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2015年8月28日 (金)

宮城峡・10年 甘く軽くフルーティーだがビター。

終売になったニッカのシングルモルトウィスキー・宮城峡10年のレビューです。

9月の新宮城峡発売に合わせての、駆け込みレビューします(笑)。

宮城峡・10年(ニッカ・シングルモルト・アルコール45度)

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仙台郊外で作られる宮城峡は、北海道で作られる余市の重厚さスモーキーさに対して、華やかでフルーティで軽快な酒質です。これはニッカ創業者竹鶴政孝(マッサン)が余市と違う味わいのウィスキーを作ろうと狙ったものです。

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余市と宮城峡という個性の異なるモルトを作りそれらをブレンドすることで、ニッカの作る様々なブレンデッドモルト、ブレンデッドウィスキーに個性を与えています。

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宮城峡は、12年→15年とレビューしてみましたが、同じ、華やかでフルーティーな甘さで軽快、という一貫した個性の上にラインナップされている中で、この10年は辛くキレのある、ニッカらしい飲みごたえのある味わいでした。

より甘くとはなっておらず、12年のほうが甘くコクがあり素晴らしいバランス、15年はそれに熟成による渋味酸味が加えられていました。

やはり若いことによる若干の荒っぽさが、刺激を強くして甘さを後退させているのかもしれません。

ストレートで。

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香り:エステリー。甘く華やかなフルーティさ。花、柑橘果実、溶剤っぽさも。ちょっと薄めの軽さ。グラスにバニラが残る。

飲む:柔らかく甘く、ちょっと薄いか?という液体は、やや渋みを伴い、飲み込むと一気にスパイシー。最初の柔らかさと一転して若さゆえの刺激か、苦みと辛さ、思いの外硬派な余韻。かなりグッとくる刺激感のある酒質。

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自分ポイント(10点満点)

香り:7点

味:6点

余韻:6点

コストパフォーマンス:7点

リピートしたい度:毎日飲みたいけどもう、無理。

お気に入り度:7点

結構最後辛いです・・。でも、最近ニッカに共通して感じる甘酸っぱ渋味を程よく感じます。

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15年と比べると、香りは15年は流石に複雑、飲んで甘いが、渋味と結局ビターで重厚。スモーキーさは15年が圧倒的。

宮城峡、甘いだの軽快だの言われますが、最後ビターだよね。

新宮城峡が楽しみです。よりフルーティーになっていることを期待して。

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