飲んだ日本酒

2017年3月26日 (日)

2次会!「だんべ。」(高崎)で飛露喜・十四代&桃色にごり。

前回の続き。職場の打ち上げ飲み会の2次会は、ん?これで二度目か、I女史と二人きりで夜の街へと消えていきます・・。

あの時はI女史の行きつけの店で芋焼酎を飲みましたが。今回、大人な男女が二人で飲むのは日本酒です。

私の好きな店、高崎西口駅前の「和ダイニング・だんべ。」さんです。

2p1

駅前の店だがチェーン店じゃありません、地元の食材にこだわった地場の居酒屋さんです。

ここで美味しい日本酒を飲みましょう。普段は人気店なので満員でなかなか入れません。夕方から飲む時は予約を入れるのです。

今回は夜も23時をまわりましたから、テーブル席に座れました。

大人の二人には長い前置きなどいりません・・。

いきなりの裏メニューから。

こそっと店員さんに「今日のプレミア酒は何があるのですか?」とささやいてください。

これです、とメモ書きを見せてくれますから・・。

I女史は十四代をいきました。

純米吟醸の生酒です。

2p2

私は、飛露喜。特別純米の生詰です。

2p3


くはあああーーーーっ!

旨いねえ・・。

とても透明感のある綺麗な酒質ですが、旨みがあるのですよ。

たまらん・・。

肴は、1次会でこってりとしたので、あっさりと地元の食材を生かしたものを。

胡瓜のたたき。

2p4

これを金山寺味噌と梅のもろみ味噌で食べる。さっぱりと実に旨い。

次に頼んだ前橋の甘いトマトはフルーツトマトじゃないのに甘かった。

さらに、菜の花の辛し和え。

2p5


いいですねえ。

まさに大人な男女が日本酒を舐めるのにちょうどいい肴たちですよ。

春の生酒が目に留まった。

群馬の地酒です。

尾瀬の雪どけ・純米大吟醸・桃色にごり生酒。

2p6


うおおお、ピンク色のにごり酒です。これには他のテーブルからも注目されどよめきが起こります。

着色料は使わず、特殊な酵母によりピンク色になるとか。春らしいお酒ですね。

2p7


こ、これは。酸味が効いている。何とも甘酸っぱい。

にごり酒は甘くて私は苦手な方なんだけど、これは酸が見事できりっと飲めます。それでいてとろっとした甘みがなんとも口当たりがよい。酸味と発泡感で爽やかです。

これはかなり有名なお酒だったみたいね。にごり酒は飲まないので知らなかった。

いくらでも飲めちゃう危険なお酒。女の子は気に入ると思うな、可愛いしね。どんどん飲ませちゃってさあ・・。

今夜は春気分満載です。

さあ、仕上げは。

さっきI女史が飲んでいた十四代・純米吟醸へ。

2p8


十四代はおひとり様一杯まで。さっきのはI女史が飲んだからよいのだ。これはいい香りですね。やはり綺麗な酒質に旨みが乗ってきます。吟醸らしいフルーティーで美味しいお酒でした。

いやー、良い酒飲んだ。Iさんありがとうございました。

24時をまわりましたが、代行も待っていてスムーズに帰れました。

いい夜だったな・・。

|

2017年2月16日 (木)

お燗用日本酒をお取り寄せ。

き、来たああああーーーっ。

3h1


春とは名ばかりの寒い毎日を乗り切るために、お燗で美味しい日本酒を探してお取り寄せしてみました。

3h2


お燗特集をやっていた某通販店から購入。

お燗して旨さが引き立つ、熱燗にしても負けない、定評のある酒たち。

3h3


自分の酒探しの基本は、巷で旨いといわれる酒をベースにします。

だって、星の数ほどある酒から自分の勘でうまい酒を店頭で探し出す確率なんて相当低いです。

なので、世間が旨いという酒をまず飲んでみて、自分が旨いと感じるかどうかを判断する。その中に自分が旨いと感じた酒があったら、それを真ん中としてその後飲んだ酒の中でそれより旨かったら良しと飲み進めばよろしい。近道なのです。

人生は短いのだ。人が旨いと言っている酒から飲むのがよろしい。

お燗して旨い酒は、純米酒の生もと造りか山廃に近道がある気がします。

まず生もとの2本。

この製法については飲んだ後説明しますが、乳酸が豊富で酸味があってお燗して旨い酒です。

3h4


大七の純米はこの冬何本目か?お世話になっていますよ。お燗で旨いです。生もとの代表格。大きなメーカーなのでどこでも入手しやすいのが良い。

昔、雑誌ダンチュウで日本一美味しい燗酒に選ばれて以来揺るぎない燗酒の定番。日経新聞でも燗酒一位になっていた。

それのライバルか。こちらも生もと造り。最近評判の龍力の生もと仕込み特別純米です。

なんかタグが付いていましたが、燗酒コンテスト最高金賞、日経紙のお燗にしたい日本酒1位だそうで。期待です。

次の2本。

3h5

梅の宿 特別純米「温」は、この蔵の純米三酒シリーズのお燗向けです。生もとがブレンドされているという。お燗酒ってことで試してみます。

雪の茅舎 山廃純米。山廃も生もとと同じようにお燗に向く。乳酸による酸味とアミノ酸の旨みが豊富。お燗で旨みが膨らみ味もぼやけない。くうう、楽しみ。

春までもう少し。まだまだお燗酒が旨そう。

気に入ったら後日レポートを書きますね。

|

2017年2月15日 (水)

天目盃。

寒い夜はやっぱり、お燗した日本酒が最高っすよ。

普通酒、本醸造、純米酒の旨口系のなら、お燗すれば燗上りと言って旨さをさらに引き出してくれます。ほっこりまろやかで身も心も温まります。

人肌燗~ぬる燗ならばバランスの良い燗酒になります。蔵元からも燗をつける時のおすすめの温度です。

けど、この寒さ、それじゃあ私は満足できません・・。寒いんですよ。もっと温度を上げた熱燗で旨い酒を呑みたい・・。

お燗が熱すぎると酒が壊れるとかアルコール感が強くなるとかあって、熱燗で旨くなる酒探しははなかなか難しく、いろいろと探しているところです。

でと。燗酒となると、酒器にも拘りたいかなあと・・。

来たああああーーーっ!

