« 迎え盆。 | トップページ | 別所温泉・旅館「花屋」に宿泊その2・掛け流し風呂3種&内湯。 »

2010年8月14日 (土)

別所温泉・旅館「花屋」に宿泊その1・源泉掛け流し内風呂付き離れ。

先日、夫婦で温泉旅館に宿泊して来ました。

長野県上田郊外の別所温泉にある老舗旅館「花屋」さんです。

1o33

夫婦旅行は久しぶりです。お義母さんを看護してた時から喪中まで夫婦旅行は自粛していましたから、何年ぶりだろうか?

別所温泉は、ここ高崎から高速で2時間ちょいと近く、良い温泉。以前私は宿泊しましたが、大好きな透明ながら硫黄の香りのある温泉が豊富に湧いているので、お気に入りの温泉地なのです。

さて、ゆっくり出掛けて午後3時に別所温泉に到着。観光場所はそんなにないので、温泉がメインです。温泉街の中心にある北向観音。

1o1

風格があります。ここで有名なのは、この手や口を清める手水が、天然温泉掛け流しということ。

1o2

暖かく硫黄の香りがします。温泉分析書が付いているところがナイス。清めた手がさらっとするので、これから入浴する温泉に期待が高まります。ここの下にある駐車場に源泉がありました。

上田の街が下のほうに見える。結構な高台。

1o3

ちょっと涼しい感じもしますね。いいところに来たなあ・・。

門前のみやげ物店。

1o4

平日だったから鄙びた感じでもあります。この先に外湯やメインの温泉街があり、大型の旅館が並んでいます。

私たちの泊まる花屋さんはここからやや離れたところにあります。旅館滞在が目的なので静かなところを選んだのです。

路地を入り玄関に。風格のある建物が見えます。車で入ったので写真が撮れないので、こちらのHPをご覧ください。

玄関に沢山のスタッフさんがいて誘導される。車を預けて案内される。洗練されていて早くも高級旅館の趣です。

玄関。スリッパがズラッと並ぶ旅館おなじみの風景。

1o5

大正時代に建てられた建物は、有形文化財に指定されています。大正時代のモダンな西洋と和風の融合した大正浪漫の世界を感じる宿なのです。

妻は幕末から明治~大正のころが大好きなので、この宿を選んでみました。

ロビーもこんな雰囲気。

1o6_2

家具やランプがとてもレトロで良い感じ。

1o7

そして、客室や浴場などの施設は6500坪という広大な敷地に点在し、それが庭園の中、回廊で結ばれているのです。

1o8

客室は本館と離れがあります。今回我々は、静かに滞在したいので離れをチョイス、ちょっぴり高級。離れは文字通り離れた一戸建てですが、このように屋根つきの廊下で結ばれています。

