ん中が崩れだしたよ。

ちょっとこれは深く刺しすぎました。
もう少し浅く。

テコをボトルの口に当てます。画像では撮影の都合で出来てませんが、テコは左手の指でしっかり押さえています。

この時レバーがもっと下に下がった位置にないと。なんでそうならないかなあ?

As6 そのままテコの力を利用し、上に持ち上げますが・・。上手くいかないよ・・。
どうにもコルクがこれ以上持ち上がりません。てこの長さが足りないので、先端部分をボトルにあてがう。それでもこれ以上上がりません。やはり刺し過ぎか・・。

なので中断し、ユーチューブを検索して、ソムリエナイフの使い方を学習。
一から見ればよかった。ユーチューブをご覧いただける方はクリックしてください。

ここに素晴らしいソムリエナイフの使い方の動画がありました。

う~ん、私のやり方とかなり違うぞ!レバーはもっと下側だね。

さらにレバーを持ち上げてみます。
あああ!コルクが曲がる~!
そう、このまま持ち上げると、レバーが左に倒れるのに合わせてスクリューも左に倒れる。すると、コルクが左に曲がっていくのです。
「ああー、曲がりすぎだ~もう、お、折れる~!」というコルクの絶叫が聞こえそうです!
ここでまた中断。

As7 結局ギリギリまでレバーを起こし、後はコルクを手で引っ張って抜きました。

ちょっとスクリューの、センターでの固定が強すぎるんじゃないかな?後、もう少しスクリューがテコのほうに倒れないとだめなんじゃないかなあ?だからコルクに負担が・・。

う~んやはり私のやり方にも問題が。
練習あるのみ!
これでポンポンコルクを抜き続ければ、きっとうまくなるって!

けどね、本物のソムリエナイフ、欲しくなりましたよ・・。


As8 さて今回抜いたワイン。フランスはボルドー地方のお買い得ワインです。

シャトー・ダマーズ 2004年

以前この記事に書きましたが、
一個人というこの雑誌で、2008年度の世界の2000円以下のワインで優秀なワインを選ぶという特集。日本のトップソムリエ6名が審査するのですが、ボルドーの赤ワインで1位になったワインがこれ。生産年も同じ。

価格は1600円くらいと、高騰するボルドーワインの中では安いのです。












As9 ボルドーワインの詳しいことはまたいつか書きますが、ぶどうの品種はカベルネ・ソーヴィニヨン種がメインのもの、これは酸味とタンニンという渋みが多くあって、とても重厚な味わい。タンニンが溶け込むまで飲み難く、熟成に時間がか掛かります。
一方、メルロー種がメインの地区もあり、こちらはまろやかで、酸もタンニンも溶け込み、中庸な重さのワイン。
この両方にカベルネ・フランをあわせた3種ブレンドが主です。

ですがこのシャトー・ダマーズはメルロー100%とボルドーにしては珍しい。




As10 香りはあまり感じないなあ・・。
飲んでみます。
「お。おお。おおお・・・・。
うん?薄い。ボルドーは濃厚なイメージなのですが、
ブルゴーニュの薄さとは違う薄さを感じます。
果実味が希薄というか。」

酸はあるのですが尖っていなくて口あたりはソフト。タンニンもなめらかで、舌から、スムーズに喉に落ちて行きます。余韻は、ないなあ・・。

とても飲みやすい赤ワイン。突出したところがないからでしょう、もうすこし個性的な部分があると良いかも。

ポイント79点。


ちょっともの足りませんが、がぶ飲みワインよりかは濃厚で、食事に合わせやすいし、テーブルワインとして。もうちょっと安いと良いのですが。
最近はブルゴーニュばかりなので、ボルドーの濃厚さを期待したのですが、軽めでした。この軽さなら、ブルゴーニュのほうが果実味、旨味や酸っぱさの個性が美味しいなあ。

As11 というわけで、ブルゴーニュワイン、今夜も宅配便で届きました。
楽天ショップでポイント10倍だったので、村名2本とACブル1本。
村名ブルゴーニュ特集いつかやります。

ブルゴーニュは癖になります。もう少し安くなると良いのですが・・。

では、また。

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2009年1月13日 (火)

神の雫のワインを飲む・アンリ・ジャイエ関係者のACブルゴーニュ。

いよいよ今夜、漫画「神の雫」のTVドラマ放映!見ましたよ~。

亀梨君かっこいいぜ!雫にドンピシャのはまり役だ。うおおおおおい!いきなりDRCのリシュブールを割るなよ!いくらすると思ってるんだ、亀梨君。10万円くらい平気でするんだぞ、1本で!TVドラマ版のHPはこちらから。

ロベール爺さんは、キャラが変わってしまったが・・、TVだからそれでいい。のだめのミルヒの時と同じな。まあ、いきなりフランス語で唄いだして踊るとは、亀梨君もやるな!

原作漫画とは違う展開ですが、それはTVドラマ、仕方ありません。雫が最初に飲んだワインがモン・ペラじゃなくてシャブリだったとは。結局TVの第一話は漫画の1巻から3巻までの急展開。ちょっと早すぎ!しかしTVの脚本家は凄いよ。あれだけ話を繋げてつじつま合わせるものな。DRCリシュブールで上手く話が繋がったなあ~。亀梨君ファンの綺麗なおねいさんが、ワインの話し、ワインの面白さに興味を持ってくれたかなあ?ワインのこと、ちょっとわかり難かったんじゃないかなあ?その辺は漫画を読んでもらって・・。そして、このブログにも、来てくださいね・・。

サン・コムが出てきただけでも良かったか・・。サン・コムはここでも書きましたが、お安いので飲んでみてください。
スパイシーなお味です。ドラマでもやっていたけど、栓を抜いてから1時間位してから飲んでみて。もしくは亀梨君のようにデキャンタージュしてみよう!きっと、こぼすけどね。

明日、亀梨君ファンの綺麗なおねいさんが、ワインショップにいって「シャトー・ムートンの90年ください」とか言わなきゃいいけど。あれも1本5万円くらいしますぜ。けど買っちゃうかもなあ、本物のファンなら。価格が高騰するかなムートン?しかし、高級なワインをポンポンと抜くTVドラマです。あの一話で何十万円飲んだだろうか、本物?

さて、私は安いワインしか飲めませんが、ここからは漫画版の話です。

TV放映記念の今夜のワインは、原作の1巻後半から始まる「ブルゴーニュワインの神様のワインの代わりのワイン探し(?)」編です。

Ak1 1巻後半~2巻の前半のあらすじ。

初めてのワインに酔いしれた主人公雫は飲みすぎてしまい、、一緒に飲んでいたソムリエール見習いのみやびちゃん宅にお泊りしてしまう。部屋にあったワイン本を読み漁り、ワインの面白さに目覚める。そして雫がコーヒー豆のブレンドを当てたことから、驚異的な嗅覚の持ち主であることをみやびは発見する。

遠峰と最初のテイスティング勝負のワインの香りはこれだ!雫の示した香りから実物のワインを確かめるために、みやびの働くレストランのセラーに忍び込む二人。しかし、みやびは「とんでもないワイン」のボトルを落として割ってしまう!

アンリ・ジャイエ。ブルゴーニュワインの神様といわれる名醸造家アンリ・ジャイエの最高傑作99年の「クロ・パラントゥ」700本しか造られなかった名品。

しかもそのワインは、みやびの勤めるレストランの社長美島の今夜の商談相手、フランスのワイン商が送ってきたものであった。商談が壊れれば損益は1億円。「ジャイエの後にジャイエなし」代わりのワインなど無い。美島はみやびをクビにすると言う。

まってくれ!雫は代わりのワインを探してみせる、と美島に言う。神咲雫という名前にピクッと来た美島は、3時間以内に探して来いと言う。

俺が世界的ワイン評論家の神咲豊多香の息子と気付いて持って来いと言ったのか・・・。おやじは死ぬ間際にアンリジャイエを飲んでいた。(TVドラマはムートンになっていた)あの香りと似た香りの、違うラベルのワインをおやじは過去呑んでいたことがあった。代わりのワインはある!

みやびは、アンリジャイエからワイン造りの教えを受けたブルゴーニュの造り手を捜せば、代わりのワインはあるかもと発案。二人は銀座のワインショップを巡り、アンリジャイエ関係者のワインを探し出す。しかし二人の財力では、一番安い格下ワインしか買えない・・。それでも味わいの傾向は似ている!雫ならばそこからジャイエに一番近いものを探し出せる!メオ・カミュゼ、エマニュエル・ルジェ・・・。その他買い込んで、さあ試飲開始だ。

という話しなんですけど・・・。

で、この二人が銀座のワインショップで買ったのは、アンリジャイエの関係者が造る格下ワイン。

ブルゴーニュワインの格付けについては、先日書いたこの記事で詳しく説明しています。

ブルゴーニュの赤ワインは、ピノ・ノワールという単一品種で作られるため、畑の優劣がワインの味に出ます。優れた畑のぶどうで作ったワイン(特級畑、1級畑)→ブルゴーニュの特定の村の中の畑のぶどうで作った村名ワイン→ブルゴーニュ地方のどこかの畑のぶどうで作った地方名ACブルゴーニュワイン、と格付けされます。地方名ACブルゴーニュの赤ワインは「ブルゴーニュ・ルージュ」「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」の名前で売られています。

Ak2 では、私が買ってきたアンリ・ジャイエ関係者の格下ワイン。

メオ・カミュゼ・フレール・エ・スールのブルゴーニュ・ルージュ2006年。

エマニュエル・ルジェのブルゴーニュ・パストゥグラン2004年。

いやお金がなくてね、優良ビンテージの2005年すら買えません。この二銘柄、ブルゴーニュじゃ凄い、価格の高騰ぶりが・・。アンリジャイエは引退後、近年お亡くなりになりました。なので、もうジャイエの作ったワインは減ることがあっても増えることはありません。いつかは無くなります。価格はもう物凄いことになっています。なので、アンリジャイエ関係者のワインも物凄く高騰し、しかもこの二人のワインはすこぶる評判が良いのでお値段も高めです。だから一番安い奴です。

Ak3 まずは、メオ・カミュゼを飲んでみます。

メオ・カミュゼは高いし数も少ない。けどこのドメーヌ(自分で栽培したぶどうを使うワインの造り手)が最近はじめたネゴシアン部門(買ったぶどうでワインを造ったり樽で買ったワインをブレンドするワインの造り手)メオ・カミュゼ・フレール・エ・スールのものです。これならお値段は少し下がります。

生前のアンリジャイエに畑を貸してぶどうを造ってもらいワインつくりを教えてもらったメオ・カミュゼ。ジャイエは自分の畑があまりなくて、借りた畑でぶどうを作る小作人だったのですね。良い畑は昔からの名門地主が持っていますから・・。

さてお味は?

実はブルゴーニュワインって、酸っぱいんですよね・・。薄い味わいに中から繊細な味を引き出す。かなりマニアックです。日本人は、日本酒のような甘いお酒に馴れているので、酸っぱいお酒はなかなか馴染めないようです。芋焼酎も甘いしね。けど、飲み続ければ、段々舌が慣れてきてこの酸味に縁どられた旨味が浮き上がって来るのです!

さあメオ・カミュゼ飲みます。

「お・・・、おお、おお・・・・。

酸っぱあああーーーい!酸っぱっ、酸っぱっ!

若いのかなあ?結構酸味が尖っています。やはり良いワインは寝かせないと酸味が溶け込まないのかな?

Ak4 う~ん見た目は凄く美しいルビー色。

気品ある味わい。」

やっぱり酸っぱい!もう少しまろやかさが欲しい。

香りは控えめ。
味は果実の風味がぎゅっと詰まっている感じ。
余韻は短めだけどふわっと来る。
このふわっと鼻孔に抜ける余韻はいいなあ。

焼豚とあわせる。食事とあわせるとこの酸っぱさが中和される感じ。
酸味の後にふわっと果実味の余韻が立ち上がる。

30分経つ

口当たりの酸味はやや穏やかに。
甘酸っぱさが余韻に残る。

翌日、若干飲みやすくなる。

3日目、酸味がこなれて飲みやすい。香りは遠のいたけど。

2~3日目も飲めるってところが実力のあるワインというところでしょうか。

ポイント84点。

Ak5 続きましては、エマニュエル・ルジェ。この人は、アンリ・ジャイエの甥です。

このパストゥ・グランというのは、ブルゴーニュのテーブルワインかな?

通常ピノノワール種の単一で作られるブルゴーニュワインですが、このパスグラはガメイ種とのブレンドが認められています。ガメイというぶどうは、ボージョレーで使われるので日本人にはおなじみのぶどうです。

それでも、この人のワイン、高価ですよ・・。2004年はあまり良い年じゃないのに。

漫画では、アンリジャイエ関係者の格下ワインを全て試飲した雫は、「違いますね、微妙に・・・。確かにどれも共通点があるが」雫君はどれが一番神様に近いと思う?「強いて言えばこのエマニュエル・ルジェかな」
そう、一番アンリジャイエに近い味といわれているのがエマニュエル・ルジェ。

Ak6 では、ルジェを飲んでみますよ。

ああ、香りがすごくいい。甘い香り、イチゴのよう。いや、イチゴジャム?いやどんどん香りが凄くなる、カキ氷のイチゴシロップのような甘~い香りだ。ワインの香りがこんなに良いなんて、この香りが味わいに残っていたら凄いぞ。

飲むぞ!

「お・・・、おお、おお・・・・。

酸っぱあああーーーい!酸っぱっ、酸っぱっ!

はあはあ、やっぱり酸っぱい・・。」

いや、けどだいぶ酸味に慣れてきたぞ。酸っぱさの向こうにある旨味が見えてきた。

慣れるとこの酸っぱさって癖になるかも。また飲みたくなる。

Ak7 色はブルゴーニュは薄いけど、これは深い色がある

ああ、酸味が梅のよう。パスグラって特に酸味が強い?

味が、見えてきた・・。ベリー系、赤果実、樽の香り。そして最後に甘みがある。

複雑な余韻。

口の中が果実でいっぱいなるような。

燻した様な香り若干ある。余韻は喉から下にしばらく旨味があるような。

これはちょっと冷した方がよいかもね。

これ一般的にはお奨めできないなあ。私はこの酸味にだいぶ慣れましたが、普段ワインを飲まない人がこれを飲むと、リンゴ酢健康法を思い出すかも。

このワインはルジェが所有するヴォーヌロマネ村の畑のぶどうで作っているという噂。あの評論家のパーカーさんが、1級畑ものに匹敵すると言ったとか、本当に?

30分たつ。香りはさらに良くなる。

酸味は相変わらず。

翌日。冷蔵庫でちょっと冷してみて飲んだ。お、酸味がいい感じに。酸っぱいんだけどその向こうに甘さが現れた。

むしろ甘さが見える。イチゴのような。けど後味に苦味とタンニンが渋い~。

果実味の余韻は結構長い。

ポイント85点。

Ak8 茹でたてのブロッコリーとあわせてみる。赤ワインは肉料理に合うと言われますが、暖かい野菜にも合うなあ、うん。マヨの酸味とブロッコリーの甘みとのマリアージュだ。魚のムニエルにも合ったぞ。飯を食いながら飲むワインなんだ。この酸味、料理と合うのだ。これだけじゃなくて料理とあわせることによって引き立つようですね。

ブルゴーニュワイン、かなり癖になっています。まだまだ飲んでみますから・・。

予告編を見るとTV版は次回、ブルゴーニュですかな。あれですよ。安いやつ買っておこう・・。85年のムートンが、とか亀梨君が最後に言っていたのは謎ですね。何かの伏線だな。

原作とワインだけは違うのに変えないでね。

では、また。

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2009年1月 3日 (土)

神の雫のワインを飲む「シャトー・モン・ペラ」

今月に、私の愛読するワイン漫画「神の雫」がTVドラマ化されるそうです。

あのワインを飲んだ瞬間にトリップしてしまうシーンが、どのように映像化されるのか楽しみです・・。

「神の雫」のあらすじは、以前ここの記事で書きましたので、 ご参考まで。

Km1 この正月休み、前回読んだ続きを買って来まして、12巻から最新刊の19巻までを読破しました。

謎だった遠峰一青の過去が徐々に暴かれる。やはり二人は過去に出合っていたのだ・・。しかし、雫はずっと気が付かないのです。

使徒と呼ばれるワインを探して、とうとうマッターホルンに登ったりして、山岳漫画になってたりしています。「槍ヶ岳のようなワイン」というのも出てきて、どんなもんよ?飲んでみたいな~。

Km2 しかし19巻まであると場所をとる。とうとう本棚がいっぱいになってしまい、ワインを通販で買った時のダンボール箱を本棚にしてしまった。

で、この漫画で登場人物がワインを飲むと、空を飛んでしまうくらいに旨そうな表現をする。なので、きっと旨いに違いないと、掲載されたワインを通販で購入しております。

Km3 今回飲むのは、1巻で紹介された「シャトー・モン・ペラ」。主人公の雫が初めて飲んだワインです。

漫画では2001年物でして、コレは評判がよろしい。しかしこの漫画の話しが掲載された2004年ごろなら入手できたでしょうが、現在では無理。ワインはヴィンテージ(ぶどう収穫年)によって味が大きく変わるので同じものが飲みたいのですが仕方ありません。入手可能な2006年物です。

このモン・ペラ、神の雫に掲載以降大人気となり、しばらくは入手困難になるほどだったそう。この漫画で最も有名になったワインかもしれません。

しかし、この漫画に掲載される前から注目をされていたようです。フランスのボルドー地方のワインですが、あまり有名ではない地区のもの。それなのに、ドイツのワイン誌で1位を獲得、有名な五大シャトーのシャトーマルゴーを上まわってしまった。

詳しい逸話は私がいつも買っているこのショップに大袈裟に書いています。

TVでも登場するかな?けど値段やヴィンテージはどう紹介するんだろう?現在と違っているのに。当時は2000円クラスで旨い、だったけど今は税込み3000円越えましたから・・。

モン・ペラが出てくるときのあらすじは・・。

Km4 1巻の中盤に出てきます。

主人公雫は、世界的なワイン評論家の父によって、ワインに関する英才教育を受け、優れた嗅覚、味覚と、表現能力を身につけていたが、父の厳しさに反発しワインを飲んだことがなかった(笑)。

突然の父の死によって、総額20億円の莫大なワインコレクションが遺産となった。ワインに興味を持たない雫だが、若手ワイン評論家の遠峰一青が養子縁組をし、遺産相続の争いが勃発。遺言状に謎の文章で記載された12使徒と呼ばれる12本のワインと、神の雫と呼ばれるワインを言い当てたものが相続できるというのだ。ワインはいらんが遠峰に負けたくない雫は、知り合ったソムリエ見習いのみやびを頼る。彼女の馴染みのワインバーで、雫ははじめてワインを飲むことになる!

Km5 で、出てきたのが「シャトー・モン・ペラ」。なかなかカッコイイラベルです。

ワインバーのマスターに、ワインに深刻になる雫へ気軽にポンと栓を抜いて楽しむのもワインだ、とグラスを差し出す。この先は読んでちょうだい。1巻だからすぐ読めます。

この漫画で一番面白いのは、ワインを飲んだ時のぶっ飛び方だ!

ちなみにちょっとだけいうと、漫画でモン・ペラを飲むと、雫にはあのブリティッシュロックバンドのクィーンのライブが見えたのだっ!

すげえ!私もクィーンは大好き。小学生の時から聴いて、中学の時に一人で上京して武道館コンサートを見たほど。

Km6 私も飲んでクィーンのライブが見たいぞ!早速飲んでみます!

「お・・・おお・・お・・・。

ん?香りも味も控えめかな?濃い感じはするけど口に拡がらんな?まだ閉じているのかもしれません。この段階だと、とても飲みやすい。余韻に複雑な香りがあり、期待させる。

30分後また飲んでみる。おお、香りが拡がる、味が拡がる。

やや酸っぱさがありますが、なかなか上品。タンニン(渋み)が洗練されて舌の上でなめらかな感触です。

ん?思ったほど力強さはないけど、濃さはぐっと来る。
むしろ繊細な一面も。
クィーンですか?う~ん。そう言われればなあ・・。
きゅんとくる酸はわかるな。甘みもあるね。
上品な酸味と洗練されたパワーがクィーンなのかな?

まー音楽は聴こえてこなかったけど、美味しく飲めました。濃厚系の赤ワインにしては飲みやすいのではないか?香りも良いです。

値段がなあ。3000円だと頻繁には飲めないなあ・・。2000円以下なら何本か買って月に一度は飲みたい感じ。3000円クラスにしては旨いワインということのようです。だって五大シャトーがコレより旨くないなんて、夢はなくなっちゃうぞ。もっと高いワインは旨くあって欲しいし。偉大なワインはコレより旨いに違いない、一生飲めないけど。

シャトー・モン・ペラ。漫画を読んで飲みたくなったら是非。

シャトー・ルパンなどのシンデレラワインを手掛けた醸造家ミシェル・ローランが関係している。樹齢35年のぶどうの樹1本に6房までしか実らせずに味を凝縮している。など、つくりにこだわりがあります。ボルドーワインは高騰しているので、この価格でこのつくりは頑張ってるってことでしょう。

セパージュ(ブレンドされるぶどう品種)は、毎年微妙に違っていて、2006年ものはウラのラベルによると、メルロー70%、カベルネフラン15%、カベルネソーヴィニオン15%です。

メルロー主体のまろやかさと、黒果実の香りが楽しめます。赤ワインが好きならそんなに重くないし。ポイント84点。

Km7 けどね、このウララベル、何故か英語で書いてあるんですけど。

気になる部分を私のつたない英語力で訳してみますと、「このワインは、有名な漫画「神の雫」の中で、クイーンのロックコンサートと比較されたことでもまた有名です。」とか書いてある気がしますよ!

いいのか、それで!醸造元が貼ったのかインポーターが貼ったのか知りませんが、漫画「神の雫」の影響力もすごいんですね・・。確かにこの漫画、フランス国内でも読まれているそうですから。

これからも「神の雫」に掲載されたワインを飲んでみます。TVドラマが楽しみ・・。

では、また。

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2008年12月26日 (金)

便利・簡単なワインのコルク抜き・ヂディーニ

ワインを飲むとき問題なのは、コルク栓を抜くこと。
あの酒屋でおまけにもらったT型のコルク抜きでは、むちゃくちゃ引っ張るのに力が必要で、スッポーンと抜けたときに中身が飛び散ったり、コルクがちぎれて抜けなかったり・・。
それで一時期ワインって面倒くさいと思ってしまった。なのでスクリューキャップのワインばかり飲んだりしました。

ならば、安くて簡単に抜けるコルク抜きはないものかと探しました。

Wn1 ヂディーニ・コルク抜き。

なんかおもちゃっぽいけど。

イタリア製。デザインはやはりカッコイイ。

コレがとてもよかったのですよ。こちらで購入できます

税込み892円です。ワインと一緒に購入してね。送料が掛かるから・・。







Wn2 やはりデザインはイタリアならでは。キッチュな感じですがコレがなかなか。












Wn3 ワインのキャップシールをはがして、このワイン抜きをまっすぐボトルに被せます。
コルクの中心にスクリュー先端を刺します。
コレは曲がっていますけど、真っ直ぐね・・。




















Wn4 本体を真っ直ぐ立つ様に回らないように押さえながら、ハンドルを時計方向に回します。

特に力は必要ありません。
スムーズにハンドルは回ります。

するとあら不思議。
スクリューがコルクにめいっぱい刺さったら、コルクが上がって来るじゃないですか!







Wn5 あらあらあら、どんどんコルクが抜けてくる!
コルク抜きをボトルの首の部分で抑えて、回すとどんどんコルクが上がって来る仕組み。コレは良く考えた!不思議と思った方は是非試してみてください。











Wn6 最後はスッポンとコルクが抜けます。
力は特に必要ありません。

コリャ楽だわ。ワインのコルク抜きに苦労されている方は、是非お試しくださいませ。
ワイン好きな方へのプレゼントにも最適!パーティーで使えば注目の的ですよ。

ちょっと造りが華奢なので何個か買っておこうかな?

色違いのバリエーションがあるので是非。ごっついコルク抜きもありますが、こいつは安くて見た目も良いです。

もっともコルク栓とは、別にワインを空気と触れさせるために通気性があるわけではなく(ワインを横にして保存するのは、コルクの乾燥を防ぐ為だけです)、 単に密閉するだけ。ならばスクリューキャップでも同じなのです。昔はコルクしか栓が無かっただけ。コルクの腐敗によってワインが傷むこともあるので、今の 時代メリットがあるわけじゃない。
けど、なんかワインってコルク栓でないと高級ではいないというイメージがあります。ですから今後もコルク栓は無くなりそうもありません。

Wn7 今夜も赤ワインを一本抜きました。

安いテーブルワインです。
ムートン・カデ・ルージュ’05。
近所のスーパーで1500円くらいでした。こういう気軽なワインも楽しめます。
フランスはボルドーですが、酸もタンニンも軽めで、くいくい飲めちゃう。2005年物で、ボルドーはこの年気候が良くて大当たり。2005年物のボルドーは安い奴でも品質は良いのです。

バロン・フィリップロートシルト社製。あのボルドーの偉大なる五大シャトーの一つ、シャトー・ムートンを所有する会社のワインです。

カマンベールチーズをヴィクトリノックスのナイフで切ってつまみに。



Wn8 コルクを見れば、ボルドーの名門、ロートシルト家系の五本の矢のマークが。

いつかは偉大なボルドー、シャトー・ラフィット・ロートシルト、もしくはシャトー・ムートン・ロートシルトを飲んでみたいのですが、今はこんなテーブルワインでも満足です。





では、また。

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2008年12月25日 (木)

ブルゴーニュワイン・グロ・フレール・エ・セール

昨夜のおうちクリスマスパーティーで開けたブルゴーニュワイン。

Gf1 「グロ・フレール・エ・セール」の造る「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイルージュ06」 です。

なんだかもう舌を噛みそうな名前ですが、フランス語ですから。ちゃんとフランス人が喋れば美しい響きなのでしょう。ケツクセケセコソケソソ~ンという感じで。ワインが好きになってからお洒落なフランス語を学んでみたくなってきました。誰か教えて・・・(女性に)。

フランスワインといえば、ワインに詳しくない方でもボルドーを思い出すでしょう。ブルゴーニュはそれに匹敵するワイン生産地。むしろワイン通にはマニアックな魅力もブルゴーニュにはあります。その特徴は後に語るとして、まずは飲んでみましょう。

お、なんとも果実な香りがします。ワインの香りじゃなく黒果実の甘酸っぱい香り。

色は美しいルビー。ボルドーのように黒くなく、宝石のように綺麗。飲むぞ~。

「お・・・、おお、おお・・・・。

酸っぱあああーーーい!酸っぱっ、酸っぱっ!

