飲んだ日本酒

2017年10月30日 (月)

巌・3本。

日本酒レビューです。

地元群馬県の地酒、藤岡市の巌(いわお)です。

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のん兵衛さん達の間で人気上昇中です。

1729年創業というとても歴史のある蔵、高井酒造さん。

最近よく見かける、都会の会社で働いていた後継ぎさんが実家の蔵に戻ってきて、傾きかけた伝統のある蔵を新しい酒を醸して立て直した、というストーリーをやってのけました。

しかもこの息子さん、京都大文学部卒のエリート。慶応大から京大へ転学し社会学を学んだという。

戻って来た子供が立て直した蔵の酒はどうも甘くてしゅわしゅわした酒が多くてねえ。ここもそういうフレッシュ系な酒なのか?と思いきや、これが硬派なのです。

華やかではなく武骨、のん兵衛が唸る昔ながらの米の旨み溢れる酒でした。

これまで飲んだ3本をレビューします。

群馬で人気です。群馬の酒はこの巌と町田酒造がお気に入りです。

巌 純米酒 雄町60%純米原酒 瓶燗火入れ

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岡山県産雄町 精米歩合60% アルコール度数17~18度 日本酒度+3 酵母・協会701号

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香り:微かにフルーティー。ほとんど感じないか。

飲む:冷やで・ふんわりと口にフルーティーな香りが広がる。柔らかく、旨みは徐々に厚くなる。優しい甘み、余韻に酸が広がり切れる。

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これは穏やかでさりげない酒。綺麗な酒質に旨みがある。でしゃばるものが無い好バランス。派手なインパクトは無いけど、優しい味でよし。

お燗で:熱燗・丁度良い甘み。甘味が主張しない、じんわりと楽しめた。ねっとりと旨みが広がる。しつこくない。

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ぬる燗・さりげない感じがアップ。柔らかい旨味ときちんと切れる辛みの好バランス。飲み飽きしない。

お気に入り度

冷やで☆☆☆★★

燗で ☆☆☆☆★

濃厚な旨みがあるけど、大袈裟じゃないさりげなさ。のんびりと楽しめる。

巌 純米原酒 ひやおろし

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巌のひやおろしです。ひやおろしについての解説は、この記事に書きました。

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麹米・山田錦 掛米・美山錦 精米歩合60% 酵母・協会601号

日本酒度+2・5 酸度1・6 アルコール度数17~18度

3月に瓶燗火入れ後、冷蔵庫ではなく仕込み蔵にて冷蔵せず室温で瓶のまま熟成、9月に出荷。

華やかさを求めず、ひやおろしの為だけに仕込んだ酒。熟成を見越した仕込みだそうです。

開栓3日目からが旨いということでやってみた。

香り:少な目で微かに米の香り

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飲む:冷やで・口に入れた途端のまろやかさ。フルーティーさが口にほのかに広がる。とても柔らかく、まさに丸く感じる酒。透明感、嫌味のない甘みと米の旨みが広がる。

コクが足りないか?と思ったら酸がきりっと余韻を締める。後口は爽やかに切れる。食中酒にぴったり。丸すぎてやや物足りなくなるが、その丸さを楽しめる酒。

お燗で:熱燗・甘さが出た、旨みとコクも出る。柔らかさの中に旨みが出る。これは良い。

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ぬる燗で・綺麗な酒質のまま甘味とコクが出て後口は切れる。しつこくないのでのんびりと飲み続けられる。

お気に入り度

冷やで☆☆☆★★

燗で ☆☆☆☆☆

冷やだとまろやか過ぎて物足りなさもあるが、ぬる燗でとてもおいしくなる。

巌 純米酒醇 原酒ひやおろし

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麹米・山田錦 掛米・美山錦 精米歩合60% 酵母・協会601号

日本酒度+1・5 酸度1・6

巌のひやおろしもいくつか種類があるようで、これは流通限定品。近所の酒屋さんで売っていた。

ラベルに巌の文字の下に醇の文字がある。

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醇とは辞書を引くと「混じりけのない濃厚な酒、良く熟した酒」とあった。

裏ラベルを読むと・・。

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かなり難しい世界に突入しているらしい・・。

もう少しインテリじゃない一般ピーポーにもわかりやすくしてね。

ちょっと世界観が広がり過ぎている感じなんで、いったんラインナップを整理したほうがいいかもしれないなあ。

とにかく醇味という新しい世界が出来ているようです。

香り:微かな甘いフルーティーさと、昔ながらの清酒の香りが混じる。

冷やで:一瞬のフルーティーさの後、すぐに辛み。導入は華やかさが無く、地味。液体はまろやか。これは辛口。時間とともに甘さが出る。

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奥ゆかしい酒質、平板とも思える味付き、一歩手前で止まっている地味さを感じる。

しかし。

酒屋のHPを見ると、巌は抜栓後時間を置いた方が旨いと良く書いてある。本当か?

