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2017年9月20日 (水)

竹鶴17年。

ウィスキーレビューです。

ニッカの竹鶴17年。

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私が今のところ一番お気に入りの日本ウィスキーではないかと。

ニッカ創業者の竹鶴さん、マッサンですね、の名前を掲げたニッカの看板ウィスキーではないでしょうか。

ピュアモルトという名前がついていますが、ブレンデッドモルトです。確かスコッチじゃあピュアモルト表記は禁止では・・。

単一蒸留所のモルトウィスキーをシングルモルトと言いますが、複数の蒸留所のモルトをブレンドしたのがブレンデッドモルト。

グレーンが入っているブレンデッドウィスキーと混同しやすいのでご注意。竹鶴にグレーンは入っていません。

ニッカの場合、北海道の余市と宮城県の宮城峡の二つの蒸留所を持っているので、これらをブレンドしたモルトウィスキー・・。いや、ニッカは1989年よりベン・ネヴィス蒸溜所というスコッチの蒸留所も持っているから、それが入っているんじゃないかと巷では噂されていますが、私は余市と宮城峡のみのブレンドだと信じたいのですよ。竹鶴という名前からのロマンがあるしね、その方が。

で、それら蒸留所にストックされた熟成17年以上のモルトをブレンドして作られたのが、この竹鶴17年なのです。

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以前は竹鶴12年が一番若いグレードでしたが終売となり、現在はNAの竹鶴ピュアモルトに置き換えられています。さらに熟成が進んだ竹鶴21年があり、さらに竹鶴25年もあるけどとても手が届かない価格になっていますよ。

2つ以上の蒸留所を持っているウィスキーメーカーなど日本以外ではなかなかないわけで。

竹鶴17年も世界のウィスキーコンテストのブレンデッドモルト部門での受賞歴が沢山ありますが、そもそもブレンデッドモルトがそんなにないので出品数が少な・・・、まあいいでしょ。

で、現在入手困難と。例の日本ウィスキーブームとマッサン現象での原酒不足問題。

ニッカは余市と宮城峡の年代物を終売にして、この竹鶴を守ったわけですが。

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それなのに現状モノが無い。本当に原酒が無いんですね。一番熟成年数の若い原酒の年数を表記するので熟成17年以上の原酒で構成されているのですが、その辺りの年代が不足しているのでしょうか。

それで以前は5000円ちょいの定価で買えたお得なボトルだったのです。値上げした現在でも7000円の定価ですよ。これだけ熟成させたモルトウィスキーですよ、サン○リーに比べれば激安です。なんて良心的でCPの高い酒なんでしょうか。

今では定価に1万円を加えた価格で取引され。物自体見掛けないし、本当に生産しているの?状態です。

私は定価で買っていましたが。案外デパ地下でご贈答用として定価で売っているのを見つけては買っていました。この2年で4本ほど定価で買えましたかね。なんかゴージャスな化粧箱入りもあったっけ。

切らさないように買っていましたが・・。

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だが、ここ半年は全く店で見掛けません。

最後の1本になり、もう残り少ないよ・・

この1本が無くなったらしばらく飲めないでしょう。

いつ頃復活するのかなあ?値上げもするのかなあ?竹鶴12年辺りをそろそろ出さないかなあなんて・・。

それで、不思議なんですけど。

以前あった余市15年と宮城峡15年を飲んだ時との比較になるのですが。

当然竹鶴17年はそれらより17年と熟成の進んだ原酒をブレンドしたわけですから、旨くなってほしいと。けど余市・宮城峡15年の方が香りコク深みが上で、なんといっても重厚感が凄かった。めちゃくちゃ旨かった。

むう、だって定価は余市・宮城峡15年の方が高いし、原酒も選び抜いてのシングルモルトだからでしょうかね。

竹鶴17年はより熟成した原酒をブレンドしたのに定価は安いしと、まあ、ちょっと不思議な感じです。

さあ、飲んでみますと。ストレートで。

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熟成を感じさせる濃い目の深い色ですね。

香り:甘くて華やかですね。甘いフルーツ。木と穀物と。煙さは少しあるが、エステリーさが出てきます。

飲んで:まずは甘くてコクのある液体。酸味があっての甘酸っぱさ。熟成を感じさせるまろやかさ。樽を思い浮かべるほどのウッディーさです。

すぐに甘さが消え煙が出て来て、穀物、木の渋み、シェリー樽っぽさ少しが余韻に長い。

これはコクがあっておいしいですね。最初甘いかと思ったらすぐにモルトの太い力強さが来て、深いよこれは。

ロックで:

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甘さが来て、そしてスモーキーでウッディー。持っている要素がとても分かりやすく出てくる。これは加水がいいんじゃない?ロックいけてます。まろやかさが増しながらも穀物っぽさ煙たさ樽感が強くなる。薄くなりながら味が濃くなったような感覚。余韻は渋みの中に木と煙さが良く出て、ウッディーさが長い長い。これはお奨め。

ハイボールで:

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旨い。もう木の感じが前面に。爽やかでさっぱりとする飲み口と余韻。甘さ無しのとてもドライでスモーキーさが心地よい。これはありだ、が贅沢だねえ。おいしいです。

自分評価(10点満点)

お気に入り度☆☆☆☆☆☆☆☆(この値段でこの品質。一番のお気に入りで10点満点だけど、定価で手に入らないうちは・・)

CP度☆☆☆☆☆☆(圧倒的に10点満点ですが定価で手に入らないので)

おすすめ度☆☆☆☆☆☆☆☆(定価で普通に入手出来たら絶対におすすめ。1万円プラスなら☆一つです・・・)

一言でいえば、飲みごたえあり!なんかビールのCMみたいですが・・。

早く普通に流通しないかなあ・・。より定価の高い山崎や白州の12年より好きです。普通に入手できれば他のモルトに浮気しないくらいに常飲モルトになるのですが・・。

この先どうなんるんですかね?

ああっ、これ書いているうちに飲み切ってしまったああ!

もう買えない・・。

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