けど旨い!酸味が良い。ボルドーの渋さと一緒の酸味は口の中が酸っぱいだらけで一本飲むのが大変のもありますが、これは爽やかさ、輪郭を与えています。ですからビールじゃないけど喉越しが良くて、さっぱりとグイグイ飲める。酸味がとげとげしくない。コレも少し寝かせるともっとまろやかになるのかな?まだ若いのでしょう。
その中に広がる黒果実の香り。
酸味の中の甘さ。
遠くにスパイスの香り。飲み込んだ後にふわっと果実香。
酸っぱいけど飲みやすい。透明感のある綺麗さ。」ポイント83点。

Gf2 このワインを造っているのは、ベルナール・グロさん。お髭のおじさん。ブルゴーニュの名家、グロ家の人。お兄さんのミシェル・グロ、妹?のアンヌ・F・グロさん、親戚?のアンヌ・グロさんとか複雑ですが、皆さん有名な造り手。

素敵なラベル・・。

ここでブルゴーニュの特徴。ここからはワインについてあまり知らなくて知りたい方、お読みくださいませ。

ブルゴーニュワインで有名なものは?

あのボジョレーはブルゴーニュです。生牡蠣に合うというシャブリもそう。先日デパ地下のワイン売り場では、フランスワインは殆んどがボルドーで、ブルゴーニュはボジョレーしかなかった。まだ日本では一般的ではないのかもしれません。ワインが好きな人はお気に入りです。ブルゴーニュの赤ワインのメインはやはりコート・ド・ニュイ地区。ここには有名なロマネ・コンティを生み出すヴォーヌ・ロマネ村があります。

有名なボルドーでは、シャトーという醸造所で現地のブドウを使い作られる。ブドウ品種はカベルネ・ソーヴィニヨン、もしくはメルロー、それらにカベルネ・フランをブレンドして造られます。重厚で渋みとコクのあるワイン。一つのシャトーにシャトー名の看板ワインと、それに選ばれなかったぶどう、もしくは若い樹のぶどうを使ったセカンドワイン、サードワイン、といったラインナップ。

それに対してブルゴーニュは、ドメーヌと呼ばれる造り手がいます。多くは家族などの小規模。そのドメーヌが所有するぶどう畑で作る、ボジョレーなどを除いて赤ワインはピノ・ノワールというぶどう単一から造られるワインです。ここからはおもにコート・ド・ニュイ地区の赤ワインを中心とした話です。

酸味と豊かな果実味が特徴のピノ・ノワールのみを混ぜずに仕込むことから、どこの畑のぶどうから作ったのかが重要になります。その畑のテロワール(その畑の持つ土壌・地形・気候などのぶどう畑の置かれている自然環境のこと)の個性がワインに現れるのです。ですから、地域の畑の中の、道一つ向こうの区画の畑と味が違うなんてこともあります。米でいえばコシヒカリの魚沼産、それも魚沼の何とか村の大字何とか字、その中の齋藤さんちの田んぼの東の川沿いの区画が旨い、みたいなレベルです。それにドメーヌの技量が加わります。

多数のドメーヌ×畑の数だけのワインがあるのです。すごく複雑でマニアック。その畑の持つテロワールの個性を楽しむ世界なのです。さらにはネゴシアンと呼ばれるワイン商が、ぶどうを買ってワインを仕込んだり、ドメーヌが造ったワインを樽で買って、熟成やブレンドをしたワインも存在し、さらに複雑化しています。

最近では、テロワール主義から脱却し、複数の畑のワインをブレンドし、美味しさを追求したワインも造られています。

Gf3 しかし綺麗なルビー色ですね。

で、今回飲んだこいつの「ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ」とは何か?

コレがワインのグレードです。ブルゴーニュワインはちょっと高い。というか安いワインが少ない。ピノ一種から造るので安いぶどうを混ぜて使えないから。最近ブルゴーニュとボルドーはすごく価格が高騰しています。

ブルゴーニュ地方のどこかのピノぶどうを混ぜて造った「ブルゴーニュ」地方名ワイン。

その中でもコート・ド・ニュイ地区の西側の丘の上に広がるオート・コート・ド・ニュイ地区のピノぶどうで作った「オート・コート・ド・ニュイ」地区名ワイン。それがこれ。どちらも2000~4000円くらい。庶民に手が届くレベル。

ここまではベースグレード。コレが旨いとそのドメーヌは旨いらしいし、造り手の個性があらわれます。

ちょっと上質な村名ワインがその上。「ヴォーヌ・ロマネ」「シャンボール・ミュジニー」「シュヴレ・シャンベルタン」などの村の中でとれたぶどうで作られます。村の個性が出ます。5000円~10000円くらい。さらにその中の一般畑のぶどうを限定した「村名畑名付きワイン」もあり7000円~13000円くらい。この辺はワイン通の世界。

この辺りからは高級ワイン。村の中に1級畑(プリミエクリュ)と呼ばれる格の付いた畑のワイン13000円くらい~ン万円。さらに特級畑(グランクリュ)と呼ばれる最高格付け畑でとれたぶどうのワイン「エシェゾー」とか「リシュブール」とか15000円~ン十万円。

畑の区画が狭くなるほど高級になる世界です。畑名からはお金持ちやワインマニアじゃないと飲めないよね・・。しかし複雑。さらにコート・ド・ボーヌ地区とか白いワインのことを加えるともうマニアックすぎる。

そんな、複雑なブルゴーニュワインの魅力にはまっていきそうな私です。

そろそろ、ワインセラー、買いそう・・。

では、また。

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2008年12月14日 (日)

神の雫のワインを飲む・「シャトー・ド・サン・コム」

ワイン好きの人の間で話題のワイン漫画「神の雫」に掲載されたワインを飲むシリーズです。

漫画でアレだけ旨そうに飲むワインだけに、私が飲んでもきっと旨いに違いないと、買えそうな奴だけ飲んでみます。

サン・コム・コート・デュ・ローヌ レ・ドゥ・アルビオン 2006

08af1 フランスの赤ワインですが、コートデュローヌ地方産。

ここはフランス東部を流れ地中海に注ぐローヌ川の中下流域。あのブルゴーニュの下流にあたる場所です。

サン・コムは南部ローヌの生産者。ローヌのワインは、コクがあって力強いワインです。アルコール度数も高めで、このサンコムも14・5%あります。日照に恵まれ、数種類のブドウ品種をブレンドする為、華やかでスパイシーなワインが出来ます。

このワインは選別された畑のより樹齢の高い木から収穫されたブドウを使用したちょっと良いワイン。

しかし購入価格は、税込み1974円です。

漫画では2001年でしたが、購入できたのはラベルのデザインが変わってしまった2006年です。ブドウ品種はシラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、カリニャン、クレーレットです。知らないブドウがあるなあ。シラー主体です。

神の雫のストーリーは、以前ここに書きましたのでご覧ください。

08af2 このサンコムが登場するのは第3巻~4巻。

そのあらすじは、主人公雫の偶然知り合った街のレストランの主人が、雫のライバルであるワイン評論家・遠峰一青に料理を酷評され店を潰されされそうだという。どうやらセレクトしたワインに問題があった。料理とワインとの最高のマッチング「マリアージュ」を求めて、雫はワインを探し出す。メインの肉料理に合うワインは、主人の亡き妻が選び出し、地下室で忘れられていたこのワイン、サン・コムだった・・。

08af3 飲んだソムリエーヌ志望のみやびは「お、驚いた、なんてパワーなの、すごくスパイシーで独特なかおりがくらくらするほど強く上がってくる。けど、ツンツンしてとっつきにくい・・。」やはり千円台のワインだからだろうか?

が、サンコムの匂いを嗅いだ雫は「飲むのは30分待とう。このワインに棲む神様がオレの耳元でそう囁いている気がするんだ・・」「ワインは安かろう悪かろうって言う単純なもんじゃない。高級ワインを安ワインが上回る時もある。」

きっとこのワインの中で何かが起こる。目覚めよバッカス(酒神)。

30分後、香りの開いたサンコムを飲んだ雫の脳裏には・・。バリ島?

詳しくは読んでいただかないとわからないでしょう。1~4巻くらいまで一気読みして欲しいなあ~。まあ、この後は雫の脳裏に浮かんだ、ええ?というテイスティング描写が始まるんですけどね・・。1月から「神の雫」はTVドラマ化されるそうですが、こういう場面はどうやって撮影するんだろう?いちいち海外ロケとかしてたらお金掛かりそうだし。観るのが楽しみです。で、いよいよ再び店を訪れた遠峰一青に、サンコムを雫は身を隠して飲ませるんですけどね・・。

さて、実際に呑んでみます。雫のテイスティングを参考に、謎のワイン評論家「伝道 雄矢痔」さんにテイスティングしていただきましょう!

では、伝道さん、飲んでください。

08af4 「う~ん、素晴らしい香りだ。インクのような濃い色合い。さあ、飲むぞ。

お・・・おお・・お・・。

なんとも複雑な香り。そんなに酸っぱくは無い。渋みも思っていたより軽い。
スパイスの香りと様々な果実の香りが湧き上がってくる。
お香のような東洋の香りがする、エスニックなスパイスだ。

香りが主張しすぎで味わいを邪魔する感じだ。香りが暴れている。」

30分待って再び飲みます。

「お・・おお・・。

見える、見える。」

ええ!?伝道さん、な、なにが、一体何が見えるんですか!?

「東洋の寺院だ。ジャングルに眠る寺院が見える。様々な果実が祭壇に飾られている。そしてお香の煙がいくつも立ち昇っている。いや?本当の香りはここではない・・。

トロピカルフルーツの香りを振り払うように私は寺院の裏手に進む。そこにあったもの。こ、これは?ラーメン屋?とんこつラーメンの厨房の匂いだ!しかも桂花ラーメン新宿店の匂い?

いや、違う。店内に入ってラーメンを注文すると出されたものはトンコツじゃない。昔ながらの中華ソバだ。薄っぺらいチャーシューがのっているが・・。
その中の、メンマだ!メンマの香りがする。これはメンマの香りじゃないのか?

さっきのスパイシーな香りはそのままに、落ち着きをもたらす。
逆に酸味は出てきた。
ややタンニンの渋み。苦味が出る。独特の香りが妙に残る」

うーん、さすがは伝道さん、斬新なテイスティングですね・・。さっぱりわけがわかりません!

08af5ならばデカンタージュしてみましょう。別の容器に移すことによって空気に触れさせ、熟成を一気に進めることによって香りを開かせるのです。

でも、専用のデカンタは高価で買えません。似たような容器を探しました。

お徳用のカリフォルニアワイン1・5リットルボトルが使えそうです!購入し、中身を別のボトルに移して使ってみることにします。これは使えます。

デキャンタージュ。

開栓1時間経過。さらにまろやかになり、ほんのりと甘みが出た。
チーズとあわせる。

だんだん甘い。

あの果実の香りが、花の香りに感じられてきた。

08af6

重さ深みは無いが、デキャンタしたこれは旨い。
酸味も良いバランスで溶け込み、気に入った。心地よい酸っぱさなのだ。

これは面白いワイン。渋みもあるが気にならない。スイカズラの花びらも見出せるアロマってスイカズラなんて知らないよ・・。
わかるのは東洋的なスパイス。漫画ではナツメグといっていますが。私はメンマのような・・。

値段に不相応なほど、複雑な香りがあるので、旨く感じるのかも。クセはありますけどね。果実味豊富でエキゾチックな個性的ワインです。この値段にしてはぐっと来ます。ポイント83点。

このサンコムのワイン、種類も沢山あるのでいろいろ試してみましょう。

神の雫に掲載されたワイン、安いのだけ飲んでいきます。

では、また。

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2008年12月 1日 (月)

雑誌「一個人」頂上ワインを飲む。「ボルサオ・クラシコ・ティント」

ワインです。今回よりワインシリーズ開始です。

ワイン、好きなのですが、これって値段高いですよね?芋焼酎はちびちび飲めば1本で結構長く楽しめるし、開栓しても数日で味が劣化することも殆んど無い。ウィスキーは度数が高い分1本でもっと長い期間楽しめる。

なのに、ワインときたら、開栓したら飲みきり、もって2日。中には翌日のほうが香りが開くなんてのもあるようですが、コルクを開けたその日が一番旨いようです。それなのにン千円もしてしまう。コスパはかなり悪いお酒です。ン万円の奴を一晩で空けるなんてのを聞くとなんてセレブなお飲み物かと思う。旨い奴は高いんだろうな~と、庶民な私は手が出ませんでした。

なので、1000円以下のワインをたまに飲む感じでしたが、ちょっと最近興味が出てきた。

08bs1 先日、コンビニで芋焼酎の赤霧島を買ったとき、それだけじゃなんなので、レジにもっていった雑誌「一個人」。この2000円以下でも旨いワインをトップソムリエが選んで紹介している。

その値段ならば、いいんじゃない?

世界には星の数ほどのワインがあって、どれが旨くてどれから飲んでいいものやら、安い奴は特にわからない。

芋焼酎でもやった手法ですが、世間に評価の存在するワインを飲んで、自分も同じものを飲んでみてどう感じるのか?その味覚の差を把握したいし、評価の規準となるものを得たい。バカ高いワインの評価は良く見ますが、安い物となるとなかなかない。

こういう雑誌の情報も、商売だからいろいろウラがありそうですが、情報があるだけありがたい。ワインの本もいくつか読んだけど、毎年旬の物なので雑誌のほうが使える。

08bs2 掲載されたワインが近所で売っていなければ、ネット販売でかなり手に入ります。しかも「一個人」で紹介されたワイン、というコーナーがあって簡単に手に入る(笑)。便利な世の中。やっぱり商売は繋がっている。

で、その後一個人も過去3年分この特集号を揃え、掲載ワインもお取り寄せ。ミーハーですが、わかりやすい。

この後、ワイン漫画の奴も当然飲みますけどね・・。

ワインは、得た知識が飲む程に活かせるので、趣味としてははまりやすいでしょう。沢山いいワインを飲めるお金持ちおやぢほどいろいろ知っているという、あまりお近づきになりたくないかなあ。私は貧乏なので、安いワインでもワイン通の人が旨いといったものを飲んで、その方々との味覚の差を楽しみたい。ええ?これが旨いの~?なんてのを見つけたときはブログ的に楽しいし、本当に旨く感じたワインと出会えたらラッキーですし。

けど、「私の血はカベルネ・ソーヴィニヨン、涙はシャルドネなの。」とか言う、ワイン通のセレブなおねいさんならばお近づきになりたいぞ!そのためにもワインを飲む!

さて、それでは1本目。赤ワインです。

一個人2008年12月号で、世界6カ国、2000円以下のワイン298本から、日本のトップソムリエ6人が選ぶ旨いワイン。

08bs3 そのうち3人が国別に担当し、持ち点5点満点で採点した平均点が4・67点という、赤ワインの1位は、

スペインの「ボデガ ボルサオ クラシコ ティント 2007年」。

定価880円(笑)。

税込でも924円ですから。2000円以下なら1980円くらいのが選ばれそうですが、この激安さが面白い。

画像曲がってますけど。

輸入元が大手のメル○ャンってところがなんか勘ぐってしまいますが・・。
ブドウ品種:ガルナーチャ70%、カベルネソーヴィニヨン20%、テンプラニーリョ10%。

ソムリエさんは絶賛モード。
「ジューシーな果実味と、まろやかな酸味とのバランスがよい」「まったりとした果実味」




08bs4 ワイン評論家のロバート・パーカー氏も賞賛しているそうな。
ワイン業界では、このお方の評価でワインの価格も決まってしまうほどの権威。
そのパーカーさんがここ数年高評価し、偉大なお買い得ワインだとおっしゃっているそうな。
そんな権威のある方が、この安いワイン飲んでるって事がすごいですけど・・。
けど、メル○ャン、それをタグにしてワインに付けるとは、そういう評価も商売の一種と疑ってしまうぞ。
今回の票に、パーカーさんの評価もバイアスに働いている気もしますが。

08bs5_2 このワイン、スクリューキャップっていうのも嬉しい。
私、コルク開けるの苦手で。
コルクの劣化が原因の腐食も防げるそうで、熟成させないワインなら気軽で良いと思う。
楽だし。











08bs6 じゃあ私も、飲んでみます・・。

うん、果実のよい香りがします。確かになかなか味わいはジューシー。

うーん、やや酸味が強いかな?渋みは若干。
酸っぱいベリー系の果実の香りが楽しめます。

口当たりはこのクラスにしてはまろやかで、それ程とげとげしさは感じない。
ただ後味が酸っぱい。

このクラスにしては薄さを感じない程度の濃さがあると思う。

んー、旨いと思うが、私には酸っぱいかな?

08bs7
ちょうど買ってきた焼き鳥の塩とあわせてみる。後のカツ丼は夕ご飯(笑)。
ワインは料理との相性も大事。酒は単品でグイグイ飲んでしまう私には苦手な分野ですが、今後は考えてみましょう。

うん、焼き鳥を食べて飲むと、あの酸味が気にならなくなり、むしろちょうど良い。

きりっとした酸味が後味をさっぱりさせるので、焼き鳥はタレも良いかも。
テーブルワインとしては値段も安いし、何気に本格ワインっぽいニュアンスを漂わせているので良いのでは?ポイント80点。

赤ワイン好きな人って酸っぱいワインが好きですよね・・。赤玉ハニーワインがワイン原体験の私は赤ワインの旨さがわかるのはこれからか。 世のワイン通の方々は、赤ワインの旨さを香りとともに酸味と渋みとのバランスにおいているのかな?

この値段としては良いワインと感じましたが、期待はし過ぎないように・・。
あくまで評価は価格以上旨いという点なのでは?
1000円以下のワインって何もかも薄いって感じることが多いですが、これはしっかりと味わいがあり、気軽な値段でちゃんと飲めるワインという点が気に入りました。
うーん、ソムリエさんはこの酸味をまろやかと感じるのか・・。

値段にしては、ベリー系の香り、果実感があり、少しの甘さが口当たりの柔らかさを演出。酸味に慣れた赤ワイン好きな方で、お手ごろなものをお探しの方にお奨めでは?
では、また。

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2008年11月26日 (水)

前割り焼酎をお燗で飲む。芋焼酎「鉄幹」

以前書きましたが、焼酎を水で割って、1日以上置いておくと旨くなるという。これを前割といいます。もう冬が来ましたので、今夜はそれをお燗して飲みます。

08t1 飲む芋焼酎は「薩摩 鉄幹 古式甕壺仕込み」

原料:コガネセンガン
米麹(白麹)

最近は、白麹が好き。
黒麹はキレがあって、辛口の焼酎になります。
白麹は昔ながらの口当たりのよいマイルドな焼酎になる気がします。

結構な数の芋焼酎を飲みましたが、甕で仕込んだものに旨いものが多いと思う。白麹の甕仕込が自分はうまいと思います。

生で飲みます。
実はこの焼酎、ノーマークでした。定価ですんなり買えたので、それほどの期待は無かったのですが・・。

旨いね。
すっと柔らかい口当たりで飲めて、すぐに甘い芋の香りが口に広がります。もっと昔っぽい芋焼酎臭さがあると思ってましたがそうじゃなく、黄色いほくほくした薩摩芋を思わせる味です。その後少し香ばしく、辛くキレます。

 

ウラのラベルを読みますと、前日に5:5で割り水をするともっと旨いという。

08t2芋焼酎は、そのままストレートで飲む(生(き)で飲むといいます)のが最も芋焼酎らしさを味わえ、ロックや水割りより私は旨いと思う。

そしてさらに旨いと思えるのがお湯割りで、焼酎6のお湯4で割って飲む(先にお湯を入れてやや冷まし、それから焼酎を注ぐ)と、人肌ほどの温度で、飲みやすい度数、風味と甘みの増した美味しい芋焼酎が出来ます。芋っぽい焼酎は臭みが取れて芋の甘い香り満点の旨さです。地元薩摩の人もこの飲み方がポピュラーだといいます。夏は辛いですが、これからの季節これが主流になるでしょう。

で、もっと旨いのが、前日以前に水で割っておいて、それを温める(お燗)したものだといいます。水と焼酎が馴染んで旨くなるのだという。


 

ならばお奨めの5:5で前割りをします。

08t3軽量カップでちゃんと量ってみる(笑)。
ミネラルウオーターを使ってみる。
南アルプス天然水です。







 

焼酎100mlに水100mlをボトルに入れます。

08t4

で、翌日飲もうと冷蔵庫に保管。
その後忘れて、一ヶ月が経ちました(笑)。

ひと月馴染ませた前割り焼酎、まずはそのまま飲んでみます。

うーん、薄い・・。
そりゃ半分の濃さだもの。
6:4のほうが良かったかなあ?
大変柔らかい。
それなのに芋の香りと香ばしさを十分感じます。
これだとスイスイ飲んでしまう。
普通に水割りをするより旨いことは確かです。

 

次に、お燗をしてみます。
08t6久しぶりに黒じょかを出してみます。
本場薩摩では、直接火に掛けられなかったようですが、最近では直火もオッケーなタイプが多いのです。


もう冬ですね。

08t7まわりの山々も雪化粧しています。
我が家も石油ストーブを今年も出しました。
やはり昔ながらのこういうストーブが、ファンヒーターより暖かいと思うのです。
これが出ると、お燗が楽です。保温もそのまま可能。

やや遠火にして、じっくり温めます。






さあ、どうでしょう?

08t8とろーりと・・。

ああ、良い香り。
甘い~。
もう違う飲み物のよう・・。
とても上品です。

んー、もうちょい濃いほうがやはり良かった。
7:3くらいかな?次にやるなら。

くうう、滲みる~。
そしてホカホカと温まります。
この冬はやはりお燗の芋焼酎。小さなお猪口でちびちびとやれば、しみじみと旨い。
冬の夜のお楽しみです。
では、また。

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2008年11月21日 (金)

ボボボッ、ボジョレーッ!ヌ、ヌ~ボ~ンヌ・・。

ボジョレー・ヌーボーが解禁になりましたね。
普段は飲まないくせに・・。今年は解禁日に飲んでみましたよ。
だってほら、この冬から私、ワイン通になりますから。

08b1 ジョルジュ デュブッフ2008年。

舌を噛みそうな名前ですが。
サントリーが輸入しているので広告で露出が多かったと思う。スーパーで山積みになっていました。
2000円くらい。
季節物で空輸品だからか、カジュアルなワインにしてはお値段高めです。縁起物だと思って飲むか・・。

ジョルジュ デュブッフ氏というのはボジョレーを世界に広めた名醸造家だそうです。
派手なラベルが多いですね。これは特にそう。

しかし、仕事帰りに寄ったスーパーでは、昨日から山積みになっていまして、布カバーがかけてあった。空輸といっても結構前から仕入れているんだよなあ・・。問屋の人なんて解禁前からヌーボーを飲んでいるでしょうね・・。

バブルの頃、日本が先進国で一番早く飲めるってことで人気になったのです。
何で鮎釣りみたいに解禁日があるか謎ですが。11月第3木曜日まで、ボージョレーで作られる新酒のワインは売っても飲んでもいけないという決まり。フランスではおとがめがあるのかしら?日本じゃ、きっと解禁日前に飲んでる人いるよね・・。
08b2 バブルの頃は、成田空港で午前0時に飲むのが一番早いとかやっていたそうですが、飛行機がその時間に着くわけでもなく、意味無くない?

日本が先進国で一番早いってのは、日付変更線に近い位置にあるってことですが、この先進国ってのがミソ。

ワインをありがたがって飲む習慣が無い島国がもっと日付変更線の近くにあるはず。

ワインは熟成感がウリだと思うので、新酒をありがたがって飲みブームになるなんて日本ならではの悪乗りかもしれません。

けど、今年のボジョレーヌーボー一番呑みは、日付変更線ギリギリではえ縄漁を操業していた「第7共栄丸」の乗組員さんたちで、チャーター機で運び上空から投下させて日本より早い午前0時に呑んだそうです(ウソ)。

08b3 冬の入り口の、年末に向けてのイベントとして、今夜私はボジョレーヌーボーを楽しむことにします。一人で・・。

このラベルにも書いてあるとおり、ボジョレーは、フレッシュな果実感が特徴です。

うーん、しかしこれを呑んでみましたが、いまひとつ中途半端かな?

以前飲んだいくつかのヌーボーのほうがフレッシュでフルーティーでした。まるでジュースのようなぶどう感があったのですが。

これは、ちょっと本格的な深みを狙ってしまったか。渋みがあって、フルーティーさが隠れてしまったような。味の薄い赤ワインという感じでしょうか。もっとぶどうぶどうした味を期待したのですが、これじゃ普通のワインっぽい。確かに呑みやすいですけどね。赤ワインは私、一人で1本は飲みきれないのに、こいつはもうすぐボトルが空いちゃうよ・・。

08b4 最近はスクリューキャップの気軽な1000円前後のワインばかりなので、コルクを抜くのは久しぶり。

折角のワイン。買ってきたチーズなどでワイン向きのオードブルを作ってみました。

十勝切れてるカマンベールチーズ。珍味コーナーにあったサラミとスモークチーズ。

虚しい皿。なんか、すっごく寂しいオードブルになってしまった・・。
いいんだ、一人で飲んでるんだから。

08b5 いえ、これで終りじゃありませんよ!
な、なんとチーズフォンデュです。

レンジで40秒。バケットがあれば良いのですが、スーパーで売ってなかったので食パンです・・。






08b6 さらには、お惣菜コーナーで、ローストチキンのサラダ、ジャーマンポテトを購入。
ワインバーみたいになってきたぜ~。

一人で飲んでいるのに、贅沢すぎますう!












