キャンプ

2009年1月14日 (水)

究極のソロテント・トレックライズ0

昨年の話ですが、秋にやった恒例長瀞自転車キャンプにて、 メンバーのM氏が新しいテントを持って来ました。

Ac1 それがどうしたことか、こんなに小さいの・・。

アライテントのトレックライズ0。

究極のソロテントと呼ばれている・・。まったくの一人用。

幅が笑っちゃうほどに狭い。

我々は最近道具をやたら小さくしているような。自転車を小径車にしたら、やはり積み込む物も小さくしなくちゃならない。コンパクトそして軽量化です。

好き放題をやって飽きたら、今度は制約を設けてその中で遊ぶとまた楽しい、という趣味の世界でよくあるパターンですが。

M氏は、以前アライテントのエアライズ2を使っていました。これも山岳テントで結構軽量コンパクト。けど二人用だし、もっと小さくしたかったそうです。

Ac2 エアライズの1という手もありましたが半端はいやだった模様。

寝返りうてるのかよ(笑)。

なんともストイック。
バックパッカーやツーリストなど、荷物を最小限にしたい人向き。

ただ、長辺側に入り口がありますので、フライで前室を作れば快適だし、荷物置き場も確保できます。真っ直ぐ反対側のベンチレーターに空気が抜けるし、エアライズなどの短辺側入り口モデルより開放感もあり快適かも。

 メーカーのトレックライズ解説ページはこちら


重量1250グラム。付属品プラス200グラム。軽い~。ちなみに私のモンベルクロノスドーム2は2150グラム。付属品プラス300グラム。
う~ん羨ましいね。軽さは。スカンジウムポールや、糸まで軽量化、フライなんてぺらぺらだもの。

M氏が前に使っていた同じアライのエアライズ2が重量1550グラムだから300グラムの軽量化か・・。以前のでよかったんじゃあ?やはりM氏は長辺側に入り口があるテントが欲しかったそうです。私は逆で、来期の山岳キャンプ用に短辺側に入り口のあるエアライズ1が欲しいのです。そのほうが狭い場所でも張りやすいので、山っぽいストイックさが素敵。

Ac3 トレックライズ0のサイズは
設営時:間口205cm×奥行80cm×高さ100cm
                                     (前室張出40cm)
                                収納時:28×φ13cm(42×φ13)
                                     フレーム38cm

この幅が80センチっていうところが凄いです・・。究極の狭さです。中では寝るだけにしたところ。

一人で寝るなら小さいほうが中は暖かそうですが・・。



Ac4 夜になって皆で、品評会。

ほんと小さいよ。

変な所にテント張って、こんな風に周りを取囲まれたら恐い・・。

いや笑われて終るかも。

フライをつければこのように若干の前室も出来ます。




Ac5 中にもぐりこんで狭さを体験。

寝る段階になって、M氏は中に入って「あははは・・」とあまりの狭さに笑ってしまいました。

小径車ツーリングキャンプ、やはり荷物のコンパクト化は大事です。








Ac6 私も巨大なクロノスドームは、車キャンプ用にしよう。
そして来期は、自転車キャンプと山岳キャンプ用に、このアライテントのエアライズ1を導入予定。

標高の高いところでキャンプやりたいなあ。出来れば北アルプスの稜線上で。
出口を出たらすぐに足元は崖、みたいなところは勘弁ですが・・。

計画は着々と進みますが、なんか今年は身の回りが落ち着かなさそうだからなあ。そろそろ今年の目標を立てなければ。まあ、どうなることやら、です。

では、また。

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2008年11月18日 (火)

長瀞オートキャンプ場で自転車キャンプ・炎の宴編。

前回の続きです。

高崎からキャンプ道具を搭載した自転車で自走し、到着した長瀞オートキャンプ場。
早速テントサイトを設営。

08nc1 このキャンプ場を利用するのは2度目。
以前と同じ、一番上流にある紅葉の木々の下にテントを張ります。

この場所は、管理人の方に聞くと、ここで一番人気の場所だそうです。
オフシーズンなので空いていると思ったらここに車が2台あり、さすがは人気スポット。どうしよう?と思ったらその方々はデイキャンプでお帰りになるそうで、ならばとここに決定。



08nc2 私のテント、モンベルのクロノスドーム2を設営。

もう組みたては慣れてきました。

コレが本体部分。
この状態じゃあ、雨が降ったらびしょぬれ。

ポールに吊り下げる方式。簡単で、フライとの距離があるので雨に濡れ難い。



08nc3 コレがフライを被せた状態です。

今回はピンと張れたぞ。

ペグもちゃんと全部打ちました。
雨が予想されるので、フライを本体と離すためにも必要。

通気性が自慢のテントですが、もう寒いのでベンチレーションは全て閉じる。コレが後に裏目に・・。

もう少し小さいテントが欲しい。隣はAのさんのモンベル・ムーンライト1です。


コレが中央の宴会場。周りをテントで囲む。

08nc4






















S田さん所有のアライのタープがぴっちりと張られ、不意の雨でも大丈夫。
この下に焚火台を囲み宴会です。
また、隣の車できた方が、石を積んで作った焚火の炉を使う?とそのまま譲ってくださった。コレで2箇所で焚火が楽しめます。

我々が長瀞のこのキャンプ場を愛用するわけは・・・。
広大でオフシーズンは予約が要らないほど空いているので静か。フリーサイトの気軽さ、そして、焚火オッケー、しかも今時直火での焚火もセーフです。
直接地面で焚火をするのは地面を痛め、地球に優しくないということで、最近殆んどのキャンプ場で禁止ではないでしょうか?
しかし、ここはもともと河川敷の砂地です。大雨の後は冠水しキャンプ場の様子が変わってしまうほど。そのたびに地面のリセットがされるので直火オッケーなのかもしれません。

我がチームは、キャンプの達人揃いなので、キャンプ場をあまり好みません。何故キャンプするのにお金を払うの?という感覚の野宿派。
しかし、人の土地でキャンプしてはブログ的に後々まずいので、キャンプ場の利用をメンバーにはお願いしています(笑)。
キャンプ場なら堂々と焚火も出来ます。他人様の土地で火を焚いて万が一のことがあったら・・。お金を払って思いっきり焚火を楽しみます!

自転車での利用ならば、一人1000円也。
最初来た時、管理人さんが自転車利用時の値段がいくらかわからなかったほどで、やはりオートキャンプ場、自転車での利用はあまり無いのでしょう。

08nc5 食材を買出しに出かけます。

荷物を降ろしてバックだけになった自転車は軽い~。

橋を渡って国道に出て野上方面に行くとスーパーが有ります。フジマート。ホームセンター・コメリもあります。
自転車で10分ほど。この近さもこのキャンプ場の利点。

かなり多めに食材と飲み物を調達。
夜が楽しみです。






08nc6 買物から帰ると、M氏がブロンプトンで到着。仕事で遅くなったのですが、まさか安中からブロンプトンで自走!?
いや、藤岡駅まで自走、すぐそこの野上駅までは輪行したそうです。

隣のデーキャンパーは車でお帰りのようです。広大なこのエリアは我々だけの場所に!






