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2013年9月24日 (火)

2009年のブルゴーニュワイン(ACブル)・その1。

ブルッ、ブルブルブルブルーーーッ!ブルゴーニュ!

ブルゴーニュワイン、飲んでますかーっ?ッて、あんな高いワイン普通は飲まないよねえーっ。

けど、ブルゴーニュワイン好きなんです・・。フランスのブルゴーニュ地方の、赤はピノ・ノワール、白はシャルドネという葡萄から作られるワインです。

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特に赤は、甘酸っぱくキュートで、エレガントで、近づきやすく、どなたにもお薦めしたい。けど、いまひとつ飲まれないのは値段が高いから・・。というか、安いワインがあまり無い。

もう、赤ワインはピノノワールしか飲まなくなったし・・。殆んどはチリやオーストラリアのピノです。最近は1000円以下のブルゴーニュもスーパーで見まして、たまに私も飲んでいます。

けど、そういうのじゃなくって、もう少し上のグレード、ドメーヌと呼ばれる葡萄を栽培する農家が醸造するブルゴーニュ。もしくはドメーヌの主や著名なネゴシアン(ワイン商)が買い付けた葡萄やワインで作るブルゴーニュを飲みたい。

ブルゴーニュワインについては、過去何度も解説しているので今回は書きませんが、ブルゴーニュワインは一つ一つの畑に対して格(グレード)が付けられます。

その中でも、比較的ワインが趣味ではなくても今日は贅沢しちゃおう、と思えば買えそうな、ややお求め易い、地域名(ACブルゴーニュ)畑ワインと呼ばれる下位グレードのブルゴーニュをご紹介します。

そして2009年モノ限定です。

2009年のブルゴーニュ赤は、ジューシーでとても甘く、酸度が低い。大変飲みやすく美味しいのだ。

これならワインを普段飲まない方にもお薦めできます。特に、地域名畑ACブルというブルゴーニュの中では下のグレード、ラベルにブルゴーニュと書いてある安いグレードがお勧めなのです。(ACブルはもともと果実感が低く酸っぱいのが、この09年の特性で緩和され甘くジューシーへと美味しくなったということです。)

09年のACブルを見つけたら買いです。2010年のほうが美味しいという話もあるが(この業界は新しいヴィンテージの方がおいしいって話になるんだけどね・・・)、私は09年の感じが好きです。

ネットショップなどでは在庫切れの感じですが、実店舗なら残っているかもしれません。セラーのあるワインショップに行くことがあったら探してみてください。

09年ACブルゴーニュのレビューを何回かに分けて書きますが、11~12年頃のテイスティングレポートで、私の舌の感覚なのでご参考程度に・・。現在では熟成が進んでもっと美味しいはず。

こんなワインを毎日飲んでいるわけじゃないよ。1年以上掛けて飲んだ記録だよ。お金ないよ・・・。仕事が仕上がった夜とか、ご褒美として飲んでいます。

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グロ・フレール・エ・スール ブルゴーニュ・ルージュ2009年。

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2130円(税別)

ここの主ベルナール・グロさんは、ヴォーヌ・ロマネ村の名門グロ家の弟さん。髭がトレードマークでピアノを弾いたり自家用ヘリで飛んだりやんちゃな人らしい。

ここの下位グレードは従来はオートコート・ド・ニュイだが、08年から日本に来たこのACブル。オートコートより若干安くて、08年を飲んだが、なかなかキュートで気軽に飲めるおいしいワインでした。08年は最近飲んだので、09年の特徴がわかるのではないかとまずはこれを飲んでみます。

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なんかコルクが安っぽい短いものに。柔らかくてぐずぐず・・。こんなところをコストダウンしなくてもよいのに。

