バスルームのペペン・1~2巻。
漫画レビューです。
最近では漫画はスマホで読むことが多いですね。あとはコンビニで週刊誌の立ち読み・・。
けど、これは面白いと思った作品はコミックスを買っていますよ。
今回ご紹介するのはこれ。
「バスルームのペペン」
1~2巻・集英社ヤングジャンプコミックス・川西ノブヒロ著 税抜き514円。
ホントこれが可愛いんだ。この表紙の絵柄は本編と違うんですけど、こういうキャラ。
カッパなんですけど。必ずペンギンと間違えられます。妖怪なんですがそこも本人は否定です。
UMAとして人間に不信を抱きながら人間社会を体験していきます。
あらすじ:やまから街にやってきた河童のペペン。中学生の海野貝に見つけられます。ペンギン?「かっぱですが!」しゃべるぺぺンに驚く貝。
ペペンは貝のお父さんがやまで見つけ、貝の14歳の誕生日に贈ったのです。ペペンは人間不信でなかなか心を開きません。けど貝の家で家族としてバスルームに住むことにします。
ペペンの特徴:
・ペンギンに似ているがそれを言われると強く河童であると主張。
・アイスを食べて旨い!かっぱいいやつとアイス好きになる
・かっぱよろしく、かっぱもちろん、とか「かっぱ○○!」と叫ぶ。
・やまで「おきな」に人間界の悪を教え込まれ思い出す。スクールカースト、ストーカーなどおきなの言葉を思い出すたびに震える。
・甲羅をくすぐられると「わきよりくすぐったい」
・乾燥に弱い。
・貝の家族以外には見えないが、ここにいるよと教えてあげると見ることができる。
・人には原則見えないので買い物ができないがICカードを使って自販機で買い物ができる。
などなど。
おきなの教えを守って人間を怖がっていますが、徐々に心を開いていきます。
2巻では新キャラクターが登場。街にいた妖怪に遭遇。あずきあらいの「あずき」
美容院でバイトしていて「あずきあらいます」となんでも洗いたがる。小豆を洗うのが大好き。
ペペンもいつの間にか洗われてしまうのです。
あずきあらいは人間が好き。「わたしたちはそんなにちがわない。きっとてをつないであるいていけるよ」と言います。ペペンは少しずつ人間に近づいて行こうとします。
やまから妖怪仲間の「あかなめ」が降りて来て、怖い人間界からペペンを連れ戻そうとしますが、どうなることやら・・。
これ心が洗われるよ。ペペンの純粋な瞳で見つめられます。ジーって見上げてくるのですよウルウルの瞳で。ペペンはとても心が綺麗です。
この漫画はおすすめだあ。タイトルの付いた1~2ページのストーリーが繋がって物語を作っていき読みやすい。
絵もそれほど書き込んでいなくて、白いコマが多くてすっきりしています。
これ、小さなお子さんが読んでもいい感じ。ペペンの素直な心と行動に感じてくれるかも。セリフの漢字にルビが振ってないのでお母さんが読んであげるのに良いかも。
ペペン可愛いよ。
ヤンジャンではエッチとバイオレンス作品が中心なので「スナックバス江」と並んで異色の作品です。最近のヤンジャンの連載だと、ストーリーがちょっと凝りすぎな感じになったな。もっとシンプルな話でいいと思うよ。で人間怖いエピソードも復活して欲しいな。
可愛いもの好きな人にぜひ読んで欲しい。
あとストレスを感じている人も読むと癒しになると思うよ。
3巻も出たようなので買ってみます。
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