08b7 さあ、一人ボージョレー・パーティーの始まりさ・・。

切った食パンが、なんか貧相ですが。
いいの!チーズフォンデュっぽいじゃないですか~。







08b8 うーん、ワイングラスが我が家には無い。コップに注げばカジュアル感満点です。そもそもフランスじゃ、がぶ飲みワイン。気どらずに飲むのが正解。

飲みやすいので、くいくい飲めちゃう。
ああ、こんなの女性と飲みたいなあ・・。

今まで飲んでいた芋焼酎は、やはり女性にはうけなかった。美味しいけどね。
ワインのほうが女性にはうけるよね。

フランス人のような発音で、
「今夜このルビー色のワインのように美味しく熟成されたくないんヌ?君というコルクを開けて飲み干してみたいんヌ・・。」
う~ん、だめか?
いや、いける!きっといける!

08b9 ワインバーでおしゃれにワイン飲みたいよ、貴女と。そう貴女ですよ、奥さん!
ああっ!お、奥さん!
いや、違う、この記事はそれじゃない。

まあ、パンにチーズを絡めて、ひとりでまた絡めて、糸引いて絡まりきった夜を過ごしておりますよ。
ボジョレー・ヌーボー、ンヌで・・。

では、また。

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2008年11月 8日 (土)

ワインをはじめました。

芋焼酎に飽きた(笑)。
と、いうわけではないのですが・・。
芋焼酎は沢山飲み続け、理想の1本に最近出合ってしまったのです。
しばらくはそれを飲み続けようと思っています。
それが何かは、また後日記事に書きますね。

それでワイン。
たまには飲んでいたのですが、最近はまりだしました。
焼酎などの蒸留酒のほうが体によさそうと感じ好んでいたので、
ワインとかの醸造酒は、原料のエキスが濃厚な分ハイカロリーで糖分も多そうな気がしたために、ちょっと敬遠していたのですが。

09wi1 結構好きなのがこれ。
オーストラリアワインの「イエローテイル」。
大手メーカーが扱っているので、スーパーで売っています。
値段も980円。特売なら900円とお得。

以前、この酒カテゴリーに書きましたが、500円くらいのワインの飲み比べをやったのですが、やはり美味しくない(笑)。紙パックのワインも、ジュースを加えた甘さがありありですが、アレはよく冷してビールの代わりに飲めばジャンルとしてアリでしたが。
で、1000円ほどになると、なかなか美味しいワインに出会えます。

右の赤。カベルネ・ソ-ヴィニヨンは、果実感が濃厚なのに飲みやすい。カベルネ種はボルドーのメドックなどで重厚なワインのベースとなりますが、こいつは渋みも抑えられ飲みやすいのです。シラーズというのもよく飲みますが、これも香りがよいのです。

左の白。シャルドネ。これも果実の香りが爽やかに感じられ、すっきり飲みやすい。安い白のスッキリしている奴は香りも薄いのですが、コレは良い香り。味は薄いですけど・・。

実は昨日、近所のスーパーで職場の外国人女性(カナダの若いおねいさん)にバッタリ出会ってしまい、どうやらワインを選んでいる様子。悩んでいるようなので、ハ、ハハ、ハワユ~、と声をかけ、私の拙い英語で、この中ではコレが旨いよ~と、このシャルドネをお奨めしました。
彼女はとても喜んで即決、このボトルを片手にサンキュウ~っとレジに走って行きました・・。
う~ん、コレでよかったのかな?と責任を感じて自分も買って飲んだのですが、まー、凄いワイン通でなければ気に入ってもらえるんじゃないかと・・。

09wi2 で、最近ワインをネット通販でも買ってしまったのですね。

いろいろ検討して、この「京橋ワイン」さんがなかなか充実の品揃えで、解説もわかりやすかったので購入。

ネットのワインショップは、解説がかなり大袈裟なので、話半分に読むと良いかも。仕入れた物は売りたいですからね~。むしろユーザーレビューのほうが役に立つと思う。




09wi3 こんな風に入ってくる。5本購入。6本買うと送料399円が無料になりますが、んーもう1本が選べないので5本。








09wi4 中に入っていたのはこれ。
実はこのワインたち、凄くミーハーな理由で選んだもの。
美味しかったら後日記事に書きますね。

1本1000円前後の物ばかりです。










09wi5 なんとおまけが入っていました!
イタリア製のパスタソースが2本。トマト&バジルとアラビアータ。嬉しい。
楽天でおまけをもらったのは久しぶり。以前、焼酎の瓶が割れていたときに焼酎の専門誌を、キャンプ道具をまとめ買いしたときにショップの手ぬぐいをもらいましたが。
こういうサービスはなんか嬉しいです。





09wi6 しかも、ワインウラ新聞という読み物、買ったワインの解説が付いてくるのがさらに嬉しい。
このショップは良いと思いますぞ。

自分が買ったワインの情報がわかるのは、飲む喜びが増えますね。




09wi7 さらにもう一箇所、「タカムラ」さんから購入。
これもミーハーセレクション(笑)。
そのうち1本は、ボルドー2005年もの。2005年のボルドーは稀にみる当たり年なので、品質が良くボルドーらしさが味わえるということなので、今後いろいろ飲んでみたいのです。







09wi8 で、これらの殆んどが何故ミーハーかというと、雑誌「一個人」のワイン特集号で、ワインベスト200~300のベスト1のワインなのです(笑)。

先日、コンビニでたまたま買った一個人。結構面白く、私の中でくすぶっていたワイン熱が再燃、去年、一昨年の特集本も買い揃えてしまった。

この特集は2000円以下のデイリーワインの中から旨いワインを複数のソムリエさんが試飲して選ぶという企画です。
この2000円以下というのが気に入りました。今の財力じゃあ高いワインなんて買えないしね・・。価格なりだとは思いますが、解説を読むと高いワインに迫る旨さがあるという。本当かな?

で、こういう雑誌を頼るのは、こういう評価を鵜呑みにするのではなく、自分の中にワインの旨さの基準を作りたいのです。
芋焼酎の時もやりましたが、どういうものが旨いワインなのかがまだ良くわかりません。

バブルの頃、私は気どってワインの本などを読み、収入も良かったのでやや高級なワインも飲みましたが、全く印象が残っていません。ちょっといきがっていたのでしょうね。貧乏な今、むしろ安いワインから旨いものを探すのが楽しい。

ところが、私のワインのルーツは「赤玉ハニーワイン」(笑)。凄く甘くて、大きな声ではいえませんがとても若い頃から飲んでいました。家の冷蔵庫に入っていたから・・。
で、大人になって本格的なワインを飲んでびっくり、甘くない!
だから今でも甘い風味、果実の感じがするワインの方が好きなのです。
そんな私にワインの旨さがわかるのか?

ならば、プロのソムリエが旨いといったワインを飲んで、自分がどう感じるか知ってみよう、というのが今回の企画。ワインシリーズのスタートです。

09wi9 今年の一個人でベストワンはこれ。
買いました(笑)。

コレが自分が飲んで旨いと思えるかどうか、楽しみです。

けど、この雑誌の広告に出ているワインが結構入選しているので、まあ、いろいろあるのでしょう。鵜呑みにはしないことです。
このワイン業界、世間の評価がとても売り上げを左右するようですし。

ただ、一般的な評価がわかっているワインを飲んで、気に入ったものがあれば、評価を読めばそれがどんな傾向なワインなのかがわかります。カシスの香りだとか、凝縮感だとか、共通項目があれば、 今後その傾向のワインを飲めば自分的にアタリが見つかるのではないかと。

けど、ワイン通の人たちみたいな評価は出来ないなあ・・。凄いもの。「開栓すると芳醇なブーケが漂う。飲むとまずはバニラ香、桃のコンポート、湿った土などが次々に現れる。だがまだ固い。デキャンタして4時間でようやく開く。タバコ、コーヒー香から、ブラックベリー、甘草のスパイシーな香りと変化し、ビロードのような舌触り、口の中がいっぱいになるようなウツボカズラの内液の感覚、ラフレシアの花びらが1枚舞い散り、濡れた子犬がまとわりつくような余韻が楽しめる・・・」楽しくないよ、それ。後半嘘ですが、ワインの種類によって表現の決まりがあるそうで、ちょっと自分には無理なので自分なりにやりますから。

今後は、一個人シリーズの後、ワイン漫画「神の雫」シリーズ、「評論家ロバートパーカー」シリーズなど続けてやってみたいです。だってわかりやすいから。旨かったもののみ、記事に書こうと思います。

やっぱ、酒好きなんだな・・。

では、また。

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2008年10月30日 (木)

コンビニで買えました、あの赤いの。

昨日はちょっとお疲れモードで帰宅。
夕食は何を作ろうかな・・、と思いながらも足はコンビニに向かいます。
あー、コンビニ弁当だと妻が怒るんだよなあ・・。けど食材をスーパーで買って料理する元気が無いよ。
昨日は妻が旨い料理を作ってくれたので、今回は私が夕食を何とかする感じになっているのですが・・。

ご飯を炊いてスーパーのお惣菜よりも、むしろコンビニのほうがぱっと食べられるもの多いのです。
そうそう、妻はパスタ好きなので、コンビニパスタならきっとオッケーだよ、うん、そうそう。

そんなことを呟きながら自宅近くのセブンイレブンに寄ります。
ここは駐車場が狭くて、車を入れるのが大変です。

漫画青年誌を6冊連続読みをして、ふと酒の棚を見ると・・。
あれ?いつもは見かけない赤いラベルのボトルが数本並んでします。

ん?こ、これは、赤霧島です!
最近私のお気に入りの紫芋を使った芋焼酎。紫芋焼酎の旨さを教えてくれたのがこの赤霧島なのです。
詳しくは以前こちらに書きました。

しかし、原料のムラサキマサリの収穫量が少ないとのことで春と秋の限定生産、独特の香りと甘みと飲みやすさで人気が出て、入手困難&プレミアム価格の幻の焼酎化しているのです。

09a1 何故、こんなところに4本も、それも定価で。
そういえば10月23日にメーカー出荷開始、セブンイレブンなどのコンビニでも販売しているとネットで読んだことがあります。けど、発売日に探し回るほどの熱意は無いので、偶然の出会い。

う~ん、この辺の人は知らないのか、芋焼酎飲まないのか売れていない。
以前2本飲んだ後もまだ飲みたかったし、買っておこう。
本数制限はありませんが、この辺りの人にもこの焼酎を是非飲んでもらいたいので1本だけ購入、雑誌と一緒にレジへ。おお、定価の税込み1234円で買えました。

んー、他にも買ってある焼酎が大量にあるので沢山はいらないのですが、次の春までチビチビやるにはもう1本あるといいなあ・・。
家の近所はコンビニ乱立地帯ですが、1キロほど離れた場所にもセブンがあるので行ってみると、2本ありました。
んじゃあ、と1本購入。今度は缶ビールと一緒に。

んー、正月用にもう1本かな(笑)。通勤で渋滞する幹線道路沿いのセブンに行くと、なんと黒霧島と抱き合わせ、スズランテープで2本縛り付けてある!2本合計で2200円とほぼ定価なのですが、黒霧島は結構飲んだのでいいや。買わずに店を後に。ここの店長はさっきの2店と違って商品価値を知っているのね・・。
続いてバイパス沿いのセブン3軒に寄りますが在庫なし。
やはり知っている人は知っている。街中は売り切れているようです。ま、いっか、と帰宅。

都市部では26日頃から並んであっという間に売れたようですが、ここは田舎だからなのかこの日29日に入荷したのかな?
在庫があった近所の2軒のセブンは幹線道路じゃなくて裏街道の住宅街。目立たない店だから残っていたのかな?
結構転売目的で買いあさって探し回っている人がいるそうだし・・。
私は自分飲み用ですから。

09a2 コレでしばらく楽しめそうです。毎日飲みたいタイプの焼酎とはまた違うし。チビチビやります。

同時購入した雑誌「一個人」は極旨ワインベスト200.コレは面白そうなので買ってよかった。
ワインは今ひとつ旨さの規準がわからないので、選ぶのが難しい。
この特集は各国2000~1000円のワインから複数のソムリエが旨いと選んだものを紹介。ワインは焼酎よりあっという間に飲みきるのでそんなに高価なものは買えないし、こういうのから飲んでどういうものが一般に旨いものなのかということを舌に感じさせたいのです。
近所のスーパーで買って飲んだ奴も紹介されていますが、なんか評価がわかったので納得。
最近気になっている国産ワインも紹介されているので、そっちも飲んでみたいし。

09a3 さて赤霧島は、ネット通販でも良心的なお店は定価販売ですが、既に先日の発売の瞬間に売り切れだそうで・・。プレミア価格は2500~2800円がメインでまだ在庫は一部あるようですが、それでも売り切れ続出です。抱合せ販売も相当激しくやっています。

人気が出てもイメージ戦略なのか、900mlの小瓶のみで、春と秋の年2回の限定販売。大きな酒造メーカーなので、原料生産から計画して量産できないはずは無いのですが、プレミアム感を煽っているのでしょうか?黒霧島もコンビニでは扱っていますし、赤霧島の納品を使えば小売店への導入に有効かも。

コンビニも小売業界じゃ実力者。レギュラー商品の導入とともに赤霧島の納品を得たのでは?酒屋にも無いのにコンビニやスーパーにこの酒が並ぶ状況は、この辺の利害関係なのでしょう。
以前、コンビニで売りやすい内容量の少ないマヨネーズを要求してメーカーに作らせた結果、生産コストが上がってマヨネーズの定価が上がってしまったということがあったくらいですから、コンビニの力は凄い。
無いものも有る。しかも定価とは偉かった。


で、2008年秋物のお味は?
まだざっと飲んだだけですが・・。

最初居酒屋で飲ませてもらった時→自分で買って飲んだとき→今回飲んだとき、と徐々に感動は無くなっています(笑)。
味も変わっているような感じがします。
紫芋の独特な華やかな香り、上品な甘さ、ほのかな切れ、飲みやすさはありますが、全体がマイルドになったような・・。
今回は飲みやすさを強調したのでは?甘さと同時に以前は刺激感もあったのですが、それが抑えられているかな?全体に押さえ気味でまろやかになっていると感じました。やや熟成させたのか?芋の存在が薄くなり、辛さも少なく、独特な芋焼酎っぽさも薄くなり、香りが甘さの中に漂う感じ。
ロックで飲むとキレも出てきますが、渋みも口に最後のほうでやや残ると思います。生(ストレート)のほうが今回は美味しいと私は思いました。柔らかな甘みがあります。やはり独特の味です。

09a4 さつま揚げをつまみに飲んでいましたが、まてよこれは宮崎の焼酎。ならば鶏でしょう。
セブンの「鶏のはらみ焼き(辛し味噌付き)」で今夜は呑んでおります。

相変わらずの人気の酒のようです。
年2回の季節限定。ボージョレーヌーボーみたいな話題性がありますが、セブンじゃボージョレーは売れ残り気味です。コレはあっという間に完売。

ならばもっと売らせろとコンビニ業界が圧力を掛けてもおかしくない。そうすると、近所で定価でもっと入手しやすくなって、こちらは嬉しいのですけどね。
有り難味が少なくなって、飲まなくなるかもしれませんが・・。
本道のほくっとした芋感のある芋焼酎が好きなので、これはかなり違った味わいですが、こういうジャンルがあっても良いと思います。

チビチビのはずが、スイスイ飲めて飲みすぎてしまいます・・。

では、また。

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2008年10月28日 (火)

八海山の米焼酎「宜有千萬(よろしくせんまんあるべし)」

先日、我が自転車チーム負け組みの、ロングライドイベント「グランフォンド糸魚川」参加(仕事の都合で私は参加しませんでしたが・・)打ち上げ呑み会が行われました。
グランフォンド糸魚川は、標高差計2000メートルの山道を120キロ走るイベント。補給ポイントで出してもらえる補給食が旨い、という理由で毎年参加しているようですが、私は出走を遠慮しておきます(笑)。

打ち上げは、いつものガン○ム系居酒屋さんにて・・。

生ビールをがぶがぶいったあとは、ママ焼酎なんかな~い?といつもの流れ。

するとママが出してくれたのがコレ。
09h1 八海山の本格米焼酎「宜有千萬(よろしくせんまんあるべし)」
度数25度



















あの越後の清酒「八海山」の蔵が作った米焼酎です。

以前、越の寒梅の蔵が作った米焼酎を ここで紹介しましたが、十四代の米焼酎も見たし、清酒蔵で米焼酎を作るのがブーム?

蔵のサイトから引用しますと、
酒の名前の由来は、「宜有千萬」とは、中国で古くから使われている吉語で、「限りなく多くの福が得られるように」という意味の言葉です、とのこと。

清酒蔵らしく、米麹は清酒仕込みに使う黄麹を使用。
黄麹を使った焼酎は、芋焼酎では富乃宝山 の記事で書きましたが、フルーティーな香りに仕上がります。この米焼酎もなるほどフルーティー。
メーカーサイトによると「日本酒「八海山」の醸造技術を取り入れ、清酒酵母と黄麹を使用した「三段仕込」で、きめ細やかなモロミ管理を行いました。発酵途中に清酒粕を加えること で、ほのかに吟醸酒を思わせる香りのあるモロミから減圧蒸留した、貯蔵年数2年以上の焼酎です。落ち着いた品格のある香りをお楽しみください。 」とのこと。

大変口当たりが軽くてのみやすく、香りも良い。減圧蒸留で後味もすっきり。
端麗辛口な越後の清酒を思わせるような透明感。
コレならば焼酎はちょっとという方にもよいかも・・。
私はもっとガツンと来る奴が良いのですが。

ならば限定品で、本格粕取り焼酎「宜有千萬」もあります。
こちらは度数40度。
「新鮮な清酒粕のみを原料に、そのままの状態でゆっくり時間をかけて減圧蒸留した贅沢な本格粕取り焼酎です。
3年以上の貯蔵により円熟したまろやかさと、日本酒特有の風味が一体化した、ふくよかな味わいです。 」

コレは高くて手が出なかったのですが・・。
米焼酎のほうは、結構入手しやすいようです。
清酒蔵の米焼酎。いろいろ飲み比べてみたいです。

では、また。

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2008年9月25日 (木)

樽出し生ワイン

たまにワインなど飲んでみますが、高いワインは手が出ません。
けど、結構安いワインが美味しかったりするので、探すのが面白かったりします。
なかなかコレだ、というものに出会えないんですけどね・・。
安いものを買い過ぎかなあ。

最近、実家への手土産に、シャトレーゼというお菓子のチェーン店に行きます。
山梨は甲府の会社で、関東を中心にチェーン展開をしている。
シャトレーゼのHPはここね。
家の近所にもあったけど、いつの間にか無くなっていた・・。
無添加で新鮮な素材にこだわっているそうな。
値段が結構安くてよいのです。

ここのダブルクリームのシュークリーム(通称ダブルシュー)が母のお気に入り。
で、実家の街の店舗でワインを扱っているのに気が付きました。
いろいろ種類が豊富でしたが。

ワインコーナーの横に、銀色の樽が二つ置いてあって、どうやらそこからワインを(おねいさんが)瓶に詰めて売ってくれるらしい。白と赤がある。
そういうひと手間を(おねいさんが)してくれるのが嬉しかったので、白を買いました。

Nw1
シャトレーゼ・樽出し生ワイン(白)シャルドネ

720円。
瓶は専用の瓶を初回だけ150円で購入する。
次回からは空の瓶を持って行けば良いのです。
なんか瓶がいい。おしゃれっぽい~。
瓶を使い捨てないのでエコだし。

コレは無殺菌・無濾過の生ワイン。
やっぱり生はいいよね・・。ダイレクトに味を感じることが出来るはず。

どんなワインかは、シャトレーゼの解説を引用しますと。
「シャルドネ種ぶどうを原料とした白の辛口。無殺菌・無濾過の≪生ワイン≫のため、まろやかな口当たりです。 白い花や、グレープフルーツのような柑橘系の香りとナッツのような香ばしい風味が特徴。魚介類の料理に相性抜群な白ワインです。」

だそうです。

賞味期間は2週間。いろいろ添加物の入ったワインと違って、生を味わえる期間は短いのでしょう。しかし樽の中では劣化しないのかな?ガスと樽に入っているとか。ビンに詰めてから2週間です。その安全な期間を逃さずにナマで味わうのです。

店が空いているタイミングで(結構レジに客が並んでいる)、おねいさんに注文します。
樽出し生ワインですよ。言い間違えないでくださいね。

Nw2 瓶に詰めて、こんなキャップが付いていまして、おしゃれ。
パッキン状態で蓋が出来ます。

おねいさんが、蓋の付け外しおわかりですか?と聞くので解説してもらいます。
指先で、この針金状の両サイドの部分を指先で押します。

蓋は外しても瓶にくっついているので便利。





Nw3 さて、お味は・・。
うん、爽やかな良い香りです。

飲んでみます。

・・・・。

すっぱいっ!

コレはフレッシュですね。
味自体は淡白なのですが、新しい酒なのか熟成感は無く、荒い感じがします。さっぱりと飲めますが、ちょっと私には酸味が強すぎる。酸っぱいワインは苦手なの。味わいは酸味の奥に、薄めで隠してあります。

ただ、数日置いてから飲むと、口当たりがマイルドに変化しています。酸味が少なくなってきて、味わいが少し顔を出してきます。後味にナッツとバニラっぽい香りが残ります。ほんの僅かですが。

ワインは開栓後すぐに飲みきるものですが、最近開けてからちょっとおいて、味の変化を楽しむのもありかな、とも思っています。良い方向に化けるものもあると思います。

良い子の皆さんは絶対に真似をしてはいけませんが、2週間ちょっとすぎた状態で今飲んでいますが、大変マイルドです。
酸味も味も薄くなってしまったけど。コレはキンキンに冷して、食事やおつまみと一緒にがぶがぶ飲むタイプです。じっくり味わうタイプじゃないですが、数日置いてから飲むと、まろやかな軽さを楽しめます。

赤も軽い感じのようなので、今度試してみます。

この瓶がやっぱり良いのです。ゴメン、このワインより瓶が好きで・・。

実はこの瓶を芋焼酎の前割りに使うつもりだったのです。

芋焼酎は、飲む前に水で割って馴染ませると味わいが増すのです。美味しいミネラルウオーターで、焼酎6対水4か5対5で割り、容器で数日保存しますと、まろやかで味わい深い芋焼酎になるのです。コレを前割といいます。薩摩では来客をもてなすのにそうするとか。

特に芋臭くてやや尖った味の焼酎でやると、飲みやすくていいものになります。それをお燗するともっと旨いです。贅沢です。

秋から冬は、この瓶で前割り焼酎を作って、それをお燗して楽しむのです。

生ワインも飲みます。やっぱナマだから。

では、また。

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2008年8月 5日 (火)

地ビールを飲む・八ヶ岳フロンティアビール・タッチダウン

実の姉からビールを頂きました。清里で作られた地ビールということで、早速飲んでみました。お姉さんありがとう。

Y1_2 これです。
八ヶ岳フロンティアビール・タッチダウンという商品名で、ピルスナーとデュンケルの2種類。
6本入りの箱に入っています。頂いたのは2本でしたが。お姉さんありがとう・・。

山が最近好きなので、八ヶ岳という名前にも惹かれますが、清里で八ヶ岳山麓に湧き出す清水を使ったビールで、清里開拓の父と呼ばれる外国人がフットボールを最初に日本に伝えたことから命名したとか。

この地ビールが凄いのは、これを仕込んでいる醸造長さんが、キリンビールでビール職人として40年間ビール造りに携わり、「ハートランド」「一番搾り」を生み出した名人。ハートランドは既に缶ビールはありませんが、飲み屋ではたまに見る私のお気に入りのビール、あの漫画家のしりあがり寿さんがキリンの社員時代にマーケティングを担当していたと言う伝説のビールです。一番搾りはベストセラーですね。
そんな人が定年退職後、清里に来て造ったビールです。
しかも、全国酒類コンクール・ビール部門で一位に輝いているという、モンドセレクションもびっくりなこのビール、どんな味でしょうか?