抜栓4日後に再び飲んでみた。

本当だ、香りが立っている。ぬるっとした液体にほんのり甘さが出て、ふくよかな旨みが増している。その向こうにフルーティーさが漂う。いつ現れたのか程よい酸が輪郭を整える。原酒の力強さとキリっとした苦味で切れる。

好バランスでまとまった地味だが滋味のある酒。抜栓後数日が飲み頃。

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それをお燗で:ぬる燗・ぬるっとした酒は旨みを増す。意外に辛さがアップし、最後に米の旨みが伸びる。これは辛口の燗酒。

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熱燗・辛くて旨い。これは肴をつまみながらに最適。米の旨みと酒質の太さ。キレる切れる。

お気に入り度

冷やで☆☆☆☆★

燗で ☆☆☆☆☆

巌は近所の酒屋で買えるので、常飲しております。日本酒好きな方にお勧めです。

 

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2017年9月28日 (木)

酒燗器・お燗上手徳利。

き、来たああーーっ!

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買ってしまったのです。

酒燗器です。

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これから肌寒くなると、温かい日本酒が恋しくなるのですよ・・・。

日本酒をお燗するというのは拘ると難しいものでして。電子レンジなどはいけません。

やはり、湯煎、が一番です。

これまでの私は、自宅で愛用の灯油ストーブにヤカンを乗せまして、程よいお湯が沸きましたら、ストーブの中心から脇にヤカンを移動し、そこへ酒の入った徳利を浸けて湯煎していました。これだと目を離すと暖め過ぎてしまうこともしばしば。頃合いが難しい。

ましてや秋、まだ灯油ストーブは早いだろう?って時期にお燗を付けるのに便利なものは無いかなあと。

良いもの見つけた。

その名も「お燗上手徳利(小)」

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これは、お湯を半分ほど入れた外徳利に、内徳利にお酒を入れて浸すと。

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お燗酒の出来上がり。

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私はぬる燗が好きなので、好みの温度になるように今後いろいろ試してみて探ります。

一合用の小にしました。2合の大もあるのですが、飲み過ぎ注意ってことで。一晩で何種類か飲みたいので1合ずつお燗するのが良いかなと。

この、つるが付いているタイプはなかなか無かったのでこれだと購入。

外側も当然熱くなるので持ち運ぶ時に便利かなと。台所でお湯をヤカンで沸かしてその場で外徳利にお湯を注ぎ、酒を入れた内徳利を内部にセットした状態で、居間までツルを持って運ぶと。

おそろいの盃もついています。美濃焼き(日本製)でいい感じのデザイン。酒が旨そうに見えますかね。

寒い時期の熱燗もこれだとなかなか冷めにくいでしょう。夏場は氷水を入れれば冷や酒も楽しめるし。

さらに内徳利の酒が少なくなると浮力で浮き上がるので、おかわりのサインにもなります(笑)。

早速飲んでみましょう。今日はちょっと涼しかったですから。

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秋のお燗酒といえば「ひやおろし」でしょう。

旨ああああーーーっ!

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これねえ、ぬる燗をつけるのに凄く良い。結構温まりにくい感じ。だからいい。温度が上がり過ぎない。

沸騰前のお湯を半分ほど入れてじっくりと浸す。むしろ中の酒が減ってくると熱くなるという。

なかなか面白い。いろいろな温度の燗酒が楽しめそうです。自分のお好みの温度を酒ごとに探していこうと思います

これでこの秋から真冬は、い・た・だ・き!

酒ライフが充実してきましたよ!

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2017年9月24日 (日)

ひやおろしの季節。

暑さ寒さも彼岸まで。お彼岸になって、いよいよ秋ですねえ。

秋といえばこれ、日本酒の「ひやおろし」が出荷されています。

秋限定のひやおろし。私も毎年買いそびれたりするので、今年は逃さず、通販クール便や地元の酒屋で購入しています。

今のところこれだけが自宅の冷蔵庫で待っています!

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ひやおろしとは?

秋上がり、とも言われますが・・。

ひやおろしは江戸時代から続く、秋限定の日本酒です。

冬に醸した新酒を春先に「火入れ」(加熱殺菌して発酵を止める)して、ひと夏涼しい酒蔵で保存し熟成させます。

熟成してまろやかに旨みが乗った酒を火入れせず(生詰め)出荷するものをひやおろしと言います。

2度目の火入れをしないで出荷するのは、熟成で得た繊細な風味と旨みを壊さないためとか。

火入れをせずに冷やで出荷する「冷やで卸す」からひやおろしとなりました。

秋上がりという名で出る酒もありますが、この辺が曖昧で・・。

秋上がりとは、ひと夏を貯蔵して酒の旨み風味の酒質が向上する現象のことを言います。

夏を越し熟成をして酒が旨くなる、秋上がりはその現象、ひやおろしはその酒の名前です。

秋上がりという名前を持つ酒もありますが、2度めの火入をしているのかも・・。まあ曖昧です。

蔵によっては、冷蔵庫に保存したり、(今では蔵自体が冷蔵庫になっていて一年中寒造りが出来る蔵もあるのだとか)、蔵の涼しい場所に保存したりと、蔵ごとに特徴があります。

最近業界では9月9日を解禁日として盛り上げているようですが、拘束していないので8月辺りから出ていたよう。秋が深まるこれからも、もっと熟成が進んだひやおろしが出てくるでしょう。

