横川グルメ紀行・その5・山形屋。
某日、豪雨の峠道を走り、再びH氏と横川グルメです。
今回も番外編で前回の続き、碓氷バイバスを軽井沢方面に走りトンネルを抜けると3軒続く食堂の2軒目です。
山形屋さんです。
この三角屋根のドライブイン風の建物、屋根の上には大きく「釜めし」の看板が出ているお店。釜めしといえば横川の名物ですが、あれはおぎのやさんの独占。そこと勝負するかの大看板を掲げながら、果たしてこの店に本当に釜めしのメニューがあるのか、気になっていたのです。
今回の画像も、H氏撮影のものをお借りして掲載します。
看板もでかい。メニューは豊富そう。鯉こく・・・。
やはり国道沿いのドライブインのイメージ、大型トラックや営業車で人気です。人家の少ない山の中です。
さて、豪雨の中を中華そばの暖簾をくぐって入店です。
おっと、店内は結構昭和な感じです。素敵だあ。テーブル席が3つと、カウンターっぽいテーブル席と、座敷にもテーブルが多数。
先客6名で四人掛けのテーブルは全て満席、座敷に座ります。
まず、目をひくのはレトロなプラスチックっぽい看板たち。このお会計看板や、メニューは素敵。
前回同様、メニューは食べつくしたいと思うのですが、こちら相当数のメニューがあるため手強そう。
この渋い看板のメニュー研究をします。定食は・・・、
やはり鯉こくがありますね。山菜定食はどんなものだろうか?内皿って?肉皿か・・。のり玉はふりかけじゃなくって海苔と卵ってことか?
続いて、
うおおーーっ、釜めしがあった。むう、どんな釜めしなのか気になる。ラーメンとそば・うどんがランダムに並ぶ。
そばうどんも充実。珈琲まであるとは。とん汁やみそ汁はどういう組み合わせで頼めばよいのだろうか?
メニューはこれだけではありません。昔ながらのクーラーに貼ってあるのは、
そしてこれがお勧めメニューなのだろう。現在の主力メニューかもしれない。数々のオブジェに飾られて並ぶ、特製と書かれたメニュー群だ。
特製カツラーメンはそそる。下仁田では普及しているらしいよカツラーメン。特製カツカレーはトラックの運ちゃんが食べていたが結構ボリュームがあったよ。
野菜炒めラーメンは店名を付ける程なのだからイチオシのメニューだと思われ。
さあ、何にする?
店は気さくなおばちゃんと、厨房はおじさんがやっているようです。太った猫も寝ています。
H氏もこの店に来るのは数十年ぶりらしい。まずはこの店の基本の味を知ろう・・。
暖簾にも書いてあった「中華そば」を2つ!
さあ、来ましたよ。おばちゃんは座敷のテーブルには手が届かないのでお盆を受け取ろう。
中華そば、500円。漬物が付いています。
おお、昔ながらの中華そばスタイル。具にはいんげんやワカメ、小松菜も入っていたか。漬物はキャベツの浅漬けときゅうりとミョウガと沢庵です。
おお、色は濃い目だがやや薄味の上品な味わい。麺はストレートタイプ。茹で加減も丁度良い。
チャーシューも脂身の多いとろっとしたバラ肉で旨みたっぷり。スープもほのかに甘さが漂う。あっさりして食べ飽きないタイプ。この甘みは魚介というか蕎麦のかえしも入っているのではとH氏は分析。後味にはグルタミン酸系の余韻。これはこれで懐かしいアミノ酸の味わい。飲み干したどんぶりには大量の胡椒があったが辛くはなかったよ。昭和の味わいが好きな我々には満足な一杯でした。
これで基本な味はわかった。次は野菜炒めラーメンか、カツラーメンかな。カツカレーも旨そうです。
山形屋さんはトラックの運ちゃんに愛されている。碓氷バイバス沿いの食堂はメニュー豊富のようだから、メニューを食べつくすのはかなり手強そうですね。今後は、醤油ラーメン、カレー、看板定食に絞って食べ歩いてみるかな。
碓氷バイパスはあと2店だが、次に行けるのはもうちょっと先かな。横川グルメは訪問済みの店の再訪問編へと続きます。
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