自転車

2009年5月24日 (日)

ポケロケ初乗り。

昨日納車になった、バイクフライデー・ポケットロケットです。

5p1


















爽やか。

この角度から見ると、仕様のモノステーがすっきり感を出してます。

大きな画像はクリックすると拡大します。

5p2 昨日、IKDさんから帰る時乗ったのですが、あの時はスニーカーで乗ったので良くわからなかった。
今日は、SPDシューズを履いて走ってみます。本格初走り。

雨が降ったり止んだり。
20インチの予備チューブも買い忘れたので、いつでも帰れるように近所を周回することに。

ポジションは違和感なく、しっくりときました。
もともとバイクフライデーは、細かくサイズオーダーが出来るようですが、これはバイクフライデーの代理店IKDさん が企画したフレームなので、最初からサイズはS,M,Lで決まっています。
私のはMサイズ。

5p3
















しっくり。

仮想トップ長が520㎜だったかな?グースネックのステムの突き出しが100mmだったと聞いて、あ、だいたいピッタリと思って発注しました。
身長171センチの私は、普段トップ530mm、ステム100mmですから。
ちょっとハンドルが近いかな?くらいでむしろリラックスポジションです。適度な前傾で乗りやすいです。

雨が降って来て、ちょっと乗っただけなので、インプレにはなりませんが、気が付いた点。
実は・・、バイクフライデー的な部分はまだ良くわからない。それ程違和感がないのかもしれません。

5p4 気に入ったサドル。
フィジークのアリオネ。
適当に色で選んだのですが、以前から気になっていたサドル。
何故に評判なのか、興味。

乗り心地が良いですね。
クッションが柔らかい。こんなにソフトなサドルだったのか。
しかもお尻のポジションが変えられる。

私、ロードの時は自転車雑誌のうけうりで意識してサドルを後ろにして乗っているのですが、こいつは普通に付いていて、ややクランク位置に違和感があったのです。が、座面が長いので後乗りがそのまま出来ちゃう。けど、サドルはもう少し後退させようか。

5p5 ハブも良かった!フレームのことが出てこなくてすみません・・。
このホイールはいい~。IKDさんの手組みです。

スポークが24本なので、シマノのハブはアルテグラかデュラエースになります。デュラはアルテの3倍するのでアルテグラに決定。
やっぱり良いハブです。
ずっとカンパ系のホイールでチャチャチャ音を聞いていたので、この無音の世界は気持ちよい。回りが滑らかです。
そして漕いでいる時のチリリリ音がまたたまりません。

5p6 アレックスの軽量24穴リム。ポリッシュカラーは新登場だそうです。ブルーのニップル。

タイヤはシュワルベ・デュラノ。

昨日乗ったとき、なんて乗り心地がいいんだ、クロモリってやっぱ凄い。と思ったのですが、空気圧が低かった・・。
今日、700Cの時のように7.5気圧入れたら・・・、やっぱゴツゴツを感じましたね。
転がりは良いのですが。
もう少し低圧にしても良いみたいです。


うーん、もう少し長時間乗ってから、全体のインプレをしましょう。

5p7 このヘッドバッチ、シールじゃなくてちゃんとバッチなのが嬉しい。
渋いです。

細かいパーツなどの紹介は、来週以降でしょうか。
乗り心地や走りのインプレは、ツーリングに行ってからですね。

しかし、爽やかな色だなあ・・。

青いブラケットカバーが目立つ。
ブラケットは白のが良かったかなあ?
けど握っちゃえば見えないし。

白は派手そうで地味だし、ちょっとインパクトが欲しかった。

小径車って、見た目の遊び心も大事ですから。ちょっと面白いくらいが良いのではないでしょうか?

今後も、いじってしまいそう・・。まずはチェンリングかな?

では、また。

5p8

















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2009年5月23日 (土)

BIKE FRIDAY ポケットロケット・納車。

新しい自転車、バイクフライデーのポケットロケット。
20インチの小径車です。

6b1 2週間前には完成していたのですが、なんだかんだと仕様を変えて、その後バタバタして、ようやく本日受け取りに行きました。

昨夜は、職場の若いおねいさんと深夜まで飲んで楽しかったのですが、今朝は体調が戻らずなかなか起きられませんでした。

6b2 もう、夕方。いろいろあって、そろそろこのブログをやめちゃおうか、とか考え事をしながら、今回の自転車を作ってくださった、地元高崎の小径車の殿堂、サイクルテックIKDさんに行きます。

納車の時はお店まで歩いていきます。帰りに乗って帰れるからね。
市庁舎の向こうに黒い雲が。雨が降らなきゃいいけど。
強い風に後押しされながら堤防を歩きます。




6b3 到着。小径車ならお任せのサイクルテックIKDさんです。 購入したバイクフライデーの輸入代理店です。













6b4 これが完成品です。私の書いたイメージ図を元に、作っていただきました。
バーテープとか、ハンドルまわりは最後まで悩みました。

バイクフライデーの中で、ロードバイクというポジションのポケットロケットです。

そこに、このお店の中でお知り合いになりました、常連のお客様「たつさん」と遭遇。


6b5 実はこのポケロケにパーツを移植してフレームとホイールだけになった、GIANT・MR-4を引き取ってくれるのです。

MR-4を私はとても気に入っていて、活躍してくれましたが、24インチタイヤやホイールが入手困難。これを維持するにはまたお金が掛かりそうなので、ポケロケに生まれ変わってもらいました。

たつさんは、余っているパーツが1台分あるそうなので、このフレームに組みつけて、乗ってくださるそうです。

6b6 その引き換えとして、なんとたつさんから、ノースフェースの本格登山ザックを頂いてしまった!
50リットルでカッコイイ!
かなり本格的に山登りをされているそうで、山のギアも沢山持っていらっしゃるとか。ロッククライミングもなさるそう。「北鎌尾根は簡単だったけど屏風岩は辛かったなあ・・」とかおっしゃる。言ってみてー、そのセリフ。

どうもありがとうございます!
これからも物々交換でよろしくお願いいたします(笑)。









6b7
さて、ポケロケを表に出してみます。

IKDさんには小径車好きな人々が集います。このポケロケは店頭に置かれ、既に当ブログでご覧になっていた方には、電動おやぢのポケロケと呼ばれていたそう・・。先日、愛知からこのお店にいらした方も、当ブログをご愛読くださっているそうです。ありがとうございます!