3i1

焼き物を買ってしまった。新しい趣味の始まりです(笑)

焼き物集め開始です。

けど、そんなことやったらいくらお金があっても足りないので、盃、ぐい呑みに限定です。

晩年まで美味しくお酒が飲めますように、飲む時の器に拘るのですよ。

今回は、京焼きの清水焼です。

「虹天目酒杯 柳窯」


3i2

いい景色ですね。

一点物ではないのでリーズナブルですが、いい感じでした。

柳窯の作家さんの作品です。

3i3

原型は天目茶碗。

天目茶碗とは、中国で焼かれた鉄分の多い釉薬の鉄釉を使った黒っぽい茶碗です。

鎌倉時代以降に日本に来て茶道で使われ出しました。

その天目茶碗のイメージをダウンサイジングして盃サイズで再現したという天目盃。


3i4

いい仕事していますね~。

この飲み口の形状が持ちやすいし、酒をすするのに良い感じ・・。

直径7センチとほんと私の指にフィットします。

柳の文字が刻まれる。


3i5

藍色の中に茶色と銀と黒が模様を作る。

こんな細かい絵付けはしないので、これは窯変というやつでしょう。

窯変とは、窯の中でその温度や釉薬の成分が変化して予期しない偶然の色や模様が現れること。

これは狙ってやっているんでしょうけどね。

窯変で最も有名なのは「曜変天目茶碗」ですね。以前から興味があって調べてましたが、美しいよ。器の中に宇宙がみえるよ。画像を探してみてみて。

最近TV番組で話題になりましたが、あれは違うよなあ・・。

世界に現存するのは3点といわれ、そのすべてが日本にあり国宝です。

諸説ありますが、偶然に出来ちゃったものではないかと。あまりにも数が少なすぎる。本家中国には無くてなぜ日本にだけあるのか?近年中国の遺跡で破片が発見され謎は深まる。それだけ良いものなのに量産しなかったのは出来なかったのではないかと。気が遠くなるほど焼いてもたった数点しかできなかった偶然の産物。未だにその現象がなぜ現れるのかは謎であり、再現を試み近づいている作家もありますが。

大名に珍重されたが、徳川将軍家から財閥へ売却された時には現在の価値で10数億円だったとか。

最も美しいものは足利将軍から織田信長へと渡り、本能寺の変で焼失してしまったというエピソードも泣かせる・・。

窯変にも種類があり、有名なのに油滴というのがありますが。

これは油滴天目じゃないか?

藍色の中に銀や黒の窯変の滴。

見込み(内部)も美しい。引き込まれそう。星空のようで、宇宙を感じてしまうよ・・。

3i6

なんか窯変天目にハマッちゃいそう。

作家の一点物に手を出しちゃったら・・。

早速使ってみましょう。

お燗する酒は、浦霞の特別純米。

これは熱燗でもイケるという酒。


3i7

高熱には弱いので、取説にあったようにぬるま湯に浸して水分をふくませてから使う。

熱燗を注ぐ。

3i8

美しい・・。

3i9

旨いねえ・・。

お気に入りの器で飲む酒はまた旨い。

むうう、焼き物ギャラリーめぐりでもやるか?

|

2017年1月22日 (日)

寒い夜は燗酒。七本槍・低精白純米80%精米火入れ。

このところ、寒いですね。

今日は日中の風も無かったけど、夜になると冷えますな。夜に風が吹いて朝が冷え込むパターンが続く。

先日の朝出勤時の気温。

3q1


あああ。ここ高崎は一応関東平野なんですけど、端っこだけど・・。

雪は勘弁してね。今が寒さの底でしょうか。

なので帰宅後は温かくお燗した日本酒が楽しみです。

お燗にするには、昔ながらの米の旨みの強いお酒が合いますよ。

今飲んでいるのはこれ。

七本槍(しちほんやり)・低精白純米80%精米・火入れ。

3q4

使用米:玉栄(滋賀産) 麹65%/掛80%精米

酵母:協会701号

アルコール度:16度

日本酒度:+7.0

酸度:1.8

自分の中で流行の米を磨かないお酒です。

大吟醸は50%以上米を磨いて雑味のないスッキリとした良い香りお酒を目指しますが、低精米はあまり磨かず米の周りの旨みも拾い上げます。

懐かしい日本酒の味です。

これは80%精米。

3q5

冷やで飲みます。

うん、米の旨みと、なんというか穀物の風味が口に広がります。けどベタッとしないのはかなりの辛口、切れます。後口に酸と米の旨みと甘さと辛さ。最後は旨みが長く残ります。これは飲ませます。米の真ん中以外の複雑な味が含まれるので綺麗ではないですが、この旨み。厚い旨味があるのに辛さのおかげでスッキリともしてしまうという。

で、こういうお酒はお燗してこそ旨い。吟醸を冷やでばかり飲んでいるとこういう旨みはわからないかもなあ。

この酒をお燗しないことこそもったいないのだ。

我が家は灯油ストーブ。

これは便利だよ。直接火の暖かさが来る。あの震災後の計画停電の中でも暖かかった、電気がいらないのだ。温風ヒーターはすぐ換気しろと止まっちゃうしさ。もちろん換気はしますよ。オイルヒーターには圧勝だ。

で、灯油ストーブはヤカンを乗っければお湯が沸く。

その中に徳利を入れればお燗が出来るのです。

3q2_2


徳利の首まで酒を入れて上がってきたら出来上がり。温度加減は途中で確かめてね。ヤカンを乗せる位置で温度調節が可能。

普段はぬる燗を楽しみますが、寒いこの時期、こういう旨み系は熱燗から温度を下げていく。

飲むと。

くうう、旨みが厚い。甘味が出て辛さが引っ込んで、ほっこりと優しい旨さ。そして最後はやはり辛く切れる。酸は目立たず上手に味を調えているよう。

昔っぽさなつかしさ。最近の綺麗なお酒が好きな人には厳しいかな?

