飲んだ日本酒

2018年12月13日 (木)

茨城のお土産酒・純米酒龍神バンジー&ネストビール

職場の方から頂いた日本酒です。

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茨城県の常陸太田に日本一高いバンジージャンプ「龍神バンジー」があります。

そこのお土産品なんでしょうか・・。

純米酒・龍神バンジー。

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もともとは茨城の地酒「松盛」が元の酒のようですが。

なんとこの酒の酒米は龍神バンジーを体験しているという!

バンジー飛んだの?お米なのにい?

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どうやって?コメ袋をロープにくくりつけて橋から落としてバンジーさせたのか?

それがどんな効果があるのかわからないキワモノですけど、話題性は豊富。

元常陸太田市の米を100%使用。アルコール度70%。精米歩合70%とあまり削らず、日本酒度+3度と、松盛の純米と同スペックですね。

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の、飲んでみます・・。

え?うまいぞ、これ。

なんともクラシックな造り。口当たりは柔らかく滑らかでつるっとした液体が舌の上に乗ると、ほのかな甘みと強い酸味。昔ながらの清酒で感じた蔵のような風味に包まれ、豊富な旨みとともに喉に落ち辛くキレる。

米の中心だけじゃなく周りの雑味ごと米の旨みを全部拾い上げたような作りです。

飾らない昔ながらの自然な清酒の味です。

これはお燗に最適だと思う。と思ったら小瓶なので冷やで全部飲んでしまいました・・。

今時の甘いシュワシュワな生酒が好きな若い人たちには全く向かない酒だが、おっさんには喜ばしい味わい。お燗好きにもたまらんと思う。まさに通向けの酒です。

それなのに若者向けのバンジージャンプの土産物とは、不思議なミスマッチかな?

しかし、さすがはバンジージャンプを経験した酒米を使った酒。旨いぜ。度胸がついたのか?どんな効果があるのかわからないけど、松盛純米と飲み比べてみたいですね。

ネットで探してもこの酒のことはわからないので、ぜひ酒米がバンジージャンプをしているところの画像も見てみたいものですね。

続いて、同時に頂いてしまった地ビールです。こちらは日本酒蔵が作る地ビールです。

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常陸野ネストビール・ヴァイツエン。

フクロウのキャラがかわいいね。

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酵母が沢山沈殿しています。しばらく瓶を立てて沈殿させます。

色は濁っていますね。

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香り:フルーティー、バナナのような香りです。いかにも地ビール

飲む:これも旨いね。爽やかで、フルーティーな甘い香りに満たされると程よく酸味が来て、くーっと飲んでしまいます。最後苦味があって、実に爽快。そして華やか。

これはこのスタイルの地ビールとして、美味しいですね。

ここはラインナップも豊富で実力ありますね。他のビールも取り寄せて飲んでみたいです。

いっや、良いお土産をありがとうございます。

地方の地酒、地ビールも、なかなか味わい深いものがあります。

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2018年10月17日 (水)

永井酒造・谷川岳&水芭蕉・ひやおろし飲み比べ。

最近群馬の酒を飲んでいます。やはり地元の酒が地酒ですよね。

今回飲んだのは、地元群馬は川場村にある酒蔵、永井酒造さんのお酒。谷川岳と水芭蕉という二つのブランドを展開しています。

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谷川岳は、ここ群馬ではコンビニやスーパーに展開し、セブンでもラインナップが充実し、地元に密着したまさに地酒という感じ。味のイメージとして辛口主体の硬派な地元向けの日常酒という雰囲気。日本酒を切らした時にセブンで小瓶を気軽に買っています。

水芭蕉は、スパークリングが話題の、県外向けのブランド酒という感じ。どうもネーミングが軟派な感じがして私はあまり飲みません。味もイメージとしてフルーティーで、最近の流行の華やかな酒という気がしますが。

同時にひやおろしを入手したので飲み比べてみます。

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ボトルもラベルも水芭蕉は凝っていてお洒落ですよね・・。

まずは谷川岳。

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純米のひやおろしです。水芭蕉のひやおろしは酒屋や通販で見掛けますが、谷川岳のひやおろしはなかなか見かけません。

たまたま、川場村の道の駅「川場田園プラザ」の物産店にて購入できました。価格は四合瓶が千円程と、かなりお買い得です。

スペックはこちら。精米歩合は65%です。

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日本酒度プラス8となかなかの辛口に仕上がっています。米の種類が記載されていませんが、超辛口純米酒の熟成秋あがりとのことなので五百万石、しかも地元川場村産とのこと。

冷やで飲んでみます。

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まろやかで丸い液体、つるっとした飲み口でフルーティーな香りがほのかに口中に拡がる。やや薄めながら透明感の中に旨みがそっとある。辛口の酒の角を丸くした感じで、苦味を伴い爽快に切れるも、まろやかさとすっきりとした辛さで飲みやすい。

