飲んだ日本酒

2019年4月 5日 (金)

バタバタしております。

長い1週間でした。

年度始めのバタバタ感、まだ続きそうです。疲れた・・。

金曜の夜はこの1週間の打ち上げ、セルフお疲れ様飲み会を一人自宅で開催。

久しぶり?で、HOSONOの焼き鳥を購入。金曜は予約が殺到し、購入が非常に困難ですが、何とか飛び込みでゲット。

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話は変わりますが、このブログを掲載しているココログがトラブルの修正しているようだがまだまだ駄目。

週末に、例のスマホ画面でのサムネイル画像がぼやける件、解決しましたとココログHPに掲載されましたが。

違うんだなあ、ぼやけるのは、サムネイルが妙に右下の部分を中心に拡大されているからなんです。まだまだ修正されていないよ。

なのでサムネイルに表示される記事1枚目の画像。主題を右下に持って来てみました。これでどうなることやら。しばらくは1枚目の画像が右下にテーマが寄っている変な画像になるかもしれませんが、すみません。

話を戻して、

ビールと日本酒をセット。

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一番搾りの限定「超芳醇」を。最近ビールはこれ。限定とされちゃうと、今のうちに飲んじゃわないと、と思ってします。

ぷはああ。

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きゅーっと飲めば疲れも癒されるよねえ。

最近よく見る濃い目のビールにあっさり目の焼き鳥の塩を合わせる。さっぱりといける。HOSONOの焼き鳥は旨い。肉がいい。

ほんのりと肉の甘さも感じる塩、素材の良さが活かされる。

日本酒は町田酒造の生酒の直汲み。これは結構甘くて肴と合わせにくい印象があったんだけど。

酒質に負けないよう焼き鳥はタレを合わせる。

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これもいい。しゅわっと爽やかな飲みくちと濃い目の甘さのある町田酒造の生酒がピッタリ。お互い濃い目で攻め合って、食べごたえ飲みごたえあり。

この町田酒造の純米吟醸55山田錦。直汲みの特別純米はすべて飲んだが、シリーズで純米吟醸の山田錦は初めて飲んだのかな?

これはいいよ。特別純米の美山錦や雄町のべったりとした甘さに比べると、山田錦は苦みがあって辛くキレる。しゅわっとした微発泡感の爽やかさ、さりげない吟醸香のバランスが良くて、甘過ぎず、クイクイ飲んでしまいます。

3合飲んだところでやめておきましょう。

金曜に1週間の疲れを癒す晩酌、これはいいですね、やめられません。

毎晩の晩酌も、やめられません・・・。

 

 

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2019年3月18日 (月)

群馬泉4本・その1・山廃本醸造&山廃純米。

この冬にお世話になりました。

お燗で美味しい、地元群馬の地酒です。

群馬泉。

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なんとも群馬っぺー名前ですが、群馬県民としては誇らしい。

太田市の島岡酒造。ベーシックなラインナップ4本をレビューします。

群馬人ならば一度は飲んでいただきたい日本酒です。

しかし、慣れた酒飲みでないとハードルの高いお酒かもしれません。最近のさらっとしてフルーティーな吟醸酒、しゅわっとして甘い生酒、そんな酒が大好きな方には難しいかも・・。

山廃造りと熟成により旨みはたっぷりです。が、その造り故に癖もあります。やはり晩酌はお燗だぜ、というのん兵衛にお勧めの日本酒です。

町田酒造や結人など、甘目でフレッシュな群馬の地酒が全国区で知名度を上げてきていますが、こんなクラシカルな造りで、晩酌、日常的に飲むのにぴったり、そしてお燗が抜群に旨い通好みの酒も群馬にあるんです。

まろやか口当たりと旨み、熟成による独特な香味、それでいて透明感のある酒でした。

まずは日常酒に最適なベーシックなこの2本をご紹介。

最初は、

群馬泉 山廃もと本醸造

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酒米:若水 精米歩合60% アルコール度15・5度

日本酒度:+3  酸度:1・6

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常温で。

香り:クラシカルな熟成由来の香り

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飲む:まろやかでとろっとした口当たり。甘く、適度な酸味、米の旨みとコク。全体を覆うクラシカルな熟成香。

この香り、例えれば土蔵の中のような、紹興酒のような、カラメル風。独特の香味で、これは好き嫌いが別れるかも。私は割と好きですが。昔ながらの日本酒に感じる香りです。

ベースは甘く、ふくよかな旨みがあります。後半は酸味と爽やかな苦みで切れます。余韻にほのかに甘みが残ります。

古典的な香味で、あまり冷やさない常温で飲むのがおすすめか。火入れなのでこの冬は冷蔵庫に入れず、手元に置いてちびちび飲んでいました。手に届くところに酒があるというのは良いですね(笑)。