08nc7 メッシュ焚火台に点火。夜の部の開始です。
周りは落ち葉だらけだし、S山さん親子が小枝を沢山拾ってくれたので、すぐに着火。
その後薪を燃やします。

薪は事務所の売店で購入できます。
4束購入。燃やすぞ~。

これから料理の下ごしらえをするS田さん。









08nc8 陽も落ちて暗くなった5時、宴会がスタート。

長い夜になりそうです。













08nc9 いつもS田さんにシェフ長をお願いしています。
しばらくキムチ鍋が続いていたので、S田さんも考えました・・。

今回は、水炊き鍋!

豚と骨付き鶏で出汁をとって野菜を煮込みます。
それを胡麻だれ、おろしポン酢だれに各自つけて食べるのです。

旨い!

やはりキムチも買いましたが、それはお好みで・・。

調理はガスストーブがメインです。

炭は使う予定ではなかったのですが、やはり焼き物には必要。売店で木炭を買って来ました。

08nc10

















焚火台で炭火をおこして、ネイチャーストーブにセット、焼き鳥を焼きます。
竹串にさしているのは、銚子名物の濡れ煎餅。
濡れ煎餅は、火で炙ると乾いて固い煎餅に戻るか?という実験。
結果、濡れて柔らかいまま熱い煎餅になる(笑)。

しかし、一面落ち葉だらけのワイルドな宴会場です。
自転車キャンプは積める荷物に限りがあるため、オートキャンプのように道具は充実しません。
やはり、椅子とテーブルが無いのが一番の違いでしょう。
大き目の石を集めて椅子にします。ソロテーブルに載らない物は、地面に直接置く。
M氏は、小型のすのこを持参。安かったようですが、コレをテーブルとして、使い終わったらばらして焚火で燃やしてしまおうという作戦、コレで帰りの荷物が軽くなります。

08nc11 隣の炉も焚火開始。こちらはかなりの火力が期待できます。

竹串に刺したソーセージを遠火で焼きます。

この竹串、前回も購入し役に立ちました。同じスーパーで最後の一束を購入。







08nc12 何でこんなに焚火が好きなんだろう?
やってみればわかります。
火を見ると、心の中から何かが湧き上がってくる。
周りは落ち葉だらけ。
どわーっと落ち葉を大量投入。

うわ!煙が酷いって。
風むきでテントの中に煙が入ってしまう。
もう燻製状態です。









08nc13 イカの一夜干も買って来ました。
ナイフで切って、ネイチャーストーブの炭火で焼くと旨い。これぞおつまみ。















08nc14 水炊き鍋でうどんを煮込みます。上州名物の極太うどん、おきりこみ。

焚火とガスランタンのほのかな明かりに照らされ、しばし談笑。









08nc15S山さんの息子さんTる君はもうお眠。
ビニールシートを掛けられてお休み。

ここからはおとなの時間さ~。










08nc16 宴会場と焚火の間を行ったり来たり。火が弱まると皆で木の枝を投入し火力を保ちます(何のため?)。














焚火の中の枝がはぜて、大きな火が上がり火の粉が飛び散ると、皆自然に笑顔になる。
やはり焚火は良い!

08nc17 真っ暗なキャンプ場を赤く染める。







俺たちも赤く染まり、ただ火を見ている。
それだけで楽しいんだ。

皆で自転車で走ってここまで来て、食べて飲んで笑って。

そして、火を眺めている。










08nc18

夜の寒さが急に降りてくる。
蝋燭の炎がランタンの中で揺れる。













08nc19 皆かなり酔ってしまった。
酔い醒ましにコーヒーを飲む。

だれもがふと黙り込んでしまう瞬間がある。

それが長かった宴の終りを告げるサインだ。









08nc20 さあ、もうテントに戻ろう。

そんなところで寝てないでさ。

焚火の始末をして、一人、また一人、自分のテントに潜り込む。










08nc21 テントの中。ここからは自分だけの世界。

ダウンシュラフに包まれる。
スントの気温計は12度を示す。
昨年に比べればかなり暖かい夜。

明け方は冷えるだろうと、ダウンベストも着込んで、シュラフのジッバーを上げる。

LEDランタンを消せば、暗闇が訪れる。川の瀬音が聴こえる。

おやすみなさい。

次回は、朝が来た、そして雨、の巻です。

では、また。

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2008年11月14日 (金)

自転車キャンプの装備・1泊2日分。

う~ん、秋の恒例、自転車キャンプの予定があるのですが、装備に悩む。
車で行く時のように、あれもコレも持って行けないのです。
なるべく軽くコンパクトに。

椅子やテーブルはまず却下。
食材は現地調達。
大鍋や焚火台などは他のメンバーが持ってきてくださるので助かります。

09cn1 個人装備に、皆で使うもの若干。

久しぶりに見たテントは大きかった。水色の奴。
やはりツーリングテントはでかい。
山岳テントが欲しいなあ。

いつもこのくらいの装備。
ここからどれを削るか。

コッフェルをワンッセト止める。
ガスランタンもいいや。焚火が明るいから。

ボルドーワインと赤霧島も重過ぎるのでやめました。

結構寒いので防寒着は必要。
雨が降ったら自転車は濡れるので雨具も。

翌日の着替え。
着ていくものは除いています。







こんなにバックに入るのでしょうか?
テントやマットはキャリアの上。

09cn2 今回持って行くコッフェル。
チタンコッフェルは軽くて、こういう時にこそ威力を発揮。

スタッキングといって、組み合わせてコンパクトに出来る。
メーカーもスタッキングできるように考えてあって、同じメーカー品を組み合わせるとしっくりいく。

スノーピークのチタンシリーズ。
チタントレック900。
ソロセット極。
蓋や下部がカップや食器になります。
EPIのガスストーブREVO。
ガスボンベ(小)2個。
他にチタンマグカップ。
シェラカップは今ひとつ使いにくいのでもって行かない。

09cn3 ソロセット極には、ボンベ2個かボンベ1個&ガスストーブが入ります。
今回はボンベを2個入れます。













09cn4 ソロセット極は、チタントレック900の中にすっぽり入ります。

















09cn5 専用の網袋に、ガスストーブと一緒に入れて出来上がり。
結構コンパクトになってくれます。
















09cn6 自転車に気になっていた、後部のリフレクターライトを装備。
キャットアイのLED灯。
SL-LD100-R
タキザワで1180円。
ゴムひもでいろいろなところに装着できます。
自転車のフレームやバッグ、ヘルメットの後部にも付けられる。
これが一つあると便利です。
赤と白がありますが、後部灯は必ず赤にしましょう。

09cn7 キャリアの後部に穴の開いたライト装着部分がありますが、ここにはゴムひもは通りそうも無い。
キャリアに直接しばります。
コレでオッケー。
紐の先端にあるマグネットを本体に触れさせると点灯します。いくつか点灯モードがあります。








09cn8_2 コレで準備はオッケー。
バッグに装備を入れて、キャリアにテントをくくりつけます。

ゴムひもやネットはホームセンターで100~200円くらい。

もうバックはパッツンパッツン。









テスタッチもこんなことになってしまった。

09cn9 全体図。
















ロードレーサーの面影なし。
はたしてキャリアは大丈夫?フレームは?
スポークは?リムは?タイヤは?
そして私は大丈夫なんでしょうか~?