生酵母、無濾過、非加熱処理がウリです。
Y2 まずはピルスナー。
フルーティーな爽やかでキレのあるビール。オールモルト。

そう、地ビールといえば思い出すのが、あのフルーティーな香りですね。
以前、地ビールがブームになった時、私の実家の町にも地ビール醸造所が出来ましたが、いつの間にか無くなってしまった・・。
あのフルーティーなバナナのような独特な香りは、一瞬旨いと思うのですが、あとあと何度も飲みたくなるもんじゃなかった。それであまり流行らなかったか・・。たまに観光地で飲むからよいのかもしれません。
結構地ビールは好き嫌いが出てしまうと思います。私は個性的で好きですけど。








Y3_2 早速飲んでみます。クリーミーな泡立ちがグー。
香りには地ビールのバナナのようなフルーティな香りがありますが、これはくどくなく、ほのかな香りです。それ程地ビールっぽい感じではないです。
飲むとその香りがとても爽やかです。味わいよりも喉ごしが特徴。きりっとした苦味で、グビグビ飲めてしまいます。
一言で言えば綺麗なビール。透き通った爽やかさであっという間に飲みきってしまいました。
夏の暑い日にガンガン飲むのによいですね。

Y4 続いてデュンケル。
これはローストした麦芽を使った濃厚なビールです。私、黒ビールは嫌いなのですが、ブラウンビールは好き。以前、缶ビールでもありましたが、最近見ないのですがまた飲みたい。
オールモルト。














Y5 デュンケルを飲みます。
うん、これは濃厚さと苦味がいい。
泡までが茶褐色です。
カラメルの香ばしい風味と、かすかにフルーティーな香りが漂います。
コクと香りで、濃厚ながら後口はさっぱりとします。
これは呑み応えがありますね。

両方飲んだ感想は、流石はキリンビールで40年間ビール作りをしていた職人、誰でも飲みやすい味に仕上げているのです。
地ビール的な癖を押さえ込み、ビールならではの旨さを追求しています。

キリンビールは大企業ですから、誰にでも買ってもらえる誰もが旨いと感じるビールを作らなければならない。そういった思想がこのビールにはあるのではないか?
その方向で品質を突き詰めるとこういう飲みやすいビールになるのかな。

このビールは、市販のビールをとことん上質にした味わい。香りも上品、後口すっきり。
地ビールと思わずに、楽しめました。この値段だと地ビールならではのガツンと来る個性も欲しかったけど。

八ヶ岳で飲んでみたい・・。

では、また。

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2008年7月26日 (土)

紫芋の魅惑・芋焼酎「赤霧島」

紫芋の焼酎との出会いは、行きつけの居酒屋さんで、お世話になっています自転車ショップのオーナー様がボトルキープしていた「赤霧島」をご馳走になった時です。
今までに味わったことの無い、その独特な華やかな香りとフルーティーな甘味に、これはもっと飲んでみたいと思ったのです。

A1 早速購入。しかし、限定品のため、このあたりではなかなか入手は困難です。

「赤霧島」

製造:霧島酒造(株)宮崎県都城市下川東

原料芋:ムラサキマサリ

麹:米麹(白麹)

紫芋とはなんなのか?
最近、紫芋チップスとかいって、ホント中まで紫色の芋チップス見たことありません?
普通芋焼酎で使うコガネセンガンは皮も中身も白系。石焼芋で使う紅芋は皮の赤い芋ですが、これも最近は紅芋焼酎として使われています。紫芋はこの紅芋とはまた違うらしくて、中まで紫色の芋です。

この赤霧島は、ムラサキマサリという紫芋が原料。この芋は偶然発見された「山川紫」という、どこから来たかいまだにわからない幻の芋から作られた新品種。このあたりのエピソードは本当?というくらい凄く、この霧島酒造のページに書いてありますので読んでみてください。凄い幻の芋なのね・・。

では、早速飲んでみます。



A2

まずは、生で飲みます。グラスに注いだところで、普通の芋焼酎とは香りが違う。ワインのような甘く果実感のある香りです。
くちあたりは柔らかい。とても甘い。軽い刺激が鼻に抜け辛味の切れと、華やかなフルーティーな甘みが残る。
飲みやすく、上品な香りと、案外強い芋感。が臭みは無く、若干の渋みと甘さと香り。味には奥行き感は無く、旨味よりも独特な香りの世界。好き嫌いは出ると思いますが・・。

ロックで飲みます。大変飲みやすいです。甘みと独特な香りを楽しみながらグイグイいけちゃう。これは旨いです。後味にやや渋みが残りますが、透明感のある味わいに、フルーティーな香りの余韻が楽しめます。

A3 お湯割り。これはどうしよう?ただひたすらに甘いです。独特の香りがどこかに行ってしまいましたが、これはこれで飲みやすく甘い焼酎が飲みたければよいかも・・。う~ん。この味は合う肴が思いつかないよ・・。

これは、ロックが一番かな?香りも楽しめ。爽やかに飲みやすいし。

食中酒としては香りが強いので向かないとは思いますが、のんびり味わうにはよいかも。


A4 この甘みと香りは気に入ってしまい、2本購入してしまいました。

霧島シリーズは、宮崎ではとてもよく見かける酒です。数年前、私が宮崎市を訪れた時、居酒屋にまずあるのは白霧島でした。その時街中でお祭りをやっていたのですが、屋台では人気が出ていた黒霧島を男衆が大きな声で売っていたのを思い出しました。

白霧島と黒霧島は、ここ関東でもスーパーやコンビニで普通に買える流通量の多い焼酎です。しかし、赤霧島は原料の紫芋の収穫量が少ないために期間限定となり、なかなか入手できません。900ml瓶しか見ませんし、希少価値路線で売るつもりなのかな?
大手メーカーですから、きっとそのうち沢山作れるようになるんじゃないでしょうか?

で、黒霧島も今呑み比べてみましたが、感じは似ています。黒も黒麹ならではの苦味、香ばしさキレがありますが、どことなく優しい甘みのある焼酎です。濃厚な旨味やインパクトの薄い味ですが、さり気ない香りや飲みやすさを出しています。誰にでも受け入れられる酒を目指しているのでしょう。

そのあとに赤霧島を飲むと、やはり甘い!フルーティーな香りにぞっこんです。
するともっと、紫芋の果実感、香り、甘さを濃厚に感じてみたくなりました。
濃厚系紫芋焼酎をさらに探してみます。
紫芋の魅惑に、私はもう深入りしてしまいました・・。

では、また。

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2008年7月 2日 (水)

お買い得品とのこと。

う~ん、スーパーでお買い得品としてこの酒がありました。

Kk1 これね。
最近話題にはのぼりませんが、昔は幻の銘酒とか言われ、プレミアム価格が付いたお酒の先駆者ですね。

私が酒を飲み始めた頃、コイツは1本1万円とか言われていた気がしますが、幻の割には姿は良く見ました(笑)。流通量は結構あったようですが、買えるかどうかだったという。

焼酎の記事でも書きましたが、プレミアム価格がついてしまうお酒の特徴は、旨いということもありますが、誰にでも飲みやすい、ということがあると思います。
スムーズに飲めて後味がよいという。すると人気になる。

この酒は、端麗辛口という越後の酒の代名詞となりました。
まさに綺麗なお酒。雑味がなく、水のように透明感のあるお酒です。非常にスムーズで、後口も爽やか。

この味は、八海山(杜氏が同じだったという話を聞いたことがありますが)、久保田とか、人気の越後の酒もだいたい同じ系統です。
逆に雪中梅はまったりと甘口、〆張鶴は米の旨味を感じました。

若い頃はこれをたまに飲めると、やっぱ旨いね、飲み易いね、よそと違うね~、と感心したものですが、おやぢになると、なんかこの味は物足りなくも感じます。

昔は値段ほどの味じゃない、とかも言われましたが、そりゃプレミアム価格で考えちゃ可哀想、もとは普通酒だもの。また、ご贈答品としてもてはやされ、人手を転々として、環境の悪いところで日にちが経って品質が変わった物が多かったのも一因でしょう。

最近は価格も下がり始め、スーパーでも4,5千円で並びましたが結構製造から時間が経ったやつも多かった。
ネットでも定価販売のサイトが沢山出てきました。
生産量が増えたのでしょうか?それとも、幻系の清酒は「十四代」に移ったのかな?

定価なら買ってもいいかなあ、と思っていましたが、近所の久保田や八海山を定価で売っている酒屋には並んでいないし。

Kk2 本日、いつものスーパーに行くと、「お買い得品」の札がついて並んでいました(笑)。白ラベルと呼ばれる普通酒1升瓶のやつです。
若干のプレミアム価格・・。
定価税込み2030円のところ、2880円。
う~ん、ネット通販で定価で買っても送料が700円ほど掛かりますから、だいたい同じ。

県内でも探せば定価でもあるのでしょうが、ふふふ、我が家ではスーパーで買ったものは家計からお金が出るのですよ!
酒屋で買ったら自分のお小遣いからの出費ですから。普通酒としては1000円ほど高いですが・・。

隣にあった八海山の本醸造が3600円と逆転現象。天狗舞の山廃純米がほぼ同じ値段。冬は純米の濃厚な日本酒が良いですが、夏はスッキリしたやつを冷してね、端麗辛口が似合う。
製造も先月の日付を確認。ゲットしました。

う~ん、吟醸よりもおやぢには普通酒が似合うぜ・・。普通酒とは日本酒区分の定義の上で極端な話し、味の素を入れても良いのですから、味は完璧に調えられています(笑)。
あ~味はすっきり。もう少しコイツはうまくちでもいいんだがなあ・・。和食に合うね。

健康のために芋焼酎ばかり飲んでいますが、夏の長い夕方には日本酒もいいですね。
ちびちびと1升を楽しみましょう。

では、また。

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2008年6月25日 (水)

無濾過という芋焼酎「もぐら」「たなばた無濾過」

素人芋焼酎呑みシリーズ、今回のテーマは「無濾過」です。

過去、麹の種類、芋の種類、蒸留方法での芋焼酎の
味わいの違いを書きました。
今回は濾過をどうするかです。

蒸留した焼酎の原酒には、フーゼル油と呼ばれる油が含まれます。
コレがどうも変質したりして焼酎の風味に悪さをするらしいのです。
なので、一般の焼酎は濾過をしてこれを取り除くわけです。

しかし、このフーゼル油の中には、香りや旨味などの風味も沢山含まれているそうで、
それを上手に残してやることで旨味の濃厚な芋焼酎を作り出すことも出来るのです。
そこでフーゼル油を濾過フィルターなどで取り除かず、貯蔵原酒表面に浮いたフーゼル油を手作業で掬い取ったりしたものが「無濾過」焼酎なのだそうです。
全く濾過しないわけではないのですが、雑味と旨味のバランスをとってフーゼル油を適度に残すことで、その残し加減が蔵の腕の見せ所、味を決める部分なのでしょう。

私は、より芋の風味が濃厚な焼酎を求めた時期があり、手元には何本かの無濾過芋焼酎があります。
今回は2本をご紹介。

Mr1_3 「 もぐら(土竜)」

さつま無双(株)(鹿児島市七ツ島)

原材料:薩摩芋(コガネセンガン)

麹:米麹(白麹)

無濾過

どうも、都会的なウケを狙ったようなラベルとネーミング・・。
詳しくないのですが、「酒職人ギルド」という酒屋集団のプロデュースで大手のさつま無双との共同企画品らしい。

酒の中身うんぬんの前に、なんか企画物の香りを感じてしまいます。和紙のラベルに毛筆書体で焼酎と関係がなさそうなネーミングを描くパターン。名前とラベルのお洒落さで話題を作って売っていこうという。一連のさつま無双のこの企画品は皆同じ感じの見た目です。

では、味はどうでしょうか?フーゼル油をよく振って混ぜてから注ぎます。
生で飲みます。
香りはとてもよい。甘い感じ。
口に含むと芋のホクットした風味とやや甘み、同時に荒々しい辛さ。アルコール感。かなり刺激ありです。刺激が遠のいた後ふわっと旨味が拡がります。
後味は芋感豊富です。

ロックで飲みます。
刺激感はやや少なくなります。芋の風味がその分感じられる。
ただすぐに渋み、酸味が出てきて後味に残ります。
ロックにしても呑みやすくはなりません。後味は渋みの中に芋のホクッとした香りあります。

お湯割です。
あ~旨い。荒さが無くなり、マイルド。黄色くほくほくしたお芋を想像させるようないい香りです。
芋焼酎臭さより、芋の香りが引立ちます。それでいながら辛さも残るのが無濾過なのかな?ちょっと薄めに割るといいかも。若干酸味を感じますが。まろやかになって美味しいです。

Mr2 無濾過をうたっていない芋焼酎でもこのくらいの濃厚な芋感の物はありますので、刺激的な感じの中に芋の風味が濃厚なのが特徴かなあ。

しかしこのワイルドな和紙のラベル。ちょっとなあ・・。こういう個性を出さないと、目立たないんだろうなあ。
裏のラベルを読むと、
「今回、まるまると太った良質の黄金千貫が手に入った。・・・芋を見た時、もぐらを思い出した。そして、これが酒名の由来となった」
そうです。
生やロックではガツッと濃厚、お湯割りでふくよかな芋らしい味わいです。

続いて。

Mr3 「たなばた無濾過」

田崎酒造(株)(鹿児島県いちき串木野市大里)

原材料:薩摩芋(コガネセンガン)

麹:米麹(白麹)

無濾過

「七夕」という焼酎は、スーパーやコンビにでも売っていて、かなりポピュラーな焼酎です。
しかし、「たなばた」という平仮名表記の焼酎は、プレミアムな商品を目指して作られているようです。七夕は呑んだことがありますが、それほどインパクトは感じませんでした。老舗の蔵が送り出した無濾過のたなばたはどうでしょうか?

生で飲みます。
おお甘い。かなり上品です。非常にまろやかで洗練されています。どことなく果実感を覚える風味。ホクホク感はあまりありませんが、芋の濃厚さはあります。後味に辛さを感じます。香りはちょっと複雑・・。

ロックで飲みます。
ほっくりした芋感が出ました。けど濃い。後味に渋みというか酸味を感じる。コレが無濾過の特徴なのかなあ?最後に辛い。

お湯割です。
こいつは甘い。旨いです。それでいて後味は辛く切れる。濃厚でいながら呑みやすい。
酸味は薄くなり、芋の風味がまろやかに出てくる。
濃いのに綺麗。丁寧な造りをしてるからなのか。上品で甘く旨い。

無濾過の焼酎2本、濃厚ながらクセも少なく、旨味の多い焼酎です。

では、また。

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2008年6月 5日 (木)

ラベルがいい感じの芋焼酎「さつま寿」「園乃露」

最近焼酎を飲む回数が増えてきていますが、飲めば酔っ払うので、なかなか焼酎記事が書けません。今回は、以前より書きたかった芋焼酎を2本ご案内。

Sat1_2 CDにジャケ買いがあるように、この2本はラベル買い(笑)の「さつま寿」と「園乃露」です。

こういう昔ながらのレトロ感覚溢れるラベルは、古くから地元というか、蔵のご近所の方々に飲み継がれて来た、地焼酎(レギュラー酒)である場合が多いのです。

最近の芋焼酎ブームに乗っかった地元以外に出荷するプレミア狙いの芋焼酎は、和紙に大きく毛筆で書かれたラベル、焼酎とはおおよそ関係無いイラストのラベルや商品名が流行です。

それに対して地焼酎は、この「さつま寿」、なんか意味不明なラベル(笑)。
うちの地元でも「どんど焼き」という風習があって木の枝にお餅の丸めたやつを刺して飾りますが、これもその一種?
枝から小判とえびす様の顔がぶら下がっていますよ・・。

Sat3 こちらは「園乃露」。いいですねえ。

なんともいえないグリーンのバックに、立体的に描かれた梅の花が沢山飛んでいます。
真っ赤な大盃からも梅の花が飛び出しています。
美しい・・。

両方とも共通しているのは、商品名が太く逞しいヒゲ文字で書かれているところ。ぴんぴんヒゲが出ている毛筆書体です。これが地焼酎の特徴ではないかと私は分類しています。プレミア狙いは普通の毛筆書体ね。

で、購入して最初に飲んでみた時、ダメでした・・・。
まだ芋焼酎初心者だったあの頃、私にはきつかった。
サツマイモの栗の様なホクホク感溢れる芋焼酎は好きでしたが、芋焼酎臭い、沢庵の古漬けが保存してある土蔵のような臭い(どんなんだ?)がダメでした。

開栓して1年ほど置いておいて飲んでみたら、旨い・・。
私の舌が芋焼酎に慣れて、本来の芋焼酎らしさを好きなっていた。開栓して1年経って、味わいがマイルドになった。おそらくは両方でしょう。
かなり好きな味です。

Sat2「さつま寿」

製造蔵:(株)尾込商店(鹿児島県川辺郡川辺町)

原料:コガネセンガン

麹:米麹(白麹)

作っているのが酒造じゃなくて商店という所が泣かせる・・。
芋焼酎の濃厚な香りがします。
どこか懐かしい、あの漬物を保存してある土蔵のような香りも・・。

生で飲みます。
あの懐かしい香りが口に拡がった後、甘さを伴った濃厚な「旨味」が拡がります。鼻に辛さが抜けた後は、やや渋みのある芋の香りがしばらく持続します。マイルドな味わい。
これをクセとするか味わいとするかが芋焼酎好きの別れ道。
本物の芋焼酎好きにはたまらなく旨い酒でしょう。
芋焼酎初心者にはややハードルが高いかも。

ロックで飲みます。
ややすっきりとした味わいになるので、芋焼酎の香りはより強烈に。芋のクリッとした甘みはよく感じられます。香りのクセがちょっと強調されました。

お湯割で飲みます。
これですよ~。あのクセとも思える芋焼酎の臭いが、見事な味わいに。ホクホクとした芋の香りが現れました。この味なんですな。とても濃厚な旨味を感じます。
この、お湯割芋焼酎をいかにも飲んでるな、と実感できる味わいが良い。
地元の薩摩男児が縁側でコイツをグイグイあおっている雰囲気です。
後味は香りよりも芋の甘みが残ってくれます。
お湯割で旨い、伝統的な味わいの芋焼酎です。

Sat4 「園乃露」

製造蔵:植園酒造(鹿児島県薩摩郡さつま町平川)

原料:コガネセンガン

麹:米麹(白麹)

このボトルから感じる佇まいはなんともいい感じです。これだけでも惚れてしまう。

本日2本目、かなり酔っ払っておりますが頑張りまっす。
香りはさつま寿ほどではありませんが、芋焼酎本来の芋っぽさ満点です。

生で飲みます。
甘旨い。クセはさつま寿より少ない。
旨味もありますがより洗練されている。
さつま寿の土着っぽさよりも、上品っぽさがあります。
まず飲んで甘みと芋のホクホク感が拡がり、最後に芋焼酎っぽい香りが残る感じです。さつま寿とは逆の順番の感じがしました。
なんとも丸いマイルドな味わいの中に芋感があります。
薩摩茶屋程ではありませんが、後味に若干の香ばしさがあります。

ロックで飲みます。
芋焼酎っぽさが強調。香ばしさも感じます。
芋臭いやつを夏でもやりたいっていう方には最適なのでは?
辛さも出ましたので、ぐいぐいいけます。

お湯割です。
マイルド~。優しい味ですよ。地焼酎はお湯割りに止めを刺す。
そして甘い。芋焼酎臭さはどこかに消えてしまった。
クセもなく、旨味と甘みと芋の香りが・・。
この焼酎、時として麦を作る過程であしらうこともあるとの噂ですが、私の飲んでいるのは原材料が芋と米のみ。しかし香ばしさは感じます。
とにかく丸く穏やかな中に芋が存在しています。

芋焼酎にどっぷりはまりたい方は、このお湯割を是非。
まだプレミア価格になっていないので、これは芋焼酎好きにお薦め致します。

あ~酔っぱらってしまいました。
地元で飲み継がれる地焼酎、レギュラー酒。
本来、私のようなこういう余所者がとやかく言うものではないのでしょうが、芋焼酎らしさを求めている方には是非飲んでいただきたい芋焼酎です。
しみじみ旨いな~。

では、また。

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2008年5月30日 (金)

佐渡の打ち上げ 「越乃寒梅・古酒乙焼酎」を呑む

先日の自転車イベント・佐渡ロングライド参加者による、チーム負け組・完走打ち上げ会が開かれました。

U1 今回、厳しいドレスコードが設けられました。ネクタイにジャケット着用、じゃなくって、負けジャージ着用(笑)。
いつものガンダムグッズが充実の居酒屋さんでお世話になりました。

群馬組に東京組みの皆さんも来てくださって、とても集まりがよかった。美しいギャルも3名参加されました。
いつのまにか、負け組みも華やかになりました。う、う、(涙)。

完走おめでとう!と乾杯。


U2 PCで佐渡の画像をスライドショー。
あそこは辛かったよな・・・。
ここもいいところだよな・・。
うんうん。
と、うなずきあって、あの日の感動を蘇らせました。

しかし、居酒屋の店内でピンクのお揃い自転車ジャージ姿で飲んでいるのも凄く変な集団ですな・・。
ほとんど貸切でしたが。

U3_2 今回、Y田さんが持ってきてくれたレアなお酒。
越乃寒梅の焼酎。日本酒プレミアムものの元祖の蔵、越乃寒梅が焼酎を造っていたなんて知らなかった・・。

「越乃寒梅 古酒 乙焼酎」

米焼酎のしかも古酒。40度です。

ネットで調べたところ、これが実は、年間数百本しか作られず、殆んど市場には流通しない幻の焼酎だとか、越乃寒梅大吟醸の酒粕を原料に10年間熟成した古酒だとか、ネット販売価格はプレミアが付いて1万7千円~3万円だとか、と、なんだかぶっ飛びの焼酎でしたよ・・。

流石は、見た目ではそうとはわからないが実力者のY田さん、手に入らない酒を手に入れてしまうとは。
度数が高く濃厚な味わいですが、吟醸酒のような香りがとてもよくて、口当たりもよく旨い!グイグイ呑んじゃった。Y田さん、ご馳走様です!

マスターによると、清酒蔵の米焼酎は流通はあまり無いけど、実力があるとのことで、
あの十四代の焼酎「隼」も見せて頂きました。いや、それも飲みたいんですけど(笑)。

U4_3 さらにはおなじみ、限定紫芋の「赤霧島」。
これはまだ寒い頃だったか、やはりこの店で、IKDのK岡さんのボトルから飲ませていただいて、その独特の甘みと香りが気に入りました。
その後、個人的にも2本購入して飲みましたので、また後日赤霧島については焼酎特集で書きます。
今回もK岡さんのボトルから頂いてしまった。だって買えないもの・・。ご馳走様でした。

また、黒糖焼酎の原酒50度っていうのも飲ませてもらいましたが、濃厚で旨かったです。

で、飲んで、この後の自転車イベントの計画は、結局まとまらず・・。
8月にキャンプツーリングとレースイベントがありそうな・・。
6月は輪行ツーリングかな?
バイクフライデー購入計画も浮上中。

どうなることやらです。

では、また。

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2008年3月 4日 (火)

芋焼酎・杜氏潤平

今回の焼酎は、とてもお若い方が杜氏をやっている酒です。

杜氏(とうじ)とは酒蔵で酒を仕込む蔵人をまとめ、その蔵の酒の味を決定する最高責任者です。
この酒は、まだ30歳代(最初に仕込んだのはまだ20代)の若い杜氏が仕込み、本人の名前を冠したものです。

Jun1 芋焼酎「杜氏潤平」

小玉醸造(宮崎県日南市飫肥)

原料芋:紅芋寿

麹:白麹

若き杜氏の金丸潤平さんのご実家は宮崎市内の焼酎蔵でしたが、その蔵は他メーカーとの合併で無くなってしまいました。潤平さんのお父さんは、売りに出ていた飫肥の歴史ある小玉醸造を買い取り、再建させたのです。

潤平さんは、埼玉の清酒蔵、宮崎の焼酎蔵で修行を重ね、そこで得た技術と知識で、2001年に親子二代で小玉醸造にて酒造りをはじめました。

研究を重ねたところが偉いけど、そもそも家業が酒造り蔵というところが羨ましいです。
うちなんか親父は公務員だもの・・。生活は安定していましたが、継げる仕事が無い。

ああ、私も家がヴィンテージギターショップだったらなあ・・・。「おい、息子よ。私はもう隠居するから、この300本のヴィンテージギターとともにこの店を譲るよ・・。」なんて夢見るなあ・・。

よく聞くのは、結構若い頃は家業が嫌で家を出て、東京で会社員をやったけどやっぱり田舎に帰って、親父、家業を継ぐぜ!というパターン。潤平さんは大学の醸造学科を出ているそうなので最初からやる気だったのでしょうね。

この日南市というのは、一度旅行で行きました。私は、この酒蔵がある飫肥の手前の鵜戸神社まで行ったのですが、南国っぽい日南海岸が綺麗な場所です。海に山が迫り海岸線に家が並ぶのですが、昼間だったからか20キロくらい車で走っても人一人も歩いていなかった・・。

そんな飫肥の良質な水と、個性ある原料と、丁寧な手作りで旨い焼酎が作り出されました。
特徴は、原料の紅芋寿です。地元の隣町串間の特産品として作られているとても美味しい食用の紅芋、赤い皮の良く見るタイプの良質な品種だそうです。その甘さを焼酎に生かしたようですが、飲んでみます。

Jun2 生で飲みます。
香りは華やか。口に含むと、さっと辛味とともに、木の実の様な華やかな香りが拡がります。そして丸い甘みが舌に乗って喉に落ちていく感じ。この優しい甘さは旨いです。後味も甘い。(ちなみに私が良く使う焼酎の甘さと言うのは芋の甘い風味。シュガーシロップやリキュールのような甘さではなく甘みであり、焼酎だからやはり辛いのです)。透明感があります。旨味の中に軽快感があります。宮崎の芋焼酎の持ち味ですが、繊細と言うか、ちょっと控えめな感じが良いのです。

ロックで飲みます。
氷を入れると香りが後退するものですが、これは辛さが抑えられた分、香りが増した感じです。軽快感と切れが出て、甘みはちょっと少くなった感じがします。飲みやすいですね。

お湯割です。
甘く優しい味わいです。あの香りは遅れて口中にやってくるようになり、とても甘く喉で切れる、くせの無い美味しさです。インパクトは薄れましたが、この軽いまろやかな味わいは、飲み飽きないでしょう。さり気なく華やかな香りが遠くで鳴っている感じです。これは透明な綺麗なお酒の中に香りと甘みを楽しめるのです。

全体に上品な味わいでした。おやぢ的に言えば、最近の若い者もいい仕事してるなあ・・。ラベルもお洒落だし。やっぱ洗練されているのですねえ。

けど、人気でなかなか手に入りません。・・・また飲みたい。

では、また。

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2008年1月25日 (金)

芋焼酎・川越

夏から、すっきり爽やかな芋焼酎をご紹介して来ましたが、今回は芋の風味を活かしながらも、マイルドな飲みやすさを追求した人気の芋焼酎、川越、です。宮崎県の焼酎です。埼玉の川越じゃなくて川越さんの蔵で作っています。