今のところ入手したのは。

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私の好きな「七田」雄町の純米ひやおろしです。精米75%と米を磨かないでこってりと旨みが乗っています。ちょっとやり過ぎくらいの旨みなので、ひやおろしがどれだけまろやかになっているか楽しみ。

先日飲んで旨くて感動した「雪の茅舎」山廃純米ひやおろし。旨みが乗ったひやおろしはお燗でさらにおいしい。山廃はお燗向きだと思うので期待です。

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有名どころの蔵で。

真澄の山廃純米吟醸ひやおろし。黒龍吟醸ひやおろし。

どちらも過去何度も飲んで美味かった酒なので、ひやおろしになってのまろやかさを期待です。

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藤岡市の巌の純米ひやおろし。ここは町田酒造と並んでお気に入りの地元群馬の酒です。何本か飲んでいるので近いうちにレビューします。

梵は人気ですが飲んだことが無かった。純米吟醸ひやおろし。純米大吟醸と純米吟醸のブレンドなので、ん?タンクの悪い奴を集めたのか?と思ったが中取りなので旨いでしょう。

もっと買おうと思ったがこれ以上冷蔵庫を占領すると妻に怒られるから・・。

生詰めなのでデリケート、要冷蔵ですよね。地元のスーパーではひやおろし特集コーナーが出来ていて、大手メーカーのひやおろしを常温で並べてあるけど・・。

繊細な酒を丁寧に冷蔵庫で保管している酒屋さんで買ってあげてください・・。限定酒なので売れ残っても大変だし、頑張っている酒屋さんを応援したいですね。

まろやかで旨みが乗っていますから、ひやおろしは常温~ぬる燗が旨いでしょう。

これからの秋の夜長。めっきり涼しくなりますから、ひやおろしをお燗してちびちびと楽しもうと思います。

これだけあればしばらく楽しめそうですが、我が家の冷蔵庫でも熟成は進むはず。時間を掛けて味の変化を楽しんでみたいと思います。

もうチョットひやおろしは追加して、年末辺りまで楽しめれば・・。

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2017年9月19日 (火)

鍋島(佐賀)・3本。

人気の日本酒です。以前、特別純米を飲んで好きになった鍋島です。その時書いた

特別純米の記事はこちら。

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佐賀県の酒ではこれと七田と東一がお気に入りで、佐賀のお酒と自分は相性が良い感じです。鍋島と七田は結構甘いのですが旨みが厚くて切れが良いと思います。

以前に飲んだ鍋島の純米吟醸を3本レビューします。

鍋島 純米吟醸 あらばしり 生酒

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山田錦・精米歩合50%  アルコール度16度

新酒時期の限定品のようです。酒の絞りで一番最初に出てくる部分ですか。

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定価1782円(税込)で購入。

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香り:小さ目ですがフルーティー。トロピカルフルーツの様な甘い香りがほんのりと。

飲む:しゅわっとやや大きめな発泡感。同時にフルーティーな甘みが口いっぱいに広がると、旨みがやってきて、酸を伴って、喉でも発泡感を感じて爽快に切れる。

後口には酸というか渋みが残るので、甘過ぎない感じか。いや、確かに甘い、かなり甘い。けど甘いが飲めてしまう。余韻は長くてフルーツな甘みと渋味と旨みが口に残る。

フレッシュでジューシー。かなりの発泡。

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単なる甘いだけの酒じゃなく旨みもある。

この深い旨味。酸と遅れてくる渋味が程よい飲み口にしてくれる。肴に合わせるには確かに甘いけど、これ単体で飲めばこれはこれでアリ。

お気に入り度(☆5点満点)で☆☆☆☆★

鍋島 純米吟醸 五百万石 生酒

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五百万石 精米歩合50% アルコール度16度

オレンジラベルが鮮やかですね。

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香り:甘いメロン。とてもフルーティー。吟醸らしいが派手すぎない

飲む:微かな発泡感。ここの生酒にしては発泡感は控えめ。柔らかい液体だが舌の上では少しピリピリと発泡。

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甘くフルーティーな味わい。米の旨みも豊富。少しの渋みとふくよかな甘さが広がり最後は切れる。余韻に甘いフルーツ感が残る。生酒ならではのフレッシュ感が楽しめる。

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やはり甘い。だが米の旨みも十分。華やかなフルーツが残るが派手ではないので食事にもギリギリ合うかな。やっぱちょっと甘い。

お気に入り度☆☆☆★★

鍋島 純米吟醸

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山田錦 精米歩合50% アルコール度数16度

最初の酒の火入ですね。

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香り:落ち着いたフルーティーさ。華やか過ぎないが小さ目。

飲む:やや微発泡感。柔らかく透き通る液体。ストロベリーの含み香、少し甘く、旨みにあふれる。発泡感が舌に苦味を与え、スッキリと切れる。

生酒で目だった甘さは、この火入では少なく、甘さ苦さ辛さの程よいバランス。

なんといっても甘過ぎないのが良い。微発泡感はさらに抑えて欲しかったが。

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切れが良い、苦味が良い。甘味は後半に旨みへとなる。これは旨い。