旨みが欲しい人に。これは寒い夜にはいいですね。肴が合う。

もずく酢に柚子を刻んで。妻が作ってくれたブリの照り焼き、下仁田ネギ焼きで頂く。

旨いねえ。食中酒だね。

3q3_2


真冬の熱燗。コクのある旨み。身体も心も温まり、最高っす。

|

2016年11月12日 (土)

まじん(高崎)で再会・四人飲み復活。

昨夜は久しぶりの4人が、「まじん」さんで再会しての飲み会です。

高崎で美味しくて雰囲気の良い飲み屋さんならば、ここ「まじん」に出かけます。

4x1


カウンター8人ほどのお店なので、前日に電話予約。どーも、お久しぶりです。マスターが気さくな笑顔で迎えてくれます。ここは靴を脱いで入店します。

今回は、以前同じ職場で飲んで騒いだ4人組の久々飲み会。春のお別れ会以来です。

私以外は20歳代の若者。Y君はそのままあの職場に残り、T女史は隣の支店、S君は前橋の事業所、私は隣の事業所とばらばらに別れましたから、こうしてまた会えて飲めるなんて嬉しい。

6時半に入店するとカウンター奥側を予約席にしてくれていました。

おおっと、既にY君が飲んでいるじゃないですか!久しぶり~。

まずは生ビールで乾杯!

おおっと、ジョッキが変わった?ここの生ビールはハートランドだったんだ。以前からそうだったんだ。ハートランド好きなんですよ。

4x2

お通しは塩辛と白魚。

かんずりとの相性も抜群。

4x3


もうお通しから旨いですね。これは飲ませる予感です。かんずりは6年熟成の生かんずり吟醸です。相変わらずのこだわりです。

Y君は夏に体調を崩したそうですが、元気そうです。徐々にペースを戻しているそうで、なんか以前よりも吹っ切れてきた感じで、今夜はリフレッシュしてください!そういう楽しむ余裕は大事ですから。

あとの二人が遅れそうなので先に食べちゃおうと、すでに煮えているおでんを注文。マスターのおすすめで選んでもらって。

4x4


食べやすいように包丁を入れてくれるのが嬉しいですね。最近急に寒いのでほっこり温まります。そしてカラシと一緒に、マスター手作りの生姜味噌がついてきました。これが合う合う。栃尾の油揚げを後からのっけてくれました。美味しい!

おでんなら日本酒でしょう。おすすめで選んでもらったのは、

4x5


日高見(ひたかみ)芳醇辛口純米吟醸「弥助」。マスターの最近のお気に入りだそうです。

一升瓶からいつもは焼酎を入れてもらう大きな器で出てきました。2合以上ある?お互いのぐい飲みに注ぐ。ここはぐい飲みを選ばせてもらえます。

飲みます。Y君と同時に「これは危険だあ」と叫ぶ。吟醸らしい華やかさよりも旨みを乗せたお酒です。綺麗な酒質にたっぷりの旨みと爽やかなキレで飲みやすく杯が止まりません。

寿司や白身魚、イカ、貝類に合わせて醸した酒のようで、今日のお通しにもばっちり合っています。

そこへT女史が合流。仕事が長引いてしまったとのこと。忙しい中ですがこうして呑めてうれしいですね。

続いて前橋からS君が到着。スーツ姿ですが、彼の職場も大変みたいですね。事業所なのにスーツで通勤とは、軍隊みたいな雰囲気の職場だよ~と、まあみんなストレス全開ですね。今夜はリフレッシュ。乾杯!

早速、S君は隣の席の常連おねいさんが食べている銀杏が気になったようで「僕も銀杏!」といつものペースです。

熱々で美味しい。

4x6

季節ですね。採れたてです。銀杏はこの状態にするまで大変なんですよね。

生ビールの後は、やっぱ日本酒。四人そろったので飲み切りの四合瓶でいただきます。

マスターが次に選んでくれたのは、いつもここで飲む「国権」の初めて飲む山廃仕込みです。

4x7

特別純米酒。純米ですが精米歩合50%と吟醸並みに米を磨いています。

4x8

これは旨口です。酸味が合って熟成感たっぷりののん兵衛仕様の酒ですな。若者にはちょっと重たいかもしれないけど、こういうコクのある酒はじっくりと飲みたい。重いけど丸くて飲みやすいです。

魚よりも肉好きなS君は、肉をくださいコール。

厚切りベーコン焼き。


4x9

凄いボリューム。柚子胡椒がまた合いますな~。

S君のお得意「旨あっ!」が出ました。

まじんさんに来たら食べてしまう贅沢品、本物のししゃもです。輸入品じゃなく本場物のししゃもです。今回は雌を頂きます。


4x10

くうう、本物は違うぜ!