誰にでも飲みやすい酒というのは人気の決め手、プレミアム酒のキーワードです。この川越も悲しいかな、かなりのプレミアムが付いてしまっています。家族経営なので仕込む量が大変少なく、それなのに飲みやすさから人気が出てしまって入手困難になっているのです。

Kawa1 芋焼酎・川越

蔵元:川越酒造場(宮崎県国富町)

麹:米麹(白麹)

原材料:コガネセンガン、米

ネット通販で購入。私の地元では入手困難。かなりのプレミアム価格が付いてしまっています。

薩摩の芋焼酎は力強さを感じますが、一般に宮崎の芋焼酎は、繊細というか優しさを感じるものが多いといわれています。

まずは、生で頂きます。
芋のいい香りのグラスから一口含むと、柔らかさを感じます。その後程よい抑えた辛さが拡がりますが、刺激や苦さは感じません。心地よい爽やかさです。そして、ほくほくした芋の香りと甘さが口中に広がります。旨い!後味も甘い。優しい旨さです。

ロックで飲みます。芋の香りはやや後退しますが、旨味と辛さが良い調和です。後味は爽やかさが残ります。

ロクヨンのお湯割り。甘~い!栗の様な芋のホクホクした感じが出まして、辛さがなくなり、なんとも優しい、すうと口に入って芋の旨味と甘さが拡がる感じです。やや薄くも感じますので、ナナサンもしくはお燗がいいのではないかな?これは飲み続けたくなる、クセのなさと芋の旨さの調和です。

Kawa2 もともと川越酒造場では、金の露というレギュラー酒があります。この川越はそれに、僅かの米焼酎を加えることによって、飲みやすいマイルドな味を出しているのです。

う~ん、この芋のホクホク感があるならば、是非とも金の露を飲んでみたいなあ。かなりほくほくしているのではないでしょうか?
この川越は、以前の、芋焼酎は臭いと敬遠されていた時代に、飲み易さを追及して、すっきりした米焼酎を加えるアイデアから作り出されたのです。米焼酎もこの蔵で川越専用に仕込んでいるとか。狙い通り、飲み易さから人気が出たのです。

Kawa3川越酒造場は宮崎県最古の酒蔵と言われ、江戸時代から続いています。代々家業として続け、現当主は大変研究ご熱心だそうです。ご夫婦と息子さんの僅か3人で焼酎を造っているのです。本物の手作りで、ロマンを感じます。家族が食べていけるだけ作ればいい、という潔さから少量生産なのです。

当主のこだわりは凄いものがあるようです。無農薬、有機栽培で栽培された芋コガネセンガンを朝に掘り出し、その日のうちに処理し、八十三もの工程を3人の手で仕込み、素焼きの甕で醸されます。

こんな風に、日本酒みたいに和紙で包まれています。私などはこれだけで嬉しくなってしまう。

マイルドで口当たり良く、大変飲みやすいのに、芋ならではの旨味と甘みと香りを堪能できる、美味しい芋焼酎です。爽やか系を卒業した芋焼酎初級者から、芋焼酎通がさり気なく飲むシーンまで、ピッタリ合うと思います。

瓶の裏ラベルに「酔えれば結構と言うのではなく、飲む程に酔う程に生きる幸せ、一日の疲れをいやせる酒類を しみじみとお飲みいただきたい・・・ただそれだけです」と書いてあります。

まさにしみじみ。毎晩でも飲みたいのですが、入手が難しいのですよ・・。
あ~旨い。

では、また。

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2008年1月 1日 (火)

あけましておめでとうございます。正月の酒は久保田と八海山

2008年度、あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。

年末まで慌しく過ごし、年が明けてもバタバタと親戚への年始挨拶をこなして、ようやく一息つけました。

Ake1_2 大晦日に買って来た、正月用のお酒。
今回は日本酒。ちょっとベタですが、久保田の千寿(特別本醸造)と八海山の純米吟醸です。
私の好きな越後の酒です。
端麗辛口。スッキリして爽やかなのみ口です。正月はだらだら飲み続けるので、うまくち系よりすっきり系でいきます。飲み過ぎないように四合瓶2本。

両銘柄とも店によってはけっこうなプレミア価格をつけていますが、最近流通も良くなり、近所の蔵元と契約している酒屋で定価で買うことが出来ます。300メートルほど離れた場所のスーパーでは嘘みたいな高い値段で売っていましたが、ちょっと歩けば定価です。






Ake2 実家の父がおせち料理を作ってくれました。感謝です。実姉が作ってくれた松前漬とともにつまみに飲みます。以前小田原に住んでいたこともあり、我が家はかまぼこにはこだわりがあります。1本ン千円の小田原かまぼこをご馳走になりました。

八海山は吟醸らしい、ほのかな吟醸香の綺麗なお酒。八山海の吟醸酒は香が割りと抑え目で、さりげなく邪魔になりません。純米の旨味と酸味も僅かにのせた透明感溢れるお酒です。

久保田の千寿も軽いのみ口の中に辛口のキレがあるお酒。こちらも透明感溢れるすっきり爽やかなお酒です。

大晦日はこれらを飲みながら、紅白を歌合戦を見ます。ずっと見なかったのですが、近年思いがけず面白いことがあるので見ています。裏番組のよいこの無人島0円生活も面白かったけどね。

紅白で一番カッコよかったのは、鳥羽一郎。ゴム長靴で紅白出た人はいなかったろうな・・。クールでした。
アンジェラ・アキのサクラ色、良い曲だなあ。いいなあ・・。
前川清のバックでムーディーがコーラスやっていたのは笑った。
あみん、懐かしい!ソロになった岡村孝子が学生時代の私は大好きでした。良い曲書いてたんですよ彼女。あみんの頃は苦労したんだろうな。
寺尾聡もね、バックバンドがあの頃売れてたスタジオミュージシャンでおやぢパワーでしたね。
今回画像が一番良かったのがGackt。これはいい。NHKはこういうの撮ると凄い。この人大河ドラマ出ていたんだ。兵達の雄叫びが良かった。このビジュアルは海外持っていってもウケルだろうな。
大塚愛もいいなあ。いかにもNHK的なヤング向けビジュアルですが、この曲、彼女が作っていたら素敵なミュージシャンだと思いました。
一番心に残ったのが、中村中さん。知らなかったこの人。こういう方は凄い鋭い感覚を持っているのだと思いました。この曲は残ったよ。
全体に緊張してるのか、若い人たちは音程が怪しかったですね・・。やり過ぎの演出は年末に相応しく、面白かったです。

さらに、ジャニーズのカウントダウンも面白かった!ヒットメドレーで、奴らなかなか良い曲歌ってるのですね。びっくりしました。ああ、何故私はあの東京ドームでジャニーズのメンバーとして歌っていないのだろうか?よし、練習してカラオケで歌えばおねいさんたちのハートをゲットできるかな・・・?
深夜のYUIのライブも良かった。この人はちゃんと弾いてるギターの音を出していたので嬉しいぞ。しかもマーティンのギターを弾いていた。ナットが茶色く変色した70年代のD-28だそうですが、Dの似合う女性ってカッコいいなあ。黒のストラトといい、かなりファンになってしまいました。

正月になって。今朝もおせち。そこで心温まるものを発見。

Ake3
こういう仕事振りっていいなあ・・。
小エビの佃煮が串に刺さっているのですが、上から段々とエビが小さくなっている!
尻尾の曲がりに上手に次のエビが納まっています。

日本っていい・・。こういう繊細さって美しい。
正月早々いいものを見たなあ・・。

今年もポツポツと書いていきますので、宜しくお願いいたします。

では、また。

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2007年12月28日 (金)

芋焼酎・海

夏ならではの、ロックでグイグイいける爽やか焼酎をご紹介するシリーズ、ってもう12月ですよ!
焼酎シリーズも随分書いていないので、またお湯割りも旨くなる季節ですから、これからは頑張ります、呑みたいし・・。いくら焼酎が日持ちするとはいえ、風味が変わってしまう前に飲みきりましょう。

爽やかシリーズも季節がずれたのでこれで最後、〆はこの「海」です。女の子にモテモテの芋焼酎だそうです・・・。

Umi1_2 だってこんなに爽やかな、芋焼酎のイメージを変える清涼感溢れるボトルです。

この焼酎は芋臭さを感じない爽やかな味わいで、芋焼酎のいも臭さが苦手な人、芋焼酎を飲みなれていない初心者、芋の香りに馴染めなかった女性に大人気とか・・。

じゃあ、そんな人は芋焼酎呑むなよ!と思った方、私もそう思いますから。スッキリした麦や米焼酎を飲めばいいと思いますが。

しかし、芋焼酎の本場薩摩の方々は、自分達の焼酎が芋臭いと呼ばれ、呑みやすい酒を求めて客が麦や米焼酎を飲むのを見ているだけでは商売になりません。手元にある芋を使って何とか爽やかな焼酎を造れないか、そして徐々に芋の香りの濃い焼酎を好きになって欲しい・・・。そんな思いから頑張ってこんなに爽やかな焼酎たちが出来たのです。

芋焼酎・海(うみ)

蔵元・大海酒造(鹿児島県鹿屋市)

麹・黄麹

原料・ベニオトメ・高系14号

購入・ネット通販で購入

私の地元での入手困難度・ネット通販で定価で買えました。

では、呑んでみます。
うーん、キャップも紫色でお洒落。ボトルは大吟醸酒を思い起こさせる爽やかさです。
甘い香りがグラスから来ますが爽やかです。ややアルコールっぽいか。
生で飲みます。
甘さと透明感です。鼻こうに辛さと甘さが抜けます。芋の香りは全くありません。ただ、旨味も感じないので甘さとアルコール感が残ります。

ロックで飲みます。
香りはほんの僅かに甘い爽やかな香りが漂います。
甘く辛い。爽やかに透き通ります。大変に呑みやすいです。ちょっと苦味と独特の香りが口に残ります。辛さと甘い香りが明確に口の中に残るところが芋焼酎の片鱗でしょうか。

これは旨味溢れる芋焼酎が好きな方には全くお薦めしませんが、ロックでグイグイやるにはいけます。仲間でワイワイ飲むときにこんな酒があれば盛り上がるでしょうね。ジン等のスピリッツが好きな女性にもお薦めです。

これは1升瓶でしか手に入らなかったので、最初呑んだ時は残りをどうしようと思いましたが、夏の熱い盛りの風呂上りにロックでグイグイやっていたら一瓶終わってしまうところです。なんとも爽やかです。旨味は感じませんが、喉で味わう芋焼酎でしょうか。

そしてロックグラスに注げば、ジンのように香りと爽やかさを楽しめる酒ではないでしょうか。

芋臭くなく爽やかな芋焼酎をどうやって造るのか?前々回の山ねこ ではジョイホワイトという新しく開発された芋を使いフルーティーな焼酎になり、前回の富乃宝山 では仕込む麹菌を従来の白麹や黒麹ではなく清酒用の黄麹を使うことによってフルーティーで爽やかな風味を生み出しました。

Umi2_2 この海は、黄麹を使っていますが、決め手は蒸留方法が減圧蒸留ということです。芋の風味が濃厚な焼酎は常圧蒸留といって100度近辺で加熱して蒸留するので、芋の成分や不純物が出て、旨味がある芋臭い焼酎が出来ます。対して減圧蒸留は圧力を下げて50度近辺で蒸留するので不純物が出にくく同時に風味も少なくなりますのでスッキリした焼酎が出来上がります。
麦焼酎は減圧が主流です。「いいちこ」なんてすっきり呑みやすくてかすかに風味がありますよね、それが減圧蒸留です。チューハイ用の甲類焼酎はまた別で、あれは風味がないです。前回の富乃宝山は常圧と減圧を組み合わせています。

黄麹と減圧蒸留、芋も従来のコガネセンガンではなく2種類の芋を使用したり、数々の工夫を凝らしてこの味を作り出しました。
最初呑んだ時は、何故芋焼酎でこの味を?芋じゃなくていいじゃない?と思いましたが、夏場に爽やかに呑みたい時、芋焼酎を飲みなれていない友人に奨める時にお薦めです。

女性をほろ酔わせてこういう会話を・・・。「酒が好きなら芋焼酎も呑めるだろう?」「え~、ダメなの~、芋臭いのって私。男もね・・・。」「ふふふ、なら、この「海」を飲んでご覧よ。」「だって芋焼酎でしょう?クセがあるのって苦手なの・・。ボトルの見た目は素敵だけど、味はどうなの?え・・・?うそー!美味しい!信じられないー。これが芋焼酎だなんて。甘辛くてくせがないし呑みやすい・・。意外なものね、呑んでみなくちゃわからない・・・。」「ああ、男だってそうさ・・。クセがあったって味わってみなくちゃわからない。そして、もっと好きになることもあるのさ・・。さあ、行こうか。」

なーんてね。「海」。期待してますぜ。

では、また。

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2007年8月27日 (月)

芋焼酎・富乃宝山

夏ならではの、ロックでグイグイいける芋焼酎をご紹介するシリーズ。本日は、人気の富乃宝山です。

Tomino1 早くしないと夏も終わってしまいますが、なかなか焼酎を紹介できません。ロックでグイグイやっているとつい飲みすぎてしまって、ブログ書けなくなっちゃうんですよ・・。

やっぱ夏は芋焼酎でもロックですよね。いかに焼酎通の人だって、まさか真夏にお燗やお湯割で飲んではいないでしょう・・。

いや、九州の焼酎好きはわかりません。「おいどんは薩摩男児でごわす!こげん暑か日でも、焼酎はお湯割りに限りますたい!そげんこつ汗ばかきながら熱い焼酎飲めば、涼しくなっちょるですばーい!がははは!」おお、九州男児はいい!さつま揚げをむしりながら真夏にお湯割をあおる姿はなんとも豪快!憧れます。

けど、やっぱ夏はロックですな・・。伝統ある薩摩の蔵の若旦那が、ロックで飲むのに最適な芋焼酎を仕込んでくれました。

芋焼酎・富乃宝山(とみのほうざん)

蔵元:西酒造(鹿児島県日置市)             

麹:米麹(黄麹)

原料:コガネセンガン

ネット通販で購入

私の地元での入手困難度:困難です。若干のプレミア価格が付いています。

もう、風呂上りにロックで頂きます。たっぷりの氷を入れたグラスにとくとくと注ぎます。

甘い香り。飲めばフルーティー。甘いです。とは言っても焼酎、ドライです、辛さキレがあります。とても爽やかです。芋の香りが無いわけではありません。むしろ香りは華やかで濃厚。けど、芋の臭さを消して、芋の持つ甘さを引き出し、果実的な香りを取り出したような。口に入れたときは柔らかく、喉越しは辛くキレ、後口は甘くフルーティーな香りが残ります。

これなら、芋焼酎を最初に飲む方、お酒が好きだけど芋焼酎の臭さが苦手な女性にお薦めです。バーボンのロックが飲める方なら、いける。ジン、そう、ジンが好きな、ボンベイとかロックで飲んじゃう女性にお薦めです。

前回ご紹介した、芋焼酎・尾鈴山 山ねこは、原材料の芋にこだわり、ジョイホワイトという新しく開発された芋で仕込むことにより、軽快でフルーティーな味わいを出していました。

で、この富乃宝山は麹にこだわりがありました。米麹なのですが、清酒造りで使われる黄麹を使用しています。芋焼酎は昔ながらの白麹、最近ではより濃厚でキレのある黒麹が流行していますが、この日本酒用の黄麹で仕込むとフルーティーで爽やかな焼酎ができるそうです。

Tomino2 富乃宝山を造りだした西酒造、以前薩摩宝山でご紹介しました。この薩摩宝山は、白麹で仕込まれ昔ながらの芋臭い旨味のある焼酎です。この酒蔵の若旦那さんは、なかなかのチャレンジャーで、従来の伝統にとらわれず洗練された革新的な焼酎を作り出してらっしゃいます。

まさに夏にロックで飲むという、芋焼酎の概念を変えた一本。あーどんどん飲んでしまう・・。

実はこいつ、最初冬に飲んだ時は???でした・・。これって何?って感じで、華やかな香りが鼻についてしまって。けど、夏になってロックで飲めば不思議と合う物です。季節と飲み方がわかってきたのかな?ていうか、こだわりが薄くなって、折角お金出して買って飲んでいるのだから、旨さを感じてやると言う思いが強くなったのかもしれません。蔵元の気持ち感じ取らなくては。この蔵元、相変わらず後のラベルには「気合度数120%」って書いてありますから・・。

富乃宝山、ボトルごと冷して、冷酒を飲むときのガラスで薄水色のぐい呑みに注いで呑めば、涼しげでいいかも。夏だな~、まだ。

では、また。

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2007年7月19日 (木)

芋焼酎 尾鈴山・山ねこ

夏到来ということで、爽やか系の芋焼酎を何本か特集しようと思います。

爽やか系の芋焼酎を造るためには、原料の芋、麹の種類、蒸留方法に工夫がなされています。今回ご紹介するのは、原料の芋にこだわった焼酎です。

Yama1

芋焼酎・山ねこ

蔵元:尾鈴山蒸留所(宮崎県児湯郡木城町)                   

麹:米麹(白麹)

原料:ジョイホワイト(九州108号)

ネット通販で購入

私の地元での入手困難度:困難です。若干のプレミア価格が付いています。

今回、宮崎の芋焼酎を初めてご紹介しますが、薩摩とはまた違った味わいがあるといわれています。私にはまだ区別はつきませんが・・。

尾鈴山蒸留所という会社名ですが、これは宮崎の有名蔵、黒木本店の新しい蒸留所です。黒木本店は、かの有名なプレミアムがついてしまった麦焼酎・百年の孤独を作りだした蔵で、芋焼酎も喜六という銘柄があります。

生で飲みます。口当たりの柔らかさ。まろやかに口に入って、香りが広がります。甘い香り。主張しない辛さが甘さと一緒に残り、爽やかなキレがあります。香りの中に芋の旨味も感じますが、芋臭さとは違ったなんだろうナッツのような感じです。

ロックで飲みます。爽やかです。甘いです。ロックは旨いです。ややあとに辛さが残りますが、軽快なキレがあります。香りは何かのハーブのようです。味とは関係ないですがグリーンの草原をイメージしてしまいます。芋臭さはないですが、この酒独特の香りは濃厚にあると思います。ですから、芋焼酎入門用とまでは言い切れないと思います。この酒ならではの癖はありますから、誰でも呑みやすいわけじゃないと思います。喉ごしの切れ、親しみやすい甘さ、華やいだ香りが拡がる、爽やかな印象の焼酎です。お湯割りはやってませんが、この甘さが強調されるのでは?

近年、一部の蔵元では芋焼酎にまだ馴染めない方のために、芋臭さを感じない、呑み易い、柔らな味わいで爽やかな香りのする芋焼酎の開発が行われました。私の大量購入した焼酎の中にもそれらはあり、最初飲んだ時は、こんなの芋焼酎?芋で作る意味ないじゃん!と思って敬遠してしまったのです。

が、夏が来て、この爽やか系ありだな、と思うようになりました。従来の芋系焼酎が昔ながらのお湯割りやお燗をして楽しむように醸されたのに対し、爽やか系はロックで冷して飲むのに適した味わいなので、この夏に注目したのです。芋臭さを感じさせないために蔵元は工夫を凝らしていますが、だったら麦や米で作れば?と思うのですが、そこは芋に対するこだわり、もしくは芋しか側に無い、と言った理由があるのでしょう。

Yama3 さて、山ねこのこの味わいをもたらした特徴として、まず芋です。ジョイホワイトというのは焼酎専用に近年開発された新品種で、食用には適しません。今までご紹介した焼酎はほとんどがコガネセンガンでしたがそれは食べても美味しいそうですが。ジョイホワイトで作られた焼酎は軽快でフルーティーなスッキリした焼酎になることが多いようです。

また麹の白麹は、最近紹介した黒麹の焼酎がガツンと力強く辛く、香ばしさと濃厚さがあるのに対し、白麹は柔らかく甘くふくよかな焼酎になるようです。山ねこは白麹、自社培養の独自の酵母だそうです。

Yama2_1 これに、宮崎の山深い尾鈴山伏流水(超軟水)で仕込み、2年以上甕で貯蔵・熟成させて、この独特の香りを引き出したのでしょう。

ラベルもデザインされて可愛い。ね、の赤くなっている部分は山猫の眼なんでしょうか。

尾鈴山というのは山深いそうで、そのイメージを出したのでしょう。山ねこの名は、蔵元はこの焼酎に宮沢賢治の作品に出てくる山猫の山の神、森の精霊としたイメージを重ねたそうです。

最近ネーミングやラベルデザインに、従来の芋焼酎のイメージを覆すような斬新な物がありますが、中には、その味わいと結びつかないものもあります。この山ねこは、ピッタリとは思えませんが、天然、自然なイメージ、森が深い感じを出しているし、新しい味わいがお洒落な感覚と合い、面白くていいんじゃない、と思いました・・。

最近は一時期のプレミアム価格も下がってきて、値段としては買いやすくなっています。夏用に爽やかな一杯としていいと思います。

では、また。

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2007年7月11日 (水)

芋焼酎・黒さつま

長らく中断していました芋焼酎シリーズ、夏になって復活です。最近かなり焼酎気分です。キレのある奴をぐいっとやりたい感じ。ヘルシーだし、火照った体をきゅっと引き締めてくれそうな奴を今夜も一杯・・。

しばらくぶりの感想なので、以前の酒シリーズを読んでみましたが、流石は酔っ払いの書いている文章、いつもくどい文がさらにくどくしつこくなってる。もうちょっとすっきり書く様に努力します。

さて本日は、「黒さつま」です。うーん凄い。芋焼酎の名前に薩摩と書くとは、バーボンの名前がケンタッキーっていうくらいの自信ですよ。

これは、以前飲んだ非常に人気があってプレミアムが付いてる「佐藤・黒」の記事で次回紹介します、と言ったきりになっていたものです。

Satu1 佐藤・黒は評判通りのおいしいお酒でした。苦味を感じるほどの辛口のキレが痛快で、その中から濃厚な旨味と芋らしい甘さが現れて余韻が後を引き、それでいながら癖がなく飲みやすいという、かなり気に入ってしまった酒でした。

しかし、その人気故、流通している価格が定価の数倍、しかも入手しにくいお酒で、おそらく自分で買って飲むことはもうないんだろうなあ、と思ってしまいました・・。

そこでこの、黒さつまを飲んでみました。これは佐藤と同じ佐藤酒造で仕込まれたお酒なのです。佐藤が佐藤酒造が上級銘柄として丁寧に仕込んだイメージリーダー的な地元以外の県外用に作られた酒とすれば、この黒さつまは、地元の方々に昔から愛されてきた、日常酒として造り続けてきた焼酎です。

芋焼酎・黒さつま

蔵元:佐藤酒造(鹿児島県霧島市)

麹:米麹(黒麹)

原料:コガネセンガン

ネット通販で購入

私の地元での入手困難度:やや困難です。若干のプレミア価格が付いています。

佐藤黒よりほど高騰しているわけではなく、やや定価よりちょっとだけ高い、佐藤黒の1/4ほどの値段で購入可能です。このパターン以前ありましたよね。薩摩茶屋を思い出しました。あれも高騰している超プレミアム化したあの村尾の日常酒だったのです。

生で飲みます。やはり佐藤黒で感じたような辛さを感じます。と同時に香ばしい!とても香ばしい味わいが口に広がります。この香ばしさもあの薩摩茶屋を思い出してしまう。日常酒としての一つのパターンなのでしょうか?薩摩の人に好まれるような。それで舌触りにとろんとした例の甘みをかすかに感じますが、佐藤黒のような濃厚さはないのです。むしろ辛さが際立ち、余韻も辛い~という感じです。このほうが日常酒には向いているのかもしれません。

Satu2 ロックで飲みます。さらに辛い。これは効くなあ。とても舌の上で透明感を感じます。スーッとしてる。やや弱まりましたが一瞬送れて香ばしさが来ます。けど余韻はやはり辛い。キックのある酒ですね。この香ばしさに芋の旨味と甘みが潜んでいるのでしょう。癖といえばそうですが嫌味ではありません。かなりのキレですよ!