しかし、自転車が重くて持ち上がりませんよ。
コレじゃあ、アパートの階段が降ろせません。
一旦装備を外して、自転車を下に降ろしてからまた装着します。
以前のブロンプトンキャンプのように計画倒れにならないように頑張ります。
やはり峠越えコースのようで・・。
上れるのかなあ?

では、また。

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2008年5月 8日 (木)

長瀞キャンプ村で過ごすGW・その2[朝~出発編]

昨日の続きです。

長瀞キャンプ村に朝がきました。
テントの内部が明るくなると目が覚めてしまいます。

Ac1 う~ん。まだねむいけど、テントのファスナーを開けます。
今日は天気が良いみたい。めざめのコーヒーを淹れます。

前室でガスストーブEPI-REVO・3700に点火し、スノーピーク・ソロセット極チタンに水を入れて沸かします。






Ac2 インスタントコーヒーを飲んで、テントから這い出します。
朝の私のテント。モンベル・クロノスドーム2です。

朝だけにぴーんとテントは張っていますね!

ん?入り口付近のフライから何かぶら下がっている・・・。

うわああ!け、毛虫!
ごめんね・・。フライを開けた時に潰しちゃった・・。
よく見ると地面にも多数毛虫が這っています。
昨夜の強風で、頭上の木の上から落ちてしまったのでしょうか?

あわわわわ!テントを撤収の際にも、フライを外したらテント本体に何匹も・・。
木の下にテントを張る際は、これからのシーズンは気をつけましょう。
けど、我々は雑木林エリアに設営したからで、真ん中のエリアならいないと思いますよ・・。

Ac3 一人また一人とテントから出てきます。

タープの下でお湯を沸かしコーヒーを淹れます。
昨夜のあまりの薪を燃やし始めます。

昨夜は10時前に眠りましたが、深夜2時頃強風が吹き、轟音で目が覚めてしまった。さらに、川の向こうは国道で、走る大型トラックや暴走バイクの音が結構響いていました。ロケーションは自然がありますが、騒音はちょっと気になります。
それから先はうつらうつらとした眠りでしたから。

Ac4 昨日、薪は何束買ったのでしょうか?前回の長瀞キャンプではかなりの薪を燃やしたので、今回もかなり買い込みました。キャンプ場入り口の売店で売っています。一束300円で建材のちゃんとした奴です。

夕方追加で買ったら売店のおじさんに「あれ火がつかなかったのかい?」と言われてしまいました。いえ、もっと燃したいんです・・・。



Y田さんがモンベルのO・Dコンパクトドリッパーで美味しいコーヒーを淹れてくれました。

Ac5 私は、持参のパーコレーターでおかわりのコーヒーを淹れます。

チヌーク ステンレスパーコレーター3CUPを使用。これは近所のワイルドワンで2990円で購入。
綺麗な見た目。しっかりしている造りです。

学生時代からパーコレーターを愛用していますが、アウトドアではやはり便利。

水を入れて火に掛け、お湯が沸いたら粗く挽いた豆を入れた部品を内部に入れます。
弱火で沸かして、蓋の透明な部分にポコポコとお湯が出てきて、お湯の色がしっかりコーヒー色になったら出来上がり。
十分煮込んだコーヒーを振舞いましたが、これもアウトドアの味です。

Ac6

朝はなかなか冷え込みます。
ユニフレームのメッシュのファイヤースタンドが活躍。

そして朝食の用意。
昨日買い込んだ食材で余っているものを食べます。うどんと食パンですね。

M氏がコンビニにめんつゆとハチミツを買いに自転車で走ります。
しかし、30分たっても帰ってこない・・。汗まみれで帰還。近所のセブンが無くなっていて、長瀞駅の側まで走って行ったそうです。お疲れ様でした。

Ac7
早速、M氏がもって来てくれた、ユニフレームのネイチャーストーブL(1050グラム、6700円)の内部に炭を入れパンを焼きます。








Ac8買ってきてくれた蜂蜜で、焼きたてのパンを食べます。

こげたパンでも、旨いんだな。










Ac9 次にうどんをM氏が作ってくれます。
昨夜のキムチ鍋に入れる予定だった、冷凍の讃岐うどん。クーラーバックに入れておいたので程よい解凍具合。
これまた鍋に入れる予定だった安売りのチクワと長ネギをまず鍋に投入。
買ってきためんつゆで味を作ります。

この状態はまだチクワネギ汁。
冷凍うどんを入れてしばらく煮込むと・・。


Ac10 出来上がりです。なかなか美味しいと評判。











Ac11 このように各自シェラカップに盛り付けます。
ちょうどいい量のシェラカップうどん。

わんこ蕎麦感覚でおかわりしてね!

チクワがいい味出してる~。







Ac12
続いて、さらに袋入りのカレーうどんが2袋残っています。
これを先ほどのうどん鍋に追加します。

すると、美味しい和風カレーうどんの出来上がり。









Ac13 コイツの決め手は、やはり昨夜のあまりのフランクフルト。
ちぎってうどんと一緒に煮込めば、カレー肉うどんに。

フランクが、いい味出してる~。







Ac14 朝からお腹一杯食べて、その後はまったりと過ごします。
5時に起きてゴソゴソ始めたのでまだ7時前ですから・・。
11時までキャンプ場にいて良いので、時間はたっぷりあります。
早起きすると、朝がのんびりしますね。





Ac15 ここでM氏が、なにやら道具を披露。
山業界では有名な、トランギアのアルコールバーナー(定価2310円・110グラム)です。

軽量コンパクトで、お湯を沸かすならば手軽でよく出来たストーブです。

ゴトクをセットし、お湯沸騰実験をします。

燃料は入手しやすいエチル・メチルのアルコールです。内部に50CC注入できて、25分間燃焼可能。内部のアルコールはゴムパッキンつきの蓋で漏れないようですが、別にボトルでアルコールを持ってきたほうが安心かも。すると重くなりますが。