華やかさ派手さはないが、肴を引き立てる食中酒として飲み飽きしない。結構辛いです。

CPが高い。☆☆☆★★

次に、水芭蕉の純米吟醸ひやおろし。

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こちら精米歩合60%の吟醸です。兵庫県産の山田錦を使うなど高級です。購入価格は1400円でした。


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日本酒度はプラス3と谷川岳よりは辛くないようですが。

冷やで飲んでみます。

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ひやおろしらしい丸いつるんとした液体、口当たりはやや甘くフルーティーな吟醸香が口中に拡がる。抜栓直後はまだフレッシュ感が残っているのでは?と思うくらいだが、時間が経つとまろやかさが前面に。フルーティだが派手すぎず、最初の甘さは中盤の豊かな旨みに溶け、後口の谷川岳でも感じた独特な苦みで清涼感のある切れに繋がる。余韻は苦く心地よい。☆☆☆☆★

やはり谷川岳は飲み飽きしない落ち着いた味わいと爽快なキレで、日常酒として味わいたい感じ。

水芭蕉は流石は全国区、フルーティーさがあって華やかな感じですが、豊かな旨みがあり、切れが良い。

どちらもひやおろしらしい角の取れたまろやかさがあり、後口に独特の苦みから清涼感の拡がる心地よい切れがあります。なかなかの綺麗なお酒です。

どちらとも涼やかに苦く切れる、爽やかなお酒です。

群馬の酒もとてもおいしくなってきましたね。是非群馬の日本酒を飲んでみてください。

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2018年9月22日 (土)

ひと仕事終わった。そして、清りょう本醸造・亭主関白。

ぷはああ。終わった。

悲惨な一週間でしたが、問題のひと仕事が終わりました。この件は一カ月開放される。その後1年間継続だがな・・。

あと、2つ。来週と再来週の大仕事。折角3連休がこの間3つあるというのに、どれも休日出勤をしてしまうので、連休感がありません。おとなしくしていましょう・・。

さあ、セルフ打ち上げです。

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やっぱこれですね。いつもの焼き鳥です。

夕方遅かったので無いかなあ?と思いましたが、残っていた。

そして乾杯!

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ビールに日本酒を焼き鳥に合わせましょう。

日本酒はスーパーで売っていたこれです。

本醸造・亭主関白。

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おおっと、町田酒造じゃないですか。

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最近群馬の地酒では人気爆発中ですが。けどこれは人気の町田酒造ブランドではなく、昔から作っている清りょうの本醸造です。スーパーで売っているとは。

清りょう飲むのは初めてです。

酒米:朝の光・精白歩合65%

アルコール度数:15~16度・日本酒度:+4・0~4・5・酸度:1・3~1・4

国産米使用です。

辛口表記ですが、町田酒造らしいフルーティーな甘さがほんのり。ふっくらと旨みが拡がって、最後は辛く切れます。綺麗な酒質でもう少しコクが欲しい所だが、さらっと飲みやすい。

この秋、初お燗です。

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お燗するとより膨らんで旨さが乗ります。これは落ち着いていていいですね。

お燗が似合うクラシックな造りで、旨みがぐいぐい押してくるタイプじゃないけど、さりげなさが日々の晩酌に良い、飲み飽きしない味わいです。☆☆☆★★

町田酒造ブランドだと生酒がメイン、しゅわっと甘々ですが。これはフルーティーな雰囲気は似ていますが甘さ控えめで、しっかり辛く切れます。火入れの町田酒造もいいですね。清りょうも飲んみたくなりました。

これは甘口の本醸造「かかあ天下」とシリーズになって売っています。甘口で町田酒造だとなんとなく味は想像できそう・・。町田酒造ブランドに近いのかな?それまだ飲んでませんけど、私は亭主関白押しですね。願望として。だって・・・、

上州はかかあ天下発祥の地。女性がとても強いです。私を含めて亭主関白はほとんど存在しないような、とほほ・・。

これ、甘口と辛口が名前逆じゃないのかなあ、イメージとして。

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2018年9月15日 (土)

ひやおろし始めました。

へろへろへろ~。

もう、忙し過ぎて無理。間に合うのか?来週の会議資料。3連休初日の今日も休日出勤して、何とか仕上げて来ました。が、間違えが多くて・・。もう直せない。

残る連休も休息としましょう。

もう呑むしかありません。

秋の気配が濃くなってきたので・・、日本酒ですね!しかもこの時期なら「ひやおろし」でしょう。

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9月になればネット通販上でも見かけるのですが、まだちょっと早いのかな?例年飲んでいるモノがあまり揃っていません。

ならば、地酒が揃っている近所の酒屋さんに行ってみました。

おお、あったぞ。群馬のひやおろしです。やはり地元の酒屋さんはいいものありますね。

以前飲んだ藤岡の巌・純米ひやおろしと、旧倉渕村の牧野酒造さん大盃・特別純米・秋あがり。

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ここでひやおろしの解説です。以前自分のブログに書いたものを引用しますと。

ひやおろしとは?