辛い切れの中に香ばしさがある焼酎です。お湯割りかお燗をすれば優しさが顔を出し、甘さを感じるうまくちの酒になるのでしょうが、夏なんですよ、今・・。お湯割りは勘弁してください・・。しゃきっとしたいんです。うん、そんな時には黒さつま。この辛さは効きますよ。佐藤黒とは違う味わいですね。

私的評価(4段階);口当たり2、芋の旨さ3、甘さ2、濃さ3、後味3、もう一度飲みたい度3。

ラベルのデザインも良い。黒、の文字がカッコいいですね。これは5合瓶なので一升の半分、だからラベルには半升、繁盛、という文字が。シャレですね、粋です。ちなみに一升瓶には、一生、一升と書いてあります。いいすねえ、ほんと粋っすよ。

夏の鹿児島の、あの暑さを思い出してしまった・・。あの場所でこれを飲んだら、きゅっと汗が引いて、旨いだろうなあ・・・。

これ書いてて気が付きましたが、夏はお湯割りとお燗は無理ですよ・・。今後はすっきり爽やか系の芋焼酎をご紹介します。そんなのあるの?と思いますが、あるんですよね・・。最初は違和感があったのですが、爽やか芋焼酎もありだなと思えるようになったので、次回より書いてみます。

では、また。

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2007年3月 6日 (火)

芋焼酎を割り水&黒ぢょかでお燗

鹿児島に「ダイヤメ」というものがあって、夜、静かに家で焼酎を飲む、晩酌のことです。一日の疲れを止めるという方言「ダレヤメ」がもじったものとか。

地元鹿児島の方は芋焼酎を温めて飲むのが主流だそうで。一般的にはお湯割なんでしょうか。

そのダイヤメの時は、酒屋ですぐに買える、地元の蔵の昔からの銘柄、最近はレギュラー酒とよばれ、呑みやすく癖無く作られたプレミアム銘柄とは違う、旨味とコクに溢れ、芋焼酎ならではのクセのある酒を飲むのです。鶴の絵とかラベルに書いてある一升瓶ですね。コレをお湯割で、小さなお猪口でちびちびと、疲れを取るようにしみじみ呑むのです。

ここで正しいお湯割りを復習。お湯は沸騰したものよりやや冷まし、そのお湯を先に器に注ぎます。酒器に馴染ませ、さらに温度が下がり70~80度になったところで、そこに焼酎を注ぐと上手に混ざって、美味しく出来ます。逆の順番にするとアルコール臭くなるそうで。お湯と焼酎の割合は、焼酎6:お湯4のロクヨンと呼ばれる割合がポピュラーですが、この辺はお好みで。これで、人肌35℃~ぬる燗40℃弱で度数15度の呑みやすくて美味しいお湯割が出来ます。

で、そんなコクのある芋焼酎をさらに美味しくする贅沢な飲み方があります。それが割り水です。水割りとは違います。

Jyoka3

コレが私のロクヨン測定器。耐熱計量カップです。コレにお湯を目盛4まで入れ焼酎を6目盛足すとロクヨンのお湯割が出来上がります。

今回お湯割じゃなく、コレを使って割り水をします。

割り水とは、前もって焼酎を水で割っておくこと。ロクヨンの水割りを作って、ビンに入れ一晩寝かす。すると焼酎が水に馴染んでまろやかで美味しく呑みやすくなります。3日、1週間、1ヶ月と寝かせればさらに美味しくなるとか。鹿児島では、大切なお客様が来る前に焼酎を割り水しておき、もてなすとか・・。素晴らしい。さらに贅沢なのが、その焼酎の蔵元で仕込んでいる水で割り水する、くうーー、やってみたいですね~。

早速、最近再び手に入れた八幡でやってみます。以前飲みきった八幡のボトルを再利用します。ロクヨンで水で割り、瓶に入れ、2日目に呑んでみます。なんともとろりんとした舌触り。八幡は濃厚な味わいですが、最近、例の三岳の澄んだ味に慣れた私の舌にはかなり濃く、旨味に混ざって芋焼酎ならではのクセが見え隠れすることがありましたが、これならスムーズ&ソフト。まろやかで旨味に溢れます。やや薄口になりましたが大変のみ易い。ほくほくした芋の旨味を引き出せました。

で、さらに贅沢な飲み方。この割り水した焼酎をお燗します。

Jyoka1

ここで鹿児島の専用酒器「黒ぢょか(黒千代香)」が登場です。

焼き物なので結構高価ですが、ネット通販で探して1239円で購入できました。一升瓶の焼酎と同時購入で送料も掛かりませんでした。

本来保温用ですが、コレは直火にかけられ、とろ火でそのままお燗が出来ます。

Jyoka2

土瓶みたいですが・・、そこが平らで薄い。小さな足が底に付いています。

黒光りする美しい陶器です。

同じ風合いの猪口が2杯付いていてラッキー。こいつでちびちびやるの、絵になるなあ・・。

さて、割り水してまろやかになった八幡を黒ぢょかに注ぎます。

Jyoka4

そして、おお!なんと便利な、石油ストーブの上に載せます。直火オッケーといっても基本は遠火です、ゆっくりと温めると旨くなるとか。取説には5分ほど温めると書いてあります。ぬる燗です。熱すぎると味が壊れますから。ストーブの真ん中ではなく、端に置いてじっくり温めます。

いや~、このファンヒーター全盛の時代に昔ながらの石油ストーブを買って本当に良かった。

ていうか、この黒ぢょか乗っけてお燗が最初からやりたくって、ストーブ買っちゃったんですよ、実は!わは、わははははー!う~ん、自分のやりたい事の為には、生活も変えてしまうのですよ、私は。

Jyoka5

程よく温まったところで、猪口に注ぎます。もう、とろっとしていますね。

旨い!ふわっと香りが膨らみ、まろやかでふくよかな旨さです。そして香ばしい香りが後を引きます。八幡がこんなに香ばしいとは、違うお酒を飲んでいるよう。旨い。しみじみ旨い。小さな猪口でちびちびやるのが又良し。黒ぢょかをストーブに置く位置を変え、温度を微妙に変えると風味が違って味わい深い。

たまりませんな。贅沢です。割り水した焼酎を黒ぢょかでお燗する。鹿児島でもお客のもてなしや祝い事のときにやる呑み方だとか。これからは、買い込んだ焼酎群の中で、クセがありすぎて一口呑んでとまっている芋焼酎をこのやり方で飲んでみましょう。

鹿児島のおやぢは、仕事に疲れ帰宅した後、冬ならまだしも、夏でも温かい芋焼酎を飲んでダレヤメなのでしょうか?そう、夏の縁側であぐらをかき、虫の音を聴き、ランニングシャツ(タンクトップではない)姿でうちわを扇ぎ、蚊遣り豚からの線香の煙にむせながら、縁の欠けた湯のみ茶碗に注いだお湯割の芋焼酎をちびちびとのみ、さつま揚げをかじり、またちびり・・。ほんとか?けど、しみじみ旨そうだなあ・・。鹿児島に生まれたかったとです・・。

では、また。

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2007年2月26日 (月)

芋焼酎 佐藤・黒

久しぶりに焼酎です。最近私の中で、前回ご紹介しました芋焼酎・三岳 がブームになり、もう止まりません。一升瓶を購入し、あっという間に呑みきり2本目の一升瓶も残り僅か。こいつもプレミアついていて通販で買うのはきついのですが、今の自分にぴったり合うのです。

なんだか三岳を呑んでいれば他の焼酎はどうでもよくなってしまい、この素人焼酎シリーズがその後ちっとも進みません・・。それじゃあいけないので、久しぶりの芋焼酎は、話題の佐藤・黒、です。

佐藤・黒は、今回買い集めた芋焼酎の中で最も高いプレミア価格で買ってしまった一本です。蔵元の意に反して市場でバカ高くなってしまった物を買うのは愚かな行為ですが、この素人芋焼酎呑み特集を書くにあたって、今、一番注目され、旨いといわれる焼酎を呑まなくては話が進みません?おお、そうじゃ、だから仕方ないのじゃ、と勢いでネット通販にて買ってしまいました。勿論定価で販売されている良心的な酒屋さんもあるのでしょうが、そういうところは通販してませんし、そこまで行って買うほどの勢いは自分になっかたのですねえ・・。

暖かい部屋でプチっとクリックして買いました、定価の何倍かで・・。話題作りだから仕方ないのじゃ・・。気になる方は、ネット検索して、ネットショップでどんな値段で売っているか確かめてみてください・・。

Sato1_1  コレですね。もう既に幻扱いですが、何万円もする有名蔵ほどのバカ高さではないけど十分に高いのでので、四合瓶を悩みながら購入、モノは市場にありますから、お金さえ出せば・・。

以前は在庫もあって売れていなかったのですが、平成14年の日経の記事「専門家が勧める焼酎ランキング」なる特集で、どんな専門家が選んだかはわかりませんが、一位に輝いたのです。それ以来のこの絶大なる人気、以前よりうまいとはいわれていたのですが、マスコミの威力ってすごいなあ。

契約している直売店が集まって、味からラベルデザインまで検討して市場に出した佐藤酒造の上位銘柄とのこと。売れたら売れたで、最近その契約直営店に物が入らなくなって裁判になっていたようですが・・。

芋焼酎・佐藤 黒

蔵元:佐藤酒造(鹿児島県霧島市)

麹:米麹(黒麹)

原料:コガネセンガン

ネット通販で購入

私の地元での入手困難度:かなり困難です。相当なプレミアム価格がついています。

プレミアがついた焼酎がかわいそうなのは、飲む人はそのプレミアム価格での価値の味を求めてしまうこと。この四合瓶だって何千円も市場ではしていても、定価は1500円ですから(それでもやや高い定価ですが)、普通の焼酎として味わってあげなくては。

生で飲みます。すうっと、口に入って舌の上でとろんとした柔らかを感じる、水の良さなんでしょうか?霧島水系の名水で仕込まれたとか。次の瞬間、苦味を伴う辛さが痛快に現れます。と同時に香ばしさと甘さが広がります。後味にコクのある甘さと香ばしさと辛さが後を引きます。最後は辛さが残りすぎますが・・。黒麹ならではの苦味なのでしょうか?この辛さが飲み口のキレの良さになっているのでしょう。ホクホクとした芋感はあまりありませんが、芋焼酎臭さも無く、透明感と相まって呑みやすいのです。

ロックで飲みます。やや辛さが後退してさらに飲みやすくなります。香ばしさ甘さ辛さのバランスが良いと思います。全体に抑えられ、やや甘さが浮かんできますが、やはり辛口です。後味には甘さも残ります。

ロクヨンのお湯割で飲みます。甘い~。辛さが遠くにいって甘さが強調されます。あー、けど喉で辛い・・。香ばしさも健在。味が濃いのですね。それなのに水の所為か透明感があるのでくどくない。芋感は一番感じます、香ばしさがホクホク芋感の味に近づきました。こりゃあうまい。

Sato2 最後まで芋焼酎臭さとかのクセは感じません。濃厚な味を持ちながら透明感、綺麗さがあり、辛いのだけどなんともいえない甘さが拡がる、呑みやすさと濃い旨さが同居する焼酎です。ガッツのある辛口で、三岳に慣れた私の舌にはちょっと苦辛さが気になりますが、なるほど旨いです。

私的評価:私的評価の基準はここに書いてあります

口当たり:4、芋の旨さ:3、甘さ:2、濃さ:3、後味:3、臭さ:1、苦辛さ:3、アルコールっぽさ:1、ほっくりほくほく感:2、もう一度呑みたい度:4

このままの高値ですと、もう二度と呑む機会はないかもしれませんねえ。もっと安く手に入って、同じくらい旨い焼酎は他にありましたし・・。

ただ、この佐藤酒造さんには佐藤黒が上位銘柄なら、一般向けのレギュラー酒の、「黒さつま」があるのです。コレが同じ蔵だけに、佐藤黒並の旨さを持っています。佐藤黒の綺麗でコクのある味わいに対し、やや荒々しい、香ばしさがより強調された素朴な味わいです。辛さも甘みも旨味は十分にありますし、価格もそんなにプレミアがついていないので入手しやすいのです。黒さつま、今呑んでいますので、またご紹介します。

では、また。

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2007年1月15日 (月)

芋焼酎・三岳

いい焼酎に出会えました。昨年末から買い集めた芋焼酎を飲み続け、呑むこと20本。晩酌の友になりえる、一升瓶で呑み続けたい一本が・・。

味覚の好みは人それぞれで、私も今後変わるであろう焼酎の好みですが、現時点では、口当たり柔らかく、程よい辛さで、芋焼酎独特の臭みが無く、雑味の無い透き通った味わいの中に、蒸しサツマイモを口の中に頬張ったような香りと旨味と甘みが広がり、喉ごし爽やかに切れ、後には芋の旨味がほのかに残る。そんな焼酎です。

焼酎通の方は、あの臭さがたまらないんだよ、わかってないなあこいつ、って思うでしょうが。芋旨さと芋焼酎臭さはやはり違うと思うのです。私は勝手にヌカ臭さとか表現してしまいましたが、あの芋焼酎独特の匂いが芋本来の旨味を消してしまっていたら、それをまだ旨いと感じていないのです。かといって、芋焼酎の旨味を完全に消し去り、呑みやすさのみを追求した芋焼酎に何の感動もありませんでした。

かなり固まりました。やはり蒸かし芋のホクホクとした、口中にほっこりと拡がる芋の旨味を評価の中心に据えようと思っています。これを私は今回より「ほくほくほっこり芋感」と命名し、4段階評価で表して行きたいと思います。

ほくほくほっこり芋感:1まったく感じない・2遠いところに感じる。3旨味として感じる・4濃厚な旨さとして感じる、です。

そして、とうとう出会った一本。もう、今夜、手に入らなくなるとやばいので、ネット通販で一升瓶をオーダーしてしまいました。

Mita1 芋焼酎・三岳(みたけ)

蔵元:三岳酒造(鹿児島県・屋久島)

麹:米麹(白麹)

原料:コガネセンガン

ネット通販で購入

私の地元での入手困難度:かなり困難です。ややプレミアム価格がついている場合があります。

感想:地元鹿児島では一般に入手できたようですが、このあたりでは人気急上昇で入手困難です。生産量も少ないようです。

あの屋久島で作られる芋焼酎です。この焼酎を語るときに必ず出てくるのが水の旨さです。焼酎の味に仕込む水はとても重要な役割を果たします。仕込みもそうですが、アルコール濃度の高い原酒を割って濃度を下げるとき水を入れます。私たちは、蔵元が作った原酒の水割りを飲んでいるわけです。焼酎と水がすっかり馴染んだところで出荷されているのです。ですから水の旨さが焼酎の旨さにもなっているのです。

私が感じる雑味と言うのは案外水の中の不純物ではないか?この焼酎を飲むとそんな気もしてきました。限りなく透き通った清水を感じさせる、三岳はそんな焼酎です。

Mita2生で飲みます。グラスに口をつけた時、芋の甘い香りがかすかにするだけで、何の抵抗も無くつるっと口に入ります。瞬間辛さと刺激を感じますが、まったく同時に柔らかい旨味と甘みとホクホクした蒸かし芋の味わいが広がってそれが辛さを抑えバランスが取れます。透き通っている。芋の旨さを隠すものが、辛さ以外に無いのです。雑味もヌカ臭さも。辛く爽やかな後口の中に芋の旨さが残ります。

ロックで飲みます。刺激が弱まります。旨味感や甘さも遠くに行きますが、爽やかさと蒸かし芋の旨味が柔らかに両立します。これは何杯呑んでも呑み飽き無い、呑みやすさとその都度旨味を感じます。

お湯割です。おお、ほっくりほくほく蒸かし芋です。いや実際の芋より旨いかも甘いかもしれませんね。焼酎的な部分が抑えられ、芋的な部分が湧き上がるのです。これも透明感のなせる技でしょう。後口に芋の旨味と甘さが残ります。

全てはマイルドな柔らかい味わいなのですが、透き通った綺麗さが何も隠さず、旨味を遮る邪魔なものが一切存在していないのです。透き通れば粗がかえって目立ちそうですが、どこまでも綺麗です。端麗辛口な綺麗さに芋本来の旨味を引き出させた味わい。もう少し熟成させてもっとマイルドに刺激をいなした物も呑んでみたいですね。

飲み易い柔らかさと、さっぱりした辛さ、ほくほくした芋の旨味と甘み、その三つがバランスよく透き通った味わいに溶けています。ロックで爽やかに。お湯割でホクホク芋風味で。毎日味わいたい。けど、屋久島で多くは作れません。ラベルのバナナの葉っぱ?もトロピカルな南国情緒を醸し出す、独特なキャラクターと誰にでも好まれる呑み易さと、後を引く芋の旨味。私的評価:

口当たり:4、芋の旨さ:4、甘さ:3、濃さ:2、後味:3、臭さ:1、苦辛さ:1、アルコールっぽさ:1、ほっくりほくほく感:3、もう一度呑みたい度:4

これ以上入手困難にならないで欲しいのです。まったく嫌味が無い。これ以上芋旨い焼酎は確かに2・3ありました。けど三岳を呑むと、おいおいそんなにやり過ぎるなよ、このくらいがバランスいいんだよ、くどくなるなよ、と言っているようです。呑みやすく芋旨い芋焼酎をお探しの方にお薦めです。

では、また。

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2007年1月 9日 (火)

芋焼酎・八幡

いや~正月は呑んだ飲んだ。例年は日本酒で、普段は飲めない大吟醸をがっぱがっぱと呑むのですが、今年はやはりマイブームの芋焼酎を飲み続けました。

素人芋焼酎感想シリーズも書こうと思うのですが、とにかく、いろいろ十数本チョビットづつ呑んでしまいました。

今回、世間一般的に旨いとされる芋焼酎を集めてのみ比べたのですが、その結果、いや~旨い!と、これは旨くな、いや私の好みでは無いなあ~、の極端に分かれてしまったのです。好みってやっぱりありますからね。旨かった焼酎の感想のほうが書きたいので、ちょっと偏ってしまう。けど好みじゃなかったのも呑み進めば良さがわかってくると思います。

私が旨い!と思う芋焼酎は・・・「辛口でも辛さの中に芋の旨さがあり、雑味が無く臭くなくピュアに芋の香り旨味甘みが出てきて後味に残るもの」でしょうか。

雑味って言うのは語弊があるけど・・。芋焼酎には、なんだろう、芋以外の香りを持っているのですよ。そう、漬物みたいな?ぬか?古漬けの沢庵のような、酸味を伴うような、昔のなんだろう醤油や味噌のでかい樽が置いてある蔵に入ったときのような匂い。それがあるのです。麹の癖なのかなあ?これが好きな方もいるのでしょうが、私はだめかも。その匂いが無いものもあるので、それを旨いと感じてしまうようです。素人ですから。

ここまで飲んだ感じで、私は芋焼酎を3タイプに分けてしまいました。

1芋の旨味のある焼酎。2芋の旨味より癖をなくそうとしている焼酎。3ぬか漬け臭い焼酎。です。

私が旨いと思うのは1です。2も状況によっては旨い。3はだめかも・・。です。

そんな中、今のところコリャ旨いぜ!って言うのが本日ご紹介する、八幡、です。こいつの唯一の欠点は、手に入りにくいところ、です。

Hati1

芋焼酎・八幡(はちまん)

蔵元:高良酒造有限会社(鹿児島県川辺郡)

麹:米麹(白麹)

原料:コガネセンガン、シロサツマ

ネット通販で購入

私の地元での入手困難度:かなり入手困難ですが、ネット通販で入手可能。結構なプレミア価格がついている場合があります。

感想:くは~。旨い。旨い焼酎はその証拠にグイグイ呑んでしまう。気がついたらヨパラッテいる。それが旨い焼酎の証です。

世の中にはプレミアム焼酎なる物があります。評判が良くても生産量に限りがあり、定価より高い価値が付けられ取引されてしまうのです。芋焼酎では、森伊蔵、村尾、魔王が3Mといわれ尋常じゃない値段が付けられています。その次に、佐藤、曼膳、月の中、川越などがかなりの価格を付けられ位置しています。続いてこの八幡があるグループも相当な価格がついています。悲しい話ですが、焼酎の蔵は家族経営であるとか丁寧な手作りで絶対的な生産量が少ないので、旨いと評判がたつと価格が定価以上になってしまうのです。

こういうプレミア価格は日本酒が発端でしょう。有名なのは越の寒梅ですね。これによって端麗辛口の新潟の酒が高騰しました。同じ杜氏が作る八海山、極めて端麗な久保田、甘口の雪中梅などがプレミア価格が付けられました。これらは皆飲んでみましたが、雪中梅を除いて、すっきりと癖が無くとても飲みやすい酒なのです。だれでもくいくい呑める酒が人気だったのです。よく言えば雑味がない、綺麗なお酒なのです。3Mの焼酎は誰かから貰わない限り一生呑めないでしょう。第2グループからのプレミア焼酎を無理して今回飲んでいますが、やはり共通項は呑みやすさです。そして芋らしい旨さが、雑味に消されない、とても綺麗な酒だったと思うのです。

で、この八幡です。

生で飲みます。柔らかい。辛い口当たりなのですがそれに増してなんともまろやかさとコクのある甘さが拡がるのです。同時に拡がる芋の旨味。辛さに対し旨味が圧倒しています。私の好きな蒸した甘い芋の香りが口いっぱいに広がります。そこに臭さとか雑味は一切ありません、透明感のある旨さです。綺麗な味だと言えるのです。

Hati2 ロックにすると爽やかさが際立ちます。そして甘みです。飲んだ瞬間から甘栗のような香ばしさが広がります。辛さと旨味のバランスが見事で、後味に旨味と切れのある爽やかさが残るのです。夏の夕べにロックでやりたいですね。

お湯割です。芋焼酎はお湯割で旨さが頂点に達すると思い始めました。まろやかさがさらに引き立ちます。辛さも十分残りますが甘さが超えてきます。綺麗過ぎるためか意外にややアルコールっぽさが出てしまいましたが、つるっと喉を通ります。

辛さはあるけどその強さを覆う優しい柔らかさと甘い旨味があります。どんな呑みかたでも旨い焼酎ってなかなか無いのです。八幡はそのままでもロックでもお湯割りでも旨いのです。

レギュラー酒ですが、甕仕込で丁寧につくられるため、生産量が少なく入手困難になってしまうのです。手に入りやすければなあ、芋焼酎って臭いから嫌いって言う人にお薦めできるのですが。我が家のあたりで定価で購入するのはまず困難です。残念です。

ああ、けど、多少高くても一升瓶で手に入れて、晩酌で呑み続けたい。しみじみ旨い。

芋焼酎私的評価(4段階)

口当たり:4、芋の旨さ:4、甘さ:4、濃さ:3、後味:3、臭さ:1、苦辛さ:1、アルコールっぽさ:1、もう一度呑みたい度:4

手に入りさえすれば、お薦めです。

では、また。

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2006年12月26日 (火)

芋焼酎・薩摩茶屋

昨夜書いたアニメの記事を見ると、なんだか自分のブログじゃないような気がしまして、今夜はまた一気におやぢの世界に戻るため、芋焼酎の話です。

芋焼酎なんて大体どれも同じように芋っぽい感じで同じ味わじゃないの?と思ったら大間違いです。銘柄によってかなり個性があります。

焼酎素人なりに呑んだ感想を書いていますが、読み返せば、今ひとつわかりにくい、読み難い。それもそのはず、焼酎をぐいぐい飲みながら文章を書いていますので段々支離滅裂になってしまいます。

そこで、ヨッパラってもきちんと芋焼酎の感想が書けるように、明確な評価基準を設けることにしました。所詮自分が感じた好みだけなんですけど。

現在、たくさんの銘柄を呑み比べるために、損を承知で四合~5合の小瓶を購入しています。まず一合呑んでみて、自分の好みかどうか、旨いと感じたのかを覚えます。次に2合を飲み方を変えて呑みながらこの感想を書こうと思います。残った一合を他の酒の感想を書くときに、比較として飲もうと思います。ま、2合以上飲みながらの文章なので、あまりあてにならないかも・・。

考えた評価基準。ステップが多いと悩むので4段階です。

プラス評価として、口当たり、芋の旨さ、甘さ、濃さ、後味、で点が多いほどプラス評価です。

マイナス評価として、臭さ、苦辛さ、アルコールっぽさ、で点が多いほどマイナス評価です。

総合評価として、自分はまたこれを飲みたいか?を点が多いほど評価します。

評価基準として、4段階の内容は、

「口当たり」1・舌にピリッと来る。2・辛さが先に来る。3・呑み易い。4・とてもまろやかで呑みやすい。

「芋の旨さ」1・芋の感じがしない。2・やや芋の風味がある。3・芋の風味と旨味を感じる。4・芋の風味と旨さに満ちている。

「甘さ」1・辛い。2・辛さの中に甘さを感じる。3辛さより甘さを感じる。4・甘い

「濃さ」1・味をあまり感じない。2・味を感じる。3・濃い味がある。4かなり濃厚な味わい。

「後味」1・呑みこむと風味は消える。2・風味は残るがすぐに辛さや臭いに消される。3・辛さの中から旨味が現れて残る。4・香りと旨味が口の中にしばらく残っている。

次にマイナス評価として、

「臭さ(口の中での)」1・臭みはなく良い香りである。2・臭いは気にならないがやや癖を感じる3・臭いがやや気になる。4・妙な臭さを感じる。

「苦辛さ」1・辛さより旨味を感じる。2・辛さの中に旨味がある。3・旨味より辛さを感じる。4・苦いほど辛く旨味が届かない。

「アルコールっぽさ」1・ほとんどアルコール感がない。2・焼酎ならではのアルコール感がある。3・ややアルコールっぽい。4・アルコール感が気になってしまう。

総合評価として、

「もう一度呑みたい度」1・もう呑まないと思う。2・機会があったら呑むかも。3・また呑みたい。4・毎日でも飲みたい。

でやってみましょう。ここまで呑んでみて、こんな感じかな程度の分類ですが。味なんてその日の体調でも随分違うし、自分の中での評価規準も先々変わるかもしれませんが、飲んだ時の私の気分ということです。その点数でもその酒ならではの特徴、癖があったらその旨コメントします。

また、飲み方はストレート、生での評価としますが、ロックやお湯割りで旨くなったらそちらの評価を優先し、その旨をコメントに書きます。割り水してお燗、というのも旨そうですが、今は器機もゆとりもないので当面この三種類の呑み方で行きます。

では、本日の一本。ここ数週間で1~2合ずつ10種類ほど呑みましたが、旨い!というのと、ん~?ん?というのにはっきりと分かれてしまいました。旨い!というのはその評価は変わらないと思いますので、まずそちらから書いていこうと思います。ん?んん?という方は呑んでいくと評価が変わるかもしれませんので、一合呑んでしばらく置いておこうと思います。じゃあ、旨かった奴を・・・。

Satumatyaya1 薩摩茶屋(さつまちゃや)

蔵元:村尾酒造合資会社(鹿児島県薩摩川内市)

米麹(黒麹)

ネット通販で購入

私の地元での入手困難度:かなり入手困難ですがネット通販なら購入可能、ややプレミア価格の場合があります。

感想:先日のクリスマスイブ、普段よりご馳走をといつも行く庶民向けスーパーではなく、駐車場にベンツが並ぶセレブ御用達の高級スーパーに行きました。そこの焼酎コーナーには幻の焼酎があり、誰が買うのか森伊蔵が約5万円でぱりぱりのビニール袋に包まれ6本並んでいました。そして村尾も1万7千円で数本並んでいました。定価は2~3千円にどんなプレミア価格なのか・・。で、この薩摩茶屋はその幻と化した村尾の蔵が作るレギュラー焼酎です。レギュラー焼酎とは、例えば村尾が厳選された素材で高級酒として醸されたなら、この薩摩茶屋は庶民的な日常酒として作られています。定価はそんなに変わらないのですが。サントリーの洋酒ならリザーブに対してのオールド、いやホワイト?ちょっとたとえが違いますか。庶民的な昔から地元の人に呑まれ続ける気さくな酒がレギュラー酒です。むしろ飲み口や綺麗さより旨味にこだわっているので、最近様々な蔵でこのレギュラー酒が評価されているのです。