Ac16 何故かアルコールバーナーにはセットされる、トランギアのメスティン(飯ごう)です。
世界最小のアルミ飯ごう。お米をたかなくてもお湯を沸かすのに使えます。

先日書いた、固形燃料のエスビットと比べてどうなのか?興味が沸きます。

5分くらいで沸騰しましたか。
う~ん、燃料の扱いやすさから、エスビットでも十分かなあ?
このお湯で食器を洗わせてもらいました。

Ac17 今回の焚き火グッズまとめ。
奥が、ユニフレームのファイアスタンドⅡ。
手前が、スノーピークの焚火台S。

S田さん曰く、ファイアースタンドは焚き火を楽しむもの。焚火台は、焚火を利用して調理に使えるもの。

ファイアースタンドは軽いのですが、上に鍋はかけられませんね。焚火台は重い。
Y田さん曰く、一人に1台焚火台S(笑)。けど、ソロキャンプならネーチャーストーブで十分。

Ac18 さて、やることももう無いので、テントも撤収し9時前にキャンプ場を出発します。
近くのモンベルクラブ長瀞店が9時オープンなので行くことにします。

チームウェアの負け組みジャージを着用などして、愛車に乗って各自スタート。





Ac19 M氏の愛車。
バイクフライデーのポケト・ラマ。キャンパー仕様改です。

20インチの小径車ながら、積載能力は抜群。








Ac20 S田さんのGIOS・ピュア。キャンパー仕様改。
今回唯一普通サイズの自転車(笑)。

後は、Aのさんのバイクフライデー。
ニューワールドツーリストキャンパー仕様改。

今回のツーリングにあわせてキャリアを装着。





Ac21 Y田さんの復刻ダイヤモンドフレーム・ニューワールドツーリスト。
ランドナー仕様のキャンパー改。
スペシャルな装備が満載な逸品。

これらの素敵なキャンパー車は、次回特集でご紹介します。










Ac22
私は車で出発。
途中、走行中のチーム負け組みを撮影。
楽しそうですね~。









Ac23 モンベルクラブ長瀞店に到着。
全員やんややんやでお買物。まだ9時過ぎなので、他のお客は殆んどいません。
店員のおねいさんに、負け組みって面白い名前のチームですね・・。ジャージも可愛い!って掴みはオッケー。

今月の佐渡ロングライドに備えて、半透明のサイクルウィンドブレーカーを購入。お揃いだそうで、え?私も買うの!?ここにいた参加者は全員購入しました。佐渡では負け組みジャージが薄く透けるウィンドブレーカーを着て走ります。

Ac24 その他自転車用パンツなど購入。私は山用グッズを購入しました。

で、ここで解散。
私は車で帰宅。
皆さんは自転車でツーリングを楽しみ、高崎まで走りました。

GWで混んでる時期のキャンプってどうよ?と思いましたが、なかなか快適で楽しかったですね。
次回キャンプは、白馬方面輪行ツーリングみたいですけど・・。

夏の避暑キャンプも待ち遠しいです。


では、また。

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2008年5月 7日 (水)

GWは長瀞キャンプ村・その1[昼~夜編]

爽やかな五月、キャンプに行きたいですね。
我が自転車チーム「負け組」で、GW最終日5月5~6日、久しぶりにキャンプツーリングに行って来ました。

Ab1_2 自転車4台と、車2台で計7名です。
私はキャンパー自転車がないので愛車のVWポロで行きました。S山さんは旅行帰りなので、息子さんと車で。後のメンバーはバイクフライデーという小径車メインで高崎からツーリングしてきました。

GWはどこに行っても大混雑です。
混んでいるのが嫌いな我々は、穴場のキャンプ場を探します。

目的地は埼玉県の秩父は長瀞です。
長瀞はキャンプのメッカで結構賑わっていますが、なかなかの穴場キャンプ場で遊んできました。

今回行ったのは、彩の国長瀞キャンプ村 です。
以前我々はその近所の、長瀞オートキャンプ場を利用しましたが、 そこと経営が同じのようです。

Ab2 オートキャンプ場ですが、前回と同様直火オッケーのゆるめなキャンプ場です。焚き火がメインの我々には最高です。

2万坪のフリーサイト、テント200張りが可能。かなり広い荒川の河川敷ですが、ここが昨日は満車だったなんて・・。この日も半分は埋まっています。これでも我々にとっては経験したことのない混雑です。

木が整然と植えられているので、フリーなのに区画っぽく、効率よくサイトが設営できます。

最近のオートキャンパーには、電源付きの区画整備されて綺麗なキャンプ場が評判なのでしょう。しかし、値段は高いしGWなどは混雑してしまいますし、我々はそういうところは最初から興味がないです。

GWの穴場ならば、ここのようなそこまで設備が完璧じゃないゆるいフリーサイトがよいのです。
規模も大きければ結構空いています。ここも普段はテントなら予約不要ですが、流石にGWは予約が必要とのこと。しかし、この日は予約無しの飛び込みでも大丈夫でした。穴場は最終日の5月5~6日の利用です。前日までは酷い混雑で予約のみだったと、受付のおじさんが言っていました。

Ab3 メンバーの自転車。
小径車3台、700Cロードバイク1台。皆キャンプツーリング用に改造してあります。
荷物がたっぷり積めます。

小径車は米国のバイクフライデー。高崎の小径車ショップ「サイクルテックIKD」さんで購入&カスタマイズ。

今回はランドナーのキャンプ仕様車も登場。キャンプレポートの後に特集しますのでお楽しみに。

自転車チームは、朝8時に高崎を出発。今にも雨が降りそうだった為、予定の湖畔での昼食、温泉入浴を取りやめて長瀞に直行。12時には到着しました。
キャンプ場は現地で決める予定でしたので、連絡をもらった私は、13時過ぎにキャンプ場到着。

Ab4 既に自転車組みはテントを設営済み。雨が降る前に準備できました。

相変わらず良い場所を見つけるのが上手ですね。
長瀞の川に向かって、小川沿いの岬状に突き出した、前方と右手は川で行き止まりの場所です。自分達だけの世界を作り出すことに成功(笑)。

いつもどおりのソロテント群。他人と同じテント内で寝るのは嫌だというわがままおやぢどもです。

私が着くと、皆は既に飲んでいたので、私の車でスーパーに買出しに行きます。車で10分くらいの対岸にフジマートとコメリがあります。車じゃないと遠いです。
その間に、M氏が私のテントを設営してくれるとのこと。ありがたい!