この時、ブロンプトンを持ち込んだ綺麗なおねいさんがご来店!アニバーサリーモデルの水色ブロンプトンにお乗りのキュートなおねいさんです。かなり乗り込んでいるようで、既にブルックスのサドルが馴染んでいました。
フロントバック用のブロックアタッチメントを装着されていきました。このポケロケをご覧になって誉めていただきましたよ。うれし~。うーん、ブロンプトンミーティングでも企画するかなあ・・。

6b8 たつさんは、なんとポケットロケットプロにお乗りです。後ろの青いモデル。これは通常のポケロケの軽量高級バージョン。フレームを肉薄にし、フォークやバックを細身にし、バックはモノステーのポケロケ。

私のポケロケは、IKDさんが企画した別注品で、ポケロケなのにバックがモノステーです。現在は色は白のみですがあと何台か在庫があるそうです。見た目はプロですがお値段はポケロケ?(まだ請求書が来ないのでなんともいえませんが・・。)。クリックすると拡大します。

6b9_2 これがうわさのモノステー。

やはり背後のプロのほうがパイプが繊細ですね・・。

私のはポケロケプロもどきですが、きっと太いパイプでしっかりしている分キャリアをつけても強い、はず。













6b10 無事帰宅。室内で保管。

フォークはストレート。ストレートフォークに乗るのは初めてなので嬉しい。

白と青パーツの組み合わせはどうですかねえ。
爽やか~。

今後、このポケロケの詳細な紹介記事を書きます。

ツーリングに乗ってみて、乗り味とかもインプレする予定です。
ブログ続けていましたら・・。

これはのんびりと乗っていくつもりです。
健康の為に毎日乗れるといいなあ・・。


6b11 ぱっと見はポケロケプロ。けどポケロケと書いてあります。

やっと入手したバイクフライデーです。

チームの皆には、大きな自転車で行くたびに空気の読めない奴と思われていたでしょうが、これでやっと仲間入りです。

ハンドルバーの保護テープは明日ぴりぴりと外しましょう。




詳細は、また後日です。

下の画像は、クリックすると若干拡大します。

では、また。

6b12








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2009年5月21日 (木)

佐渡を走れなかった負けバイク達。

今回の佐渡ロングライドに持って行ったバイク達。

6j1 ホテルの部屋の前の廊下に置かせてもらいました。

結局雨が嫌で出走せず、一台も走らなかったけどね・・。









6j2 まずは私のウィリエール。
昨年と違う点は、ホイールがフルクラムR3になった。
少し重いけど巡航性能は良いはず。
補給場所が多いのでワンボトルになった。もう一箇所のボトルケージにはボトル型小物入れ。ここには脱いだウェアを入れる予定で空っぽ。
補給食もトップチューブのベントーボックスに入れた。昨年のようなフロントバックは無し。
ハンドルにはマップケースを装着。


6j3 ミシュランのマップケース。ミシュランというところがお洒落。これ便利です。
公式マップを入れた。迷う箇所にはスタッフがいて地図など要らないのですが、今どこかなあ?と楽しみながら走れる予定でした。
二つ折りになっていて、マジックテープをはがすと倍の大きさになって後半部分も見られます。雨でもへっちゃら。
なのに、走らなかったので見る機会無しっ!

ベントーボックスにはアミノバイタルプロ、パワージェルが満載。このエネルギーでゴールを目指す予定でしたが、走らないので意味無しっ!
今週旅の後遺症で疲れているので、アミノバイタルを毎晩飲んでいます・・。

6j4 今回のバイクでもっとも私が欲しいのがこれ。
MもとさんのピナレロFP5.フルカーボンです。
チーム負け組みの会員証マルマケシールが配布され、嬉しそうに貼っておられました。
ピナレロも負け組仕様に!

振動吸収性に優れるフルカーボンバイクはロングライドに最適です。
走らなかったけどねっ!





6j5 もう一台のピナレロ。女子部のYみさんのFP1.
このフレームはかっこいいです。
それなのに、某男性が勝手にマルマケシールを貼ってしまいました・・。

「あ・・、曲がっちゃった・・。」とか言ってましたけど大丈夫?





6j6 デザイナーのYみさんは、美に敏感だ!
このシールを見るなり、ぎゃあああー、っと絶叫していました・・。
張り方が気に入らなかったのかな?
それともマルマケシールが気に入らなかったのかな?

剛性と乗り心地が絶妙なカーボンバックアルミフレーム。走らなかったけどねっ!





6j7 Y田さんのバイクフライデーポケットロケット。
我がチームの小径車ブームはこの一台から始まりました。
今回は他のメンバーへのレンタル車。
パーツを同色でアッセンブルするこだわりは、チームメンバーに浸透しました。

これはなんと、バックがモノステー!
あとでバックフレームだけポケロケプロのに交換した模様。私のポケロケも見た目はこの仕様です。
綺麗なブルー。走らなかったけどねっ!

6j8 もう一台、ポケットロケット。
高崎のバイクフライデー輸入代理店IKDさんよりお借りしました。
これは初期の広報車で、M氏曰く、初期の小径車関連の雑誌でバイクフライデーを紹介する場合はこの車体を良く見たそうです。
黒フレームに赤パーツをアッセンブル。
同色パーツで揃える場合は、シートピラーのレバーはシャフトが合わないのでフレーム付属品になりますが、これはシャフトをカットして入れてある赤色レバー。手間が掛かっています。
走らなかったけどねっ!

6j9 このクリスキングのヘッドパーツも我々に影響を与えています。
派手なカラーが良い。しかし、この特殊なサイズのクリキンは、オーダーがまとまらないと現在では作ってもらえないとのこと。
私は青が欲しかったが入手できなかった・・。ただ、標準の付属ヘッドパーツも悪くないとのこと。

しかもこれは赤バッチだ。
普通は黄色いヘッドバッチが付いて来ます。

なかなか渋い、貴重な初期バージョン。

走らなかったけどねっ!






6j10 S田さんの黒金ポケロケ、Y田さんのエアフライデー、M氏の赤いポケロケは何度もここで紹介しましたのでカットしますが・・。

M氏の赤ポケロケで、本人が自慢したいのはこれだそうです。
サルサのステムが付いていますが、この唐辛子のマーク。
市販品は白い線で書いてあるだけですが、これはカラーで塗ってあります。
メンバーのS山さんの奥様が塗ってくれたそうです。
可愛いですね!

まあ、走らなかったけどねっ!