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熱燗で:芳醇な旨み。とろっとした口当たりから、熟成香に満たされる。米の旨みは濃厚で、それでいて本醸造らしい切れ。ややアルコール感が残る。

温めると厚みが出て旨い。甘いが酸味が縁取りべたつかない。米の旨みが膨らむ。飲み飽きせず、食事にも合う出しょう。昔ながらの味わいですが、好きな人は好き。

常温で☆☆★★★★

熱燗で☆☆☆☆★

次に、

群馬泉 山廃もと純米

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酒米:若水・あさひの夢  精米歩合60%

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アルコール度:15~16度 日本酒度:+3 酸度:1・7

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常温で

香り:微か。

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飲む:綺麗な口当たり。熟成香が最初に来て、米の旨みと甘みが拡がる。中盤から後口に酸味・旨みは厚いが本醸造に比べれば淡麗。熟成香の中に透明感のある味わいがある。酸味が余韻を締める。

お燗。

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ぬる燗で:古酒のような熟成香を感じながら、米の旨みが濃厚。甘さは程よく、むしろ酸味が出る。ぬるっとした厚い旨味を感じながら、最後はきりっと切れる。

熱燗で:甘味が強めに出て、米の旨みも膨らむ。酸味が程よく輪郭を整え、最後は辛みが合わさって、切れる。それでいて余韻はほっこりと癒される味わい。お燗が実にうまい。

常温で☆☆★★★

お燗で☆☆☆☆☆

熟成香による癖があるので好き嫌いは別れるでしょう。お燗好きならば好きになるはず。熱燗でも負けない旨み、甘みと酸味のバランスが絶妙で、最後は辛く締める。

ぬる燗で癒され、熱燗で後口が切れる。お燗専用と言っても良いくらい。

さあ、群馬泉のベーシックな2本。熟成による癖は強いが、山廃の酸味は程よいバランスで、酒好きならば飲みやすい味わい。

このクラシカルな香りが好きならば、お燗でお奨めです。

群馬泉第2弾は、飲兵衛ではない方でも飲みやすい2本をレビューします。

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2019年2月26日 (火)

田酒・特別純米。

田酒(でんしゅ)です。

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評判のいい酒ですが、日本酒好きになった頃からの入手困難で、なかなか飲めませんでした。

最近では、身近なお店では飲めるようになってきていますね。高崎駅前の「だんべ」さんで置いてある時にはよく飲んでいます。

第2次地酒ブームと言われた純米酒がメインになった頃にブレイクしたこの田酒。

4合瓶が入手できました。自宅飲みは初めてです。

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田酒 特別純米

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青森県・西田酒造店 

精米歩合:55% 米:華吹雪

アルコール分:16度

冷やで飲みます。

香りは穏やか、ややフルーティー。

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飲むと:透明感のある口当たり。すっきりした味わいから、やや甘さが来て、結構フルーティーな香味、バナナ。中盤から旨みが膨らみ、微かな酸味。最後は苦辛くキレ、爽やかな余韻にフルーティーな香味が残る。

透明な液体に、ほんのりとした程よい甘さとフルーティーさ。スッキリした飲み口に米の旨みが程よく乗る。辛く綺麗に切れて後口もすっきり。飲み飽きしない。

まずイメージとして、田酒というネーミングからと爽やかな味わいから、酒としての佇まいが素敵です。雰囲気のある酒で飲み手を良い気分にさせてくれます。美しくまとまっていて嫌な部分が無い。ただ、グッとくる部分も多くはないけどそこはバランス。

何かが突出しないバランスの良い美酒です。☆☆☆☆★

お燗で飲みます。

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ぬる燗:甘さが出て、濃い目に米の旨みが膨らむ。フルーティーな香味が気になるが、旨い。辛みも残り切れる。

熱燗:かなり甘くなる。ほっこりとした旨みが落ち着く。余韻も甘く、やや締まりが無くなるが、のんびりと飲むのによい。もう少し酸味があれば。山廃純米の方がお燗向きなのかな。

ぬる燗のほうが、旨みと辛みからの切れのバランスが良い。お燗スペシャルではないので、このバランス感がいい感じです。

膨らんだ旨みに癒されました。☆☆☆☆★

綺麗。スッキリしながらそれだけでは無い旨味。飲み飽きない酒です。自分はもっと癖のある酒が最近では好きですが、日本酒飲みなら皆さん好きになるいい酒でしょう。

美酒と言いたくなる酒です。

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2019年1月17日 (木)