Ab5 食材をしこたま買い込んで、2時に早速昼食会。っていうかあまりにも速く到着したけど、やることもないしお腹も空いているし。

タープの下に宴会場を設営。

手前は、S田さんのシェラデザインズのソロテント。
おお、地面に溝を切って、降雨対策をしていますね。



Ab6 タープ下はこんな感じ。

各自、自転車なのにソロキャンプテーブルを持ち込み。スノーピーク2台、ワイルドワン2台。

今回大活躍が画像に写っている「竹串」がヒットアイテムになりました!
スーパーにさすが長瀞、キャンプコーナーがあり、購入。長さが40センチくらいあって、BBQの串、自分の席から遠くの炉の焼き物を取るって食べるときに刺せる、箸の代わりになる、とヒット。

すぐに空腹を満たすため巻寿司などを食べます。それから焼き物。明るいうちからアルコール。缶ビール、缶チューハイ、赤ワイン、50度のウィスキー、芋焼酎、梅酒。もう結構飲んでいる。夜までまだ随分時間がありますが・・。

今回の宴会メニューは、焼き物としてソーセージ系がメイン。焼肉は後片付けが大変だから、といっていたのに竹串発見からやっぱ豚肉を大量購入。S田さんが塩コショウ後串刺しにして夜のために準備してくれます。さらに料理人S田さんのおなじみ特製キムチ鍋も仕込み中。

Ab7 メインの炙り台は、スノーピークの焚き火台S(1・8キロ、9240円)です。結構重たいのにY田さんが運んできてくれました。

太目の魚肉系ソーセージがにわかにヒット。微妙な味ですが・・。


Ab8


これがテントサイト全体図。

手前のテント左手にこの後、S山さん親子のテントを追加。

この辺りは自然の雑木林です。

右手と手前が川。
大好きな一番端っこです(笑)


Ab9 この一群がテント村?
アライのタープを入り口の頭上に張って、
この下を2次会会場としましたが、結局使わず・・。

左からY田さんのモンベル・ステラリッジ1、M氏のアライ・エアライズ2、Aのさんのモンベル・ムーンライト1、です。




Ab10 反対側から見た図。岬状になっている地形です。右と左側は川に向かって切れ落ちた崖になっています。

結構雨が降ってきました。
タープがあれば大丈夫。
しかも、大きな木の下なのであまり雨が落ちてきません




Ab11 荒川は、長瀞の景観。

モンベルクラブのカヌーやラフティングが楽しそうにやってきます。








Ab12 他のキャンプサイトのテントは、殆んどがコールマン!及びキプテンスタッグ。流石はGW,ファミリーキャンプの比率が高いです。

・・・ソロテントなんか我々くらいなものです。






Ab13 うー、まだ3時だよ、4時だよ・・。4時からはお風呂(露天付き)がオープンしますので、数名が入浴、宴会は一時休憩。何名かはテントで仮眠し、夜に備えます。

徐々に夕闇が迫ってきました。

やや大きめのタープもアライテント製。こんな感じで張り綱をセットし、とても安定しています。
雨が降りましたが快適です。



Ab14 S田さんがキムチ鍋の仕込を完了。

S山さん親子が車で到着し、17時過ぎに夜の宴会が開始されました。








Ab15 ちなみに私のテントはこれ。

モンベル・クロノスドーム2。

M氏が張ってくれましたが、フライがずれちゃって、ううん、ありがとう!
ペグの部分のロープも違う気がしますが、ううん、大丈夫です。助かりました。





Ab16 さあ、焼いて焼いて!

これが今回のメインキッチン。
画像左のユニフレームのメッシュのファイアスタンドⅡ(490g、6000円)が焚き火用で、ここで熾した炭火を右のスノーピーク焚き火台Sに移し調理します。

もうすっかり食べつくしていますが、さっきまではソーセージ焼き、今度は焼肉でゴージャスです。
キムチ鍋も旨いね~。

Ab17 辺りが闇に包まれ、皆ヘッドライトを装着。

焚き火とランタンの明かりに照らされる男ども。

酒をあおり、笑い、時にはため息をついて、絶望的な人生を語り合う・・。

この夜は、俺たちのものだ。そうだろう?

バカなエロ話も今夜はやけにリアルで、大笑いする。




Ab18
タープに吊るしたLEDランタンのイルミネーションが、男だらけのパーティーを彩る・・。

飲んだ、食べた、語った。

夜9時を過ぎた頃、宴会は自然に終了。
キャンプ場の夜は早く更ける。もう寝なくては。


火の始末をして、一人、また一人と自分のテントに潜り込む。
テントのランタンが消え、男たちは眠りに落ちる。

キャンプ場は深夜、強風にさらされたが、テントはびくともせず、俺たちを守ってくれた・・。

そんなわけで、昼~夜編は終了。
次回は、朝~編です。その後、キャンパー仕様のバイクフライデー編に続きます。

私のテントは大きな木の下に設営しましたが、深夜に木が轟音を立てての強風。
そのために朝起きてテントのファスナーを開けるとそこには・・・、
恐ろしいことが起きていたのです!
「う?うわあああーーっ!」

どうしたんだ!?
次回に続きます。

では、また。

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2008年5月 5日 (月)

久しぶりのキャンプ。

これはなんでしょうか?

Ca1 結構大きいです。

これはシュラフ(寝袋)です。

オフシーズンは、圧縮せずに風通しの良い場所で保管します。
モンベルのULストレッチダウンハガー♯4。
このような保管袋が付属で付いてきます。

いよいよシーズンということで・・。


Ca2 圧縮して収納袋に入れます。
が・・・、なかなか入らないね。

ぎゅうぎゅうに押し込んで、ここまでコンパクトになります。
ダウンは凄いね。
びっくりするほど小さく軽いのです。

さて、今日はこれからキャンプだそうですが・・。


他のメンバーは、既に今朝8時に自転車で高崎を出発しています。
行き先は、埼玉県は秩父、長瀞方面です。
天気は、曇りだ。予報では夜は雨。う~ん、それでも行くのです。
というかもう出かけている。
私は、相変わらず荷物が積める自転車を持っていませんので、車で行くことにします。
さっきメールで、自転車組みから、傘とシートを持ってきてとありました。

Ca3 今回の装備。
もう車だから重さを気にせず持って行きます。
忘れ物をしたらいやだから、もうありったけ。
シーズン最初だからね。

テントってこれで建つんだっけなあ?

クッカーはもっと持って行こうか?
今回は人数が多くないので十分かな?

焚き火がメインになるのでしょう。
コーヒーを淹れるパーコレーターも追加しましょう。

椅子なんか持っていけるのは車ならでは。

今日は、昨日までより空いていると、昨年お世話になったキャンプ場は言っていましたが。雨だし空いているかな。自転車組みが、現地で空いているキャンプ場を決めるそうなので、
私は現場周辺で待機。
秩父のモンベルショップで登山靴でも買物しようかな?

何故雨なのにキャンプに行く?
もう止まらないから・・。

GW,始まったと思ったらもう終わり。
洗濯で終っちゃう。
最後の思い出造りです。

テントの防水、大丈夫かなあ?
雨でキャンプかよ・・。

じゃあ、行って来ます。

では、また。

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2008年5月 1日 (木)

山の上でコーヒーを飲む軽量編・エバニューチタンクッカー&エスビット

山に行きたいー、キャンプに行きたいー。

けど、なかなか都合が付かない。そーいうもんです、普通に生活していれば。
むしろ、毎週山やキャンプに行ける人が特別なんだってば。
だから今夜も脳内で、妄想キャンプ&登山ですよ!