6j11 全然話は変わりますが・・。

今回盛り上がったのは、なんと言っても駄菓子です。
M氏が沢山買ってきてくれました。
その中で評判だったのがこれ。

「ブラックサンダー」

若い女性に大ヒット中、おいしさイナズマ級、とか意味は良くわかりません・・。
一部の若い女性に過去ウケたことはあるそうですが・・。
ナイスセンスです。
M氏はこれを補給食に選び、ジャージのポケットに入れていました。

走らなかったけどねっ!

では、また。

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2009年5月18日 (月)

2009年・佐渡ロングライドに行って来ました。

さあ、3年連続で参加しています、佐渡ロングライド2009年がやってきました。
最長走行距離210キロを誇る、日本有数の自転車ロングライド・イベントです。

タイヤもサイコンの電池も交換したし、補給食も持ったし、事前に長距離練習走行もこなしました。
全ての準備は整いました。あとは走りきるだけです!

これは、風雨荒れ狂う佐渡での、チーム負け組メンバー12名による、自分との激闘の記録です・・・。

7s1 今年も、我が自転車集団「チーム・負け組」は、マイクロバスをチャーターしました。やはり佐渡は広く、移動用に車があると動きやすいのです。

メンバーのM氏が2種免許を持っているので、運転をお願いします。

男女あわせて12名がバスに乗り込みます。

朝6時に高崎を出発、関越自動車道で新潟を目指します。



7s2 バス旅行といった感じ。
S田さんが手造りのパンを焼いてきてくれて、とても美味しい朝食でした。

シングルモルトウィスキー「スカッチ」が旨かった~。




7s3 結構広いバスですが、座席はいっぱい。
そのわけは、後半部分は自転車を搭載。
小径車「バイクフライデー」がメインですが、自転車が12台も載っていますから・・。







7s4 バスは新潟に入り、高速を降りて、地元の「イオン」に買いだしに行きます。

イオンって物凄く広大な集合店舗。

まずはユニクロに行き、今回必ず着用しなければならない「企業コラボTシャツ・ホッピー」を買えなかったメンバーのために探します。
「このTシャツをください」と自分の胸を指しながら店員さんに聞いた時は恥ずかしかった・・。
結局売切れでした・・。

7s5 新潟に来た最大の目的。それはご当地グルメ「イタリアン」を食すること。

チェーン店の「みかづき」。

あのイタリア伊達男ジローラモさんがテレビで「イッタ~リアン?そんな名前のイタリア料理はアリマッセ~ンよ。」と言っていましたが、どんな料理なのか?




7s6 新潟県民なら皆知っている。新潟の誇るファーストフードです。

どうやら、ヤキソバにミートソースが掛かっているらしい・・。

フェリーの中で皆で食べようと、大盛りを3個購入。






7s7 さてイオンをあとにして新潟の街中を抜け、フェリー埠頭のある新潟港に到着。

ここでフェリーの搭乗手続きを済ませます。

駐車場には、ルーフに自転車を載せた車が列を作っています。








7s8










ホッピー!

これが今回着用したお揃いのユニクロ製ホッピーTシャツ。みんなご満悦。
その意味は、GWのホルモンツーリングのこの記事 をご覧くださいませ。それを読んでも意味はわからないかも・・。

7s9 さあ、フェリーの後部が開き乗り込みます。
自転車を積んだ沢山の車とともに。この瞬間、佐渡で走るんだと実感します。

車以外で乗船した方が早く乗れるので、良い席は埋まってしまう・・。

カーペットのお座敷は、飲酒禁止と厳しい。




7s11 もう3回目なので呑める良い席は知っています。
最後部の座席エリアの末端にこんなスペース。靴を脱いで上がります。

やっぱり宴会開始~。





7s10 船はいつの間にか沖に出て、新潟が見えなくなる。
海鳥が後をついて来て、餌を投げるとキャッチするおなじみの風景。

徐々に空模様は悪くなります。








7s12 早速つまみに、あのイタリアンを。

麺にはうるさい群馬県民を黙らす事が出来るか?

うーん、これは・・、イタリアンというよりモロにやきそばですね。
この太麺がやはりやきそば。

おつまみにはなり難かったかな?おやつ向きといった感じです。


7s13 イオンで買った食材で、Y田さんとS田さんが洒落たおつまみを作り始めました。
いつもキャンプでは美味しいものを作ってくれるお二人。
流石です。ごちになります。

ネギトロ、カツオのたたき、ホタテの貝柱など、海の生ものを大量に買い込みました。



7s14 リッツにクリームチーズ、ネギトロ、カイワレをのせたオードブル。

ピリッと辛くて旨い!













7s15 カツオのたたきにカイワレ、ポン酢、マヨネーズ、マスタードで味付けしてサラダ菜で巻いた一品。
これもまた旨い~。













7s16 生ハム巻き、ソーセージ巻き、貝柱とイカソーメン巻きなど、美味しいオリジナルおつまみを連発し、もう宴会はピークに!スパークリングワイン5本が開きました。
ごちそう様でした!







7s17 おお、佐渡が見えてきました!
やはりこの島はでかい。島だと思っていると痛い目にあいます。これは立派な陸地なのです。










7s18 佐渡を眺めるTもとさんカップル。ラブラブです。
仲が良くて悔しいです。










7s19 あまりにも悔しいので、M氏の肩を抱く私・・。
ラブラブ、のわけないです。
余計に寂しくなります・・。

背中に中年の哀愁が漂う二人。








7s20 さあ、いよいよ上陸です。
船倉のバスに戻ります。

沢山の車と人が、佐渡ロングライドに参加するために集結しているのです。








7s21 前部ハッチが開きました!眩しい。佐渡の光だ。
佐渡上陸!
バスの中に歓声が、拍手が響きます。

両手の拳を突き上げ「よしっ!やってやる!俺は佐渡を走りきってやるぜ!」全員が内に秘めていた闘志をむき出しにした瞬間です。
佐渡は俺たちを招き入れたのだ・・・。
あとは、自分との闘い・・。自分に勝利するのみです!