イケそうなので、ぬる燗で:沁みる。温めるとさらに甘くなってしまうか?というのは杞憂であった。甘さは増すどころか後退し、辛みと苦みが見事な切れを生む。微発泡感は鼻に抜ける香りとちょっとした舌への刺激となる。余韻に米の旨みが残り、杯を重ねる。良いバランスで旨い。食中酒として良い。このお燗は飲み飽きしない。

全体に生酒より火入れの方が切れがあってうまいと感じました個人的には。

これは甘み旨み辛みのナイスバランス、絶品。お気に入り。

お気に入り度☆☆☆☆☆

鍋島、やはり甘い口当たりなので、火入れが旨いですね。

甘いお酒が好きな方、普段日本酒を飲まない方には飲みやすくおすすめです。のん兵衛は火入れをぬる燗で。

最近入手困難ですが、定価販売している販売店サイトをこまめにチェックしましょう。

また飲みたいな。

 

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2017年9月11日 (月)

町田酒造(前橋)・4本。

好きな群馬の地酒「町田酒造」です。

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蔵の名前が酒の名前。

混乱しそうですが、町田酒造店さんが作る酒の町田酒造です。ネーミングにインパクトはありますね。

「清りょう」という地酒を造る明治16年創業の酒蔵ですが、娘さんが蔵を引き継いで杜氏として頑張っています。都内でOLをしていた25歳の時に実家へ戻り家業を継ぎました。3年の修業を経て酒造りを始め、群馬では珍しい女性杜氏として活躍しています。

老舗銘柄の「清りょう」に加えて地酒専門店向け銘柄「町田酒造」を立ち上げ、首都圏を中心に人気が出ていますね。

最近よく見かける若いご子息が引き継ぎ、新たなブランドを立ち上げヒットした蔵の一つでしょう。

そのパターンだと、生酒メインでフルーティーで飲みやすく、甘く爽やかだが旨みもあり、しゅわっと微発泡感のある、という酒質が多い感じ(笑)。ここもそうですかね。

昔からのコクと旨みの辛口酒が好きなわたしですが、こういうスタイルもアリだと思います。

醸す米の種類も多く、季節限定品も種類が多い。自宅近所の酒屋さんでメインとして扱っているので私は割とその都度入手しやすいです。

過去飲んだものをまとめて書きます。

町田酒造・特別純米55・美山錦・火入れ

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酒米によってラベルの色を変えていますので一目でわかりやすい。美山錦は鮮やかなライムグリーンです。米のイメージに合わせているのかな?

長野県産の美山錦を100%使用し、1回火入れの生詰です。

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美山錦:精米歩合55% アルコール度数16~17度

日本酒度:-1 無濾過

特別純米は吟醸クラスの精米歩合の純米酒です。

香り:フルーティーながら派手ではなく、さりげない

冷やで飲む:少しの発泡感のフレッシュさ。フルーティーな甘み、丁度良い酸味、そして旨みが広がる。甘めだが、余韻のピリッとした辛みと厚過ぎない旨みでバランスが良く、スッキリと切れていきます。

微細なガス感で口当たりも爽やか、最近見掛ける甘めの味わいだが酸でベタッとせず飲ませる。甘過ぎず辛すぎず飲みやすい良いバランス。綺麗でさわやかな酒。

以前飲んだ結人も旨かったが、これも旨くて、こういう洗練された今風の旨さなら、群馬の地酒も全国的に受け入れられそうな予感、レベルアップを感じます。群馬県民なら飲むべし。

お気に入り度(☆5点満点)☆☆☆☆★

町田酒造 特別純米55 美山錦 生酒直汲

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美山錦:精米歩合55% アルコール度数16~17度

日本酒度-1 無濾過

先程書いた酒の生酒バーションです。新酒の生酒です。選ばれた専門店のみで販売される特約店販売品です。例の近所の酒屋さんで購入。

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香り:小さめだがマスカットのような爽やかな香り。繊細。

冷やで飲む:生酒ならではのフレッシュな発泡感。口の中で発泡が持続する感じ。

なかなか甘いぞこれは。けどきっちり酸があって、辛みと発泡感と絡まって爽やか。さりげない旨味。素晴らしく爽やか。

フルーティーさを残しながら最後は酸と苦みで切れる。軽快で飲みやすいが旨みもある。甘いけどしつこくなくさらっとのめるバランスの良さ。普段日本酒を飲まない人にもおすすめ。

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お気に入り度(☆5点満点)☆☆☆☆★

今度は画像がどこかに行ってしまった。秋あがりです。

ひと夏を越して熟成させた秋の限定酒。今年のもそろそろで出荷ですが、これは以前の飲んだ時のレビュー。五百万石は紺色のラベルでしたね。画像はどこへ消えたんだろう・・・。

町田酒造 五百万石 特別純米 秋あがり

五百万石:精米歩合55%  アルコール度16~17度

日本酒度-2 無濾過 生詰

秋あがりと言っていますが生詰、ひやおろし?この辺りの区別がいまだにはっきりしないのですが・・。

春に醸した酒を火入れしてひと夏熟成、その後秋に火入れせずに出荷。瓶燗1回、蔵内冷蔵庫にて熟成。

香り:穏やかながら甘いフルーティーさ、吟醸香、メロン。

冷やで飲む:舌に微発泡感。熟成しても発泡感が残るのですね。甘さとピリッと来る舌触り。まろやかさが前面。吟醸っぽさ、程よい酸味、苦味の切れ。ラムネの様な清涼感、柔らかい旨味。甘い。甘いが切れてバランスをとる。

このガス感はもう少し弱くてもいいなあ。予想外なフレッシュな秋あがり。フルーティーさと華やかさ。これで熟成後なんだから、出来上がり直後は相当な刺激的な酒?