昨年秋、最後に山に行ったとき、山頂でコーヒーを楽しみました。
けど、体力が無いので装備の軽量化も大事。
ですからその時は、コーヒーだけなら山上でお湯を沸かさなくても保温ポット(テルモス)にお湯を入れていけばいいんじゃない? という結論に達しました。

Es1 しかし、周りの人がカップラーメン食べているのを見ると、自分もラーメン食べたい・・。
だけど軽量なのが良いということで、こんなセットを考えてみました。

チタンクッカーとチタンカップ、それに固形燃料コンロです。

今回はこれを試してみました。


Es2 まずは、新たに購入したチタンクッカー。
買ったのかよ~、って欲しかったんだもん。
こういう浅型のクッカーを持ってなかった。

エバニューのチタンクッカー1セラミックです。

この青いケースがイカス。ネットのタイプより他に使えそうだし。

お値段は、定価4620円のところ近所のショップで4158円。チタン物は高いね~。けど実測116グラムですから!アルミ製より100グラム近く軽いはず・・。値段は倍でしょうけど。チタンにはレアメタルのロマンがあるから良いのです!
しかし、3月のギフト券還元セールで5000円の買物をしたら1000円の金券をもらった。さらに、会員カードのポイントが1000円分貯まっていたので実質2158円で購入!ラッキー~。

Es3 ソロクッカーって、内部にガスボンベやストーブを収納する為に、深型のほうが一般的のようです。けど、それって底の方のものを食べる時不便。コンロの上でも腰高不安定そうだし。
この浅型クッカーが欲しかったんだ~。あえてスタッキング性能を犠牲にしても、底面積が広いと熱の伝達効率も良さそうだし。

チタンで、蓋にモロにチタニウムって書いてある(笑)。わかりやすくて今時こういうの無いからカッコイイ。
ハンドルもこの状態で何気に固定されてぶらぶらしません。

サイズは一番小さい奴。かなり可愛い600ml。コーヒー&カップラーメンの最小限のお湯を沸かすために特化させます。ならばケトルでもよいのでは?ユニフレームのチタンのケトル可愛いし。いや、やはりキャンプでは、他にも煮炊きが出来ますとか食器にもなりますとか多用途性が大事なのです!

Es4 内部はシリコンセラミック加工。焦げ付かないようですが、普通のチタンむき出しでも良かったなあ・・。だって凄く傷つきやすい!外側は蓋と側面が艶ありの表面加工がしてあり、それは高級感があってよいかも。

ハンドルは樹脂カバーがあり、持っても熱くならない加工。これは良い。溶けないように気をつけてね。

Es5 で、熱を加えるのは固形燃料。
この業界では有名なドイツ製の
エスビット・ポケットストーブです。
これはその軍用タイプのミリタリー。

定価1155円。





Es6 箱から出すと、こんなストーブの本体。

折り畳んであります。









Es7 拡げると中からは固形燃料の箱が出てきます。

以前、自転車レースの会場で、チーム仲間のM氏が使っているのを見て一目惚れ。


これがどうなるのかはお楽しみ・・。



Es8 けどこれが、ギリギリにチタンクッカーに入りません・・・。
いや、最初からわかってましたから。店で何度も試したんだもの。上のサイズの2なら入るけど、出来るだけ小さいクッカーが欲しかったの!

斜めにすれば入ります。けど内部のセラミック加工に思いっきり傷が付きます。ケースに入れると入らない・・。

ストーブは別にもっていきます。


Es9 なのでクッカーの内部に何を入れるというと、カップ。
以前から持っている深型のクッカー、スノーピークのソロチタン極です。これも良いクッカーですが、お湯を沸かすだけならちょっと大袈裟。なので下部のカップだけエバニューの中に入れます。



Es10 カップのハンドルを畳めばすっぽりと入ります。

いや、ならばこのカップだけでいいんじゃないの?300mlのお湯がこのカップで沸かせるので、カップラーメン、コーヒーの順に沸かせばもっと軽くなるよ。エバニュークッカーいらないんじゃあ・・。

いや、やっぱ鍋はあったほうが良い!
何かと便利なはず・・。



Es11 ほらね、中にコーヒーセットが入るよ~。

この軽量セットならインスタント限定ですが、こんなに飲まないか・・。1~2杯ですよね。

けど、これだけ入るんだって事で・・。

はみ出してますよって、ちゃんと入れてないだけです!

Es12 実際詰め込めばこうなるの!

うーんいいね。
パッキングできたよ~。







Es13 では実際にお湯を沸かしてみましょう。
固形燃料はこれ。このミリタリーの方がスタンダードより大きく燃焼時間が長い。そして3個づつ完全にパッキングされています。

なんかイカ臭いです・・。

見た目は、温泉旅館での宴会料理で一人前の鍋を暖める固形燃料と同じ、四角くなっているだけ。

Es14 ストーブを完全に広げるとクッカーが落っこちちゃうので、2段階の狭いほうにセット。

ライターで着火します。
すぐに火がつきます。
風向きとか角度を考えないとライターの火でやけどしますからご注意。
燃えている時は特に臭いはしませんし、煙も出ません。アルコールランプの臭いですか。室内なら換気はしたほうが良いと思います。


Es15 火がついたら
蓋をしたエバニューチタンクッカーを載せます。
水は300mlいれました。
空焚きは厳禁。チタンクッカーは弱火が原則ですが、このストーブは火力調節は出来ません。
結構最初は火の勢いが強く、鍋の側面まで火が回りこみます。ガスストーブに比べれば火力は弱いので、チタンだって大丈夫でしょう。

鍋はこの位置にしないと、ハンドルに火が当たるかもしれませんよ。

しかし、これ、風には絶対に弱いよね(笑)。
山頂や稜線では火を維持するのに苦労しそうです。アルミ箔を持っていって、風防を現場で作ってやれば良いと思います。

Es16 なかなか良い調子で燃えて、約4分30秒で沸騰!使えるじゃん。

ぐらぐら沸いています。
これならいいよ~。早速、カップのコーヒーにお湯を注ぎます。






Es17 お、いいね!エバニュークッカーはお湯の切れが良い!注ぎ口がちょこっとあって、お湯が後ろに回りませんし、細いお湯が微妙に注げますので、ドリップコーヒーを入れるときに美味しく出来そうな予感です。

300ミリリットルのコーヒーを作ります。
次にカップラーメン用のお湯を続けて300ミリリットル沸かします。火は燃え続けるのでもたもた出来ません。

しかし、15分燃焼とのことですが、13分ほどで燃え尽きてしまった・・。しかも徐々に火力が低下して、2杯目は完全に沸騰しませんでした・・。コーヒーを入れるときにもたもたしたのも原因か。
なので、1杯目はカップラーメンの熱々のお湯。2杯目はコーヒー用のお湯ならぬるくてもよいので、その順番で沸かす感じですか。

Es18 燃焼しきると、やや煤が残ります。

クッカーの底も煤で黒くなりますが、洗って拭けばそこそこ落ちますから。







Es19 どうでしょうか?こんな軽量のコーヒーセットを持って山登り。

うーん脳内の山頂で、このコーヒーを味わいます・・。

アルミのテーブルは持って行けませんけどね。が、テーブル側にはそんなに熱は回っていませんでした。
カップは飲む時、シェラカップのように縁が熱くなりませんということも無く、飲む時熱いよ・・。
やはりこれでお湯を沸かさなくて正解です。

え?シェラカップで沸かせば良いって?いや~、蓋が出来ないから。やっぱ鍋ですよ、チタンクッカーですよ!

