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2015年3月16日 (月)

日本酒・七田・純米七割五分磨き・山田錦・無濾過火入れ。

今回から、マイブームとなっています日本酒カテゴリーを立ち上げます。

20数年前に、私には第一次日本酒マイブームがありました。

この時は、越後を中心とした水の様にすっきりとした端麗辛口酒を飲みまくり、大吟醸酒などの高精白した薫り高く綺麗な透明感溢れる酒が主流でした。

そして現在、私に第二次日本酒マイブームがやってきました。

それは、濃厚な米の旨みに溢れ、当然米の甘みもあるが酸で輪郭を際立たせ辛味で切れる、芳醇旨口と呼べる酒に出会ったからです。純米無濾過原酒の1回火入れ(生詰)や火入れしない生酒(生々)の濃厚でフレッシュな酒が主流です。

日本酒はこの十数年でガラッと変わっていたのです。ビックリしたよ。知らなかったよ・・。

ここ十年くらいの私は辛口で切れ良い芋焼酎にハマって、ヘルシーだし、芋っぽさに夢中になりました。その後ブルゴーニュワインにハマって、畑違いの個性を味わったり・・。けど、ブルゴーニュは値段が高いのでそろそろお休みです。

また芋焼酎に戻るかな?と思ったところで現代の日本酒に出会ってしまったのです・・。十数年ぶりの日本酒ハマりです。

まずは、最初に何気なく買ったこの酒にやられてしまった。衝撃的な出会いでした。

七田(しちだ)純米七割五分磨き山田錦・無濾過火入れです。

B1


天山酒造(佐賀県小城市)。

これは精米歩合75%の純米酒です。大吟醸酒なら50%以下、最近の純米酒なら60%前後の精米歩合のものが多い中、この酒はあまり米を磨いていないのです。

精米歩合を上げて米の芯だけで造れば、雑味の少ない綺麗な酒質で香りの華やかな酒を醸すことが出来ます。

なのにこの七田は、まさにそんな磨いた米の酒の対極に位置し、磨かないことで米の旨みを汲み取ろうという狙いなのです。

こういう磨かない純米酒の登場の背景には、実は以前には精米歩合70%以下でなければ純米酒とは名乗れなかったのが、2004年に変更され純米酒に精米歩合の規定が無くなった事があるのでしょう。これにより米を磨かない純米酒が現れたようです。磨かないことで出る雑味が米の旨みへとなるように、技術が高まったのでしょうか。

B2

掛米麹米共に山田錦・精米歩合75% 

アルコール度17度 日本酒度+4・5 酸度1・7

定価4合1242円(税込み)。

何故この酒に興味を持ったのか。米をあえて削っていないから米の旨みがあるという。雑味さえ克服していれば旨いんじゃないか?と思いました。

生原酒がウリのようですが、この頃はまだ生酒によい印象を持っていなくて、あの生酒特有の甘さが苦手だったのです。だから火入れから飲んでみようと。

一度火入れした後瓶貯蔵した品。

香り:このクラスとしては香るのでは?微かながらフルーティな吟醸香すら。磨かない純米酒とは思えないフルーティーさながら嫌味がない。

B3


飲む:常温で。これは旨みに溢れる。甘い口当たりと、フルーティーさが口に拡がって。心配した雑味なんて感じないし、米の旨みがたっぷりと乗って。ふっくらと米のエキスのような旨みが立ち上がったら、酸が後口へと輪郭を整え、辛味と甘さがバランスよく、べたべたした甘さにはならず、しっかりと切れます。太い。旨みとコクを感じ飲み飽きない。

これは美味しい・・。

良い米と丁寧なつくりで雑味を出さずに旨み溢れる酒を造ったんだなあ・・。

山田錦の酒っていうと、高精白した吟醸酒をメインに飲んできましたが、これほど旨みのあった米だったとは、吟醸酒では感じられない部分を知った感じすらありましたよ。

この旨みならば。お燗してみました。

B4


上燗からぬる燗へと。

濃いなあ。旨いよ、沁みる。まさに冬のお燗。

甘みと辛さがまさに調和。酸が馴染んで旨みが残ったという感じです。常温だとちょっと甘いかな?といった部分や後口の辛さも燗のほうが切れる感じ。

甘辛のバランスが取れて旨みとコクがさらに増し、旨いと一言出るよ。寒い日にピッタリだ。

この酒、気に入りました。米をどんだけ磨いたかの酒がエライと思っていた私の概念をひっくり返してくれました。

お気に入り度:☆☆☆☆☆(5段階の5です)

今後しばらくはこの酒を基準に、色々と飲み比べてみましょう。

七田、その後数本飲んでみましたが、太い旨みのある酒でお薦めです。ネット通販で定価で普通に買えます。

また美味しい日本酒に出会ったら書きますね。

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