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2014年8月23日 (土)

フィット3・13Gに試乗・その2・試乗~グレード選び~納期。

さて、以前書きましたフィット3・13G試乗記の続きです。

9年乗ったポロが8月で車検切れ、買い換えることになってのディーラー巡りです。赤いフィット3・ガソリン1・3リッターのLパッケージに試乗しました。6月末のことです。

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うーん、後ろから見るとかっこいいですね。なんか、こう、斬新な、新しいデザインだね。

「近未来的ってよく言われますよ」と営業のおねいさん。

うん、それそれ、近未来って感じだよね。もっとも、私が子供の頃読んだ「未来の図鑑」では今頃車は空を飛んでいたはずなんだけどね、エアカー、とかいうのが・・・。

どこで未来への技術進歩は止まったんだろう。だから、まあ近未来ってことで。

デザインは・・、このリアランプ、ボルボのパクリじゃあ・・。

ホンダはデザインで昔はBMWを結構パクっていたイメージだが、最近はボルボなのか。次はアウディをパクリそうだな・・。まあ、ホンダをパクってラインナップ作る某国内メーカーより良いか。最近ではお互い様だしね。

フィットはBセグメントと呼ばれる位置の小型車です。そのBセグでの目指す車、ベンチマークと言われるのがこのポロです。

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2001年に欧州デビューしてから13年前の車であるこの9Nポロ、そろそろ国産コンパクトはこいつを追い越しているであろうと期待しての試乗です。

このポロを購入した9年前。ポロの直進安定性、的確なハンドリング、コントロールしやすいブレーキ、フラット感溢れる乗り心地など、ドッシリとしたその乗り味は、軽快感を出した当時の国産コンパクトとは違った。小さいのに大きな車に乗っているような安心感があったのです。

当時ヴィッツの1・5リッターよりポロは30万円ほど高かった。けど、今では普及してきたが当時の国産車コンパクトではオプションでも選べなかったような安全装備がポロには標準装備。サイドエアバッグ&カーテンエアバッグ、横滑り防止装置ESP、前後輪制動配分機能つきのABSやトラクションコントロールも標準。この装備を考えると国産コンパクトとポロの値段差は少なかったと思う。

以前試乗したスイフトはこの9Nポロを研究した感じはあった。フィット3は開発時期から現行ポロを相当研究していると思うのだ。

走りはもとより、装備はどうだ?前回書いた9Nポロに装備されていたフィン一体型のワイパーゴムはフィット3に採用されているな。あとは、ウィンカーレバーを軽く押すと3回ウィンカーが点灯するとか、9Nポロでおせっかいだと思った機能も装備されているだろうか?

さて乗り込むと、13Gはハイブリッドや15Xに比べると内装はちょっとしょぼい。ダッシュボードはややプラスチッキーだな。

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タッチパネル式のエアコンも使い難そうな・・。キーはポケットに入れておけばドアは開錠されるし、ボタンを押すだけでエンジンスタート。

走り出すと、スルスルスル・・・とスピードを上げる。なんかスムーズです。街中の混雑路です。車体が軽く感じるほど、通常の街中の走りでは良い加速です。低速トルクは良く出ている?十分なパワーじゃないだろうか?信号では加速でリードできるけど、すぐ前がつかえるからアクセルを踏み込めませんでしたが。低速トルク重視なのか?こういう車は踏み込むとアレ?っと思う程加速してくれないが、フィット13Gはどうか?今回は街中で試せませんでした。VTECが付いているので高回転も回るよね?ホンダだし。CVTで高回転を使うなら、スイフトRSを試乗したとき楽しかったパドルシフトは是非欲しい所。

乗り心地は悪くない。硬くもないし、このスピードなら跳ねないし、段差もうるさくない。

ハンドリングは、街中の交差点での直角カーブメインだが、コンパクトらしく回頭性良く、するっとノーズが入る。ロールもそれ程せずにスーと曲がってくれます。ちょっとパワステが切った感じと曲がっていく量があっていなくて違和感あったけど、ポロの電動油圧式パワステの確実さと比べてはいけない。アレだってハンドルが重いのでどっちが良いともいえないし、軽い操作でよく曲がるフィットのハンドルも良し。

ハンドルの真ん中は結構良いがビシっとはしてないか、機敏に反応はしないがフラフラもしない。

ガソリン車は全グレードにアナログのタコメーターが標準装備。CVTはよく「エンジン回転が先に上がってスピードが後から付いてくる」とかいわれるようだが、加速はスルスル上がってもエンジンは1500回転くらいで一定。これもこれで気持ち悪いが、凄い制御をしているんだろう。「エンジン回転は一定でスルスル加速する」って言う感覚。これは燃費に効くだろうな。