寒い夜だからお燗・群馬泉。

寒ううう。

正月から寒い日が続いていますが。

今週も寒くて、もう元気がありません・・。

今朝はここ高崎はマイナス4度ほどと冷え込みましたが、日中は空っ風もおさまり、穏やかな日になりました。

おかげで、気になっていた現場、年末から突如現れた問題含みの現場に手を付けてしまった・・。

もう少し引っ張ろうと思っていたのだが、やり始めたので仕方ない。結構苦労して完成。この現場には今年は苦しめられそう・・。

一応完成したのでほっとしました。

なので、セルフ打ち上げ。週末じゃないけど鶏でお祝い。

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真冬だってKFCにビールだぜ。

・・・。

ノーーー!ノオオオーーーーッ!

む、無理・・。寒さが倍増します。

一応チキンは食べましたけど。

やっぱり冬は芋焼酎のお湯割りか、日本酒のお燗です。

芋焼酎は先日知り合いから激ウマのを頂いたので連日飲んでいます。いつかレビューします。

日本酒は正月に飲んだ綺麗系がまだ残っていますが・・。お燗で楽しめるのはそんな綺麗なやつじゃない。

もっと昔ながらの酒の旨みと酸味とクラシックな香りのあるやつだ。

帰りに2本、お燗でイケてるのを買ってきました。

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大七のきもと純米はお燗酒のチャンピオンです。

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もうお燗の為にあるというクラシカルな造りです。

詳しくは以前この記事でレビューしました。

最近流行の甘くてしゅわっとしたお酒が好きな方々にはちょっと受け入れにくい酒質だと思います。けどそれを卒業してのん兵衛になってお燗酒に目覚めたらぜひ飲んでいただきたい。

冷やでは慣れない人は、んん?となると思いますが、お燗すればもう絶品です。

で、これは飲んだことあるので今回は初飲みのコチラ。

群馬泉・超特選純米。

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群馬泉は以前、山廃もと純米を飲んでお燗でとろけるほどうまかったので、リピートしようと地元の酒屋さんに行きましたが1升瓶しかなく、4合瓶があったこちらを購入。

群馬泉は山廃専門でクラシカルな造りがメイン。群馬の地酒でお燗するならここと決めています。

この超特選純米はやはり山廃造り。酒米は群馬若水を50%まで磨いた純米。その割にはお買い得。

熟成されています。

酔っぱらっていますのでざっとレビューですが。

冷やは似合わないだろうから常温で。

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香りは薄っすらフルーティさと熟成香か。

以前飲んだ「山廃もと純米」よりも酒質は綺麗でクリア。柔らかい口当たりの後、ほんのりと甘さ、熟成香、とろっとした旨み。酸味が出て、最後は辛くキレる。濃厚な旨み。

常温でもイケますね。冷やだと癖が強くなるかな。

さあ、お燗です。

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この冬もお燗器にはお世話になっています。簡単便利。

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器にお湯を入れて、お酒を入れた専用徳利を沈めます。湯煎できるのです。

好みの温度を探してください。熱湯を入れると熱燗になるので早めに引き上げてぬる燗。もしくは熱燗から燗冷ましで温度変化を楽しむ。

ぬる燗で。

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沁みるう。ぐっと甘味が出て、旨みが凄く膨らむ。熟成香とそして特徴的な酸がしっかり。これだよお燗は。それでいて全体は引き締まり切れる。濃厚。

ぬる燗で酒盗系を舐めていれば盃は止まらないでしょう。

群馬泉、お燗で最強です。大七から乗り換えちゃうか、郷土愛もあるし。

本醸造からお燗向きなラインナップなので一通り飲んでから一気にレビューします。

こういうお燗向きの酒は、最近の繊細な生酒の様に冷蔵じゃなくてもいいから、冬場は部屋の涼しい所に置いて、すっと瓶をつかんで常温で飲めるのも良いね。

お燗好きなのん兵衛ならば、群馬泉は要チェックです。群馬の山廃がすごい。懐かしい昔ながらの日本酒の姿です。

町田酒造や巌、水芭蕉が人気の群馬の地酒ですが、群馬泉は昔ながらの酒好きに愛されるでしょう。知る人ぞ知る感じで、楽しませてもらいます。

生酒を卒業したらこういうお燗酒も美味しいよ。特に寒い夜にはね・・。

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2018年12月17日 (月)

まじん(高崎)で忘年会!出羽桜・枯山水10年。

さあ、年末です。忘年会シーズンですね!