お気に入り度☆☆☆☆★

秋あがりをもう一本。今度は画像がありますよ。以前飲んだ時のレビューですが、あまり見かけない赤ラベルです。

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町田酒造 若水 特別純米60 秋あがり。

群馬県産酒米・ 若水100% 精米歩合60% アルコール度数16~17度

日本酒度+1   無濾過

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ひと夏超えた熟成の秋あがりです。

群馬県産の酒米、若水というのは知りませんでした。地元産のお米ですから期待です。

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香り:小さめだが米の香り

冷やで飲む:透明感のある液体。フルーティーな甘みが小さく広がると酸が来て、ゆっくりと切れていく。

とても透き通るスッキリ系の味に、ほんのり優しく旨みが乗る、熟成からかまろやかで柔らかい。辛さ苦さではない余韻の酸で切れる。酸が長く後を引く。これは飲み飽きしない。

お気に入り度☆☆☆★★

お燗で飲む:おすすめの飲み方はお燗であるという。

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ではぬる燗で。お、いいね。米の旨みが前面に来る。旨み辛みの好バランス。コクと厚みが出て飲みごたえあり。ほのかな甘みと米の旨み。そして酸で切れる。これも飲み飽きしないで飲ませる。

お燗なら☆☆☆☆★

最近この赤ラベルは見ない気がします。なんで若水だけ精米歩合が60%なのかな?磨き難いとか?

町田酒造、応援しています。

まとめると、フルーティーな甘さと微発泡感の爽やかなお酒ですかね。

群馬の地酒を全国で有名にしてください!

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2017年8月28日 (月)

獺祭・発泡にごり酒・スパークリング50&磨き三割九分スパークリング。

夏はスパークリング!

暑い日、獺祭の発泡にごり酒2本を飲んでみました。

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あの獺祭から出ているスパークリング日本酒ですよ。

スパークリング50と磨き三割九分スパークリングです。

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春に、以前の職場でお世話になったKさんが定年退職され、ご挨拶を頂いた際にプレゼントしてもらったのです。

こちらこそKさんには大変お世話になりました。こんなに良いものをすみません~。

十分に熟成させましたから。暑い時期こそスパークリング!頂いちゃいます。

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瓶内熟成スパークリング。酵母が生きている生酒なので要冷蔵。

まさにスパークリングワインの様な、瓶内で発酵しつつ炭酸ガスを放出。ですからアルコール度数も日本酒と変わりません。

アルコール度の低い発泡日本酒は炭酸ガスを入れている感じですが、こいつは発酵し続けているのですよ。天然炭酸ガスです。

開栓時には良く冷やして、振らない様に静かに開けましょう。


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二日続けて飲んで飲み比べてみます。360mmなので一晩で一人で飲み切れるでしょう。

ではまず、スパークリング50の方から飲んでみます。


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獺祭 発泡にごり酒スパークリング50

精米歩合50% アルコール度数15度

キャップは、以前はスパークリングワインタイプだったと思いますが、現在はこれ。オロナミンCタイプ。これは開けるのが簡単です。


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吹き出さないか?恐る恐る開栓。

ふー、大丈夫。静かに開けたからね。

ぐい飲みに注ぐと・・。

おおおーー!凄い。びっくりしました。本当にスパークリング。微発泡じゃない、炭酸ですよこれ、超発泡しています。


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最初の上澄みの部分ですからね。白濁感はわずかです。

香りは:いちご、吟醸系、麹の香りがほんのり。

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飲むと:しゅわっと!完全にスパークリングワインのよう、そうそのようにガスも液体に溶け込んで泡がいつまでも消えません。

味は、思ったよりドライで苦味が効いています。上澄みの方はドライなのですね。注ぐ度に徐々に甘みが増していきます。

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底の方は、甘いです。けどベタベタしていなくて苦みも合わせてあってイイ感じです。吟醸系のフルーティーな香りが広がり、米の旨みもたっぷりです。

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獺祭というとキレイなんだけど旨みがもう一つかな?と大吟醸を飲んで思っていましたが、にごりスパークリングは旨みがいっぱいです。

まとめますと、開栓から中盤はドライで飲み飽きしない発泡感が刺激的で、さわやかで肴にも合い、飲ませます。

後半から底部分は甘く、コクもありじっくりと味わえます。

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360mlは一晩一人で飲むにはちょうど良い量で、二人でも食事と一緒に楽しめます。

