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2015年6月24日 (水)

白州12年・爽やかで甘くウッディー。

先日の山崎12年のレビュー記事に続きまして、今回はサントリーのシングルモルト・ツートップのもう一方、白州12年のレビューです。

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白州蒸留所には以前行ったことがあります。10年ほど前、自転車チームのメンバーと、諏訪湖に車をデポして出発、白州まで自転車で往復しました。森の中の大きな工場といった感じでしたね。

他メンバーのロードバイクにスリックタイヤを履かせた26インチMTBでついていったため、帰りの登りで膝を壊しました。今では痛い良い思い出です・・。

グリーンのボトルが爽やかな白州12年です。

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白州12年・サントリー・シングルモルト 43% 2015・6月

香り:柑橘系の爽やかな香りがいっぱい。森の香りといわれるが、森に行って香りを感じたことが無いからわからんが…(笑)。

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最初のおとなしい香りが、徐々に開いてくると甘い香りが。華やかな甘さになり、エステリー。青リンゴのフルーティーさ。甘いバニラが強くなり樽を感じる。徐々にピートっぽさが現れる。酢のような酸っぱさも。

この酒はじっくり時間をかけて香りを開かせたい。大きくはありませんが何とも爽やかで甘い良い香りです。

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実は、山崎12年に比べるとこの白州12年、最初に飲んだ時はなんとも特長の無い凡庸なウィスキーと感じていたのです。爽やかさだけの、普通の酒ではと。昔よく飲んだスコッチにありがちな味に似ているなあと。この値段ならリピートは無いか?と思っていました。

それが、開栓3週間後の今、お気に入り度は山崎12年と逆転、白州12年のほうが山崎12年より好きになってしまったのです。こういうこともあるんだな・・。

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飲む:ストレートで。薄いか?と一瞬感じる液体は、徐々に甘い。まろやかな甘みが広がり徐々にスパイシーさが。

飲み込むと、刺激の後、余韻に甘さとウッディさ、最後にスモーキーさ、甘いバニラ、ミントの爽やかさ。この長く、刺激と清涼感のある余韻もおいしい。

全体を覆うこの透明感あふれる爽やかさは良い。夏向け(笑)。

加水すると、香りのバニラ感が強まる。余韻はウッディーさ、少しのスモーキーさ。

水割りでもきちんと白州の香りが残り、さわやかです。

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しかも水割りは、南アルプス天然水で割るのです!南アルプス天然水は白州蒸留所で採取され、白州12年の仕込み水なのです。仕込み水での水割は焼酎の世界でも理想とされ、最高の水割りができる。手軽に入手できる南アルプス天然水で仕込み水割りができてしまうなんて、白州の特権ですよ!

さらに実はソーダ割りが非常に美味しい。爽やかさが何とも言えない。

最初、この酒は早めに消費しようとソーダ割りでがぶがぶ飲んだが実にうまかった。甘くさわやかな香りが立ち上がる。酸味が強く出る。レモンっぽい酸っぱさがまた爽やか。ミント、いや冷やしたジャスミンティーのよう。そしてウッディです。木。これが森の感じか、とやっとわかる。まさに森林浴と言われているまま。

本当に。今じゃもったいなくってとてもハイボールなんてこれでできませんけど(笑)。お金のある人はソーダ割りをどうぞ・・。南アルプス天然水の炭酸水も簡単に入手できますしね。

ロックで。これも良い。山崎12年ではロックだと酸味苦みが強調されたが、白州12年のロックはバランスを保ってうまい。そしてウッディーさ、何ともさわやかな余韻。

これこそ飲み方を選ばない酒では?どんな飲み方でもバランスがとても良く、白州12年であることを崩しません。

すいません、最初の感じは撤回し、なかなか個性のあるよい酒でした。山崎12年より味わいが深く感じました。

自分ポイント(10点満点)

香り:6点

味:6点

余韻:8点

コストパフォーマンス:3点

お気に入り度:6点(この爽やかさ、森っぽさは個性。)

リピートしたい度:売っていればたまにはリピートしたい。

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山崎18年をいずれ飲みたいと思っていましたが、今では白州18年に興味があります。

白州12年、フルボトルで飲み切らないとわからない。山崎12年との好み度の比較での逆転で、そう感じました。

ウィスキーの世界は、奥が深いですね・・。

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