秋上がり、とも言われますが・・。

ひやおろしは江戸時代から続く、秋限定の日本酒です。

冬に醸した新酒を春先に「火入れ」(加熱殺菌して発酵を止める)して、ひと夏涼しい酒蔵で保存し熟成させます。

熟成してまろやかに旨みが乗った酒を火入れせず(生詰め)出荷するものをひやおろしと言います。

2度目の火入れをしないで出荷するのは、熟成で得た繊細な風味と旨みを壊さないためとか。

火入れをせずに冷やで出荷する「冷やで卸す」からひやおろしとなりました。

秋上がりという名で出る酒もありますが、この辺が曖昧で・・。

秋上がりとは、ひと夏を貯蔵して酒の旨み風味の酒質が向上する現象のことを言います。

夏を越し熟成をして酒が旨くなる、秋上がりはその現象、ひやおろしはその酒の名前です。

秋上がりという名前を持つ酒もありますが、2度めの火入をしているのかも・・。まあ曖昧です。

蔵によっては、冷蔵庫に保存したり、(今では蔵自体が冷蔵庫になっていて一年中寒造りが出来る蔵もあるのだとか)、蔵の涼しい場所に保存したりと、蔵ごとに特徴があります。

まずは巌です。

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これは以前飲んだことがありまして、この記事でレビューしています。

ことしのも、いいですね。ひやおろしならではの「ぬるん」とした口当たりと柔らかさ。そしてフルーティーさとコクも健在。

前より美味しくなった印象ですよ。これはお奨めです。

続いて初めて飲みます。大盃の特別純米秋あがり。

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旧倉渕村にある酒蔵です。良くフライ釣りで行くヤマメのポイントの近くです。

こちら、割と昔ながらというか、荒々しいというか、自分的には武骨な印象。普通酒クラスしか飲んだことが無いからかもしれません。

こういうロゴを作ったの?

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OSAKAZUKIマーク・・。

飲んだら、これはびっくり。洗練されています。

特別純米で精米歩合は60%です。酒質は澄んでいます。

酒米が何なのか謎なのはどうしてか?

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メロンの様な果実の香り。つるりんっとした口当たり。

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ほんのり甘く、フルーティーなマスカットの香味と米の旨みが口中に拡がる。後味はちょっとの酸味ときりっと辛く。まろやかで柔らかなかなか綺麗な味わいとキレ。これはいけます。

大盃がこんな良いとは。群馬の地酒もレベルが上がっています。

今っぽい風味を感じさせます。なかなか現代風に近づけてきています。

んー、けどまだ町田酒造の様なアカヌケた感じではないのですが、この昔っぽさも飲兵衛にはたまりません。

いい季節になりました。もう少し涼しくなったらまた買って来て、お燗で味わってみようと思います。

そうこれからの時期、ぬる燗がおいいしいのですよ。秋の夜長にぴったりです。

今夜は仕事帰りに買って来たいつもの焼き鳥です。

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夕方4時から6時までしかやっていない焼き鳥。金曜の夜は5時ごろには無くなってしまうのですが。

今日は土曜、初めて土曜に買ってみましたが6時ごろに行ったらまだあった!最後のタレ5本を買えました。

ああ、疲れた仕事の後の一杯、そして旨い焼き鳥、たまりません~。

また、ひやおろしを楽しみましょう。おっと昨年度のひやおろしレビューもまだ書いていないので早めに書きます。

今年はどんなのが出るかな、楽しみ。

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2018年8月25日 (土)

久保田 生原酒 吟醸。

お盆に飲んでいた日本酒です。

真夏に似合う酒、きりっと冷やで切れながらも、旨みもある様な生酒を探しました。

近所の酒屋で見つけたコレ。

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その酒屋さんは久保田の取扱店で、限られた特約店のみの限定酒も定価で買えます。

久保田 生原酒 吟醸

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裏ラベルに酒米の種類は記載されていませんが、五百万石だと店頭には記載されていました。

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久保田は端麗辛口。私は濃厚旨口が好きなんで、久保田は最近あまり飲まなくなりました。

けど、生酒ならば濃厚な味わいを期待できそうです。生酒はフレッシュ感はありますがベタッと甘いものが多くて、お燗好きなのん兵衛の私はあまり好きではないのですが、端麗辛口の久保田の生酒ならちょうどいい旨味とフレッシュ感があるのではないかと期待です。