小瓶はシンプルなラベルですが、一升瓶はなかなか味のあるデザインなんです。

グラスに注いだ時からなんとも甘いいい香りがします。生でいただきます。なんとまろやかな口当たりでしょう!すっと口の中に滑り込みます。その途端、口中にふわっと香ばしい芋の旨味が広がります。香ばしいという表現は麦焼酎のほうが合っているかなとそれまでは思っていましたが、芋の香ばしさとはこのことだったのかと感じます。このコーンのパフ菓子のような香ばしさ、旨さとコクとほのかな甘みは素晴らしいです。(最初呑んだ時は、翌日までこの香ばしい旨味が脳裏から離れませんでした。)その後に爽やかな辛さがやってきてふわっと鼻に香りが抜けながら、苦さや熱さもなく切れよく喉を通ります。癖はまったくありません。しいて言えばこの香ばしさが癖なのでしょう。呑みやすく味わい深いのです。

ロックでいただきます。うーん、辛さの部分が緩和され爽やかさが強調されます。旨味や甘みはやや沈みましたが、香ばしさは健在、飲み口のまろやかさが手伝ってぐいぐい呑んでしまう。後味に甘みが現れます。

Satumatyaya2 ロクヨンのお湯割でいただきます。もう芋の旨味、香ばしさが口中に広がります。何よりも甘い。まろやかな口当たり喉越しの爽やかなキレ、癖のなさ。綺麗に香ばしく香る、ああ、もう旨い。口の中がいつまでも香ばしい。

私的評価(四段階):プラス評価・口当たり4・芋の旨さ4・甘さ3(お湯割り)・濃さ3・後味4。

マイナス評価:臭さ1・苦辛さ1・アルコールっぽさ1。

また呑みたい度:4(手に入れば・・。)

社長の村尾さんが一人で手作りされているという。一時期はプレミア価格も付いた、なかなか入手できない酒ですが、この薩摩茶屋はプレミアム化されないで、日常酒として飲ませていただきたいものです。私の芋焼酎への思いをますます強くした一本でした。

では、また。

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2006年12月21日 (木)

とにかく呑んでみよう芋焼酎・ネット通販で大量購入。

芋焼酎が止まりません~!毎晩ビールの代わりに飲んでおります。だってローカロリーで、さらさら血になる健康滋養飲料ですから。

一時期、ビール禁止ダイエットを始めましたが、給料日はやっぱエビスだよねと、ちょっとしたきっかけであえなく挫折。再びビールがぶ飲みライフを再開しましたが、芋焼酎を呑み始めてからはビールをまた飲まなくなりました。

さて、このブログで芋焼酎を素人なりに語るならば、やはりどんどん飲まなくてはいけません。そこで、ネットで情報をかき集め、焼酎本を読み漁り、芋焼酎業界で旨いと定評のある焼酎をネット通販で買いました。かなりの軽薄なミーハー買いですね。けど、いいんです。世間の評判と自分の舌とを比べるのにこれらの酒は最適です。懐が暖かい今のうちに買っとかなくちゃ。

Syo1 で、まずネット通販第一弾がこれ。呑み比べが目的なので四合瓶で購入。定評があって、そんなに入手が難しくない、といっても私の地元群馬では売ってないものばかりですからネット通販購入。プレミア価格もそんなに付いていないものを選びつつも、一部高いものもありましたが呑みたいのだからしょうがない。ネットで最安値で検索し、一番安いショップで購入するという努力もいたしました。

結構ネットショップごとに価格にばらつきがあり、根気良く探せば定価や安く買えるものもあります。この業界は定価購入が美徳とされておりますが、恥知らずといわれようとも、呑みたいんです~!

さらに追加で今週購入。一部一升瓶も混ざりましたが、定価なので、まいっかと購入。

Syo2

もー、旨い!と定評のあるものばかりなので期待。まずはこういうメジャーなものを呑んで、様々な人が飲んで後の味の分析がネットや書物で公開されていますので、それと自分で飲んだときの感想を比べて、自分の舌を鍛えていこうと思っています。

正月休み、特に出かける予定も無いので、ギターの練習をしながら、芋焼酎を飲み倒すつもりでの大量購入となりました。

が・・・、既に数本飲みましたが、昨日までに呑んだものは、本などではたいへんうまいと評判がいいのですが、私が飲んだ感じでは美味しくない、物足りない・・ものもありました。あまり他人のきき酒情報はあてにならないのか?いや、味覚はあくまで人の主観、好みの問題ですから。今、ちょっと芋感のある甘い香りのうまくちの焼酎を欲しているので、最近流行っている「すっきり呑みやすいタイプ」が物足りなくなっているのか?折角芋で醸しているのだから、芋っぽい方がいいと思うのですが・・。

第三弾として、あまりメジャーじゃないけど、私が欲している芋っぽいうまくち芋焼酎をネット評価で検索して発注するつもりです。そして最終的な目的、これからの人生に一生を付き合える、晩酌のお供の一本、家でちびちびやれる、しみじみ旨い芋焼酎、一升瓶でケース買いして呑める入手しやすく自分にピッタリの飽きない旨い酒を探すのです。これは芋焼酎をめぐる冒険の旅なのです!

いや、ただ呑みたい、だけなんですけどね・・。

では、また。

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2006年12月18日 (月)

芋焼酎・一刻者(いっこもん)

さて、最近どっぷりと、はまってしまった芋焼酎の話です。毎晩のようにネット通販で芋焼酎を購入し、その数20数本。まだ増えそうな勢いです。ですからガンガン飲んで感想を書いていきます。

本日は、一刻者(いっこもん)です。鹿児島弁で頑固者を意味する名を冠したこの酒、近所のスーパーで手軽に購入できたのですが、これが侮れない、名前のとおりのこだわりのとても旨い酒だったのです。ネット通販物の前に書きます。

Ikkoku1 製造元は家族5人で作るとても小さな蔵なのですが、大手メーカーが流通に介在し、そんなこだわりの酒がここ群馬でも簡単に入手できるのです。

最近、流行の兆しの芋麹を使用。通常、芋焼酎は米麹で醸されます。日本酒が米麹を使っているのだから、芋焼酎も芋麹を使って、全量芋で出来た焼酎があっても良いのではないか、昔は芋麹も存在した、ということでまだ一部ですが製造されはじめています。芋麹はアルコールを発生し難いようで、まだ製造に困難が伴うため一般的ではないのです。

国分酒造の「いも麹芋」という、ラベルに大きく芋と書かれた酒が、この芋麹焼酎のパイオニアで有名です。これも実は既に呑んでいるのですが、この一刻者と味の方向性が違うようなので、その辺も今後レポートしたいと思います。流通元の宝酒造のHPに一刻者の詳細が載っていましたが、「いも麹芋」を結構ライバル視した内容なので面白い。

とにかく、芋を全量使用したことをウリにしているのです。私は最近、いもいもした、まるで焼き芋や蒸かし芋を口中に頬張ったような、芋の香りと甘さが広がる芋焼酎を欲しているようです。芋のクセじゃなく芋の香りと甘さが欲しいのです。明るい農村を飲んで以来です。その結果、全量芋ならばそれが得られるのではないか?との思いでこの酒を飲みました。以前、もっと小瓶を呑んだことがありましたが、その時はそんなこだわりがなかったので通り過ぎてしまいましたが、今回は新酒、と書いてあり、味わいも違うのではないかと思います。

芋焼酎・一刻者(いっこもん)

製造:小牧醸造(鹿児島県薩摩郡)

原料:コガネセンガン

麹:芋麹(白?黒?)

購入:近所のスーパー

私の地元での入手困難度:普通に流通しています。宝酒造が流通させているので定価で購入できますが、製造に手間が掛かるのか定価は一般のものより微妙に高いです。

素人の感想:旨いという表現を使うとそれで表現が終わってしまうので出来れば使いたくない、というのがプロの意見のようですが、私はこれ、旨かった、と言ってしまう。大手メーカーが介入しているという色眼鏡で見て欲しくない、それだけのこだわりを感じる酒です。

私が芋焼酎に望む姿、それが存在しているのです。それは個人的な好みです。芋の甘さです。むしろ天津甘栗のような、香ばしい甘さ。それが辛さやアルコール臭を超えて口中に広がり、後まで残って欲しいのです。ああ、思い出しました、栗モナカアイスです。こどもの頃食べた巨大な栗の形をした最中に入っている栗アイスの味(わからないでしょうが・・・)旨い芋を食べると今でもそれを何故か思い出してしまうのです。

で、この一刻者、生で飲んでみます。う~ん、芋の香りと甘さが口中に広がるのです。できればそれがどんどん拡がって欲しかった。しかし、辛さ、いや苦味が覆いかぶさってしまう。これは普通に芋焼酎にある辛さですが、出来れば少なければよかった。飲み口のシャープさを狙ったのでしょうが・・・。大手メーカーが量販するには、やはり万人に受け入れられる呑み易さも大切、そこで切れを狙ったのか。やや、ピリッと来てしまう。

ロックでいただきます。おお、ちょっとピリッと感が和らぎ、旨味と甘さが広がりやすくなります。この甘さがあるならば、もう少しソフトでまろやかにしていればなあ・・。

それではと、ロクヨンのお湯割でいただきます。おお、甘いいい香り。飲みます。これこれ、芋です芋。辛さがマイルドになって甘さが強調されました。いいですね。芋のホクホク感が出ました。うーんまだシャープかな。新酒じゃなくって熟成した奴ならまろやかになってもっといけると思います。けど甘い良い旨味、いけますよ。

Ikkoku2_1 素人ならではの感想で、私のあくまで好みですが、芋焼酎好きな方にお勧めできると思います。関東でも手軽に定価で入手できて、旨いと思います。芋っぽいのお好きな方飲んでみてください。

うーん、好きな芋焼酎の方向性が決まってきてしまいましたが、ネット通販で購入した焼酎、好みじゃないものもありそうですがメジャーなものばかりなので呑んでみて、世間の評価と自分の舌を比べ、より舌を鍛えて行きたいと思います。規準として、しばらくはこの一刻者をすえてしまいそうです。そして20数本飲み終えてもこの酒が自分の中で旨いと感じていたら、もう一度呑んでみます。なにせ、近所で簡単に買えてしまいますから。どうか人気でないでね・・。

では、また。

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2006年12月12日 (火)

芋焼酎・明るい農村

名前でまず相当なインパクトのあるお酒です。今夜の素人焼酎呑み日記は、芋焼酎の「明るい農村」です。

ここ群馬県の自宅の近所に、なかなか良い酒専門店があるのですが、日本酒にはまっていた頃お世話になっていました。久保田、八海山、〆張鶴などの銘酒が在庫豊富で定価で購入できる店です。おおそうじゃ、と思い出し、ここなら本格焼酎が沢山あるに違いないと出掛けてみました。

あるある。沢山あります。迷ってしまいましたが、その中にラベルのネーミングで思わず手にしたのがこれです。

Akarui1_1 名前は以前から知ってはいたのですが、実物を見るのは初めて。出会いって大事ですから、手にした瞬間レジに向かいました。

焼酎通の方々の間では人気なお酒で、近所で定価で買えてラッキーです。

この酒を造る霧島町蒸留所(蔵が蒸留所って言うのカッコイイですね)は、明治44年創業ですが、一時期衰退し、この明るい農村も生産休止していましたが、近年復活をしました。夏の九州旅行で霧島神宮駅を電車で通過しましたが、山深くのどかで自然に溢れた良いところでした。

「明るい農村」

蔵元:霧島町蒸留所(鹿児島県霧島市)

原材料:コガネセンガン

麹:米麹(黒麹原酒と白麹原酒のブレンド)

購入:近所の酒専門店

入手困難度:やや入手困難です。取扱店やネット通販で定価か、ちょいっとプレミア価格がついたりします。

素人の感想:蔵元曰く、どちらかといえば、昔風味のやや辛口で食中酒としてよく合います。蒸し芋の香りと深いコク、余韻をお楽しみください、とのことですが。

呑んでみます。まずは生で。口当たりはまろやかでスッと呑めます。その直後グわっと辛さが来て、こりゃ効くなあ、と思うと芋の旨味が後を引きます。ロックにすると爽やかさが増して、生で感じたアルコールっぽい感じがいなされ、蒸かし芋を頬張った様な甘く香ばしい芋の風味が口に広がり、甘みと香りがしばらく後を引いて残ります。旨い~。続いてお湯割。冬はこれがいいですね。ロクヨン(焼酎6:お湯4、先にお湯を入れた後に焼酎を静かに注いでね)です。

Akarui2 お湯割りは口当たりがさらにマイルド。呑んだ瞬間から甘い芋の風味と辛さがちょうどいいバランスで持続します。旨いなあ~。この酒は飲んでしばらくたってからまた芋の甘い風味が口に広がるのです。

う~ん、私はロックが一番旨かったです。ちょっと辛い感じが抑えられ、甘い芋の香りが引き立ちます。辛いのに後味が甘いんですよ。呑んで数分経ってから芋というか天津甘栗のような甘さが口に広がる不思議な感覚です。旨いな~。地元霧島の人々が、農作業を終えて疲れをこの一杯で癒す、そんな風景を想像してしまいます。

今回、まず自分の中に旨いと定評のある焼酎の味を出来る限り学ばせる為、たくさんの焼酎を味わおうと、一升瓶ではなく四合瓶で購入しております。しかし、この明るい農村は旨くて、晩酌用にと再びその店に一升瓶を買いに行きましたが、もう一本もありませんでした、僅か二日の間に・・。人気ですね。

この焼酎の呑み比べ、まだまだ続きますが、これから先ずうーっと付き合える晩酌用の焼酎探しの試飲でもあります。明るい農村は今日現在その第一候補ですな。

では、また。

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2006年12月11日 (月)

芋焼酎・薩摩宝山

ただの酒好きの焼酎素人が書きます、焼酎呑み日記です。

最近、本格焼酎、特に芋焼酎にはまっておりますので、ここで、呑むたびに感想などを書いていこうと思っています。

ただ、本格焼酎、とりわけ芋焼酎は、やはり癖のある酒です(近年癖のない芋焼酎を蔵が必死に開発した経緯からもわかります)。私も好きになるまで時間が掛かりましたが、好きになったらとことん付き合いたい酒です。私が旨い旨いと表現する酒が、飲みなれない方にはイモ臭い臭いと感じるかもしれません。初心者の方にも呑める美味しいお酒は、初心者に向いている、そのように表記しますので、飲みなれない方はそちらを飲んでください。

Houzan1 芋焼酎・薩摩宝山(さつまほうざん)

蔵元:西酒造(鹿児島)

原材料:コガネセンガン

麹:米麹(白麹)

購入元:近所のスーパーで購入。

入手困難度:普通に流通しています。

素人の感想:焼酎はついロックで飲みますが、本当はお湯割が香りが引き立つのだとか。けど気軽に晩酌しているので、それならばと、この業界用語の生で呑んでみる。ストレートのことであります。

最近、若社長が作り出す独創的な銘柄で有名な西酒造ですが、これは昔ながらのスタンダード品です。地元の人が毎晩呑んでいる、文字通りの地酒で、呑み飽きない味を目指しているのでしょう。

呑んでみます。口当たりはまろやかです。すぐには辛さが来ないで、口にほのかな甘さと丸みのある芋の旨さが広がります。切れも爽やかで、辛過ぎずに、後味も甘い旨味が後を引きます。全体に昔ながらという感じの芋っぽい素朴な香りはあります。どこかで、若社長がこの酒を作るのをやめようと思ったけど地元の方々が飲み続けているので作り続けている、みたいなことを目にした記憶があります。裏のラベルに「創業以来かわることなく旨さを磨いております」と書かれています。また、アルコール度数などの表記に並んで、赤文字で気合度数/120%と書かれて笑えます。値段も安く、普段に呑むのに良いと思います。

Houzan2 ラベルも昔っぽくてかえっておしゃれかも。綺麗に整った味ではありませんが、まろやかで素朴な焼酎だと思いました。

この蔵を有名にした噂の富乃宝山、吉兆宝山を呑みたくなりました。

では、また。

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2006年12月 9日 (土)

本格焼酎にはまる・・。あれから呑んだ焼酎。

最近、本格焼酎に夢中になっております。先日も書きましたが、九州旅行以来、それまでは「いいちこ」しか飲んだことがなかったのに、今じゃあ芋だの麦だの米だの呑み漁っています。

特に芋焼酎の旨さに目覚めてしまいました。近所のスーパー&コンビの芋焼酎はあらかた呑みつくしました。そういえばと日本酒購入でお世話になっている近所の酒専門店に行ったところ、なかなかのレアもの揃いで、しばらくは楽しめそうです。またネット通販で、この辺では手に入らない有名蔵の芋焼酎を本日、大量に注文してしまいました。かなりミーハーな焼酎選びでしたが、まずは定評のある酒を飲み比べて、自分にあった酒を探そうという手法です。飲んだ後の素人ながらの感想などもここで書いていきたいと思います。

本格焼酎は旨いだけでなく、今の私には一石二鳥の効果があったのです!

まずは体にいい!ということです。私は人間ドックで血中コレステロールが多すぎて危険な状態と診断されました。酒を控えろとの忠告をもらいました。そこで本格焼酎。なんと、血液さらさら効果があるのです。しかも、血栓を溶かす作用がある。高コレステロールの人は動脈硬化が進み血栓が詰まりやすくなるので、この効能はピッタリです。さらに善玉コレステロールを増やす作用もあり、高コレステロールの私にはまさに薬以外の何ももでもありませんよこりゃ!。いや~いいものに出会ったねえ。プリン体も少ないのでビールのように痛風の心配もありません。

またストレス解消効果があるとか。アロマテラピー効果でリラックスできるのです。セロトニンの分泌も活発になりうつ病や痴呆症の予防に効果があるとのこと。酔い覚めがよく、日本酒よりも二日酔いし難い。ビールよりも低カロリーでヘルシー!また血糖値を下げる作用もあるので糖尿病予備軍の私はピッタリです。細胞の活性化が進み、長寿、がん予防、コリャ薬ですよ。もう日本酒はすっかり飲まなくなりましたが、ビールもかなり減りましたので、そろそろ効果が出るかなあ・・。ただ適量は一日2合以内とか。

毎日飲む酒としてピッタリなのはそれ以外にあるのです。値段が安い!一升で2000円以下ですよね。日本酒より安い。ビールより圧倒的に安い!ビールは2本飲んだら500円以上。しかもそんなに酔えませんから。焼酎一升あれば毎日飲んでも一週間は持つでしょう。また、栓をあけてもなかなか味が落ちませんので、私のようにあれもこれも多種類呑みたい人間にはぴったり、味比べに最適です。ビールは開ければ数分、ワインも次の日には、日本酒も数日で味が落ちてしまいますから。酒瓶を並べて楽しみたいですなあ。

原料が多種類なので風味の個性が楽しめます。トマトとか牛乳からも作ってますし。同じ芋でも芋の種類、麹の種類、仕込み方、保管方法で、味が変わってきます。蔵によって個性が楽しめるのです。小さな家族経営の蔵も多く、そのほとんどが手作り、たくさんの蔵の個性ある焼酎を楽しめるのです。うーん、こりゃはまりますよ~。

で、九州旅行以来こちらで買って飲んだ焼酎。

Syoutyu1 近所のスーパーやコンビニとかで買ってます。

さつま白波って昔から関東でもありましたよね?芋っぽくて美味しい。

上無って米です。球磨焼酎ですね。旨かった~。

Syoutyu2

ああーこれもうまかったですねー。けどもう、呑みきった酒をインプレするのは困難極めますな。次回より今飲んでる酒にして、詳細な感想を書くことにします。

Syoutyu3

あーこれはまだ覚えているかも。大分の麦焼酎「閻魔」ですね。

確か樽で熟成している奴で。なんだかウィスキーみたいな味わいでした。

Syoutyu4

お、これは田崎酒造の「七夕」ですね。伝統的な芋焼酎です。芋の香りもよく、旨かった~。セブンで買いました。

うーん、次回からは呑みながらコメント書けるようにします。もっと詳しく。

いいかも、ネタがないときはいい。普段焼酎の見ながらネットやってるんだもの。そうじゃ、ネタがないときは、呑んでいる焼酎の感想を呑みながらそのまま書く。おおナイスアイデア。まだどれを飲んでも、芋っぽいかな?辛いかな?くらいしかわかりませんが、段々味の違いがわかるようになるでしょう。日本酒のように、ん?これはだめだろう?ってのが焼酎には今のところない。どれも旨いのです。

今日大量発注したので、焼酎に興味ある方、今後の展開をお楽しみに。

では、また。

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2006年12月 2日 (土)

九州で買った酒

夏の九州旅行で私に最も影響を与えたことは、酒の好みが変わってしまったということです。これは一大事です。あれほどまでにビールを飲み、日本酒とジンとバーボンを愛していた私が、焼酎にはまってしまったのです。

Syotyu1 今回買ってきたのはこの三本。呑みかけの画像ですみません。もう飲んじゃってますから。もっと買いそうでしたが、なにせ液体、重くて持てません。

まず左は日本酒。九州なのに日本酒とは?昔、鹿児島旅行に行く彼女に土産は日本酒を頼むと言ってしまい、現地で彼女は大いに困ってしまったことがありました。焼酎ばかりで日本酒なんて売っていない。誰も呑まないのですね。結局みやげ物の金粉入りの日本酒を買ってきてくれました。可哀想な事をしたものです。

で、そんな焼酎王国九州の中でも熊本で、250年前から続く蔵で作られるのがこの「清酒美少年」です。

名前は聞いた事があると思いますが、名前の由来はわからんのです。明治時代からある名称のようです。

Syotyu4 いいすね、美少年。私がこの酒を知ったのは小学生の頃かな。ガキデカ、という山上たつひこ氏が書いた名作ギャグ漫画のなかでこまわり君が持っていたような。そんな印象があるのですが。よくおちょぼ口でビキニパンツ一丁の筋肉質の男三人組(練馬変態倶楽部でしたっけ?)と一緒のイメージがあって、うーん、なんか失礼ですがホモいイメージとダブってしまう。男同士が注ぎあって呑むような。だって青年の酒って書いてあるよ。けどいい名前です。味は・・、これ普通酒なのか、昔っぽい日本酒らしい味です。最近やたら綺麗さや、香り、切れ味を強調した酒が多い中、硬派なまったりと口に残る、クラシカルなお酒でした。

次は焼酎です。るるぶを読んでも焼酎だらけですから、お土産は焼酎。熊本の地元デパートの地下で買ったのがこれ。

Syotyu3

それまで、私が呑む焼酎は麦焼酎ばかりでした。芋焼酎は宮崎と鹿児島で堪能しましたので、熊本といえば米焼酎ではないかと。球磨焼酎というのが大変美味しいらしいということで買ったのが、この「五十四萬石 旬」です。熊本県の人吉盆地地方で作られる米焼酎を球磨焼酎といいます。

米焼酎いい!すっきりして飲み易いのだけど、米の味わいがしっかりあります。香りもいいし旨いなあ。

そして芋焼酎ですね。私、芋焼酎は昔からちょっと苦手だったのですね。あの匂いで。けど最近、結構友達と付き合って呑むようになってから美味しさに目覚め始めていたのです。で、この旅行の前半、宮崎の地鶏焼きの店で飲んだ「霧島」という芋焼酎でやられてしまった。旨すぎる~。丁度やっていた夏祭りで盛んに売られていた「黒霧島」が呑みたくて結局呑めなかったのですが、帰ってこちらで呑んだらさらに旨かった。そんなわけで芋焼焼酎いけるぜ!の思いで乗り込んだ鹿児島。しかし種類が豊富すぎて良くわかりません。

Syotyu2_1 鹿児島中央駅側のとある焼酎専門店に行きました。そこで迷っていて、店員の若いお兄さんに聞きました。地元でしか飲めなくってお兄さんが旨いと思ってる芋焼酎をくださいと。お兄さんは「呑み方は?」「ロックです」と私は答えました。ならばと、膨大な数の棚から、えっと、あれ売れちゃったかな?ああ、これこれ、と取り出してくれたのがこの「瀞とろ」です。

「これ旨いっすよ。先日飲み会で飲んだんですが、旨かったですね。ロックでもお湯割りでも旨いです。」う~ん、そんな個人的な評価じゃなくってもっと有名な、いやそういう聞き方を私がしたからしょうがない。地元の焼酎屋で働いているお兄さんの舌を信じましょう、購入しました。確かに鹿児島限定商品でした。

早速ホテルに戻って呑んでみたら、旨いなあー。私が観光客風でしたからお兄さんも癖のないものを選んだのでしょう。芋焼酎の癖のある匂いは抑えられているのに、芋の旨味がぎゅっと詰まっているような、舌の上でとろっとコクのある旨さと芋の香りが拡がるのです。軽い甘みと苦味のバランスが良いのです。大変後味も良く、私の中で一気に芋焼酎の花が開きました。

そして、夏以来、私は焼酎マイブーム。特に芋焼酎に、はまってしまったのです。それからの呑んだ焼酎はまた次回に書きます。まずは知識からと、アマゾンで焼酎専門書4冊買いまして、読み始めています。こうなるとうんちくが止まりませんよお。ああ今から鹿児島に行っていたら、すごいことに、焼酎何十本も買っていたでしょうね。

では、また。

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2006年11月29日 (水)

ワイルドターキー

お酒の話。近頃、芋焼酎ばかり呑んでいます。九州旅行からの影響なのですが、このことはまた今度書くとして、今夜は久しぶりのバーボン。ワイルドターキー8年です。

Wai1 この酒、イメージとして男の酒、ハードボイルド小説に出てくるトレンチコート姿で帽子被った男が、両切りの煙草を燻らせながら舐める酒。というイメージがありました。きっとその50・5%というアルコール度の高い、強い酒というイメージからなのでしょう。

しかし、いろいろ話を聞くと、女性でこの酒が好き、ということが何度かありました。ウィスキーはあまり飲まないのだけど、ワイルドターキーなら呑む、という方もいました。え?こんな強い酒を?と思うのですが。確かにジムビームが好き、という女性にはあったことは無いのですが、何故この酒なのか?