7s22 両津からバスはしばらく走り、スタート地点へ。

もう見慣れた風景です。

ここで受付を済ませます。周辺のブースでは、これまたイベントでおなじみの風景。

ウェアのアソスのブースでは、イベント名物あの外国の方が「アソス最高、世界イチ。値段も高い。けど、機材にお金掛ける、なのにウェアにお金掛けないの間違てるネ。安いのなら他を買てクダサイ。アソス普段まけナイ。今日だけトクベツ」。もう何年も見ているよなあこの人。結構この人からアソス買っています。日本語上手になるにつれて言ってることが厳しくなってるよ(笑)。

7s23 受付でゼッケンを引き換えます。
今年のTシャツのデザインは?
こ、これは・・・。
うーん、今手元に無いのでお見せできませんが、文字が無い分、今までより着やすいか?いや、画がちょっと、一番あれなんですけど・・。







7s24 さあ、受付完了。ゴールゲートをくぐります。

自分がフィニッシュした瞬間を想像します。
DJさんに名前を呼ばれ、両手でガッツポーズをしてこのゲートをくぐるあの瞬間を!

そして、誰も怪我をすることもなく、無事に家に帰る、それが我々の最終目標なのです。


7s25 さて、バスに乗り込み、宿を目指します。
今回はスタート地点に近い宿を選んでくれました。今まではかなり遠かったので、スタートまでの移動が大変でしたから。
「国際観光ホテル・八幡館」です。去年の民宿もよかったけど、今回グレードアップ。

なんと天然温泉です!お値段も高級ですよ~。

7s26 チェックイン。
自転車は、部屋の前の廊下に置いてよいとのこと。嬉しいです。安心です。機材の最終調整も出来ます。

このイベント、地元の方がとても好意的です。
しかも自転車に慣れてきたのか、自転車乗りにとても配慮してくれます。

雨が強く降って来て、明日の天気が心配に。

まずは温泉に入って、旅の疲れを癒します。これは温まる、素晴らしい温泉でした。

7s27 宴会夜の部です。もう一日中飲み続けている感じです(笑)。

目の前にはご馳走がずらり。

まずは運転してくれたM氏に感謝をします。そして酔っ払う前に明日の戦略を練ります。

やはり全員が怪我をしないよう安全に配慮し、無理をしない、皆で助け合うことを確認。
スタートは、集合時間はコースで異なりますが、出発の遅いコースにあわせるのなら問題なさそうなので、130キロコースのスタートで全員同時に出ることにします。まさにチームが一体となった瞬間です!さあ、明日は全力を尽くそう!自分に勝て!乾杯!

7s28 海の幸がメイン。
全体が薄味で、やや上品ですね。前回の民宿の方がコロッケとかアジフライとか馴染みやすかったなあ。やっぱ庶民な我々です。

よーしっ!呑めー、呑めー、呑めーっ!






7s29 しかし、呑み始めたらいきなり「めかぶご飯」が出ました。食べろってこと?おすまし、デザートも・・。ちなみにデザートは冷凍した柿。
番茶が出たときは???。
いくら混んでいるとはいえ、ちょっと急かし過ぎなんじゃないでしょうか?

まあ、嫌と言うほど食べられましたけど。


さあ、明日は朝が早い。9時には就寝です。
天気を心配しながら眠ります。

7s30 翌朝4時。雨の音で目が覚めました。
庭園の池には激しい雨粒が波紋を広げています。

凄い雨です。
くそう、こんな雨の中を走るのか!
だが、やるしかないよな・・・。




7s31 しばらく様子を見ますが、雨脚は強まるばかりか、風も出てきました。

昨日作ってもらった朝食用のオニギリを食べながら打ち合わせをします。

スタート地点で並んでも濡れるだけなので、並ばずにスタートできるギリギリの時間まで遅らせよう、という作戦に決定。宿がスタート地点に近いというメリットを最大に活かします。


7s32 そうと決まれば話は早い。
早朝に起きすぎたので、二度寝ですね!

休日の最高の贅沢はやっぱり二度寝です!

ぐうう・・。皆が眠りだす。

私はこっそりと部屋を抜け出す。



7s33 廊下では、マシンたちが出走を今かと待っている。

「もう少し待っていろよ。走りたいんだろう?わかっているぜ、俺も同じだ。もうすぐスタートまで連れて行ってやるからな!」
そう、バイクに語りかけると、私は興奮を抑えきれず、ロビーへと向かった。
そこでは出走準備をしているライバル達が今にも走り出すところだった。
上下雨具の完全装備が多い。「幸運を祈る。」俺もすぐに続くぜ!

7s34 廊下の窓から空を見上げる。

暗雲が物凄いスピードで流れている。
これは荒れるな・・。
激しい雨に風。

島の自転車イベントは風との闘いだ。島の風には何度も苦しめられた。
海からの激しい向かい風。あの岬を回り込めば追い風になる、っと思っても、岬を過ぎても向かい風なのだ!そう、島の風は海からずっと向かい風が吹く・・。

7s35 部屋に戻ると、やはり興奮を抑えきれなくなった仲間が集まっている。
S田さんがノートパソコンとDVDを持ち込んだ。S田さんが先日完走した「宮古島トライアスロン」のDVDを観ているのだ。

国内でも屈指の難レースをS田さんが半日掛けてゴールをした瞬間をみた時、皆に感動が走った!

「よーし!俺たちもあんな感動を早く味わいたい!もう出ようぜ、スタートだ!」
「おい、焦るんじゃない!今出たら雨で体を冷すだけだぞ。落ち着けよ・・。」
「そうだな。よし5時半だ。風呂が開いたはずだから入ろうぜ」

7s36 「やったぞ!誰もいないぞ!俺たちの貸切風呂だ。最高だよなあ・・・。」

1000メートル掘削し自噴する天然温泉です。
ナトリウムー塩化物泉。
47.5度の源泉が毎分75リットル湧き出す。成分総量4631mg/㎏という相当な濃厚温泉です!