原酒というのは加水せずに醸造したまんまの酒です。アルコール度数が高めで濃厚です。通常アルコール分は15度くらいですがこれは19度です。

冷やで。

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香り:フルーティな吟醸香に米の香りが混ざります。

飲む:甘口ですがべったりとせず、米の旨みが広がります。透明感があり発泡感は無し。口に含んでいると吟醸の果実風味に米の風味が勝り始め、旨みが広がります。後口はすっきりと切れ、米のいい香りが漂います。アルコール感がやや強めで、本醸造タイプならではのキレです。アルコール度数が高い原酒だけあって濃厚ですが、久保田本来のすっきり感もあって丁度良い生酒の旨みと端麗辛口の切れが味わえます。

抜栓2週間もすると、米の旨みが増して、フルーティーさは後退し、とろっとした米の甘味と旨みが広がります。とても濃厚で、ややきつかったアルコール感も馴染んで一体となって、後半の切れに繋がります。基本はまあ甘いですけど。やはり濃いですね。米の甘味旨みが後を引きますが、最後はしっかりと辛いです。

【生酒のフルーティーな甘味と米の旨みが広がり、最後は辛く切れ、米の旨みが余韻に残る。】

全体に綺麗な酒質で、とてもおいしく頂けました。☆☆☆☆★

アルコール度数が高いので、ちょっと酔っぱらうのが早いかも。

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2018年7月17日 (火)

町田酒造 特別純米55 五百万石 直汲み。

ここ群馬県の地酒で、県外でも人気が出て来たのが町田酒造。

しゅわっとして甘めの酒質が若い人たちにウケているのかな?

お燗好きなおっさんにとっては良くわからんですが、夏場は爽やかでイケてると思うぞ。

その町田酒造の55シリーズ。前回は雄町でしたが今回は五百万石です。

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酒米ごとにラベルとキャップの色を変えてなかなかおしゃれです。

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町田酒造 特別純米55 五百万石 直汲み 無濾過生酒。

以前は紺色だった気もするがリニューアル?爽やかな水色でこれも女の子にウケそうですね・・。

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精米歩合55%の55シリーズは、造りを酒米ごとに変えているのですね。前回の雄町は純米吟醸でしたがこの五百万石は特別純米です。

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冷やで飲んでみます。

香り:小さめだが、爽やかなフルーティーさ。バナナ、メロン。

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飲んで:わずかなガス感でフレッシュな口当たり。瞬間甘過ぎるか?と思うも、ほんのりと旨み。最後に甘さの中にゆっくりと苦みがやってくる。

微発泡感と甘さでぎりぎりの爽やかさ。少しざらっとしてシロップのような粘りのある甘さ。

まあ、甘い。いつもながら甘い。けど辛み、酸味苦味もある。

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町田酒造の生酒というとフルーティーな甘さとシュワシュワの発泡感という印象だったが、ガス感はやや少なめだがこれもそういう感じかな。

けど最後に苦味と酸味が来る。この辛さが無ければベタッとしてしまうがギリギリ。

これの雄町は純米吟醸でさらなる華やかさを。

この五百万石は特別純米で甘い中に最後の辛み苦み。余韻に少し酸味。☆☆☆★★

実はこれ二本目で、冬に飲んだ奴は同じ29BYでももう少し甘さ控えめで辛みが強く良く切れた。春先出荷のこれは甘さが主体です。

55%精米歩合の綺麗な酒質です。おっさんには甘過ぎますが。日本酒を普段飲まない方は飲みやすいと思う。

これも女子会でウケそう。

女子と一緒に飲みたい・・。酔わせたい・・。

いや、おっさんだってこれ好きです。夏限定だけど。

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2018年7月 9日 (月)

町田酒造・純米吟醸55・雄町。

久しぶりに日本酒を飲みました。

冬場に飲んでいたお燗に美味しい旨みコクがあるやつじゃなく、スカッと爽やかな夏向きな日本酒です。

群馬の地酒で、人気上昇中の町田酒造さん。

「町田酒造・純米吟醸55・限定直汲み、岡山県産雄町(群馬県前橋市)」

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最近群馬の地酒は人気が出てきていると見た。その中でも町田酒造さんは全国区になれるかな?ネットショップだと地元以外の店ですと若干プレミアムが付いてきていますけど。

近所の地元酒店で定価購入しました。

自らの酒蔵の名を冠している町田酒造は、以前この記事で特集しましたね。

全体にショワっとして甘い口当たりのお酒です。若い人に人気が出そうですね。

酒米ごとにラベルとキャップのカラーを変えたりしてビジュアルもいいです。

さてこのお酒、飲んでみます。夏なので冷やして。

雄町は結構好きなんです。

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雄町・精米歩合55%

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開栓時にプシュっとガス。

香り:清々しい吟醸香。結構香る。メロン、マスカット系、甘酸っぱい苺。とてもフルーティー。

冷やで飲む:微発泡感をちりりと感じ、まず甘み。苺か桃かフルーティーな香りが口いっぱいに広がる。甘さの中に少し酸味があり、微発泡感とともに爽やかで、徐々に広がる苦みで甘みを抑える。余韻の方が甘い。じきに苦味が来て甘さを抑えベタつきは無い。