開栓するともうキャップは戻らないので、飲み切りで楽しめるこのサイズがおすすめですよ。

続きまして。


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獺祭・磨き三割九分スパークリング。

さらに米を磨いています。高級ですよ。

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こちらはもろにスパークリングワイン系のボトルですね。

精米歩合39% アルコール度数14度

こんな米を磨いた大吟醸クラスの発泡酒は初めてですよ。

澱がたっぷりと。にごり酒です。


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これを混ぜようとしてはダメ。静かに・・。

キャップもスパークリングワインと同じですね。

慎重に針金を外しまして・・。


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プラの栓をスパークリングワインのように両親指でぐいぐいと押しますが、ん?外れないぞ。

いやこれ押してもダメです。頭のふくらみを握ってぐりぐり回転させたら簡単に抜けました。

ポン!

いい音で抜けて、吹き出さなくてよかった。これも開栓成功ですね。

さあ、とくとくとく・・。


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しゅわあああ。

こちらも見事な発泡です。


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上澄みからやや濁りが強いでしょうか?

香りは:麹の良い香りです。甘い果実感のある吟醸香です。

呑みます:刺激的な発泡感でピリッと来つつも甘さが来ますね。50は最初はドライでしたがこちらは最初から甘いですね。

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白濁した感じも強いのでにごり酒系の味が強めです。

造りから大吟醸とは名乗れないのでしょうが、精米歩合は大吟醸の中でも凄い39%です。

フルーティーさが全面に来ています。50よりも甘くコクのある中、余韻には苦みが来てキレてます。ベタベタな甘さじゃなく、これも飲ませますね。

強めの発泡が持続して、日本酒がこんなにスパークするなんて信じられないです。その爽やかさと甘さ苦味の競演。

これ本当に辛口スパークリングワインみたいで、ブリュットよりもセックって感じでしょうか。バランスの良い甘辛口です。全く飲み飽きしません。

これも栓は戻りませんので飲み切りです。1~2名で一晩で飲むのにちょうど良い小瓶です。

これは楽しいお酒です。開栓直後は甘辛で肴にも食事にも合う。

後半は濁りがさらに強まり、旨みと甘みとコクが強い。

この部分を頂きますよ。

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甘旨です。食後のデザート酒としてゆっくり余韻に浸りたいですね。

今回、しょっぱめのぬか漬け(胡瓜と大根の古漬け)を合わせましたが、これがまたいいマリアージュでした。

さあ、最後の最後の部分。

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もうとろっとろ。甘い~。けど爽やかですよ。

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ごちそう様!

Kさんどうもありがとうございました。新鮮な体験が出来ましたよ。お体にお気を付けつつKさんもお酒を楽しんでください。お元気で、また一緒に飲んでください。

これから残暑の時期も、スパークリング日本酒、美味しいです。ホームパーティーとかで出したらお客さんは驚きそうですね。

これから流行が来そうですよこれ。驚きのお酒でした。

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2017年3月26日 (日)

2次会!「だんべ。」(高崎)で飛露喜・十四代&桃色にごり。

前回の続き。職場の打ち上げ飲み会の2次会は、ん?これで二度目か、I女史と二人きりで夜の街へと消えていきます・・。

あの時はI女史の行きつけの店で芋焼酎を飲みましたが。今回、大人な男女が二人で飲むのは日本酒です。

私の好きな店、高崎西口駅前の「和ダイニング・だんべ。」さんです。

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駅前の店だがチェーン店じゃありません、地元の食材にこだわった地場の居酒屋さんです。

ここで美味しい日本酒を飲みましょう。普段は人気店なので満員でなかなか入れません。夕方から飲む時は予約を入れるのです。

今回は夜も23時をまわりましたから、テーブル席に座れました。

大人の二人には長い前置きなどいりません・・。

いきなりの裏メニューから。

こそっと店員さんに「今日のプレミア酒は何があるのですか?」とささやいてください。

これです、とメモ書きを見せてくれますから・・。

I女史は十四代をいきました。

純米吟醸の生酒です。

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私は、飛露喜。特別純米の生詰です。

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くはあああーーーーっ!

旨いねえ・・。

とても透明感のある綺麗な酒質ですが、旨みがあるのですよ。

たまらん・・。

肴は、1次会でこってりとしたので、あっさりと地元の食材を生かしたものを。

胡瓜のたたき。

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これを金山寺味噌と梅のもろみ味噌で食べる。さっぱりと実に旨い。

次に頼んだ前橋の甘いトマトはフルーツトマトじゃないのに甘かった。

さらに、菜の花の辛し和え。

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いいですねえ。

まさに大人な男女が日本酒を舐めるのにちょうどいい肴たちですよ。

春の生酒が目に留まった。

群馬の地酒です。

尾瀬の雪どけ・純米大吟醸・桃色にごり生酒。

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うおおお、ピンク色のにごり酒です。これには他のテーブルからも注目されどよめきが起こります。

