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2010年5月18日 (火)

テルマエ・ロマエ Ⅰ巻

漫画レビューです。

テルマエ・ロマエと言うのはローマの浴場という意味だとか。風呂漫画であります。

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この、古代ローマの彫刻像が、タオルを肩にかけて桶を手に持つ姿の表紙。チンチン丸出しですがこれは彫刻ですから。

帯には「古代ローマの男、現代日本の風呂へタイムスリップ!!」これ、面白かった。

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テルマエ・ロマエ Ⅰ巻 ヤマザキマリ著 ビームコミックス 680円。

あらすじ。

紀元128年、古代ローマの設計技師のルシウス。ローマ市民は公衆浴場が大好きだが、ルシウスは流行の浴場は騒がしくて好まない。そんな彼の設計する浴場は古臭いと採用されず、悩む日々。ある日、ルシウスは公衆浴場の浴槽の底に妙な排水溝を見つけ、中に吸い込まれてしまう!水中から出た場所が現代日本の銭湯・・。

そこで見かけた日本人を「平たい顔族」と呼んで奴隷だと納得。日本人も言葉のわからない外国人を結構親切にもてなし、ニホンの風呂文化をルシウスに教え込むのだ。壁面の富士山をベスビオス火山だと思い込み、ケロリンの桶、脱衣籠など銭湯に感激したルシウスは「奴隷風呂、使えるぞ!」と。ローマに戻れたルシウスは新たな浴場を開発するのだ!

タイムスリップモノなんですけどね。この漫画のキモは、ルシウスが変な外国人的な存在になるところ。これでなぜか日本語がわかって話せて現代日本人とコミュニケーションが取れてしまうと、話がうそ臭くなってつまらなかったでしょう。やたらおせっかいな日本人に外人さんと親切にされながら、ルシウスは「全くラテン語くらい学んでおいてもらいたいものだ」と言い放つ。

このルシウスが、見た目はローマ彫刻像みたいなそのまんまな彫の深い顔立ち。そして真面目なキャラ。人の良い日本人は、風呂に合う飲み物を彼に飲ませて感動させたり。

で、何度もタイムスリップしては日本の風呂文化と構造を古代ローマに持ち帰り、浴場技師ルシウスの風呂はヒットして有名になり、とうとう皇帝の私用の浴室を作ることに。悩んだルシウスは水回りメーカーのショールームへタイムスリップ・・。

これって、外国人が日本の風呂文化に出会って驚く感覚ですね。それを古代ローマに持ち帰ってアレンジするところが面白いのです。ウオシュレットで自動的に蓋が開き音楽が流れる便器に遭遇「便をするだけの為に何人の奴隷を使っているのだ!?」ようやく日本が高度な文明を持つローマ人より快楽に貪欲な民族であると気がつくのです。

この漫画、以前新聞の書評に載っていて読みたかったのですが、たまたま今日、本屋で見つけた。今はアレだね、本屋に立ち読み専用の漫画が置いてあるんだね。立ち読みして面白かったので買ってきました。

絵も上手でローマっぽい感じが出てるし、なかなかいいキャラ書いています。

これは、良く出来ています。面白いよ。

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