町田酒造らしい発泡感と甘み。そこに少しの酸味と徐々に広がる苦味で爽やかさを加える。後口がやや甘過ぎるので少し肴は選びそう。食中よりも単体で味わった方が良いかも。

口の中は華やでフルーティーな吟醸香と酸苦味で賑やか。日本酒が苦手な方や普段飲まない女性の方にウケそう。

冷やして夏の酒ですかね。なかなか派手です。

食中酒としては派手すぎますが、合う肴は・・。

縁側で蚊取り線香、茹でたトウモロコシかじりながら団扇であおいで飲むってのはどう?最後はスイカでも。そんなイメージ。

お燗好きなのん兵衛、おっさん向き気じゃないけど、甘いシュワシュワ華やか系好きにはウケると思う。

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ラベルとキャップもピンクで可愛いから女子会に持っていけば、うける~超かわいい~って合うかも。酒好きな彼女へのプレゼントにもいい感じですね。

お気に入り度:☆☆☆★★

雄町にしては軽めの味わいなのかな。苦味があるところは切れていいですね。夏に冷やして爽やかに飲みたいです。もっと酸が出てもいいね。

開栓後数日経つと、酸がいい感じに出てきます。発泡感が薄れてやっぱ甘いですけど、酸と苦みのバランスはいい感じでした。温度を上げれば旨みものってきますよ。キンキンに冷やして飲んでから温度を上げていくと面白い。

さあ、群馬の地酒がもっと盛り上がってほしいです。

私の群馬の地酒で一番今のところ旨かったのは・・。

群馬泉 山廃純米ですかね。ラベルに縦書きで書いてあるやつ。あれ、冬にぬる燗でとても旨かったです。お燗好きな人は是非。おっさん向きの味です。

暑くなってきた夏は、やっぱ町田酒造のシュワシュワが気持ちいいですね。

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2018年3月 5日 (月)

お燗が美味しい・大七純米生もと、2本。

この冬は寒かった。だからお燗した日本酒が旨かった~。

でね、温めると美味しい日本酒ってあるんですよ。冷やでうまい酒と一緒じゃ無かったりします。温めてこそ真価を発揮する酒ってあるんです。

燗酒として定評があり、私もお気に入りでこの冬一番お燗して飲んだ日本酒、

大七・純米生もと。

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純米きもとシリーズは何種類かありますが入手できた2本を味比べします。

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きもととは?

昔ながらの自然の乳酸菌を育てながら醸す手間のかかるきもと造り。現代のメインの人工乳酸を加える速醸がすっきりとしたクリアな酒なら、きもとは複雑な旨みが膨らむ。まあ昔っぽくて癖はありますが、その癖がお燗で旨みになるんです、旨みが膨らむんです。

そんな手間のかかるきもと造りを結構大きな蔵なのに頑張って続けている福島県の大七酒造さんです。

まずはスタンダード品の、

大七・純米きもと 

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五百万石 精米歩合69% アルコール15~16度 日本酒度+3

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まずは評判のぬる燗で:懐かしい日本酒の香り。子どもの頃親父が飲んでいた燗酒の味わいです。とろんとした液体に、旨みも十分。

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優しい味わいから、中盤からは酸味と辛みが出てキレて飲ませる。懐かしい風味だが濃すぎず、強い癖でもなく、日本酒好きならば納得する味わい。日本酒らしさを感じる。

熱燗で:ほっこりと癒されます。酸味が強くなるがその分切れが良い。力強い味わいで、寒い夜にしみじみ飲める。けど、ぬる燗のほうが味わいが良くわかる。ぬる燗の方がいいかな。

お燗での自分評価(5点満点)☆☆☆☆☆

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冷やで:旨みが乗っていてフルーティーさもある。だがやはり昔ながらの風味が中心。旨みはあるが中盤から酸味が強い。辛くは無く最後も甘味。けど最近の甘ったるい酒ではなく酸がキリリと切れさせる。

常温まで上がればのん兵衛向けんの味わいで日本酒好きなら飲ませる。冷やしすぎると昔っぽさが顔を出し、初心者に難しそう。

冷や~常温で自分評価☆☆☆★★

これはお燗で生きる酒だなあ。

次。

近所の酒屋で見つけました。

大七・純米きもとCLASSIC

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さらにお燗に特化させたのか?クラシックな酒をさらにクラシックに?