着色料は使わず、特殊な酵母によりピンク色になるとか。春らしいお酒ですね。

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こ、これは。酸味が効いている。何とも甘酸っぱい。

にごり酒は甘くて私は苦手な方なんだけど、これは酸が見事できりっと飲めます。それでいてとろっとした甘みがなんとも口当たりがよい。酸味と発泡感で爽やかです。

これはかなり有名なお酒だったみたいね。にごり酒は飲まないので知らなかった。

いくらでも飲めちゃう危険なお酒。女の子は気に入ると思うな、可愛いしね。どんどん飲ませちゃってさあ・・。

今夜は春気分満載です。

さあ、仕上げは。

さっきI女史が飲んでいた十四代・純米吟醸へ。

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十四代はおひとり様一杯まで。さっきのはI女史が飲んだからよいのだ。これはいい香りですね。やはり綺麗な酒質に旨みが乗ってきます。吟醸らしいフルーティーで美味しいお酒でした。

いやー、良い酒飲んだ。Iさんありがとうございました。

24時をまわりましたが、代行も待っていてスムーズに帰れました。

いい夜だったな・・。

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2017年2月16日 (木)

お燗用日本酒をお取り寄せ。

き、来たああああーーーっ。

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春とは名ばかりの寒い毎日を乗り切るために、お燗で美味しい日本酒を探してお取り寄せしてみました。

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お燗特集をやっていた某通販店から購入。

お燗して旨さが引き立つ、熱燗にしても負けない、定評のある酒たち。

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自分の酒探しの基本は、巷で旨いといわれる酒をベースにします。

だって、星の数ほどある酒から自分の勘でうまい酒を店頭で探し出す確率なんて相当低いです。

なので、世間が旨いという酒をまず飲んでみて、自分が旨いと感じるかどうかを判断する。その中に自分が旨いと感じた酒があったら、それを真ん中としてその後飲んだ酒の中でそれより旨かったら良しと飲み進めばよろしい。近道なのです。

人生は短いのだ。人が旨いと言っている酒から飲むのがよろしい。

お燗して旨い酒は、純米酒の生もと造りか山廃に近道がある気がします。

まず生もとの2本。

この製法については飲んだ後説明しますが、乳酸が豊富で酸味があってお燗して旨い酒です。

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大七の純米はこの冬何本目か?お世話になっていますよ。お燗で旨いです。生もとの代表格。大きなメーカーなのでどこでも入手しやすいのが良い。

昔、雑誌ダンチュウで日本一美味しい燗酒に選ばれて以来揺るぎない燗酒の定番。日経新聞でも燗酒一位になっていた。

それのライバルか。こちらも生もと造り。最近評判の龍力の生もと仕込み特別純米です。

なんかタグが付いていましたが、燗酒コンテスト最高金賞、日経紙のお燗にしたい日本酒1位だそうで。期待です。

次の2本。

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梅の宿 特別純米「温」は、この蔵の純米三酒シリーズのお燗向けです。生もとがブレンドされているという。お燗酒ってことで試してみます。

雪の茅舎 山廃純米。山廃も生もとと同じようにお燗に向く。乳酸による酸味とアミノ酸の旨みが豊富。お燗で旨みが膨らみ味もぼやけない。くうう、楽しみ。

春までもう少し。まだまだお燗酒が旨そう。

気に入ったら後日レポートを書きますね。

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2017年2月15日 (水)

天目盃。

寒い夜はやっぱり、お燗した日本酒が最高っすよ。

普通酒、本醸造、純米酒の旨口系のなら、お燗すれば燗上りと言って旨さをさらに引き出してくれます。ほっこりまろやかで身も心も温まります。

人肌燗~ぬる燗ならばバランスの良い燗酒になります。蔵元からも燗をつける時のおすすめの温度です。

けど、この寒さ、それじゃあ私は満足できません・・。寒いんですよ。もっと温度を上げた熱燗で旨い酒を呑みたい・・。

お燗が熱すぎると酒が壊れるとかアルコール感が強くなるとかあって、熱燗で旨くなる酒探しははなかなか難しく、いろいろと探しているところです。

でと。燗酒となると、酒器にも拘りたいかなあと・・。

来たああああーーーっ!

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焼き物を買ってしまった。新しい趣味の始まりです(笑)