マスターが低音で「食べるかい?」「旨いよ」って言うものに間違いはない。つい頼んでしまう。

カウンターに置いてあった品が出てまいりました。


4x11

黒バイ貝。爪楊枝で引っ張り出して。尻尾まで凄くいい味でています。

S君の肉コールは止まりません。ストレスから酔いも早くテンション上がっています。

マスターの「あるよ、焼くかい?」と言われれば間違いなし。

牛赤身のステーキ。


4x12

柔らかくてうまいな~。山葵が合いますね。これも贅沢です。

国権4合が空いてしまったので次。

最初の日高見の純米酒版「超辛口純米」4合瓶を。


4x13

こちらも魚に合うように醸されたそうです。これはキレがあります。すっきりとした綺麗な酒質にほんのり旨みが乗ってきます。そこまで超辛口ではなく程よい辛さで、とても好みな辛口です。お燗でも飲んでみたいな。

日高見、辛口で気に入りました。寒い時期には定番になりそう。魚に合うし、板わさにだって旨いと思うから宅飲みに常備したいですね。

T女史のリクエストで、烏賊の一夜干しを焼いてもらいました。


4x14

日本酒に合いますねえ。

お隣の席にやってきた常連さんとお話をする。若いお兄さんですが、東口の居酒屋の調理場で仕事をされているそうです。おお、T女史が「かちわりワインで」つぶれて赤裸々な話を暴露してしまったあの東口のお店じゃないですか。夕方早い時間から開いている良いお店です。

お話を伺うと、まじんさんは居酒屋業界の方々にも評判の良いお店だそうです。

こう一品に添えられる一味が嬉しいですよね、と。さっきおでんに添えられた手作り生姜味噌、旨かったですよねと意気投合。

あの味噌だけで酒が飲めますよ。「生姜味噌だけってない?」と常連さんが伺うと、

「ほいよ」

と各テーブルに出てきます。

手作り生姜味噌と胡瓜。


4x15

旨いなあ。こういう会話の中から旨いものが出てくる感覚、これがまじんの人気だと思いますよ。日本酒が進んでしまうよ。

Y君が豚しゃぶサラダを頼むと「スモーク鶏のサラダもあるよ」じゃあそれで!


4x16

これはビールにチェンジ。合うわ~。

ホワイトボードから、常連さんがこれは食べたほうがいいよというので。

サバの生ハム仕立て。

生ハムのあの風味がサバから立ち上がるのですよ!


4x17

これも酒に合いますね。

もっとじっくり楽しみたいのに、すっかり酔っぱらったS君が暴走開始。

これはやばい。S君が勝手にお勘定!と叫んだのでお開きに・・。

マスターすみません、満席で入れなかったお客さんもいたのに。次はもっとたっぷり飲まさせて下さいね。常連の皆さまお騒がせしましてごめんなさい。次回は一緒に盛り上がりましょう。

ごちそう様でした~。いやあ、飲んだ食べた、美味しかった。


4x18

S君はおいといて、T女史もY君もいい感じに仕上がりましたね。

まじんさん、また来ますね。Y君と通おうぜと約束。また飲もうね。

さて暴走したまま、お約束のカラオケに突入。東口に新しくできたまねきねこです。

またこの曲かよ!何でいつもこの曲なんだよ!

4x19

アニソンメインで盛り上がります。

またこの曲とその踊りかよ!

4x20

最近はこの曲が流行りですね。


4x21

この前に岡崎体育のミュージックビデオを唄ったので、このシーンってあれの♪外でギター弾いてるのに電源は引いてない♪ってやつだよねと指摘(笑)。

PPAPを何回歌ったのかな・・。

あーあ。どこまで飲むのよ。


4x22

皆仕事でお疲れなので、12時前に解散しました。

T女史は代行でお帰り。Y君はこの後ビジネスホテルに予約済みで投宿前の牛丼を松屋で、S君は暴走したままラーメン屋へとひとり消えました。

みんな、また一緒に飲もうぜ!

私は代行で無事帰宅しました。

「まじん」さん、またおでんで一杯のみに行きますね。

良い夜でした。

|

2016年9月23日 (金)

獺祭純米大吟醸三本・磨き二割三分、寒造早槽48、温め酒。

急に涼しくなってきて、これから日本酒が飲みたくなる季節到来です。

あの人気の日本酒・獺祭(だっさい)が最近、入手しやすくなりましたよね?

高島屋のデパ地下でずらっと獺祭が並んでいたのを見たし、ネット通販でも定価で売っていますよ。

以前のプレミアム価格がウソのよう・・。工場の生産能力を上げたけど、良質の酒米・山田錦が入手できなくてといっていましたが、増産できるようになったみたいですね。

品質の良いお酒なので買いやすくなった今、是非飲んでみて欲しい。過去定価で購入して飲んだ獺祭のことを書きます。

W1

価格の高いイメージがありますが、定価ならばむしろ純米大吟醸としては安いと思いますよ。ちなみに獺祭は純米大吟醸しかありません。(等外23、等外火入れという酒があり、酒造りの基準に満たない等外米をあえて農家保護のために買い取り仕込んだ酒で、大吟醸を名乗れないという、不定期で作る純米大吟醸以外の獺祭がある。)

今年の正月過ぎに飲んだ、冬にかけて美味しい獺祭を3本ご紹介。

獺祭・純米大吟醸・磨き二割三分

W2


とても高い精米歩合23%という獺祭。獺祭の中でも定価は高めですが、この精米歩合ならばお得なのかも・・。他の蔵では精米歩合40%くらいでもこの価格帯は結構ありますから。

W3


売り上げ金の一部はユニセフへ寄付されます。

W4


アルコール度数:16度 精米歩合23% 日本酒度+4.0 酸度1・1

香り:大吟醸として華やか部類ではないが、上品さ。野に咲く花のようなさりげなさ。派手さ華やかさよりも気品。

W5


飲む:液体は滑らかで、よどみのない透明感。透き通る柔らかさを口で転がすと、ほのかな甘みと果実のような香りと米の旨みが程よいバランスで広がる。辛みが来て、飲み込むと程よい苦みで切れる。余韻にはほのかな花のような香り、米の旨みと辛みが長く、切れる。心地よい辛さが続いていく。