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五百万石 精米歩合69% アルコール度15~16度 日本酒度+3

先程の純米きもとは熟成1年、このクラシックは2年以上熟成させるという。

じゃ、やっぱりお燗からね。

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ぬる燗で:懐かしい昔ながらの日本酒の香り。ぴりっとしながら口の中に。強めの酸味、濃厚なコク、香ばしさも。これは濃い。それほど甘くなく、なかなかの硬派。温度を上げて行けば柔らかくなり、旨みの塊へ。最後は酸味がくっきりと縁取り切れる。まさにクラシックな味わいだが、これはいい。

熱燗で:いやはやこれは旨い。甘味が全面に出てほっこりと癒される。辛みも酸味も溶け込んで旨みとなる。この酒の癖が旨みとなって、これぞ燗酒という味わいに。お燗好きにはたまりませんぞ。これは温度を上げたほうが良いかも。食事にも合う。寒い夜には盃が止まりません。

お燗の自分評価☆☆☆☆☆

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冷やで:うーん酸っぱい。昔っぽい。決して濃厚ではなく綺麗な酒質だとわかるが、この昔っぽい香りは癖がある。古臭いといえばそう。余韻は酸味。常温まで温度を上げたほうが良い。のん兵衛向けの日本酒好き向けの酒。☆☆★★★

やはりこれはお燗して楽しむ酒だと思う。あっという間にお燗で3合飲む。

この2本を比べて・・。

純米きもとは甘い生酒好きからステップアップしてぬる燗からの日本酒の世界に足を踏み入れるには最適では。旨み甘みも膨らんで美味しい。

クラシックは昔っぽく、雑味とも思える癖が濃厚な味わいであると感じられるかどうかで評価が分かれるだろうなあ。癖は強いよ。けど、熱くすれば癖は甘みに変わり、濃厚さは旨みとなってくれますから。

クラシックは熱くして、コタツに入り楽しみたいな。雪深い庭があれば絵になるなあ。

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どちらも冷やでは、普通の人では飲み難いでしょう。純米きもとならスーパーでも売っているし、ぬる燗で是非。

今シーズンは画像にあるお燗器が活躍したなあ。お湯を入れて待てばよいんだもの。

大七純米きもと。しゅわっとした甘い生酒が好きだ、という人にはハードルが高いかもしれない。けど、寒い夜にこのお燗を飲めば新しい世界が開けると思うよ。大七のお燗旨いよ。

おっさんになれるよ・・。

冬の燗酒は最高です。癒されますよ。

あと、晩秋に飲んだひやおろし。これもぬる燗で美味しかった。以前その1を書きましたが、またいつか続きをまとめてレビューします。

 

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2017年12月 5日 (火)

ひやおろし・2017年その1・七田、黒龍、真澄。

日本酒レビューです。

以前書いたひやおろし、この記事で書きましたが、

その時に買ったひやおろしも飲み切っちゃったのでレビューしますね。

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ひやおろしはさっきの記事に書いてありますが、秋の限定酒。

冬に醸した新酒を春先に「火入れ」(加熱殺菌して発酵を止める)して、ひと夏涼しい酒蔵で保存し熟成させます。熟成してまろやかに旨みが乗った酒を火入れせず(生詰め)出荷するものをひやおろしと言います。

まずはこれ。私の好きな佐賀の「七田」です。米の旨みがあふれるこの酒が熟成したひやおろしになった。さあ、どうでしょうか。

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七田 純米七割五分磨き・雄町 ひやおろし

雄町 精米歩合75% アルコール分17度

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旨みたっぷりで大好きな米をあまり磨かない七田です。ひやおろしでまろやかさを期待しましょう。

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冷やで。香り:小さ目で少しフルーティーさ。

飲むと:おっと、呑みやすい酒質。七田の磨かない純米シリーズ、レギュラー品は旨みこってりで、やり過ぎるくらいの濃厚さ。そして甘い。しかし、このひやおろしはマイルドです。丸く柔らかい液体。ほんのりとフルーティーさと、甘過ぎず、米の旨み、そしてまろやか。

そこに程よい酸が加わりスッキリとした余韻は辛く切れます。かなりの好バランスで飲み飽きしません。それでいて米の旨みはしっかり感じられます。熟成で濃厚さからのバランスが取れた?けど、ちょっとあの濃さから引きすぎちゃったかな?