広い浴槽に掛け流しという贅沢さ!
それを貸し切り状態です!
くう、やや油臭のする温泉らしいぬるぬる系。つるつるしますよ。


7s37 露天風呂もあります。
宿所有の広大な松林の中、滝の様にお湯が注がれています。











 

7s39 部屋に戻り準備を始めようとしたとき、駄菓子が床に・・。
M氏が大量の駄菓子を持ち込んでいたのです。
「いや~これが食べたくてさ、一度に大量に買うと恥ずかしいから!スーパー3軒ハシゴしたんだよね。よーし、ちょっと食べない?お腹すいちゃったよ」

駄菓子をぼりぼりと食べながら男たちは最終打ち合わせ。

「しかし、雨が強くなったな・・。スタートどうするよ?」
「そうだなあ・・。雨でもZ坂までは問題ないな。ただ、小径車は雨だと上りのトラクションがな、立ち漕ぎすると滑るんだよね。濡れた路面は危険じゃないかな?」
「その先の下りがむしろ問題だな。タイトコーナーが連続する。下りで無理しないと登り返しが上がれねえ。もし誰かが滑って落車したらチームの皆に迷惑を掛ける。」

7s40 「いや、俺はそんなことを言ってるんじゃない・・。皆に無理をさせたくないんだよ。誰も怪我をさせたくないんだ。みんなで無事に帰ることを優先させたいんだよ!」



短い沈黙の後、とりあえずスタートして辛くなったら走って戻るというのは?と、ある男が問いかける。

「今、参加ガイド読んだんだけどさ、このイベントは途中で帰ってきたりショートカットとかが出来ないんだよ。逆走で帰れないから、途中棄権するなら、回収車を待たなくちゃならないんだ。雨の中で濡れながら。」
「それはまずいな・・。途中でやめて自走で帰れるなら気楽にスタートできるんだが・・。」
「雨の中で待っていたら体調を壊すぜ。」

7s41 重い空気の中、その男はポツリと呟いた。「走りたいけど、走れば濡れた路面も恐れないほど夢中になるから、かえって危険だ。」

おう・・、と皆がうなずく・・。

「走らないで夢だけ見ようぜ。それが自分に勝ったってことだ!」そいつは叫んだ。「それが大人の選択だ。社会人としてここで無茶は出来ない。元気で仕事しなくちゃな!」
「所詮俺たちは、チーム負け組。これも負け組みらしいな。どーんと朝から呑もうぜ!」
「豪気だな。よーし呑むぞっ!」
「呑めーっ!呑めーっ!」

2009年度、佐渡ロングライド。

チーム負け組み、出走せず!

次回は、「佐渡観光バス旅行に行って来ました」を掲載いたします。

折角ここまでご覧頂いた方にこんなオチで申し訳ないので、以前参加したときの記事を。

2007年度・80キログルメライドに参加した時の記事はこちら あの年は、80キロなんてのがあった。ここから数回連載しています。

2008年度・130キロコースの記事はこちら。 この年は唯一の晴天。ここから数回連載しています。どうぞご覧くださいませ。

4回やって3回雨じゃあ、ちょっと今後は評判が心配。開催時期はこれでいいの?観光地のGW明けの閑散期集客対策なんだろうけど、ちょっと考えた方が・・・。3連休の時にやって欲しいなあ。折角のイベントだものねえ・・。

では、また。

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2009年5月15日 (金)

佐渡出発準備

明日の早朝出発、佐渡ロングライドに出かけます。

今日は定時で仕事を上がって早めの帰宅。
荷造り。
ヘルメット、シューズ、グローブ、レーパン、ボトル、靴下、ジャージ。このあたりは忘れやすい。ってほぼ全部か。
ゼッケン交換証も忘れずに。
雨なので雨具も。土砂降りだったら佐渡金山観光に変更しますから(笑)。

最近どうも、シマノの純正サイクルコンピュータ、フライトデッキが不調。
スピードは表示されますが、走行距離や平均時速が途中で止まってしまうのです。
原因はわかりませんが、そういえば電池を換えてなかったので交換してみます。

8f1 電池はこういう形の奴。
最近はコンビにでも売っています。

本体にはCR2032。バッテリー交換サインは出ていないのですが、これしか手はない。
本体の裏側から入れる。








8f2 センサーにはLR44。

下側から上に入れるので、ちょっと入れ難い。

さあ、これでどうでしょう?

うーん気持ち表示が濃くなったような・・。
走行距離表示は途切れないようですが。
なんか、シフトしたギアの表示が暴走する。勝手にシフトダウン続けたり・・。怖いよう。
以前もこの症状が出て、ブラケットのセンサーの接触を調整しましたが、その時以来の状態。
もう修理も間に合わないので、この状態のまま使います。
結構メーターの距離とか平均時速だとか、ロングライドでは頻繁に見るのですけどね。
仕方ないです。

8f3 今夜、宅急便でタキザワで買った通販モノが届きました。
佐渡用の補給食とチューブ。他にも日常のサプリなどを纏め買い。

月曜の夜中にFAXで発注したのに、金曜の夜とはギリギリじゃん。
火曜日の夜に欠品通知のFAXが来ていて、折り返し欠品商品のキャンセルをFAX。
けど、水曜が定休日なので、木曜発送金曜着なのか。
使用する日時が決まっているので、遅く感じてしまいます。

チューブの予備が2本。パワージェルを3種類。携帯ボトルのオイル。これで準備はオッケー。

先ほど、チームメンバーのS田さんの家に行き、M氏が運転してきたレンタカーのマイクロバスに自転車を積み込んできました。
チーム負け組み専用バスです。お世話になります。安全で頼みます。

今回は民宿じゃなく、ゴージャスな温泉旅館に宿泊です。
それが一番の楽しみかも・・。

明日は朝5時半出発。
昨年はバスに乗ったと同時に呑み始めました。朝6時の宴会。
今回もきっと。運転するM氏、ごめんなさい・・。

では、また。

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2009年5月14日 (木)

タイヤ交換・いまどきPRO2Race

今週は仕事が噴出して、残業続き。
週末の自転車イベントの佐渡ロングライドを控えて、体調は悪くなるばかりです。
GW辺りからの長距離自転車走りの疲れが取れません。
もう歳なのよ・・。

先日買った宇多田ヒカルのライブDVDは感動。是非ともレポートを書きたいけど、なんか調べ物をする記事を書く元気が無いです。
脳内の知識で完結できる自転車ネタが続きますが、すんません。
自転車に興味がない方、もうしばらく我慢してください・・。

どうやら、今週末は雨模様。
佐渡ロングライドは、過去3回やって2回雨。
一昨年参加したときの雨は辛かった・・。
降ったり止んだりでしたが、海のほうから白い帯状の何かがやってきて、風とともにンザー。
大変だったなあ。また海から帯状の光が差して雨が上がる。レーパンて乾くの早!とか思った。
去年は晴天。とても気持ちよかった。すんごく良かった。

今回雨が降ったら結構大変だなあ。危ないし。
なので少しでもグリップを稼ごうと、自転車のタイヤ交換をしました。

8k1 ミシュランのプロ2レース。
2年くらい前に買った奴。
現行はこの次のモデル、プロ3レースが出ているんだけどねえ・・。
タキザワで買っても2本で一万円以上しちゃうんで。あるものを使いましょう。