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色:ちょっと濃い目のルビー。

香り:小さいけど本格的な感じ?結構土のニュアンス。黒果実のような重い香り。

飲む:お、これはいい。とてもジューシー。甘く、酸は低いがキュートな甘酸っぱさ。薄めだが内容がある。後味はほろ苦さに土の感じ、ジューシーな黒赤果実の香りが残る。これは昨年度よりかなり味つきがよく、甘さと果実感がある。オートコート並みに。

30分後、さらに甘く。酸もある。これはおいしい。08年より本格チックな香りがあり、お買い得。深み奥行きは薄いが、ジューシー。08年よりもワンランク上の味わい。自分ポイント87点。この値段ならアリ。

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ルイ・シュニュ ブルゴーニュ・ルージュ2009年

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税別2200円

ルイ・シュニュは何度か飲んだが、なかなかキュートな可愛いワイン。

約20%がACブルゴーニュで、約80%がAOCオート・コート・ド・ボーヌのブレンドです。

きれいなおねいさん姉妹で作っているだけあってラベルも可愛いセンス。

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コルクが硬い!ソムリエナイフでやっとコルクが上がる。こんなの初めて。そういえばグロF&Sでもコルクがちょっとグズグズだったし。2009年はコルクに難?

色:濃い目のルビー

香り:香りは少なめ、赤果実、花、革、土。

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飲む:おー、相変わらず薄い。しかしその中に香りと旨みも薄めながらある。甘い口当たり、酸は控えめ、後味に、やや酸と、印象的な花の香りが残る。ややほろ苦さ。

この薄さの中の、香りや旨みを探すのもルイ・シュニュの楽しみ方かも?

30分後。香りはやはり閉じ気味。甘さが出てくる。薄さの中にもタンニンもあって渋みもあるが、たっぷりと果実、軽い酸とほろ苦さとのバランスもいい。甘い花が香る、なんとも爽やかな清涼感のあるワイン。とても飲みやすい。薄いけどね。自分ポイント86点。

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パスカル・ラショー ブルゴーニュ・ピノ・ファン2009年

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税別1960円 これは2000円を切るお買い得ブルゴーニュです。

ヴォーヌ・ロマネ村のロベーヌアルヌーのネゴシアン物ということだが。ピノ・ファンというのはピノノワールの亜種(原種?)らしい。小粒で栽培が難しいという。ロマネコンティもこのピノファンらしい。

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色は:やや濃い目のルビー

香り:小さめだがいい香り。赤黒果実、チェリー、少し土。

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飲みます:果実の香りが広がる。甘く、酸は少なく、可愛らしい味わい。タンニンはやや多めだが飲みやすい。後味は本格的なほろ苦さ。

30分後、ちょっと甘すぎか。もう少しの酸があれば。香りはさらに本格的なものになってきたので惜しい。やや平板だが、甘くジューシーな味わいは近づきやすく、ブルゴーニュを飲みなれていない人にお勧め。とても飲みやすい。この値段ならお買い得。とてもチャーミング。自分ポイント86点。

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ユドロ・バイエ ブルゴーニュ・ルージュ2009年

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2380円(税抜き)

新進気鋭のユドロ・バイエ。年々進化しているそうで評価が高いドメーヌです。初めて飲みます。

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色:やや濃い目の透き通ったルビー。

香り:赤黒果実、イチゴ、樽、革、。土の香りが村名っぽくなかなか本格的。

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飲む。甘くジューシー。これは飲みやすくおいしい。ACブルにしては濃い目で、味つきがいい。熟した果実、ミネラル感。後から出てくる程よい酸と、ほろ苦さが甘いだけのワインにしていない。ACブルを超えた本格的な味わい。

30分後、香りは甘く大きくなる。これは良い香り。甘く旨みのあるACブル。酸が苦手な人にもお勧め。気軽に飲めておいしいワイン。自分ポイント88点。

このドメーヌはいい。ここの村名シャンボール・ミュジニーが飲みたくなった。

そしてこれを飲んで09年は甘くジューシーで早く気軽に飲める、よって09年ACブルはおいしい、という結論に。

09年ブルはまた後日に続きます。

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