焼き物集め開始です。

けど、そんなことやったらいくらお金があっても足りないので、盃、ぐい呑みに限定です。

晩年まで美味しくお酒が飲めますように、飲む時の器に拘るのですよ。

今回は、京焼きの清水焼です。

「虹天目酒杯 柳窯」


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いい景色ですね。

一点物ではないのでリーズナブルですが、いい感じでした。

柳窯の作家さんの作品です。

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原型は天目茶碗。

天目茶碗とは、中国で焼かれた鉄分の多い釉薬の鉄釉を使った黒っぽい茶碗です。

鎌倉時代以降に日本に来て茶道で使われ出しました。

その天目茶碗のイメージをダウンサイジングして盃サイズで再現したという天目盃。


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いい仕事していますね~。

この飲み口の形状が持ちやすいし、酒をすするのに良い感じ・・。

直径7センチとほんと私の指にフィットします。

柳の文字が刻まれる。


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藍色の中に茶色と銀と黒が模様を作る。

こんな細かい絵付けはしないので、これは窯変というやつでしょう。

窯変とは、窯の中でその温度や釉薬の成分が変化して予期しない偶然の色や模様が現れること。

これは狙ってやっているんでしょうけどね。

窯変で最も有名なのは「曜変天目茶碗」ですね。以前から興味があって調べてましたが、美しいよ。器の中に宇宙がみえるよ。画像を探してみてみて。

最近TV番組で話題になりましたが、あれは違うよなあ・・。

世界に現存するのは3点といわれ、そのすべてが日本にあり国宝です。

諸説ありますが、偶然に出来ちゃったものではないかと。あまりにも数が少なすぎる。本家中国には無くてなぜ日本にだけあるのか?近年中国の遺跡で破片が発見され謎は深まる。それだけ良いものなのに量産しなかったのは出来なかったのではないかと。気が遠くなるほど焼いてもたった数点しかできなかった偶然の産物。未だにその現象がなぜ現れるのかは謎であり、再現を試み近づいている作家もありますが。

大名に珍重されたが、徳川将軍家から財閥へ売却された時には現在の価値で10数億円だったとか。

最も美しいものは足利将軍から織田信長へと渡り、本能寺の変で焼失してしまったというエピソードも泣かせる・・。

窯変にも種類があり、有名なのに油滴というのがありますが。

これは油滴天目じゃないか?

藍色の中に銀や黒の窯変の滴。

見込み(内部)も美しい。引き込まれそう。星空のようで、宇宙を感じてしまうよ・・。

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なんか窯変天目にハマッちゃいそう。

作家の一点物に手を出しちゃったら・・。

早速使ってみましょう。

お燗する酒は、浦霞の特別純米。

これは熱燗でもイケるという酒。


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高熱には弱いので、取説にあったようにぬるま湯に浸して水分をふくませてから使う。

熱燗を注ぐ。

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美しい・・。

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旨いねえ・・。

お気に入りの器で飲む酒はまた旨い。

むうう、焼き物ギャラリーめぐりでもやるか?

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2017年1月22日 (日)

寒い夜は燗酒。七本槍・低精白純米80%精米火入れ。

このところ、寒いですね。

今日は日中の風も無かったけど、夜になると冷えますな。夜に風が吹いて朝が冷え込むパターンが続く。

先日の朝出勤時の気温。

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あああ。ここ高崎は一応関東平野なんですけど、端っこだけど・・。

雪は勘弁してね。今が寒さの底でしょうか。

なので帰宅後は温かくお燗した日本酒が楽しみです。

お燗にするには、昔ながらの米の旨みの強いお酒が合いますよ。

今飲んでいるのはこれ。

七本槍(しちほんやり)・低精白純米80%精米・火入れ。

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使用米:玉栄(滋賀産) 麹65%/掛80%精米

酵母:協会701号

アルコール度:16度

日本酒度:+7.0

酸度:1.8

自分の中で流行の米を磨かないお酒です。

大吟醸は50%以上米を磨いて雑味のないスッキリとした良い香りお酒を目指しますが、低精米はあまり磨かず米の周りの旨みも拾い上げます。

懐かしい日本酒の味です。

これは80%精米。

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冷やで飲みます。

うん、米の旨みと、なんというか穀物の風味が口に広がります。けどベタッとしないのはかなりの辛口、切れます。後口に酸と米の旨みと甘さと辛さ。最後は旨みが長く残ります。これは飲ませます。米の真ん中以外の複雑な味が含まれるので綺麗ではないですが、この旨み。厚い旨味があるのに辛さのおかげでスッキリともしてしまうという。

で、こういうお酒はお燗してこそ旨い。吟醸を冷やでばかり飲んでいるとこういう旨みはわからないかもなあ。

この酒をお燗しないことこそもったいないのだ。

我が家は灯油ストーブ。

これは便利だよ。直接火の暖かさが来る。あの震災後の計画停電の中でも暖かかった、電気がいらないのだ。温風ヒーターはすぐ換気しろと止まっちゃうしさ。もちろん換気はしますよ。オイルヒーターには圧勝だ。

で、灯油ストーブはヤカンを乗っければお湯が沸く。

その中に徳利を入れればお燗が出来るのです。

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徳利の首まで酒を入れて上がってきたら出来上がり。温度加減は途中で確かめてね。ヤカンを乗せる位置で温度調節が可能。

普段はぬる燗を楽しみますが、寒いこの時期、こういう旨み系は熱燗から温度を下げていく。

飲むと。

くうう、旨みが厚い。甘味が出て辛さが引っ込んで、ほっこりと優しい旨さ。そして最後はやはり辛く切れる。酸は目立たず上手に味を調えているよう。

昔っぽさなつかしさ。最近の綺麗なお酒が好きな人には厳しいかな?

旨みが欲しい人に。これは寒い夜にはいいですね。肴が合う。

もずく酢に柚子を刻んで。妻が作ってくれたブリの照り焼き、下仁田ネギ焼きで頂く。

旨いねえ。食中酒だね。

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真冬の熱燗。コクのある旨み。身体も心も温まり、最高っす。

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