お気に入り度☆☆☆☆★

お燗してみましょう。

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ぬる燗で:おお、これこれ。この米の旨みが七田。お燗すれば、七田らしい甘さと旨みが前面に出ます。ほっこりする旨さです。それでいてちゃんと酸があって、最後は辛く引き締まり、べったり甘くならない。口当たりも柔らかく、肴によく合う旨口です。

お気に入り度☆☆☆☆☆

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通常の七田は旨いけど、その旨みがやりすぎで、甘過ぎ濃すぎに感じる時がありました。ひやおろしになって全体が丸くマイルドになって、柔らかく一歩下がったけどバランスが良いのです。丸くなった七田。

黒龍 吟醸 ひやおろし

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黒龍は以前はあまり飲まなかったのですが、最近かなりお気に入りです。凄さよりもさりげない好バランスさが好きです。ぐいぐい来るわけでもなく、綺麗ですっきりとしている中にある旨みに上品さを自分は感じて好みなのです。


五百万石 精米歩合55%  アルコール分18度

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本醸造タイプの吟醸 原酒で18度もあります。

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冷やで。香り:小さめだが米の香り、微かな吟醸香、バナナ系の甘いフルーティーさ。

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飲むと:つるんとした柔らかな口当たり。バナナの様なフルーティーな香りが口中に漂う。ほんのりとした甘みに辛みが重なり、綺麗に切れる。最後に酸と旨みが重なり余韻は辛く、どんどん飲んでしまう。とてもバランスよく、すんなりと飲める。まろやかさ、甘さ、キレの好バランス。最後はやや辛い。

透き通るキレイで切れの良い酒にまろやかさと旨みを増したひやおろし。この切れは素晴らしい。

お気に入り度☆☆☆☆★

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お燗で:熱燗ではピリッとした口当たりになり、米の旨みが前面に出る。後半は辛みが主体。なかなかの辛口。ぬるくしていくと、まろやかさと甘み、旨みが出てくるが、ややアルコール感も気になる。辛みがメインで飲み飽きせず飲ませる。キレッキレ。

お気に入り度☆☆☆☆★

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切れが主体の辛みと旨みとの好バランス。日本酒好きならおすすめです。冷やでも燗でも旨い。秋の夜に飲みたい1本。

真澄 山廃純米吟醸 ひやおろし

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信州は諏訪の銘酒・真澄です。山廃純米吟醸を低温熟成。

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長野県産「ひとごごち」「美山錦」精米歩合55% アルコール分15度

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冷やで。香り:少なめだが吟醸らしいフルーティーさ。

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飲むと:柔らかい液体。ひやおろしで感じるぬるっとしたとろみ感。ほんのりと甘い吟醸らしいフルーティーさが口中に広がります。コクもあって、旨みが徐々にやってきて。後口は酸味と苦みが程よい。酸と辛みで切れる。

甘味もくどくはありません。新酒の頃はおそらくフレッシュなとても甘い酒だったと想像しますが、熟成によってまろやかになり、吟醸香はそのままにコクが出て、酸と辛みで純米らしい旨口の酒になったと感じます。吟醸にありがちな味ですが、フルーティーなのに肴に合いそうです。

お気に入り度☆☆☆★★

酒蔵としては冷やがおすすめで、常温やお燗はそれ程勧めていない感じですが。

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ぬる燗で:いや、これはいいじゃないか。こちらの方が好きです。吟醸よりも純米部分が強調されます。ぬるっとした液体そのままに米の旨みが前面に出ます。コクも強くなり飲みごたえあり。甘味が乗って、その後から苦みと辛みが来る。酸も苦みを強調させ輪郭をくっきりとさせています。穀物っぽさが出て、その旨みで飲ませます。最後はきりっと切れて、肴に合わせるなら断然お燗です。秋の夜長にチビチビやりたい燗酒。

お気に入り度☆☆☆☆☆

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冷やではフルーティーさ吟醸っぽさ、お燗では米の旨みを感じます。共通するのはまろやか柔らかな飲み口です。とろっとしていてなかなか旨いひやおろし。

秋は柔らかいひやおろしが旨かったですねー。さらに飲んでいますので続きのひやおろし・その2は、また後日に書きます。

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2017年10月30日 (月)

巌・3本。

日本酒レビューです。

地元群馬県の地酒、藤岡市の巌(いわお)です。

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のん兵衛さん達の間で人気上昇中です。

1729年創業というとても歴史のある蔵、高井酒造さん。

最近よく見かける、都会の会社で働いていた後継ぎさんが実家の蔵に戻ってきて、傾きかけた伝統のある蔵を新しい酒を醸して立て直した、というストーリーをやってのけました。

しかもこの息子さん、京都大文学部卒のエリート。慶応大から京大へ転学し社会学を学んだという。

戻って来た子供が立て直した蔵の酒はどうも甘くてしゅわしゅわした酒が多くてねえ。ここもそういうフレッシュ系な酒なのか?と思いきや、これが硬派なのです。

華やかではなく武骨、のん兵衛が唸る昔ながらの米の旨み溢れる酒でした。

これまで飲んだ3本をレビューします。

群馬で人気です。群馬の酒はこの巌と町田酒造がお気に入りです。

巌 純米酒 雄町60%純米原酒 瓶燗火入れ

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岡山県産雄町 精米歩合60% アルコール度数17~18度 日本酒度+3 酵母・協会701号