CVT車を所有したことは無いけど、スイフトといいこのフィットといいよく出来ていると思います。不思議な感覚だが普通に走っているのでよし。

アイドリングストップは普通に停止すると作動した。けどすぐにエンジンが掛かってしまうよ・・。どうして?と営業さんに聞くと。今日は気温が高いのでエアコンの作動を優先しているのではとのこと。オートエアコンの温度設定を上げると長い時間エンジンストップするようになった。暑い日は燃費落ちそうだな・・。

ウィンカーを軽く動かすと3回点灯する機能が付いて便利なんですよ、って営業おねいさんは自慢げでしたが、ポロは十年以上前から付いているよ・・。

さて、試乗終了。試乗コースもストップ&ゴーばかりで良くわからなかったが、強烈なインパクトの無い走りではあったか。けど、軽快で車体が軽い感覚なのに、落ち着いた乗り味で、普通に思える自然な感じは、色々なバランスがよろしいのでしょう。嫌な部分は見えなかったので、それでこのクラスはよろしいんじゃないでしょうか。

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と、いうことで、この車は購入候補です。っていうか、もうポロの車検切れも一ヶ月ちょいなので、もう決めなくちゃナ。

けど、このフィット3が気になったのは、ハイブリッドの存在があります。価格差は13Gとは約38万円差です。5年の所有では燃費差でのガソリン代ではとても価格差は取り返せないと思います。なのでコストの面では興味は無いけど、車の魅力でハイブリッドはちょっと気になる。

事実ここまではフィットは圧倒的にハイブリッドが売れているという。

営業のおねいさんに、ハイブリッドはどうですか?と聞いてみたら「現状うちの店ではハイブリッドはあまりお薦めしていないんですよ・・・」という意外な答え。

ハイブリッドはこの時まで3回のリコール。ディーラーとしても結構苦労したのだろうな・・。納期も大幅に遅くなったらしい。増産している最中で辛い所だろう。でもお薦めしないってのは・・・、と思ったら翌週に4回目のリコール!店はこの時それを知っていたのだろう、これでは薦められないよなあ。

車にリコールはあるものだと思うが、内容もちょっと危なっかしいし、一度設計見直したほうが良いような・・。車に興味が合ったが仕方が無い、納期も3ヵ月後の9月末以降とのことなので、ハイブリッドは諦めます。

けど、折角買うのだから面白い方がよいよなあ・・。

1・5リッターのRSはどうよ。かなりパワーがあるらしいし、燃費もそんなに悪くないし、CVTはパドルシフトだし、13Gでパドルシフト装備のSパッケージとの価格差は25万円。この差なら楽しい方が良いかな?しかし、納期は・・。あまり作っていない車種なのでとのことで、4ヵ月後の10月ですって。もう車検8月で切れるんだってば、これは無理。

13Gならば、一ヶ月では無理かもしれませんが8月中には何とか納車できます。とのこと。車検の切れたポロとの繋ぎは代車を用意してくれるとのことで、13Gを購入候補とします。

グレードは・・。やはりパドルシフトは欲しいよな。CVTはどうにも車まかせなので、自分でコントロールできる部分が欲しいのです。マニュアル車世代なので・・。ATも結構シフトレバーをガチャガチャやっていたしな。

無段階のCVTに7段を擬似的に付けたって、そんなのオモチャだよ、って言う人も多いが、オモチャで結構。道具には遊べる部分も大切なんだよ。遊べる道具を手元に置いてきたのがここまでの私の生き方なのだ。

Sパッケージに装備されるエアロパーツやアルミホイールは別に欲しくなかったが、パドルシフトはSパッケージにしか設定が無いので仕方ないな。13Gで一番高価なグレードになってしまった。ハイブリッドのFパッケージとの価格差は17万円まで縮まったが・・。

ハイブリッドを購入しても7速ツインクラッチを有効に使いたいので、結局パドルシフト装備のハイブリッドSパケしか選ばなかっただろう。そうするとやはり価格差は38万円だし、車両本体価格だけで軽く200万円を超えてしまうので予算的に買えなかったろう。

結果、フィット3・13G・Sパッケージを購入候補に決定し、商談を開始します。

次回こそ、商談~オプション決定~値引き交渉~ローン設定です。

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