週末の第1回忘年会は、秋にも一緒に飲んだ中学時代の同級生達とです。あの時は久しぶりの再会飲み会でしたが、継続的に飲みたいよねってことで、この忘年会です。

今回は、同じ職場のI氏が急きょ会議が入って欠席、釣り友のH氏、バンドメンバーで自転車友だったM氏との3人です。

会場はもちろんコチラ。前回同様「まじん」さんです。

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皆さん仕事やら0次会をするやらで遅れそうなことを言ってたので、のんびりと6時過ぎに入店。

二人は既に飲んでいたあああーーーっ!

すんません、遅くなりました・・。

前回は小上がりでしたが、今回はカウンターをH氏が予約してくれました。まじんさんは席が少ないので(カウンター8名ほど、小上がり6名ほど)、予約が無難です。

まじんの醍醐味はカウンターなのです。

マスターお得意の「これ、食べるかい?」のおすすめ料理とおすすめ酒を堪能できるのです。

「食べるかい?」「あれがあるよ」「これ食べてみて」を受け入れつつ、「一人一皿でいい?」を「いや、全員で一皿だけで」に受け流す駆け引きがたまりません。

M氏は今回がまじんカウンタデビューなので是非味わって欲しい。

お通しの蛸は旨みがジワーっと出てきます。

ハートランドビールで乾杯!


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おおっと、おでんが煮えているじゃないですか。11月からおでんは始めたとのこと。まじんはおでんも旨いのですよ。

早速M氏がくいつきます。え?それって車麩ですよね、ください!あ、白滝ありますか、あるんだ、ください!

おおお、どうしたM氏、積極的です。まじんカウンター初とは思えないオーダーです。やるう。


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マスターが卵を買い忘れて限定2個。M氏は「おでんは卵が大事じゃないですか!」とマスターに意見するなど、既にまじんカウンターに馴染んでいます。

卵は我々で食べちゃおうとオーダー。あとはイワシと海老のつみれ。

「鯨、食べるかい?」

来たあ!マスターの攻めです。「鯨の刺身だよ」これは凄いですね、給食の鯨の竜田揚げ以来です。

生姜醤油で。とろけます。


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ビールから日本酒へ。

H氏がお燗をオーダー。私もそれを頂く。M氏は燗酒が苦手だが飲むことに。

酒名は指定しなかったが、出てきたのは緑川。まじんの店先に緑川の樽が置いてありますから、まじんの定番酒なのでしょう。

うーん、ほっこりと甘みと旨みがじんわり染み込んできます。癒される燗酒。

お燗合う肴が欲しい気分になったところで、

「鮟肝はどうだい?」

マスター、ナイス!

この鮟肝が旨い。

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ねっとりと燗酒にぴったりと合います。

M氏が絶賛です。こんなちゃんとした鮟肝は人生で2回目だ、と満足なM氏は燗酒も気に入ったようです。

タレのポン酢がまた合うんだ。そしてかんずり。6年熟成ものの吟醸かんずりです。マスターはかんずりなどちょっと添える薬味や塩に徹底的にこだわっています。

イカの一夜干し。

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かなり干された感じですが、ワタが中に入っているのがコクがあってうまい。これは日本酒をもっと。

次は冷や酒、武勇です。M氏は何故かハイボール。グラス大きめでさらに濃いハイボール。

肉行くか。ここはリッチに牛赤身のステーキです。

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ワサビと柚子胡椒が添えられ、合うわ~。

ここでスペシャルな日本酒が欲しいなあ・・。

マスター、日本酒、なんか入ってる?

「選んでいいよ、冷蔵庫開けてみな・・・」

え?いいんですか?では失礼して。

もうすぐに目に留まって、これしか無いやつ!一升瓶からオーラ出てたもん。

マスター、これで。

「出羽桜・特別純米・枯山水・10年熟成」


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これは凄いな、10年熟成の古酒です。

出羽桜は昔に桜花というのを飲んだが、綺麗な酒で、ちょっと私には甘かったのでそれ以来飲んでいなかったのですが。

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琥珀色のいかにも熟成した色合いです。

冷やで飲みます。おお、旨あ!

