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2013年1月22日 (火)

ワッフルおねいさん。

ワッフルワッフル!

皆さんの職場にワッフルおねいさんが来たことがありませんか?

遠い街から電車に乗って駅からカートを引っ張って徒歩でやってくる。小脇に白い発泡スチロールの箱を抱えていきなり職場に入ってきては、こんな巨大なワッフルを売り歩くおねいさんを。

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以前からワッフルお兄さんは良く職場に来ていました。

一緒にお団子や大福など、ちょっと高いかな?という値段ですが、売りに来るお兄さんは今時のイケメンタイプ。皆スラッとしていてかっこいい奴が多い。職場の女子たちは1品くらいは買っているみたい・・。

私はお兄さんからそんな高いお菓子は買いませんよ。

けど、今回は、ワッフルおねいさんが来たのです。

40代男にはちょうどいい年頃、派手そうで地味っぽいような、明るいがちょっと影があるようなおねいさん・・。何か過去のある感じ。私にとってはストライクだよ。

「生クリームがたっぷりのおいしいワッフルはいかがですか?」

(ええーーっ!?

お、おねいさんのワッフルにクリームをナマでたっぷりとっ、だとおおおーーっ!?)

「ワ、ワッフルくださいいいーーーっ!」

「はい、1個360円ですけど、今日なら3個で1000円でいいですよ?」

「安うう!3個くださいいいーーーっ!」

買っちゃった・・・。一人で1個食べられないような大きなワッフル、1000円出して3個もどうしよう・・。店で売っていたら個人的には買わないタイプのお菓子だよ・・。

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あ、そうだ、職場で切り分けて皆で食べよう。

するとおねいさん、「あ、切り分けるときは両端には気をつけてくださいね・・・」

??

40代男を中心にワッフル3個セット売れています。2本で2000円のカマンベールチーズケーキも売れました。皆おねいさんがストライクなの?

女子たちには売れません。おねいさんだからって・・、と男どもに対する女子の冷ややかな視線が痛い。

切り分けて、皆で食べてみました。

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やっぱこれ大きいよな。一人で喰ったら食事だよ。

両端にはクリームが無くて皮だけでした・・。おねいさんの言った意味がわかったよ。

味は、普通ですが、マロンは結構旨かった気がします。ていうか、これ私が知っているワッフルと違う・・。

皆さん普通にコーヒー飲みながら食べました。大きさと値段を除けば不満はありません。

これを保冷材の入った箱に沢山持ってくるんだから、おねいさん重いだろうに。

そしてこれが2本2000円のチーズケーキ。男どもの涙の結晶だ!

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チーズの粒粒が入っていて、なかなかいけてますけどね・・・。

おねいさん、なんであんなに営業熱心なんだろう?あのパワーとバイタリティーはどこから出てくるのだろう?なんで見知らぬ職場に飛び込んできて他人とニコニコ話せるんだろう?

私はおねいさんに興味を持ってしまったのか?いつものクセで妄想が・・・。

きっとおねいさんには、DV癖の有るアル中の旦那がいるのかも。「おい、酒買ってこいや」「うちにはもうお酒を買うお金が無いのよ」「なんだとお?じゃあお前アレだ、ワッフルだ!ワッフル売ってこいや!ワッフル売って酒買ってこい!」

あああ、おねいさんが不憫・・。

その後、そのおねいさんの目撃情報が。

*美容院で髪を切っていたら、そのおねいさんが例の箱を持って入ってきて、お客にワッフルを売り始めた。

*この先の町のコンビニで飲み物だけを買っていた。(食事はワッフル?)

*私も、夕暮れ迫る国道の歩道をカートを引きながら歩いているおねいさんを発見。点在するオフィスや店舗に売り歩いている様子。人なんか歩いているところじゃないのに。

どうやら、電車で途中下車し、次の駅まで徒歩で販売しながら行くようです。しかしこの辺りのローカルJR線の一駅間は無茶苦茶距離がありますよ。そこをカートを引いて寒い中歩いているとは・・。

色々なところを回っているので、もう来ないと思っていましたが・・・、先週。

その夜は、業界の懇親会で、職場の皆さんは出掛けて、私は一人で残業。

すると玄関に、あのおねいさんの姿が!

「前回うちの商品を気に入っていただいたようなので、また来て見ました!」

「はあ。(気に入っていないけど)今夜はもう誰もいないんですよ。私ひとりですから。ああ、御茶菓子用になんか買いますよ、ちょっと財布とって来るから待っていて」

財布を取って事務所から出ようとしたら、既におねいさんは部屋の中にいましたよ(ワッフル販売員は背中を見せると一緒についてきちゃうよ)。

「え~?本当に誰もいないんですね・・・。」

「(信じていなかったのか・・・)で、お薦めは何?」

「これドイツの有名なケーキなんですよ。」

おねいさんはどこから出したのか、ラグビーボールくらいの巨大なケーキを見せました。

「3100円です」

誰が買うかー!

飛び込み営業で来た人から3100円のケーキを買う客が果たしているのでしょうか?

直接おねいさんボックスの中から物色し、買えそうなケーキを発見。

手作りアーモンドケーキ。

「850円ですけど、2個なら今日だけ1600円です」

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た、高けえ・・・。なら、2個頂戴。そのかわりおねいさんの情報を聞きだしてやる!

さっきの目撃情報や、私の妄想話を伝えるとウケてくれました。つかみはオッケー。

やはり電車に乗って方々へ出掛け、一駅歩いて売っているそうです。今日も隣の駅からこの街の端まで歩いて戻って来て次の駅への途中、この職場を思い出して来たそうで。前回一杯買ったもんな。

見知らぬ土地で、北風が冷たいこの時期に、えらい距離を夜まで歩いて頑張るなあ。鼻の頭は真っ赤でした。

風邪ひかないでね。お、おねいさん・・・。私はおねいさんと東北の温泉場に二人で逃げて生活している妄想をこの瞬間見ていました・・。

おねいさんの情報を沢山ゲットして、私はすっかり満足。

「こちらはもうお得意様なんで、ポイントカードお作りしますね!」

お得意さんになってしまったのか。ポイントカードなんてあるんだ。

1個買えばスタンプ一回、溜まれば1000円分の商品とお取替え。すぐに溜まりそうだな・・。お得!、いや・・。

アーモンドケーキは、

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普通においしかったよ・・。

おねいさんは、またここに来る気満々です。

おねいさん、それ程のパワーとフットワークがあれば、もっと効率のいい仕事やってもきっと成功すると思うよ。ちょと考えてみてね。

次は、あなたの職場におねいさんは来るかもしれません。

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