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2016年8月12日 (金)

Gショック・Gー5600E-1。カシオの思い出・・。

このおっさん、いい歳をしてGショックにハマっています。あのごつい腕時計です。

Gショック趣味開始です。

現在愛用しているのはこの、G-5600E-1です。

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仕事柄、自然フィールドでの現場が多く、砂や土で汚れ、機材の振動や衝撃も多いので、もう普段使いの時計はGショックしか考えられません。水洗いできるしね。

現場仕事になってから20年経ちますが、最初は壊れても良いような安いデジタル時計、その後TIMEXのアイアンマンを愛用。もっと頑丈なのをとモデルは忘れたがGショックのごついのを意識しないで使っていました。山登りをやるようになってからはプロトレックに行ってツインセンサーからトリプルセンサーへと使いました。この辺はやっぱ仕事でボロボロになってしまい、ベルトが切れたら使用終了となりました。

プロトレックはセンサーをいじっていると電池消耗も激しく電池がたくさん入っていてお金が掛かる。

じゃあソーラーでもっと丈夫なやつは無いかと。このモデルに辿りつきました。

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これは海外逆輸入品。国内モデルのG-5600E1JFが1万円ほどの市場価格に対し、8000円ほどで入手できました。電波ソーラーじゃなければ海外モデルでも電波受信の設定しなおしの必要が無いのかな?安いほうが良いやと海外モデルに決定。

これ買った時に撮影したんですけど、2014年12月購入。最後に現在の姿をお見せしますけど、使い込んだよ・・。

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角型でスッキリしていますね。Gショックの中では非常にコンパクトなモデルですが、 耐衝撃性は他のゴツイモデルと変わらないと思われ。

今では小さいけど、30年ほど前に出た時は大きく感じましたよこれ・・。

今の基準からすると薄いです。Gショックにしては。これを買った頃はゴツイGショックが苦手だったのでこれしか考えられなかった。


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この角形は5600系と言われてますが、今は「オリジン」という種類らしく、Gショック誕生当時の姿のオリジナルモデルです。角型が新鮮、なんて若い人は言うかもしれませんが、この当時デジタル時計って殆どが角形で丸いのは珍しかったんだよ・・。

で、5600系は別名スピードモデル。

94年公開の映画「スピード」でキアヌ・リーブスが着用したことで有名、この名が付きました。90年代後半のGショックブームのきっかけを作ったモデルといわれています。

こっからウザいマニアックな話になるので興味のない人は飛ばしてください。画像は面倒なので貼りませんが機種名で検索すればネットにあります。

で、キアヌが着用していたのがDW-5600Cというモデル。これが本物でもう絶版です。

これを復刻したのが現行のDW-5600E-1Vという海外モデル(6000円前後)とDW-5600E-1JFという国内モデル(8500円前後)です。どちらも当時と同じ電池式。

この二つ、微妙に違っていて、1Vの方は文字盤の青い文字がイルミネーター、1JFは20気圧防水。と英語で書いてありますけど(笑)。

本物のキアヌのやつは当時の輸出仕様で200メートル防水記述。

よって全く同じのは現行にありませんが、国内モデルの方が似ています。

で、私が買ったこいつはそれのタフソーラーモデル。電池交換が基本要らない。そして見た目もこのように青文字は20気圧防水表示で本物スピードモデルにより近い。

電波で自動時刻合わせをする電波ソーラー5600系も存在します。

いろいろカラーバリエーションで出ていますが、スタンダードなのはGW-M5610-1(海外モデル13000円前後)とGW-M5610-1JF(国内モデル15000円前後)です。

これは見た目、初代のDW-5600C-1Aの復刻デザインで、文字盤に赤いラインが入る。これもこれでかっこよいが、純粋に本物スピードモデルに近いのは私の買ったソーラーだけのG-5600Eです。

面倒くさい話でしょ(笑)。これがマニアです。

それで、スピードモデルにより近いほうをと私はこれにしましたが、あと電波機能が必要無かったのでより安いほうにしたのです。

何故ならば私は普段遅刻しないように時計を2分ほど進めて使っているので、勝手に電波で正確な時刻に合わせられるのは困る。なので電波機能のないこのモデルにしたというわけです。