FRMのホイールに付いている奴。
確か買ってすぐに、もてぎのエンデューロに出て、雨に降られてこんな縞模様に汚れてしまった。



なんと言っても、現在のホイールのフルクラムには、もっと前のプロレースが付いています。
8k2 それよりかは、ましかなあ、って。
高価だけど性能は定評があります。
しかしウェット性能はあまり評判を聞かないかなあ・・。
プロレースを使っているときは、ウェットで何度が滑ったことがあってちょっと怖い。
プロ2レースは後発だから少しはいいかなあと思ったんだけど、たしかプロ2グリップとかいうウェット用があった気がする。だからこれはドライ用なのかなあ。
不安ですが仕方ありません。これしか手持ちは無いから。

8k3 ホイールにはめてあったタイヤの脱着は結構簡単。
はめる時はレバーを使わず手で入った。もみもみで。
チューブは流用するんで傷つけないように。

バルブとロゴをあわせると綺麗。
けどタイヤは汚いね。
この水色がたしかミシュランのワークスカラーだったような。


8k4 こんな感じ。
















見た目は若干華やかに。

さっきちょこっと乗ってみましたが、プロレースよりは転がりはよい感じ。けどちょっと接地感が希薄に感じて・・。乗り心地もちいとゴツゴツしてしまったか。
けど、長距離だから転がりがよいと楽なはず。
ウェット性能は・・・、まあ、なんとかなるでしょ!
うー、早く寝ましょう。

では、また。

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2009年5月12日 (火)

新車ポケットロケット・完成間近、か?

先日、組み立ててもらっている「バイクフライデー・ポケットロケット」の最終仕様を決めに、お世話になっています地元高崎のサイクルテックIKD さんに行きました。

フレームが輸入されたあと、パーツを持ち込み、私が一生懸命手書きした「こだわりの仕様設計書」をお渡しして、いろいろ打ち合わせしながら組んでいただきました。

そして、ここまで完成。

8p1 白いポケットロケット。
ちょっとわかり難いけど・・、
後ろの黒いのじゃないよ。
ましてや後の傘でもないよ。

うう、いい!
ホワイトと細かいパーツのブルーが爽やか。
もっと細かく見るとこだわってるんだよ。
地味じゃないよ・・。

け、けど、
これより前の部分は、絶対にお見せできません。
ハンドル部分は、ナニがあっても見ちゃだめです。
秘密の部分です。

いろいろあって、現在もメールでやり取りしながら調整中です・・。
この後は、タイヤも装着され、また感じが変わっているはずです。

8p2 このフレームの特徴。

ポケロケなのにモノステー。

ポケロケプロ、の仕様をポケロケに。
プロモドキじゃないよ。

IKD別注カスタムフレーム。








最終仕様が完成しましたら、公開いたします。それまで前の部分は見ちゃだめ。

んん?ああーっ!

IKDさんのK岡さんブログに公開されてるうーっ!
まだだめーっ!
それはー!

これは最終仕様じゃありませんから・・。
い、いや、どんな風になるかなっていう。
こんなん出来ましたあ、じゃないっつう(笑)。

わかってますとも、バーテープの色は換えていただけるようにお願いしましたから・・。
私の設計書が悪かったんです。きっと爽やかになりますから・・。

おまけに、私の手書きの設計書まで公開ですか(笑)。
味があるって、それは思いつくままパーっと書いた奴ですから!
いろいろ打ち合わせする中で変わっていきましたが、イメージはこの通りに作っていただきました。ありがとうございます。

ワインを語らせたら、って・・。
佐渡、頑張ってきます。佐渡が終わって落ち着いたらまたIKDさんにお伺いします。
いろいろお世話になっています。

完成間近です。

では、また。

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2009年5月10日 (日)

佐渡準備の朝練は山へ・杉ノ峠~不動山

土曜日はチームで朝練。
どうも自転車のチームは朝練をやっているらしい、という情報を掴んだ我がチーム負け組は、朝7時集合となりました。あまりレーシーじゃない集団ですが、それっぽくしようと努力・・。

来週参加の佐渡ロングライド最終練習として埼玉方面の山へ。山は嫌だよう・・。
体重が全盛期の12キロオーバーとなった私は、もう山を見たくもないです。
けど、佐渡は結構山を走るのよ。

佐渡で使う予定のウィリエール。

8t1















朝日にピカ~。

昨夜、スプロケットを山用の12-27Tに換えたエヴァーション・チーム。
暑くなりそうなのでWボトル。
早朝はまだ涼しいのでウィンドブレーカーとタイツ姿。脱ぐので大型のサドルバック。

前夜、調整をしていたら、フロントのSTIレバーがバキッといったきり動かなくなった。
前変速が出来なきゃ山は無理、不参加が頭をよぎる。STIレバーの解体を始めるが素人には無理っぽいね・・。
いじっているうちに、変速ワイヤーがギターの弦並みに張っていることに気付く。ダウンチューブのアジャスターで緩めると、何のことは無い変速しました。再度張りを調整してOK。焦りはいけません。落ち着いて・・。おかげで1時就寝。

8t2 高崎の聖石橋下流のバーベキュー広場に7時集合。眠いよ・・。
M氏が待っている。Y田さんは、先週やったバーベキュー会場に待ち合わせだと勘違いして遅れる。何であんなところで待ち合わせるのよ(笑)。
3人で出発。
広場では地元の大学生か、朝練をやっている。やはり体育会系業界では、朝練は必須なのだ。

高崎~藤岡~鬼石経由で長瀞方面に走り出します。


山名から狭く交通量の多い一般道。M氏は危険な道は速く通り過ぎる、というポリシーなので30キロ以上で巡航。路側帯が無く路肩の路面が悪い状況で車の脇を走る。
怖い~。赤いポルシェと藤岡の手前まで抜きつ抜かれつ。ポルシェ並みに我々は速いのか?既に私は二人について行くのがやっと。

次の集合場所、ララン藤岡にあっという間に到着。ここでS田さんが合流。

8t3














大きさ比べ。

バイクフライデーの小径車が3台と、大きな自転車一台。

8t4 畑の中の静かな道を走る。
バイクフライデージャージの二人。
微妙に仕様が違うらしい。

神流川沿いのサイクリングロード~藤武橋を渡り、再び神流川の上流方面へ。

このあたりはまだまったりモードでツーリング感覚。









8t5 「かんなの湯」で本庄から来たS山さんと合流。












8t6



















おお!

