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2010年1月 5日 (火)

近所の低山登り・神成山(321m)九連峰往復縦走ハイキング。

今年の初登り、富岡市の神成山ハイキングコースへ行ってきました。

今年最初の登山は、今までで一番の低山です。この冬、私は低山をうろつきます。極端に低い山ばかり、MTBで行くこともあるでしょう。

さて今回のお山、全体の山姿は最後にお見せします。でないと、ええ?こんなんで登山なの?って言われそうだから。けど、ここは何度も麓を自転車で走る度に歩いてみたいと思った山です。その姿は、険しい山脈をぎゅっと凝縮した姿なのです。ミニ稜線縦走が味わえますから!

今回は車で行きました。高崎の自宅から30分くらいで出発点に到着。神農原の宮崎公園をお借りしました。

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トイレもありますが、駐車場自体は大きくなく公園駐車場なので、春先は駐車できないかも。今回のコース、電車の上信電鉄を使ってのアクセスがお勧めです。神農原駅から歩けば、縦走して下山後、南蛇井駅からまた電車に乗って帰れますから、また逆コースも可能です。私は結局、一番奥の山からまた尾根を歩いてここまで戻りましたから・・。

今回は、先日購入したダブルストックの練習が目的です。アップダウン繰り返す尾根道なので練習には最適かも。

ザックはカリマーのセクター18リットル。

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普段通勤に使っているザックですが、登山用のザックは今回のコースに大袈裟過ぎるのでこれにしました。軽量化のため、お湯沸しセットは持ってきませんでしたので、このザックで十分。

宮崎公園を12時05分出発。しばらく車道を歩き、富岡西中学校を目指します。看板があって道はわかります。ポールはまだ恥ずかしいのでザックに付けたままです。

12時12分。西中学の脇道を入ります。ええ?ここが登山道なの?と、戸惑う感じの入り口。

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看板が無ければ絶対にわからんぞ・・。この左の土手上を歩き正面の校舎を右に巻きます。

生徒の自転車置き場の横を行く。登山道とは思えない感じが続きます。

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この先からやっと登山道っぽくなります。竹林を抜けるといくつもの石仏が迎えてくれます。

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なかなか味がある。

徐々に道は明るくなる。冬の葉の落ちた林はいい感じです。

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ここでダブルストックを取り出す。さあ練習。最初はギクシャク、脚と同じほうのストックをついたり(笑)。左右のリズムを取って突けば、なんだか推進力に変わっていきますぞ。

12時20分。石碑のある最初の峰に到着。

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4月上旬に、ここには植生された翁草が咲くそうです。なかなか珍しい花です。ツツジの木や山桜の木もあったし、春先にまた来たいですね。

12時31分。城跡発見。

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神成城跡。藪に覆われてよくわかりませんが、よく見ると空堀があるような無いような。古い砦の跡かな。

この道は途中にこのような見所がある。アナグマの道、タヌキの穴など、看板が立っていて教えてくれます。

また、いくつもあるピークの頂上に何かしらのモノがあって特色を出してくれます。

しかしピークがあるということはアップダウンが激しい。ここで下りてまた登る。

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ピーク直下は階段になってるケースが多いのです。道はよく整備していただき、とても快適です。

次の峰に到着。

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祠とベンチ、看板があります。コレはなんという山?

おお、ここが神成山です。12時43分、到着。標高321m。

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なかなか眺めが良いですね。下の町とは標高差100メートルちょいですが、結構高く感じますよ。

今回のコースのメインの山に早くも到着です。

このコースは、神成山九連峰という。

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龍王ピークと言うらしい・・。この山は9つピークがあるということか。結果、そのほとんどを登りました。

ここには、屋根のついた棚箱があり、中には登山者名簿と言う登山の感想を書くようなノートが数冊ありました。中身は見なかったけど・・。

富岡、吉井方面を望む。眺めはよろしい。

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安中方面。

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赤城山の向こうに、谷川か武尊の雪山が見えます。

休憩して、12時55分出発。

ピークに登るとまたぐっと下る。そしてまた登る。

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登って下るの繰り返し。

途中で面白いものを発見。

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木の枝に落ち葉が刺さっている。たまたま刺さったのだろう。けどその先につぼみが出来ている。葉が出て成長すると、木の途中に葉っぱが刺さった感じになるのだ。森の妖精の仕業とか後に言われるような現象。