実際風の中でどうなのか、試してみないと。
さらには、これでは不安なので、ちゃんとガスストーブを使った、本格ドリップコーヒーセットも脳内で完成させましたので、次回ご紹介します。
チタンクッカー各種と、さらに購入したEPIのREVOストーブ、ユニフレームのコーヒーバネットをテストしてみます。
今回のセットとの重量比較もやります。
うーん、妄想の山頂コーヒーは続きます・・。

では、また。

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2008年4月30日 (水)

キャンプ用ソロテーブル購入。

あー、ガソリンが明日から値上がりするそうで。
近所のGSも大混雑していました。
この一ヶ月で私は2回60リットルほど給油しましたが、25円安かったとして1500円得したわけです。
夜になった今もGSは長蛇の列とTVでやっていますが、明日30円値上がりするとして今夜50リットル給油する人は1500円得するのか・・。
私はまだガソリン入っているからいいや。

さて、GWなのに毎日仕事ですが、後半の休日はキャンプの予定です。
近所のアウトドアショップでキャンプ道具をお買物。

今回購入は、アルミ製のソロテーブル。
Te1 業界では、この製品が有名のようですね。

スノーピークのソロテーブル「BAJA(バハ)400」です。
税込み4725円。
脚の部分の肉抜きされているところが、軽量化を追求してるっぽくそそる・・。ほ、欲しい!

この上にコンロやコッフェルをセットし、テントの前でセルフクッキングするわけね。イカス・・。

が、必要か?と言われれば無くても良いし、あれば便利かもしれないけど・・。

車などでキャンプに行くならば持って行けるけど、徒歩などで軽量化やコンパクトさが必要なキャンプなら、最初に外される装備かも。

なので、使用頻度からこの値段は今の私の財政じゃあ無理。
安ければ欲しいけど・・。

そこで売り場にて発見。
Ta2_2 このお店、チェーン店のワイルドワンで発売しているオリジナルらしいソロテーブルです。

「ロールテーブル ミニ」

税込み1380円。安!
これならば、必ず必要じゃなくとも
あれば便利なはず。
ちょっと眺めているうちに、キャンプ以外での使用方法も思いついたので、購入!

スノーピークと使用寸法・収納寸法はどっこい。重量は実測725グラムとSPの890グラムより軽いぞ!

Ta3 袋から出すとこんな感じ。

これをぱたぱたと拡げていきます。







Ta4 するとこう拡がって、内部に棒が2本入っています。
これを取り出すのは引っ張ってスライドさせて出してね。

この棒を拡げたテーブル部分の横から穴に串刺しにして、表板を固定するわけです。

けど、この棒、取り出すときに私が曲げてしまったのか、上手に穴に入ってくれません。クルクル回したり、そらしたりしてようやく貫通。
ちょっとこの辺の精度は低いかな?

Ta5 で、脚を4本広げたら完成。

お?なかなかいいじゃないですか。
値段より高級そう。
ちょっといろいろな部分で手を切りそうですけどね・・。





Ta6 優れた機能として、脚は2段階に高さが変えられます。

これだとテーブルとして普通に使えますね。しかし、ややガタが出ますか・・。地面の傾斜の影響も受けやすいしね。短い脚のほうが実用的ですか。



実際キャンプで使うのかはわかりませんが。
家庭内で使えそうなんですよ・・。

Ta7 我が家は家庭内不和が頻発するんでね・・。
食事時に喧嘩したらね、もう自室に引きこもるしかないんですよ。
食卓は相方が占拠しているものでね。

そんな時に私はこのセットで、寂しい夕食を一人済ませるという考えです。
自室用ソロ食卓テーブルとして、これは使えますよ・・。

他にもキャンプ道具を買い込んで、山行きの装備も考えていますので、今後特集します。

もう新緑シーズンで、山に行きたいのですが、登山靴が壊れちゃって・・。ビブラムソール穴開いてるし、ゴアテックスが破れて浸水しました・・。買うまで山に行けない。買えるのかな靴・・?

では、また。

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2008年4月20日 (日)

スノーピークのカタログ

久しぶりにアウトドアショップに行って来ました。
近所の大規模チェーン店です。

そろそろ春山登山&キャンプです、準備します。
先月に買物した時にもらった1000円ギフト券を使おうと思いまして。
お金も無いので2品ほど。何を買ったかは、またご紹介します。

で、レジで会計している時、ふと目に止まったアウトドアグッズメーカーのカタログ群。
これらのカタログは、夜な夜な酒の肴に最高、妄想登山&キャンプには欠かせないものです。
これを読めば、夢の中、完璧な装備でキャンプを楽しめるのですよ!

モンベル、スノーピークが特に分厚くて内容が充実しているのでお気に入り。

Sn1 今日はスノーピークのカタログが何冊か積んでありました。

上のが2008年版、下のは昨年版。

このカタログは凄い!
寂れた街のタウンページより厚いんじゃないかと思うほどの分厚いカタログです。

今年のは昨年より40ページほど多い345ページの豪華版。
こんな凄いの、たたでもらっていいの・・・?最近はカタログも有料なんていう趣味ジャンルの販売店もありますので・・。
買い物をしたのでやや強気になった私(笑)、レジのお兄さんに「あの~スノーピークのカタログ、もらってもいいっすかあ・・?」とボソボソ聞きました。
「店舗用と書いてある以外のカタログはご自由にどうぞ。」と気さくな回答。
早速1冊持ち帰りました。

スノーピークは、ちょっとお洒落なキャンプ&ハイク用具国内ブランド。
新潟市三条発なので、食器とか得意。テントやガスストーブなどかなり幅広いラインナップ。
モンベルがザックやシューズなど山で体に装着するものがメインなのに対し、スノーピークはキャンプ現場で使うものがメインという感じですか。こじゃれたアウトドア愛好家のお気に入り。山屋で使っている人はあまり見ないような・・。

しかし、このカタログ、も~、1000円くらいとってもいいほどの豪華版。
いや実際コストはかなりかかっているはず。
このブランド、お値段が張る上に定価販売なので、こういうコストが乗せられているのか・・?
まあ、読むだけにすれば損しないわけですから・・。
けど、読むと欲しくなるよ!