若い頃、私はそんな強い酒というイメージに魅かれ、男臭くなったつもりでこいつを飲みました。ただ、当時はかなり値段の高い酒なので、とっておきの時に呑みました。いくらだったろう?1本4000円以上?いや6000円くらいしましたか・・。

それが今や近所のスーパーで2500円くらいで買えましたので、飲んでみます。時代は変わるものです。

ああ、わかりました。すごく甘いんだ。いや当然苦いです。けど、この口当たりのソフトさ、口に拡がる甘さ。そしてアルコール度数の高さから鼻にぶわっと抜ける香り。高級酒、プレミアムバーボンだなあ、という感じです。強いのにビリッと来ない、いや来てるけどソフトな香りが拡がって上手くいなしてくれている。これがお酒大好きを自称する女性の心を掴んでいるのではないでしょうか?ただ、こんな強いお酒を目の前の女性が白子でも肴にぐいぐいやってるのに付き合ったら、先に私潰れちゃいます。

Wai2

けど、やっぱり、一人でちびちびやるのが似合う酒かも。こんなロックで。もっと良いロックグラスが欲しい・・・。

http://www.wildturkey.jp/

ここに詳しく書いてあるようですが、ああ、私もう酔ってしまってなにが書いてあるのかなんだか・・。さすがは強いお酒です~。何故こんなにアルコール度数が高いのか調べようとしたのですがわかりませんでした・・・。ただこいつのスタンダード品、通常の40度の奴も売っているのを知りました。けど、普通ワイルドターキーといえばこの8年物なのでしょう。

なかなかのこだわりうんちく酒のようですが。ジャックダニエルとかメーカーズマークとか、この手の蔵はうんちくがすご過ぎですね。もうお腹一杯って感じ。なんで七面鳥なの?でいいじゃないの。

ボトルの底の方に、BEYOND DUPLICATION と刻んであります。訳するとなに?複製しても及ばない?こんなうめーもんは真似できねーだろっ って感じでしょうか。

場末のバーのカウンターでコートを着たまま「ターキー、ストレートで・・・。」なんてことは今後一生やることもないでしょうから、綿入れを着てコタツに潜ってちびちびとロックをやるのです。

この濃い色と、甘い香り、深い味わい。旨いなあ。あー酔いました。

では、また。

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2006年10月27日 (金)

ビーフィーター

今夜は久しぶりにジンの話。

ジンといえばこれを忘れちゃいけません、ビーフィーターです。

おなじみのラベルですね。Beefe1

あらゆるバーで、カクテルのベースとして使われている、ポピュラーな定番ジンです。ジンについては酒カテゴリーのボンベイのページに詳しく書いてあります。

ロンドンで作られるこのジンのラベルの絵、ロンドン塔の衛兵です。

ビーフィーターのアルファベットをよく見ると、ビーフ・イーター。牛肉喰いです。

ロンドン塔の衛兵達をそう呼んでいたそうですが、ウィキペディアを参照すると、「諸説ありはっきりしない。当初彼らに支払われていた給金の一部に、当時はまだ一般的に庶民が口にする食材ではなかった牛肉が含まれており、そこからやがて『牛食い』という呼び名が自然発生したようである。」とあります。

そんなわけで、蒸留所がロンドン塔の近くにあったため、その名前が付いたとか。1820年の登場以来、ロンドンを代表するプレミアムジンですね。

40度と47度がありますが、うちの近所で買えるのは40度ばかりです。1300円くらいでしょうか。

お味は、やっぱり爽やかですね。以前書いたボンベイとタンカレーに比べると滑らかな舌触りですね。

これはその2本が47度に対して私が飲んだビーフィーターは40度。それほどドライじゃないので苦味が来る前に香りが楽しめるのです。度数が低いせいか、飲んだ瞬間甘い香りが広がります、いや甘さがあるのです。その後ジンらしいキレのある苦味が来ます。後味もすっきり爽やか。ボンベイが切なさをタンカレーが硬派な味わいをもたらすのに対して、気分を選ばず気軽に楽しめるジンですね。ぐいぐいいっちゃうけど、やっぱ40度です、酔っ払いますね。

Beefe2

カクテルベースの定番です。有名なカクテル、シンガポールスリングってきっと呑んだことがあるんでしょうが味は忘れましたが、このカクテルがラッフルズホテルで生まれたとき、ジンはこのビーフィーターが使われたというのも定番な話。そんなうんちくもこの酒に華を添えますな。

じゃあ、カクテルに向いてるというならば・・。シェーカーは持っていないので、ライムを搾ってジンライムにしますか。これも立派なカクテルですよね。

さらに爽やか!旨い~。

けどやっぱ40度はちょっと甘口です。ジンはキックのあるドライさが命。47度も探してきましょう。最近芋焼酎ばかり呑んでいますが、やはりジンはいい。秋の寂しい心に沁みます・・・。

では、また。

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2006年6月27日 (火)

タンカレー

この頃、ジンをよく飲みます。一日の終わりにジンを飲む。以前はビールビール、またビールそしてビール、という感じでしたが、最近はビールの後にジン、です。

なんかあの、爽やかさが、今の自分に必要なのです。ウィスキーのようなコクはいらないんです。しゅっとしてすきっとして、その後とろ~ン、としたい、そんな夜が続いているのですから・・。

以前ご紹介したボンベイサファイヤ、が飲み終わったので、次に買ってきたのがこのタンカレーです。ロンドン・ジンです

Tan1 また画像が傾いてしまった・・。どうもボトルを撮影するの私苦手のようです・・。

ボンベイの透き通ったブルーに対して、こちらは爽やかなグリーン。ジンのボトルってどうしてこんなに爽やかなんでしょう?中身のイメージなのかな?

このボトル、ロンドン市の18世紀の消火栓を模しているのです。面白い形のボトルですね。これがいいんですよねえ・・。

私の敬愛する酒うんちく漫画「レモンハート」で、名脇役のメガネさんが、いつもバー・レモンハートのカウンターで新聞を読みながら、小さいグラスでストレートでやっているのがこのタンカレーです。メガネさんのキャラ好きなんですよ。いつもトレンチコートでグラサン掛けて、何の仕事しているのか謎なんだけど、たまに血まみれで来たりして、相当やばい仕事をしているみたい。

そんなハードボイルドな世界が似合うジンなんですね・・。

ボンベイが、複雑な奥の深い香りと華やかな爽やかさを持っているならば、このタンカレーはまさに直球勝負。ジュニパーベリーの香りを前面に出した、これぞジンという雑味のない、真っ直ぐな爽やかさがあるのです。いうなれば、一人で飲むジンか・・。メガネさんのイメージですが。これぞスピリッツという感じです。

Tan2

この画像がメガネさんの世界ね。小さなグラスでストレート。

キンキンに冷しておけば、ストレートならではの、トロリ、とした舌触りと、爽やかな香りが楽しめます。しかし47度の酒、私はロックでやらせてもらってますぜ・・。ウー酔いますよ、これ。

お値段は、近所のスーパーで1980円でした。ジンにしてはちょっと高いですが、ウィスキーよりは安いので、これからも夜の締めくくりは、私、ジンなんでしょうね・・。

ちなみに、カクテルのベースとしても最高です。生ライムを搾っただけでも格別なカクテルが出来ますよ~。

ああ、ジンのように爽やかな人間になりたい・・。

今日は夏を思わせる暑さでした。梅雨の晴れ間です。一日中外で仕事をしてしまい、今、プールから上がった後みたいな火照りとダルさに包まれています。これからビールとおろし唐揚げ、とミニ冷し中華です。

で、外が暗くなった頃ジンを舐めながら、この夜を楽しむか・・。

では、また。

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2006年6月 7日 (水)

青いメーカーズマーク

今夜はお酒のお話。最近ギターや自転車の話が続いたので、おやぢ臭く酒の話をしましょう。昨夜は、会議と疲労で飲酒でダウンして書けませんでしたから・・。

青いメーカーズマークを手に入れました。メーカーズマークというのは、私の中では相当旨いと思うプレミアムバーボンです。で、こいつの特徴は、やはり見た目、ボトルのトップの部分が真っ赤なロウで封がされているのです。ところが先日見つけたこのメーカーズマークは、封ロウの部分が青でした。これです。

Maker1 見難いですか?ボトルの上の部分が青いですね。

本来はレッドトップといいまして赤なんです。公式サイトに出ていますね。こちらを見てください。http://www.makersmark.net/new/indexa.html

さて、この青いメーカーズマーク、限定ボトルということで、中身はレッドトップと同じものです。この酒を輸入している正規代理店の、あの明治屋さんが創業120周年ということを記念して作られたボトルのようです。青い封蝋と、明治屋マークが入った蝋のバッジ、限定ボトルの札、さらにラベルにも明治屋と日本のファンへのメッセージが英語書いてあります。この文字、活字じゃなく手書きの印刷で、上手な字ですね・・。

メーカーズマークはこだわりのバーボンを造っています。詳しくは上記の公式サイトを読んでみてください。

バーボンというのは、アメリカのケンタッキー州で作られる、とうもろこしで作ったウィスキーです。けど、原材料が全てとうもろこしというわけではなく、全体の51%~80%がとうもろこしのものをバーボン、81%以上のものはコーンウィスキー。じゃあ残りの材料はというと、麦なんですね、やっぱりウィスキーだから。

で、通常のバーボンは、ライ麦を使うところをこいつは冬小麦を使っています。これによって、私が若かりし頃愛飲していたジム・ビームとかのアルコール40%のお求め安いバーボンが舌にピリッと来るのに対して、このメーカーズマークはなんともまろやかです。ブランデーにも似た風味、とか形容されますが、これがこいつをプレミアムバーボンと言わしめた理由です。

昔は7000円くらいして手が届かなかったのですが、そのうち4~5000円になって、今では確かこいつは2800円くらいで買えたと思います。ジムビームとか1400円くらいで買えるので確かに高いですが、昔より手が届きやすくなりましたね。あの頃はもったいなくて、とっておきのときにしか飲めませんでしたから。

Maker2

封蝋を開けてみましょう・・。この蝋封、一つとして同じものはないという、手作業でされています。私の酒うんちくバイブル、漫画レモンハートによると、この封蝋、女性ワーカーによっていくつかのパターンがあるそうで、それを見分けるのが通だとか。そういえば、一本だけ長く垂れているのとかあリましたからね・・。

この封蝋を実際にできるゲームを上記サイトで発見。これです。http://www.makersmark.net/game/indexa.html

なかなか面白かったので、是非トライしてみて下さい。

さて、封蝋を開けてみたら・・・、う、なんだキャップは赤のままでした・・。これが青だったらよかったのにな。そうもいかないんでしょうね。けど、バーボンのキャップってどうして、どれもこの平べったいプラスチックのキャップなんでしょうかね?規定があるのでしょうか?

しかし、明治屋っていろいろやっていますね。昔からあるジャムが有名ですが、都内一円で洒落たスーパーもやっています。なかなかハイソなスーパーというイメージがあります。貧乏学生だった頃は、とても入れるような世界ではありませんでしたが、同じ大学の彼女と、まだ付き合う前のデートで一度いったことがありました。

東横線で行ったのか、蒲田で待ち合わせてJRで行ったのかが思い出せないけど、最初の頃のデートって緊張して、私なんかネクタイしていたような・・・。横浜の山下公園に二人で出かけて、海も飽きたので散歩していると、この明治屋スーパーを発見。早速入って、折角だから見たこともないような輸入品を買おうと、果物を買いました。それを持って山下公園で食べました。確かモンキーバナナと、見たこともないような果物、と思って食べたらトマトだった・・・、という今でも忘れられない思い出です。あ~青春って甘酸っぱい!

Maker3 そんな昔のことを思い出しながら、青いメーカーズマーク、一杯舐め始めましたよ・・。

懐かしいねえ・・・。

旨いねえ・・。

胸が、なんか、熱くなるような、そんな夜です。

では、また。

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2006年5月11日 (木)

ボンベイサファイア は、せつない香り

あーー、酒が止まらない。昨夜は頭痛が酷かったので飲まなかったのですが、今日はもうだめ。帰宅してまずロング缶。これはもう習慣ですね。次に最近飲むのはジンです。

ジン飲みます?これってヨーロッパの焼酎でしょうか?いや焼酎はウオッカかな?ジンはあちらの焼酎に、ボタニカルと呼ばれる、香りのする植物の風味を染み込ませたお酒です。

ちょっと癖がありますが、はまると病み付きですよ~。のん兵衛のお酒ですね。カクテルのベースになることが多く、ジンライムやジンフィズとかで飲みますけど、ストレートやロックが旨いです。香りが売りですからね。

最近私が好きなのはこれ。Bonnbei

また傾いていますけど・・。

ボンベイサファイアです。ジンは蒸留酒で無色透明ですけど、これは蒼いです。ボトルが蒼いんです。何とも綺麗な透き通るような青さなんです。このボトルでくらっときちゃう。英国産です。

http://www.bombaysapphire.jp/詳しくはこちらをどうぞ。

私の酒のバイブルでもある漫画、レモンハートでもこの酒は登場します。この漫画、酒好きには面白いですよ~酒うんちくが身に付きますから!その漫画で、ジンはせつないお酒、と形容されます。この歳になってそれが判って来ましたよ・・。一人ぼっちの夜に、グラスを傾け、ちびちび舐めるのに最高の酒ですよこれは。

ジンは30過ぎてから飲み出しましたが、最初はサントリージンとかからですよね~。馴染むまでなかなか美味しいとは思えないかもしれません。ビーフィーター、タンカレーと飲んで、これに行き当たりました。

独特のこだわりの製法で作られるボンベイは、ジンらしい香りはとても感じるのに、口当たりがとても軽いのです。とはいっても47度のお酒ですからロックで飲めば効きますけどね。この喉の熱くなる感覚がたまらんのですよ。お酒に慣れていない方は水割りやソーダ割からどうぞ。

ちなみにこのボンベイ、どんなもので香りが付けられているといいますと、蒼いボトルの側面にプリントされています。これがまたいいデザインなんだ!横文字で、なじみのないものもあるんでわからないんですが、え~と、アーモンド、レモンピール、リコリス、ジュニファーベリー、オリス、アンジェリカ、コリアンダー、カシアバーク?キュベブベリー?グレインズオブパラダイス?とかわかんないものまで、モロッコだのジャワだの世界中から集めた10種類のフレーバーが染み込ませてあります。

ちょっと甘いような薬草の香りですね。好き嫌いはあるでしょうが、私はとても、せつない、です、これ飲むと・・。

眠れない夜、ジンを飲めば君を思い出すよ・・。もう逢えなくなってしまった君を。お酒が好きでお酒に強くて、それいてお酒に飲まれてしまう君を・・・。あんなに幸せそうに楽しそうにお酒を飲む女性を私は他に知らない。いつか君と二人きりで酒を飲みたい。そして、君の生きてきた人生を知りたい。幼かったときのこと、東京にいたときのこと、今の君がどんな風に生きたいのか、それをただ、ただ君とグラスを交わし、語り合いたいだけなんだ。それだけでもかなわない夢だというのでしょうか・・。

君思う夜、このボンベイサファイヤが、その香りとともに、俺にせつなさを味あわせてくれます・・・。

では、また。

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2006年5月 1日 (月)

安い白ワイン選びその3

ぬおお!もうだめなのか?旨い辛口で安いワインなどはこの世に存在しないのか?絶望感を覚えながらも、方向をやや変え、海外で売られている輸入安ワインを飲んでみることにしました。

とにかく酸っぱさはこりごりです。どの安ワインもラベルを読むと爽やかな酸味がある・・ってほとんど書いてあるんですよ。辛口を酸っぱさだと思っているのでしょうか?ああ、酸っぱくない辛口白ワインが飲みたい・・。

外国ではテーブルワインとしてこのジャンルも発達しているはずです。今回は目先も変えて、ワイン文化圏ではない国、しかも酒は水代わりにがぶがぶ飲むぜ、という国を探しました。それならば米国、カリフォルニアワインはどうだろうかということで買ってきました。

店頭で、「世界NO.1売れているワインです!」と書いてあったワイン「フランジア(白)」(やや辛口)です。Wain3 え?本当なの?世界一はフランスじゃあないの?う~ン、そうかフランスはワインの種類がべらぼうに多いから、あまりメーカーの少ないアメリカの方が、単一銘柄としては販売量が延ばせるのでしょう。

とにかく、最もポピュラーな安ワインに違いありません。高いのと安いのとありましたが、迷わず安いほうを購入。価格は505円でした。麒麟麦酒が輸入か・・、やはり大手がからんでくるんですね。

ラベルを見ると、あれ?アメリカNO.1ブランドってなっていますな。ちょっとスケールが小さくなりましたけど。「フレッシュ&フルーティーで爽やかな口当たりのカリフォルニアワインです」。なるほど酸味が、とは書いていません。爽やかな、が少し気になりますが。フルーティーも今までは当てになりませんでしたが、やや甘口系のフルーティさが辛口で表現されていればなあ・・・。

飲んでみます。む?お・・・?ほほう、これは、おお・・・!うむ!むむむむ・・・、これわはああーーー!!

よし、コリャいいですよ。口の中にフルーティーさが拡がりました!これですよ、この味。流石はNO1は伊達じゃないですね。そして軽やかな口当たりは気軽に飲めますね。ちょっとヤッパリ薄いですけど。

しかし、一瞬フルーティーさに、これはやや辛口?ではなくやや甘口では?いや、酸味がいい意味で辛口っぽい風味を出していますから、やっぱやや辛口なんでしょう。やはり後味は酸っぱいのですが、果実の風味が上手に打ち消しています。これは、さっぱりと肴に合うテーブルワインでしょう。この値段なら、いつも冷蔵庫に入れておいてもよいでしょう。もう一押し、コクと香りが拡がればなあ・・。当シリーズ最初のお薦めであります。安いなりですが健闘していますよ。このシリーズも、ようやく繋がってまいりました・・。

ふう。今日は暑かったです。30度ですよ。それなのにお外でお仕事しました・・。横を真っ赤なオープンカーが屋根を開けて男女仲良く通り過ぎました。クラウン乗りのおやじでさえ、妙に派手なシャツを着ていそいそと私の横を走り去りました・・。も、もう少し、もう少しでGW,です・・。

では、また。

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2006年4月29日 (土)

安い白ワイン選びその2

毎晩の晩酌に似合う安い辛口白ワインを探し、今日はその2回目です。

条件として、1)まずは、1000円以下であること。贅沢はいけません。2)で、コルク栓はいけません。開けるの面倒くさいです。3)白ワインであること。しかも辛口。

この条件で探します。前回のワインは、うーんこのクラスのワインは何故やや甘口が多いのか?それは、ヤッパリ○○いから?いや!そんなことはない探せばきっとある!安くて美味しい白ワインが。

では今回は?サントリーのデリカ(白)です。これって結構前からありましたかね?

Wain2_1 傾いて写っていますが本当のボトルは傾いてないですからね。やや辛口。価格は535円でした。

え~「生き生きとした果実味を持ち、旨味のある味わいで、スッキリとした爽やかな後味が魅力的です」

う~ん、なるほどスッキリしていますね!っていうか薄いのかなあ、味に深みがないなあ・・。後味のキレは、うん、酸っぱさで演出してませんか?

うん、ワインらしい感じは口の中にありますが、香りがねえ・・。膨らむような香りが・・。

いや、食事にはあいますよ。がぶがぶ飲めるし。まあ、普通・・。

う~ん連載2回目にして、なんだか行き止まりというか今後どうなるんだろう?国産メーカーがこのクラスの辛口ワインに表現したい方向性はわかってきました、スッキリ爽やかめしと一緒にがぶ飲みですね・・。

やや甘口系の白ワインより、肴には合いそうですが、甘口系のほうがワインらしい香りを感じるんですよね・・。

よし、輸入物でこのクラスの辛口ワインを探究してみれば、また違う味に出会えるかもしれません。また買ってきましょう。

さて、今日からGWですね。けど私はカレンダー通り、土日の後2日働いて5連休です。9連休の人が羨ましいですね・・。9日間続けて休めれば人生変えられそう・・。5連休じゃ無理・・・。ううん、5連休できっと変わってみせる!

まあ、9連休なんてね、本当に儲かっている会社なんて連休返上で操業いしていますからね、かえって自分の会社危ないんじゃない?ってくらいに思って欲しいですよね、妬みですけど・・。

けど、一番いけないのは、自分が9連休だからって、自分の子供を5月1,2日休ませてレジャーに連れ出す奴ですね!こんなことして、子供が「やったラッキー」って思うようだと、それまでの育て方間違ってますし、ろくな大人にならないでしょう!「何でその日、皆と一緒に学校に行っちゃいけないの?」って思う子供は将来有望ですが、このズル休みは、そういう純な子供の心を確実に傷つけますから、これがきっかけで変な大人にならなきゃいいんですけどね。ま、学校はそういうずる休み一瞬で見抜いていますから、今後見る目変ります。大人が楽しみたいがために、子供を犠牲にするのはやめましょう!

さ、私はやることも無く、明日ものんびり過ごしてあさっての仕事に備えましょうか・・。

では、また。

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2006年4月16日 (日)

安い白ワイン選びその1

かふううう。しかし、毎晩飽きもしないで酒を飲んでおります。特にビールは毎晩であります。それに加え、焼酎日本酒ワインウィスキーと、もう半ば中毒ですよね・・。だ、だれか優しい人・・・、そう、あなた、私を酒無しでも生きられうように、癒してください・・。

折角毎晩酒を飲んでいるならば、いっそブログのネタにしてしまおうと、「酒」というカテゴリーを今晩新規に立ち上げました。全国の酒好きの皆さんと情報を交わそうという企画であります。

最近ではスーパーでお酒を買うことが多くなってきましたね。品揃えも豊富だし、輸入品も独自のルートで仕入れているのか安いのです。日本酒のいい奴はプレミアついているし、品質管理の面でだめですけどね。ビールは文句なく安いです。

本日の企画は、安い白ワインです。私、バブルの頃は、ワインカタログを読みふけり、ワイン通を気取っておりました・・・、恥ずかしい。しかし安月給となった今では、気軽に飲める安くて旨いワインを探究しています。ちゃんとした輸入銘柄ワインは高い。国産メーカーが、海外から買い付けて各種混合したワインに安くて旨いものがあるのではないか?

旨いワインを旨いというのは簡単ですが、メーカーの技術者が安いものを混ぜることによって旨くしてしまったワイン、そんなものを探して行こうと思います。邪道です。

で、最近スーパーに行ったら、過去に「ビストロ」とか、「うれしいワイン」とかの300円~500円の激安物とは一線を画す500円~800円クラスのちょっとおしゃれ安ワインが大手メーカーから多数出ているのです。これを飲まない手はありません。

1)まずは、1000円以下であること。できれば500円以下であること。やはりビール感覚でがぶがぶいきたいのです。一人でめし時に飲むのですから、贅沢はいけません。

2)で、コルク栓はいけません。フルボトル一晩じゃ飲めません、味が落ちたって3日くらいは飲んでいたいのでまた閉められるスクリューキャップがよい。しかも開栓するのにオープナーを持ち出し、乾ききったコルクをビンの中に落としてしまった悲しい過去から、スクリューキャップ限定。

3)白ワインであること。やはり日本の夕食に似合うのは、スッキリした白ワインではないでしょうか?赤ワインも旨いですが、あの渋みと重たさは、脂のしたたる肉を喰らう時に必要であって、ご飯に漬物、そしてよく冷えた白ワインではないでしょうか?

4)さらに、辛口系であること。「ビストロ」など~500円クラスの白ワインはなぜかやや甘口です。何故なの?確かに甘い白ワインはフルーティーでジュース感覚でがぶ飲みできますが、夕食にあうかなあ?やはりのんべいとしては、辛口にこだわりたいのです。

さあ、本日の安ワインは何かな?Wain1

シャポー・ブルー(白)

輸入はキッコーマン 418円(期間限定価格)

原産国:フランス 辛口 ほどよい酸味

「フルーティーな香りと軽快でフレッシュな味わいの辛口白ワインです」

ラベルにそう書いてあります。この価格でずばり辛口と表記してあるのは珍しいです。やや辛口は見ましたが。ビンもおしゃれで吟醸酒みたいなボトルに、洒落た爽やかなラベルです。ブルーがいいですね。安くは見えませんよ。

飲みます。うん、香りはフルーティですね。あれ?けど飲むとフル-ティじゃないですよ。香りがないな・・。うん、辛口。けど、味もないなあ・・。ちょっと酸っぱいや。いや酸っぱさばかりが強調されてしまうのは何故なんだろう?

このクラスのワインにフルーティーな甘口が多いのが判りましたよ。甘くないと飲み難いんですよね。葡萄っぽい香りと甘さで、口当たりの悪さをごまかしているんじゃないかなあ?おそらく葡萄ジュースを混ぜたりして。旨い辛口白ワインて、高いのもあまり飲んだことないんですけどね、やはり香りが欲しいですね、飲んだときに。

けど、肴には合いますよ。そう、レモンハイですね、焼酎感覚で呑むにはいけますよ。この値段で辛口に挑戦したことは評価できるでしょう。飲み飽きないのでガンガン飲めました。

酒カテゴリーは、果たして続くのか?体を壊すのが先でしょうか?

では、また。

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