S山さんが小径車に乗ってきた。しかもバイクフライデーじゃないですか!
やっと空気を読んで来たのね・・。
しかもこれは、以前購入したタンデム車。そう、バイクフライデーのタンデムは、後乗車部分を外して一人乗りにも出来る!これはたまげた・・。
もう奥様も息子さんもリゾートで一緒に乗ってくれないので、一人用にしたそうです・・。
鮮やかな赤色。
詳しくはIKDさんのこのページをご覧ください。

ダイヤモンドフレームは限定車以外ではこれだけ。
私だけが大きい自転車で空気が読めない人になってしまった・・。
しかし、発注したポケットロケットがもうすぐ完成しますから!

8t7 走り出し、以前この記事で紹介したことのある、 「丹荘~朝日工業線」の廃線跡をちょこっと走って、ややツーリングモードで私は安堵します。

最近、M氏はウェアもツーリングモードになったね。私もそっちの世界が好きです。

しかし山が近づくにつれて、皆さんテンションが上がってきたのか、また高速モードになります。







8t8鬼石を抜け、最初の難関、杉ノ峠。
距離も高度差もたいしたことはありませんが、今年初の山走りの私には辛いよ・・。

あっという間にみんなの背中が見えなくなりました。くうう・・・。









8t9

この峠は最初の方で、斜度が結構凄い。
インコースはかなりの急角度。
くう、ギヤが重いよ・・・。こんなに27Tって重いの?
フライトデッキはローギアを指していますが、なんかおかしい。
ああ、まだ一枚ある!24Tで上っていたのか・・。
27Tに落としてなんか得した気分になって頂上。フライトデッキがどうも不調です。
皆さんは峠で待ちくたびれた様子。すみません・・。

杉ノ峠から下って、児玉町太駄に。
皆野町方面へと上る。
ここで、長瀞へ抜けるときには立ち寄るカフェ「かぼちゃとやぎ」さんに立ち寄ります。以前行った時の記事はこちら。
が、まだ時間が早く食事タイムではないので、計画では上里町にある2号店「かぼちゃとやぎpart2」で昼食予定。お店で2号店に行きますので、と声をかけて先に進みます。

長瀞に向かう峠道の途中で皆が立ち止まります。出牛というところの先、
どうやらここから山中に入り、林道を走るらしい・・。
ビクビク。

8t10 山走り開始。
M氏が「な~に、尾根道だから、一旦上がっちゃえばあとは水平だからさ・・。」
うそ臭いなあ。
いきなりの急登。
狭い山道。








8t11 どうやらここは「陣見山林道」という道らしい。

出牛峠で皆が待ってくれましたが、その先はぶっちぎられ、一人の苦しい旅に。







8t12

日影は路面がじっとり湿っている滑りやすい状況です。

涼しいのが救いか。
けど、一人だとちょっと怖いです・・。

車は殆んど走ってきません。
とても静かな山の中。

はーはー。も、もう、だめ・・。ちっとも水平じゃない、M氏の嘘つき~。



8t13 やや開けて、稜線に出て、右手には長瀞の町が見下ろせます。そこは苦しくて写真が撮れなかった・・。

おお、峠の頂上か!

いや、まだか・・。
なんか、腰が酷く痛い。
やっぱ、ヒルクライムは私には向いていません~!
不得意なことはやりたくありませ~ん!



不動山の手前の森の中で峠の頂上8t14 らしい。

ああ、皆が冷ややかに待ちくたびれた様子で待っている・・。笑ってるよう。
くうう、ヘロヘロの私を写真で撮ってるう!やめてええ!

山をみんなで登るとこの瞬間が一番嫌。申し訳なく、しかも苦しい。
やっぱ、山はもう嫌あああ!









8t15 ここには看板が。

夜景はとてもロマンチックって、夜に来たら怖いよ、ここ。

「間瀬峠・陣見山ビューラインと命名しましょう」って、なんか弱気な発言(笑)。
みんな呼んでやってください。














8t16 頂上でバイク達。

やっぱりヒルクライムは小径車が有利なんだな。私は大きな自転車だったから登れなかったんだ。
そうそう、きっとそう。

さて下ります。
皆が体が冷えちゃったとか言っているよ。うう、ゴメンナサイ・・。



8t17 ちょっと下ると群馬方面の眺め。
標高は高くないけど深い山の中です。
遠く赤城山が霞む。


そこから先は、ダウンヒル。道が狭くてブラインドコーナーが多いので慎重に。路面も一部荒れていて、特にグレーチング(道を横断している金属の側溝蓋)は滑って危険です。
途中、巨大な蛇(アオダイショウ)が体を伸ばしてお昼寝されていて怖かったよう。

8t18 しばらく下ると、間瀬峠から下ってきた広い道にぶつかります。間瀬峠はすぐ上ですが、もう帰路なので、児玉方面へと下ります。

ここからは道も良いので豪快なダウンヒルです!
綺麗な道なのに、何故か車がほとんど通りません。
コーナーも突っ込んでいきます。
気持ちいい~。
まあ、危険なんでブレーキはお早めに。

何故交通量が少ないか、この先道が林道並みに狭くなって、車が来ないんだと判明。
上った苦労以上に下れた気がするお得なダウンヒルコースでした。

8t19 さらに下ると湖がふたつ。間瀬湖です。

堰堤が素敵なのでちょっと休憩。











8t20 湖面ではへらぶな釣の方が多数釣り糸を垂れていました。

新緑が眩しい。
ちょっと夏っぽい感じもしました。

いい感じの山里を抜け、快適な道を飛ばします。
山で皆さん相当テンションが上がったのか、ハイスピードです。
ちぎられないようにドラフティングで食いつく。後につかせて~。


8t21 児玉町の街を抜けて、工業団地の中へ。レーシーな3名は、佐渡210キロのシミュレーションなのか、35キロ巡航で行ってしまう。
私とM氏は、信号で追いつきながら何とか付いていきます。そんなに飛ばさないでええ。

本庄市のお隣の上里町に入ります。

ここから先は地元在住のS山さんにナビをしてもらいます。




8t22 何度か道を間違えながら、S山さんが1度来たことがある、目的地の「かぼちゃとやぎpart2」に到着。12時ちょっと前で予定通り。

ここで昼食とします。
このお店のHPはこちらです。

中に入ってみてビックリ。
こじんまりとした店内なのに、我々の席を予約席で取っていてくれました~。
1号店で言ったからなのね。立ち寄ってよかったぜ~。





8t23 石釜で焼いたパンをはじめ、美味しい料理を頂きました。
「かぼやぎ」2号店を制覇。東京に3号店を出店予定だそうなので、出来たらそちらも行く予定。
このお店の詳しい記事はまたいつか書きます。

途中で午後仕事というY田さんが1時に出発。お気をつけて。
我々もそのあと出発します。地元のS山さんは帰宅。


8t24 帰りは、神保原の駅横から国道17号の旧道を走り、神流橋を渡り、新町からいつもの烏川サイクリングロードを強い陽射しの中、走ります。

群馬の森で解散。

M氏と私は倉賀野経由で帰宅。
途中コンビニでガリガリ君を食べました。
冷テー。アタマ痛ー。




8t25 15時には無事に家に到着。これでも朝練なの?