綺麗さを追求した造り。雑味などみじんもないクリアさ。旨みよりも透明感を楽しむ酒か。

どこまでも綺麗で美しい酒・個人的お気に入り度(5☆満点)☆☆☆☆★

日本酒が飲めない人にぜひ。白ワイン感覚で飲めます。のんべえには物足りないですが・・。

つるっと飲めてしまうさらっとした酒。ただただ美しい。スペックは定価を超えるが味的には定価相当。定価での購入を。

獺祭 純米大吟醸48 寒造早槽(かんづくりはやぶね)

W6


冬季限定。獺祭では珍しい(私が入手できないだけかも)搾りたての生酒です。

W7


寒造り仕込みの新酒を飲んでもらおうとのことで、冬のみの限定。

山田錦の純米大吟醸50(精米歩合50%)を8割、純米大吟醸磨き三割九分(精米歩合39%)を2割ブレンドし、純米大吟醸48としています。

W8


香り:獺祭の香りは華やかさよりも透明感と個人的に思っていますが、これは大吟醸らしい華やかさ。メロン、マスカットのフルーティーさ、良い香りです。

W9


冷やで飲む:生酒らしい軽い微発泡感、口にフルーティーな香りが広がります。獺祭で感じる透明感よりも華やかさが前面にあります。

口当たりは甘いですがベタつかず、甘さを包む心地よい酸味と余韻の苦みで切れます。

後口に綺麗な吟醸香。米の旨みもある。

獺祭は綺麗な酒ですが、今までは何か迫るものが欲しいなあと感じていましたが。これには甘みと旨みキレがバランスよくあって、ぐっと迫るものを感じました。この定価で素晴らしいなと。

三日目は旨みも増して、これは旨口の獺祭。コクのある旨みは獺祭で一番感じました。

個人的お気に入り度・☆☆☆☆★

獺祭・温め酒

W11


純米大吟醸のお燗専用酒。大吟醸をお燗するなんてと眉をひそめる人もいると思いますが、お燗好きな私にとっては気になる1本です。

W12


ラベルを読むと、お燗に合うようにふくらみ丸みを出すため1年間熟成させたとのこと。アルコール度数も14度とやや低めですね。

W13


蔵元の趣旨に反して、あまのじゃくな私はまずは冷やで味比べ(笑)。

W14


香り:吟醸香は控えめで、米の良い香り

冷やで飲む:口当たりは何とも柔らかい。とろりんとした液体。ほのかな甘みと滑らかな米の旨みがやって来る。これ、冷やでも旨い・・。後口も切れるし。

なんともまろやかで柔らかく優しいお酒。華やかさは無いけどこのまろやかさは素晴らしい。

冷やで☆☆☆☆★

さあ、お燗で飲みます。

W15


おすすめは40度だそう。うーん米の良い香り。ぬる燗よりちょい熱めで温度を下げていく。

旨いね。ぬるっとした滑らかな液体。甘味が広がり、口はふくよかな旨みでいっぱい。

丸く優しく、最後はきりっと切れる。何とも癒される味わい。

濃厚な純米酒と比べたらそれ程の旨みではないけど、この優しいまろやかさは綺麗な酒質の大吟醸らしさ。透明感のある燗酒、これもありです。

味にふくらみがあります。これも好きですね。

W16


さりげなく落ち着く丸くて優しい燗酒・お燗で☆☆☆☆☆

獺祭を全体的に見ますと、

精米歩合の高い獺祭は綺麗な酒ですがインパクトは少ないような・・。綺麗過ぎて旨みを感じないというか。

米をとことん磨いて綺麗な酒をというコンセプトはそろそろ卒業で、濃厚旨口が個人的には好きになっています。精米80%酒ってのも結構うまいですよ。

この3本の中ではそういう意味で温め酒は気に入りましたね。

獺祭、以前のプレミアム酒から、定価で購入しやすくなってきています。その精米歩合からの純米大吟醸の中ではお買い得で、とても透明感があります。綺麗な飲みやすいお酒が好きな方、普段日本酒を飲まない方はぜひ飲んでみてください。

|

2016年9月12日 (月)

純米酒・田中六十五・火入れ&生。

久しぶりの日本酒レビューです。

飲んだ日本酒の感想が溜まってしまい、ポチポチとアップしていきます。

今回は、若手の作るこだわりの純米酒です。

田中六十五 純米

0e1

白糸酒造(福岡県・糸島市)

九州の日本酒、かなり好きなんです。旨いです。

こちらは、蔵元の息子さんが立ち上げたお酒。最近このパターンが良くあります。蔵の若いご子息が作る酒って結構甘口で発泡感のあるってパターンですが、ここはどうでしょうか。

二十歳代で酒を作り始めた田中さん、もう30歳代前半でしょうかね。急に蔵に戻ってきたわけじゃなく、酒造りを勉強して、他の蔵で修業もしています。

この方には酒蔵全体を継ぐのではなく、自分自身のブランドを立ち上げたという特徴があります。

しかも地元産の山田錦を使った精米65%の純米酒のみ、生と火入れの2種類だけというこだわりです。

糸島市というのは山田錦の産地。蔵の周りはその田んぼ。蔵は田の中で苗字は田中、作る酒は65%精米、それで田中六十五と。

インパクトのあるストレートなネーミングです。

0e2

かっこいいですね。

もともと白糸酒造は地元福岡産の酒米のみを使い、昔ながらのハネ木絞りという絞り方をするこだわりの蔵です。

そこでこの田中六十五という銘柄1本でさらにこだわっていこうと、なかなか凄みを感じますね。

0e3

田中六十五 純米酒(火入れ)

