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2010年1月14日 (木)

ヴォーヌ・ロマネ ミシェル・グロ 2006年

ブルゴ-ニュワインです。今回は、ブルゴーニュで最も有名な村といわれる「ヴォーヌ・ロマネ村」のワインです。

ロマネ・コンティというワインはご存知でしょう。おそらく世界で一番高価なワインです。1本40万円くらいから、年代によっては車が買えちゃう値段です・・。それの畑がある村がこのヴォーヌロマネ村です。

地質や気候や日照に恵まれ、強い個性は無いが、コートドニュイ地域の他の村の個性の全てを持ち合わせた高いバランスのワイン、といわれます。

ミシェル・グロ 村名ヴォーヌ・ロマネ 2006年

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まだ若いワインですが、比較的早く飲み頃の来るワインだそうで期待。

ミシェル・グロさんは、ヴォーヌロマネの名門グロ家の長男。伝統の良い畑を受け継ぐのですが、弟やいとこに結構いい畑(グランクリュのリシュブールやエシェゾー)を譲ってるのですよね。とても良い人らしい。

知名度の高い村での名家の長男の作るワイン。どんなものでしょうか?

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長めのコルクで結構硬いですね。ソムリエナイフじゃないと難しいかも。

色は、やや濃い目の綺麗なルビーです。

香りは・・・、お、良い香り。やはり村名ワインになると香りが深いです。赤黒果実。

飲みます。お、おお、おおお・・・。

ヴォヴォヴォ、ヴォーヌ、ロマ~ネ~・・・・。ミッシェーーールッ!グロ?

おお、滑らかな舌触り。んーちょっと酸っぱい。酸はわりとあります。けど酸以外に刺激するものが無いピュアな味わい。まだ深さは無いけど、シンプルな綺麗さ。苦い余韻に大人な感じ。食事に合いそう。

値段は村名ワインとしてはお手頃、ここは良心価格です。

真面目でよい人柄のミシェルさん。ワインも素直で飾りの無い味です。華やかさが無いのだけどしみじみとした美味しさ。

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30分後香りはイチゴ、甘い果実。甘酸っぱくなり、とても良いバランスの酸。滑らかさクリアさ、ほのかな旨み。

1時間後。香りにやや華が。酸が溶け込む。複雑さや強い旨みではないけど、じっくり美味しい。ほろ苦い余韻。優雅さ、品の良い優雅な香りが口の中に広がる。

もう少し熟成させたいけど、薄くも濃くも無く、高バランスのワイン。89点。

2日目も甘酸っぱい、まろやかで優しい味でした。

もう少し旨みがあれば。華やかさも欲しいですね。地味なんですけど、落ち着いた味わいで安心して飲めます。モノポール(単一所有畑)のクロデ・レアや、リシュブールの隣だというオーブリュレもいつかは飲んでみたいです。

ここからは、ワイン読み物。

私の好きなブルゴーニュワイン。甘酸っぱくてキュートな薄くて美味いワインです。なのにボルドーと比べてわかり難くて、と言う声を聞きます。

大雑把にボルドーとブルゴーニュの赤ワインについて違いを書くと・・。

ボルドーはシャトーと呼ばれる規模の大きい醸造所が、所有する広範囲の畑で取れた葡萄で大量に2~3種類のワインを作る。葡萄はカベルネソーヴィニヨンやメルローを単一、もしくは数種類をブレンドして造る。シャトーに格(ランク)がついている。

ブルゴーニュは、ほとんどが家族経営規模からの小規模なドメーヌという栽培醸造家が栽培する葡萄を自ら仕込む。もしくはネゴシアンという商人が買い付けた葡萄を仕込んだり買いワインをブレンドしたりする。葡萄はピノノワール単一で基本はブレンドされない。なので土地や気候に出来が左右され、格は畑に対して付けられる。村名畑以上はドメーヌ数×畑数、の数だけのワインが存在するので非常に種類が多い。

種類が多いからわかり難いのかもしれません。コンマ数ヘクタールの区画から300本とかのもあり、生産量が少なく、入手し難いのもブルゴーニュが遠くなっている理由かも。村ごとや畑ごとの味の違いに、ドメーヌごとの栽培方法・醸造手法での味の違いを探求できるマニアックさがあります。

私などは、ボルドーのほうがよくわかりませんけどね・・。

で、何度も書いてますけど、ブルゴーニュの畑の格は、特級畑、1級畑、村名畑、広域名畑の順。

ブルゴーニュワインをわかりやすく飲むならば、

1)ドメーヌ別に飲む。コレだとACブルゴーニュ(広域名畑のワイン)で飲み比べが出来る。予算1本2000~4000円。

2)村別に飲んでみる。村名ワイン。その村で有名なドメーヌを飲むとか、大ドメーヌのワインを村別に飲むとか飲み比べ。予算1本4000~9000円。

3)思い切って特級(グランクリュ)を飲む。お高いので奮発して人気ドメーヌ物が無難。予算1本9000~ン万円。

ブルゴーニュワインは値段が高いです・・。生産数が少ないのに人気なので。私はもっぱら1番をやっていますが、今回は2番の企画で書いてみました。有名な村別に飲む、という企画の続きです。核心エリアのコートドニュイ地域の村名ワインを飲んできましたが、違いはよくわからん、と言うのが本音。いわれてみればそうだねえとは思いますが・・。

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