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2009年9月22日 (火)

シャトー・ル・ピュイ(TV版神の雫ワイン)

もうずいぶん前の放映でしたが、ワインをテーマにしたテレビドラマ「神の雫」。低視聴率だったそうですが、私はなかなか楽しく観ました。

漫画版とは違ったストーリーでしたが。亡き父が示した使徒と呼ばれる偉大なワインを探し出す、異母兄弟同士の争いは、最後に「神の雫」と呼ばれる究極のワインに辿り着きます。漫画版ではまだ最終回ではないので出てきませんが、テレビ版で出てきちゃった。漫画じゃあメインの扱いじゃないワインでしたが、テレビじゃあこれが神の雫だ!

ボルドーのシャトー・ル・ピュイです。ドラマでは確か2003年だったか。400年にもわたって有機栽培を続け、猛暑の年にも素晴らしいワインが出来たのは、地中70メートルまで伸びた根のおかげだとか。なんかメッセージがあったようですが、肝心なことは忘れた。

買ったのは2005年。こちらのほうが当たり年なんで良いか。

シャトー・ル・ピュイ 2005年。

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しかし、ムートンとかマルゴーだとか、凄いワインを使徒として従えて頂点に君臨する、そんな神の雫のワインが4~5000円のボルドーとは、テレビの前のワイン好きはぶっ飛んだことでしょう(笑)。

テレビ最終話放映直後、すぐにネットショップ上から売り切れてしまったというこのワイン。私もどれどれと放映後、楽天市場を見ると、あれよあれよと在庫が減っていきます!なんだかネットオークションで時間切れ直前に競り合っているような感覚になり、落札ならぬポチっと購入してしまったのです・・。

その後すっかり忘れていて、それをようやく飲む。白い紙に包まって、なんだか高級そう・・。

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ボルドーのコートドフランという海抜110メートルの高い場所にある。ボルドーの中ではマイナーなエリア。1610年の創業以来、一滴の化学肥料や除草剤などの化学物質を畑にまいていないという、フランスでも珍しい存在。元祖有機栽培ビオデナミワインです。ブルゴーニュでは盛んですが、ビオはボルドーでは珍しいとか。

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メルロ85%、カベルネソーヴィニヨン14%、カメルネール1%。平均樹齢55年の古木。添加物もほとんど加えず、樽の香りすら嫌い、新樽も使わないそうです。ど、どうなのかな~。

流石はビオワイン、環境に配慮してかキャップシールは使わず蝋封。

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蝋封にてこずる。ソムリエナイフじゃ歯が立たないので普通のナイフで削る。

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うう、面倒くさい、早く呑みたいよう。エコって疲れるもんですねえ・・。

さあ、グラスに注ぎます。

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ボルドーにしては薄い色か?黒っぽくなくガーネット系。

香りは黒果実。やや肉のような獣っぽいような。皮とインク? あんまり好きな香りじゃないかなあ。華やかさは無いです。

飲みます。

おお。おおお。おおおお・・・・。

ルルルルピュイイイーーッ!カミノシズックウウウ・・・・。

ええ?こっれはボルドー?なんかブルゴーニュのようなエレガンス路線。ややタンニンは舌をざらつかせますが、すっと飲める。

濃厚ではなく、薄くも無く。飲みやすい感じ。 結構酸味あり。まだ硬いか若いか。

1時間後。香りちょっと出てくる。やや肉っぽい味わい。ジューシーに。果実味が豊富。まろやかになって酸味とのバランスが取れる。

華やかさは無いけど、素朴な旨みがある。自分の中のボルドーとは違う感じ。

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この肉っぽい風味がなあ。還元臭っぽい。4年たって還元的というのも?こういう風味なのかも。これがビオの癖なのかな?堆肥のような香りがまさに大地の香りなのでしょう・・。

酸味もくっきりして、それでいて飲みやすい。タンニンはあるけど、どことなく薄旨系。88点。

これは、2日目がこなれててよかったかなあ。バランスがよくなってた。05年物だし、まだ若いんでしょう。私はエレガンス路線ならブルゴーニュに行っちゃうし、素朴な滋味深いワインが好きな方にお薦めかなあ。

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