鳴沢湖でワカサギ釣り・爆沈。
昨日揃えたワカサギ釣り道具を試そうと、地元高崎市は箕郷町の鳴沢湖に釣りに行きました。
ワカサギ釣りは群馬県民にとって冬場の最大の楽しみです(ウソ)。群馬の釣り好きなら冬場はこれをやる。春は渓流、夏は鮎、秋冬はワカサギって感じ。私もこの冬のレジャーとして、ワカサギ釣りをやってみたいのです。釣れれば天ぷらで美味しいしね。
まだ秋ですが、鳴沢湖は一足早く10月1日に解禁していて、こんなに早い時期に釣れるのです。
しかし、今年から始めた渓流のフライ釣りが動の釣りなら、こちらはじっと座ってやる釣り(激しく釣れれば忙しい釣りですが)。落ち着きのない私に出来るかな?
で、いつものように早起きが出来ませんね。これで釣りが趣味なんだろうか?ワカサギ釣りは過去一度だけやりましたが、日の出の頃が一番釣れた。朝が勝負だと思うのですが・・。
9時半に鳴沢湖に到着。ここは6時半には釣りができます。完全な出遅れ。自宅から車で25分。近いね。
管理棟脇の駐車場は既に満車。堰堤の反対側の駐車場へ。ここも殆ど埋まっています。
少し歩きますね・・。相当人が来ているようです。
堰堤というかダムなんですが、その上を歩いて管理棟へ。
ワカサギ管理釣り場。高崎市がやっている公営施設です。有料ですよ。でかい釣堀ですから。
釣り方はボートで沖合いに出るのと、管理棟の側から伸びる浮き桟橋からの2通り。私はボートが沈没したら嫌だしトイレに行けないのも辛いので桟橋から釣ります。
おお、桟橋は大変な賑わいです。完璧に出遅れましたああっ!
この時期浅場が良いのか、桟橋は管理棟よりのエリアが賑わっています。ぎっしりで入り込めそうもない。
ダムを渡ると入り口。ここから管理棟に入って受付。
料金を払って、餌を買って、いざ出陣。
アオコが湧いてあんまり水質よくないなあ・・。桟橋の入り口からこの時期の優良ポイントのようで混雑しています。
ズラッと人が並ぶ。
すんません、と言って入れてもらえそうなスペースもありますが、あんまりギッシリ混んだところで釣りたくないんだ。お薦めポイントじゃなくてもいいから、この秋空の下、ゆったりと釣り糸を垂れたい、と思ったので桟橋の先のほうに行きます。この段階で負けてる?
しかし、本気の人はすごいよ。なんかアームの先にローラーが付いている道具をセットして糸を手繰っています。漁師みたい。電動リールを2本駆使している人たちは魚群探知機使ってる!魚探ですよ!もう趣味の範疇越えてますよ、漁師ですよ。魚群探知機を持っている人が結構いたので普及しているようです。いくらするんだろう?回遊するワカサギのタナ(水深)がわかるみたいね。
釣りも自転車も趣味って凝ると行くところまで行くね(笑)。周りのあまりの本格的装備にビビった。私買ったばかりの竿1本なんですけど・・。
圧倒されて、桟橋の奥のほうへ来てしまったあ・・。まあ、ここで始めます。
買ったタックルを準備、釣り開始!仕掛けを投下。
なんかカジキ釣るトローリングのでかいリールみたいだけど、実際は手に納まるサイズね。
ちなみに料金は。入漁料500円、桟橋使用料1500円なので、桟橋1日券は2000円と。
ワカサギっていくらするんだろう。相当釣らないと元は取れないよね・・。あくまでレジャーっすよ。
この竿、やっぱ少し長く感じるけど、穂先は敏感そうで良かった。見やすいし。
この先端の動きであたりを取ります。
錘を湖底まで沈めます。水深は4・5メートルくらいか、案外浅いぞ。底から糸ふけを取って数回竿をしゃくる。タナがわからないのでまずは底から。しかし、ドライフライの水面の釣りからいきなり水深何メートルの世界とかギャップがあるなあ。慣れなければ。
1投目、しばらくして、竿先がプルッ、ちょいとあわせて巻き上げると・・・、
釣れました!