最初の数ページは、ビーパル関係者、あのグレゴリーさんとのインタビューから始まり、おなじみのイメージカット。今年は抽象的なイメージで、さり気ない商品カットの見開き写真と洒落た文章が続きます。写真集みたいな展開。その後使用レイアウトのページに続きます。

そして、実際にキャンプフィールドで使っているシーンのカットが沢山納められています。これがすごくいい!使い方がすぐにわかりますし、自分がそれを使用しているシーンを想像できて、「きゃはは、おーい、その肉焦げちゃうぞ~、先に食べちゃうからなあ。どーだこのダッチオーブンで煮込んだビーフシチュー凄いだろう?あはは、ねえ、ここいい所だよねー!」なんて妄想でしばしボーとします。キャンプ場でシチューなんて煮込まないくせにさ・・。

今年の新モデル。

Sn2_2 これは欲しい!
ガスストーブの新型、世界最軽量の「ギガパワーマイクロマックスウルトラライト」です。56グラム!
手のひらに納まってしまう。
私、軽量マニアなので、ウルトラライトって言葉に自転車のときから弱かったの・・。
以前から軽量ガスストーブを発売していましたが、今回のはさらに軽い!

ぐうう、欲しいぞ~。
けど、私はストーブ、ランタンはEPIを愛用。EPIのREVOで軽量化を図ろうと思っていましたが、悩む。出力ならEPIですが軽さならギガパワーか。
山用にこれ買うかな・・。

妄想が止まりませんね。
チタン製のコッフェルを取り出して、こう組み合わせると何グラム・・とかはじめてしまいました。
実際いつ行くのやら。
こういう妄想も含めて、登山とキャンプは楽しいのですよ!

GWには行きたいですね、山。

では、また。

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2007年11月23日 (金)

長瀞キャンプその4・男マン手作りバームクー編

長瀞キャンプの最終回です。

今回のキャンプで最も話題になったのが、なんと手作りのバームクーヘンを作ろうという試み。

Bam1 S山さんが持ち込んだ企画です。なんだか、NHKの番組でモー娘。のメンバーがやっていたのを見た、とのことで、親子でいきなり作り始めました。

ところが何故か、息子さんのTる君と一緒にmk2さんが作業開始。

パンケーキミックスの粉を牛乳でときます。

じゃあ、バームクーヘンじゃなくってパンケーキが出来るのでは?

見てのお楽しみってことで・・・。

Bam2 S山さんがその辺で「おお、これがぴったり」と拾ってきた竹の棒にアルミ箔を巻き、そこにこの生地をスプーンでかけて、焚き火で焼いていくのです。

mk2さんとTる君が寄り添い、本物の親子のよう・・。






Bam3 焚き火で回転させながら焼いては生地を塗り、焼いてまた塗る。この作業の繰り返しです。

どうやら、バームクーヘンのあの年輪は、この表面の焼け焦げた部分なのですね。本物も機械で作りますが原理は同じようです。

最後に中心の棒を抜くので真ん中に穴があるのですね。



Bam4 ここでお父さんS山さん登場。

親子で和やかな共同作業です。こうやって父子の絆は深まっていくのですね。楽しそう~。

さあ、凄いバームクーヘンを作り上げ、親父としてカッコいいところを息子に見せてあげてください!
(・・・Tるよ・・、最近はゲームばっかりやって、お父さんと遊んでくれなくなっちゃったね・・。けど、こんな楽しいことやれば、きっとまた一緒に遊んでくれるよね・・・・。よーし!Tる!見るんだ、親父の、この素晴らしい生き様を!)

Bam5 あー・・・。何これ?バームクーヘンとは異なる物体が・・。芋?とかいわれてるし・・。

S山さんは「いや、これでいいんだよ!NHKでモー娘もこんな感じになってたんだから!これがバームクーヘン!」
一同、そっかー、NHKでモー娘がそうだっていってたならきっとそうなんだよな・・。と何故か納得しますが、
「これって、食べ物じゃないよ~。なんか違うものになってるよ~」と息子のTる君は納得しません。

Bam6

もうTる君のなかではバームクーヘンには見切りを付け、枝に差して焚き火で焼くマシュマロに夢中。(甘くて、あたたくて美味しくておもしろい・・・。)

「いや、これでいいんだ!」とS山さんは、さらに生地を塗っては焼き、芋を大きくしていきます・・。




Bam7 ここで、元祖ケーキ職人のS田さんが、バームクーヘン造りに参加します!

流石にケーキのプロ、S田さんは丁寧な仕事ぶりで、きりたんぽのような形状に作り上げていきます。

S山さんのは随分と大きく育ちあげましたね・・。




Bam8 さてS山さんはどうやら見切りをつけ・・、いや、出来上がったようです。

芋、いやバームクーヘンの仕上がりに満足そうです。

これをぐいと、棒から引き抜きます。








Bam9 早速、切ってみます。さあどんな仕上がりなのか、緊張の一瞬です!

どう見ても、何の食べ物かわかりませんが・・。

はたして内部は、バームクーヘンになっているのでしょうか?






Bam10 お!おお!バームクーヘンっぽくなっている!年輪状に焼きあがってますよ。

え?一部なんかトロっとしていますが、気のせいでしょう。

みんなで食べて見ます。

おう!出来てるじゃない!うん、これは・・・、パンケーキ!ですね味は。そりゃ生地がパンケーキだから。食感は素朴で「おやき」のようです・・。甘さは足りないかな?メイプルシロップが掛かっていない分。
「うわっ!生だっ!」と、どこからか絶叫が聞こえましたが。

Bam11

さて、ケーキ職人S田さんは、ちゃくちゃくときりたんぽ状に大きく育てて焼き上げていきます。

どうして形にこんな違いが出てしまったのでしょうか?






Bam12 完成です。
おおお!こんがり焼けていて、美味しそう!

なんだか、原始人のお肉みたいですね!

これは期待できそうです。S田さんも満足そう!






Bam13 さあ、切ってみましょう。

ドキドキしますね・・。













Bam14 うおおおお!これは!素晴らしい~。

完璧にバームクーヘンです!

年輪もくっきりと、外側もこんがり焼けて、美味しそうです!








Bam15 さらに、ケーキのプロとしてこれに納得せず、ココアの粉で手早くチョコレートシロップを作り出し、一味加えます。
なんとも完璧な仕事振りに一同感嘆。

お味は?

・・・、うん、甘くて美味しい、チョコシロップをかけたパンケーキでした!

キャンプサイトで焚き火を囲んでのバームクーヘン作り。こりゃキャンプが盛り上がる、良い企画ですよ!おねいさんと一緒にグループキャンプしたときにこんなワイルドなバームクーヘンを作って見せれば、もう胸キュン度アップは間違いなし!くううー、キャンプの楽しみ拡がる~。

では、また。

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