走行距離は90キロほどでしたが、久しぶりの山と暑さでもうヘロヘロ。
これで佐渡の準備走行はお終い。これ以上やったら本番前に体が壊れます(笑)。
何事も程々が一番です・・。当日はのんびり行きましょう。

シャワーを浴びて寝てしまった。すると7時にメールで呼び出し。
夜練(夜の練習会)と称して呑み会だったっけ。容赦ないですねえ・・。

では、また。

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2009年5月 8日 (金)

伝家の宝刀・12-27T

佐渡ロングライドに向けて、機材も用意しなくちゃ。
130キロコースなんで、気分は楽ですけどね。

やっぱ山があるから。
ウィリエールで参加の予定ですが、ホイールのフルクラム・レーシング3に装着するスプロケットも、平地用の14-25Tから、山用の12-27Tに交換します。
伝家の宝刀っていうのは、いざっていうときに使うものなんだろうけど、こいつは山がちなところに行くシーズンは常用なんですよね。

09s1 ホイールバックに仕舞ってあった、山用ホイールFRMを取り出す。
完組ホイールとして買ったんだけど、手組み。凄く軽い。フルクラムR3より軽いんだから1400グラム台?スポーク細!

これから12-27Tを取り出す。








09s2 いつものこんな道具を使って、えいやあっと。

両手で押し下げて、ぐりぐりぐり~。







09s3 こんなに大きい。
左が12-27T。右が14-25T。
両方アルテグラ。

楽させてもらいます。
いや・・・、このギヤを使うときは、はーはーいって楽じゃないっす。




09s4 はめる時はモンキーだけでオッケー。
こんな感じで出来上がり。

タイヤもフルクラムは今時素のプロレースだから、せめてFRMについているプロ2レースに換えようか。プロ3レース買うお金ないから。けど、もう夜も遅いので、日曜日にでもやりましょうか。






09s5 折角だからクイックはFRMについている、チタンクイックに換える。
これはめちゃくちゃ軽い。フルクラムのクイックが重いのか。
軽さもいいが、このクイックだと普通のハブスタンドが使える(フルクラムのクイックは使えないぞ!)のでメンテナンスが楽になる。

さあ、これで山へ練習に。い、いや、佐渡はそんなに標高無いからさ、丘って感じの所を走りましょう・・。
ちょっとした、丘をねっ。

では、また。

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2009年5月 4日 (月)

ブロンプトン用・青い手造りイージーカバー

ブロンプトンを電車に乗せて持ち運ぶ時に必要なのがカバー類。
普通、自転車を折り畳んで輪行する場合はキャリングバックですが、
ブロンプトンはカバーをスポッと被せるだけが主流。
私も、純正のイージーカバーやキャリングバックを使っています。

今回ご紹介するこのカバーは、なんと手造り。

Ac4 とってもお洒落なイージーカバー。

チームメイトのS田さんの奥様の手造り品です!

私の好きなブルーで作ってもらいました。








Ac1_2 特徴は、収納するととてもコンパクトになります。

私の携帯と比べると、こんなに小さい。

同じ素材の収納ケース付です。

素材が薄くてとても軽い。













Ac2 収納ケースから出して、クルクル広げますと・・。









Ac3 カバーが出てきます。

これをブロンプトンの上からスポッと被せるだけです。

袋に入れる手間が省けて、列車への移動も素早く出来ます。
そして下部が開いているので、ブロンプトンの特徴である、キャスターで転がして運ぶことが出来るのです。

サドル部分を持って運ぶのが基本ですので、カバーには負荷が掛からない。ですから素材を薄くしても大丈夫なのです。











Ac6 さらに特徴として、前のほうに小さな穴が開いています。

これは、キャリング用のストラップを自転車本体につけた場合、ここからストラップを出して担ぎます。

手持ちのロード輪行袋に付属のストラップをつけてみようかな。他に何か良いストラップが無いか探してみましょう。




Ac7 で、サドル側もマジックテープが付いていまして、サドルを持たないときはこうやって完全に仕舞うことが出来ます。

前側の穴からストラップを出せば担げます。






Ac8 すっきり収納。

下部はゴムが入っていて、ぴたっと納まります。見事です。

純正イージーカバーだとドローコードでこの部分は絞りますが、手造りのほうが被せればゴムで自然と絞れるので簡単です。






Ac5 純正イージーカバーはこちら。

厚めの生地で、黒いし無骨だなあ・・。

お洒落さが今ひとつ。

可愛いブロンプトンには、やはり可愛いカバーが必要でしょう!










メンバーのブロンプトン所有者は好みの色で作ってもらい、皆で輪行しても自分のブロンプトンが一目でわかる。
しかも華やかです。

Ac9
どうすか?

いい色だなあ。














縫製もS田さんの奥様がとても丁寧に仕上げてあります。
素晴らしい~。一縫いごとにS田さんの奥様の私への愛が感じられます!

やはり人妻が作ってくれたカバーを被せると一味違う。人妻に使うときは一味違ってもカバーを被せなくちゃね・・。

カバーをしたまま本体にストラップが装着できるので、持ち運びは便利になります。

これはキャリングカバーと言っていいですね。
これで、輪行旅がキャリングバックより楽になります。
ならばやはり転がしやすいように、キャスターが4個になるリアキャリアを装着するかなあ。
転がし派に転向ですかね。楽そうだし・・。
カバー収納時もコンパクトでバックの中で邪魔にならないし、楽しい旅が出来そう。

ブロンプトンで輪行、また行きたいですね。
では、また。

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