とても品のある甘さ、甘いけどべたつかず、柔らかさと旨み、まろやかさの中のコク。

蜂蜜のような風味です。それでいてつるっと飲める。白ワインを飲んでいるようです。

10年熟成させるとこんなにまろやかになるんだ。

古酒は飲まない方で、熟成酒も1年くらいのものであまり酒質が変わらなくまろやかさが出たくらいの熟成酒が好きなのですが。

これは別格。いいもの飲んだ感がありますね。

これに合う肴はいったい・・。

「白子、食べるかい?」

素晴らしいよ、マスター!

「一人一皿でいい?」

「ううん、皆で一皿だけでいい」

以前、若者S君と彼女Tさんと飲みに行った時、S君が白子食べてみたい、と言い出したので頼んだら3皿出て来た。それなのにS君は「僕、白子だめみたい・・・」と言い出して大変なことに!

オーダーはまずは1皿で様子見が基本。

白子は・・、合うねえ。日本酒の肴がありますね~。


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この日は小上がりで5名様の宴会が入っていましたね。鍋が出ていました。

そのうち、なんか揚げ物を始めました。

ええ?まじんで揚げ物は初めて見たよ。あるんだ。宴会でのオーダーみたい、通常メニューには無いよね?

鶏の唐揚げですよ。マスター、唐揚げあるんだ。「いや俺も初めて作った」、そりゃウソでしょー。

唐揚げ食べたいい!と思わず叫ぶ。

「あるよ、待ってな」

嬉しいいいい!

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旨いよ、マスター。また作ってね!

「これ、食べてみて」

ナイスタイミング!

お漬物。さっぱりするー。

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マスターも飲み始めると、店は佳境に。

おでんもそろそろ引き上げてしまうので、その前にいただきます。


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この辺りからもう何を飲んだか記憶が曖昧に・・。

焼酎のボトルがあった気もするが。

いつのまにかお開きに。

うーん、もっとおでんを食べたかったな。

またまじんに行きたい。おでん食べたい。

マスター、また来ますね。新年会を約束しまして店をあとに。

3人は高崎の街を駅に向かってふらふらと歩きます。

ああ、高崎はもうクリスマスかあ。

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改札で別れて。駅構内にあっただるま。でかいね。


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正月に街中でだるま市があります。今年は行こうかな?けど混みそうだな。

いつものサウスパーク前に代行さんがいない。うーん、もう年末で混んでいるのかな?

駅下ローソンで朝飯を買う。

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戻ったら代行さんが1台だけいました。ラッキー。

無事に帰宅いたしました。

まじん、ふらっと行きたいなあ。

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2018年12月13日 (木)

茨城のお土産酒・純米酒龍神バンジー&ネストビール

職場の方から頂いた日本酒です。

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茨城県の常陸太田に日本一高いバンジージャンプ「龍神バンジー」があります。

そこのお土産品なんでしょうか・・。

純米酒・龍神バンジー。

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もともとは茨城の地酒「松盛」が元の酒のようですが。

なんとこの酒の酒米は龍神バンジーを体験しているという!

バンジー飛んだの?お米なのにい?

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どうやって?コメ袋をロープにくくりつけて橋から落としてバンジーさせたのか?

それがどんな効果があるのかわからないキワモノですけど、話題性は豊富。

元常陸太田市の米を100%使用。アルコール度70%。精米歩合70%とあまり削らず、日本酒度+3度と、松盛の純米と同スペックですね。

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の、飲んでみます・・。

え?うまいぞ、これ。

なんともクラシックな造り。口当たりは柔らかく滑らかでつるっとした液体が舌の上に乗ると、ほのかな甘みと強い酸味。昔ながらの清酒で感じた蔵のような風味に包まれ、豊富な旨みとともに喉に落ち辛くキレる。

米の中心だけじゃなく周りの雑味ごと米の旨みを全部拾い上げたような作りです。

飾らない昔ながらの自然な清酒の味です。

これはお燗に最適だと思う。と思ったら小瓶なので冷やで全部飲んでしまいました・・。

今時の甘いシュワシュワな生酒が好きな若い人たちには全く向かない酒だが、おっさんには喜ばしい味わい。お燗好きにもたまらんと思う。まさに通向けの酒です。

それなのに若者向けのバンジージャンプの土産物とは、不思議なミスマッチかな?