13時08分。緊急下山道の分かれ。

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ルートの途中で体調が悪くなったり、天候が悪化したり、日没が近くなった時、などのエスケープ下山ルート。こういうのがあると安心です。途中いくつか神成方面の道があったが十字路になって反対側の丹生方面に下る道もあった。そっちはMTBで行くと面白そう・・。

まあ、この時は、緊急ってどんな時かなあ?そうか緊急にう○こしたくなった時にここから下山するのか!と思った(笑)。いや、以前に下山時にう○こしたくて危なかったことがあったから。ここを下りてもトイレは無いよな・・。

さて、ダブルストックはどうかというと・・。すこぶる快調。以前はシングルポールのT型グリップだったので上から握ったが、コレはこういうグリップ。

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グリップもストラップも素材が良くて、握りやすい。最初ちょっと短くて猫背になっていたので伸ばしたら快適。推進力を得たいときは体の横、足元に突いて後に漕ぐようにすればよい。前に進むアシストとして脚を助ける。登りでもちょっと前に着けば補助になる。また、体がふらついた時(下山時など疲れたときによくなる)にはバランス保持に役立つ。

登りは短く、下りは長くして使うが、今回はアップダウンが激しいので、いちいち調整するのも大変。そんなときは持ち方を変える。

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さっきのグリップより3センチくらい長めに使えるし、T型グリップのように上から押さえられるので、下りで有効。このLEKIのエルゴン(AG)というグリップはよく出来ている。さっと持ち替えられる。店員さんが薦めていた訳がわかった。今までT型グリップのシングルポール派のひとはLEKIのエルゴングリップお薦めです。

LEKIの付属DVDでガイドの人がやっていた、スキーのダブルストック(両方のストックを同時に突く)のもやってみた。コレも下りで感じが良かったので状況に応じてやってみよう。

次のピークに到着。

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ここはなんだろう?ん、何かあるぞ・・。

こ、これは、棚の中に山の生物の標本がぎっしり・・。

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こ、これは凄い・・。ミニ自然博物館だ。熊とか動物の糞のコレクション(笑)。カラスのリアル剥製、いやそのままか?さなぎや卵の類、鳥の巣、カマキリからハリガネムシが出てきたところを漬けたもの・・。かなりグロですが、ためになります。

標本棚のピークと命名。13時14分着。

この辺りは気持ちのよい尾根道です。

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意外と尾根は痩せていて、神成側は結構落ちているので、小さなお子さんにはご注意。道を外したらどこまで落ちるか危険です。

尾根からの眺めは大変に良い。上信電鉄が走る。

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コレは先日乗車した、銀河鉄道999号かな。手前の野池もそそる。ブルーギルなんか釣れそう。

田園風景という感じ。

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いい眺めです。

て、次のピークに到着。

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ここには祠と立派な石灯籠があった。しめ縄もあり神社のよう。丹生側から参道が来ている感じです。

石灯籠のピーク、13時25分到着。

またアップダウンすると、

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打越の御嶽さん、と書いてあるピーク。13時32分到着。

さらに進むと分岐が。小さなピークを巻く道。

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ピークは全部踏みたい派なので、左に進み頂上へ。こんなのが2回ほどあった。

この頂上からは下界へスパッと落ちている。そんなに高くは無いけど、なかなかの高度感。

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コレが最後のピークか?祠のある峰。表示を見ると吾妻山です。

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13時44分到着。この山の標高は328m。この連峰の最高峰ですかね。

眺めの良いベンチがあり、ここで昼食にします。

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コンビニで買ってきたおにぎり。いただきまーす。

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さて、この先はどうなっているのだろう?

下りになっていますね。

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この先はかなり急傾斜の下りです。うーん。南蛇井側から登ると最初は凄い急な登りと聞いたので、コレで下山なのかな?