糸島産山田錦 精米歩合65% アルコール度16度

四合1578円(税込)で購入。

さあ、飲んでみましょう。

香り:清涼感ある透き通る香り。小さめだが良い香り

0e4


飲む:すっと口に入る透明感。味わいも透き通るようで、とてもきれい。フルーティーさがさりげなく口に広がると、そこに少しの甘味と酸がやってくる。後口に爽やかな余韻が残り切れる。辛めの余韻が長く、また一杯と口に運んでしまう。

これは綺麗。精米65%とは思えない雑味のなさと透明感。あまりに素直に喉を通っていくので、もう少しのインパクトが欲しいかな?飲み飽きないし、料理の邪魔にならないし、日常酒にしたい。もう少し旨みとグッとくる感じがあると良かったが。

個人的お気に入り度(冷)☆☆☆☆★ (☆5個満点)

若い人が醸すやんちゃな荒っぽい酒を想像していたが、これは優しく上品な酒でした。ちょっとあっさりと薄めで、もう少し冒険してもいいのかな、なんて。

三日目の常温で飲むと、しっかりした米の旨みが出ました。綺麗な上の旨み。上燗~ぬる燗で飲むと、強い旨味が出てほっこり柔らかく丁度いい濃さで美味しい。

お燗は☆☆☆☆☆

次に生酒を。

田中六十五 純米生

0e5

なま、とラベルに書いてあります。

0e6


少し白濁している?生酒って感じでていますね。

飲みます。

香り:フルーティー。マスカット、バナナ。爽やかな香りです。大きくはない。

0e7

飲む:微かな発泡感。透明感がありながら、甘さと米の旨み。小さくマスカットのフルーティーさ。後口は爽やかな苦みですっと切れる。良いバランスです。

生酒というとべたべたと甘いものがありますが、これは爽やかですね。甘過ぎず、微発泡感が飲み口を良くしています。酸も丁度良い輪郭を生み出しています。フルーティー過ぎず、米っぽさを主張。さりげない旨味。もうちょっと旨みが欲しいかな?旨みよりも爽やかさで、飲みやすく、しつこくなく、気持ちよく飲めます。爽やかさが素晴らしい。火入れでは遠慮がちだったが、生は凄い。

個人的お気に入り度(冷)☆☆☆☆☆

三日後、酸と苦みで良く切れる酒へ。これも旨い。

どちらも清々しく、綺麗なお酒。火入れはさりげない旨味、生は主張を感じて旨い。

入手はなかなか難しいですが、おすすめです。

今後、いろいろバリエーションが出てくることを期待しています。

また飲みたいなあ。

|

2016年8月14日 (日)

お盆の高崎飲み・その1・「だんべ。」で十四代。

昨夜は久しぶりに旧友S氏と高崎で飲みました。2年ぶり?

本庄から電車で来てくれる彼を出迎えますが、ん?17時には高崎に到着とメールが。

そんな早い時間に飲み屋はやっていないだろうが・・。

今回、S氏を私のお気に入りのお店「まじん」さんへデビューさせようと思っていたのですが、6時開店だよ、違う店を見つけなければ。

まあ、駅で久しぶりの対面。お互い老けたなあと口には出さないが思いつつも。「なんか疲れている?」とS氏に言われ、ほんと私、疲れているんだよね・・。

私は駐車場から駅に向かう途中に歩きながら既に開店しているお気に入りの店を発見。

ここはいつも混んでいて予約しないと入れないのだが、恐らく開店直後なので入れるだろうと。

このブログでも何度か出てくる「だんべ。」さん。

(今回あまり写真を撮らなかったので画像は前の記事のモノ)

0q1


群馬の地場の食材を使った料理と、新鮮なお魚、拘りの日本酒&焼酎が楽しめる良いお店です。駅前にあるけどチェーン店じゃないしっかりしたお店です。

店内に入ると一番乗り。けど、カウンターに通される・・。良く見るとすべてのテーブル席は予約で埋まっていましたよ。人気店ですな。入れてよかった。

再会を祝いつつ、生ビールで乾杯。

肴はと・・。S氏は本日のおすすめメニューから、お刺身三点盛りをチョイス。

石垣鯛、ギンヒカリ、いさき、です。

0q2

石垣鯛といさきは天然物。活〆なのかな?美味しいです。

ギンヒカリは群馬特産養殖のお刺身用大型ニジマスです。脂がのっていますよ。

いきなり高級ですね~。さすがは食通のS氏。

ならばここで私は日本酒へ。

おすすめの、「結人」夏のあらばしり・無濾過純米吟醸。地元群馬は前橋の地酒。

0q3


おお、これはフレッシュ感あふれる。甘いけどべたっと来ない爽快さ、発泡感があり飲み口が良く、キュッキュッと飲んでしまう。器も涼しげで良いですね。まさに夏に飲みたい酒でした。

群馬の食材から、赤城地鶏焼きおろしポン酢。

0q4

これはしっかりした肉でうまいですね。S氏も気に入ったようです。

看板メニューの赤城地鶏の一夜干しは限定3食で食べたかったけど、7時から仕込むというのでまだ早い、断念。17時スタートだからね。

前橋の高原トマト。


0q5

さっぱりと。塩で夏の味ですね。

地元茄子の冷製揚げ出し。

0q6

ん?揚げてあるのか?いや揚げてから皮をむいてあるのか。手間かかっていますね。

冷たくておいしいです。

結人を飲み干し、次の日本酒は・・。

やはりここはプレミアム日本酒シリーズでしょう。以前に、而今、飛露喜、獺祭、黒龍などを楽しませてもらっていますが。

店員さんにこそっと「本日のプレミアム日本酒は何がありますか・・」と尋ねます。

小さな紙に手書きのメモを店員さんは見せてくれました。

おおお!何度か来てもいつも欠品していたあの酒があるじゃないですか!