しかし、さすがはバンジージャンプを経験した酒米を使った酒。旨いぜ。度胸がついたのか?どんな効果があるのかわからないけど、松盛純米と飲み比べてみたいですね。

ネットで探してもこの酒のことはわからないので、ぜひ酒米がバンジージャンプをしているところの画像も見てみたいものですね。

続いて、同時に頂いてしまった地ビールです。こちらは日本酒蔵が作る地ビールです。

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常陸野ネストビール・ヴァイツエン。

フクロウのキャラがかわいいね。

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酵母が沢山沈殿しています。しばらく瓶を立てて沈殿させます。

色は濁っていますね。

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香り:フルーティー、バナナのような香りです。いかにも地ビール

飲む:これも旨いね。爽やかで、フルーティーな甘い香りに満たされると程よく酸味が来て、くーっと飲んでしまいます。最後苦味があって、実に爽快。そして華やか。

これはこのスタイルの地ビールとして、美味しいですね。

ここはラインナップも豊富で実力ありますね。他のビールも取り寄せて飲んでみたいです。

いっや、良いお土産をありがとうございます。

地方の地酒、地ビールも、なかなか味わい深いものがあります。

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2018年10月17日 (水)

永井酒造・谷川岳&水芭蕉・ひやおろし飲み比べ。

最近群馬の酒を飲んでいます。やはり地元の酒が地酒ですよね。

今回飲んだのは、地元群馬は川場村にある酒蔵、永井酒造さんのお酒。谷川岳と水芭蕉という二つのブランドを展開しています。

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谷川岳は、ここ群馬ではコンビニやスーパーに展開し、セブンでもラインナップが充実し、地元に密着したまさに地酒という感じ。味のイメージとして辛口主体の硬派な地元向けの日常酒という雰囲気。日本酒を切らした時にセブンで小瓶を気軽に買っています。

水芭蕉は、スパークリングが話題の、県外向けのブランド酒という感じ。どうもネーミングが軟派な感じがして私はあまり飲みません。味もイメージとしてフルーティーで、最近の流行の華やかな酒という気がしますが。

同時にひやおろしを入手したので飲み比べてみます。

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ボトルもラベルも水芭蕉は凝っていてお洒落ですよね・・。

まずは谷川岳。

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純米のひやおろしです。水芭蕉のひやおろしは酒屋や通販で見掛けますが、谷川岳のひやおろしはなかなか見かけません。

たまたま、川場村の道の駅「川場田園プラザ」の物産店にて購入できました。価格は四合瓶が千円程と、かなりお買い得です。

スペックはこちら。精米歩合は65%です。

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日本酒度プラス8となかなかの辛口に仕上がっています。米の種類が記載されていませんが、超辛口純米酒の熟成秋あがりとのことなので五百万石、しかも地元川場村産とのこと。

冷やで飲んでみます。

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まろやかで丸い液体、つるっとした飲み口でフルーティーな香りがほのかに口中に拡がる。やや薄めながら透明感の中に旨みがそっとある。辛口の酒の角を丸くした感じで、苦味を伴い爽快に切れるも、まろやかさとすっきりとした辛さで飲みやすい。

華やかさ派手さはないが、肴を引き立てる食中酒として飲み飽きしない。結構辛いです。

CPが高い。☆☆☆★★

次に、水芭蕉の純米吟醸ひやおろし。

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こちら精米歩合60%の吟醸です。兵庫県産の山田錦を使うなど高級です。購入価格は1400円でした。


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日本酒度はプラス3と谷川岳よりは辛くないようですが。

冷やで飲んでみます。

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ひやおろしらしい丸いつるんとした液体、口当たりはやや甘くフルーティーな吟醸香が口中に拡がる。抜栓直後はまだフレッシュ感が残っているのでは?と思うくらいだが、時間が経つとまろやかさが前面に。フルーティだが派手すぎず、最初の甘さは中盤の豊かな旨みに溶け、後口の谷川岳でも感じた独特な苦みで清涼感のある切れに繋がる。余韻は苦く心地よい。☆☆☆☆★

やはり谷川岳は飲み飽きしない落ち着いた味わいと爽快なキレで、日常酒として味わいたい感じ。

水芭蕉は流石は全国区、フルーティーさがあって華やかな感じですが、豊かな旨みがあり、切れが良い。

どちらもひやおろしらしい角の取れたまろやかさがあり、後口に独特の苦みから清涼感の拡がる心地よい切れがあります。なかなかの綺麗なお酒です。

どちらとも涼やかに苦く切れる、爽やかなお酒です。

群馬の酒もとてもおいしくなってきましたね。是非群馬の日本酒を飲んでみてください。

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2018年9月22日 (土)

ひと仕事終わった。そして、清りょう本醸造・亭主関白。

ぷはああ。終わった。

悲惨な一週間でしたが、問題のひと仕事が終わりました。この件は一カ月開放される。その後1年間継続だがな・・。

あと、2つ。来週と再来週の大仕事。折角3連休がこの間3つあるというのに、どれも休日出勤をしてしまうので、連休感がありません。おとなしくしていましょう・・。

さあ、セルフ打ち上げです。

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やっぱこれですね。いつもの焼き鳥です。

夕方遅かったので無いかなあ?と思いましたが、残っていた。

そして乾杯!