いや。まだこの先にもう一つピークがある。あそこへ行きたい。

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しかしこの下りルートは方向が違うようです。むう、その峰には祠の裏からの尾根を行くのか?しかしトラロープが張ってあり行けません。諦めましょう。

このまま下山するのか?しかし下りてしまうと、車のある公園までは、下の集落の中の舗装路をずっと歩かなければいけない・・。それも味気ないし、下の舗装路は自転車で何度も通っている道だし。

ならばダブルストックの練習がてら、来た尾根道をまた出発点まで戻ることにします。

まあ、アップダウンがあるけど若干下りが多いか?と思って14時00分出発。

尾根道は快適。

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ただ先にピークが現れると、階段のアップダウンです。

14時37分、神成山に戻る。しばし休憩。すると誰か上がってきた。地元の人っぽいおじさんです。ちょっと会話して、また下る。

途中「姫天狗」と看板のあった見晴台で景色を楽しむ。14時59分。

林の中を下る。石仏がお出迎え。不動さま、の看板に横を見上げると・・・、

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怖い顔で睨んでいますね。

そして竹林を抜けると、西中の裏に出ます。ここは「宮崎城」という城跡なのです。

この右手に土塁と空堀が良く残っていますね。

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この部分は中学の横にあった宮崎城址の看板によると「さき曲輪」という場所のようです。

中学の脇を抜けて登山道は終わり。15時08分到着。

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お疲れ様でした。神成山九連峰縦走、往復ルートを歩きました。

宮崎公園に15時15分到着。フィニッシュ。

正月ですが、空っ風の無いほとんど無風。暖かくフリースの上着で歩けました。

さて、冒頭にお伝えしました、この神成山連峰の山姿ですが・・。

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いま、笑いましたね・・・?

低うっ!丘?裏山じゃん(笑)。

いや、これがなかなか面白かったんですよ。気軽に手軽で尾根歩きが楽しめます。

ホント、アルプスの山脈がそのまま、めちゃくちゃコンパクトになった山姿なんですよ。

ほらこれなんか、前穂高の吊尾根みたいじゃないですか?

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近所の低山で、コレだけのピークを連ねての縦走を整備されたコースで楽しめるなんて素敵・・。

この山は数年前に、山と渓谷という山雑誌で紹介されてから有名みたい。今回は3名しか登山者に会いませんでしたが、花シーズンには賑わうでしょう。

高崎エリアにお住まいなら、散歩がてらに歩かれるのもお薦めです。東京とかから遠方わざわざいらっしゃるような山でもないと思いますが、春先の花の季節なら電車旅行として楽しめるかも。車も高速インターが近いですから、温泉を絡めてなら面白いかも。

今回の全ルート。

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一番右側の低い場所が出発地点の宮崎公園。そこからずっと稜線を歩いて、手前のピークが吾妻山。ここから急降下する道があり、この右手の舗装路に下りてきます。私は下りずに吾妻山から引き返し、尾根道を一番右端まで戻りました。往復すると、なかなか歩いた感じになりますよ。

お散歩コースに、神成山縦走、意外に自然の中を歩けます。高速道路の車の音はずっと聴こえますけどね・・。けど、心静まる山歩きでした。

データ。

2010年1月4日 晴れ。単独。

宮崎公園12:05→西中12:12→石碑ピーク12:20→城跡12:31→神成山12:43出発12:55→緊急下山道13:08→標本棚ピーク13:14→石灯籠ピーク13:25→打越の御嶽ピーク13:32→吾妻山13:44

帰路:吾妻山14:00→神成山14:37出発14:45→姫天狗14:59→西中15:08→宮崎公園15:15着

ザック:カリマー・セクター18リットル

靴:AKUスィテラ・スウェードGTX

服装:パタゴニア・キャプリーン3長袖Tシャツ、モンベル・ウィックロン長袖ラガーシャツ、LLビーン・ウィンドストップフリースジャケット、ノースフェイス・アンダータイツ、パイネ・ストレッチパンツ。

携行:雨具ノースフェイス・レインテックスフライト、モンベルULダウンジャケット。

水筒:キャメルバックボトル0・5リットル、ナルゲン・0・4リットル。

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