「じゅ、じゅ、十四代をお願いします」

来たあ!おひとり様1杯限定。

0q7

ミーハーな私は店員のおねいさんに「写真撮っていいですか」と伺う。おねいさんはしっかり見せてくれましたよ。

「十四代・純米吟醸・龍のおとし子」

注いでいるところも撮りますからあ、と宣言。

0q8

おねいさんは、たっぷりと受け皿にもこぼしてくれましたよ。

生詰という、加熱処理をしてから貯蔵し2度目の火入はしないで出荷されます。私の好きなタイプです。

くはあ。透明感、ほんのり甘く、さりげない旨味、フルーティーな吟醸香が広がります。美味しいね~。

S氏はこれを選んだ。

「王祿(おうろく) 純米吟醸 渓」


0q9

島根の王祿です。S氏からもらって飲みました。

これは、しっかりした酸。米の旨みが豊かな酒質を酸がくっきりとさせてます。旨いです。

濃いのに爽やかなのは明確な酸のおかげか。これも夏にぴったりな感じです。

うーむ、王祿、店がプレミアムメニューの最初に載せたこの酒、ファンになってしまいそう。

やはり日本酒はいい。最近飲んでいなかったのですが、又自分の中に日本酒ブームが来そう・・。

最近のS氏はイタリアワインにハマっているそうですが。本庄に美味しい店があるとか。

S氏の生活がイタリアに傾倒しているそうなんですが、その訳は・・。

何と最近イタ車を買ったそうです。フィアットのチンクエチェント。現行のフィアット500じゃありません。

1967年頃のチンクエチェント!クラシックカーじゃん・・。

ルパン三世が乗っている本物のやつです。

動くのか?と思ったら群馬にマニアックな店があってレストアされているそうです。

君んち車庫一杯じゃあ?店に車を保管して貰えるそうです。

ミッションにシンクロが無いからダブルクラッチ必須。運転難しくないの?いや、運転の仕方を教えるからそれまで乗るなと言われて磨きに店に通っているらしい・・。

それでいいのか?探している人はいっぱいいるし値段が下がらないから投資にもなるよ・・。

うーむ、普段の通勤にはアウディTTクーペに乗っているそうです。あれこの前はZ4だったよね?S氏ブルジョア・・・。

私も古いミニに乗りたいけどね・・。そうすると2台持たなくちゃならないしね。

というわけで、イタリアワインを飲ませる店を探します。

本格的なワインバーかイタリアンの店が良いけど、私はブルゴーニュワイン専門なんで、店知らないなあ。

いつものカジュアルワインバーに行こうか。

高崎ワインバール。

(これも以前の記事からの画像)

0q10

ここはカジュアルなんで凄いワインは無いけど、ワインの温度とかちゃんとしている。

S氏は白のオーガニックの何か。私はじゃあイタリアってテーマだからバローロ。


0q11

なかなかしっかりしてます。イタリアワイン、美味しいですね。

つまみはチーズの盛り合わせ。


0q12

お通しはスライスソーセージ。アンチョビのポテトサラダを追加。

やっぱブルゴーニュを。あるのかな?ガメイが出てくると困るのでピノノワールくださいとオーダーしたらなんかのブルゴーニュ。

0q13

カジュアルに飲めました。

ここは皆で気軽にワインを楽しめる店です。

さてお次は?

いきなり蕎麦が食べたいとS氏が言うので、慈光通りのあの店を目指す。けど、屋台村に美味しい中華屋台が出ていたというので行ったが、そこはもうバーベキュー広場になっていました・・。

じゃあラーメン食べようと、なかじゅう亭に行ったが、まだ〆は早いだろう?ってことになり・・。

近所のあの店です。

この二人が最後に飲むのはやっぱりこの店です。

バー・ASLI(アスリ)さんに行って、ウィスキーです。

やはり良いお店でした。アスリさんの記事は次回に続きます。

|

2016年3月 1日 (火)

鳳凰美田 №14 無濾過本生 純米吟醸。

最近、北関東の日本酒が人気になってきたような。わが群馬県の地酒も旨いのもが沢山出てきました。これからぼちぼちご紹介するつもりですが・・。

今回の日本酒レビューは、お隣の栃木県を代表する酒です。

鳳凰美田 №14 無濾過本生 純米吟醸 小林酒造(栃木県小山市)

2m1


小林酒造さんの鳳凰美田(ほうおうびでん)です。

栃木県産の酒米「とちぎ酒14」を使った酒。この酒米は初めて飲みます。

生酒と火入れがあってこれは生酒。火入れは緑の透明瓶です。

2m2


米:とちぎ酒14全量 精米歩合55% アルコール度・16~17度 そのほかデータ不明。

2m3


冷やで。

香り:フルーティ~。栃木だからじゃないだろうが苺が全開に香る。とても美しい吟醸香。

2m4

飲む:なんとも香りそのままの風味。苺を頬張ったようなジューシーなフルーティーさです。綺麗な液体は甘い。発泡感は意外にも無く、滑らか。甘く、少しの酸。最後は切れるが、果実の甘い香りが長く残る。

やや残り香に吟醸香がきつく、食中酒にするには香りが強い。美味しいがこの香りに合せる肴が思いつかない。これだけで飲むのが良い。塩でもなめながら対峙したい感じ。

実に華やかな香りの美しい酒です。なんでも燗をしてしまうが、この酒は燗をしたくない。裏ラベル通り、冷やした状態から温度を常温へと上げながら楽しみたい。

米の旨みもある。華やかさは、普段日本酒を飲まない女性におすすめ。香りにうっとりしちゃうかも。甘いけど甘過ぎないし。

この華やかさは凄い。けど華やか過ぎて、やや飲み飽きちゃうかなあ?華やかな香りを楽しむ酒。合せる肴が難しいのが惜しい。☆☆☆☆★

開栓三日目。程よく香りが抜けて来た。甘さも出たが米の旨みがふっくらと出て、最後も良く切れる。ホッケの塩焼きが合った。ちょっと甘いけど。

開栓したては華やかさを楽しみ、数日たってから肴と味わえました。

|

2016年2月20日 (土)