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ビールに日本酒を焼き鳥に合わせましょう。

日本酒はスーパーで売っていたこれです。

本醸造・亭主関白。

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おおっと、町田酒造じゃないですか。

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最近群馬の地酒では人気爆発中ですが。けどこれは人気の町田酒造ブランドではなく、昔から作っている清りょうの本醸造です。スーパーで売っているとは。

清りょう飲むのは初めてです。

酒米:朝の光・精白歩合65%

アルコール度数:15~16度・日本酒度:+4・0~4・5・酸度:1・3~1・4

国産米使用です。

辛口表記ですが、町田酒造らしいフルーティーな甘さがほんのり。ふっくらと旨みが拡がって、最後は辛く切れます。綺麗な酒質でもう少しコクが欲しい所だが、さらっと飲みやすい。

この秋、初お燗です。

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お燗するとより膨らんで旨さが乗ります。これは落ち着いていていいですね。

お燗が似合うクラシックな造りで、旨みがぐいぐい押してくるタイプじゃないけど、さりげなさが日々の晩酌に良い、飲み飽きしない味わいです。☆☆☆★★

町田酒造ブランドだと生酒がメイン、しゅわっと甘々ですが。これはフルーティーな雰囲気は似ていますが甘さ控えめで、しっかり辛く切れます。火入れの町田酒造もいいですね。清りょうも飲んみたくなりました。

これは甘口の本醸造「かかあ天下」とシリーズになって売っています。甘口で町田酒造だとなんとなく味は想像できそう・・。町田酒造ブランドに近いのかな?それまだ飲んでませんけど、私は亭主関白押しですね。願望として。だって・・・、

上州はかかあ天下発祥の地。女性がとても強いです。私を含めて亭主関白はほとんど存在しないような、とほほ・・。

これ、甘口と辛口が名前逆じゃないのかなあ、イメージとして。

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2018年9月15日 (土)

ひやおろし始めました。

へろへろへろ~。

もう、忙し過ぎて無理。間に合うのか?来週の会議資料。3連休初日の今日も休日出勤して、何とか仕上げて来ました。が、間違えが多くて・・。もう直せない。

残る連休も休息としましょう。

もう呑むしかありません。

秋の気配が濃くなってきたので・・、日本酒ですね!しかもこの時期なら「ひやおろし」でしょう。

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9月になればネット通販上でも見かけるのですが、まだちょっと早いのかな?例年飲んでいるモノがあまり揃っていません。

ならば、地酒が揃っている近所の酒屋さんに行ってみました。

おお、あったぞ。群馬のひやおろしです。やはり地元の酒屋さんはいいものありますね。

以前飲んだ藤岡の巌・純米ひやおろしと、旧倉渕村の牧野酒造さん大盃・特別純米・秋あがり。

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ここでひやおろしの解説です。以前自分のブログに書いたものを引用しますと。

ひやおろしとは?

秋上がり、とも言われますが・・。

ひやおろしは江戸時代から続く、秋限定の日本酒です。

冬に醸した新酒を春先に「火入れ」(加熱殺菌して発酵を止める)して、ひと夏涼しい酒蔵で保存し熟成させます。

熟成してまろやかに旨みが乗った酒を火入れせず(生詰め)出荷するものをひやおろしと言います。

2度目の火入れをしないで出荷するのは、熟成で得た繊細な風味と旨みを壊さないためとか。

火入れをせずに冷やで出荷する「冷やで卸す」からひやおろしとなりました。

秋上がりという名で出る酒もありますが、この辺が曖昧で・・。

秋上がりとは、ひと夏を貯蔵して酒の旨み風味の酒質が向上する現象のことを言います。

夏を越し熟成をして酒が旨くなる、秋上がりはその現象、ひやおろしはその酒の名前です。

秋上がりという名前を持つ酒もありますが、2度めの火入をしているのかも・・。まあ曖昧です。

蔵によっては、冷蔵庫に保存したり、(今では蔵自体が冷蔵庫になっていて一年中寒造りが出来る蔵もあるのだとか)、蔵の涼しい場所に保存したりと、蔵ごとに特徴があります。

まずは巌です。

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これは以前飲んだことがありまして、この記事でレビューしています。

ことしのも、いいですね。ひやおろしならではの「ぬるん」とした口当たりと柔らかさ。そしてフルーティーさとコクも健在。

前より美味しくなった印象ですよ。これはお奨めです。

続いて初めて飲みます。大盃の特別純米秋あがり。

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旧倉渕村にある酒蔵です。良くフライ釣りで行くヤマメのポイントの近くです。

こちら、割と昔ながらというか、荒々しいというか、自分的には武骨な印象。普通酒クラスしか飲んだことが無いからかもしれません。

こういうロゴを作ったの?