今じゃ、仕事を先走り過ぎるので、正確な時間にしていますけどね・・。

まあ、コンパクトで丈夫でとても気に入っています。

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さらにマニア向けの話を・・。これもディープな話なのでマニアではない人は飛ばしてください。

こうしてGショックはやっぱ良いなと認識、すでに数台集めました。

こういうGショック趣味を始めたなんて書くと、昔からのGショックコレクターさんからは「にわか」とか言われそうですが。

確かに趣味としてはにわかですが、Gショックに触れた時期はそんなGショックファンの方々より古いのでは、ブームになる前から触っているのです。

何を隠そう、いや隠していませんが、若い頃の私、カシオ計算機の社員でした。

30歳を機会に群馬に帰ろうと退社しましたが、20歳代の頃のカシオ計算機本社で働いた過酷な日々は青春でしたよ・・。

カシオに入社したのは、大学生当時からのカシオファンだったから。高校生の時に親から買ってもらったカシオのデジタル時計はストップウォッチ機能もなく電池が長持ちするのが特徴でした。けど豆球のライトが点くのが嬉しかった。

学生時代はFMトランスミッター付きのカシオデジタル時計を愛用。これはアンテナがついていて時計に向かってしゃべるとFMラジオに音声が飛ばせる受信機能のない一方通行のトランシーバー。まだ携帯の無い時代、友人同士でドライブに数台で行った時、渋滞の時に一方的にトイレ休憩の連絡を指定した周波数のカーラジオに飛ばしたのが唯一の実用例。けど、ウルトラ警備隊とかが腕時計にしゃべって連絡をしていたあの夢のような腕時計が実用に近づいたと思った。夢があった。

そして価格の安いワープロも出した。今じゃPCのワードを使って文章が打てるけど、昔はプリンターが内蔵されたワープロを使った。けどまだ学生には高価でとても買えなかった。そこをカシオはとても安い価格で出してきたのだ。大学生の私にもなんとか買えて、当時の彼女が卒論を打つのに貸したら「印刷してね」って戻ってきて、海外旅行に行った時の日記が内部メモリに残っていて読んで楽しかった。

そう、当時のワープロの液晶表示は2行くらいまでで印刷しないとどんな文章を打ったのかわからなかったのだ。

で、そのワープロで打ちましたとカシオに入社動機の文章を送って、カシオの入社試験の面接で、カシオ製品のファンだがその辺の使い勝手の悪さや低価格路線のイメージの悪さとかを重役相手にメタクソ批判を展開したら合格した。そういう人材を求めていたのかも。

本当はTV局や広告代理店へのマスコミ志望だったが、カシオも好きな会社なんで入社したのだ。

入社した90年代前半、既にGショックは上市されていましたが、売れいていない印象でしたね。

いつだったか、どういう状況だったかは忘れたが時計部門の人にGショックの新製品について聞かれて、確かAW-100という最初のアナログモデルのプロトタイプを見せられたが。

私は、こんなでかい時計は日本人の細い腕には似合わない、外国人向けなんじゃないですか?輸出はわからないけど国内じゃ絶対売れないです。と言ってしまった。

いや、確かにそれ大きかったんだよ。真ん中が陥没しているデザインで阿蘇山みたいで私はカルデラって呼んで揶揄していましたから。ほんと当時は常識外れにデカかった。あとでGショックがこんなに売れるなんて赤っ恥・・。

それがきっかけかわからないけど、最後まで時計部門に呼ばれることもなく時計とは縁のない社員でした。楽器から映像に渡って最後は電卓部門で終了・・。

当時本社は今の初台の自社ビルじゃなくて、西新宿高層ビル群の住友三角ビルにあった。

そこの38階に私の部署はあって、深夜残業をして他の人が皆帰って一人になるとオフィスの電気を消して真っ暗にし、窓辺で仁王立ちをした。窓の外の東京の煌めく夜景を見下ろしながら「くくくっ、いつかはこの人々を皆、私のもとに跪かせてみせるわい!はーははっ!」と恐ろしい野望を一人宣言する嫌なやつでした。

で、当時のGショック、メイン商品にはなれず。ダイバーズウオッチで逆回転防止ベゼルとかねじ込みリューズとか本格的なのを出して私も愛用。デジタルはデータバンクとか電話番号が入るやつ、電卓付きのを私も愛用。携帯無いから電話ボックスで電話する時電話帳内蔵の腕時計は便利だった。電卓だったかプッシュホンのピポパ音が出て自動でダイヤルするのも持っていたな。