真正面から見たワカサギは愛嬌がある。
これでボウズじゃないぞ。幸先がいいです。天ぷら~。
バケツでしばらく泳いでもらいます。
なかなかいいぞ~。けど、噂どおり、アタリは微細で難しい。
こんな感じで釣る。
竿が長いかなあと思ったけど、椅子に踏ん反りかえってもオッケー。穴釣り様の短い竿だとへちギリギリまで前進して釣る感じだから、こっちのほうがゆとりがあります。
続けてもう1匹。今度はコツンと明確なアタリがあった。
これが、この湖では結構大きめだということが、この後わかるのです。綺麗な魚ですね。
クーラーボックスには飲み物とパンが冷やしてあります。
これが帰りには大量のワカサギに置き換わっていたらいいなあ。とりあえず、餌が活発で脱走を図るので、クーラーの中で静かになってもらう。
正面には榛名山を代表する相馬山が見えます。
とんがってるね。この山への登山記はこちらです。
私の右側はこんな感じ。ちょっと先で桟橋は沖合いに曲がる。湖の先端方面はかなり深いらしい。
左側はこんな感じ。
管理棟まで人でぎっしり。私のいるここからようやく空いています。ゆったりとやりますから。
しかし、パタッと釣れないよ・・。あんなに出だしは良かったのに。
なんかぽかぽか通り越して暑いです。半袖のTシャツになる。
背もたれ付きの椅子を買ってよかったな。置き竿にしてうとうとしてしまう。
この縁に足が載せられて快適。はーいい天気。これで釣れればなあ・・。
みんなもぱったりと釣れなくなったようで、あちらこちらため息とブーイングが・・。
お昼過ぎには皆さん帰り始めました。解禁当初は調子良かったみたいですが、今日はダメなようです。気温が高すぎるのかな?この近辺は11月1日解禁が多いので、まだ早いのかも。
混雑していた左側がだいぶ空きましたね。
早速移動します。管理棟に近づきましたが、まだ人気ポイントは人でぎっしりです。
移動して1投目でヒット。これまた微妙なアタリで、よく乗ったもんだ。(変な色に写っていますがワカサギでした)。
ここで3匹。けど、アタリは本当に小さいです。あわせられなかったのも相当ある。あれ?これ?あたった?みたいな。針も小さいけど餌が大きかったかな?カットした白と紅さし。ラビットは売れ切れだったので。魚も小さい、何もかも小さいのがこの湖。
この小さい当たりを乗せられれば数に繋がるんだろうな・・。
今回の釣り座はこんな感じ。
ゆとりのある場所ではこれだけ広げられますが、人気ポイントではもっとコンパクトにしなければ。
その後なんか、飽きちゃったのか気力を失い散歩したりで、4時に終了時間。
あー、惨敗。とぼとぼと桟橋を戻ります。
結局5匹でした・・。ジップロックに入れて冷やされてた獲物。
今回は冷凍庫行きだ。50匹貯まったら天ぷらにしよう。今日は皆さん苦戦した日。ボートは200匹を越える人もいれば全然ダメで怒っている人も。入った場所で明暗を分けたようです。
桟橋は、ベテランの漁師系の人でも50~100匹くらいかな?隣の電動リールを4本並べた親子は二人で110匹といっていました。
反対側の若者グループは、釣れると大歓声で、一人2~3匹というところ。簡易型の魚探を持っていて、お、水深2メートルにいるぞとかいって、本当に釣ってましたから。夕方はタナが上がったのに底に固執した私の負け。
ダムの上を歩く距離が長く感じるなあ。
腕の差が出るね。あと道具、装備も結構ある。つりの装備は趣味性が大きいと思っていましたが、この釣りは装備でも差が出ると見た。はまると怖いな・・。
今回の敗因。
1)朝の3時間出遅れたのは大失敗(笑)。朝で稼ぐ。いいポイントも入れるし、早起きは必要。
2)数少ないあたりを取りこぼしている。乗せられなかった。
3)アタリが少ないのは、タナ、餌、誘い、まあ経験が足りない。
うーん、深い。凝るのか?いや、タダじゃないから。
次回は置き竿でやろうかなあ。アタリなのか手の震え、心臓の鼓動かわからない。お、ブルブル来た、と思ったら不整脈だった・・。
よし、11月になったらさらに近所の鮎川湖、丹生湖が解禁になるんだよね・・。誘惑多いぜ。
鳴沢湖、リベンジにまた来るよ。
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