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OSAKAZUKIマーク・・。

飲んだら、これはびっくり。洗練されています。

特別純米で精米歩合は60%です。酒質は澄んでいます。

酒米が何なのか謎なのはどうしてか?

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メロンの様な果実の香り。つるりんっとした口当たり。

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ほんのり甘く、フルーティーなマスカットの香味と米の旨みが口中に拡がる。後味はちょっとの酸味ときりっと辛く。まろやかで柔らかなかなか綺麗な味わいとキレ。これはいけます。

大盃がこんな良いとは。群馬の地酒もレベルが上がっています。

今っぽい風味を感じさせます。なかなか現代風に近づけてきています。

んー、けどまだ町田酒造の様なアカヌケた感じではないのですが、この昔っぽさも飲兵衛にはたまりません。

いい季節になりました。もう少し涼しくなったらまた買って来て、お燗で味わってみようと思います。

そうこれからの時期、ぬる燗がおいいしいのですよ。秋の夜長にぴったりです。

今夜は仕事帰りに買って来たいつもの焼き鳥です。

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夕方4時から6時までしかやっていない焼き鳥。金曜の夜は5時ごろには無くなってしまうのですが。

今日は土曜、初めて土曜に買ってみましたが6時ごろに行ったらまだあった!最後のタレ5本を買えました。

ああ、疲れた仕事の後の一杯、そして旨い焼き鳥、たまりません~。

また、ひやおろしを楽しみましょう。おっと昨年度のひやおろしレビューもまだ書いていないので早めに書きます。

今年はどんなのが出るかな、楽しみ。

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2018年8月25日 (土)

久保田 生原酒 吟醸。

お盆に飲んでいた日本酒です。

真夏に似合う酒、きりっと冷やで切れながらも、旨みもある様な生酒を探しました。

近所の酒屋で見つけたコレ。

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その酒屋さんは久保田の取扱店で、限られた特約店のみの限定酒も定価で買えます。

久保田 生原酒 吟醸

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裏ラベルに酒米の種類は記載されていませんが、五百万石だと店頭には記載されていました。

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久保田は端麗辛口。私は濃厚旨口が好きなんで、久保田は最近あまり飲まなくなりました。

けど、生酒ならば濃厚な味わいを期待できそうです。生酒はフレッシュ感はありますがベタッと甘いものが多くて、お燗好きなのん兵衛の私はあまり好きではないのですが、端麗辛口の久保田の生酒ならちょうどいい旨味とフレッシュ感があるのではないかと期待です。

原酒というのは加水せずに醸造したまんまの酒です。アルコール度数が高めで濃厚です。通常アルコール分は15度くらいですがこれは19度です。

冷やで。

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香り:フルーティな吟醸香に米の香りが混ざります。

飲む:甘口ですがべったりとせず、米の旨みが広がります。透明感があり発泡感は無し。口に含んでいると吟醸の果実風味に米の風味が勝り始め、旨みが広がります。後口はすっきりと切れ、米のいい香りが漂います。アルコール感がやや強めで、本醸造タイプならではのキレです。アルコール度数が高い原酒だけあって濃厚ですが、久保田本来のすっきり感もあって丁度良い生酒の旨みと端麗辛口の切れが味わえます。

抜栓2週間もすると、米の旨みが増して、フルーティーさは後退し、とろっとした米の甘味と旨みが広がります。とても濃厚で、ややきつかったアルコール感も馴染んで一体となって、後半の切れに繋がります。基本はまあ甘いですけど。やはり濃いですね。米の甘味旨みが後を引きますが、最後はしっかりと辛いです。

【生酒のフルーティーな甘味と米の旨みが広がり、最後は辛く切れ、米の旨みが余韻に残る。】

全体に綺麗な酒質で、とてもおいしく頂けました。☆☆☆☆★

アルコール度数が高いので、ちょっと酔っぱらうのが早いかも。

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