売れだしたのはDW-6000からかな。あれは大きいけどデザインがかっこよかった。DW-5900とDW-6100もかっこよくて人気が出て来た。

けど売れるきっかけは、記憶が正しければ「スティング」さんだと思う。ポリスのスティングがステージで丸型のGショックを着用して結構な話題になった。これは「スピード」より早い時期だったと思う。人気は海外からやってきたのだった。

で、限定とかを始めたんだよね。そしてその後ブームが起きると。

退職の時、仲が良かった人にDW-6000を頂いた。嬉しかった。珍しいモデルだったようだけど当時の私には違いが判らなかった・・。十数年前まで大切に使っていたが、温泉旅行中に紛失してしまった、ごめん。今もあればレアだったか?

いや、加水分解しているだろう。

Gショック、最近は高価なモデルも出ているけど、一生モノにはなりません。スニーカーのソールもそうだけどウレタン樹脂は経年で加水分解を起こしボロボロに壊れます。

時計自体は長持ちするけど周りのべセルやバンドが崩れます。使わなくても十数年くらいが限界か。Gショックは壊れたら買い替えるものなのです。

樹脂の補修パーツも倉庫内で加水分解を起こすので、生産完了後数年でメーカーで補修できません。

それなのに最近の高価格路線。あんなに高いのに補修できませんは言えないんじゃなかろうか・・。

また最近Gショックブームが来ているらしいので勢いがついたのかな?

社内で「付加価値を高めて単価を上げる、利益率を上げるんだよ。そして勢いだ!」とか言っている偉い人がいるのかもね、あの頃のように・・。

さて、このG-5600Eを購入した後、こんな本を購入しました。

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Gショックパーフェクトバイブル。この時は普通に買えたけど絶版で今じゃなんかプレミアムがついている本。

カシオは私にとって良き思い出。なのでカシオ製品を今後も使い続けようと思った。しかし、以前のように魅力的な商品が無いのだ。デジカメにしようと思ったがカメラの機能以外に力が入っていてなんか違う。

やっぱ時計しかないか。Gショックをメインにカシオの時計を今後も使い続けようと思いました。それで退社後から現在までのGショックのことを知ろうとこの本を読んでみたのです。

表紙のこの30の文字。30周年てことなんだけど、これGショックの白モデルでできている。

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まあ実際に商品を並べたんじゃなくてPC上で貼り付けたんだろうけど。

ああ、懐かしいね。この頃のモデルなら知っている。

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しかし、恐ろしい商品の数だね。時計の商品管理やっている社員の人、お疲れ様です・・。これじゃあ補修パーツも置いておけないよなあ。

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このモデル使って1年半が経ちました。

シンプルなデザイン、邪魔にならない小ささ、そして丈夫。絶賛です。


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ちょっと地味ではあり目立ちませんけどね。

5600系はお勧めです。使いやすいし合わせやすい。

シャレオツなカラーもあるし、キムタクもHEROで使ったし、松嶋菜々子が家政婦のミタで使っていたし、結構人気があります。

で、仕事で酷使して、現在こうなった!

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汚ねえ・・。このベゼルの間に汚れが溜まるね。お食事中の方には失礼。洗っているんだけど。

傷が凄い。ガラスも細かい打痕が沢山。

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ベゼルからベルトも含めて摩耗感が酷いね。エッジが丸くなっています。1年半でこれだけ痛む。


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だからGショックじゃないとダメなんです。傷だらけのGショックってかっこいいよね?これが本来の使い方だ!

で、これが壊れた時の予備機が欲しくなって、さらに、よそいきのGショックも欲しくなって。

こうなちゃった・・。


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さらに増殖中です!現在もっと増えているよ・・。

今は電波ソーラーがメイン。電池交換の手間が無い。久しぶりに見たら止まっているのが悲しいし。裏ぶたを開けると防水機能も落ちるしね。

珍しい限定品には興味ないんだけど、入手しやすいGショックの使い心地を今後も書いてみたいと思います。今回から時計カテゴリーを新設しましたから。

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