七田・4本・純米&純米吟醸・七割五分生愛山&雄町

日本酒レビュー、今回はまとめて4本。

以前旨いと、自分のお気に入りと書いた「七田(しちだ)」です。佐賀県の酒。

ここで七割五分火入れを紹介しましたが、米をあまり磨かない純米酒の濃厚な旨みがグッときました。

その後、4本七田を飲んでそのうまさを確信しました。濃い目の旨口な酒がお好きな方にお勧めです。冬の寒い日にお燗でね・・。

まずは火入れを2本。七田のチョット磨いた定番酒です。

2t1

ええ、七割五分磨きの磨かない酒が印象的なので、普通の磨いた酒はどうだろうと飲んでみました。

七田・純米無濾過(火入れ)。


2t2

全くろ過していない純米酒。原酒でアルコール度高め。


2t4

麹米:山田錦65%  掛米:レイホウ65%  アルコール度17度

日本酒度+4・0  酸度1・7


2t3

冷やで。香り:小さ目。フルーティー。

飲むと:滑らかな口当たりは甘い。やはり濃厚。七割五分よりは薄めだがこちらは辛い。ふくよかな米の旨み、酸と渋味の輪郭が甘いのに甘ったるくしない。後口は爽やかに切れながら、米の旨みと甘い香りの余韻が長い。甘くフルーティー、米の旨みが広がり、最後キレる。どんどん飲んでしまう。これは旨い、好き。☆☆☆☆☆

お燗で:甘さが強めだが沁みる。熱燗からぬる燗へ。これも旨いがちょっと甘さが強くなってしまうか。☆☆☆☆★

定番酒。米の旨みが濃厚です。けどちょっと甘いかも。もうちょこっと辛いともっと良いな。

七田・純米吟醸無濾過(火入れ)

2t5

麹米:山田錦55%  掛米:さがの華55%  アルコール度16度

日本酒度+2・0  酸度1・5

2t6

冷やで:ほのかな吟醸香で、華やかではないが邪魔にならない。

飲む:旨みと酸と後口の苦みのバランスが良い。フレッシュ感はそれ程でもないが吟醸なりのフルーティーさが広がる。今まで飲んだ七田にしては濃厚さよりもやや端麗寄りかな。透明な液体に旨みと甘みがあって、後口は辛くさわやかに切れる。

飲みやすく万人向けだけど、普通かな・・。さらっとのめるけど、旨みがやってくるのが七田らしい。好バランス。少し物足りないかな☆☆☆★★


2t7

ぬる燗で:吟醸だってお燗しますよ。おっと意外に辛さが前面に来る。七田はどれも米の旨みが濃いのがお燗をするとわかります。☆☆☆★★

飲みやすい好バランス酒。七田らしさよりもやや端麗。

次は生酒です。

七田は濃厚なので、ちょとべたついたら嫌だなと火入ればかり飲んできましたが、生酒はどうでしょうか?あえて米を磨かずにうまみを引き出すという好きな七割五分磨きの山田錦じゃないやつを2本。

七田・純米七割五分磨き 愛山 無濾過生原酒


2t8

生酒で無濾過です。


2t9

全量愛山です。精米歩合75% アルコール度17度

日本酒度+2・3 酸度1・8


2t10

冷やで:香り:甘くフルーティー。

飲む:しゅわっとした発泡感。やはり生酒。甘い。それは生酒による甘さというよりかは、この酒の旨みからくる甘みと感じる。甘いけど嫌みの無い甘さ。発泡感からくる爽快感に包まれる。プチプチとした刺激から甘味と旨み、そしてシューシーなフルーティーさ。そして酸と辛みで切れ、べたっとはしない。フルーティーな香りの余韻は長い。

濃厚な旨みと甘さが発泡感で爽やかな味わいに。濃いのに爽やか。こんなに甘いのにさっぱりと切れる☆☆☆☆☆


2t11

二日目、生酒だがお燗しちゃうよ。泡立ってるね・・。上燗~ぬる燗・甘い。旨みたっぷり。ほっこりして癒されます、甘いけど。☆☆☆☆★

2t12

もうこれで完全に七田ファンに。

最後は。

七田・純米七割五分磨き 雄町 

2t13

無濾過生原酒



2t14

全量雄町75% アルコール17度 

日本酒度+2・5 酸度1・8

2t15

常温で:香り・フルーティー、やはり甘い香り。

飲む:やっぱ甘い。程よい微発泡感。なかなかのフレッシュ感。濃厚なシロップのような甘味があるが、後口の酸と苦みで切れる。濃厚な旨み。甘い甘いと言いながら盃が止まらない。ほんと甘いけどフレッシュ感で飲ませる☆☆☆☆★

お燗で:上燗:濃厚な独特な香りが立つ。やはり甘いが旨みが増す。酸が来て切れる。ぬる燗・辛くキレが増す。濃く、燗をすると甘さはやや後退し、酸と辛さで切れるのだ。そしてうまみが増す。ぬる燗がベスト☆☆☆☆☆


2t16

火入れの山田錦七割五分が一番バランスが良いうまみだが、このフレッシュ感は別ジャンルとしてあり。

やはり七田は濃厚。自分の中では定番です。のん兵衛の方にぜひ飲んでいただきたいです。

山田錦七割五分火入れが落ち着いていてじっくり飲むのに良い。全体にやや甘いですが、濃厚さを楽しめます。




|