ロードバイクにバッグを装着する。
あの自転車雑誌「サイクルスポーツ」誌、略してサイスポまでもがトレーニング記事をメインに持ってきて、それっぽい表紙にしてしまった。数年前まで北海道を走ろう、とかツーリング特集していたのが嘘のようです。
そんなんで、現在のロードバイクはエクササイズの道具や、本来のレース道具に使われています。
けど、自転車としての本来の姿、移動手段、旅の道具としてロードバイクを使うことも可能なのです。
こんな感じで。
クロモリのテスタッチに、リクセンカウルのリアアタッチメントを装着。
ロードバイクに速さや軽さ強さを求める人には邪道な行為でしょう。
しかし、中高年でロードバイクに乗ってみて痩せたものの「やっぱり若いやつにはかなわんのお」「仕事で疲れて休日もトレーニングで疲れ、職場で競争を強いられて休日もレースで競争とはのお・・・」と、ロードバイクに疲れ始めたあなたにこそ、ご提案いたします。
ロードにバックを装着すれば、気分が楽になります。もう速く走らなくてもいいんだ!バッグにおにぎりを入れて、ちょっと遠くまでサイクリング~。
ロードバイクは軽さを追及する為、重くなる物は一切付いていません。なのでバックも工夫しなくちゃ装着できません。
重たいキャリアは嫌なので、お薦めのシステムはこれ。リクセンカウルのリアアタッチメント。
シートポストにこのアタッチメントを装着するだけです。シートポストはカーボンはダメよ。安いアルミポストが肉厚で最適。
アタッチメントもオプションの延長ステーをつけないとサドルに近すぎますからね。
フロントバックも好きですが、クラシカルなスタイルになってしまい、またシマノSTIワイヤーがブラケットから出ているタイプだと大型フロントバックは装着できません。やはりリアバックがロードバイクにはスマートだと思うのです。
このリクセンなら、アルミキャリアを装着するタイプより軽量です。
バックはリクセンの専用品を装着。
これは本来フロントバックの「オールラウンダー」をリヤに装着してみました。
上着やお弁当が入るサイズ。
こちらは大き目の「マッチバック」
コレなら1泊2日くらいの着替えならいけそうです。
これらは以前やってたブログのこの記事に書いてあります。
さらにザック型のバック「フリーバックメタ」です。
これはおしゃれ。しかもバックから外して背負いやすい。通勤通学から、自転車を降りて散策をするツーリング、山まで走ってからトレッキングなど使えます。
クロモリはこういうキャンバス布のサドルバックも渋く似合いますね。
キャラダイスのネルソンだっけかな?英国製で結構良いお値段。バックサポーターという金属製のアタッチメントをシートポストに装着して支えています。クラシカルなスタイルを演出可能。
もっとリアルに・・。アルミやカーボンのバイクにバックを装着したらどうなるのか?ご参考までに、私が以前所有していたアンカー・マグネシウムにバックを装着した図。
乗鞍のヒルクライムレースを走ったピュアレーサーがこんなになってしまった・・。けど、これは使えた。軽快な走りと積載量の融合。
実際はこのフロントバックがメイン。私の世代には、フロントバックに思い入れがあるのです。
トピークのフロントバック。コレだけで結構積めた。マップケースが泣かせる。
STIレバーのワイヤーに干渉しないで大型のフロントバックを装着するには・・・、
変速バナナという部品をブラケットからワイヤーが出るところに装着、ワイヤーを下方に逃がしているのです。
また、STIワイヤーがあっても小型のフロントバックなら装着できます。オストリッチあたりから色々出ていますが、これはモンベルの。ウィリエールのエヴァーションに装着。
これはベルトで装着するのでかんたん。容量は内部が3室に分かれるのでいまひとつ積めない。佐渡ロングライド参加時の画像。ロングライドにこんな感じでどうでしょう。
最近好きな小径車のバイクフライデーにもバックを装着。
モンベルのフロントバック。装着時の詳しい記事はこちら。
バックにお弁当を入れてのんびりツーリングもよし。お風呂セットを入れて日帰り温泉ツーリングもよし。ロードバイクだってバックを装着すれば宿泊旅行が可能に。大型のリヤバックで夏場なら2泊3日だって行けそう。脚のある方なら3日で走行600~700キロの快速宿泊ツーリングが実現します。
ロードバイクだって旅が出来ますから、オプションとして取り外し可能なバック装着もアリだと思います。連休は自慢の脚で、もっと遠くへお泊りツーリングはいかが。
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