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香り:微かにフルーティー。ほとんど感じないか。

飲む:冷やで・ふんわりと口にフルーティーな香りが広がる。柔らかく、旨みは徐々に厚くなる。優しい甘み、余韻に酸が広がり切れる。

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これは穏やかでさりげない酒。綺麗な酒質に旨みがある。でしゃばるものが無い好バランス。派手なインパクトは無いけど、優しい味でよし。

お燗で:熱燗・丁度良い甘み。甘味が主張しない、じんわりと楽しめた。ねっとりと旨みが広がる。しつこくない。

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ぬる燗・さりげない感じがアップ。柔らかい旨味ときちんと切れる辛みの好バランス。飲み飽きしない。

お気に入り度

冷やで☆☆☆★★

燗で ☆☆☆☆★

濃厚な旨みがあるけど、大袈裟じゃないさりげなさ。のんびりと楽しめる。

巌 純米原酒 ひやおろし

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巌のひやおろしです。ひやおろしについての解説は、この記事に書きました。

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麹米・山田錦 掛米・美山錦 精米歩合60% 酵母・協会601号

日本酒度+2・5 酸度1・6 アルコール度数17~18度

3月に瓶燗火入れ後、冷蔵庫ではなく仕込み蔵にて冷蔵せず室温で瓶のまま熟成、9月に出荷。

華やかさを求めず、ひやおろしの為だけに仕込んだ酒。熟成を見越した仕込みだそうです。

開栓3日目からが旨いということでやってみた。

香り:少な目で微かに米の香り

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飲む:冷やで・口に入れた途端のまろやかさ。フルーティーさが口にほのかに広がる。とても柔らかく、まさに丸く感じる酒。透明感、嫌味のない甘みと米の旨みが広がる。

コクが足りないか?と思ったら酸がきりっと余韻を締める。後口は爽やかに切れる。食中酒にぴったり。丸すぎてやや物足りなくなるが、その丸さを楽しめる酒。

お燗で:熱燗・甘さが出た、旨みとコクも出る。柔らかさの中に旨みが出る。これは良い。

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ぬる燗で・綺麗な酒質のまま甘味とコクが出て後口は切れる。しつこくないのでのんびりと飲み続けられる。

お気に入り度

冷やで☆☆☆★★

燗で ☆☆☆☆☆

冷やだとまろやか過ぎて物足りなさもあるが、ぬる燗でとてもおいしくなる。

巌 純米酒醇 原酒ひやおろし

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麹米・山田錦 掛米・美山錦 精米歩合60% 酵母・協会601号

日本酒度+1・5 酸度1・6

巌のひやおろしもいくつか種類があるようで、これは流通限定品。近所の酒屋さんで売っていた。

ラベルに巌の文字の下に醇の文字がある。

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醇とは辞書を引くと「混じりけのない濃厚な酒、良く熟した酒」とあった。

裏ラベルを読むと・・。

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かなり難しい世界に突入しているらしい・・。

もう少しインテリじゃない一般ピーポーにもわかりやすくしてね。

ちょっと世界観が広がり過ぎている感じなんで、いったんラインナップを整理したほうがいいかもしれないなあ。

とにかく醇味という新しい世界が出来ているようです。

香り:微かな甘いフルーティーさと、昔ながらの清酒の香りが混じる。

冷やで:一瞬のフルーティーさの後、すぐに辛み。導入は華やかさが無く、地味。液体はまろやか。これは辛口。時間とともに甘さが出る。

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奥ゆかしい酒質、平板とも思える味付き、一歩手前で止まっている地味さを感じる。

しかし。

酒屋のHPを見ると、巌は抜栓後時間を置いた方が旨いと良く書いてある。本当か?

抜栓4日後に再び飲んでみた。

本当だ、香りが立っている。ぬるっとした液体にほんのり甘さが出て、ふくよかな旨みが増している。その向こうにフルーティーさが漂う。いつ現れたのか程よい酸が輪郭を整える。原酒の力強さとキリっとした苦味で切れる。

好バランスでまとまった地味だが滋味のある酒。抜栓後数日が飲み頃。

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それをお燗で:ぬる燗・ぬるっとした酒は旨みを増す。意外に辛さがアップし、最後に米の旨みが伸びる。これは辛口の燗酒。

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熱燗・辛くて旨い。これは肴をつまみながらに最適。米の旨みと酒質の太さ。キレる切れる。

お気に入り度

冷やで☆☆☆☆★

燗で ☆☆☆☆☆

巌は近所の酒屋で買えるので、常飲しております。日本酒好きな方にお勧めです。

 

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