1o9_2

この回廊と庭園が趣があって良い。

1o10

ここのツツジの植え込みは、花が咲くときに見てみたい。

1o11

さて、我々の離れに向かいます。屋根つきの廊下を歩く。

1o12

廊下に貼ってあるポスターは、ディスカバージャパンという国鉄時代のもの。きしむ廊下もまた古くて渋い。

廊下の横に、ふと通り過ぎてしまいそうな出入り口がある。そこを入ると・・。

1o13

今回予約時に「静かな離れの部屋をお願いします」とコメントしておいたのです。

これが花屋の全体図。すごい建物の数。我々の離れは、この先大広間しかない行き止まり。

1o14_2

大宴会がなければ誰も来ない場所。静か・・。

廊下から入れば、ここから先は我々の部屋です。玄関先も灯りが渋い。

1o15_2

わかり難いですけど、一戸建てになっています。

離れでも2戸で一棟のもあり、私たちの67番室は1戸で、リクエストどおり静かな部屋を選んでくれたのですね。

1o17

外観もなんか懐かしい、昔の住宅と言う感じ。素朴さを感じます。部屋に入ります。

ん?ちょっと湿っぽい、昔の家という匂いがします。むむ、トイレっぽい匂いもあるか?と思ったらお風呂に注がれる硫黄泉の香りのようです。

あー、いいねえ、レトロな感じがいっぱいです。

1o16_2

窓の格子も凝った造りです。いいねえ。

1o18

大工さんが丁寧に作った部屋という感じ。

離れの部屋の中は、昭和という雰囲気。

1o19

普段から昭和を懐かしむ我々夫婦は気に入ってしまった。ここは2間続きのうちの8畳間。

広縁にはソファ。これがまたレトロ~。

1o20

ソファの生地がなんとも良い感じ。サッシじゃないガラス窓の向こうには、この部屋の為の庭が広がります。窓は網戸にもなります。

電話もダイヤル式の黒電話。

1o21

仲居さんに聞くと、こだわりを持って残してあるそうです。懐古的な演出も充分です。

隣の6畳の次の間。ここだけでも我々はいい位広い離れです。

1o22

こっちの部屋のほうが好きだなあ。昭和の住宅という感じの素朴さで。私が小学生の頃住んでいた家に似ているよ。いや間取りなんかそっくり。懐かしい感じだ~。

この鏡台も泣かせる。こんなのあったよなあ。昔はこれと三面鏡だったのよ。

1o23

この家具も渋い。

1o24

なべ用のコンロとか入っていて実際に使っています。

この部屋の窓からも庭が見えます。

板張りの縁側が付いている。懐かしい~。

1o25

下駄があったので庭に出てみます。

40年前に住んでいた家にそっくりな縁側。この石、あったよなあ。

1o26

私は幼い頃、縁側から落っこちてこういう石に後頭部を強打したことがあり、それ以来ちょっとおかしい・・。

ここから見る庭。もう庭木と雑草とのギリギリのバランスですね。素朴な庭。急傾斜ですが雨が降ったあとの手入れも大変そう。

1o27

この離れ、高級旅館好きよりも、レトロな渋い感覚が好きな人向きですね。ガラスとか薄いし、戸も板張りでガタガタいいますから。

けど、クーラーも各部屋一台あって涼しかったし、網戸にしてもなかなか涼しい。仲居さんがこの夏は暑くてと言っていましたが、群馬に比べればかなり涼しいです。

トイレもちゃんとウオシュレット。

1o28

戸は板張りで、窓や壁の感じから、かつては和式であったという雰囲気。

洗面所の扉も、昔っぽいガラス戸。

1o29

キレイな洗面所です。ドライヤーからアメニティーは一通りあります。

部屋には必ず窓があって、網戸がはまっているので開けることが出来ます。部屋を風が流れる、昔の家そのものです。

そしてこの奥に、離れの核心部が・・。

源泉100%掛け流しの内風呂です!硫黄の香りがたまらない。

1o30

なんと大理石造りです。コンパクトですが深さがあり気持ちよさそう。浴槽の縁からはお湯が溢れています。ここも窓を網戸に出来、外は庭ですから窓を開けて入れます。

別所温泉は単純硫黄泉。透明なのに硫黄の香りが強い、私の好きな泉質です。肌に優しく、それでいて浴感のあるお湯です。

老舗の花屋にはかなりの湯量が割り当てられているのでしょう。こういう部屋風呂は露天とか最近流行りですが、結構温泉じゃなくて沸かし湯のところも多いのです。ここは湯量が豊富なので、各離れに天然温泉を掛け流しで供給できるのでしょう。

温泉好きには贅沢の極み。

1o31

ここは源泉から距離があるので湯温も下がるのか、源泉をそのまま注ぐ。

深夜も我々の為だけに源泉流れっぱなし。掛け流し温泉好きにはたまらない贅沢。

この離れの部屋には大満足。

1o32

昭和好きの我々は感動しました。

蝉の声だけが響く、なんともいえない静けさ。

ここで一晩ゆっくり過ごしましょう。

次回は、掛け流しのお風呂をはしご、温泉レポートです。

 

|

« 迎え盆。 | トップページ | 別所温泉・旅館「花屋」に宿泊その2・掛け流し風呂3種&内湯。 »

温泉」カテゴリの記事